夏季(高温期)におけるポリルーフ施工注意事項

夏季(高温期)におけるポリルーフ施工注意事項
夏季においては、気温・下地温度とも著しく上昇し、急激に樹脂の硬化が進むことによる
不具合発生や、下地モルタル・コンクリート等の、防水下地に起因するトラブル等も発生
しやすくなりますので、施工者の方は事前にQ&Aを参考に、
事故やクレームの無い施工をお願い申し上げます。
施 工 前
Q
A
夏季(高温期)の材料 炎天下等に放置すると、樹脂の粘度が
の保管には、どのよう 下がり、品質の低下にもつながります。
な点に注意が必要です
か?
又、特に溶剤類は容器の膨張が発生
しますので消防法の規定を順守した上で、
雨がかりのない安全な冷暗所に保管
雨がかりのない安全な冷暗所に保管
して下さい。
防水工事着手時に、下 夏季、日中の暑い時間帯には下地温度が 50℃
地に手をふれてみると 以上となることがあります。
直射日光で熱くなって
いました。
この状態で樹脂を塗布すると、樹脂の正常な
硬化に必要な成分が短時間で揮散し、
このままで施工しても 硬化不良の原因となります。
問題ありませんか?
暑い時間帯での施工は避け、朝夕の涼しい時
間帯で施工して下さい。
50℃以上は
50℃以上は
施工不可!
下地表面温度が50℃以上の場合は
施工を避けてください!
施 工 中
Q
A
プライマー(S-1及 プライマー塗布後2~3時間以内に
びS-1R)のオープ 次工程に移って下さい。
ンタイムを教えて下さ
い。
これを過ぎると、層間剥離の原因と
なります。
又、下地へのプライマ
ーの吸い込みが激しい プライマーの吸い込みが激しい
一度塗り
場合はどうしたらいい 場合は、連続してプライマーの
ですか?
2度塗りを行ってください。
プライマー塗布後
2~3時間以上の
放置は厳禁!
二度塗り
Q
コンクリート・モルタ
ル下地が雨に打たれて
凹凸になっています。
何か処置はないのでし
ょうか?
A
梅雨時期や夏季の夕立で、下地が雨に打たれる
と、下地の強度が損なわれ、剥離につながる為、
健全なコンクリート面が露出するまで研磨、
脆弱部の除去が必要です。
脆弱部の除去
又、下地に凹凸があると、ピンホール発生の
原因となりますので、耐溶剤型下地調整剤等で
平滑に補修し仕上げて下さい。
硬化剤の添加量の目安 夏季には夏用の硬化剤として、NS
NSの表示の
NS
を教えて下さい。
あるポリルーフNS硬化剤
ポリルーフNS硬化剤が出荷されます。
ポリルーフNS硬化剤
夏季には樹脂の可使時間を長く確保する
為に、このポリルーフNS硬化剤を使用
して下さい。
NS硬化剤の添加量は最低0.8%を
基準に、気温や下地の温度に応じて添加
して下さい。
硬化剤の添加量が少ないと
硬化不良につながります!
充分にご注意ください!!
施工中に夕立にあい、 樹脂が未硬化のまま水分と接触すると、
塗布直後の樹脂が雨に 加水分解により白くなり硬化不良となります。
打たれました。
その後の処置方法は? この場合未硬化部分は撤去して再施工する
しかありません。
NG...
やり直しです
長雨で工程間隔が開い
てしまいましたが、そ
のままで施工しても大
丈夫ですか?
また対策方法は?
万一、工程間隔が開いてしまった場合は、
ポリッシャー等で表面を入念に研磨、除去し
アセトン拭きを行った後、再度プライマーを
塗布して下さい。
S-2、S-3N等も同様に、研磨、アセトン
拭きし、S-1Xプライマー処理が必要です。
塗り継ぎ箇所について 塗継ぎ箇所が発生した場合は、必ずディスク
何か処置方法は?
サンダー等にて研磨後、粉塵や汚れをアセトン
拭きし、塗継用プライマーポリルーフS-1X
ポリルーフS-1X
を塗布、充分乾燥させ指触乾燥を確認した後、
施工に移って下さい。
下塗り(S-2)と
中塗り(S-3N)
およびトップコート
(S-4)の工程間隔
の目安について教えて
下さい。
下塗り(S-2)硬化後、中塗り(S-3N)
の施工は連続
連続して行い、
トップコートまで必ず
連続
その当日の内に完了
当日の内に完了して下さい。
当日の内に完了
炎天下の施工条件で、しかも施工間隔が空く
程、層間剥離などのクレームが発生する確率が
高くなります。
その日のうちに工事完了!!
施 工 後
Q
A
樹脂の硬化が速く、
使い終わらないうちに、
容器の中で固まって
しまいました。
処理はどのように
したら良いですか?
硬化剤入りの樹脂は硬化進行に伴い発熱
致します。
トップコート(S-4、
S-4B)を塗布し施工
を完了したが、数時間
たっても表面がベタ
ついています。
ポリエステル樹脂系トップコートには、予め
パラフィンが配合されており、硬化時に表層に
浮かび上がり、空気と遮断することによって
正常に硬化するよう設計されています。
速やかに
このため余った樹脂を入れた容器には速やかに
水を張り、その後、完全硬化したことを確認後、
水を張り
産業廃棄物として適切に処理して下さい。
詳細は『安全衛生パンフレット』をご覧下さい。
高温時(炎天下)にトップコートを施工すると、
原因と対策方法を教え 表面にパラフィン層が浮き上がる前に硬化して
て下さい。
しまうことがあり、この結果ベタツキ(タック)
や、色ムラが発生しやすくなります。
このままで放置すると降雨時に表面に白化
(加水分解)が発生することがありますので、
表面研磨・トップコート除去・アセトン拭きを行い、
高温時を避けてトップコートを再施工して下さい。
高温時を避けてトップコートを再施工
下地の「ひび割れ」や
「すき間」から、溶剤成
分が部屋内に入ること
はありませんか?
夏季は高温のため有機溶剤が揮散しやすくなります。
まれに施工後臭気が再発生することがありますので、工事着手前に根本的な
予防が必要です。
「ひび割れ」「すき間」は事前に、
「すき間」は事前に、ポリルーフMパテ等で完全にシール
事前に、ポリルーフMパテ等で完全にシール
して下さい。
屋上での防水改修の場合はAVS-1工法の採用をお奨め致します。
木造住宅の場合は状況に応じ、シート+FRP防水複合工法(MPS-1W,
MPS-4W,MNS-1W,SPS工法等)をご採用下さい。
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