介護支援専門員(ケアマネジャー) 1997 年に制定された介護保険法に基づき,ケアプラン(介護サービス計画)作成等を行 う専門職の公的資格です。 ■ おもな就職先・仕事内容 居宅介護支援事業所(ケアプラン作成機関)や介護保険施設(特別養護老人ホーム, 介護老人保健施設,療養病床等)においてケアプラン作成等を行い,要介護(要支援)者 が自立した日常生活を送ることができるように支援します。 ★ 資格の取り方 保健・医療・福祉分野で,5年以上または 10 年以上従事した経験のある人で,都道府 県知事などが実施する介護支援専門員実務研修受講試験に合格したのち,介護支援専門 員実務研修を修了し,登録証明書の交付を受けることが必要です。 ■ 介護支援専門員実務研修受講試験の資格要件 次に掲げる(1)(2)(3)及び(4)のいずれかを満たす人でかつ要援護者に対する対人 の直接的な援助が,当該者の本来業務として明確に位置づけられていることが必要です。 分 類 従 事 期 間 従事日数(実勤務日数) (1)(2)(3) 5年以上 900日以上 (4) 10年以上 1800日以上 (1) 医師,歯科医師,薬剤師,保健師,助産師,看護師,准看護師,理学療法士,作業 療法士,社会福祉士,介護福祉士,視能訓練士,義肢装具士,歯科衛生士,言語聴 覚士,あん摩マッサージ指圧師,はり師,きゅう師,柔道整復師,栄養士(管理栄養 士を含む。)又は,精神保健福祉士で,その資格に基づき当該資格に係る業務に従事 した人 (2) 対象となる相談援助業務に従事する人 ア 施設等において必置とされている相談援助業務に従事する人 (例:特別養護老人ホームの生活相談員,障害者支援施設の生活支援員等) イ 法律に定められた相談援助業務に従事する人 (例:保健所で公共医療事業に従事する人等) ウ その他相談援助業務に従事し,以下の①から⑥の要件のうちいずれかを満たす人 (例:医療機関で医療社会事業に従事する人,介護老人保健施設の施設長等) ① 社会福祉主事任用資格を取得したこと。 ② 上記(1)に掲げる法定資格を取得したこと。 ③ 上記(2)ア又はイに掲げる相談援助業務従事者として 1 年以上勤務したこと。 ④ 実務者研修を修了したこと。 ⑤ 介護職員初任者研修課程又はこれに相当する研修を修了したこと。 ⑥ 社会福祉施設長認定講習会又はこれに相当する研修を修了したこと。 (3)上記①~⑥の要件のうちいずれかを満たす人で,対象となる介護等の業務に従事する人 (例:老人居宅介護等事業の訪問介護員(ホームヘルパー)等) (4)上記①~⑥の要件のうちいずれにも該当しない人で,対象となる介護等の業務に従事す る人 ■ 試験(出願)分野・実施時期について 介護保険制度の基礎知識,要介護認定等の基礎知識,居宅・施設サービス計画 の基礎知識等,保健医療サービスの知識等,福祉サービスの知識等 <平成26年度試験> 筆記試験 2015(平成 27)年 10 月 11 日(金) 実務研修 2016(平成 28)年 1 月~3 月頃 ※ 出願期間は都道府県によって異なります。 (出願期間) 広島県の場合 2015(平成 27)年 6 月 5 日(金)~6 月 30 日(火) 簡易書留による郵送のみで受付(期間中消印有効) ※平成 27 年度の試験から、解答免除は廃止されました。 広島県の試験の問合せ先 (社福)広島県社会福祉協議会 介護支援専門員実務研修受講試験窓口(研修開発課) 〒 732-0816 広島市南区比治山本町 12-2 TEL(082)505-2070(試験専用) 広島県社会福祉人材育成センター TEL 082-256-4848 H26.5.8 現在
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