２０１５（平成２７）年度「スーパーバイザー養成研修」開催要領～対人援助職を支え，育てるためにチームとしてできることを学ぶ～１．主旨対人援助職は，ストレスを溜め込み，燃え尽きやすい傾向が指摘されています。これらを防ぐために，専門職として個々人が自己管理の手法を身につける必要がありますが，これを補うのが上司や仲間の助けであり，スーパービジョンです。スーパービジョンは，職員の定着と育成・支援を目的とする取り組みですが，その価値，機能，方法も含めて，福祉現場には，十分に浸透していない現状があります。本研修では，日頃の取り組みからスーパービジョンを見直し，新任職員を含め誰もが気持ちよく仕事をするために，組織としてチームとして，対人援助職を支え育てるスーパーバイザーを養成します。２．主催（社福）広島県社会福祉協議会３．対象次の条件をすべて満たす人（１）社会福祉施設職員(全業種・職種)のチームリーダー(指導的職員) （２）所属長と課題について話し合いをしたうえで，課題に取り組める人 ※第３回～第６回で職場事例の事前課題の提出ができる人（３）全日程参加できる人４．定員３０人（定員になり次第締め切ります）５．日時全６回９：３０～１６：３０（昼休憩１時間）【第１回】平成２７年６月３０日（火）【第２回】平成２７年７月１日（水）【第３回】平成２７年８月２６日（水）【第４回】平成２７年１０月２９日（木）【第５回】平成２７年１２月１６日（水）【第６回】平成２８年２月１６日（火）６．会場広島県社会福祉会館会議室1・2（２Ｆ） ※１０月２９日のみ講堂広島市南区比治山本町12-2 TEL 082-254-3411 ※会場には，公共交通機関を利用してください７．講師元梅花女子大学准教授植田寿之 ≪講師プロフィール≫ 身体障害者療護施設，身体障害者更生施設で，介護，総括的な業務に携わる。皇學館大学社会福祉学部助手，梅花女子大学現代人間学部講師及び准教授を経て，現在，フリーで，講演，研修講師，執筆等活動中。その他，社団法人日本社会福祉士会理事，奈良県社会福祉士会会長などを歴任。主な著書『対人援助職の燃え尽きを防ぐ個人・組織の専門性を高めるために』2010.9創元社『物語で学ぶ対人援助職場の人間関係～自己覚知から成長へ』2012.11.20創元社 ※ホームページ（http://www4.ocn.ne.jp/~tueda/）参照８．内容【講義】基本的な知識の習得目的や機能，形態，方法など，スーパービジョンの概略を学びます。【演習】スーパービジョンを「方法」として活用するためのスキルを習得します。（1）話を聴く技術（カウンセリング）（2）コーチング（3）グループワーク（4）事例検討会（5）コーディネーションなど【本研修の特徴】〇学習と実践の繰り返し研修の場で学習したことを実際に職場で試行し，次回の研修で報告しながら，講師や他の受講者からスーパービジョンをうけることにより，理解を深めていきます。〇職場の現状を踏まえたスーパービジョンの検討学習と実践，研修の場でのスーパービジョンを繰り返し，自分の立場で実践可能なスーパービジョンのあり方を模索します。９．スーパーバイザーの実践と報告について本研修は，理論学習と実践を繰り返し，全６回を通して積みあげていく研修です。第２回以降は，受講者が職場でスーパービジョンを実践し，研修で報告することが課題となるため，所属長とどのような実践をし，報告をするのかについて相談していただく必要があります。 ※詳細は，第１回目の研修の際，講師から説明があります。１０．事前質問票別紙の「事前質問票」を記入し，５月２８日（木）までに，郵送で提出してください。 ※５月２８日（木）までに提出がない場合は，研修に参加できないことがあります。１１．参加費参加費区分県社協会員区分金額（１人あたり）Ａ県社協正会員（社協・社会福祉施設・事業所）５４，０００円Ｂ県社協正会員（団体会員）及び県社協準会員６６，０００円Ｃその他９６，０００円 ※会員区分についてはホームページの｢県社協会員区分｣を参照してください。 ※参加費は税込みで，事前振込です。 ※参加費は受講決定者へ送付する払込取扱票により，期日までに郵便局にてお支払いください。１２．申込方法県社協ホームページ（http://www.hiroshima-fukushi.net/）の「受付中の福祉の研修」内の専用申込フォームから申し込んでください。インターネットを利用していない場合は，個別に連絡してください。申込締切期日平成２７年５月２８日（木）厳守１３．受講決定（１）受講決定者へ『決定通知兼請求書』を送付します。振込期日までに払込取扱票で郵便局にてお支払いください。決定通知が届かない場合は，研修参加不決定になります。『決定通知兼請求書』発送予定日平成２７年６月４日（木）（２）発送予定日の１７時以降のキャンセルは，参加費全額をお支払いいただきます。（３）決定通知発送後の参加取消や欠席の場合，参加費の返金はできません。（研修資料は送付します）（４）『決定通知兼請求書』に記載されている『受講票』を当日必ず持参してください。１４．その他（１）参加申込書に記載されている個人情報は研修の目的のみに使用します。（２）本研修の名簿に名前・所属・職名を掲載し配布します。（３）提出していただく事例は，研修終了後，回収し破棄します。（４）会場での弁当販売はありません。各自，持参してください。１５．申込・問合せ先（社福）広島県社会福祉協議会研修開発課（担当：南）〒732-0816 広島市南区比治山本町12-2 TEL 082-254-3460 FAX 082-256-2228 １６．会場案内図Ｎ至広島駅Ｃ広島県社会福祉会館京橋川至横川（八丁堀経由）ＮＴＴ平野橋至大竹（市役所経由）国道２号線Ａ至宇品バス停『皆実町１丁目』（産業会館前）下車 [広島バス] 横川駅～大学病院（23番線）広島駅～旭町（26番線) Ｂバス停『皆実町1丁目』（産業会館前）下車 [広電バス] 横川駅～仁保車庫（7番線）Ｃ電停『比治山橋』下車広島駅～宇品（比治山下経由五番線）至福山Ｂ南区役所Ａ [広電バス] 牛田～大学病院（5番線）己斐～大学病院（10番線）産業会館ＴＳＳ比治山橋至大学病院比治山出汐町交差点至旭町