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PRESS RELEASE
猿見田寛氏がオリック・ニューヨーク・オフィスに入所し、
グローバル・ジャパンM&Aチームを強化
ニューヨーク・東京、2015年4月17日- オリック・へリントン・アンド・サトクリフLLP
は、猿見田寛氏がM&A、プライベート・エクイティ・グループのパートナー及び、オ
リック・グローバル・ジャパン・プラクティスの米国代表として入所した事を発表しま
した。オリックに入所以前、猿見田氏はスキャデン・アープス・スレート・マー・アン
ド・フロムLLPにおいて米国ジャパン・プラクティスのリーダーを務めました。
米国ニューヨークにおいて20年以上に亘る法務経験を有する猿見田氏は、クロスボー
ダーのM&A、ジョイントベンチャー、コーポレート・ファイナンス取引、その他の企
業法務において、数多くの日本企業および多国籍企業を代理する他、独占禁止法、製造
物責任、知的財産権、労働法問題など幅広い分野の問題についても、日本企業にアドバ
イスを行ってきました。 猿見田氏は近時、大塚製薬による約35億米ドルにおよぶ米国
アバニア ファーマシューティカルズ社の買収、また、同社による総額886百万米ドルの
米国アステックス ファーマシューティカルズ社の買収のほか、豊田自動織機による約
20億米ドルでのトヨタ自動車米国販売金融子会社であるトヨタ・モーター・クレジッ
ト・コーポレーションのコマーシャルファイナンス部門の買収、三井住友銀行による資
産規模約11億米ドルの米国鉄道車両リース会社フラッグシップ・レール・サービスの
買収、東レによる約5億8400万米ドルの米国ゾルテック社の買収など、数多くの日本企
業を代理しています。さらに、猿見田氏は東芝による約54億米ドルにおよぶウェスチ
ングハウス社の買収とその後の関連取引において東芝を代理した他、日東電工のさまざ
まな企業買収案件において代理を務めています。
猿見田氏は、「オリックのグローバル・ジャパン・プラクティス・グループの一員とし
て、日米および世界各国の様々な分野における優れたメンバーと共に、今後業務を進め
ていくことを、大変楽しみにしております。」と述べ、さらに「オリックの長期にわた
る日本市場への深い関わりと、グローバルな展開、クライアント・リレーションを最重
要視するアプローチは、私が取り組んできた業務の支柱および中核をなす価値と、まさ
に一致しています。」と述べました。
オリックのグローバル・コーポレート・ビジネス部門のリーダーであるキング・ミリン
グ氏は、「日本企業による対外投資が急騰しており、今年に入り日本企業は既に200億
米ドルに及ぶ投資を行っています。オリックが引き続き日本企業の米国ならびに世界各
地における戦略的な投資に積極的に協力していくうえで、猿見田氏の入所を大いに歓迎
いたします。」と述べました。
また、オリック東京オフィスのリーダーであり、グローバル・ジャパン・プラクティス
の共同代表であるマーク・ウィークス氏は、「私ども東京オフィスは1997年にオリッ
ク初の米国外オフィスとして設立され、これまで日本において強固な基盤を築き上げて
まいりました。また、我々は長期に亘りグローバル規模でジャパン・プラクティスに取
り組んでおり、主要な日本企業の投資案件、紛争解決、知的財産問題など様々な分野に
おいて世界各地でアドバイスを提供できることを誇りに思っております。このグローバ
ル・ジャパン・プラクティスに、猿見田氏のような優れたM&Aパートナーが加わるこ
とをとても喜ばしく思います。」と述べています。
猿見田氏は、京都大学法学部を卒業後、ロータリー財団奨学生として米国ウィスコンシ
ン大学院(法制度研究課程)に留学、その後、リサーチ・フェローとして同大学のロー
スクールに進学し、それぞれの法律学位を取得しています。弁護士登録は米国ニューヨ
ーク州。
オリックのジャパン・プラクティスについて
世界各地の主要なマーケット25ヶ所に拠点を持ち、1000名以上の弁護士を擁するオリ
ックは、1997年に、初の米国外オフィスとして東京オフィスを設立いたしました。今
日東京オフィスは30名以上の弁護士および外国法弁護士を擁し、当事務所のグローバ
ル・ジャパン・プラクティスは、米国、ヨーロッパ、アジアのオリック・オフィスおい
て、80名を超える各国弁護士を擁し、日本を拠点とする多国籍企業のクロスボーダー
M&A・ジョイントベンチャー、エネルギー&インフラストラクチャー、知的財産およ
び紛争解決など様々な分野の法務アドバイスを提供していります。同プラクティスの案
件としては、日本の自動車部品メーカーでありアジア市場における大手アクセスメカニ
ズムの製造を行う株式会社ユーシンによる、フランスのヴァレオ社のアクセスメカニズ
ム事業の買収があります。この取引は、最も革新的な取引の一つとしてフィナンシャル
・タイム紙に引用されました。また、近時ジョンソンコントロールスと日立によるグロ
ーバルHVAC合弁会社の設立にアドバイスを提供いたしました。 この他、オリック東京
オフィスでは、日本最大級の太陽光発電プロジェクトにおいてGE傘下の瀬戸内フュー
チャー・クリエーションLLCを代理し、日本の再生可能エネルギー業界の活性化におい
て積極的な役割を果たしております。さらに、オリックは米国および日本において、日
本の大手家電メーカー製造の知的財産紛争を代理するなど、日本企業に対し優れた訴訟
・仲裁業務も提供しております。
過去2年間にオリック・ジャパン・プラクティスに新たに加わったメンバーとして、オ
メルベニー・アンド・マイヤーズ法律事務所より入所した杉田泰樹氏、ポールヘイステ
ィングス法律事務所より入所したエドワード・ジョンソン氏、ホワイト&ケース法律事
務所より入所したデイビッド・ケイス氏に次いで猿見田氏は4人目となります。
オリックについて
オリックは、M&A等の企業法務および訴訟の他、知的財産権関連、エネルギー&イン
フラストラクチャー、ファイナンスおよびテクノロジー分野に注力して法務アドバイス
を提供しているグローバル・ローファームで、コーポレート/M&A、ファイナンス、訴
訟及び知的財産分野において最先端のリーガルサービスを提供しています。フィナンシ
ャル・タイムズ紙はオリックを北米およびアジア・パシフィック地域における最も革新
的な事務所の一つに選出しています。また、私どもは、テクノロジー、知的財産、企業
再編などの分野でLaw360による2014年の“Practice Groups of the Year” を獲得してい
ます。さらに、オリックのクライアント・サービスの質の高さ、メントリング、多様性
の許容および地域社会における貢献などが評価され、2014年までの10年間American
Lawyer 誌のA-Listに選出されています。