学校だより - 王子特別支援学校

平成 26年度 第13号(3学期) 3月17日
学校だより
都立王子特別支援学校 校長 山口 学人
〒114-0033 北区十条台 1 - 8 - 41 ℡3909-8777
「別れの季節・出発の時」
校長 山口学人
先日の保護者会に参加いただきありがとうございました。
「全体保護者会」は90名、
43%の参加率でした。その後の「学年・学級懇談会」には111名、53%の参加率
でした。やはり、保護者にとっては「全体会」より「学年・学級懇談会」に魅力がある
ようです。
実は、今回初めて、
「校長との懇談会」を設けました。昼食をとりながら集まった25名の保護者から
は、あいさつの成果と問題点、進路先の決定についてのお礼、自閉症・ADHD・重度のわが子生徒への
配慮の要望など貴重なたくさんの意見をいただく中で、
「保護者が孤立してさびしさを感じることのない」
学校になるには、
「学年・学級の懇談会」がとても大切ではないか、というご指摘がありました。保護者同
士のつながりを育む保護者会が活発になるよう工夫を継続していきたいと思います。
他方、全体保護者会には、生徒がお世話になっている十条駅の松村駅長さんをお招きして、野球一筋、
十条駅の経営、JR高架工事などお話ししていただきました。親しみ易い人柄にも触れられ、大きな連携
を一歩踏み出せたゲスト講演でした。
春は分かれの季節。しっかり別れることで新しい出会いが迎えられると
聞きます。だから心を込めた儀式の実施が大切になります。
人として、天から与えられたギフトは様々で、得意なこと不得意なこと
は人によって大いに違います。でも、天からのギフトを使い切って自分を
生き切ることは、どの人にも共通した大切なことと校長は信じています。
地域の方・保護者の方にはこれまで学校の運営に向けて大変なご協力を
いただきました。心より感謝申し上げます。
3年生は2月25日(水)に校外学習で東京ディズニーランドに行ってきました。事前学習ではガイドマ
ップを机に広げ、真剣な顔つきで当日のルートを考える生徒や、嬉しそうな顔でディズニーランドへの思
いを話してくれる生徒もいました。
当日は前日までの雨から一転、
みなさんの晴れて欲しい気持ちが勝り、
晴天の校外学習日和となりました。
パーク内はビックリするぐらいの混雑でしたが、事前に計画を立て、乗りたいアトラクションや見たい
パレードを鑑賞するなど思い思いの活動をおこなうことができました。学年で取り組んだ事前学習、ディ
ズニーランドでのクラス行動、その一つ一つがみなさんにとって大切な思い出になったと思います。校外
学習での思い出を胸に卒業までの日々を大切に過ごしてください。