柳宗理生誕100年記念講演会 講 師 : 川崎和男 Kazuo Kawasaki これからのデザイン 〈コンシリエンスデザイン〉 テーマ : 日 時 : 2015年5月9日 (土) 午後2時∼4時/講演会 午後5時∼7時/交流会 場 所 : 金沢21世紀美術館 石川県金沢市広坂 1- 2 -1 シアター21 (地階) 入場料 : 学生無料・一般1,000円(自由席) 交流会参加無料 定 員 : 学生50名・一般120名(申込先着順) 柳宗理は1915年に東京で生まれ、2011年に永眠し、今年2015年は生誕100年にあたります。 柳宗理は 1950 年∼60 年代、日本の戦後復興期から高度成長期にかけて、日本のモダンデザインを先 進的に牽引したデザイナーであり、永年にわたり金沢美術工芸大学でデザイン教育にも力を注ぎました。 その人間味のある普遍的な用の美を極めたデザインは世界からも高い評価を受け、開発した製品は現在 も販売されています。一方、現代社会は情報技術と生産的技術が大きく進展し、情報化社会とデザイン 技術の変革は生活の価値感を大きく変化させています。そのため現代のデザインは関わる領域を広げ、 環境・文化・技術などの多様な視点が求められています。 柳宗理生誕100年にあたり、川崎和男氏を招聘しデザイン講演会を開催します。川崎氏は金沢美術工芸 大学で柳宗理の薫陶を受け、現代のデザイナーとして先進的な実践と研究を進め国内外で活躍してい ます。柳デザインと川崎デザイン、各々の時代的な先進性と思想に触れ、デザインの本質とこれからの デザインについて考え理解を深めます。また、金沢市尾張町に新設された「柳宗理記念デザイン研究所」 (金沢美術工芸大学施設) の開設 1 周年を迎え、改めて柳宗理デザインに注目して、研究所のさらなる周 知と活性化を図ります。 【川崎和男氏略歴】 デザインディレクター・博士(医学) 大阪大学・名誉教授 名古屋市立大学・名誉教授 多摩美術大学・客員教授 金沢工業大学・客員教授 大阪大学大学院・工学研究科にて 「危機解決産業創成デザイン重 要拠点」 として、 「コンシリエンスデザイン看医工学寄附講座」特任教 授・プロジェクトリーダーを務めている。 1949 年福井市生まれ、魚座・B 型・左右利き。インダストリアル デザイン・プロダクトデザインから、デザインディレクターとして、伝統 工芸品、メガネ、コンピューター、ロボット、原子力、人工臓器、宇宙空 間までデザイン対象として、トポロジーを空間論に持ち込んだ「こと ばとかたちの相対論」をデザイン実務としている。 光造形システムの日本で最初のデザイン応用の先駆者であり、よう やく流行し始めた 3d-printer による 3d-printing(技術)の日本の 中心核となる大阪大学のリーダーである。 グッドデザイン賞審査委員長など行政機関での委員を歴任。国内 外での受賞歴多数。また、ニューヨーク近代美術館など海外の主要 美術館に永久収蔵、永久展示多数。『Newsweek 日本版』の「世界 が尊敬する日本人 100 人」に 2 度選ばれる。現在デザインによる世 界平和構築をめざして 「Peace-Keeping Design(PKD)」 というプ ロジェクトを提唱。 「毎日デザイン賞」調査委員 「シップ・オブ・ザ・イヤー」選考委員会委員 「日本文具大賞」審査委員長 「DESIGN TOKYO ー東京デザイン製品展ー」審査委員長 「DESIGN TOKYO ー PROTO LAB ー」審査委員長 1996 年から名古屋市立大学に在籍、2006 年に大阪大学大学院 に移籍し、2013 年には名古屋市立大・大阪大学の国公立2つの大 学の名誉教授。 http://www.asahi-net.or.jp/ kd4y-mtn/yanagi100_site/ 参加お申込みはこちら↓ http://ws.formzu.net/fgen/S30905813/ 主催:柳宗理生誕100年記念講演会実行委員会 共催:金沢美術工芸大学同窓会 協力:柳工業デザイン研究会 後援:金沢美術工芸大学美術工芸研究所 北國新聞社 テレビ金沢 北陸放送 エフエム石川
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