平成27年度 事 業 計 画 書 収 支 予 算 書 公益財団法人 相模原市健康福祉財団 1 平成27年度事業計画 (1)事業運営の方針 相模原看護専門学校は、平成17年に3年課程に移行して以来10年が経過し、公 益財団法人に移行後5年目となる。今後は、この間に培った実績・成果をもとに、相 模原市、市医師会、市病院協会、県看護協会をはじめ、医療・保健福祉施設等との連 携をより強め、地域医療の期待に応え得る看護師養成所としての歩みを、中期経営計 画(H25~29年度)に基づき、着実に推進していく必要がある。 特に平成27年度は、次年度の入所定員拡大に向けた準備を遺漏無く進めていくこ とを目標に、次の6点を重点運営方針に掲げ、取り組んでいくこととする。 ①校舎の増築及び改修、備品等教育環境の整備 ②看護師奨学金貸与事業の実施に向けた準備 ③教員の確保と研修の充実 ④教育理念・目標の実現に向けた自己点検・評価の強化と教育内容の見直し ⑤学生の入学促進に向けたPR活動の推進、国の教育訓練給付制度の活用 ⑥経費負担の増大に伴う学校運営費・事業費の一層の効率化、見直し (2)事業内容 ア 事業目的 相模原看護専門学校では、学校教育法(昭和22年法律第26号)及び保健師助産 師看護師法(昭和23年法律第203号)に基づき看護師として必要な知識及び技 術・態度を修得し、豊かな人間性及び自律性を養い、地域社会に貢献できる人材を 育成する。 イ 看護師の養成 保健師助産師看護師法施行令及び保健師助産師看護師学校養成所指定規則に基づ き、次のとおり看護師の養成を行う。 (ア)1学年定員:40名(3学年の合計学生定員:120名) (イ)教育課程及び単位数 3年課程全日制の教育カリキュラムを行う。 (単位数:102単位、時間数:合計3,000時間) (ウ)主な実習施設 北里大学病院、北里大学東病院、相模原協同病院、東芝林間病院、渕野辺総合 病院、 (独)相模原病院、相模ヶ丘病院、相模台病院、総合相模更生病院、黒河内 病院、 (独)相模野病院の11箇所のほか、訪問看護ステーション7箇所、老人保 健施設8箇所、特別養護老人ホーム5箇所、保育所3箇所、社会福祉施設4箇所 (エ)卒業後の資格 -1- ウ a 看護師国家試験受験資格 b 保健師学校・助産師学校受験資格 c 専門士(医療専門課程)称号授与 次年度入学生の選抜 平成28年度入学生の選抜試験を行う。 (ア)募集定員:80名 (イ)選抜方法 a 推薦入学試験(指定校推薦及び一般推薦) 募集割合:40%、試験科目:小論文(指定校推薦)、国語(一般推薦)及び 面接 b 社会人入学試験 募集割合:10%、試験科目:国語及び面接 c 一般入学試験 募集割合:50%、試験科目:国語、英語、選択科目(生物基礎または数学 Ⅰ)及び面接 エ 定員拡大計画の推進 (ア)国・県に入所定員変更計画書提出(1月提出済) (イ)県に入所定員変更申請提出(7月)、県実地調査(9月以降) (ウ)増築校舎の建設及び校舎の改修、備品等の整備(6月から11月) オ 看護師奨学金貸与事業の実施準備の推進 (ア)ワーキンググループによる検討(最終報告8月) (イ)奨学生の採用を希望する市内医療施設の募集(10月~) カ 学校運営・活動の充実 (ア)国家試験合格率の向上と市内就職の促進 (イ)教職員研修、研究及び研究授業内容の充実 (ウ)自己点検・評価委員会の活動の強化と公表に向けた検討 (エ)学生の実践力向上に向けた実習施設との連携・協働の強化 (オ)学生ボランティア活動の促進と学生自治会活動の支援 (カ)学生メンタルサポートの充実 (キ)学校同窓会の組織化に向けた検討 キ 看護職確保対策事業等の促進 公益社団法人相模原市病院協会が行う潜在看護職確保対策事業等への協力 ク 国(厚労省)の「専門実践教育訓練給付金」制度の活用 (ア)目的 若年者等非正規雇用労働者などのキャリア形成に資する教育訓練 (イ)制度 -2- 雇用保険加入者が対象で、国が指定する教育訓練を受ける場合に訓練費用の一 部(4割相当、就職後2割追加)を支給 (ウ)国の指定要件 国家試験の受験率・合格率、就職率が一定以上 (エ)効果 看護師養成所としての格・認知度の向上、社会人入学の促進・支援国家試験合 格率の向上と市内就職の促進 (イ)教職員研修、研究及び研究授業内容の充実 (ウ)自己点検・評価委員会の活動の強化と公表に向けた検討 (エ)学生の実践力向上に向けた実習施設との連携・協働の強化 カ その他 (ア)主な学校行事 4月 :入学式 5月 :防災訓練 6月~12月:高校訪問、オープンキャンパス、学校説明会 8月 :一日看護体験、合同実習調整会議 10月 :学校祭(白優祭)、看護学生のつどい 12月 :看護研究発表会 3月 :卒業式、合同実習調整会議 通年 :学校運営会議(年4回)、教職員会議(年4回) (イ)理事会、評議員会等の予定 a 定例理事会の開催 (年4回) b 定時評議員会の開催(年1回) c 企画調整会議、出資団体事務担当者会議の開催(随時) (ウ)中期経営計画の進行管理 理事会、学校運営会議、企画調整会議等を活用して、進行管理を行う。 -3- -4- 2 収支予算書(総括表) 平成27年4月1日から平成28年3月31日まで (単位:千円) 科 目 当年度 前年度 増 減 Ⅰ 一般正味財産増減の部 1 経常増減の部 (1) 1 ) 経常収益 経常収益 ①基本財産運用益 1 1 0 ②特定資産運用益 70 50 20 70,961 70,685 276 173,293 173,241 52 228 570 △ 342 244,553 244,547 6 ①事業費 261,435 243,786 17,649 ②管理費 2,222 1,237 985 263,657 245,023 18,634 △ 19,104 △ 476 △ 18,628 △ 19,104 △ 476 △ 18,628 一般正味財産期首残高 102,892 103,368 △ 476 一般正味財産期末残高 83,788 102,892 △ 19,104 1 基本財産運用益 1 1 0 基本財産受取利息 1 1 0 △ 1 △ 1 0 0 0 0 指定正味財産期首残高 13,000 13,000 0 指定正味財産期末残高 13,000 13,000 0 Ⅲ 正味財産期末残高 96,788 115,892 △ 19,104 ③事業収益 ④受取補助金 ⑤雑収益 経常収益計 ( 2) 経常費用 経常費用計 当期経常増減額 当期一般正味財産増減額 Ⅱ 指定正味財産増減の部 2 一般正味財産への振替額 当期指定正味財産増減額 -5- -6- 3 収支予算書(内訳表) 平成27年4月1日から平成28年3月31日まで (単位:千円) 科 目 公益目的事業会計 法人会計 内部取引消去 合計 Ⅰ 一般正味財産増減の部 1 経常増減の部 (1)経常収益 ①基本財産運用益 1 0 0 1 基本財産受取利息 1 0 0 1 ②特定資産運用益 70 0 0 70 特定資産受取利息 70 0 0 70 70,961 0 0 70,961 5,880 0 0 5,880 2,400 0 0 2,400 受取授業料 50,000 0 0 50,000 受取実習費 6,250 0 0 6,250 受取入学検定料 6,000 0 0 6,000 受取再試験料 301 0 0 301 受取証明書発行手数料 130 0 0 130 173,293 0 0 173,293 神奈川県補助金 15,638 0 0 15,638 相模原市補助金 125,000 0 0 125,000 28,000 0 0 28,000 4,000 0 0 4,000 655 0 0 655 228 0 0 228 244,553 0 0 244,553 261,435 0 0 261,435 129,366 0 0 129,366 2,831 0 0 2,831 0 0 0 0 23,741 0 0 23,741 会議費 253 0 0 253 交際費 100 0 0 100 旅費交通費 1,120 0 0 1,120 通信運搬費 1,024 0 0 1,024 13,500 0 0 13,500 ③事業収益 受取入学分担金 受取施設管理分担金 ④受取補助金 相模原市医師会補助金 相模原市病院協会補助金 その他補助金 ⑤雑収益 経常収益計 (2)経常費用 ①事業費 給料手当 臨時雇賃金 退職金 福利厚生費 消耗什器備品費 -7- 消耗品費 3,390 0 0 3,390 2,500 0 0 2,500 2,406 0 0 2,406 36 0 0 36 5,316 0 0 5,316 賃借料 8,655 0 0 8,655 保険料 470 0 0 470 諸謝金 12,523 0 0 12,523 40 0 0 40 6,094 0 0 6,094 19,527 0 0 19,527 698 0 0 698 1,374 0 0 1,374 減価償却費 22,808 0 0 22,808 退職給付費用 3,663 0 0 3,663 0 2,222 0 2,222 0 690 0 690 会議費 0 20 0 20 旅費交通費 0 435 0 435 通信運搬費 0 30 0 30 消耗品費 0 30 0 30 支払負担金 0 80 0 80 支払手数料 0 20 0 20 保険料 0 257 0 257 諸謝金 0 549 0 549 雑費 0 111 0 111 261,435 2,222 0 263,657 △ 16,882 △ 2,222 0 △ 19,104 △ 16,882 △ 2,222 0 △ 19,104 一般正味財産期首残高 102,892 0 0 102,892 一般正味財産期末残高 86,010 △ 2,222 0 83,788 1 基本財産運用益 1 0 0 1 基本財産受取利息 1 0 0 1 △ 1 0 0 △ 1 0 0 0 0 指定正味財産期首残高 10,000 3,000 0 13,000 指定正味財産期末残高 10,000 3,000 0 13,000 96,010 778 0 96,788 修繕費 印刷製本費 燃料費 光熱水費 租税公課 支払負担金 委託費 支払手数料 雑費 ②管理費 給料手当 経常費用計 当期経常増減額 当期一般正味財産増減額 Ⅱ 指定正味財産増減の部 2 一般正味財産への振替額 当期指定正味財産増減額 Ⅲ 正味財産期末残高 -8- 4 資金調達及び設備投資の見込みについて 平成27年4月1日から平成28年3月31日まで (1)資金調達の見込みについて 借入れの予定 事業 番号 □ 借入先 あり 金 ■ 額 なし 使 途 □ なし (2)設備投資の見込みについて 設備投資の予定 事業 番号 公益目的 事業会計 公益目的 事業会計 ■ あり 設備投資の内容 支出又は収入の 資金調達方法又は 予定額 取得資金の使途 リース資産【校舎】 12,000,000 円 前期繰越金 什器備品【授業用ベッド】 2,800,000 円 前期繰越金 -9-
© Copyright 2024 ExpyDoc