女性のキャリアとマナー 笹瀬佐代子 女性のキャリアとマナー 山田千穂子 授業の目的 授業の目的 教育・保育職として信頼される人柄を目指して、初歩的な対人業務 を遂行できる実行力を身につける。同時に対人業務遂行に必要な判断 力、表現力、行動力を養い、周囲との良いコミュニケーションを習得 する。 キャリアについて考察し、自分の意見を述べることができる。 社会人および保育者としての自己実現をするために、女性としてのキャ リアを考える。 信頼される社会人としてのマナー、初歩的な対人業務を遂行できるスキ ルを演習形式で実践的に学ぶ。日常生活での言葉遣い、立ち居振る舞いを 見直し、女性としての品格、人間力の向上を目指す。 また、実習に向けて園への電話応対や訪問のマナーを学び、よりよい人 間関係が構築できるようにコミュニケーション力を磨く。 学生の到達目標 1.あいさつ、お辞儀、所作などがきれいにできる。 2.社会人としての言葉遣いや敬語を習得し、保護者への適切な対応が 実践できる。 3.電話応対、来客応対の基本を知り、実践できる。 4.自分のキャリアを考え、仕事に必要な能力について伸ばす心構えが できる。 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 ② 1. きちんとしたあいさつ、所作などが体現できる。 2. 社会人としての言葉遣いや敬語を習得し、保護者への適切な対応が実践 できる。 3. 電話応対、来客応対の基本を知り、実践できる。 4. 自分のキャリアを考え、仕事に必要な能力について伸ばす心構えができ る。 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 1 ① 学生の到達目標 ③ ④ ◎ 1 ① ② ③ 授業計画・学習内容 1.オリエンテーション、コミュニケーションゲーム 2.キャリアとマナー なぜマナーが必要か 3.敬語実習、指示の受け方、報告の方法 4.身だしなみ、お辞儀・歩き方実習、VTR 撮影 5.来客応対①基本説明、練習 6.来客応対②通し稽古 7.来客応対③テスト第 1 グループ 8.来客応対④テスト第 2 グループ 9.来客応対⑤テスト第 3 グループ 10.電話応対①説明、練習 11.電話応対②テスト第 1 グループ 12.電話応対②テスト第 2 グループ 13.慶事業務 14.弔事業務 15.ビジネス文書 ※ 期末試験 学習課題(予習・復習) 1.学習したことは、日常生活で実行をすること。 2.「仕事にふさわしい服装」を指示する。 3.事前課題について、行うこと。 成績評価の方法・基準 毎回のワークシート 20%、実技試験 30%、テスト 30%、提出物 20%、 計 100% ④ ◎ 授業計画・学習内容 1.オリエンテーション、コミュニケーションゲーム 2.キャリアとマナー マナーとは、第一印象の重要性 3.身だしなみ、表情、お辞儀・歩き方実習、VTR 撮影 4.仕事の基本(指示の受け方・報告・連絡・相談) 5.状況に応じた敬語の使い方、感じの良い話し方 6.電話応対① 基本 7.電話応対② 実習事前訪問電話のかけ方・園での電話応対 8.電話応対③ テスト 第 1 グループ 9.電話応対④ テスト 第 2 グループ 10.来客応対① 基本(受付・ご案内・お茶出し) 11.来客応対② 訪問のマナー 12.来客応対③ テスト 第 1 グループ 13.来客応対④ テスト 第 2 グループ 14.ビジネス文書 15.冠婚葬祭、慶弔業務 ※ 期末試験 学習課題(予習・復習) 1.学習したことは、日常生活で実行をすること。 2.「仕事にふさわしい服装」を指示する。 3.事前課題について、行うこと。 成績評価の方法・基準 テキスト・参考文献 毎回のワークシート 20%、実技試験 30%、テスト 30%、提出物 20%、計 100% テキスト:別途指示する。 テキスト・参考文献 参考文献:別途紹介する。 その他資料を随時配布する。 テキスト: 『なんで挨拶しなきゃいけないの?マナーの「ナンデ?」がわかる本』 著者:山田千穂子(あさ出版)他 別途指示する。 参考文献:別途紹介する。 その他、随時ワークシートを配布する。 その他 グループで実習を行うため、遅刻、欠席はしないこと。 その他 グループで実習を行うため、遅刻・欠席はしないこと。 英語総合(中級) 小宮富子 英語総合(発展) 小宮富子 授業の目的 授業の目的 多様なテーマを扱った英語テキストを使用し、大量の英文を自立的に読 めるようにする。英語と日本語を用いた授業を通して英語への自信を高め る。保育に関する英語表現を学び、現場で役立つ基本的な語彙・文法の知 識を増やす。英語学習ソフトも活用し、リスニング力の伸びを自己確認で きるようにする。 実践的な英語コミュニケーション能力の育成を目的とする。保育の現場 で役立つ英語表現に触れるとともに、インターネット上の時事的な中級英 文を速読し概要を把握できるようになることをめざす。簡単な英文 Email の書き方を学び、グループで mail 交換を行う。簡単な英語を使った口頭 発表を体験する。 学生の到達目標 学生の到達目標 ・2000 語程度の英書を自力で 5 冊以上読破できる。 ・読み上げたストーリ―をグループの中で説明できる。 ・保育現場で用いられる英語表現の知識を身につける。 ・簡単な英文を書き、発表できる。 ・英語学習ソフトのリスニングテストに自主的に取り組める。 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 ・中級英文 1000 語程度を読んで理解できる。 ・読んだ英文の概要をまとめられる。 ・保育現場で用いる英語の語彙や表現の知識を得る。 ・基本例文を活用しながら簡単な英文メールを作成できる。 ・自分の書いた英文をもとに口頭発表を行うことができる。 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 1 1 ① ◎ ② ③ ○ ① ◎ ④ ◎ 授業計画・学習内容 1.オリエンテーション 2.多読に挑戦、多読レポート作成。テキスト 1 新学期 3.多読に挑戦、多読レポート作成。テキスト 2 登園 4.多読に挑戦、グループワーク。テキスト 3 室内遊び 5.多読に挑戦、多読レポート作成。テキスト 4 外遊び 6.多読に挑戦、多読レポート作成。テキスト 5 けんか 7.多読に挑戦、グループワーク。テキスト:文法 1 8 多読に挑戦、多読レポート作成。テキスト 6 昼寝 9.多読に挑戦、多読レポート作成.テキスト 7 着替え 10.多読に挑戦、グループワーク、テキスト 8 トイレ 11.多読に挑戦、多読レポート、テキスト 9 病気 12.多読に挑戦、多読レポート、テキスト 10 緊急連絡 13.多読に挑戦、グループワーク、テキスト:文法 2 14.復習 15.まとめ ※ 期末試験 学習課題(予習・復習) ・毎週テキストの指定箇所を予習してくること。 ・授業中に多読が進まなかった場合は、自宅で読み進めてくること。 成績評価の方法・基準 ② ③ ○ ④ ◎ 授業計画・学習内容 1.オリエンテーション 2.グループで時事英語等を分担読解、テキスト 11 3.グループで時事英語等を分担読解、テキスト 12 4.個人による中級英文の分担読解、テキスト 13 5.個人による中級英文の分担読解、テキスト 14 6.個人による中級英文の分担読解、テキスト 15 7.テキスト 16 8.テキスト 17 9.テキスト 18 10.英文 E-mail の書き方 11.英文 E-mail の作文と交換 12.英文 E-mail の作文と交換 13.英語での口頭発表 14.英語での口頭発表 15.まとめ 学習課題(予習・復習) ・テキストは必ず予習すること。 ・グループや個人に与えられた範囲の英文の予習を行う。 ・英文 E-mail を作成する。 成績評価の方法・基準 多読レポート 40%、グループワーク発表 20%、文法テスト 40%、計 100% グループ発表 10%、個人発表 30%、E メール作文 20%、まとめのテスト 40%、計 100% テキスト・参考文献 テキスト・参考文献 1.『新 保育の英語』森田和子、三修社 2.多読用図書は図書館の資料を活用する。 1.英語総合(中級)のテキストを継続使用。 『新保育の英語』森田和子、三修社 2.補助教材を配布。 その他 その他 オーラル・イングリッシュ(初級)E.バンダーアー オーラル・イングリッシュ(中級)E.バンダーアー 授業の目的 授業の目的 英語での口頭の意思伝達をするため、日常的なコミュニケーションで広 く使われる英語を理解し、実生活で使える英会話表現を習得。そのスキル を自信をもって使えるようにすることを目的とする。 英語での口頭の意思伝達をするため、日常的なコミュニケーションで広 く使われる英語を理解し、実生活で使える英会話表現を習得。そのスキル を自信をもって使えるようにすることを目的とする。 学生の到達目標 学生の到達目標 ・コミュニケーションに必要な英語を理解することができる。 ・英語の問いに自分の考えで答えることができる。 ・工夫して文を組み立てることができる。 ・コミュニケーションに必要な英語を理解することができる。 ・英語の問いに自分の考えで答えることができる。 ・工夫して文を組み立てることができる。 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 1 ① ◎ ② 1 ③ ④ ◎ ① ◎ ② ③ ④ ◎ 授業計画・学習内容 授業計画・学習内容 1.オリエンテーション オーラルコミュニケーションについて 2.Unit1 Exchange personal information 3.Unit2 Ask and say where things are in a room 4.Unit3 Describe people’s personalities 5.Unit3 Talk about friends and family 6.Unit4 Describe weekly routines 7.Unit4 Talk about lifestyles 8.まとめ 9.Unit5 Discuss free-time activities 10.Unit5 Talk about TV shows 11.Unit6 Describe a neighborhood 12.Unit6 Make suggestions 13.Unit7 Talk about sports and exercise 14.全体の復習及び試験準備 15.まとめ 1.オリエンテーション オーラルコミュニケーションについて 2.Unit7 Give exercise advice 3.Unit8 Shop for gifts 4.Unit8 Discuss shopping habits 5.Unit9 Talk about countries you want to travel to 6.Unit9 Discuss international foods, places and people 7.Unit10 Describe the past week 8.Unit10 Talk about how you remember things 9.まとめ 10.Unit11 Talk about a vacation 11.Unit11 Tell a funny story 12.Unit12 Talk about food 13.Unit12 Make requests and offers 14.全体の復習及び試験準備 15.まとめ 学習課題(予習・復習) 学習課題(予習・復習) 復習の宿題をやってくること。 復習の宿題をやってくること。 成績評価の方法・基準 成績評価の方法・基準 口頭テスト(2 回)80%、授業内課題 20%、計 100% 口頭テスト(2 回)80%、授業内課題 20%、計 100% テキスト・参考文献 テキスト・参考文献 「Touchstone Level1」 Michael J. McCarthy, Jeanne McCarten, Helen Sandiford 著 ケンブリッジ大学出版 「Touchstone Level1」 Michael J. McCarthy, Jeanne McCarten, Helen Sandiford 著 ケンブリッジ大学出版 その他 その他 中国語(入門) 虞萍 中国語(初級) 虞萍 授業の目的 授業の目的 中国語の学習を通して、中国の社会、文化、中国人の物の見方・考え方 まで理解することを本講義の目的とする。 中国語の学習を通して、中国の社会、文化、中国人の物の見方・考え方 まで理解することを本講義の目的とする。 学生の到達目標 学生の到達目標 1.中国語の表音式表記が読めて、書けるようになること。 2.簡単な日常会話・教室用語を言えるようになること。 3.中国語で自己紹介できること。 4.中国語語法の基礎をマスターすること。 1.中国語語法の基礎をマスターすること。 2.日常生活で不可欠な表現を身につけ、場面に応じて自然な中国語を使え ること。 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 1 1 ① ◎ ② ③ ④ ◎ 授業計画・学習内容 1.イントロダクション、中国語の発音Ⅰ(声調、母音、子音) 2.中国語の発音Ⅱ(複合母音、鼻母音) 3.声調の変化、日常会話、教室用語 4.人称代詞、名前の聞き方と答え方、疑問詞 5.練習および応用 6.指示代詞、量詞、存在と所有を表す「有」 7.練習および応用 8.場所代詞、存在を表す「在」 9.練習および応用 10.比較の表現、 「年、月、日」の言い方、反復疑問文 11.練習および応用 12.動詞の重ね方、値段の聞き方 13.練習および応用 14.総合練習および応用 15.全体の確認(まとめ) 学習課題(予習・復習) ・CD の該当箇所を前もって 3 回以上聞いてから授業に臨むこと。 ・授業の内容を毎回復習すること。 成績評価の方法・基準 授業時のワークシート 20%、予習・復習・宿題など 20%、試験 60%、計 100% テキスト・参考文献 【テキスト】 『確実に上達する 中国語Ⅰ』(中国語検定 4 級対策)虞萍・中井政喜ほ か著 あるむ 【参考書】 『好きです!中国語―花子の HSK2 級チャレンジ』虞萍・謝平ほか著 中国書店 『確実に上達する 中国語Ⅱ』(中国語検定 3 級対策)虞萍・中井政喜ほ か著 あるむ その他 ・テキスト等授業に必要なものを毎回持参すること。 ・「中国語(初級)」と一緒に履修することが望ましい。 ① ◎ ② ③ ④ ◎ 授業計画・学習内容 1.ピンイン、自己紹介、代名詞などの復習 2.「了」の使い方、存現文 3.練習および応用 4.「~したい」、 「了」の使い方 5.練習および応用 6.進行と持続のアスペクト、使役を表す動詞 7.練習および応用 8.未来形、過去の経験を表す、時間の長さ・動作の回数の表し方 9.練習および応用 10.助動詞、反語 11.練習および応用 12.中国の社会と文化 13.中国の社会と文化 14.総合練習および応用 15.全体の確認(まとめ) 学習課題(予習・復習) ・CD の該当箇所を前もって 3 回以上聞いてから授業に臨むこと。 ・授業の内容を毎回復習すること。 成績評価の方法・基準 授業時のワークシート 20%、予習・復習・宿題など 20%、試験 60%、計 100% テキスト・参考文献 【テキスト】 『確実に上達する 中国語Ⅰ』(中国語検定 4 級対策)虞萍・中井政喜ほ か著 あるむ 【参考書】 『好きです!中国語―花子の HSK2 級チャレンジ』虞萍・謝平ほか著 中 国書店 『確実に上達する 中国語Ⅱ』(中国語検定 3 級対策)虞萍・中井政喜ほ か著 あるむ その他 ・テキスト等授業に必要なものを毎回持参すること。 ・「中国語(入門)」と一緒に履修することが望ましい。 韓国語(入門) 金昭鍈 韓国語(初級) 金昭鍈 授業の目的 授業の目的 ハングルを習得し、旅行に便利な表現を身に付ける。実際の場面で役立 つ実践的な会話能力を身に付け、テキストの読解を通して語彙力、表現能 力を高めていく。 韓国語入門で学習した文法・語彙・文型などの基礎的な能力を活用し、 韓国語を理解する能力(聴解、読解)と運用する能力(会話、作文)を総合的 に向上させる。 学生の到達目標 学生の到達目標 300 語程度の活用語彙、30 項目程度の文法事項を身に付ける。同時に、 ハングル能力検定試験の 5 級に合格することを目標とする。 300 語程度の活用語彙、30 項目程度の文法事項を身に付ける。同時に、 ハングル能力検定試験の 4 級に合格することを目標とする。 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 1 ① ◎ ② 1 ③ ④ ◎ ① ◎ ② ③ ④ ◎ 授業計画・学習内容 授業計画・学習内容 1.オリエンテーション、韓国語について、基本的な挨拶、教室用語 2.基本母音字、基本的な挨拶 3.基本子音字(1)平音・激音、基本的な挨拶 4.基本子音字(2)濃音、ミニ会話 5.合成母音字(1)ミニ会話 6.合成母音字(2)ミニ会話 7.終声子音字、ミニ会話 8.連音化法則、ミニ会話、中間まとめ 9.ここは韓国です。 「~は~です」 10.郵便局ではありません。「~は~ではありません」 11.友達にメールを書きます。丁寧形語尾 12.図書館で新聞を読みます。丁寧形語尾 13.兄弟がいますか? 存在詞「ある、いる、ない、いない」 14.どこに住んでいますか? 不規則動詞 15.まとめ 1.オリエンテーション及び復習 2.今日は学校に行きません。 否定形 3.どちらに行かれますか? 尊敬語 4.韓国にも「九九」がありますか?数詞 5.空港はドラマがあるところです。動詞の現在連体形 6.空港はドラマがあるところです。動詞の現在連体形 7.好きな一文字は何ですか?固有語の数詞、中間まとめ 8.私と親しい先輩です。形容詞の現在連体形 9.私と親しい先輩です。形容詞の現在連体形 10 おばさん、これください。丁寧な命令形 11.勘定はカードでしてください。丁寧形語尾ヘョ 12.何番バスが止まりますか?丁寧形語尾ヘョ 13.図書館で調べました。過去形 14.たくさんは食べられません。可能形 15.まとめ 学習課題(予習・復習) 学習課題(予習・復習) 授業の冒頭で前回の内容の小テストを行うので毎回の整理・復習。 授業の冒頭で前回の内容の小テストを行う。毎回の整理・復習。 成績評価の方法・基準 成績評価の方法・基準 小テスト 50%、形成的評価 30%、提出物 20%、計 100% 小テスト 50%、形成的評価 30%、提出物 20%、計 100% テキスト・参考文献 テキスト・参考文献 テキスト 『ミニマム韓国語』高秀賢著 国書刊行会 参考文献 『ハングルの誕生』野間秀樹著 平凡社新書 テキスト 『ミニマム韓国語』高秀賢著 国書刊行会 参考文献 『ハングルの誕生』野間秀樹著 平凡社新書 その他 その他 語学は日ごろの積み重ね。日ごろの授業に積極的に参加すること。 語学は日ごろの積み重ね。日ごろの授業に積極的に参加すること。 ポルトガル語(入門) 久保原信司 ポルトガル語(初級) 久保原信司 授業の目的 授業の目的 ポルトガル語の学習を通じてブラジル社会やデカゼギ・ブラジル人に対 する理解を深める。 ポルトガル語の学習を通じてブラジル社会やデカゼギ・ブラジル人に対 する理解を深める。 学生の到達目標 学生の到達目標 1.基本的なポルトガル語文法が理解できる。 2.ポルトガル語で簡単な会話ができる。 3.地域のブラジル人を身近な存在として感じられるようになる。 1.基本的なポルトガル語文法が理解できる。 2.ポルトガル語で簡単な会話ができる。 3.地域のブラジル人を身近な存在として感じられるようになる。 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 1 ① ◎ ② 1 ③ ④ ◎ ① ◎ ② ③ ④ ◎ 授業計画・学習内容 授業計画・学習内容 1.ブラジル社会やポルトガル語、日本のブラジル・コミュニティーに ついての概説。 2.文字と発音:ボサノバの名曲「イパネマの娘」を空で歌えるように する。英語にないポルトガル語の文字や発音記号、アクセントなどを 学ぶ。 3.ser 動詞①:ポルトガル語の be 動詞に当たる ser 動詞の活用と用法。 英語にない特徴である動詞の活用について理解する。 4.ser 動詞②:ser 動詞の様々な用法。名前、出身地、国籍、職業、既婚・ 未婚の別などの聞き方と答え方。 5.ser 動詞③「会話編」 :自己紹介をテーマとした会話の練習。日本語で 作成したシナリオをポル語に訳したうえで、暗唱する。 6.暗唱の発表会 7.形容詞:英語にない、性別・数の変化について学ぶ。 8.ビデオ学習「ブラジル日本移民の歴史を知ろう」:ブラジル移民が始 まったいきさつを概観し、ブラジルの多民族社会性や日本の「出稼ぎ」 ブラジル人の問題について考える。 9.指示詞と所有詞①:指示詞「この」「その」 「あの」と所有詞「私の」 「あなたの」 「私たちの」の用法を学ぶ。 10.指示詞と所有詞②:所有詞「彼の」「彼らの」ほかの用法と所有詞の 応用を学ぶ。 「○○の××の△△」という表現を学ぶ。 11.指示詞と所有詞③「会話編」:指示詞と所有詞を含んだ会話の練習。 日本語で作成したシナリオをポル語に訳したうえで、暗唱する。 12.暗唱の発表会 13. 数詞の学習:1~100 までを数えられるようにした上で、数字に関連す る様々な表現を学ぶ。 14.ビデオ学習「デカセギ・ブラジル人の現状を知ろう」:『ブラジルから 来たおじいちゃん』を鑑賞し、ブラジル人デカセギを取り巻く社会情 勢や家族関係などを学ぶ。 15.まとめ ※ 期末試験 1.前期の総復習:ser 動詞、指示詞と所有詞についておさらいをする。前 期の会話練習で作成したシナリオを再活用する。 2.規則動詞の活用と用法①:一般動詞の活用を完全に暗記する。 3.規則動詞の活用と用法②:「~で」「~から」「~に」 「~と」など前置 詞の用法、前置詞と冠詞の結合の仕方を理解する。 4.規則動詞の活用と用法③:「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」など 疑問詞の用法を学ぶ。 5.規則動詞の活用と用法④「会話編」 :前置詞、疑問視を取り入れたシナ リオを作成し、ポル語に訳した上で暗誦する。 6.暗唱の発表会 7.ビデオ学習「ブラジルのスラム問題を知ろう」 :ドキュメンタリー映画 『ファヴェーラの丘』を鑑賞し、ブラジルの社会構造、貧困問題、子供 たちを取り巻く環境などについて考える。 8.時間の表現①:時間の表現の仕方、尋ね方を学ぶ。 「いま何時ですか?」 「いま○時○分です」 9.時間の表現②:行動の時間の表現「何時に~しますか?」 、時間の経過 を訪ねる表現「~するのに何時間かかりますか?」と答え方を学ぶ。 10.時間の表現③「会話編」 :時間表現を取り入れたシナリオを作成し、ポ ル語に訳したうえで、暗唱する。 11.暗唱の発表会 12.ビデオ学習「ブラジルの家族問題を知ろう」 :映画『セントラル・ステ ーション』を鑑賞し、ブラジルの家族問題、貧困問題、子供たちを取 り巻く環境などについて考える。 13.「ir:~する予定」 「poder:~できる」 「querer:~したい」 「ter que: ~しなくてはならない」の動詞を学び、表現力をつける。 14.上記動詞表現を取り入れたシナリオを作成し、ポル語に訳したうえで、 暗唱する。 15.暗誦の発表と 1 年間の総まとめ ※ 期末試験 学習課題(予習・復習) 原則として毎回の授業の初めに前回の学習内容の確認テストを行うの で、しっかり復習をしておくこと。 成績評価の方法・基準 学習課題(予習・復習) 原則として毎回の授業の初めに前回の学習内容の確認テストを行うの で、しっかり復習をしておくこと。 成績評価の方法・基準 小テスト 30%、期末試験 40%、授業への参加度 30%、計 100% 小テスト 30%、期末試験 40%、授業への参加度 30%、計 100% テキスト・参考文献 テキスト・参考文献 『ブラジル人による生きたブラジルポルトガル語・初級』同学社 『ブラジル人による生きたブラジルポルトガル語・初級』同学社 その他 その他 科学と人間 牛田憲行 授業の目的 功刀由紀子 授業の目的 極微の世界から極大の宇宙に至るまで、科学がどのように自然を解明し てきたか、また、そのことが人間の暮らしとどのような関係を持ちうるか、 現代社会と科学技術の関係を多角的な視点から再考し、学生の科学に対す る関心を高めることを目指す。 学生の到達目標 手ごろな現象をもとにして、分子・原子から素粒子までの発見の物語を、 楽しみながら、科学的な考え方を習得できるようにする。単に講義を聴く だけでなく、随所に関連する手ごろでおもしろい実験(家庭内でもできる) をいれ実践的に学ぶことができる。 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 1 ① ◎ 生命の科学 ② ③ ④ 現代では、生命現象を非生命の物質、たとえば遺伝子や酵素、タンパク 質等の働きとして説明できるまでに、生命科学は進歩している。人間の行 動や性格までも、遺伝子や神経伝達物質などの関与が解明されつつある。 本科目では、生きていることの科学をテーマとし、特に子供の発達成長過 程を、遺伝子や脳の働きも含めた生命科学の視点から理解できるようにな ることを目的とする。 学生の到達目標 1.子供の心身における発達を、生命科学的メカニズムに基づき理解できる 知識や科学的思考能力を獲得する。 2.子供の行動を、科学的データに基づき分析し、説明することができる。 3.科学に対する苦手意識を払拭し、科学的論理的思考ができる。 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 授業計画・学習内容 1.だれが原子をみたか 花粉から出た粒がピコピコ動く 生き物の 運動か? ブラウン運動とは 2.砂糖を紅茶にいれたときアインシュタインは分子の大きさを見積 もった 原子分子の存在が明白に アインシュタインとペラン 3.シャボン玉の不思議を問う 大きなシャボン玉をつくって考える 4.シャボン玉から分子・原子の実在の過程を考える ペランの研究 原子論への葛藤の歴史をみる 5.アリストテレスの言うように自然は真空嫌いか 大気圧の実験 2 つのボウルが離れないマグデブルクの実験を部屋で行おう 6.万華鏡つくり 実験室で丸い虹をつくる 2 つの偏光板とセロテー プでステンドグラスつくり 光の性質をさぐる 光の正体は 7.不思議物質 スライムをつくろう 固体なのか液体なのか 8.クリップモーターをつくる 電気と磁気を考える 9.光も当っていないのに写真乾板が感光した;放射能の発見 キュリー夫妻の苦労 原子核の発見 10.放射線を見よう ドライアイスを使った霧箱実験 11.科学者のリレー;中性子の発見 「狂った科学者?」;核分裂の発見 そのもたらした「罪」 原爆と原発 12.寝間の中で思いついた中間子理論;湯川秀樹の人と生涯 戦時中の闇の中から深淵な大理論;朝永振一郎の人となり 13.天体の世界と地上の世界 エネルギーの違いは 100 万倍 化学反応と原子核反応の違い 核技術は地上で確立可能か 14.巨大地震と巨大津波 そのメカニズムと備え 15.福島原発事故からまなぶこと:自然への畏敬の念を喪失した人間の思 い上がり 寺田寅彦の「予言」 人間を大切にする等身大の科学へ ※ 期末試験 1 ① ◎ ② ③ ④ 授業計画・学習内容 1.オリエンテーション: 生命とは何か? 2.生命を作る物質(1)アミノ酸とタンパク質の構造 3.生命を作る物質(2)タンパク質と酵素の関係と働き 4.生命を作る物質(3)遺伝子、DNA、染色体の関係 5.生命を作る物質(4)遺伝子とアミノ酸とタンパク質の関係 6.ヒトの体と機能(1)ヒトの病気と遺伝子 7.ヒトの体と機能(2)免疫機能とは? 8.ヒトの体と機能(3)幼児の免疫機能とアレルギー 9.ヒトの体と機能(4)脳の構造と働き 10.ヒトの体と機能(5)脳における神経伝達物質の働き 11.ヒトのこころ(1)こころの動きと神経伝達物質 12.ヒトのこころ(2)IQ と遺伝子 13.ヒトのこころ(3)遺伝か環境か? 14.ヒトのこころ(4)性差は存在するか? 15.授業のまとめ(全体の復習) ※ 期末試験 学習課題(予習・復習) 学習課題(予習・復習) ・新聞や雑誌に掲載されている科学記事に注目し、必ず読むこと。 ・授業中に適宜小テストを実施するので、毎回授業後は確実に復習をし、 毎回の重要事項を再確認すること。 できるだけ参考に上げた書物などを読んでほしい。科学に興味を持って ほしい。自然科学関連の新聞記事をよく読んでほしい。 成績評価の方法・基準 成績評価の方法・基準 レポート 40%、筆記試験 60%、計 100% 達成度試験 60%、少テスト 20%、毎授業後に提出する授業内容の要約 20%、 計 100% テキスト・参考文献 テキスト・参考文献 ○江沢洋著「だれが原子をみたか」(岩波現代文庫 2013) 牛田憲行他「地震と津波―メカニズムと備え」本の泉社(2012) 寺田寅彦「地震雑感/津浪と人間」中公文庫(2011) 牛田憲行他「南海トラフの巨大地震にどう備えるか」本の泉社(2013) 指定テキストは使用しない。毎回講義内容に即した資料等を配布する。 なお、参考文献については、授業中に逐次紹介する。 その他 その他 ・配付資料等は整理し、毎回持参すること。 ・授業に対する質問や発言等、積極的に授業に参加すること。 現代文化人類学 白石さや 授業の目的 アリエスの『<子供>の誕生』は子ども研究のあり方を変え、民族誌はエキゾチックな異 文化の子ども像だけではなく、近代社会の子どもとその生活を構成する家族、社会、学校、 ポピュラーカルチャー等をもその研究対象とするようになった。 現代の文化人類学研究の枠組みを(1)理論(2)民族誌、および(3)小説、映画、マンガ、ア ニメ等(欧米、アジア諸国、及び日本)に表現された子ども像を検討し、議論することで習 得する。 学生の到達目標 今日の子ども達は、決して政治経済状況のもたらすリスクから隔離されてはおらず、グ ローバル化の時代にあって実に多様な経験をしている。そうした子ども達のおかれた文化 社会的文脈を理解し、この子ども達が21世紀の世界を創造するその可能性を広げるため の方途を共に考えるために、知識や枠組みを獲得する。 メディア教材を活用し、21 世紀の ICT 社会において、創造・表現・受信発信・相互コミュニ ケーションを行う上での意識化を図ることができる。 ディプロマ・ポリシーに基づく到達指標との関連 1 ① ◎ ② ③ ④ 授業計画・学習内容 1.オリエンテーション(授業の流れの説明と、受講生の期待や希望に関するアンケート) 2.欧米近代社会における「子ども像」の理解 (1)アリエスの子ども研究について考える 3.同上(2)チャップリン『キッズ』を参照して「近代的子ども観」を検討する 4.同上(3)『キッズ』の香港リメイク版『流星』を議論する。 5.同上(4)ウェブスター『足長がおじさん』原作の『Curly Top』と『Curly Sue』を比較 6.日本における「子ども」の描き方(1)小津安二郎『生まれてはみたけれど』を鑑賞 7.同上(2)『二十四の瞳』にみる「社会と子ども」を考える。 8.同上(3)『火垂るの墓』を議論する。 9.同上(4)『となりのトトロ』にみる和解を考察。 10.「子どものために」:日本のアニメのグローバル化における拒絶の実態を検討 11.「子どもの自立」:アニメを受容する若者達の事例 12.文化産業の構造を理解する(マンガ・アニメ・キャラクター商品の仕組みを事例として) 13.子どもはどう死と向き合うのか:白血病の子ども達を観察したエスノグラフィを読む。 14.子ども学や、映画、アニメを通して「子ども」の何を理解したのか、振り返って議論する。 15.レポート作成にむけてのまとめ 学習課題(予習・復習) 「毎週、予習として論文を読み、クラスで自分の言葉で議論をし、エッセイにまとめる」と いう学習パターンを身に着ける。 成績評価の方法・基準 宿題のリーディングをし、クラスの議論に貢献すること 50%、期末レポート 50%、計 100% テキスト・参考文献 フィリップ・アリエス『<子供>の誕生』(みすず書房)白石さや『グローバル化した日本のマ ンガとアニメ』(学術出版会) 綾部恒雄編『文化人類学のフロンティア』(ミネルヴァ書房) Myra Bluebon-Langner, The Private World of Dying Children その他、随時、コピー配布を行う。 その他 各回の授業によって議論が順々に積立てられる構成となっています。バラバラな知 識の切り売りではありませんから、きちんと毎回出席して議論に参加をしてください。 欠席をすると授業の道筋が見えなくなります。
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