トライボロジー設計マニュアル

トライボロジー現象の基礎理論や潤滑剤の基礎知識から、機械要素のトライボ設計、表面テクスチャリング・新しい
トライボマテリアル等、新しい技術の設計への応用、トライボロジー対策を施した各産業分野での設計事例、潤滑診
断や潤滑管理等メンテナンスの考え方と実務、水素利用機器をはじめ開発・実用化が進むより最近の応用技術まで、
様々な先端技術を根幹で支えるトライボロジーの考え方・メカニズム・設計法を詳しく解説。設計の実務や問題解決
に役立つ「マニュアル」本来の簡便性に加えトライボロジーの果たす社会経済的な役割をも見据えた待望の解説書!
トライボロジー設計マニュアル
Tribology Design Manual
監修
似内 昭夫
トライボロジーアドバイザー 元)玉川大学 教授
博士(工学)
編集委員長
是永
敦
◆ 発刊 2015年5月15日
◆ 体裁 B5判 二段組上製本
792頁
◆ 価格 本体48,000円(+税)
国内送料弊社負担
国立研究開発法人産業技術総合研究所
ISBN978-4-924728-73-8 C 3050
製造技術研究部門 トライボロジー研究グループ
◆ 発行 テクノシステム
主任研究員 博士(工学)
http://www.techno-s.co.jp
編集委員 (50音順・敬称略)
浅野 憲治
株式会社ジェイテクト 研究開発本部 研究企画部 主席研究員
佐々木 信也 東京理科大学 工学部 機械工学科 教授 工学博士
佐分 茂
株式会社 IHI 回転機械セクター 技師長
四阿 佳昭
新日鐵住金株式会社 設備・保全技術センター 機械保全技術室 室長
田川 一生
JX日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所
駆動系油グループ チーフリサーチャー
中野 健
横浜国立大学 大学院環境情報研究院 人工環境と情報部門 准教授 博士(工学)
執筆者 89名
「発刊にあたって」(本文より抜粋) 1966 年 Jost Report によってトライボロジーが世に出て 2015 年には 50 年を迎える。
トライボロジーは先端技術そのものではなく,多くの先端技術を支える基幹技術である。その意味で,トライボロジーは技術
に関わる技術者にとっては必須のものであるが,50 年にわたるトライボロジストの努力によって,日進月歩多くの成果が得
られている割には,その成果が一般の技術者へ十分に普及しているとは言い難いのが現状であろう。
この度は,トライボロジーをできるだけ多くの技術者達へ普及させることを目的に,トライボロジーのこれまでの成果をま
とめ,それを各方面の設計資料として提供することを念頭に各方面の専門家に執筆をお願いした。より実務に即した説明を心
がけ,一般の技術者のトライボロジーへの理解を深めること,さらに実地に基づく多くのトライボデータを提供することで,
それらを応用して,現場の設計技術者達がそれぞれの設計にあたってトライボ問題に直面した時,その解決の糸口を得ること
を可能にすることなどを執筆の基本的な姿勢とした。
トライボロジーの基本的な考え方や各方面の新しい研究成果が盛り込まれ,またトライボロジーの実用的な事例が数多く紹
介されているなど,設計やメンテナンス等の設備に関わる技術者にとって使いやすい実用的な書籍となったものと自負してい
るが如何であろうか。
また,先に述べたようにトライボロジーは日進月歩であり,最近の新しい問題にも触れ,トライボロジーの新しい側面を紹
介することで,技術全般の新しい挑戦におけるトライボロジーの可能性を示すことができたものと考えている。
本書がトライボロジーの裾野を広げることに少しでも寄与することができれば幸いである。
企画・編集の労にあたられた編集委員諸氏および執筆者諸氏,そして出版にあたられた㈱テクノシステムの皆さんに感謝申
し上げる。
2015 年 5 月 似内 昭夫
《申込方法》
◎下記の申込書にご記入の上、FAXをお送り下さい。また試読をご希望の方は試読希望欄にレ印をお付け下さい。
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月
日
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冊
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「トライボロジー設計マニュアル」(7369H) 申込書
住所 〒
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(フリガナ)
氏名(フルネーム)
役職名
E-mail
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-16五十嵐ビル TEL.03-3293-3105(代)
FAX. 03-3293-3874 E-Mail. [email protected]
執筆者(50 音順・敬称略)
會澤
青木
秋田
浅野
阿保
網野
菖蒲
宏二
才子
秀樹
憲治
政義
直也
祐輔
伊藤
岳史
井上 真理
梅原 徳次
江前 敏晴
大窪 和也
大澤 正敬
大野 信義
岡 耕一
置塩 直史
小原
新吾
小原 孝則
海道 昌孝
風間 俊治
加藤 慎治
金子 修平
兼森 祐治
加納 眞
亀山 敏貴
川畑 雅彦
北林 良太
木之下 博
小林 恒
小林 祐子
是永 敦
今野
聡一郎
齊藤
齋藤
利幸
吉之
酒井
一泉
佐々木 彰
佐々木 信也
佐藤 芳樹
佐分 茂
澤江 義則
四阿 佳昭
設楽 裕治
杉村
杉山
丈一
憲一
株式会社日立製作所 機械イノベーションセンタ 信頼性科学研究部
東京工業大学 大学院理工学研究科 化学工学専攻 准教授 博士(工学)
日立建機株式会社 技術開発センタ 主任研究員 工学博士
株式会社ジェイテクト 研究開発本部 研究企画部 主席研究員
兵庫県立大学 大学院工学研究科 機械系工学専攻 機械工学部門 准教授 博士(工学)
横浜ゴム株式会社 タイヤ材料開発本部 網野研究室長 工学博士
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所
グリース・冷凍機油グループ アシスタントマネージャー
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所 工業用潤滑油グループ
アシスタントマネージャー
神戸大学 大学院人間発達環境学研究科 人間環境学専攻 教授 博士(学術)
名古屋大学 大学院工学研究科 機械理工学専攻 教授 工学博士
筑波大学 大学院生命環境科学研究科 国際地縁技術開発科学専攻 教授 博士(農学)
同志社大学 理工学部 エネルギー機械工学科 教授 博士(工学)
株式会社豊田中央研究所 機械 1 部 主監
佐賀大学 名誉教授 工学博士
光洋シーリングテクノ株式会社 技術統括部 部長
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所 工業用潤滑油グループ
シニアスタッフ
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 第二研究ユニット 研究領域リーダ
博士(工学)
株式会社テス 常務取締役 技術本部長 博士(工学)
トヨタ自動車株式会社 材料技術開発部 トライボロジ材料室 主幹
室蘭工業大学 大学院もの創造系領域 教授 博士(工学)
KYB 株式会社 技術本部 基盤技術研究所 企画室 専任部長
オイレス工業株式会社 免制震事業部 技術部 建築設計課
株式会社酉島製作所 技術本部 技監 工学博士 技術士(機械部門)
神奈川県産業技術センター 機械・材料技術部 副部長 工学博士
山形大学 大学院理工学研究科 機械システム工学専攻
トライボテックス株式会社 代表取締役社長
オイレス工業株式会社 免制震事業部 開発部
岡山大学 大学院自然科学研究科 機械システム工学専攻 准教授 博士(工学)
株式会社ジェイテクト 油圧システム技術部 主幹 工学博士
株式会社東芝 研究開発センター 機械・システムラボラトリー 主任研究員
国立研究開発法人産業技術総合研究所 製造技術研究部門 トライボロジー研究グループ
主任研究員 博士(工学)
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 潤滑油カンパニー 潤滑油販売部
冷凍機油・グリースグループ アシスタントマネージャー
株式会社ジェイテクト 研究開発本部 研究企画部 主幹 工学博士
株式会社 IHI 技術開発本部 R&D テクノセンター 基盤技術部 材料評価グループ
課長 博士(工学)
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所
グリース・冷凍機油グループ アシスタントマネージャー
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 第二研究ユニット 主任研究員
東京理科大学 工学部 機械工学科 教授 工学博士
株式会社クボタ 車両基礎技術部 チーム長
株式会社 IHI 回転機械セクター 技師長
九州大学 大学院工学研究院 機械工学部門 教授 博士(工学)
新日鐵住金株式会社 設備・保全技術センター 機械保全技術室 室長
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所
グリース・冷凍機油グループ 担当マネージャー 博士(工学)
九州大学 大学院工学研究院 機械工学部門 教授 工学博士
株式会社荏原製作所 風水力機械カンパニー 企画管理技術統括 技術開発統括部
材料技術室 材料開発グループ 博士(工学)
髙木
智宏
高橋
正樹
高原
竹崎
竹林
辰巳
淳
謙一
博明
剛
樽谷
出崎
土居
一郎
亨
義孝
東﨑
永仮
中川
永田
長野
中野
似内
野口
服部
羽鳥
檜垣
平塚
古川
康嘉
光洋
博之
修平
克己
健
昭夫
昭治
仁志
公一
勇次
健一
英光
古川
不破
勝
良雄
堀切川 一男
本田 知己
松井 茂樹
松木
伸悟
松田
三科
水谷
健次
博司
祐也
三宅
晃司
村上
守田
洋一
洋子
八木
矢野
山浦
山口
山田
吉田
和行
昭彦
弘
健
航平
悟
吉本
若林
和田
渡部
成香
利明
真人
幸夫
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所 工業用潤滑油グループ
シニアスタッフ
東芝テック株式会社 プリンティング・ソリューション事業本部 技術統括部
ハードウェア技術部 専任部長
九州大学 先導物質化学研究所 分子集積化学部門 教授 工学博士
株式会社ダイナックス 開発本部 モジュール開発部 部長
株式会社ジェイテクト 研究開発本部 研究企画部 主席研究員 工学博士
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所 駆動系油グループ
シニアスタッフ
株式会社豊田中央研究所 機械 1 部 機構研究室 室長
大豊工業株式会社 執行役員 研究部・素材革新室担当 第 1 開発部部長 工学博士
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 ソリューションセンター
試験分析グループ 担当マネージャー
近畿大学 理工学部 機械工学科 教授 博士(工学)
昭和シェル石油株式会社 中央研究所 第一研究チーム グループリーダー
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 機械基盤技術部 グループマネージャー
株式会社日立製作所 機械イノベーションセンタ 生活家電研究部 研究員
新日鉄住金化学株式会社 製鉄化学事業本部 化学品事業部 潤滑材料部 参事
横浜国立大学 大学院環境情報研究院 人工環境と情報部門 准教授 博士(工学)
トライボロジーアドバイザー 元)玉川大学 教授 博士(工学)
東京理科大学 理工学部 機械工学科 教授 博士(工学) 技術士(機械部門)
東芝リサーチコンサルティング株式会社 技術部 エキスパート 博士(工学)
曙ブレーキ工業株式会社 開発部門 NVH 開発部 1 課 課長
九州大学 先導物質化学研究所 分子集積化学部門 助教 博士(工学)
千葉工業大学 工学部 機械サイエンス学科 教授 工学博士
山形大学 大学院理工学研究科 機械システム工学専攻 教授
ライフ・3D プリンタ創成センター長 博士(理学)
株式会社 HGST ジャパン 研究所 主任研究員 博士(工学)
トヨタ自動車株式会社 材料技術開発部 トライボロジ材料室
プロフェッショナルパートナー
東北大学 大学院工学研究科 機械システムデザイン工学専攻 教授 工学博士
福井大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 准教授 博士(工学)
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所 エンジン油グループ
担当マネージャー
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所 駆動系油グループ
シニアスタッフ
九州工業大学 大学院工学研究院 機械知能工学研究系 教授 工学博士
千葉大学 大学院工学研究科 人工システム科学専攻 教授 工学博士
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所
グリース・冷凍機油グループ シニアスタッフ
国立研究開発法人産業技術総合研究所 製造技術研究部門 表面機能デザイン研究グループ
研究グループ長 博士(工学)
株式会社デンソー 材料技術部 材料解析室 室長
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所 エンジン油グループ
担当マネージャー
九州大学 大学院工学研究院 機械工学部門 准教授 博士(工学)
三菱重工業株式会社 総合研究所 機械研究部 機械第一研究室 主席研究員 博士(工学)
東京工業大学 大学院理工学研究科 機械制御システム専攻 教授 博士(工学)
東北大学 大学院工学研究科 機械システムデザイン工学専攻 准教授 博士(工学)
山形大学 大学院理工学研究科 機械システム工学専攻
JX 日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所 エンジン油グループ
アシスタントマネージャー
東京理科大学 工学部 機械工学科 教授 工学博士
香川大学 工学部 材料創造工学科 教授 工学博士
山形大学 工学部 技術部 機器開発技術室 技術専門職員
東芝原子力エンジニアリングサービス株式会社 技術開発部 参事 工学博士
第1章
トライボロジー現象と
基礎理論
第1節
3.
(修正凝着説)
転がり摩擦
3.1 自由転がり
3.2 滑りを伴う転がり
2.3
2.4
非凝着性と固体潤滑性
化学的特性
第8節
トライボロジー特性改善
のための表面改質
(梅原 徳次)
1. 表面改質とトライボロジー
2. 摩擦低減のための表面改質
の考え方
2.1 他元素注入による表面
エネルギーの減少
2.2 軟質膜(低せん断層)による
低摩擦
2.3 摩擦誘導ナノ構造層による
超低摩擦の発現
3. 摩耗低減のための表面改質
の考え方
3.1 摩耗機構を念頭においた
表面被膜の設計方法
3.2 摩耗低減のための表面
改質に関する理論
4. 今後の表面改質指針の発展
トライボロジーの概念と効用 第5節 摩耗現象とその基礎理論
(是永 敦)
(三科 博司)
1. はじめに
1. 摩耗とは
2. トライボロジーの概念
2. 固体の接触と摩耗
3. トライボロジーの立ち位置
3. 摩耗の分類
4. トライボロジーの効用
4. アブレシブ摩耗現象と基礎理論
5. 凝着摩耗現象と基礎理論
第2節 固体の表面
5.1 Holm の摩耗式
(佐々木 信也)
5.2 Rabinowicz および Archard
1. 固体表面の構造
の摩耗式
2. 固体表面における吸着現象
5.3 移着成長・脱落過程と
3. 表面自由エネルギー
摩耗式
4. 濡れ性
5.4 マイルド摩耗とシビヤ摩耗
5. 表面性状
5.5 笹田の摩耗式
5.1 二次元評価パラメータ
5.6 凝着摩耗・脱落過程の
5.2 三次元表面性状
in-situ 観察
6. 固体表面に関する知見の重要性
5.7 凝着摩耗の「摩耗素子」と
「摩耗の素過程」
第3節 固体接触理論
5.8 摩耗素過程から導かれる
第9節 液体の基本特性
(松田 健次)
摩耗式
(大野 信義)
1. 応力と変位
6. 凝着摩耗の素過程生成に
1. 液体とは
2. 半無限弾性体表面に作用する
関わる諸現象
2. 流動特性および粘度の単位
集中力の解
6.1 摩擦磁化現象
3. 粘度の測定
2.1 線荷重による応力と
6.2 せん断場における相転移
3.1 毛細管粘度計
表面変位
温度降下現象
3.2 回転粘度計
2.2 点荷重による応力と
6.3 凝着摩耗における
4. ニュートン流体と
表面変位
アンモニアの生成
非ニュートン流体
3. 特別な圧力分布
7. まとめ
5. ドゥーリットル(Doolittle)
4. ヘルツの接触理論
の粘度式
4.1 球面と球面の接触
第6節 焼付き現象
6. 液体粘度の温度変化
4.2 平行二円柱の接触
(平塚 健一)
6.1 粘度-温度関係式
4.3 任意の曲面の接触
1. 焼付きとは
6.2 粘度指数
5. くさびおよび円錐の押込み
2. 焼付きの過程・メカニズム
7. 密度の圧力変化
6. 硬さ試験
2.1 固着に至るまでの六つの
8. 粘度の圧力変化
6.1 球体の押込み
摩擦モード
8.1 高圧下の粘度測定
6.2 マイヤー則(Meyer’
s law)
2.2 流体潤滑モード
8.2 粘度-圧力関係式
6.3 角錐の押込み
2.3 混合潤滑モード
7. 多点接触問題
2.4 境界潤滑モード
第10節 潤滑理論
7.1 接触点での塑性変形が
2.5 固体摩擦(摩耗粉生成)
第1項 流体潤滑
十分に進んだ場合
モード
(風間 俊治)
7.2 ランダム粗さの弾性接触
2.6 固体摩擦(延しつぶし)
1. 潤滑方程式
理論
モード
1.1 潤滑モード(lubrication mode)
7.3 規則性凹凸面の弾性接触
2.7 固体摩擦(強凝着)モード
1.2 すきまの流れ
問題
3. 焼付きの予知
1.3 レイノルズ(Reynolds)方程式
1.4 円筒座標系
第4節 摩擦現象とその基礎理論
第7節 トライボ材料
2. キャビテーション
(阿保 政義)
(佐々木 信也)
2.1 ゾンマーフェルト
1. 摩擦の性質
1. トライボ材料の種類
(Sommerfeld)の境界条件
1.1 静摩擦
1.1 金属系材料
2.2 ギュンベル(Gümbel)の
1.2 動摩擦
1.2 セラミックス系材料
境界条件
2. 滑り摩擦
1.3 炭素系材料
2.3 レイノルズ(Reynolds)あるいは
2.1 滑り摩擦の発生とその構成
1.4 高分子系材料
スウィフト・スティーバー
2.2 滑り摩擦の法則
2. トライボ材料に求められる性質
(Swift-Stieber)の境界条件
2.3 滑り摩擦の 4 要素
2.1 硬さ
2.4 コイン・エルロッド
2.4 金属における滑り摩擦
2.2 表面性状
(Coyne-Elrod)の境界条件
3.
流体軸受への適用
3.1 スラスト滑り軸受
3.2 ジャーナル滑り軸受
3.3 静圧軸受
4. レイノルズ方程式の拡張
4.1 乱流潤滑
4.2 熱流体潤滑
4.3 非ニュートン流体の場合
4.4 粗さのある場合
4.5 気体潤滑
第2項
弾性流体潤滑
2.
摩擦・摩耗試験機
2.1 摩擦の測定
2.2 摩耗量の測定
2.3 摩擦・摩耗試験機の種類
3. 摩擦・摩耗試験で留意すべき
こと
第12節
表面分析法
(佐々木 信也)
1. 表面分析の目的と意義
2. 表面性状
3. 化学分析
3.1 走査型電子顕微鏡(Scanning
Electron Microscope:SEM)
3.2 光電子分光法(Photoemission
Spectroscopy: PS)
3.3 二次イオン質量分析法
(Secondary Ion Mass Spectroscopy:SIMS)
3.4 分光分析法
4. 機械的性質
5. 表面計測・分析で留意すべき
こと
4.
3.2 潤滑油の熱膨張係数
密度(比重)から推算できる
他の物性値
4.1 屈折率
4.2 比熱
4.3 熱伝導率
第3項
蒸気圧
(今野 聡一郎)
蒸気圧による潤滑油の各種性能
への影響
2. 蒸気圧の測定方法と潤滑油
への適用
2.1 U 字管水銀圧力計(静止法)
2.2 ブルドン管(静止法)
2.3 アイソテニスコープ法
(静止法)
2.4 水晶スパイラルゲージ法
(静止法)
2.5 トランスパイレーション法
(気体流通法)
2.6 ヌッセン法(気体流通法)
2.7 沸点法
3. 蒸気圧の推算法
3.1 クラウジウス・クラペイロン
(Clausius-Clapeyron)の式
3.2 アントワン(Antoine)の式
4. JIS の蒸気圧測定法
5. ガスクロ蒸留法
6. 蒸気圧とにおい
1.
(八木 和行)
弾性流体潤滑の定義
基礎方程式
無次元パラメータ
EHL 下でのトラクション
油不足での EHL
EHL に関する計測技術
6.1 光干渉法による油膜厚さ
測定方法
6.2 蛍光法による油膜厚さ
測定方法
6.3 薄膜抵抗法を利用した温度
および圧力測定方法
第2章
6.4 赤外放射法による温度計測
潤滑剤・潤滑法
6.5 分光法を用いた計測手法
7. 薄膜下での油膜厚さ
第1節 潤滑油の基本物性
8. Micro- EHL 下での油膜厚さ
第1項 粘度特性
9. 高滑り条件での油膜厚さ
(吉田 悟)
10. 非定常下での EHL
1. 粘度とは
第4項 鉱油の組成と物性
1.1 粘度の定義
第3項 境界・混合潤滑
(水谷 祐也)
1.2 動粘度
(青木 才子)
1. 鉱油系基油の組成
1.3 粘度指数
1. 境界潤滑
2. 潤滑油の分析方法(環分析)
2.
潤滑油基材による粘度特性
1.1 潤滑の形態
2.1 n-d-M 法
2.1 基油
1.2 混合潤滑
2.2 r1-VGC 法
2.2 粘度指数向上剤
1.3 境界潤滑を理解するため
3. 鉱油の物性
3. 潤滑油の粘度分類
の因子
3.1 粘度
3.1 自動車用潤滑油
2. 境界潤滑膜
3.2 粘度指数
3.2 工業用潤滑油
2.1 分子の極性
3.3 低温流動性
4. 各種粘度の意義
2.2 分子間力
3.4 アニリン点
4.1 高温高せん断粘度
2.3 物理吸着と化学吸着
4.2 CCS 粘度
2.4 油性剤と吸着分子膜
第5項 電気特性
4.3 MRV 粘度
2.5 極圧剤と反応被膜
(伊藤 岳史)
4.4 スキャニングブルック
2.6 最適な添加剤の選択
1. 潤滑油の導電性
フィールド粘度
3. 境界潤滑下の摩擦機構
2. 潤滑油の抵抗率
4.5 ブルックフィールド粘度
3.1 乾燥摩擦における固体接触
3. 潤滑油の誘電正接
部の静止摩擦係数
4. 潤滑油の絶縁破壊
第2項 密度と膨張
3.2 表面膜の影響
5. 潤滑油の流動帯電
(辰巳 剛)
3.3 境界潤滑の力学モデル
6. 潤滑油の電気特性
1. 密度とは
1.1 密度の定義
第11節 トライボ試験
第2節 潤滑油
1.2 密度と比重
(佐々木 信也)
第1項 エンジン油
1.3 密度の試験法
1. 摩擦・摩耗試験の目的と分類
(松井 茂樹)
2. 潤滑油の密度
1.1 摩擦・摩耗試験が材料強度
1. 自動車用エンジン油の要求性能
2.1 密度と化学構造
試験とは異なる点
1.1 適正な粘度特性および
2.2 潤滑油の密度
1.2 バラつきと不安定性
低温流動性
3. 潤滑油の膨張
1.3 摩擦・摩耗試験における
1.2 酸化安定性,酸中和性
3.1 膨張係数
標準化の意義
1.3 清浄分散性
1.
2.
3.
4.
5.
6.
1.4 耐摩耗性
1.5 消泡性
1.6 非金属材料との材料適合性
1.7 蒸発性
1.8 省燃費性
2. 自動車用エンジン油の組成
2.1 基油
2.2 添加剤
3. 自動車用エンジン油の規格
3.1 乗用車用エンジン油規格
3.2 ディーゼルエンジン油規格
4. 二輪車用エンジン油の要求性能
と組成
5. 二輪車用エンジン油の規格
5.1 JASO 4 サイクルエンジン油
規格
5.2 JASO 2 サイクルエンジン油
規格
6. 自動車用,二輪車用エンジン油
の劣化と性状変化
7. 舶用エンジンの特徴と分類
8. 舶用エンジン油の分類と
要求性能
8.1 シリンダ油
8.2 システム油
8.3 トランクピストン
エンジン油
9. その他のエンジン油
9.1 船外機用エンジン油
9.2 ガスエンジン油
第2項
駆動系油
5.1 一般作動油
5.2 生分解性作動油
5.3 難燃性作動油
6. しゅう動面油
6.1 滑り案内
6.2 転がり案内
6.3 静圧案内
7. 工業用ギヤ油
7.1 工業用ギヤ油の規格
7.2 工業用ギヤ油の変遷
第4項
1.
切削油
1.1 切削油の役割と要求性能
1.2 切削加工の潤滑機構
1.3 切削油の分類
2.塑性加工油
2.1 塑性加工油の役割と
要求性能
2.2 塑性加工油の導入機構
2.3 塑性加工油の潤滑機構
2.4 塑性加工油の分類
第3節
第3項
工業用油
グリース
試験法
(土居 義孝)
潤滑油の試験法
1.1 試験の意義
1.2 試験方法
2. 測定方法
2.1 密度(JIS K 2249-1)
2.2 動粘度(JIS K 2283)
2.3 引火点(JIS K 2265-3,
JIS K 2265-4)
2.4 水分(JIS K 2275:カール
フィッシャー式電量滴定法)
2.5 不溶解分(ASTM D 893)
2.6 塩基価(JIS K 2501:
電位差滴定法)
2.7 酸価(JIS K 2501)
2.8 元素分析(JPI-5S-38-2003,
JPI-5S-44-95)
1.
(酒井 一泉)
グリースとは
グリースの種類
2.1 増ちょう剤の種類
2.2 基油の種類
2.3 添加剤の種類
第7節 安全性
3. グリースの試験方法
(守田 洋子)
3.1 ちょう度
1. 製品の安全性
3.2 滴点
2. 安全性設計の流れ
3.3 離油度
3. 潤滑油基材の危険有害性・
3.4 水洗耐水度
関連法規制の調査
3.5 低温トルク
3.1 危険有害性情報の入手
3.6 ロール安定度
3.2 法規制に関する調査
4. グリースの劣化と寿命
4. 潤滑油製品の危険有害性情報
4.1 化学的要因
の提供
4.2 物理的要因
4.1 最終製品としての危険
4.3 異物の混入
有害性の判定
4.4 劣化の判定
4.2 危険有害性の情報の提供
5. グリースの取扱い上の注意
1.
2.
第3章
機械要素のトライボ設計
固体潤滑剤
(菖蒲 祐輔)
固体潤滑剤とは
第1節 しゅう動面の運動と
固体潤滑剤の種類
トライボ損傷
2.1 層状構造物質
(野口 昭治)
2.2 軟質金属
1. トライボ機械要素内部の
2.3 高分子化合物
運動形態と損傷
2.4 その他
2. 滑り運動に起因するトライボ損傷
3. 固体潤滑剤の使用形態
3. 転がり運動に起因するトライボ損傷
4. 固体潤滑剤の使用上の注意
1.
2.
(置塩 直史)
工業用潤滑油の概要
タービン油
2.1 無添加タービン油
2.2 添加タービン油
3. 圧縮機油
3.1 回転式圧縮機油
3.2 往復動圧縮機油
4. 軸受油
第5節 潤滑法
4.1 工作機械の軸受油
4.2 抄紙機と圧延機の軸受油
1. 適切な潤滑とは
5. 油圧作動油
2. 潤滑法の基本
1.
2.
潤滑油剤の特徴と供給方法
供給方法
4.1 潤滑油の全損式給油法
4.2 潤滑油の反復式給油法
4.3 グリースの非補給式潤滑法
4.4 グリースの給脂法
5. 機械要素の潤滑方式
5.1 軸受
5.2 歯車
5.3 チェーン
第6節
(髙木 智宏)
(松木 伸悟)
自動変速機油 ATF(Automatic
Transmission Fluid)
1.1 自動変速機 AT の構造
1.2 ATF に要求される性能
2. 無段変速機油 CVTF
(Continuously Variable
Transmission Fluid)
2.1 無段変速機 CVT の構造
2.2 CVTF に要求される性能
3. 自動車用ギヤ油
3.1 自動車用ギヤの構造
3.2 ギヤ油に要求される性能
3.3 ギヤ油の品質分類と粘度分類 第4節
1.
金属加工油
3.
4.
第2節
(設楽 裕治)
1.
2.
滑り軸受のトライボ設計Ⅰ
(吉本 成香)
滑り軸受の概要
潤滑状態の種類
3.
潤滑状態による滑り軸受の分類
3.1 固体潤滑軸受
(自己潤滑軸受)
3.2 境界・混合潤滑軸受
3.3 流体潤滑軸受
4. 流体潤滑軸受の基礎方程式
と数値計算法
5. 流体潤滑軸受の基本特性の定義
6. 流体潤滑軸受の形状・構造
と軸受特性
6.1 動圧型流体潤滑軸受
6.2 静圧型流体潤滑軸受
7. 流体潤滑ジャーナル軸受の設計法
7.1 動圧型真円ジャーナル軸受
の設計の目安
7.2 静圧型ジャーナル軸受の
設計の目安
第3節
6.3 油潤滑
6.4 潤滑方法
6.5 許容回転数
7. 転がり軸受の特性
7.1 摩擦
7.2 温度上昇
7.3 振動と音響
8. 特殊環境に用いられる転がり軸受
8.1 特殊環境で用いられる
軸受とは
8.2 特殊環境に用いられる
転がり軸受材料
8.3 特殊環境に用いられる
固体潤滑剤
8.4 特殊環境で用いられる転がり
軸受の代表的な構成
9. 転がり軸受の損傷と原因
ならびに対策
9.1
9.2
第6節
潤滑方法
潤滑油の選択
ねじのトライボ設計
(小林 恒)
1. ねじの基礎
1.1 つる巻線
1.2 ねじの用語
1.3 ねじ山の種類
2. 締結ねじ
2.1 ねじの力学
2.2 ねじの締付け
2.3 ねじ山の強度
2.4 ねじ部品の強度
2.5 ねじ部品の疲れ
3. 運動ねじ
3.1 ねじ対偶
3.2 ボールねじ
3.3 その他の運動ねじ
滑り軸受のトライボ設計Ⅱ
(出崎 亨) 第5節 歯車のトライボ設計
1. 材料
(小林 恒) 第7節 機械式無段変速機構の
1.1 銅合金
1. 軸間位置関係による歯車の
トライボ設計
1.2 アルミニウム合金
分類
(大澤 正敬,樽谷 一郎)
1.3 ホワイトメタル
1.1 両軸線が平行している歯車対
1. 概要
1.4 オーバレイ
1.2 両軸線が交差している歯車対
1.1 無段変速機構の形式
1.5 無潤滑材料
1.3 両軸線が食違っている
1.2 自動車用無段変速機
2. 損傷と対策
軸歯車対
2. 可とうベルト式 CVT
2.1 摩耗
2. 歯車かみ合い条件
2.1 動力伝達メカニズム
2.2 焼付き
3. インボリュート歯形をもつ
2.2 動的な動力伝達
2.3 疲労
円筒歯車
3. トラクション伝達式
2.4 腐食
3.1 インボリュート曲線の
トロイダル CVT
2.5 キャビテーション
生成と特徴
3.1 トラクション伝達力
エロージョン
3.2 インボリュート歯形の
3.2 変速機構
2.6 フレッチング
歯車対のかみ合い特徴
3.3 歯車の記号,用語,
第8節 巻掛け伝動のトライボ設計
第4節 転がり軸受のトライボ設計
標準歯車
(大窪 和也)
(竹林 博明,浅野 憲治)
3.4 インボリュート歯車の
1. 巻掛け伝動とは
1. 軸受の種類と構造
正確かみ合い条件
2. ベルトの構造の種類とその特徴
1.1 形式と構造
3.5 かみ合い率
(ベルトの選定時に必要な
1.2 軸受の標準化と規格
3.6 歯たけの滑り速度と滑り率
基本事項)
1.3 軸受の主要寸法と呼び番号
3.7 転位歯車
3. 平ベルトの古典摩擦伝動理論
1.4 精度
3.8 インボリュートはすば歯車
4. V ベルトの見掛けの摩擦係数
2. 材料と熱処理
4. かさ歯車
5. ベルトの古典理論の矛盾点
2.1 要求特性
5. 食違い軸歯車
6. ベルト伝動時の動力損失
2.2 軌道輪と転動体の材料
5.1 ねじ歯車
7. まとめ
2.3 保持器用材料
5.2 ウォームギヤ
3. 静的負荷容量
5.3 ハイポイドギヤ
第9節 柔軟媒体搬送機構の
3.1 基本静定格荷重
6. 歯車精度
トライボ設計
3.2 静等価荷重と安全係数
6.1 平歯車およびはすば歯車
(山浦 弘)
4. 転がり軸受の寿命
の精度
1. ラップ搬送機構
4.1 基本定格寿命
6.2 歯当たりおよび歯当たり状態
1.1 巻込み空気の影響による
4.2 基本動定格荷重と動等価荷重
7. 歯車の損傷と強度設計
搬送速度の制限
4.3 修正定格寿命式
7.1 歯車の損傷
1.2 ローラ軸のミスアライ
5. 転がり軸受の使用方法
7.2 平歯歯車とはすば歯車の
メントによるウェブの
5.1 はめあい
強度設計
皺の形成
5.2 内部すきま
7.3 かさ歯車の強度設計
1.3 エアターンバーにおける
5.3 予圧
7.4 ウォームギヤの強度設計
自励振動の発生
6. 転がり軸受の潤滑
7.5 スコーリングの発生予測
2. 巻取り機構
6.1 潤滑の目的
8. 歯車用材料と熱処理
2.1 スターディフェクト
6.2 グリース潤滑
9. 歯車の潤滑
2.2 テレスコープ
2.3 最適巻取り条件の設計
ニップ搬送機構
3.1 用紙搬送速度のパラメータ
依存性を考慮した設計
3.2 偏荷重による紙の回転
3.3 軸の傾きによる紙の横ずれ
3.4 最大ニップ圧力・押付け力
の均一化
4. 繰出し機構
3.
第10節
クラッチのトライボ設計
(竹崎 謙一)
1. 湿式クラッチの機能
2. 湿式クラッチの基本形式と特長
2.1 摩擦材料
2.2 基本諸元
2.2.6 摩擦プレートの油溝
3. まとめ
第11節
シールのトライボ設計
(岡 耕一)
1. シールの分類と特徴
2. 代表的なパッキン
2.1 成形パッキン
2.2 グランドパッキン
2.3 メカニカルシール
3. オイルシール
3.1 オイルシールの形状と形式
3.2 オイルシールの選定
3.3 軸およびハウジングの設計
3.4 オイルシールの性能
3.5 オイルシールの実用例
3.6 オイルシールの密封不具合
とその要因
第12節
案内面のトライボ設計
(齊藤 利幸)
1. 案内面の基本構造と材料
1.1 原理と構造
1.2 構造体およびしゅう動材
の材料
1.3 滑り面の潤滑
2. 滑り案内面
2.1 動圧滑り面
2.2 滑り案内面の機械構成
2.3 複合案内面
3. 静圧案内面
3.1 油静圧案内面
3.2 空気静圧案内面
第4章
新しいトライボロジー技術
の設計への応用
第1節
ナノトライボロジー
(三宅 晃司)
1. ナノ領域における摩擦の
支配因子
1.1 表面の化学組成・
表面エネルギー
1.2 原子・分子の配列
2. ナノ領域での摩擦特性を
生かす表面設計
3. 今後に向けて
第3項
1.
2.
3.
第2節
酸化グラフェン
(木之下 博)
酸化グラフェンについて
酸化グラフェンの潤滑添加剤
への応用
まとめ
DLC 応用技術
(加納 眞) 第5節 新しい潤滑剤としての
DLC コーティング適用の背景
イオン液体
エンジン部品適用開発に
(佐々木 信也)
着手時の検討項目
1. 潤滑剤としてのイオン液体
3. エンジン部品適用開発プロセス
1.1 イオン液体の流体潤滑性能
3.1 エンジン部品開発スタート
1.2 イオン液体の境界潤滑性能
時の必要条件
2. イオン液体の腐食対策
3.2 部品開発に必要な単体試験
2.1 雰囲気の制御
評価方法
2.2 フッ化金属生成反応の抑制
3.3 量産化へのプロセス
2.3 ハロゲンフリーイオン液体
4. 今後の応用技術
3. 真空用潤滑剤としての応用
3.1 真空中での潤滑性
第3節 表面テクスチャリング
3.2 アウトガスの発生
(佐々木 信也)
4. イオン液体実用化に向けた
1. 表面テクスチャリングに
課題と展望
期待される効果
2. 表面テクスチャの創製
第5章
プロセス技術
トライボロジーの実践
3. 表面テクスチャリングによる
トライボ特性の向上
第1節 輸送機器におけるトライボ
4. しゅう動面アーキテクチャ
対策設計事例
構築に向けた課題
第1項 自動車
[1. エンジンのトライボロジー]
第4節 新しいトライボマテリアル
(海道 昌孝,不破 良雄)
第1項 ポリマーブラシ
(檜垣 勇次,高原 淳)
[2. 動力 伝 達装 置 のト ラ イボ ロジ ー]
1. 高分子電解質ブラシの精密合成
(海道 昌孝,不破 良雄)
2. ポリマーブラシの濡れ性
3. 高分子電解質ブラシの水潤滑
[3. ブレーキのトライボロジー]
トライボマテリアルとしての
(羽鳥 公一)
可能性
1.
摩擦ブレーキとは
4. ポリマーブラシの応用展開
2. 摩擦材の開発
に向けて
3. ブレーキにおける NV 現象と
その対策
第2項 ゲル
4. トルク抜け異音における
(山田 航平,亀山 敏貴,和田 真人,
トライボロジー的な解析事例
古川 英光)
4.1 実験の考え方と装置
1. ゲルとは?
4.2 実験方法
1.1 ゲルの構造と特徴
4.3 摩擦面解析
1.2 高強度ダブルネットワーク
4.4 数値的考察
ゲル
5. まとめ
2. ゲルの摩擦理論
2.1 潤滑摩擦
[4. 懸架装置のトライボロジー]
2.2 ゲルの摩擦特性
(加藤 慎治)
2.3 吸着・反発理論モデル
1. ショックアブソーバ
3. ゲルのアプリケーション
2. ショックアブソーバのしゅう動部
3.1 DN ゲルの電場応答性と
2.1 ピストン部
摩擦制御
2.2 ロッドガイド部
3.2 DN ゲルの電場応答性を
2.3 オイルシール部
利用した摩擦制御モデル
2.4 ピストンロッド部
(GEL-SLIDER)
2.5 作動油
4. 新しいトライボマテリアル
3. まとめ
としてのゲル
1.
2.
[5. タイヤのトライボロジー]
(網野 直也)
1. タイヤの要求性能と
摩擦・摩耗
2. タイヤの転がり抵抗
3. タイヤの摩擦特性
4. タイヤの摩耗特性
[6. 補機製品のトライボロジー]
(村上 洋一)
1. 燃料噴射機器製品
1.1 ディーゼル噴射ポンプ
1.2 ディーゼルインジェクタ
1.3 ガソリン噴射ポンプ,
フューエルポンプ
2. 空調機器製品
2.1 エアコン用コンプレッサ
3. 電気機器製品
3.1 スタータ
3.2 フューエルポンプモータ
3.3 オルタネータ
第2項
3.
4.
2.3 硫酸腐食防止対策
主軸受の損傷対策
燃料ポンプ,燃料弁の損傷対策
4.1 燃料ポンプ
4.2 燃料弁
第4項
鉄道車両のトライボロジー
(小原 孝則)
1. トロリ線とパンタグラフ
1.1 トロリ線
1.2 パンタグラフすり板
2. 車軸まわりの軸受
2.1 車軸軸受
2.2 主電動機軸受
3. ブレーキ
3.1 踏面ブレーキ
3.2 ディスクブレーキ
4. 車輪とレール
4.1 粘着力と諸課題
4.2 増粘着方策
4.3 車輪とレールの摩耗
第2項
農機のトライボロジー
(佐藤 芳樹)
1. 農機の概要
2. 農機のエンジン
2.1 エンジンの種類
2.2 エンジンのトライボ設計
2.3 エンジン油
3. 農機のパワートレイン
3.1 トラクタ
3.2 コンバイン
3.3 田植機
3.4 パワートレインの
トライボ設計
3.5 潤滑油
第3項 ポンプのトライボロジー
(1. 杉山 憲 一 , 2.會 澤 宏 二,
3. 兼森 祐治)
1. 汎用ポンプ
1.1 製品概要
1.2 構造と特徴
1.3 技術データ
2. ポンプ用水潤滑ラジアル軸受
2.1 製品概要
2.2 構造と特長
2.3 技術データ
3. 高圧ポンプのトライボロジー
3.1 高圧ポンプの構造と
トライボロジー要素
3.2 高圧ポンプのトライボ
ロジー技術課題
3.3 ポンプのトライボロジー
要素の状態監視診断技術
航空機/ジェットエンジン
第5項 エレベータ,エスカレータ
のトライボロジー
のトライボロジー
(佐分 茂)
(中川 博之)
1. 航空機エンジンの
1. エレベータ
トライボロジー
1.1 駆動機構におけるトライボ
2. 軸受
ロジーの課題
2.1 使用条件
1.2 非常止め装置
2.2 軸受材料
2. エスカレータ
2.3 潤滑方法
2.1 エスカレータの駆動機構
2.4 スキッティングに対する
2.2 手すりの走行性能
対応
2.3 踏段,床板,スカート
2.5 軸振動に対する対応
ガードの摩擦評価
3. 歯車
第4項 圧縮機/冷凍機の
3.1 プロペラ減速ギヤボックス
第2節 産業機械におけるトライボ
トライボロジー
3.2 補機駆動ギヤボックス
対策設計事例
(東﨑 康嘉)
4. シール
1. 圧縮機/冷凍機の構造
4.1 ブラシシール
第1項 建設・土木機械の
2. 圧縮機/冷凍機でのトライボ
4.2 カーボンシール
トライボロジー
ロジー課題
4.3 リップシール
(秋田 秀樹)
2.1 歯車の動力損失予測手法
4.4 ハイドロシール
1. 油圧ショベルの構造
2.2 FEM(Finite Element Method
5. 耐摩耗技術と耐焼付き性技術
2. クローラ周りの軸受の課題と
:有限要素法)による歯面に
5.1 ファン
最新技術
おける温度分布の計算手法
5.2 圧縮機
2.1 トラックリンクの軸受の
2.3 転がり軸受の最近の
5.3 タービン
技術変遷
トライボロジー技術
6. 新技術の適用
2.2 上下ローラ用密閉構造の
2.4 潤滑油
技術変遷
第3項 船舶/舶用エンジンの
3. フロントアタッチメント周りの
第3節 製鉄機械におけるトライボ
トライボロジー
軸受の課題と最新技術
対策設計事例
(齋藤 吉之)
3.1 フロント軸受用ブシュの
(四阿 佳昭)
1. リング,ライナの損傷対策
技術変遷
1. 製鉄機械の環境・稼働条件と
1.1 エンジンの構造と潤滑の
3.2 フロント軸受用スラスト
トライボロジーに関わる課題
仕組み
プレートの技術変遷
2. 製鉄工程別のトライボ対策
1.2 ピストンリング,シリンダ
3.3 バケットヒンジ部耐土砂
2.1 製銑工程
ライナの損傷形態と要因
摩耗の技術変遷
2.2 製鋼工程
2. 過大摩耗対策
4. まとめ
2.3 圧延工程
2.1 リング,ライナの耐焼付き
2.4 工程共通(油圧装置)の
特性向上
トライボ設計改善
2.2 油膜切れ防止対策
第4節
情報機器におけるトライボ
対策設計事例
第6節
発電所におけるトライボ
第10節 宇宙機器におけるトライボ
対策設計事例
対策設計事例
(渡部 幸夫)
(佐々木 彰)
第1項 現金自動預払機・自動改札
1. 蒸気タービン(steam turbine)
1. 宇宙機器が遭遇するトライボ
機のトライボロジー
1.1 軸受
ロジー問題
(小林 祐子)
1.2 ノズルと羽根
1.1 真空環境
1. 現金自動預払機における
1.3 シール
1.2 原子状酸素
トライボ対策設計事例
1.4 蒸気弁
1.3 放射線・紫外線
1.1 オーバーラップ式分離機構
2. ガスタービン(gas turbine)
1.4 微小重力
1.2 オーバーラップ部のローラ
3. 水力発電機(water turbine
1.5 温度変化
形状適正化
generator)
1.6 振動
1.3 搬送力と抵抗力の定式化
4. 発電機(generator)
2. 宇宙用潤滑剤の種類と特徴
1.4 オーバーラップ量の
5. 発電所の状態監視保全
3. 宇宙用機器への適用事例と留意点
適正範囲拡大
5.1 回転機の状態監視保全
2. 自動改札機における
5.2 軸受摩耗解析
第11節 家電におけるトライボ対策
トライボ対策設計事例
5.3 運転中保全
の設計事例
2.1 自動改札機の分離部の
5.4 地震時の機能限界耐力評価
(永田 修平)
しくみ
1. 家電製品のトライボ設計
2.2 ゴムローラの膨潤
第7節 風車におけるトライボ対策
2. 家庭用冷蔵庫のトライボ対策設計
2.3 従来のゴムローラ膨潤
設計事例
2.1 冷蔵庫用圧縮機の構造
試験方法
(矢野 昭彦)
2.2 冷凍機油
2.4 ゴムローラの膨潤加速
1. 風車の概要
2.3 給油機構
試験方法
2. 各要素の設計
2.4 しゅう動部損失低減構造
2.1 翼軸受
第2項 複合機・プリンタの
2.2 主軸受
トライボロジー
2.3 増速機
第6章
(高橋 正樹)
メンテナンストライボロジー
1. 電子写真方式を用いた複合機・
第8節 免震/制振装置における
プリンタの事例
トライボロジー技術の
第1節 設備管理とメンテナンス
1.1 画像形成プロセス概要
適用事例
トライボロジー
1.2 画像形成プロセスに関連
(金子 修平)
(若林 利明)
する課題と対策
1. 免震構造と制振構造
1.
メンテナンスとは
1.3 画像形成要素に関連する
2. 滑り技術を利用した免震装置
1.1 メンテナンスの定義
課題と対策
2.1 免震装置の分類
1.2 メンテナンスの意義
1.4 印刷媒体に関連する課題
2.2 滑り支承
1.3 メンテナンスの目的
と対策
2.3 免震用摩擦ダンパ
1.4 メンテナンス産業の現状
2. サーマル記録方式を用いた
3. 摩擦を利用した制振装置
と将来像
プリンタ
3.1 制振装置の分類
2.
メンテナンス方式とその選定
3.2 制振用摩擦ダンパ
2.1 メンテナンス方式の分類
第3項 ハードディスク(HDD)
2.2 メンテナンス方式の選定
のトライボロジー
第9節 橋梁におけるトライボロジー
3. メンテナンスとトライボロジー
(古川 勝)
技術の適用事例
の関わり
1. ハードディスクにおける
(北林 良太)
3.1 技術面から見た関わり
トライボ技術の重要性
1. 橋梁と支承
3.2 経済面から見た関わり
2. HDI におけるトライボロジー
1.1 支承に要求される機能
4. 故障物理とトライボ損傷
技術
1.2 地震時に支承に要求される
4.1 故障物理とは
3. 今後の課題
機能
4.2 トライボ損傷と故障の
4. まとめ
2. 滑り技術を用いた支承
メカニズム
2.1 線支承
第5節 石炭粉砕ミルにおける
2.2 支承板支承
第2節 信頼性設計
トライボ対策設計事例
2.3 ピボット支承および支承板
(似内 昭夫)
(矢野 昭彦)
を有するピボット支承
1. 信頼性とは
1. 石炭粉砕ミル
2.4 滑り型ゴム支承
2. メンテナンストライボロジー
2. 石炭粉砕ミルの構成と
3. 橋梁への滑り技術適用例
の構成
トライボロジー課題
3.1 鋼橋への適用事例
3. 信頼性設計の構成
2.1 駆動部
3.2 長大トラス橋への適用事例
4. 信頼度と不信頼度
2.2 粉砕・乾燥部
3.3 斜張橋・吊り橋への適用
5. システムの動作状態と故障時間
2.3 分級部
事例
5.1 アップ状態とダウン状態
3.4 ポストスライド工法
5.2 修理系と非修理系
3.5 横取り工法
5.3 故障時間と MTBF,MTTF
故障率
6.1 故障率の定義
6.2 故障率のパターンと故障率
のバスタブ曲線
7. 信頼性の定量化と信頼性特性値
8. 基礎数理
8.1 ヒストグラムおよび
確率密度関数,分布関数
8.2 平均μ,E(t)
8.3 分散 V(t)
8.4 標準偏差σ,D(t)
~
8.5 メジアン t
8.6 モード t*
9. 信頼性モデル
9.1 破壊モデル
9.2 分布モデル
10. システム設計
10.1 システムの基本モデル
10.2 システム設計の基本的な
考え方
10.3 システムの信頼度
10.4 冗長系システムと信頼度
11. 信頼性予測と故障解析
11.1 信頼性予測
11.2 フォールト解析
12. 信頼性試験
13. 設計審査(Design Review:DR)
6.
2.6 添加剤の劣化の影響
潤滑油の酸化劣化
3.1 酸化劣化の進行過程
3.2 潤滑油の酸化劣化の
メカニズム
4. グリースの劣化のメカニズム
5. 潤滑剤の汚染
5.1 汚染物質の種類と発生源
6. 潤滑剤の劣化が設備に
及ぼす影響
6.1 潤滑油の劣化による性状値
の変化要因
6.2 潤滑油汚染の設備への影響
7. 潤滑剤の劣化測定法
7.1 粘度測定法
7.2 色測定法
7.3 中和価測定法
7.4 水分の測定法
7.5 酸化劣化測定法
8. 汚染度の測定
8.1 汚染度の表示法
8.2 汚染度測定法
9. グリースの劣化評価法
3.
第5節
潤滑管理の実際
4.
漏れ管理 始業点検・日常点検
漏れ管理の成果スケール
第7節
油圧・空圧システムに
おける潤滑剤の劣化管理
(永仮 光洋)
1. 潤滑管理の目的
2. 管理項目の目的と測定法
2.1 清浄度の測定
2.2 酸価の測定
2.3 動粘度の測定
2.4 色相の測定
2.5 水分の測定
2.6 水分離性の測定
2.7 消泡性の測定
2.8 油中元素分の測定
2.9 密度・屈折率の測定
2.10 引火点の測定
2.11 RPVOT:回転ボンベ式
酸化安定度の測定
2.12 赤外吸収スペクトル
3. 日常点検
4. 油圧作動油の種類と潤滑管理
4.1 鉱油系作動油の潤滑管理
4.2 脂肪酸エステル系難燃性
作動油
4.3 リン酸エステル系難燃性
作動油
4.4 水-グリコール系難燃性
作動油
4.5 エマルション系難燃性
作動油
4.6 生分解性作動油
5. コンプレッサ油の種類と
潤滑管理
5.1 スクリューコンプレッサ油
の潤滑管理
5.2 レシプロコンプレッサ油
の潤滑管理
6. 油圧作動油とコンプレッサ油
の潤滑油管理:まとめ
(川畑 雅彦)
潤滑管理の活用
トライボロジーの経済効果
潤滑管理の必要性
第3節 潤滑診断技術とその応用
火力発電所における潤滑管理
(長野 克己,四阿 佳昭)
4.1 非常用発電機のディーゼル
1. 潤滑診断技術の概要
エンジン
2. 摩耗粉診断
4.2 潤滑油中の摩耗粒子濃度
2.1 フェログラフィ法
の平衡
(摩耗粉診断法)
4.3 実機への適用
2.2 SOAP 法
4.4 CBM データでの潤滑状態
(Spectrometric Oil Analysis
の判断
Program)
4.5 発光分光分析法の特徴と
2.3 その他の摩耗粉診断法
留意点
3. 潤滑診断技術の分析項目と
4.6 エンジンオイルの分析結果
適用範囲
と延伸化の検討
4. 潤滑技術診断の応用例
4.7 延伸化の経済効果
4.1 軸受内グリースの
5. 水力発電所における潤滑管理
第8節 油圧・空圧システムに
潤滑診断技術
5.1 軸受焼損原因の推定
おける潤滑剤の汚染管理
4.2 集中給脂装置から排出
5.2 軸受焼損の回避事例
(本田 知己)
されたグリース分析に
6. 潤滑管理への期待
1. 油空圧システムと汚染管理
よる摩耗診断技術
2. 汚染タイプと汚染源
4.3 摩耗粉濃度測定事例
第6節 漏れ管理
2.1 固体状汚染物質
(似内 昭夫)
2.2 液体状汚染物質
第4節 潤滑剤の劣化・汚染
1. 漏れ管理の重要性
2.3 気体状汚染物質
(似内 昭夫)
2. 漏れが発生する箇所
3. 粒子状汚染物質の影響と
1. 潤滑剤の“劣化”の意味
3. 設備の稼働前各工程における
その除去による効果
2. 潤滑剤の劣化に影響を
漏れ管理
3.1 粒子状汚染物質で
及ぼす因子
3.1 設備・配管系の機器選定に
引き起こされる故障
2.1 基油の酸化,熱分解
あたって考慮すること
3.2 固体の粒子状汚染物質を
の影響
3.2 配管系の設計・施工に
減少させるろ過の効果
2.2 固相の影響
あたって考慮すべきこと
4. 清浄度の評価
2.3 液相の影響
3.3 設備の組立・据付け段階に
4.1 対象となる粒子径範囲
2.4 気相の影響
おける漏れ管理
4.2 固体の粒子状汚染物質の
2.5 放射線の影響
3.4 設備の稼働工程における
測定・監視方法
1.
2.
3.
4.
5.
固体微粒子の汚染のレベルを
表現するための清浄度コード
5.1 ISO 4406 清浄度コード
5.2 NAS 1638,SAE AS 4059,
および ISO 11218 清浄度
コード
6. 油圧システムのための要求
清浄度(Requiered Cleanliness
Levels:RCLs)の設定
6.1 RCL を選択するための
1 番目であり最適な方法
6.2 RCL を選択するための
2 番目の方法
6.3 RCL を選択するための
3 番目の方法
6.4 RCL を選択するための
4 番目の方法
7. 清浄度管理コンセプト
7.1 システム設計問題
7.2 システム清浄度の監視
7.3 清浄度管理のための
システム・メンテナンス
8. 清浄度管理の責任
方向性
今後必要と予想される
トライボロジー
4. 人工衛星/月・惑星探査系
4.1 潤滑剤
4.2 転がり軸受
5. 輸送系
5.1 ロケットエンジン用軸受
5.2 ロケットエンジン用
軸シール
6. 設計標準および設計
ガイドライン
3.
第3節
第6節
靴のトライボロジーの展開
(山口 健,堀切川 一男)
1. 滑りに起因する転倒事故
2. 靴底の耐滑性評価指標として
の摩擦係数
3. 滑り転倒防止のために求め
られる静摩擦係数と動摩擦
係数の値
4. 耐滑靴底の開発事例
4.1 RBのセラミックス粒子を
配合した耐滑ゴム複合
材料の開発と靴底への応用
4.2 ハイブリッド表面パターン
を用いた耐滑ゴム底の開発
5. 靴底の耐滑性向上における
今後の課題
水素利用機器のトライボ
ロジーの展開
(杉村 丈一)
1. 水素利用の新しい動き
2. 水素の性状
第7節 紙のトライボロジーの展開
3. 金属材料
(江前 敏晴)
4. コーティング
1. トライボロジーから見た
5. 高分子材料
紙の製造工程と組成の特徴
6. 転がり疲れと水素
2. トライボロジーに関与する
紙の物性
第4節 医療機器(X 線管)の
3. 紙の摩擦係数
第9節 MP 設計・トライボ設計
トライボロジーの展開
3.1 摩擦係数測定方法
(似内 昭夫)
(服部 仁志)
3.2 紙の性質と摩擦係数
1. MP・保全性設計
1. 回転陽極型 X 線管の概要
4. 紙の摩擦係数に影響する因子
1.1 MP・保全性設計とは
1.1 固体潤滑玉軸受
1.2 保全性・保全度
1.2 液体金属軸受
第8節 テキスタイルのトライボロジー
1.3 修復,修復率
2. 高速 CT 用 X 線管の課題
の展開
1.4 システムの動作状態
2.1 X 線 CT 装置
(井上 真理)
1.5 アベイラビリティ
2.2 X 線管に要求される機能
1. テキスタイルのトライボロジー
(availability)
2.3 高速 CT 用 X 線管
2. 布の風合い・肌触り
2. トライボ設計
3. 動圧ハイブリッド軸受
3. 布の表面特性の測定
2.1 トライボ設計とは
3.1 振動安定性と高負荷容量
4. 布の表面特性
2.2 トライボシステムとトライボ
の両立
5. テキスタイルのトライボロジー
特性に関わる諸要因
3.2 動圧ハイブリッド軸受の
の展開
2.3 トライボ設計の手順
基本特性
2.4 しゅう動面のトライボ設計
3.3 平行度保障のための
第9節 化粧品のトライボロジー
機構設計
の展開
4.
X
線管用軸受の今後
(中野 健)
第7章
1.
化粧品の塗布触感
これからのトライボロジー
第5節 人工関節のトライボロジー
2. 塗布触感の評価装置
の展開
3. パウダーファンデーション
第1節 グリーンテクノロジーとして
(澤江 義則)
の塗布触感
のトライボロジーの展開
1. 人工関節とバイオ
3.1 サンプル
(佐々木 信也)
トライボロジー
3.2 評価装置を用いて
1. グリーン戦略としてのサステイ
2. 人工関節のデザイン
得られる信号
ナブル・トライボロジー
3. 人工股関節における
3.3 塗布触感との関係
2. 地球環境問題とトライボロジー
ポリエチレンの摩耗
4. エマルションファンデー
3. サステイナブル・トライボ
4. 架橋ポリエチレン
ションの塗布触感
ロジー
5. ハード・オン・ハード
4.1 サンプル
4. 新たなパラダイムの創造に
人工股関節
4.2 評価装置を用いて
向けて
6. 生体を規範とした人工関節の
得られる信号
トライボロジー設計
4.3 塗布触感との関係
第2節 宇宙空間のトライボロジー
7. 今後の展望
5. 今後に向けて
の展開
(小原 新吾)
索引
1. 宇宙トライボロジーの現状
2. 宇宙開発・利用の今後の