『Toolbox EDIサービス』のご紹介

IBM i に、もっと便利を
NAXクラウド
『Toolbox EDIサービス』のご紹介
~流通BMS®で簡単に接続できます!~
2015.04.01
ソリューション第1事業部
プロダクトサービス部
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目次
1.流通業界のEDIの現状と標準について
2.流通BMS®の目的と対象範囲
3.流通BMS®での業務プロセス
4.小売業での対応状況
5.流通BMS®への接続方式変更
6.流通BMS®への移行に必要な項目
7.卸、メーカーでの対応
8.「Toolbox EDIサービス」
9.サービス内容
10.「Toolbox EDIサービス」での接続イメージ
11.変換プログラム
12.流通BMS®導入日程の目安
13.サービス価格
14.動作環境
「流通ビジネスメッセージ標準」ならびに「流通BMS」は、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。
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1.流通業界のEDIの現状と標準化について
• 現状の流通業界では、製・配・販の業態間、取扱商品の違いによる業種間で
情報連携が統一化されておらず、各企業間において個別の通信手順、フォー
マットを利用している。
– 取引先ごとの通信インフラと基幹システムとの連携が個別に必要
• 流通サプライチェーンでの標準化されたEDIが必要! ⇒ 『流通BMS®』
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2.流通BMS®の目的と対象範囲
• 目的
「現在のEDIの課題の解消」と「標準化の進展とIT活用」
• 対象範囲
通信手順、フォーマットおよび業務プロセス
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3.流通BMS®での業務プロセス
• スーパー業界で一般的な受発注業務ベースで標準化
(下記は、Ver1.1版 現在は、Ver1.3版で運用)
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4.小売業での対応状況
2011年12月の状況です。
• GMS(ゼネラルマーチャンダイズストア)
• A社
2012年12月までの対応を依頼
• Y社
2012年9月までの対応を依頼
• I社
2014年8月までの対応を依頼
• その他
各社大手から順次対応中
*12月にJCAサーバ停止
• ホームセンター
• K社
2012年12月までに400社の対応を予定
• ドラッグストア
• M社
2012年7月から対応開始
• コンビニエンスストア
• S社
2014年から対応開始
• その他
• GMSを中心とした卸業の対応に合わせて関連小売業でも対応を開始
• 関連する運送業、倉庫業等でも必要に応じて対応を開始
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5.流通BMS®への接続方式変更
• 各EDI取引先では、これまでのJCA手順から流通BMS®変更が求められます。
大手小売業では、流通BMS®への切り替えの期限が設定されています。
お取引先様
JCA手順
公衆網
(2400bps)
お取引先様
流通BMS®
Internet
お取引先様
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お取引先様
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6.流通BMS®への移行に必要な項目
• 通信インフラの構築
公衆回線用モデム
⇒
インターネット接続用機器(セキュリティ面も考慮)
• 送受信データのフォーマット変更
128,256バイト固定長 ⇒
XML形式の可変長(ASCII、SJIS)
• フォーマット変換プログラム変更
RPGなどでのRDB処理 ⇒
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XML形式に対応した文字列のデータ処理
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7.卸、メーカーでの対応ー1
1.取引先が提供するWebEDIを利用する
取引先が提供するWebEDIを利用してデータの受け渡しをおこなう
⇒構築コストは不要だが、WebEDI操作の人手での操作が必要
コスト
運用
◎ ×
2.接続先にあわせた接続用PCを導入する
新規にEDI専用のPCを導入(JX手順によるクライアントPC)
⇒基幹システムとJXクライアントPCの連携システム構築工数が必要
⇒運用するPCが固定され、柔軟に運用できない
○ ×
3.基幹システムの外部にEDI専用のサーバを構築する
新規にEDI専用のサーバを構築(基幹システムとEDIサーバ連携も含む)
⇒EDIサーバの構築費用、サーバ連携システム構築工数が必要
⇒構築後の運用時に基幹システムとEDIサーバの両方の管理、運用が必要
× ○
4.流通BMS®接続が必要な接続先のみEDIシステムを変更する
流通BMS®接続を求められている接続先のみを流通BMS®対応
⇒フォーマット変換プログラム開発が必要(対象の接続先のみ)
⇒既存の接続先(JCA手順、全銀手順)はそのまま運用可能
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△ ◎
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7.卸、メーカーでの対応ー2
• IBMiユーザー企業での対応策による比較
JCA
Web-EDI
JXクライアント
EDIサーバ
Toolbox
EDIサービス
*
~1万件/月
3~10万件/月
10万件~/月
無制限
IBMi
Toolbox
不要
JXクライアント
SW構築
EDIサーバ
SW構築
Toolbox
利用
IBMi
PC
PC
サーバ
IBMi
基幹連携
CLPによる
実行
手作業
新規構築
新規構築
CLPによる
実行
自動起動
JOBSCD
による実行
不可
(手作業)
SWによる
SWによる
JOBSCD
による実行
データ管理
IBMiによる
データ管理
CSV等の
データ管理
PC SWによる
データ管理
サーバによる
データ管理
IBMiによる
データ管理
データ量の目安
EDI構築
ハードウエア
Toolbox EDIサービスであれば、これまでのToolboxでの運用と同様にCLプログラム、
ジョブスケジュール機能による自動実行が可能
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8.「Toolbox EDIサービス」
¾PowerSystems IBM i をご利用の企業向けに流通BMS®の接続サービスを提供いたします。
¾流通BMS®による接続が必要な接続先のみ移行でき、既存の接続との共存も可能です。
¾C-S型接続ではなく、システムで柔軟に対応し易いS-S型接続がお手軽に始められます。
¾XML形式のデータは、NAXクラウドセンターでお客様でご利用しやすいフォーマットに
変換します。
「流通BMS®」が必
要な接続先だけで
利用できます!
NAXクラウド
センター
Toolbox
XML
AS2, ebMS
JCA
全銀BSC
Internet
流通BMS接続先
全銀TCP/IP
フォーマット変換
モデム/TA
JCA・全銀BSC接続先
公衆網
ISDN回線
PowerSystems
IBM i
(AS/400)
ダイヤルアップ
ルータ
全銀TCP手順の
通信機器があれば
そのまま利用可!
JCA, 全銀手順の
接続先も混在可!
全銀TCP/IP接続先
導入コスト、自動化構築の問題などでお困りのIBMi(AS/400)ユーザー様が
簡単に流通BMSに対応できます。
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9.サービス内容
1.これまでご利用いただいているToolbox for System i5 の通信機能を使用し
た「流通BMS®」対応のサービス提供型ソリューションです。
2.Toolbox for System i5の通信機能を使用するので、Toolbox for System i5
をご利用になっていれば、あらたなソフトウエア投資は必要ありません。
3.ご利用になる費用は、接続先ごとの月額料金です。
4.データ量にかかわらない、定額料金設定です。
5.送受信データフォーマットからお客様が利用しやすいデータフォーマットへの
変換プログラムを提供します。
6.最小限のシステム変更で
移行が可能です。
7.サービス製品ですので、
サービスが不要になった
時点での解約が可能です。
*最低契約期間を設定しています。
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10.Toolboxでの接続イメージ
Toolbox
②
NAXクラウド
センター
JCA
④
Internet
全銀BSC
全銀TCP/IP
流通BMS接続先
フォーマット変換
③
モデム/TA
①
公衆網
ISDN回線
PowerSystems
IBM i
(AS/400)
ダイヤルアップ
ルータ
JCA・全銀BSC接続先
全銀TCP/IP接続先
①お客様とNAXクラウドセンター間の全銀TCP/IP手順での通信設備を準備する
全銀TCP/IP手順で使用する通信設備を用意する(WAN接続:ダイアルアップルータ、PPP接続:ISDN TA)
Toolboxに全銀TCP/IP手順の通信定義を定義する(JCA手順での定義と同じイメージ)
②流通BMS®フォーマットで利用するデータをセットする
基幹システムから流通BMS®標準フォーマットにあわせたデータをセットする
*これまでのJCA手順で運用していた手順と同じイメージです。固定長フォーマットをご提供します。
③お客様からNAXクラウドセンターに接続し、データを送信する
Toolboxの全銀TCP/IP手順(Aセンター)を使用してデータを送信する
④NAXクラウドセンター内で固定長からXML形式に変換し、接続先に送信する
お客様から受信したデータ(固定長)をXML形式に変換し、接続先に送信する
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11.変換プログラム
NAXクラウド
センター
全銀TCP/IP
XML
AS2, ebXML
公衆網
ISDN回線
PowerSystems
IBM i
(AS/400)
Internet
TA/モデム
ダイヤルアップ
ルータ等
流通BMS接続先
全銀TCP/IP Aセンターの開始
CMNZGNTCPA
SJIS固定長
①Toolbox for System i5の全銀TCP/IP Aセンターを
使用してデータの受信をおこないます。
(データ圧縮設定にて受信します。)
文字コード変換 *1
CVTEDICOD
EBCDIC固定長
②受信データをASCII,SJISからEBCDIC,IBM漢字に
変換します。
CCSIDは、5026, 5035, 1399に対応します。
数字・日付タイプ変換 *1
CVTEDITYP
BMS FMT
基幹システムへの取り込み
③数字および日付時刻文字列を数値に変換します。
2012/01/27 (10A)
⇒ 20120127 (8S,0)
125.6 (5A)
⇒ 01256 (5S,1)
④基幹業務に取り込みください。
各メッセージにあわせたDDSを提供します。
*1:流通BMSフォーマットにあわせた文字コード変換、タイプ変換のコマンドを提供します。
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12.流通BMS®導入日程の目安(流通BMS協議会資料抜粋)
1.サーバ型を導入する場合の全体スケジュール
*流通BMSを初めて実装する場合のサンプルです。
取引先を追加する場合の期間は短縮されます。
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12.流通BMS®導入日程の目安(流通BMS協議会資料抜粋)
2.クライアント型を導入する場合の全体スケジュール
*流通BMSを初めて実装する場合のサンプルです。
取引先を追加する場合の期間は短縮されます。
Toolbox EDIサービスをご利用いただく場合は、こちらの日程が目安となります。
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13.サービス価格
1.初期費用
価格
サービス加入料
備考
200,000
フォーマット変換プログラム
0
ネットワーク機器
-
WAN,PPP接続用に機器を
ご準備ください。
ISDN回線
-
ご準備ください。
2.月額費用
価格
サービス利用料
30,000
備考
1拠点、1接続相手先(1 ID)
あたりの固定費用です。
・フォーマット変換プログラムは、無料にて提供します。
・Toolbox for System i5の保守契約が必要です。
・ネットワーク機器がご準備できない場合は、ご相談ください。
・価格は2012年1月現在のものです。
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14.動作環境
サーバー環境
OS環境
i5/OS V5.3, V5.4
IBM i 6.1 、7.1 、 7.2
Toolbox for IBM i
クライアント環境
(iSeries Access for Windows等
のエミュレータに準拠)
*保守契約が必要です。
ハードウェア
環境
通信環境
PowerSystems
上記のOSが稼働するマシン
その他
ネットワーク機器
(iSeries Access for Windows等
のエミュレータに準拠)
TCP/IP(Toolbox全銀TCP/IP手順)
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お問い合わせ
ソリューション第1事業部 プロダクトサービス部
Email> [email protected]
Tel> 03-6736-4783
Fax> 03-5620-1851
www.neoaxis.co.jp
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