ネットワーク監視業務について 1. ネットワーク監視センターについて ネットワーク監視センター(Network Operations Center)は通称 NOC(ノック)と言い、 各企業内に設置されているネットワーク機器(スイッチ)を 24 時間 365 日体制で運用監視し 障害発生時、スムーズな対応でいち早い復旧回復を支援する監視センターです。 湘南センターの NOC 運用は障害検知をした後も復旧をする「ワンストップ型」の監視運用形態です。 【今までの監視業務は…】 “監視端末で障害検知 → お客様へ障害報告”で機器の復旧はユーザ側の作業。 いわゆる、お客様が復旧対応(するまで障害発生中のまま。 →機会損失が大きい。 【ワンストップの監視業務は…】 “監視端末で障害検知 → お客様と SLA を締結した手順に則り、NOC 運用要員が対象機器へリモートアクセスし、 ポート閉塞などのハードウェア(※1)以外の障害を復旧する“ いわゆる、夜間時や休日にお客様が不在な時に代行して復旧作業を実施する。 →即時対応が可能となる。 (※1)ネットワーク機器のハードウェア障害時は機器自体がダウンしているためリモートのアクセスは不可。 その際は現地へ保守員を手配し、実機調査を依頼。 2. 湘南センターでの NOC 運用時の監視アプリについて JP1 製品内にあるネットワーク監視アプリの「JP1/Cm2/NNM(Network Node Manager)」(※2)と オープンソースである「Zabbix」(※3)の 2 種類を利用している。 (※2) JP1/Cm2/NNM 監視アプリ画面イメージ(URL) http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/jp1/product/merits/net/#title01 (※3)Zabbix 監視アプリ画面イメージ(URL) http://www.zabbix.com/jp/screenshots.php 3. 業務概要(下記内容は一部であり主な対応を記載している) 3-1.監視端末より障害アラームが鳴動した後、機器ならびに連絡先を特定し障害連絡する。 3-2.回線業者(キャリアベンダ(NTT や KDDI、Softbank テレコム等)へ回線障害の調査依頼をする。 3-3.お客様よりネットワーク通信が遅いや繋がらない申告に対し、運用 SE へエスカレーションする。 3-4.障害検知や障害連絡時の対応/経緯を入力し履歴管理する。(インシデント管理)
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