護岸築造工事関連 - 九州地方整備局(港湾空港部)

関門航路(西側)土砂処分場事業建設工事(護岸築造工事関連)のお知らせ
次のとおり、下関港(新港地区)で関門航路(西側)土砂処分場事業の護岸築造工事を実施します
ので、付近を航行または停泊する船舶は作業に十分注意するとともに、作業にご協力をお願いします。
国土交通省 九州地方整備局 下関港湾事務所 TEL083-266-3292
FAX083-261-6445
●作業概要(護岸築造工事)
1.事業の工事期間及び時間
期 間
時 間
平成27年4月下旬~平成30年3月下旬までの間
日の出から日没までの間
注1)原則として土曜、日曜、祭日は作業は実施しません。
注2)事業の期間に変更があった場合は、その都度お知らせ致します。
2.作業の場所(図-2参照) 護岸築造工事の場所 ・・・・・・・ 関門航路(西側)土砂処分場 □□□ に示す場所
3.作業概要
図-5 裏込・裏埋工施工図
図-3 基礎工施工図
裏込雑石投入
ガット船
ガット船
潜水士船
潜水士船
潜水士船
汚濁防止枠
雑石
(5~100kg/個)
雑石
-5.20
(5~100kg/個)
1:1.2
-5.20
1:1.2
-5.20
1:1.5
基礎捨石(5~100kg/個)
1:1.5
1:1.5
-9.30
基礎捨石(5~100kg/個)
基礎捨石(5~100kg/個)
1:1.5
1:1.5
1:1.5
-9.30
図-6 排水構造物工施工図
図-4 本体工施工図
基礎捨石投入
雨水管渠据付
ガット船
起重機船
護
4.安全対策
護岸
法
線
岸法
線
埋土
埋土
潜水士船
裏込石
裏込石
0.40
1) 作業に従事する関係船舶には、事業標識旗を掲げます。(図-7参照)
2) 潜水士船には、海上衝突予防法の規定による国際信号旗(A旗板)を掲げ、潜水作業中であることを明示しま
す。(図-8参照)
3) 海上作業中は、警戒の標識(緑、黄、緑の吹き流し)を掲げた警戒船(国際VHF搭載)を配備します。(図-9
参照)
裏込雑石均し
0.40
3-1.共通工(灯浮標設置)
1) 護岸整備期間中は、工事区域を標示する灯浮標5基を図-2に示す位置に設置します。
3-2.基礎工 (図-3参照)
1) 護岸マウンドとして、潜水士船の指示によりガット船にて基礎捨石を投入します。投入後は、潜水士により水
中均し作業を行います。
3-3.本体工 (図-4参照)
1) L型ブロック、ケーソンを人工島作業基地より旋回式起重機船で吊上げ、海上運搬し、基礎マウンド上に据
付ます。
3-4.裏込・裏埋工 (図-5参照)
1) L型ブロック、ケーソンの背面から潜水士により水中で防砂目地板を取付ます。
2) 防砂目地板取付後、潜水士船の指示により、L型ブロック、ケーソン背面にガット船にて裏込雑石を投入しま
す。
3) 裏込雑石を投入後は、雑石を潜水士により水中均し作業等を行います。
4) 裏込均した箇所に防砂シートを敷設します。防砂シートは、クレーン付台船を使用して吊上げ、潜水士による
潜水作業で敷設します。
3-5.上部工
1) 上部ブロックを人工島作業基地より旋回式起重機船で吊上げ、海上運搬し、本体ブロック及び裏込雑石天
端上に据付、背面に防砂目地板を取付ます。
3-6.排水構造物工 (図-6参照)
1) 既設埋立地の雨水排水管に接続する排水構造物工を構築します。
2) 既設マウンド上に防砂シートを敷設します。防砂シートは、クレーン付台船を使用して吊上げ、潜水士による
潜水作業で敷設します。
3) 潜水士船の指示により、敷設したシート上に基礎捨石をガット船にて投入します。投入後は、潜水士により水
中均し作業を行います。
4) 雨水管渠を既設護岸側より、基礎捨石マウンド上に据付ます。
基礎捨石
基礎捨石
基礎捨石
基礎捨石
基礎捨石 (5~ 100kg/ 個)
5.情報の提供
作業に関する情報は下記で取り扱っています。
九州地方整備局 下関港湾事務所 TEL083-266-3292 FAX083-261-6445
●通航船、錨泊船へのお願い
作業期間中、付近の航行または停泊する船舶は、作業に十分注意するとともに、減速などのご協力をお
願いします。
●本お知らせ
本お知らせは、国土交通省九州地方整備局下関港湾事務所ホームページに掲載しています。
ホームページアドレス http://www.pa.qsr.mlit.go.jp/shimonoseki/
平成27年 4月10日 発送