薬剤師の先生へ「ブレーザベスⓇカプセル 100mg」調剤情報ブレーザベスⓇカプセル 100mg は特殊調剤が必要な場合がありますので関連情報をご案内いたします。特殊調剤はブレーザベスⓇカプセル 100mg の承認された用法用量ではありませんので、調剤に際しては医療上の必要性を十分ご判断の上、ご対応ください。 1. 脱カプセル粉末の安定性被検物質：①ブレーザベスⓇカプセル 100mg の内容物（以下、内容物） ②内容物と乳糖の１対１混合物 ③内容物とブドウ糖の１対１混合物保存条件：シャーレ・室温・蛍光灯下保存期間：1 ヵ月、2 ヵ月、3 ヵ月検査項目：外観、ミグルスタット含量、水分含量、類縁物質含量結果：被検物質①②③とも、上記条件にて 3 ヵ月間、いずれの検査項目にも継時的な大きな変化は認められず安定でした。 2. 懸濁水溶液中の安定性被検物質：ブレーザベスⓇカプセル 100mg の内容物の懸濁水溶液 ① 内容物 220 ㎎/10ml ② 内容物 110 ㎎/100ml 保存条件：室温・蛍光灯下保存期間： 6 時間検査項目：外観、ミグルスタット含量、類縁物質含量結果および 55℃（光条件設定なし）：被検物質①②とも、上記条件にて 6 時間、いずれの検査項目にも大きな変化は認められず安定でした。 1 3. 経管投与ブレーザベスⓇカプセル 100mg はカプセル剤のままの簡易懸濁法でも、脱カプセル粉末の懸濁でも、8 フレンチチューブで経管投与が可能です。カプセル剤のままの簡易懸濁法（１カプセル、55℃の水 20mL、5 分）ではカプセルの小片が多少残存しますが、チューブ通過性に問題はありませんでした。以上アクテリオンファーマシューティカルズジャパン株式会社お問合わ先ＤＩセンター TEL 03-5774-4716 受付時間：午前9時～午後5時30分 (土、日、祝日、会社の休業日を除く) 2015 年 3 月改定 2