遺伝子治療部門 - 埼玉医科大学

表1ー表4
JR高崎線
県道飯能寄居線
小川町
越生
川角キャンパス
坂戸
東毛呂
線
越生
東武
毛呂山キャンパス
毛呂
本川越
圏央鶴ヶ島 IC
日高キャンパス
ゲノム医学研究センター
川越
至八王子
西武池袋線
飯能
拝島
線
東上
東武
車道
自動
関越
東飯能
川越 IC
狭山日高IC
道
央
圏
JR 埼京線
川越ビル
JR 川越線
JR八高線
高麗川
川越キャンパス
鶴ヶ島 IC
西武
新宿線
JR
所沢
南浦和
武蔵浦和
練馬 IC
西武拝島線
池袋
立川
至新横浜
大宮
野線
武蔵
小平
八王子
先 端 医 学の明日と
至高崎
人 類の未 来のために
Access Map
至高崎
至高崎
西武新宿
上野
新宿
JR 中央線
西国分寺
JR 山手線
東京
■電車を利用される方
池袋駅→
(東武東上線30分)
→川越駅→
(JR川越線25分)
→高麗川駅→
(路線バス約10分)
大宮駅→
(JR埼京線17分)
→川越駅→
(JR川越線25分)
→高麗川駅→
(路線バス約10分)
新横浜駅→
(JR横浜線39分)
→八王子駅→
(JR八高線41分)
→高麗川駅→
(路線バス約10分)
※タクシー
高麗川駅より 約10分
東毛呂駅より 約10分
■車を利用される方
関越自動車道鶴ヶ島インター、圏央道圏央鶴ヶ島インターより10km(約15分)、県道30号(飯能寄居線)沿い
圏央道狭山・日高インターより10Km(約20分)、県道30号(飯能寄居線)沿い
Research Center
for Genomic Medicine
Saitama Medical University
埼玉医科大学 ゲノム医学研究センター
〒350-1241 埼玉県日高市山根1397-1
TEL:042-984-4412 FAX:042-984-4413
http://www.saitama-med.ac.jp/genome
埼玉医科大学 ゲノム医学研究センター
遺伝子構造機能部門
遺伝子情報制御部門
トランスレーショナル
リサーチ部門
発生・分化・再生部門
病態生理部門
遺伝子治療部門
Research Center
for Genomic Medicine
Saitama Medical University
ゲノム科学部門
遺伝子医学の総合的研究・開発をめざして
30億塩基対の情報から成り立つヒトゲノム、西暦2003年にこれらすべての情報が解読され医学生物学の
研究手法は大きな転換期を迎えました。
しかし、遺伝子の正確な機能や生体内での働き、病気との関連につ
いては、依然として多くのことが未解明となっています。
埼玉医科大学ゲノム医学研究センターでは、遺伝子の正確な機能や生体内での働き、病気との関連につい
て解明し、最終的には治療法の開発に向けたトランスレーショナルリサーチを推進することにより、遺伝子
医学の総合的研究・開発をめざして、7つの部門それぞれの特色を生かした研究を日々進めています。
ごあいさつ
ゲノム医学研究センターは、ゲノム情報に基づく遺伝子医学の総合的研究・開発拠点を目指して西暦
2001年に日高キャンパスに設立されました。医療の現場における病態の解明あるいは診断・治療への
応用を目標として、臨床医のグループと綿密に連携をとりながら研究を進めています。
当センターには、次世代シーケンサーをはじめとする種々の最先端機器が配備されており、難病・生活
習慣病・がんの発症に関わる遺伝子の同定・機能解析を精力的に進めています。その他にも、患者の細
胞から得たiPS細胞を使った病態の解明や治療法の開発に向けて研究を進め、世界的レベルの研究成果
を数多く出しています。また情報あるいは人的な面で、日本国内および世界の一流研究機関と盛んに
交流し、当センターのスタッフは、研究者を結ぶネットワークの一員としてリーダー的な役割を果た
しています。
このように私たちスタッフは、一丸となって日夜研鑽を重ね、真に医学の発展に向けた研究成果を目指
しています。
埼玉医科大学 ゲノム医学研究センター
所長
1
岡
康司
2
遺伝子構造機能部門
遺伝子情報制御部門
Division of Gene Structure and Function
Division of Gene Regulation and Signal Transduction
黒川 理樹
井上 聡
Riki
Kurokawa
Satoshi
Inoue
遺伝子発現制御機構解明のブレークスルー
培養細胞・遺伝子改変動物を用いた疾患モ
を目指して、日夜実験と論文作成に励んで
デルを活用し、ホルモンとビタミン作用の世
います。
界レベルの研究成果を目指して、研究に邁
当部門の研究に興味のある方は、ご連絡く
進しています。診断法・創薬の開発への展
ださい。
開を行い、知的財産の確保も積極的に行っ
ています。当部門の研究に興味のある方
は、ご連絡ください。
[email protected]
遺伝子発現制御の解明は、生命現象の本質的理解に資するものです。
また、
がんや生活習慣病発症の理解にも重要であり、現代医学の中心
的課題の一つと言えるものです。私たちは、
そのような真核生物の遺
伝子発現制御機構の解明に取り組んでいます。
研究テーマ
1. ヒトゲノムにおける遺伝子発現制御機構の解明
2. エピゲノム制御因子の解析
3. 非コード RNA の分子生物学的解析
[email protected]
私たちは、遺伝子情報の制御に関するホルモン作用機構の解明を目
指し、加齢性・内分泌疾患と乳がん・前立腺がん・子宮がんの病因・診
断・治療に密接に関連するステロイドとビタミン、特にエストロゲンと
アンドロゲンおよびビタミンKの作用機構の解析に力を入れています。
研究テーマ
1. ステロイドシグナル経路を分子標的とした骨、筋肉、
老化、疾患ならびにがんの予防・治療法の開発
2. ロコモティブ症候群、メタボリック症候群および
生殖系におけるビタミンK作用機構の解明
HATドメイン
CBP/p300
p/CAF
CREB
nt
330
RNA 認識ドメイン
Zinc フィンガー
330nt
200nt
100
70
50
RGGドメイン
CCND1
CBP/p300
CBP/p300
TLS
pncRNA 依存性転写抑制
pncRNA
20
TLS
CBP/p300
p/CAF
CREB
10
pncRNA
研究概要
私達は、
ヒストンアセチラーゼ(HAT)およびヒストン
CBP/p300
TLS
図:RNA依存性転写制御の機構
RNA結合タンパク質TLSを介して非コードRNAが転写を制御する。
ナルの in vivo での解析
二次標的遺伝子
4. ゲノム解析による老化、加齢性疾患関連遺伝子の
探索
ロマチン構造の変換を制御することを踏まえ、
これら
直接応答
の酵素活性調節による遺伝子発現制御の仕組みの解
あるCREB結合タンパク質CBP/p300に対するタンパ
ク質 性 阻 害 因 子TLSを分 離 精 製しました。
さらに、
CBP/p300
TLS
一次標的遺伝子
デアセチラーゼ(HDAC)がゲノムの実体とも言えるク
明を進めています。
その成果として、
ヒト主要HATで
CCND1
3. 遺伝子改変動物を用いたホルモン・ビタミンシグ
ステロイド標的遺伝子の制御ネットワーク
ステロイド
標的因子
研究概要
ステロイド
受容体
転写因子
ヒト全ゲノム情報と次世代シーケンスやプロテオミク
間接
応答
ステロイド作用
TLSは特異的RNAと結合して、標的遺伝子cyclin D1
の発現を抑制する結果を得ました。
さらに、cyclin D1
プロモーター由来非コードRNA(pncRNA)がTLSに
結合して転写を抑制することを示しました
(図)。この
結果をNature誌に発表し、RNA依存性転写制御とい
う新しい遺伝子制御機構を提唱しました。
このことは
遺伝子発現制御研究に大きな貢献となりました。
ユビキチン
リガーゼ
蛋白質
分解
基質1
基質2
図:ステロイド作用の分子メカニズム
ステロイド作用は、ステロイド受容体-下流標的遺伝子群から構成される
階層的制御ネットワークを介してもたらされる。
ス・メタボロミクスによる包括的解析を組み合わせ、
ス
テロイドならびに核内受容体標的遺伝子制御ネット
ワークの解明に取り組んでいます。
ラボ独自のゲノム
結合部位クローニング法により、
Efp、
COX7RP等の
エストロゲン応答遺伝子を発見しました。Efpはユビ
キチンリガーゼとして機能するTRIM蛋白質であり、
細胞周期チェックポイントの蛋白分解とRNAウイルス
の感染に対する細胞内センサーの活性化をもたらす
ことを解明しました。
COX7RPはミトコンドリア呼吸
鎖スーパー複合体の会合を促進する因子として、
エネ
ルギー代謝に寄与する蛋白質であることを明らかに
しました。
さらにステロイド受容体シグナルを調節す
る長鎖非コードRNA分子の機能解析や遺伝子改変動
物を用いたホルモン・ビタミンシグナルのin vivo解析
を進めています。
3
4
発生・分化・再生部門
病態生理部門
Division of Developmental Biology
Division of Pathophysiology
奥田 晶彦
片桐 岳信
Akihiko
Okuda
Takenobu
Katagiri
多能性幹細胞を用いた研究から、再生医療、
筋肉の中に過剰な骨ができる難病FOPを
がん研究への貢献はもちろんのこと、医学
始めとした疾患の研究から、運動器の生理
全体の発展に寄与できるよう研究に取り組
的な調節機構の解明を目指しています。
んでいます。
本気で一緒に研究に取り組む仲間を募集
当部門の研究に興味のある方は、ご連絡く
しています。
ださい。
[email protected]
私たちは、
「ES細胞の全能性」
と
「幹細胞に共通した性質」
の分子レベ
ルでの解明を目指し、研究を進めています。
研究テーマ
1. ES 細胞の未分化状態維持機構の解明
2. ES 細胞が持つ、腫瘍原性を支配する分子基盤
の解明
[email protected]
骨格や筋肉を中心とした疾患について、
それらの発症機序の解明や
治療・予防法の確立を目指しています。
そのため、私たちは、骨、軟骨、
筋肉などの細胞に重要な制御機構を、分子レベルで明らかにするこ
とを目指しています。
3. ES 細胞とがん細胞の共通点を利用したがん細胞
研究概要
超高齢化社会の中で、
私達が充実した生活を営むた
ES細胞は、神経、
筋肉、
内臓等、
あらゆる組織・細胞に
めには、
身体を自由に動かせることが大切です。
身体
分化する潜在能力を持った細胞です。
この細胞は、
通
の動きは、支柱となる骨格、骨格を動かす筋肉、骨と骨
常の細胞とは異なり、
老化することなく、
無限に培養・
をつなぐ靭帯や骨と筋肉をつなぐ腱などによって制御
増殖することができます。
これらES細胞が持つ生物学
されています。
これらの組織は、総称して
「運動器」
と呼
的な性質を分子レベルで解明する研究を行っていま
ばれます。
病態生理部門では運動器についての研究を
す。
なお、
がん細胞は、
活発な細胞増殖など、
ES細胞と
ん細胞根絶の為の方策の開発を目指しています。
また、
iPS細胞には、再生医療への応用に対して、大変
大きな期待が注がれていますが、ES細胞とは異なり、
iPS細胞では樹立過程において様々な危険要素が付
加される可能性があります。
私たちは、
そのようなiPS
細胞の樹立に伴う問題点を回避できる方法の開発に
2. 進行性骨化性線維異形成症(FOP)の発症メカ
応用
研究概要
細胞の共通点と相違点を明確にする研究を通して、
が
ニズムの解明
3. TGF­βファミリーの作用機序の解明と疾患への
4. iPS 細胞の安全性向上の為の研究
多くの類似点を持ちます。
そして、
私たちは、
これらの
1. 運動器の形成・維持・再生に重要なに分子メカ
ニズムの解明と治療法の確立
根絶の為の方策の確立
図:ES細胞特異的転写補助因子UTF1のマウス初期胚における発現
研究テーマ
行い、健康を保つための分子レベルでの調節機構を
図:運動器の調節機構の解明
解明し、
さらに、
それを疾患の治療、
予防、
診断等に応
用することを目指しています。
筋肉の中に過剰な骨組織が形成される遺伝性の疾患
(FOP)
は、
こうした運動器の調節系の一部に遺伝的
変異が生じて発症することが判明しました。FOPの治
療法を確立すると共に、
この研究から運動器の全体像
を明らかにしたいと考えています。
取り組んでいます。
5
6
ゲノム科学部門
遺伝子治療部門
Division of Functional Genomics & Systems Medicine
岡﨑 康司
Division of Gene Therapy
三谷 幸之介
Yasushi
Okazaki
Kohnosuke
Mitani
ゲノムワイドな大量の情報を効率よく解析
遺伝子治療はあらゆる医学的知識を組み
し、ヒトの疾患の病態に迫る研究を積極的
合わせて初めて成功します。基礎・臨床を問
に展開することにより、病態の解明・治療法
わず、国内外の研究者と様々な共同研究を
の開発を目指しています。当部門の研究に
進めることによって、この分野の発展に貢献
興味のある方は、ぜひご連絡ください。
するユニークな研究を進めたいと思ってい
ます。気鋭の若手の参加に期待します。
[email protected]
当部門では、高速シーケンサーやDNAマイクロアレイなどを用いた
ゲノムワイドな解析と、遺伝学的なアプローチから、
ミトコンドリア病
や生活習慣病の疾患遺伝子の機能解明や病態解明を行ない、最終
的に治療の標的となる分子を同定することを目指しています。
研究テーマ
1. ミトコンドリア病・生活習慣病(糖尿病・骨粗しょ
う症など)に関わる新規疾患原因遺伝子の同定
と機能解明
2. ミトコンドリア病・生活習慣病に関わる疾患 iPS
細胞を用いた病態の解明ならびに治療法の開発
診断・創薬 疾患発症分子基盤の統合的理解
■疾患
3. 生活習慣病の診断マーカー開発、テーラーメー
■疾患関連遺伝子探索
糖尿病
骨粗鬆症
生活習慣病
ミトコンドリア病
ペルオキシソーム病
exon
exon
exon
オリゴキャプチャーアレイ
Ⅰ Ⅲ Ⅳ Ⅴ
Ⅱ
次世代シーケンサー
原因遺伝子候補の同定
った
「遺伝子治療」が注目を浴び、臨床での成功例が次々に報告され
ています。私たちは、
ウイルスベクターを遺伝子治療と再生医療に利
用し、特に染色体遺伝子の正確な操作に応用するための研究を進め
ています。
研究概要
■機能解析
ミトコンドリアの分布や活性の観察
ミトコンドリア膜電位
酸化的リン酸化複合体
時系列変化
シナプス局在
iPS 細胞
分化誘導
レスキュー実験
(iPS 細胞へ遺伝子導入)
酵素活性・複合体局在
■システム医学
変異と疾患の系統的関連付け
呼吸鎖システムの再構築
病型の詳細な細分類
研究テーマ
1. ウイルスベクターを用いたヒト多能性幹細胞のゲ
ノム編集技術の開発と遺伝子修復治療などへの応
用
2. ウイルスベクターによる動物細胞での高効率な相
同組換え機構の解明
ヘルパー依存型アデノウイルスベクター
黒:ウイルス由来 DNA
赤:非ウイルス DNA
従来型(E1 欠損型)ベクター
ヘルパー依存型ベクター
■E1欠損型
■ヘルパー依存型
pac
ベクターウイルス
pac
ベクターウイルス
ゲノム科学部門の研究の一つの大きな柱は、
ヒトゲノ
E1 遺伝子
+
pac
loxP
ヘルパーウイルス
引き起こされる疾患の病態解明です。小児のミトコン
パッケージングシグナルの
切り出し
E1 発現細胞
E1/Cre 発現細胞
異常によって引き起こされる、
成人の神経難病や心臓
パッケージング
疾患・代謝疾患などの病態解明と治療法の開発を目
化
研究概要
を克服するため、私たちはベクター上から全てのウイ
Cre
ドリア病の原因遺伝子同定を中心に、
それらの遺伝子
3. 新規アデノウイルス血清型の分子解析とベクター
従来のアデノウイルスベクターの持つ様々な問題点
複製
ムにコードされたミトコンドリア病関連遺伝子により
■解析システム開発
軸索輸送
ヒトゲノム情報の謎が解明されるとともに、
かつては夢の治療法であ
ド医療および新規生理活性物質の探索
遺伝子領域の濃縮
exon
[email protected]
ルス遺伝子を除いたヘルパー依存型アデノウイルス
ベクターを、世界で初めて開発しました
(図)。
このベク
ターは細胞毒性や免疫原性が極めて低いだけでなく、
多様な動物細胞に対して、30数キロ塩基くらいの長い
指しています。
また、
糖尿病などの生活習慣病に関連
従来型(E1 欠損型)
ヘルパー依存型
する生理活性物質や膵臓のβ細胞分化に関わる重要
8.5kb
運べる DNA の長さ
∼ 30kb
強い
細胞毒性・免疫原性
弱い
DNAを効率良く導入することが出来ます。
私たちは、
これらのウイルスベクターを用いてヒト幹
な分子を同定することにより、
治療への応用を目指し
細胞に導入されたDNAは、人工制限酵素などで染色
ています。
そのほかにも疾患に関わる重要な転写制
体を傷付けなくても、従来と比べて2桁以上高い効率
御ネットワークを解明することにより、
生活習慣病の
で相同組換えによる正確なゲノム編集が可能である
病態解明、
また、
これらの病態改善のための創薬標的
ことを示しました。
この技術を、
ヒト幹細胞におけるゲ
の同定や診断マーカーの開発を目指しています。
ノム編集や病因遺伝子の修復に応用する研究を進め
ています。
7
8
トランスレーショナルリサーチ部門
プロジェクト研究部門
Division of Translational Research
5階に位置しており、埼玉医科大学内外の研究グループに研究の場を提供する為の研究スペースです。
当セン
ター運営委員会は、本部門の利用申請のあった研究グループが、強力に研究を推進していけるか否かを厳正に協
議・審査の上、研究スペースの提供について決定します。
岡﨑 康司
Yasushi
Okazaki
疾患の病態解明や診断、さらには治療への応
用を目指し、バイオインフォマティクス解析を
学術集会
当センターでは、国内外の先生をお招きして運営委員会承認学術集会を開
催しています。本学術集会は、大学院生やポストドクター等の若手を始めと
した研究者が、常に最新の研究成果に触れることを目的としています。
中心として、実際の臨床の現場で役に立つ、
基礎と臨床の橋渡し研究(トランスレーショナ
ル・リサーチ)を展開しています。当部門の研
究に興味のある方は、ぜひご連絡ください。
[email protected]
共同実験室
最先端の研究をするための最高の設備を配置した研究室で、
コア部門、
な
らびにプロジェクト研究部門のグループが共同で利用する施設です。
さら
に、
センター外の研究グループにも許可制でご利用いただいています。
臨床医学研究室や他の基礎研究部門と密接に連携し、高速シーケン
サーとバイオインフォマティクス技術を駆使することにより、原因が
わかっていない遺伝性疾患やがん・生活習慣病を中心として、
その原
因遺伝子を同定し、病態の解明や治療に結びつける研究を推進して
います。
臨床医や基礎研究者らとの共同研究により、遺伝性
疾患や生活習慣病の原因遺伝子探索と病態解明・
■ゲノム医学
・Gene Chip 1. 高速シーケンサーとバイオインフォマティクス解
・共焦点レーザー走査顕微鏡 ・Cell Sorter ・バイオイメージアナライザー
ア病・家族性腫瘍症候群・生活習慣病・心臓病
など)
いた発現解析やエピジェネティクス解析から疾患
バイオインフォマティクス解析・
臨床遺伝学的解析・
トランスクリプトーム解析・
プロテオーム解析
・次世代シーケンサー
・フローサイトメーター
2. DNA マイクロアレイや RNA シーケンスなどを用
病理学・生理学・
薬理学・生化学・
細胞生物学
本実験室が有する主な大型機器は、下記の通りです。
治療への応用を目指します。
析を駆使した疾患原因遺伝子探索(ミトコンドリ
トランスレーショナル・リサーチ
■基礎医学
研究テーマ
の病態解明
3. 疾患遺伝子診断システムの開発および、種々の疾
患や治療効果に関わるバイオマーカー探索
実験動物施設
動物個体における遺伝子機能の解析を行うためにSPFレベルの環境下で、
約6,000匹のマウスを維持管理可能な施設です。関連法規および学内規程
を遵守し、3Rの原則を念頭に適正で安全かつ再現性のある実験結果を得
るために技術支援等を行うことでゲノム医学研究センターにおける研究の
研究概要
遺伝性がん
生活習慣病
ミトコンドリア病
心臓病
■臨床医学
高速シーケンサーを用いた、
全エクソン解析や全ゲノ
創薬・ワクチン開発・遺伝子治療
ム解析から得られる大量のゲノム情報を、
バイオイン
フォマティクスを用いて解析し、
ヒトの病気の原因に
関わる遺伝子を同定します。
また、
RNAシーケンスや
ChIPシーケンスの技術を用いて、発現制御やクロマ
チンの構造解析を行うことにより病態ネットワークの
発展に寄与しています。
RI実験施設
国から許可を受けた放射性同位元素(RI)使用施設です。
(許可番号:使第
5004号)
床面積220m2を持ち、医学の発展に寄与すべく種々の研究に利用されてい
ます。RI実験施設の利用には、規定の講習の受講ならびに健康診断の受診
後、利用登録が必要です。
解明を行います。
バイオインフォマティクス手技を縦
横無尽に使いこなすことにより、
ゲノムワイドに得られ
た大量の情報(ゲノム、
トランスクリプトーム、
プロテ
オームなど)
を最大限に活用して、
疾患遺伝子にたど
りつくアプローチをとっています。
計算機室
計算機室では主にクラスターマシンが稼働しています。独立した専用ネット
ワークで構築された次世代遺伝子解析システムだけでなく、各種オミクス
データ解析サーバを用意し多様な大規模解析に即応できる環境を整備し
ています。
9
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