資料4 第5次貝塚市総合計画 基本構想素案(たたき台)(PDF:555.3KB)

資料4
第5次貝塚市総合計画
基本構想素案(たたき台)
【序 章】
1.計画策定の趣旨
貝塚市は、高度経済成長期の終盤であった昭和 46 年(1971 年)に、長期的展望に立っ
た都市像を描き、開発整備の方向を明らかにすることを目的として、「緑豊かな生活都
市」の創造をめざした第1次総合計画基本構想を策定しました。
その後の石油危機を契機として、日本経済の基調が大きく変化するなか、昭和 58 年
(1983 年)の第2次総合計画においては、市民生活の向上と活力ある都市形成に向けて、
「豊かな自然と共存する産業文化都市」の創造を目標としてまちづくりを進めてきまし
た。
関西国際空港開港翌年の平成7年(1995 年)には、世界に開かれた総合都市の形成を目
標として、まちづくりの理念を「であい
ふれあい
ひろがるまち・かいづか
活力あ
ふれる住みよい交流都市の創造」と定めた第3次総合計画を策定し、この理念に基づき、
市政運営を進めてきました。
平成 18 年(2006 年)に策定した第4次総合計画においては、
「元気あふれる
みんなの
まち 貝塚」をまちづくりの理念として、市民・産業・自然の元気があふれるまちの実
現を目指し、自然環境と都市機能が調和した安全・安心なまちづくりを推進してきまし
た。その結果、各政策分野における施策はおおむね順調に進展していますが、景気低迷
の影響などによる扶助費の増高や公共施設の老朽化の進行など、今後に引き続く課題も
多く残されています。
一方この間、全国的な少子高齢化の進展による人口減少社会が到来し、本市において
も平成 21 年(2009 年)の 90,600 人台をピークに、以後、人口は減少に転じています。ま
た、国内における大規模な自然災害の頻発や経済活動の国際化による景気への影響の拡
大など、社会を取り巻く状況は大きく変化しています。
本市では、このような時代の変化に的確に対応して、市民、事業者、行政などそれぞ
れの担い手が、将来にわたって夢と誇りを持ち続けながら、力を合わせてまちづくりに
取り組んでいけるよう、長期的な指針となる第5次貝塚市総合計画を定めます。
-1-
2.計画の目標年次と構成
(1)目標年次
第5次貝塚市総合計画の目標年次は、平成 37 年度(2025 年度)とし、計画期間を平成
28 年度(2016 年度)からの概ね 10 年間とします。
(2)構成
総合計画は基本構想と基本計画から構成します。また、それぞれの位置づけは次の
とおりとします。
①基本構想
本市のまちづくりの基本的な指針であり、目指すべき市の将来像やまちづくり
の理念を示し、その実現のために必要な政策の大綱を示します。
②基本計画
基本構想に基づき実施していく、各部門にわたる基本的な方向と施策を体系的
に示します。
3.貝塚市の現況
(1)位置、交通
本市は、大阪市の中心部から南に約 30km、鉄道で約 30 分の距離にあり、大阪市と
和歌山市との中間に位置します。市域面積は 43.93 ㎢であり、東西に約 4.8km、南北
に約 16.0km の細長い地形を有し、北は大阪湾、南は和泉葛城山を経て和歌山県紀の川
市と接しています。
交通条件としては、関西国際空港に近接し、鉄道では、南海本線、JR阪和線、道
路では、阪和自動車道、阪神高速道路湾岸線、国道 26 号及び 170 号などの充実した広
域交通体系で周辺地域と結ばれるとともに、水間鉄道が市内の骨格を形成する公共交
通としての役割を果たしています。
(2)気候・自然
気候は瀬戸内式気候に属し、年間を通じて天気や湿度が安定しています。
海から山にかけての多彩な地形には、白砂青松がまぶしい二色の浜や国の天然記念
物に指定されているブナ林を育む和泉葛城山、市内を縦貫して流れる近木川など、優
れた自然環境を有します。
-2-
(3)沿革
本市は、奈良時代に創建された水間寺や中世の自治都市であった寺内町などの歴史
的資源、太鼓台やだんじり祭りなどの伝統行事を受け継ぐとともに、つげ櫛などの伝
統産業、近代以降に発展した繊維・ワイヤロープといった地場産業など、独自の文化
と産業を持ったまちです。明治 22 年(1889 年)の町村制施行時に貝塚町が誕生し、昭
和6年(1931 年)に麻生郷村、島村、南近義村、北近義村、昭和 10 年(1935 年)に木島
村、昭和 14 年(1939 年)に西葛城村と合併し、昭和 18 年(1943 年)に貝塚市が誕生しま
した。
市制の施行当時、約 4 万 2 千人であった人口は、戦後の高度経済成長とともに年々
増加し、昭和 32 年(1957 年)には 6 万人を、昭和 41 年(196 年)には 7 万人を、また昭
和 51 年(1976 年)には 8 万人を超え、以後平成 21 年(2009 年)の約 9 万 600 人まで増加
してきましたが、近年は徐々に減少しています。
この間、念願であった二色の浜環境整備事業の完了により、平成元年(1989 年)には
二色町がまちびらきするとともに、二色の浜産業団地への企業立地により新たな産業
構造への転換が進みました。また、平成 6 年(1994 年)に開港した関西国際空港への交
通網として阪神高速湾岸線や阪和自動車道などの幹線道路が整備され、本市から他都
市へのアクセスも向上しました。
近年では、平成 20 年(2008 年)に東山丘陵地に計画人口 6 千人の新しいまち・東山
がまちびらきし、現在も民間による優良な環境の住宅提供が行われています。
-3-
(4)本市を取り巻く社会経済情勢の変化
① 人口と世帯数の状況
本市の人口は、平成 8 年(1996 年)では約 8 万 5 千人であったところ、その後の民
間による住宅開発などにより第 4 次総合計画策定時の平成 18 年(2006 年)には約 9
万人にまで増加しました。第 4 次総合計画においては、東山丘陵地開発による転入
などを見込み、引き続き人口は増加するものと想定し、平成 27 年度(2015 年度)の
目標人口を 10 万 5 千人と設定していました。
一方、全国的に少子高齢化が進行する中、本市においても平成 22 年(2010 年)以
降、死亡数が出生数を上回る自然減となり、以後、減少傾向が続いています。また、
転出者と転入者を比較した社会増減においては、この 10 年間に増減を繰り返しなが
らも、平成 25 年(2013 年)では転出者数が転入者数を約 200 人上回り、減少人数が
最も大きくなっています。
これらのことから、本市の人口は平成 21 年(2009 年)の 9 万 600 人台をピークに
年々減少し、平成 26 年(2014 年)においては約 8 万 9,700 人となっています。
(貝塚市の近年 10 年間における人口(単位:人))
(人)
95,000
94,000
93,000
92,000
91,000
90,314
90,406
H17
H18
90,572
90,540
90,627
90,519
90,425
90,344
89,989
89,735
H25
H26
90,000
89,000
88,000
87,000
86,000
85,000
H19
H20
H21
H22
H23
H24
資料:平成17、22年は国勢調査(各年10月1日)
、その他は推計人口(9月末日、情報管理課)
世帯数は、平成 7 年(1995 年)に約 2 万 7 千世帯であったものが、平成 17 年(2005
年)には約 3 万 1500 世帯、平成 26 年(2014 年)には約 3 万 4 千世帯と増加傾向で推
移しており、1 世帯当たり人員は、平成 7 年(1995 年)の 3.0 人から平成 17 年(2005
年)は 2.8 人、平成 26 年(2014 年)は 2.6 人と減少しています。
(貝塚市の世帯数の推移)
(世帯)
35,000
3.2
3.0
30,000
(人/世帯)
3.5
2.9
2.8
2.7
2.6
2.8
25,000
2.1
20,000
15,000
10,000
23,934
26,887
31,500
29,585
32,940
33,895
1.4
0.7
5,000
0
0.0
平成2年
平成7年
平成12年
一般世帯数
平成17年
平成22年
1世帯当たり人員
平成26年
資料:平成2~22年は国勢調査(各年10月1日)
、平成26年は推計人口(9月末日、情報管理課)
-4-
② 土地利用、住宅の状況
本市の土地利用面積とその構成比をみると、宅地面積は増加しつつある一方、田
や山林は、面積、構成比とも減少しています。
この間、平成 20 年(2008 年)には東山がまちびらきしたほか、JR和泉橋本駅東
地区などの地区計画により、市街化区域周辺における住宅地の開発が進んでいます。
(貝塚市の土地利用別面積割合の推移)
0%
平成10年
10%
20%
30%
23.7%
40%
50%
9.1%
平成15年
22.1%
平成20年
21.2%
8.6%
平成25年
20.6%
9.1%
70%
80%
宅地
1.1%
100%
4.3%
43.0%
19.1% 1.0%
6.0%
44.5%
19.1%
1.0%
5.6%
46.4%
畑
90%
19.8%
42.0%
8.8%
田
60%
山林
1.0%
19.1%
鉄軌道用地
3.8%
その他
資料:課税課
本市内にある住宅は、平成 25 年(2013 年)住宅・土地統計調査によると約 39,620
戸で、このうち「居住世帯あり」が 84.8%となっています。また、普段、人が居住
しない「居住世帯なし」が 15.2%で、そのうち、建築中の住宅などを除いた「空き
家」が 14.7%を占めています。空き家率は、全国と比べて高く、大阪府とほぼ同率
となっています。
(泉南各市の住宅の状況)
住宅数(戸)
空家率
160,000
18%
14.8%
140,000
14.7%
14.3%
15.1%
14.4%
16%
14.1%
10.3% 14%
120,000
100,000
13.5%
12%
12.2%
10%
80,000
8%
60,000
6%
40,000
4%
20,000
2%
0
0%
全
国
大
阪
府
貝
塚
市
居住世帯あり
岸
和
田
市
泉
佐
野
市
泉
南
市
居住世帯なし
阪
南
市
泉
大
津
市
和
泉
市
空家率
資料:平成25年住宅・土地統計調査
-5-
③ 産業構造
本市の従業者数は、総数では平成 12 年(2000 年)の約 39,900 人から平成 17 年(2005
年)では約 39,500 人、平成 22 年(2010 年)は約 39,600 人と、4 万人弱で推移してい
ます。平成 12 年(2000 年)から平成 22 年(2010 年)にかけての産業別従業者の割合は、
第 1 次産業が全従業者の 2%と変わらず、第 2 次産業が 32%から 25%に減少する一
方、第 3 次産業は 67%から 74%へと増加しています。
(産業別従業者数の推移)
各年10月1日現在 (単位:人・%)
総数
年次
総数
男
平成 2年 37,889 22,785
1次産業
女
総数
男
2次産業
女
総数
男
3次産業
女
総数
男
5,539
20,948
11,662
9,286
28%
15%
55%
31%
25%
14,398 10,172
4,226
24,961
15,104
820
541
279
60%
40%
2%
1%
1%
7年 40,111 24,621
15,490
752
492
260
61%
39%
2%
1%
1%
36%
25%
11%
62%
39,880 24,174
100%
100%
12年
15,706
659
443
216
12,694
9,272
3,422
26,527
39%
2%
1%
1%
32%
23%
9%
67%
39,501 23,384
16,117
642
425
217
10,804
8,055
2,749
28,055
59%
41%
2%
1%
1%
27%
20%
7%
71%
39,597 22,883
16,714
584
381
203
9,742
7,303
2,439
29,271
100%
22年
43%
61%
100%
17年
16,121 10,582
女
13,957 11,004
35%
27%
14,459 12,068
36%
30%
14,904 13,151
38%
33%
15,199 14,072
100%
58%
42%
1%
1%
1%
25%
18%
6%
74%
38%
36%
(注) (1)1 次産業とは、農林漁業をいう。
(2)2次産業とは、鉱業・採石業・砂利採取業、建設業、製造業をいう。
(3)3次産業とは、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、運輸業・郵便業、卸売業・小売業、
金融業・保険業、不動産業・物品賃貸業、学術研究・専門・技術サービス業、宿泊業・飲食サービス業、
生活関連サービス業・娯楽業、教育・学習支援業、医療・福祉、複合サービス事業、サービス業、
公務をいう。
(4)分類不能の産業を3次産業に含める。
資料:国勢調査
事業所数の推移をみると、平成 18 年(2006 年)に 3,513 事業所あったものが、平
成 21 年(2009 年)には 3,549 と微増しましたが、その後、平成 24 年(2012 年)には
3,333 事業所と減少傾向にあります。
(貝塚市の事業所数の推移)
単位:箇所
事業所数
全国
大阪府
貝塚市
平成3年
6,708,149
541,343
3,774
平成8年
平成13年 平成18年 平成21年 平成24年
6,671,446 6,304,299 5,869,339 5,886,193 5,453,635
483,964
428,247
533,566
443,848
408,713
3,757
3,920
3,513
3,549
3,333
注 :公務を除く
資料:平成3~18年は事業所・企業統計調査、平成21年は経済センサス基礎調査、
平成24年は経済センサス活動調査
-6-
製造業の年間製造品出荷額の推移をみると、平成 15 年(2003 年)(約 1,389 億円)
から平成 20 年(2008 年)(約 2,628 億円)にかけて大きく増加しましたが、平成 21
年(2009 年)(約 2,289 億円)には減少に転じ、その後、横ばいが続いたのち、平成
24 年(2012 年)には約 2,459 億円と増加に転じ、泉南各市では最も高くなっていま
す。
(泉南各市の製造業の年間製造品出荷額の状況)
(百万円)
300,000
250,000
200,000
150,000
100,000
50,000
0
平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年
貝塚市
岸和田市
泉佐野市
泉南市
阪南市
熊取町
資料:工業統計調査(従業員4人以上の事業所)
④ 安全・安心
近年、国内では地震や津波による広範囲で甚大な被害のほか、集中豪雨による洪
水や土砂崩れなど局地的な被害も多く発生しています。そのような中、本市におい
ては、平成 25 年(2013 年)11 月に総合防災訓練と全市的な避難訓練を行ったほか、
平成 26 年(2014 年)には津波及び土砂災害・洪水ハザードマップを含む防災ガイド
ブックを作成し、市民の防災意識の高揚と危機管理能力の向上に努めています。
また、平成 26 年(2014 年)8 月には大雨を伴う台風の接近により、市制施行以来、
初めての避難勧告を発令するなど、防災・減災への迅速な対応にも努めています。
⑤ 行財政運営の状況
一般会計の状況をみると、歳入では、近年における景気の低迷などにより基本的
な歳入である市税収入が減少してからは、平成 22 年度(2010 年度)以降ほぼ横ばい
で推移しています。地方交付税は、国の税収の落ち込みによる総額の削減や平成 16
年度(2004 年度)から平成 18 年度(2006 年度)にかけて実施された三位一体改革の影
響などにより、大幅に減額されてきましたが、平成 21 年度(2009 年度)以降は、別
枠加算等による交付税総額の増額により、三位一体改革前の水準にまで持ち直して
います。
一方、歳出については、平成 10 年度(1998 年度)以降、第 1 次・第 2 次財政健全
-7-
化計画や貝塚新生プランに基づく行財政改革を推進し、職員給のカットや民間委託
化による人件費削減などの取組みを進めてきました。しかし、子育て世代への支援
の充実や景気低迷の影響などにより扶助費や医療費といった社会保障関係経費が増
加しており、また、小中学校の耐震化をはじめとする安全・安心に対する取組みな
ど新たな行政課題への対応のため、歳出は全体的に上昇傾向となっています。
こうしたことから、平成 16 年度(2004 年度)以降、黒字決算を維持してきている
ものの、収支不足が発生した時には、基金による収支不足の調整を行っている厳し
い財政状況にあります。
財政の健全性を判断するための健全化判断比率は、平成 19 年度(2007 年度)の公
表以来、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率の健
全化判断比率 4 指標全てで早期健全化基準を下回っています。
また、公営企業における資金不足比率については、水道事業会計及び下水道特別
会計では資金不足比率は発生しておらず、病院事業会計では平成 20 年度(2008 年度)
から平成 22 年度(2010 年度)の期間、資金不足比率が発生していましたが、経営健
全化基準は下回っており、平成 23 年度(2011 年度)以降資金不足が生じていないため、
資金不足比率の公表以来、すべての公営企業において資金不足比率は経営健全化基
準を下回っています。
※語句の説明:普通会計、扶助費、公債費、臨時財政対策債、健全化判断比率等
-8-
【基本構想】
1.まちの将来像
少子高齢化・人口減少社会を迎えるなかでも、貝塚市の将来を担う子どもたちや市民が活き活きと
健康に、夢と希望を育みながら未来に羽ばたく姿をまちの将来像とする。
(仮) 夢と希望を育み
未来に羽ばたくまち かいづか
2.まちづくりの理念
(仮)
(1)ひとを育む〈子育て、学校教育、社会教育〉
(2)しあわせを育む〈健康、福祉、医療、人権〉
(3)くらしを育む〈安全・安心、都市基盤〉
(4)にぎわいを育む〈産業、地域活性化、交流〉
-9-
3.目標人口
(仮)概ね88,000人(平成25年度末人口90,089人(住民基本台帳))
○平成22年(2010年)より自然減(死亡が出生を上回る)が続いており、今後もその傾向は続くと考え
られる。
○社会増減(転入と転出の差)はこの10年間では増減を繰り返しており、やや減少傾向にある。
○将来目標人口は、社会増減の影響を考慮しない(社会減を発生させない)場合の封鎖人口推計約
88,000人とする。
注)封鎖人口とは、出生と死亡の要因で人口が変化すると仮定した推計結果、つまり、人口移動(転
入、転出)の影響を含まない推計結果。
(貝塚市の場合、死亡が出生を上回るため減少となる)
国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)
」では、貝塚
市の平成37年(2025年)人口は、現在の人口移動(社会減)を考慮した場合は85,852人、封鎖人口
は87,465人となっている。
貝塚市の人口動向
(人)
500
人口増減
自然増減
社会増減
400
300
200
100
0
-100
-200
-300
-400
-500
平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年
資料:住民基本台帳、外国人登録
貝塚市の将来人口推計(封鎖人口)
(人)
100,000
90,519
90,304
89,275
90,000
87,465
85,243
82,806
80,262
80,000
70,000
60,000
50,000
平成22年
(実績値)
平成27年
平成32年
平成37年
平成42年
平成47年
平成52年
資料:「日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)
」
(国立社会保障・人口問題研究所)
- 10 -
4.まちづくりの理念と方策
(1)ひとを育む
(保育所、幼稚園、学童保育、児童福祉、子育て支援、学校教育、青少
年育成、社会教育、市民スポーツ)
○安心して子育てができる環境の整備
○保育環境の向上
○家庭養育支援の充実
○学校教育の充実
○地域での子育てと青少年の育成
○社会教育、市民スポーツの充実
(2)しあわせを育む
(高齢者福祉、障害者福祉、医療、健康づくり、地域福祉、生活困窮
者福祉、生活支援、保険・年金、人権、市民協働)
○高齢者・障害者・生活困窮者福祉基盤の整備・充実
○協働による地域福祉の推進
○市民の健康の推進
○安全で安心な消費生活の環境整備
○人権尊重のまちづくりの推進
○市民協働のまちづくりの推進
(3)くらしを育む
(防災、防犯、交通安全、消防・救急、道路、交通、住宅、公園、上
下水道、ごみ処理、し尿処理、生活環境)
○災害と犯罪に強いまちづくりの推進
○快適で安全な都市を支える基盤整備の推進
○美しく個性的なまちづくりの推進
○美しい自然環境の保護
○環境に対する負荷の抑制
(4)にぎわいを育む
(市街地開発、産業、観光、雇用、労働、シティープロモーション、
国際交流、歴史文化)
○地域経済を支える工業などの振興
○市民の日常生活を支える商業・サービス業などの振興
○農林業の多様な振興
○固有の資源を活かした観光産業などの育成
○雇用の拡大と労働環境の向上
○市内定住と市外交流の促進
- 11 -
まちの
将来像
まちづくりの理念
まちづくりの方策
○安心して子育てができる環境の整備
○保育環境の向上
○家庭養育支援の充実
ひとを育む
○学校教育の充実
○地域での子育てと青少年の育成
○社会教育、市民スポーツの充実
(
仮
)
夢
と
希
望
を
育
み
未
来
に
羽
ば
た
く
ま
ち
か
い
づ
か
○高齢者・障害者・生活困窮者福祉基盤の整
備・充実
○協働による地域福祉の推進
○市民の健康の推進
しあわせを育む
○安全で安心な消費生活の環境整備
○人権尊重のまちづくりの推進
○市民協働のまちづくりの推進
○災害と犯罪に強いまちづくりの推進
○快適で安全な都市を支える基盤整備の推進
くらしを育む
○美しく個性的なまちづくりの推進
○美しい自然環境の保護
○環境に対する負荷の抑制
○地域経済を支える工業などの振興
○市民生活を支える商業・サービス業などの振興
○農林業の多様な振興
にぎわいを育む
○固有の資源を活かした観光産業などの育成
○雇用の拡大と労働環境の向上
○市内定住と市外交流の促進
目標人口
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