【排泄ケアを助ける新しい選択肢が増えました】

《利用者様説明資料》
【排泄ケアを助ける新しい選択肢が増えました】
平成24年4月より
福祉用具貸与における
介護保険適用項目に
追加されました。
自動排泄処理装置
「エバケアー」
福祉用具貸与サービスについて
テクノエイド協会
福祉用具貸与
登録商品
株式会社
LIM
居宅で介護を「する家族」「される人」の排泄ケアにおける悩み
排泄は人の尊厳に関わるとても大事な事。一番気をつかう部分。
《介護をする家族》
「自分の親の排泄介護を奥さんにさせたくない」
「おむつ代が毎月3万円と排泄介護サービスが、
毎月1万5千円と費用的にもつらい」
「外出していても、不快な思いをしていないか
気になる」
「深夜の排泄介護が負担」
「使用前・使用後のおむつの置き場に困る」
「1日半分でも排泄の介護を減らしたい」
「年齢的に排泄介護をするのが、体力的にも
きびしい」
《介護をされる人》
「後始末を人に委ねることは耐え難い」
「せめて、人に気を使わずに用をたしたい」
「自分の排泄処理を家族にさせるのは、
申し訳なくて頼みにくい」
「人に頼むまで排泄物がおむつの
中にあるのは耐えられない」
「部屋のにおいをなんとかしたい」
「自分の排泄の臭いを人に
かがすのが耐えられない」
「下半身を常に清潔に保ちたい」
「自分で排泄処理をする感覚を持ちたい」
自動排泄処理装置「エバケアー」の特徴
トイレを『流す』
お尻を『洗浄』する
お尻を『乾燥』する
便・尿 両方に対応
《エバケアーの特徴》
その1『数秒で排泄物を処理』
センサーが排泄を感知し、10秒以内に処理してくれる為、ニオイが
残らず、お尻に排泄物が残らないので常に清潔に保てます。
その2『自動と手動モードが選べる』
ウォシュレット機能付きマットレスベット
・エバケアー本体
【寸法】幅35cm×奥行61cm×高さ50cm
【重量】27kg
【総消費電力】約720W(MAX時)
・床ずれ防止マットレス
【寸法】幅800mm×奥行1900mm×高さ120mm
【本体材質】ウレタンフォーム 100%
【カバー材質】ポリエステル 100%
「流す~乾燥」まですべて自動で行うか、「洗浄・乾燥」は自分で
操作するか、利用者様に合った使い方が出来ます。
その3『悪臭が殆どない』
すばやく排泄物を吸引・水洗いし、中の空気は消臭フィルターを
通って外気に出るので、お部屋に悪臭が残りません。
その4『音が静か』
その5『ランニングコストが殆ど不要』
専用パッドやシートを使用しません。日々のコストは電気と水道水
だけで、経済的にも負担が少ないのが特徴です。
その6『トラブルは音声でお知らせ』
洗浄水の不足、汚物タンクがいっぱい、本体内の水漏れ、など
音声で知らせてくれるので安心です。
その7『トイレ部分の脱着が簡単』
「ダイアパー(トイレ部分)」は、簡単に取り外して、専用のクッション
を装着すれば、普通のマットレスに近い状態になりますので、
必要な時だけダイアパーを装着するという使い方もできます。
自動排泄処理装置「エバケアー」の介護保険における適用例
■レンタル「福祉用具貸与」 適用
■購入「特定福祉用具販売」適用
□ 汚物タンク
□ ダイアパー一式
¥88,000(税別)
●「交換可能部分」ダイアパー
¥8,700(税別)
●「交換可能部分」汚物タンク
エバケアー「SJE-T01G」
〈レンタル 利用料金例〉
●エバケアー本体「自動排泄処理装置」
〈販売価格例〉
●ダイアパー ・ 汚物タンク
「自動排泄処理装置 交換可能部分」
●専用マットレス「床ずれ防止装置」
■販売価格
・ダイアパー一式 88,000円(税別)
■合計利用料
54,000円(利用者負担額/5,400円)
利用者負担額 8,800円(税別) ※介護保険適用の場合
・汚物タンク 8,700円(税別)
利用者負担額 870円(税別) ※介護保険適用の場合
自動排泄処理装置の介護保険での取り扱い
(厚生労働省の見解)
①福祉用具貸与における自動排泄処理装置とは・・・・・
尿または便が自動的に吸引されるものであり、かつ、尿や便の経路となる部分を分割する事が可能な構造を有するものであって、
居宅要介護者等 又は、または、その介護を行う者が容易に使用できるもの
②「自動排泄処理装置」の貸与において、介護保険適用の対象となる方
「要介護4・要介護5」の利用者
または、「排便において全介助が必要」及び「移乗において全介助が必要」と認められた方
③自動排泄処理装置「エバケアー」の介護保険適用方法
『福祉用具貸与』
『特定福祉用具販売』
※消毒殺菌処理により新たな利用者に再レンタル可能
※新たな利用者には新品を購入していただき再レンタルは不可
①自動排泄処理装置
➡エバケアー本体装置
②床ずれ防止装置
➡エバケアー専用マットレス
①自動排泄処理装置の交換可能部分
尿や便の経路となるものであって(レシーバー・チューブ・
タンク等)容易に交換できるもの
➡ダイアパー・汚物タンク
■今回の介護報酬改定の福祉用具貸与における対象種目に、「自動排泄処理装置」を13種目目として追加された背景は、
今後、居宅介護が急激に増える時代背景において、最も介護者の負担の大きい排泄ケアを助ける「自動排泄処理装置」
エバケアーの必要性を、厚生労働省が認められました。
利用者様の「導入にかかる費用」 と 月々かかる費用
《導入にかかる費用》
品目
介護保険
販売価格
ダイアパー
○
88,000円
利用者実費額
8,800円(税別)
汚物タンク
○
8,700円
870円(税別)
品目
介護保険
レンタル価格
利用者実費額
エバケアー本体
+専用マットレスセット
○
50,000円
5,000円
小計
50,000円
5,000円
消費税
4,000円
400円
合計
54,000円
5,400円
《月々かかる費用》
特定福祉用具(ダイア
パー・汚物タンク)の購
入費は、全額お支払い
した後、後日、市町村
に申請し、購入費の9
割が戻る「償還払い」
になります。
「エバケアー」の推奨するご利用方法・ご利用できない方
《推奨するご利用方法》
「被介護者の排泄リズムに合わせて利用する」
本商品を使用すると思われる要介護者は、食べる物も健常者とは違って、消化に良いものを決められた時間に
食事をされる事が多いので、排泄のリズムがおおよそ定期的になっていると思われます。
したがいまして、排泄の頃合いを見計らい、事前にダイアパーを装着し、排泄後はダイアパーの装着を外すという
使用方法を推奨いたします。
※ダイアパーを取り外し、通常のマットレスと使用する時は、その部分を埋める専用クッションを使用いたします。
他にも・・・
「介護者が出かける時だけ利用する」「毎日、決められた一定時間だけ利用する」「夜間だけ利用する」というように、
《ご利用出来ない、又は、エバケアーのご利用を控えられた方がよい方》
①認知症でダイアパーの固定カバーを外したり、徘徊癖がありベットから勝手に離れる方
②拘縮等で背骨が湾曲し、仰向けに寝ることが困難な方
③床ずれの症状がひどく、エバケアー専用マットレスが合わない、または不適当と思われる方
「エバケアーに関するQ&A」
Qランニングコストはかかりますか?
・「エバケアー」は、専用おむつや専用パットを使用しませんので、ランニングコストは本機と専用マットレスの
月々のレンタル料以外は、主に「水道代」と「電気代」になります。
電気代は、1日「15円」程度です。
Q削減できるコストはありますか?
・「エバケアー」を上手に使用する事によって、おむつ、そして排泄介護で使用する備品(手袋、タオル、お尻拭き、等)に
かかる費用が大幅に削減できる可能性があります。
また、ヘルパーさんに、排泄ケア以外の介護をお願いする事も可能になります。
Q洗浄水、汚物タンクの交換のタイミングは?
・本機は、「洗浄水タンク」の水が無くなったり、「汚物タンク」がいっぱいになると、音声で知らせてくれます。
Q普段のお手入れは必要ですか?
・日々のお手入れとして、お肌に触れるダイアパーをアルコール入りのウェットティッシュ等での拭き掃除と、
週1,2回のお手入れとして、汚物タンク内の洗浄と、強制吸引ボタン(ホース内のお手入れ)を押して頂く事をお勧めします。
Q紙おむつと比べて使用感はどうでしょうか?
エバケアーの肌に直接触れる部分は、柔らかく安全で肌に優しいシリコンでできており、肌と接する部分を最小限にする
ことで、利用者様の身体に余計な圧力や違和感を感じさせないよう設計されています。
また、紙おむつのように交換するまで排泄物が染みこんだままといったことがなく、蒸れることによる
「ただれ」や「かぶれ」、不快感がありません。
「エバケアーに関するQ&A」
Q汚物タンクから排泄物の臭いが漏れたりしませんか?
「臭い」は排泄介護の大きなストレスのひとつです。エバケアーは、その「臭い」を徹底的に抑えることも考えて
設計されています。
内部に強力な消臭フィルターを二重に備えており、悪臭は本体内部で処理され、外部にほとんど臭いを漏らしません。
Qベットの上では、ダイアパーはずっと付けっぱなしですか?
・ダイアパーは、簡単にベットから取り外せます。
ダイアパーを取り外した溝を埋める為のクッションを、代わりに装着していただきますと、
通常のマットレスとしてご利用頂けます。
Qダイアパーを付けたまま体位変換ができますか?
・ダイアパーの部分は、ローリングが可能になっており、左右45度までローリングが可能です。
傾きが「15度」を超えると「漏れ防止のセンサー」が傾きを感知し、洗浄機能は働かなくなります。
Q介護時の床ずれが心配です?
・床ずれの原因は、寝たきりになることで血流障害が起こり、栄養障害や免疫力の低下によって細菌感染をおこしやすい
状態になることです。
長時間同じ姿勢でいることや湿気等が問題視されています。
「エバケアー」は、カバーヘッドの肌にあたる部分が工夫されていますので、細菌の発生を抑え、体圧を適切に分散し、
また、洗浄・乾燥を行うことにより、おむつのような蒸れがありません。
また、ダイアパーを装着したままでも、左右にスイングできる「ローリング機能」がありますので、体位変換を補助します。
ただし、エバケアーの使用で紙おむつよりも床ずれの危険は大きく軽減されますが、利用者様の床ずれ防止には、やはり
介護者様の助けを借りて体位変換が必要となります。
褥瘡協会の指導に従い定期的に体位変換を行ってください。
「エバケアーに関するQ&A」
Qエバケアーを使うことにより感染症の問題はないでしょうか?
・カバーヘッドの構造上、カップが便を受け止めて肌に付きにくくなっています。
紙オムツの場合、お腹から背中まで便の回りこみが頻繁におこり陰部感染や褥瘡の悪化などの弊害が起こります。
「エバケアー」は、温水洗浄機能をもった介護用トイレです。
陰部側から肛門に向けて勢いよくシャワー洗浄するので、紙オムツと比べて陰部感染が非常に起きにくい構造に
なっています。
Q使用できない条件はありますか?
・状況にもよりますが、以下のような状況にある方には残念ながらエバケアーの利用は難しい場合がございます。
被介護者様がエバケアーを使用できるか不明なときは遠慮なくお問い合わせください。
①重度の認知症の方
自分ではずしてしまう可能性があり、ご利用になれません。
②ダイアパーの装着が困難な方
装着部分である股関節や腰周辺が大きく変形していたりすると装着が困難な場合があります。
③装着により痛みや傷が悪化する場合
重度の褥瘡(床ずれ)、火傷やその他の傷があり、装着によりそれらの痛みや傷口が悪化する場合は利用できません。
MEMO
LIM Co.,Ltd