褥瘡だより 第 26 号

褥瘡だより
第 26 号
ふくの若葉病院
2015.3 発行
褥瘡プロジェクトチーム
今回は褥瘡回診について紹介します
目的は?
知って
「プロジェクトメンバーが褥瘡を見て理解する。」
「回診することで、1 回/月の評価ができる。」
「治療方針など話し合う事ができる。」
を目的に回診を行っています。
ますか
どんなことをしているの?
現在の処置の方法で状態の変化はどうか。他の材料の検討などを話し合い体交枕などの当て方等の
意見を出し合います。
頻度は?
月に 1 度、事前に対象者をリストアップし1人につき5分程度を目安にして委員会開始前の 20 分
で行っています。
回診のメンバーは?
看護職、介護職、栄養士、リハビリ職員、
通所職員などの褥瘡委員で行っています。
注意していることは?
同室の患者の了解を得て、プライバシー保護のためカーテンをして行って声かけを十分に行い、患
者が不快な気持ちにならないよう配慮しています。
褥瘡回診の様子
体位交換時に以前に比べ、枕の
実際に褥瘡を見ることで栄養
当て方に気を付けるようになっ
状態をよくするための話し合
た。
いができた。
介護部
栄養部
ベッドサイドでの
リハビリを行う際、
褥瘡のある患者に
対して気をつける
ようになった。
リハビリ
褥瘡の状態を観察することで
創傷と褥瘡の判断に困ったと
治癒に向けてさらに積極的に
きに役に立った。
取り組むことができた。
通所リハビリ看護部
看護部
実際に踵の褥瘡を見て・・
黒い壊死創やね!
なにつけようか?
ブロメラインかね
浸出液多なる
かね
2 週間ぐらい
そうやねー
そやけど周りに
ワセリンでブロッ
クつくらんなんよ
ブロメライン
で様子みよー