所　信大西健造私は、この２年皆様のご支援とご協力をいただき、お約束した施策の一つひとつを実行し目標に近づけ、成果に結びつくところまで来ることができました。心から感謝申し上げ、さらなる制度発展のために皆様と共に歩みを続けたいと意欲をみなぎらせております。昨年11月、第187回臨時国会において全国政連の連携のもと第８次社労士法改正が成立し、個別労働紛争解決分野の業域拡大、裁判所等における社労士の補佐人制度及び一人法人制度が実現しました。「社労士制度推進戦略室」は５つの基本スタンスを掲げ「社労士総研」と連携して意見表明や見解発表を行い、国民へのアピールと会員の皆様に方向性をお示ししてまいりました。また、３年後に制度創設50年を迎えることを踏まえ、全国25,000社を対象に「人事・労務の課題等についてのアンケート調査」を実施しました。今回得られた客観的なデータに基づいて企業ニーズの掘り起こしや施策の検証を行い、これから目指す社労士の姿を描き、実現するための戦略立案に活かしてまいります。私は、「感謝の50年　そしてその先へ」皆様と共に前進いたします。【ビジネス業域の拡大】医療業界に加え介護・保育・建設業界への展開も加速してまいります。また、経営労務診断サービス等社労士のビジネス業域拡大を積極的に進めるとともに、「労働ＣＳＲ」を新たな社労士業務とすべく研究に取り組んでまいります。【社会貢献活動】　年金相談や労働相談への協力、出前授業は社労士の社会貢献として国民に広く認知されています。成年後見制度、労働条件審査を継続推進し、社会保障制度の専門家としての地位を高めてまいります。【業域の保全】長年に亘り積み上げてきた隣接士業との協議や覚書さらには行政解釈をしっかり周知して社労士の立場を継続的に明確にし、マイナンバー制度の下でも社労士の業域を保全してまいります。 2015.6 2 会長選挙選挙公報【広域的な広報活動の展開】　ビジネス誌への寄稿や記事広告等を強化して、ビジネス業域拡大に繋がる広報活動を展開し、社労士のブランド力の確立を目指してまいります。【国際化事業】　インドネシア等の国々では社労士制度に関心を寄せ、導入を検討している国もあります。「世界に羽ばたく士業」となるべく積極的に取り組んでまいります。ご支持を心よりお願い申し上げます。氏　名大西　健造生年月日・年齢昭和16年11月6日（73歳）所属都道府県会大阪府社会保険労務士会入会（昭和43年6月3日）大阪府社会保険労務士会関係昭和56年６月～平成９年６月　理事平成９年６月～平成13年６月　常任理事平成13年６月～平成19年６月　副会長社会保険労務士としての略歴平成19年６月～平成25年６月　会長連合会関係平成13年６月～平成15年６月　理事平成15年６月～平成19年６月　常任理事平成19年６月～平成25年６月　副会長平成25年６月～会長至　現在 3 2015.6