実装型ステアリングセンサ Steering Effort Sensor 型 型 オリジナルのステアリングホイールで 操舵角力計測 CAN &アナログ 出力付表示計 エアバッグのスペースに センサを内蔵 CLS-E 型 小型センサ CLS CLS100 / CLS200 オリジナルのステアリングホイールが使用可能 計測パラメータ ■ トルク 100Nm/200Nm、フルスケール ■ 舵角 0.04°分解能 ■ 加速度(CLS-E 型オプション) 実装型ステアリングセンサとは ステアリングホイールは車両とドライバーをつなぐインターフェースです。ドライバーの意思はステアリ ングホイールを通して車両へと伝わり、車両や路面の状態はステアリングホイールを通してドライバー へと伝わります。このように重要な役割を持つステアリングホイールを試験専用のステアリングホイー ルに取り替えてしまうと、ドライバーと同じ感覚で試験を行うことができません。 そのため、各車両オリジナルのステアリングホイールが利用できるセンサを開発しました。 過酷な環境条件への対応 CLS および CLS-E は動作温度範囲が -20 ~ 80℃であり、氷点下での動作に対応しています。その ため、寒冷地試験でも問題なく使用できます。 また、機械的な許容トルクが 500Nm であり、非常に大きな入力トルクをかけても壊れません。これ により、インパルス応答試験など大きな入力にも可能です。 2 小型センサ CLS 型 ■ CLS 型の車両への取付 CLS はステアリングホイールとステアリングコラムの間に挟み込 んで使用します。そのため、一度車両からステアリングホイール を取り外し、CLS をステアリングホイールとステアリングコラム の間に取り付けて頂く必要があります。 ステアリング ホイール ステアリング コラム CLS 型センサ本体 CLS ■ 取付用アダプタ CLS を車両に取り付けるためには、ステアリングホイール側とス テアリングコラム側にそれぞれ 1 つずつアダプタが必要です。 このアダプタはお客様が作成することも可能ですが、当社で用意 できる場合もございます。当社でアダプタを準備する際、ステア リングの歯形が確認できる図面をご提供頂く場合がございます。 お客様側で作成する場合、ステアリングの歯型を切っていない (CLS と結合する側のみ加工済みの)ブランクアダプタ(型番: ADP-LR-R、ADP-LS-R)を、提供することが可能です。 CLS 実装写真 ■ CLS 特長 - 角度測定レンジ :±1340° - 角度分解能 :0.04° - トルク測定レンジ :± 100Nm, ± 200Nm モデル選択 - トルク精度 :0.2%FS - 車両オリジナルのステアリングホイールが利用可能 - 測定値を電圧(±10V)と CAN で出力 - 動作温度範囲 コラム側のアダプタ :-20 ~ 80℃ - 機械的な許容トルク:500Nm - CAN, アナログ出力 - コントロールユニットからセンサへ電源供給 ホイール側のアダプタ アダプタ(歯の加工済み) 3 ■ 微小操舵角度と微小操舵トルクの測定 CLS オーダインフォメーション CLS は 0.04°の角度分解能と 0.003Nm のトルク分解能を持って いるため、微小信号(例えば 1°以下の角度変動や 1Nm 以下の トルク変動)の測定ができます。 CLS-100 ステアリングセンサ 100Nm レンジモデル テレメトリ式操舵力角計 CAN 出力標準装備 仕様: 角度 :± 1340°(分解能:0.04°、CAN 出力時) トルク:± 100Nm(分解能:0.003Nm、CAN 出力時) 応答周波数:800Hz アナログ(± 10V)、CAN 出力 , 周波数出力(5V TTL パルス) 動作温度範囲 -20℃~ +80℃ センサ部、コントローラ部、CAN 出力設定ソフトウエア、DC 電源入 力用シガーライタプラグ、ターミネータ内蔵 CAN バスケーブル(2M)を含む CLS-200 CLS ステアリングセンサ 200Nm レンジモデル テレメトリ式操舵力角計 CAN 出力標準装備 仕様: 角度 :± 1340°(分解能:0.04°、CAN 出力時) ■ CLS 型用表示計&コントローラ トルク:± 200Nm(分解能:0.006Nm、CAN 出力時) 応答周波数:800Hz アナログ(± 10V)、CAN 出力、周波数出力(5V TTL パルス) 動作温度範囲 -20℃~ +80℃ センサ部、コントローラ部、CAN 出力設定ソフトウエア、DC 電源入 力用シガーライタプラグ、ターミネータ内蔵 CAN バスケーブル(2 M)を含む ADP-LS-Sp ステアリングコラムアダプター:任意のスプライン加工を含む 新規の加工(車両のステアリングコラムに応じたスプライン(歯)の 加工)にてコラムアダプタを作成 (* CAEMAX 社にステアリングコラムスプライン部分の図面を提供する必要があ ります) 角度やトルクの測定値は最終的に下図のコントローラから出力さ れます。電圧出力(± 10V)の出力以外に CAN バスの出力を標 準で装備しています。 ADP-LS-R ステアリングコラムブランクアダプタ ステアリングコラム結合部分は未加工です。購入後、取り付ける車両 に併せてスプラインの加工を行ってください。 ADP-LR-Sp ステアリングホイールアダプター:任意のスプライン加工を含む 新規の加工(車両のステアリングホイールに応じたスプライン(歯) の加工)にてアダプタを作成 (* CAEMAX にステアリングコラムスプライン部分の図面を提供する必要があり ます) ADP-LR-R ステアリングホイールブランクアダプタ ステアリングホイール結合部分は未加工です。購入後、取り付ける車 両に併せてスプラインの加工を行ってください。 4 CLS-E エアバッグ内蔵型 ■ CLS-E 特長 - CLS-E はエアバッグスペースにセンサ装着可 - 角度測定レンジ :± 1474.56° - 回転速度レンジ :± 1000° /sec - トルク測定レンジ :± 100Nm, ± 200Nm モデル選択 (オプションで± 250Nm モデル可) - トルク精度 :0.2%FS - 車両オリジナルのステアリングホイールが利用可能 - 測定値を電圧(± 10V)と CAN で出力 - 動作温度範囲 :-20 ~ 80℃ - 機械的な許容トルク:500Nm - X,Y,Z 加速度計オプション:5G まで - CAN, アナログ出力 - コントロールユニットからセンサへ電源供給 エアバッグのスペースにセンサを装着するため、ほぼ現状のまま でステアリングが操作できます。 ■ CLS-E 用 表示計 & コントローラ 前面パネル 背面パネル 各バラメータをデジタル表示 CAN、イーサネット、アナログ出力に加え、リモートオートゼロ機能 アナログ出力:6BNC フリーアサイン USB 分解能 イーサネット:10/100Mbit ネットワークコネクション :16bit :USB2.0 SD カード :SD カードでパラメータセーブ可能 5 CLS-E オーダインフォメーション 型番:H-SEN-CMX-CLS-E200 100Nm フルスケールタイプ 型番:H-SEN-CMX-CLS-E100-VIB 100Nm フルスケールタイプ(加速度センサオプション付) - トルク ± 100Nm(確度 0.1%FS) - トルク ± 100Nm(確度 0.1%FS) - ステアリング角度 ± 1474.56° (分解能 0.045°) - ステアリング角度 ± 1474.56° (分解能 0.045°) - ステアリング速度 ± 1000℃ /sec(分解能:0.5°/sec) - ステアリング速度 ± 1000℃ /sec(分解能:0.5°/sec) - 周波数帯域 800MHz - 周波数帯域 800MHz - ステアリング角度およびトルクのオートゼロ機能 - 振動 X Y Z(各± 5g) - RF データコミュニケーション - 角加速度 ± 10000℃ /sec3 - OLED ディスプレイのコントロールユニット - 周波数帯域 1 ~ 120Hz - フリープログラミングの 6 アナログ出力 ± 10V - ステアリング角度およびトルクのオートゼロ機能 - CAN インターフェース - シャント キャリブレーション - 供給電源 8-32V - RF データコミュニケーション - 動作温度範囲 -20℃~ 80℃ - OLED ディスプレイのコントロールユニット ※設定ソフトウェア含む - フリープログラミングの 6 アナログ出力 ± 10V - CAN インターフェース 型番:H-SEN-CMX-CLS-E200 200Nm フルスケールタイプ - トルク ± 200Nm(確度 0.1%FS) - ステアリング角度 ± 1474.56° (分解能 0.02°) - 供給電源 8-32V - 動作温度範囲 -20℃~ 80℃ ※設定ソフトウェア含む - 周波数帯域 800MHz 型番:H-SEN-CMX-CLS-E200-VIB 200Nm フルスケールタイプ(加速度センサオプション付) - ステアリング角度およびトルクのオートゼロ機能 - トルク ± 200Nm(確度 0.1%FS) - シャント キャリブレーション - ステアリング角度 ± 1474.56° (分解能 0.02°) - RF データコミュニケーション - ステアリング速度 ± 1000℃ /sec(分解能:0.5°/sec) - OLED ディスプレイのコントロールユニット - 周波数帯域 800MHz - フリープログラミングの 6 アナログ出力 ± 10V - 振動 X Y Z(各± 5g) - CAN インターフェース - 角加速度 ± 10000℃ /sec3 - 供給電源 8-32V - 周波数帯域 1 ~ 120Hz - 動作温度範囲 -20℃~ 80℃ - ステアリング角度およびトルクのオートゼロ機能 ※設定ソフトウェア含む - シャント キャリブレーション - ステアリング速度 ± 1000℃ /sec(分解能:0.5°/sec) - RF データコミュニケーション - OLED ディスプレイのコントロールユニット - フリープログラミングの 6 アナログ出力 ± 10V - CAN インターフェース - 供給電源 8-32V - 動作温度範囲 -20℃~ 80℃ ※設定ソフトウェア含む 特注 コラムアダプタ 型番:H-SEN-CMX-CLS-E-ADP ステアリングコラム アダプタ(特注 Tooth 含む) 6 CLS CLS-100 / CLS-200 仕様一覧 ■ 測定レンジと分解能 電圧出力 CAN 出力 項目 / 型番 測定レンジ 分解能 測定レンジ 分解能 角度 ± 1,000° 0.65° ± 1,340° 0.04° − − 1000°/sec 0.04° CLS100 ± 100 Nm 0.049 Nm ± 100 Nm 0.003 Nm CLS200 ± 200 Nm 0.098 Nm ± 200 Nm 0.006 Nm 角速度 トルク ■ CLS 本体(CLS100.CLS200 共通) ■ コントローラー(CLS100.CLS200 共通) 外径 約 100mm 寸法 高さ 約 65mm(アダプタを含まず) 重量 重量 1.4kg 動作温度範囲 駆動電源 検出周波数帯域 トルク計測 オーバーロード 温度ドリフト 角度計測 検出方式 1.15kg 動作温度範囲 -20 ~+ 80℃ コントローラーから供給 慣性モーメント 約 80 x 105 x 185mm 駆動電源 対応規格 0,000635 kgm (アダプタを含まず) 端子タイプ ターミネータ 0 ~ 800Hz ± 500Nm 最大 0.004%FS/K 磁気エンコーダ (8800 パルス / 回転) CAN 出力 仕様 ボーレート ID 設定 出力レート (括弧内は周波数帯域) ノイズレベル (トルクデータ) -20 ~+ 80℃ 9 ~ 36VDC シガーライタプラグ 電源ケーブル付属 ISO11898 DSUB-9 ピン(コントローラー裏面に配置) 外部 120 Ω接続 10k,50k,62k,83k,100k,125k,250k,500k, 1M [bps] Ver.2.0a(11bit), Ver2.0b(29bit)対応 227.3 Hz(50Hz,-3dB)~ 5,000 Hz(800Hz,-3dB) 0.1%FS ~ max 0.005%FS (出力レートによる) CLS-E 仕様一覧 ステアリングトルク 測定原理 測定レンジ ストレインゲージ使用(温度補償あり) ± 100Nm または± 200Nm 確度 0.2% フルスケール 帯域 0 - 800Hz ステアリング角度 測定原理 測定レンジ 内蔵角度エンコーダ ± 1,475° 確度 0,02° 帯域 0 - 800Hz 回転速度 測定原理 測定レンジ 帯域 角度から計算 CAN:± 1,000°/s 0 - 800Hz 加速度計測(オプション) X,Y,Z 軸 回転加速度 5G まで ± 10,000°/s 〜 2 一般仕様 オーバロード >100% 定格トルク 機械的な許容トルク >500Nm 取り付け用アダプタ 各種車両に対し特注可能 動作温度範囲 -20℃ ~ 80℃ コントロールユニット使用 電源 CAN 出力 アナログ出力 オートゼロ 9 -36V DC ID ボーレート可変 トルク:± 10V(= ± 100Nm または± 200Nm) 角度 :± 10V(= ± 1,475°) 加速度:± 10V(= ± 5G) プッシュボタン(トルク 角度) 7 ステアリングセンサ CLS シリーズの CAN 出力と接続可能な GPS 制御 実車走行試験用ロボット NaviControl NaviControl はハンドル、ブレーキ / アクセル、クラッチ / シフ トギアを制御し、高精度 & 高安定な実車走行試験を自動または 半自動で実施。 高精度(± 2cm)の RTK-GPS の搭載で、極めて再現性の高い 走行を実現。 完全無人走行で、急ブレーキ / 衝突 / 横転等のテストもドライバ ーを危険にさらす事なく行えます。 ■ 主要アプリケーション ● 操縦安定性テスト ● 乗り心地テスト ● 耐久テスト ● 急ブレーキテスト ● NCAP ● 横転テスト ● フィッシュフックテスト ● タイヤ性能テスト 多チャンネル・小型 モジュール式データロガー imc CRONOS-COMPACT ■ 特長 - 電圧、電流、温度、ひずみ、ICP センサ、回転パルスなどの入力 - 最大サンプリングレート :100kHz/ch - システム合計サンプリングレート :400kHz - 最大アナログ入力チャンネル数 :128ch - CAN、LIN、FlexRay、CCP、XCP の計測 - 最大フィールドバス入力チャンネル数 :512ch(アナログとの合計) - GPS、動画(カメラを PC に接続)の同期計測 - リアルタイム演算機能(統計、FFT 分析、次数分析、頻度処理など) 営業第 2 部 〒103-8284 東京都中央区八重洲1-1-6 TEL. 03-3279-0771 FAX. 03-3246-0645 E-mail:[email protected] 大 阪 支 店 〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原 1-6-1(新大阪ブリックビル) 名 古 屋 営 業 所 〒465-0095 愛知県名古屋市名東区高社 1-263(一社中央ビル) 茨 城 営 業 所 〒305-0031 茨城県つくば市吾妻 2-8-8(つくばシティアビル) 宇 都 宮 営 業 所 〒321-0953 栃木県宇都宮市東宿郷 2-4-3(オカバ宇都宮ビル) 電子技術センター 〒103-8284 東京都中央区八重洲 1-1-6 テクノロジーインターフェースセンター 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町 1-1-2 TEL. 06-6399-9771 FAX. 06-6399-9781 TEL. 052-772-2971 FAX. 052-776-2559 TEL. 029-851-1366 FAX. 029-852-3421 TEL. 028-678-9117 FAX. 028-638-5380 TEL. 03-3279-0771 FAX. 03-3246-0645 TEL. 03-3279-0771 FAX. 03-3246-0645 JQA-EM4908 JQA-QM8795 電子技術センター 本カタログに記載された商品の機能・性能は断りなく変更されることがあります。 HIT-4654-00-1504000-155-1.0-S63-CA
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