平成 26 年度事業報告書 1・運営・普及委員会 (委員長 中村俊行) インターロッキングブロック舗装のPRと協会運営基盤の強化に努めた。関東、東北、中部、近畿の各 地方整備局と東京都関係先へ学識理事の協力を得て、インターロッキングブロック舗装の試験施工実施 の要望を行った。さらに、インターロッキングブロック舗装の利点を PR するべく、仙台、東京、名古屋、 大阪そして札幌の 5 都市においてインターロッキングブロック舗装技術講習会を開催した。 また、運 営面においては正会員と賛助会員の加入を会員理事が中心となり進めた。 運営・普及委員会 第 1 回 平成 26 年 07 月 30 日開催 委員及び WG メンバー選任、講習会開催、新パンフレット、会員増強対策、統一型ブロックについて 第 2 回 平成 26 年 09 月 19 日開催 会費額と舗装会社会員種別変更について 第 3 回 平成 27 年 01 月 28 日開催 舗装会社会員種別変更(会費規定改定案) 、平成 27 年度事業計画と予算について 尚、運営普及ワーキングを 9 月 12 日、10 月 8 日に開催し、講習会開催に向けての詳細検討を行った。 平成 26 年度インターロッキングブロック舗装技術講習会は、 一般社団法人全国土木施工管理技士会の C PDS プログラムの認定を取得するとともに、協賛団体として一般社団法人日本道路建設業協会の協力を 得、また札幌市では、般社団法人ランドスケープアーキテクト連盟の共催を得て実施した。 講習会の内容は各地区共通テーマとして以下の 3 点とした。 1・基調講演を「道路事業をめぐる安全環境対策」 2・インターロッキングブロック舗装の設計と施工(インターロッキングブロックとは) 3・環境負荷を低減するインターロッキングブロック舗装 尚札幌市においては、 「道路政策の新たな展開」と題して菊川滋氏に基調講演、さらに景観ランドスケー プの視点から村田周一氏による講演を行った。 開催地 開催日 参加者数 講師名 1・木我 茂(東北地方整備局道路情報管理官) 仙台 (仙台シルバーセンター) 平成 26 年 10 月 29 日 66 名 2・村井貞規(東北工業大学 教授) 3・唐澤明彦(エスビック㈱) 1・篠原正美(関東地方整備局道路管理課長) 東京 (笹川記念館) 平成 26 年 11 月 13 日 81 名 2・竹内 康(東京農業大学 教授) 3・唐澤明彦(エスビック㈱) 1・翠 昭博(中部地方整備局塘路交通対策課長) 名古屋(今池ガスビル) 平成 26 年 11 月 20 日 77 名 2・笠原 篤(北海道科学大学 名誉教授) 3・髙橋和雄(太陽セメント工業㈱) 1・田中 貢(近畿地方整備局道路情報管理官) 大阪 (サムテイィフェイム新大阪) 平成 26 年 11 月 27 日 89 名 2・笠原 篤(北海道科学大学 名誉教授) 3・髙橋和雄(太陽セメント工業㈱) 1・菊川 滋(一般財団法人経済調査会 理事長) 札幌 (かでる2.7) 平成 27 年 1 月 21 日 60 名 2・笠原 篤(北海道科学大学 名誉教授) 3・髙橋和雄(太陽セメント工業株式会社) 4・村田周一(高野ランドスケーププランニング㈱社長) 2・評価委員会 (委員長 竹内 康) 1) 平成 26 年度ILブロック舗装施工管理技術者認定の実施 平成 26 年 7 月 17、18 日と大成ロテック(株)技術研修所にて実施。23 名(5 社)が受講し 22 名が合 格。 2)第Ⅱ期、第Ⅴ期、第Ⅷ期のILブロック舗装施工管理技術者の更新研修実施 8 月 27 日にILブロック舗装施工管理技術者の更新研修(20 名参加)し、26 年度末施工管理技術者の 認定者数は 122 名となった。 評価委員会 第 27 回 ILブロック舗装施工管理技術者認定審査と更新審査実施 平成 26 年 0 8 月 28 日開催 また、IL ブロック舗装施工管理技術者認定実施にあたり、評価 WG を 5 月 8 日、6 月 11 日、8 月 20 日、8 月 27 日に開催 3・技術委員会 (委員長 笠原 篤) 新たに設置された技術委員会では 1・要領ワーキング(平成 19 年版マニュアルの改定作業) 2・維持補修ワーキング(維持補修要領の改定作業) 、 3・施工ワーキング(施工業者育成の手引き作成) 4・委託ワーキング(受託事業の実施) を設置し、従来からの JIS ワーキングに追加し各テーマをワーキング形式で実施することとし、各ワー キング長、ワーキングメンバーを選任した。 1) 路面温度低減ブロックの評価法検討 遮熱性ブロックと保水性ブロックを路面温度低減ブロックとし、その試験評価法を確定し、あわせて 同 2 タイプのブロックを路面温度低減ブロックと位置づけることとした。また、上記路面温度低減ブ ロックを協会認定機関にて試験し、アスファルトとの温度差が 8℃以上あるものを「クールブロック ペイブ」 (協会取得商標登録)ブロック単体の対アスファルトとの温度差を 8℃以上の物を協会とし て認定する制度を発足させた。 遮熱性ブロック評価検討 WG を 4 月 24 日、6 月 8 日を開催。 2)太平洋セメント舗装ブロック工業会より「福岡県小竹町における公道評価試験の継続調査」と「イター ロッキングブロックの凍結融解抵抗性に関する室内試験方法の規格化」の2テーマの委託を受けて検討 並びに調査を実施し、小竹町調査に関しては委託ワーキングが担当し、凍結融解抵抗性に関しては技術 委員会にて審議検討を行った。 公道評価試験の供用1年の調査を 12 月 9 日、10 日に実施し、報告書を 3 月末に提出。 技術委員会 第 1 回 新技術委員紹介と委員会の進め方に関する検討 平成 26 年 09 月 22 日開催 第 2 回 WG の進め方と小竹町(受託)公道 1 年供用調査概要報告 平成 26 年 12 月 17 日開催 第 3 回 受託事業調査報告書と凍結融解に関する検討 平成 27 年 03 月 12 日開催 4・会議 1)総会 第 3 回定時社員総会(於:ホテルグランドヒル市ヶ谷) 平成 26 年 06 月 09 日開催 平成 25 度事業報告(案) 、平成 25 年度収支決算書(案) 、役員改選(案)の承認 2)理事会 第 9 回理事会 平成 26 年 04 月 18 日開催 平成 25 年度事業報告書及び決算書(案)の審議と役員改選(案)の承認 第 10 回理事会 互選理事会(会長、副会長の選任) 平成 26 年 06 月 09 日開催 第11 回理事会 平成26 年06 月23 日開催 協会組織及び委員長選任、前田製管㈱賛助会員入会の承認、札幌市試験施工について 第12 回理事会 平成26 年08 月07 日開催 委員会メンバーの選任、講習会開催、協会パンフレット素案の検討、太平洋セメント舗装ブロック 工業会からの受託について 第13 回理事会 平成26 年09 月18 日開催 太平洋セメント株式会社舗装ブロック工業会からの受託事業の承認 第14 回理事会 平成27 年01 月23 日開催 正会員団体 D(よねざわ工業株式会社)及び賛助会員 E(株式会社うちだや)の入会承認 第15 回理事会 平成27 年03 月03 日開催 舗装会社会員種別変更、会費規定改定、平成 27 年度事業計画書(案)と同収支予算書(案)及び トクヤマ通商㈱・JX 日鉱日石エネルギー・㈱ダイセイ入会の承認、理事案の承認と第 4 回通常総 会開催日程について * 平成 26 年 09 月 :雑誌「道路建設」内外技術の焦点/舗装工法研究会の現状と展望 掲載 * 平成 26 年 11 月 28 日 : 「クールブロックペイブ/COOL BLOCK PAVE」の商標登録取得 * 平成 26 年 10 月 : 「協会新パンフレット」完成 * 平成 27 年 01 月 :雑誌「土木施工」記事広告 時代のニーズに合わせ進歩するインターロッキングブロック * 平成 27 年 02 月 : 「クールブロックペイブ」パンフレット完成 5・会員状況 平成 27 年 3 月 31 日現在の会員数 正会員団体 28 社 正会員個人 6 名 賛助会員 A,B,C,D 16 社 賛助会員 E 22 社
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