現代文B - 群馬県立高崎高等学校

コマ数(単位数)
3コマ(4単位)
型・コース
2.25コマ(3単位)
教科書
現代文B
副教材等
私文・国文
HS
精選現代文B(東京書籍)
駿台文庫「現代文読解問題」「進研WINSTEP現代文3」
(予定)
センター試験過去問題集
センター試験対策問題集
演習用オリジナルテキスト
学研「現代文のキーワード
1 学習目標
大学入試に対応するべく、文章全体の構造を、正しい語句の理解に基づいて正解に把握する論理的読解
力を涵養しつつ、その読解内容を的確に伝える表現力を育成していきます。その活動を通して、現代社会
の地球規模で進展する諸問題に対して、自己との関わりの中で捉えながら、主体的に考察することのでき
る思考力を養成していきます。
2 学習概要
評論は、入試に頻出するテーマの文章を扱い、現代社会への関心を喚起しながら、読解力・表現力・思
考力を高めていきます。小説・随筆も同様に、入試に頻出している作品を中心に扱い、感性を磨き、人間
の心理・心情に迫っていきます。
3 授業の進め方
これまでどおり、
「授業が勝負」です。1コマの授業で1題ずつ問題演習をしていきますので、問題に取
り組むことで主体的に考え方・解き方を確認し、読解力・表現力を磨いていってください。そして、その
実践・応用を、週末課題に取り組むことで行っていってほしいと思います。
また、豆テストも随時行っていきます。基礎の定着を確認するものですので、しっかりと準備したうえ
で臨んでください。
4 学習方法
とにかく「どう解くか」が全てです。解答の筋道を自力で立て、どこまでが合っていて、どこからが違
っているのかを確認していくことが、定期考査対策、受験対策にも繋がっていきます。
5 学習計画
学期
単
元
名
定期考査等
評論4「グローバル化のゆくえ」
「原始社会像の真実」
評論5「サッカーにおける『資本主義の精神』
」
「抗争する人間」
一
学
期
『現代文読解問題』
評論
随筆
小説
中間考査
-1-
『進研 WINSTEP 現代文3』
⑤~⑨(評論)
⑭~⑱(小説)
『現代文読解問題』
評論
随筆
小説
夏季補習
期末考査
志望校別問題演習
センター試験過去問演習
2005 年度問題~2008 年度問題
二
学
期
演習用オリジナルテキスト
評論・随筆
小説
中間考査
センター試験過去問演習
2009 年度問題~2014 年度問題
演習用オリジナルテキスト
評論・随筆
小説
冬季補習
学年末考査
センター試験対策問題演習
センター試験対策問題演習
三
学
期
演習用オリジナルテキスト
評論
随筆
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価を行う。
①考査点(定期考査)
・・・・・・・80%
②普段点(授業態度・提出物・豆テスト)
・・・20%
-2-
コマ数(単位数) 1.5コマ(2単位)
教科書
現代文B
副教材等
型・コース
SS・理型
精選現代文B(東京書籍)
駿台文庫「現代文読解問題」「進研WINSTEP現代文3」(予定)
センター試験過去問題集
センター試験対策問題集
演習用オリジナルテキスト
学研「現代文のキーワード」
1 学習目標
大学入試に対応するべく、文章全体の構造を、正しい語句の理解に基づいて正解に把握する論理的読解
力を涵養しつつ、その読解内容を的確に伝える表現力を育成していきます。その活動を通して、現代社会
の地球規模で進展する諸問題に対して、自己との関わりの中で捉えながら、主体的に考察することのでき
る思考力を養成していきます。
2 学習概要
評論は、入試に頻出するテーマの文章を扱い、現代社会への関心を喚起しながら、読解力・表現力・思
考力を高めていきます。小説・随筆も同様に、入試に頻出している作品を中心に扱い、感性を磨き、人間
の心理・心情に迫っていきます。
3 授業の進め方
これまでどおり、
「授業が勝負」です。1コマの授業で1題ずつ問題演習をしていきますので、問題に取
り組むことで主体的に考え方・解き方を確認し、読解力・表現力を磨いていってください。そして、その
実践・応用を、週末課題に取り組むことで行っていってほしいと思います。
また、豆テストも随時行っていきます。基礎の定着を確認するものですので、しっかりと準備したうえ
で臨んでください。
4 学習方法
とにかく「どう解くか」が全てです。解答の筋道を自力で立て、どこまでが合っていて、どこからが違
っているのかを確認していくことが、定期考査対策、受験対策にも繋がっていきます。
5 学習計画
学期
一
学
期
単
名
定期考査等
評論4 「グローバル化のゆくえ」
「原始社会像の真実」
評論5「サッカーにおける『資本主義の精神』
」
「抗争する人間」
※演習形式で行う。
中間考査
『進研 WINSTEP 現代文3』
『現代文読解問題』
(評論)
(小説)
期末考査
夏季補習
二
学
期
元
志望校別問題演習
『進研 WINSTEP 現代文3』
『現代文読解問題』
センター試験過去問演習
2005 年度問題~2008 年度問題
中間考査
-3-
2009 年度問題~2014 年度問題
冬季補習
学年末考査
センター試験対策問題演習
センター試験対策問題演習
三
学
期
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価を行う。
①考査点(定期考査)
・・・・・・・80%
②普段点(授業態度・提出物・豆テスト)
・・・20%
-4-
コマ数(単位数) 2.5コマ(3単位)
2.25コマ(3単位)
使用教科書
古典B
副教材等
型・コース
私文
国文・HS
第一学習社「高等学校古典B古文編」
第一学習社「高等学校古典B漢文編」
桐原書店「新しい古典文法」
桐原書店「漢文必携」
いいずな書店「Key & Point 古文単語330」
センター試験過去問題集
センター試験対策問題集
演習用オリジナルテキスト
1 学習目標
古典文学という優れた文化遺産に接することを通して、人間・社会・自然などに対する様々な時代の人々
のものの見方、感じ方、考え方について理解をし、自らの属する社会と文化について認識を深めることで、
より豊かな自己の実現に役立てるための学習です。また、1、2年生で培ってきた古文・漢文を読み解く
知識力をさらに深め、大学入試に対応できる精度の高い読解力及び、記述力を養成していきます。
2 学習概要
古文・漢文の基本的読解スキルの習得を目指します。1学期は教科書教材を使い、文法及び句形の定着
を図りながら、古典読解の基本的方法を学習し、文脈に即して的確な口語訳を行う方法を習得します。夏
休み以降は、演習問題を中心に読解・記述力を強化すると共に、センター演習を行い、マークシート問題
解答への習熟・解答力の強化を行います。
3 授業の進め方
古典の授業は「予習」が重要です。特に1学期は教科書教材が中心なので、
「予習」を確実にしておくこ
と。方法は今まで通りです。古文は「音読」→「文法分析」→「口語訳」
、漢文は「音読」→「書き下し」
→「口語訳」が基本スタイルです。後半は1題ずつ問題演習をしていきますので、問題に取り組むことで
「予習」で培った読解スキルを使って解き方を確認し、読解力・表現力を強化していってください。
また、豆テストも随時行っていきます。基礎の定着を確認するものですので、しっかりと準備したうえ
で臨んでください。
4 学習方法
読解するためには「現代語訳」ができなければなりません。そのためには単語力・文法力も必要になり
ます。
「予習」のなかでそれらを強化しながら、読解スキルを習得してください。このプロセスを経てこ
そ確実な読解力が身につくのです。
5 学習計画
学期
一
学
期
単
元
名
定期考査等
<評論(二)>
『風姿花伝』
『玉勝間』
<明代の文章>
「売柑者言」
「奇花石」
「道平、人皆由道」
中間考査
-5-
<物語>
『源氏物語』
『大鏡』
<清代の文章>
「為学」
「黄生借書説」
「夢語之巧合」
『古典読解問題』
古文・漢文
夏季補習
期末考査
志望校別問題演習とセンター試験過去問
センター試験過去問演習
2005 年度問題~2009 年度問題
二
学
期
読解・記述演習(演習用オリジナルテキスト)
古文
漢文
センター試験過去問演習
2010 年度問題~2014 年度問題
読解・記述演習(演習用オリジナルテキスト)
古文
漢文
冬季補習
センター試験対策問題演習
センター試験対策問題演習
三
学
期
中間考査
読解・記述演習(演習用オリジナルテキスト)
古文
漢文
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価を行う。
①考査点(定期考査)
・・・・・・・80%
②普段点(授業態度・提出物・豆テスト)
・・・20%
-6-
学年末考査
コマ数(単位数) 1.25コマ(1単位)
使用教科書
古典B
副教材等
型・コース
SS・理型
第一学習社「高等学校古典B古文編」
第一学習社「高等学校古典B漢文編」
桐原書店「新しい古典文法」
桐原書店「漢文必携」
いいずな書店「Key & Point 古文単語330」
センター試験過去問題集
センター試験対策問題集
演習用オリジナルテキスト
1 学習目標
古典文学という優れた文化遺産に接することを通して、人間・社会・自然などに対する様々な時代の人々
のものの見方、感じ方、考え方について理解をし、自らの属する社会と文化について認識を深めることで、
より豊かな自己の実現に役立てるための学習です。また、1、2年生で培ってきた古文・漢文を読み解く
知識力をさらに深め、大学入試に対応できる精度の高い読解力及び、記述力を養成していきます。
2 学習概要
古文・漢文の基本的読解スキルの習得を目指します。1学期は教科書教材を使い、文法及び句形の定着
を図りながら、古典読解の基本的方法を学習し、文脈に即して的確な口語訳を行う方法を習得します。夏
休み以降は、演習問題を中心に読解・記述力を強化すると共に、センター演習を行い、マークシート問題
解答への習熟・解答力の強化を行います。
3 授業の進め方
古典の授業は「予習」が重要です。特に1学期は教科書教材が中心なので、
「予習」を確実にしておくこ
と。方法は今まで通りです。古文は「音読」→「文法分析」→「口語訳」
、漢文は「音読」→「書き下し」
→「口語訳」が基本スタイルです。後半は1題ずつ問題演習をしていきますので、問題に取り組むことで
「予習」で培った読解スキルを使って解き方を確認し、読解力・表現力を強化していってください。
また、豆テストも随時行っていきます。基礎の定着を確認するものですので、しっかりと準備したうえ
で臨んでください。
4 学習方法
読解するためには「現代語訳」ができなければなりません。そのためには単語力・文法力も必要になり
ます。
「予習」のなかでそれらを強化しながら、読解スキルを習得してください。このプロセスを経てこ
そ確実な読解力が身につくのです。
5 学習計画
学期
一
学
期
単
元
名
<評論(二)>
『風姿花伝』
『玉勝間』
<明代の文章>
「売柑者言」
「奇花石」
定期考査等
中間考査
-7-
<物語>
『源氏物語』
『大鏡』
<清代の文章>
「黄生借書説」
「夢語之巧合」
『古典読解問題』
古文・漢文
夏季補習
二
学
期
期末考査
志望校別問題演習とセンター試験過去問
センター試験過去問演習
2005 年度問題~2009 年度問題
読解・記述演習(演習用オリジナルテキスト)
古文・漢文
センター試験過去問演習
2010 年度問題~2014 年度問題
中間考査
学年末考査
冬季補習
三
学
期
センター試験対策問題演習
センター試験対策問題演習
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価を行う。
①考査点(定期考査)
・・・・・・・80%
②普段点(授業態度・提出物・豆テスト)
・・・20%
-8-
コマ数(単位数) 2.25コマ(3単位)
文章精読
副教材等
型・コース
私文
桐原書店「新しい古典文法」
桐原書店「漢文必携」
いいずな書店「Key & Point 古文単語330」
センター試験過去問題集・センター試験対策問題集
演習用オリジナルテキスト
Z会出版「私大現代文のトレーニング」ほか
1 学習目標
・現代文および古典の名文精読を通じて、人間・社会・自然などに対する様々な時代のものの見方、感
じ方、考え方についての理解を深める。
・古代から現代に至る優れた文章に接して日本人の生活や心情などを理解し、自らの属する社会と文化
について正しく認識することで、より豊かな自己実現に役立てる。
・これまで培ってきた現代文・古文・漢文を読み解く力と知識力をさらに強化し、大学入試に対応でき
る柔軟な読解力と確かな表現力を養成する。
2 学習概要
・基礎的な知識=漢字の正しい表記。古典文法の基礎知識(用言・助動詞・助詞・敬語法・和歌の修辞
法など)
。漢文の基礎知識(重要漢字の用法・基本句形・漢詩の修辞法など)
。
文学史の基礎知識(古典分野、現代文分野)
。
・柔軟な読解力=現代文の読解(近代・現代の評論・小説・随筆など)
。
古典文の読解(中古(平安時代)から近世(江戸時代)までの古文、中国と日本の漢
詩文)
。
・確かな表現力=どのようなタイプの大学入試設問にも的確に解答できる論述力。
様々な選択肢の中から出題者が用意した「正解」を見抜く解答力。
3 授業の進め方
1 古典の基礎知識確認。
2 現代文の読解基礎確認。
3 「日東駒専」大学過去問題演習。
4 「GMARCH」大学過去問題演習。
5 「早稲田・上智」大学過去問題演習。
4 学習方法
1 古典の助動詞・敬語法・和歌の修辞法を中心に文法書で徹底学習。文学史のプリント学習。
漢文の基礎知識(重要漢字の用法・基本句形・漢詩の修辞法など)を『漢文必携』で徹底学習。
2 現代文の読解基礎(漢字の正しい表記、近代・現代の評論、小説、随筆など)を『私大現代文の
トレーニング』で重点学習。
3 「日東駒専」大学の過去問を解き、出題傾向と解答方法を学ぶ。
4 「GMARCH」大学の過去問を解き、出題傾向と解答方法を学ぶ。
5 「早稲田・上智」大学の過去問に挑み、実戦的得点力を身に付ける。
-9-
5 学習計画
学期
単
元
名
定期考査等
1 古典の基本事項と基礎知識確認(古典文法、漢文句法、文学史)
一
学
期
2 現代文の読解基礎演習『私大現代文のトレーニング』
3 「日東駒専」大学の過去問演習
夏季補習
期末考査
古典基本事項の総復習と問題演習
4 「GMARCH」大学の過去問演習
5 「早稲田・上智」大学の過去問演習
二
学
期
6 文学史(古典分野・現代文分野)の総復習
冬季補習
(私大国語特編授業)
三
学
期
6 評価方法
考査点と普段点の割合を80:20とし、総合的に評価する。
- 10 -
期末考査
コマ数(単位数)
地理B
副教材等
2コマ(2単位)
型・コース
理型・SS
帝国書院「新詳地理資料 COMPLETE」
二宮書店「データブックオブザワールド」
1 学習目標
2 年次での学習を踏まえて、
「地理的な見方・考え方」をさらに高めていくことが目標です。現代世界の
様々な事象を地理的な視点から分析し考察できるようにしていきます。また、
「系統地理」と「地誌」の
両軸をしっかりと身に付けて、大学入試に対応できる力を養成します。
2 学習概要
2 年次の系統地理分野の学習を基礎に、地誌分野の学習を進めて両者を「統合」していきます。
地誌分野は、大陸規模や国家規模の特定の地域の特徴を見ていく分野です。これは、地域を特定して、
系統地理分野で学習した内容をその地域で「統合」していく作業です。
例えばアメリカ合衆国を例にすると以下のようになります。
1. 地形 アメリカ合衆国は大部分が安定陸塊であるが、西海岸は新期造山帯(ロッキー山脈)
、東海
岸には古期造山帯(アパラチア山脈)が見られる。
2. 気候 北部は Df 気候が卓越するが、東部は概ね Cfa 気候、西部は BS 気候となる。
3. 農業 北部 Df 気候の地域では寒さに強い春小麦が栽培され、土壌がやせている五大湖周辺では酪
農が行われている。また、東部ではトウモロコシなどの穀物や綿花が栽培される。西部の乾燥地域
ではセンターピボットによる灌漑が行われ、企業的牧畜が広く行われる。
4. 工業 古期造山帯のアパラチア山脈では石炭が産出され、また安定陸塊でもあることから鉄鉱石も
存在し、五大湖の水運と合わせて工業地帯を形成した。
5. 都市と村落 気候や工業立地、また歴史的経緯から東海岸に人口が集中し、
「メガロポリス」と呼
ばれる人口集中地域を形成している。また内陸部では開拓促進のためのホームステッド法に基づく
タウンシップ制が敷かれ、大規模農業が行われて散村が広がっている。
上記のように、地誌分野は基本的には系統地理分野での内容のくくり出しです。ただ、系統地理分野で
は分野ごとに世界を概観しているため、その地域における系統地理分野相互の連関(上の例ならば気候と
農業の関係や地形と工業の関係、農業と村落の関係など)については深く考察されていません。この、相
互の連関を考察することで、系統地理と地誌を「統合」することが地誌学習の目的です。これによって、
世界の地理的事象を網羅できるのです。
この「統合」された地理的事象を元に、センター試験で求められる地理的な見方・考え方を鍛えていき
ましょう。知識をもとにそれを「活用」する力、これが高校地理の学習で最も求められる力です。
3 授業の進め方
授業では、地図帳をはじめ資料集や統計集を多用します。図表を見ながらその意味や特徴を考えましょ
う。特に地図帳は頻繁に使用し、
「どこで」その事象が発生しているのかを確認していきます。何が「ど
こで」起きているのかが大事になるのが地理の学習です。
4 学習方法
①「何でもとにかく暗記」だけではダメ…「なぜそこで、どうしてそうなる」を考える
覚えるべき用語は確かにあります。ただし、それだけでは地理の勉強とは言えません。例えば都市名
を覚えたいなら「なぜこの場所に都市があるのか」
「なぜここが首都なのか」といった理由を考えてく
ださい。それが高校での地理学習です。センター試験でも、地名や山脈名、地理的事象の名前を直接問
う問題は一つも出題されません。覚えた地名や地理的特徴をもとにして図表から判断させる問題がほと
んどです。
例えばこんな感じ↓(H22 センター本試)
- 11 -
②図表を見て「考える」癖をつける
地理の問題は図表を使用するものがほとんどです。そしてほとんどの図表が試験で初めて見るもの
です。問題のポイントは統計の数字などを覚えているかでなく、特徴を読み取ってそれが何を意味して
いるのかを考えさせるものです。図表を見てその特徴や意味を考える癖をつけていく必要があります。
例えばこんな感じ↓(H23 センター本試)
③何事も地図帳で場所を確認する
やはり地理は場所が大切です。地理的事象が「どこで」起こっているのか、実際に地図を見て確認するこ
とは必須です。世界の国々が大まかにどこにあるのか、赤道はどこを通っているのか、大河川はどこからど
こに流れているのか…地図で確認できることはたくさんあります。地図帳をよく開くようにしてください。
5 学習計画
学期
単
元
第Ⅲ部 現代世界の地誌的考察
一
2章 現代世界の諸地域
学
アジア~アフリカ~ヨーロッパ
期
名
定期考査等
中間考査
期末考査
夏季補習
地誌分野の先取りを中心とした演習
第Ⅲ部 現代世界の地誌的考察
2章 現代世界の諸地域
二
ヨーロッパ~ロシア~アメリカ~オセアニア
学
期
3章 現代世界と日本
・・・9 月下旬を目処とする
演習(図表の読み取りを中心とする全分野の演習)
冬季補習
地形図の読図・日本地理を中心とした演習
演習(実戦問題による全分野の演習)
三
学
期
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価を行う。
① 考査点(中間考査・期末考査)
・・・・・・・・・80%
② 普段点(授業中の態度・提出物・小テスト)
・・・20%
- 12 -
中間考査
期末考査
近現代の世界
6コマ(7単位)
コマ数(単位数) 3.75コマ(5単位)
3.5コマ(4単位)
副教材等
文型 私文コース選択
型・コース 文型 国文コース選択
文型 HSコース
山川出版社「世界史B用語集」
帝国書院「最新世界史図説タペストリー(12訂版)」
1 学習目標
2 年次に学んだ世界史の範囲から、より近代・現代史に特化した内容を学びます。イラク問題、北朝鮮
問題など、過去(とりわけ近現代)にほとんどの原因があります。それらの過去の出来事を正しく知らな
い限り、現状の問題について正しく理解することは不可能であるといっても過言ではありません。この世
界史の授業を通じて、現在世界中で起きているいろいろな問題を解決するための指針を見つけてください。
2 学習概要
東大世界史の問題では第 1 問がよくクローズアップされます。この問題は例年、ある特定の時代を切り
取って、自分なりに横のつながりを意識しつつ世界史のストーリーを描けるかどうかを問うもので、世界
史の本質を見事についたものです。たとえば 2010 年の問題は近現代のオランダ史を問うものでしたが、
単にオランダの通史を書けばいいというものではなく、
「オランダが世界貿易の中でどういう役割を果た
してきたのか」をテーマに、ヨーロッパからアジア、アフリカ、アメリカまでを含めた世界全体の貿易に
からめて叙述させるものでした。こういった問題には授業で一国の歴史を通史的に勉強するだけではなか
なか太刀打ちできません。テーマ意識を持ち、特定の時代を自分なりにとらえ直す力が必要になるのです。
これに対処するには、基本知識を身につけることも大事ですが、その知識をふまえて歴史の大きな流れ
をとらえる力のほうがより重要です。それには鳥のように上空から歴史を見ていく(俯瞰する)視点が必
要になります。この視点を身につけるためには、普段から問題意識を持って授業に臨んでほしいと思いま
す。
「なぜ、この事象はこの時代に起こったのだろう?」
、
「この時代の流れは、別の立場の視点から見る
とどうなるのだろう?」という問題意識を持って積極的に授業に臨めば、歴史の捉え方は変わってくるで
しょう。こうした「なぜ」という問いを持って歴史を見ていくことこそが、
「歴史をつなげる力」の養成
にもつながっていきますし、歴史的思考力を培うことにもなるのです。
3 授業の進め方
地歴科の授業はどうしても講義形式になりがちであり、発問をしながら進んでいきますが、なかなか
皆さんに参加してもらう機会はありません。ですが、皆さんが自分なりに工夫してプリントやノートを作
り上げるようにしてください。授業は先生の言うことを集中して聞き、話の中で重要だと思ったことを書
きとめたり、用語集で調べたことをメモするなど、積極的な姿勢を持ち続けてください。
世界史の予習には時間を割けられないという人も、授業直前の休み時間に教科書を読んで下さい。これ
が立派な予習になるのです。授業でその内容を定着させるようにしてください。
4 学習方法
(1) 定期考査・実力テスト対策、受験の準備
【授業を中心、復習を基本とする】
やはり、授業を受けた後、できるだけ早いうちに 1 回、しばらくして一定範囲の学習が終了した
ところでもう 1 回復習しましょう。そして獲得した知識の定着と整理を図ってください。
【各自で問題集に着手する】
「これは」と思った問題集を購入し、なるべく早めに着手し始めましょう。最初は何も見ないで
自力で解答し、次に教科書などを総動員して調べましょう。繰り返しが不可欠です。
(2) 大学入試における世界史とは?
【センター試験】
大問4つで、問題数は 36。配点は 2 点と 3 点で、国語・英語のように1問 8 点などという問題
はありません。出題は教科書レヴェルで、高高の授業・定期試験をしっかりこなしていけば十分高
得点できます。実際毎年多数の先輩たちが 90 点以上取っています。出題形式は、正誤判断がほと
- 13 -
んどです。例題を 1 つ挙げると、
(問)フランス革命期の議会や政府について述べた文として正しいものを1つ選べ。
1 国民議会は、オーストリアに宣戦を布告し、戦争を開始した。
2 立法議会は、ブリュメール 18 日のクーデタによって倒された。
3 国民公会は、革命暦(共和暦)を制定した。
4 総裁政府は、国王を処刑し、共和政を宣言した。
(2007 年世界史B第 3 問の問 7)
また、地図・写真等を使用した問題が必ず出題されています。教科書や資料集にある地図や写真
をよく見ておく必要があります。
【国公立2次試験】
東大や京都、一橋などの難関国立は、論述式の問題です。例えば、
(問)宗教改革は、ルターにより神学上の議論として始められたが、その影響は広範囲に及び、
近代ヨーロッパの形成に大きな役割を果たした。ドイツとイギリスそれぞれにおける宗教
改革の経緯を比較し、その政治的帰結について、400 字で説明しなさい。
(2004 年一橋大学第1問)
細かい暗記では到底太刀打ちできない問題です。常に5W1H を意識しながら、時代・地域をク
ロス・オーバーさせた歴史観を育成することが必要になってきます。
【私大入試】
国立2次とは正反対で、細かい知識・暗記が要求されます。例えば、高高生に人気の高い慶應大
や早稲田大などでは、教科書はおろか、用語集・歴史辞書にすら載っていない人名や歴史事項が問
われることがあります。しかし心配は要りません。そうしたマニアック問題は全体の数%で、教科
書レヴェルの基本的な問題をしっかり解答できれば十分合格できます。やはり、普段の授業をしっ
かりこなしていけば、特別の対策は必要ないのです。
5 学習計画
学期
一
学
期
単
定期考査等
中間考査
3 部 地球社会形成の模索
1 章 世界の一体化の完成とその影響
2 章 世界大戦の時代
期末考査
2 年次~3 年 1 学期までの総復習、近代の復習と予習
3 章 東西冷戦から多極的国際社会へ
4 章 相互依存を深める世界
5 章 未来へ向けて~世界に新たな変化をもたらすあなたたちへ~
演習(通史、テーマ史、入試実戦など)
冬季補習
三
学
期
名
2 部 海洋による世界の一体化
4 章 環大西洋革命~工業文明と国民国家の誕生
5 章 イギリスの覇権と欧米の国民国家建設
6 章 世界の一体化の進展とアジアの変容
夏季補習
二
学
期
元
全範囲の演習
演習(全範囲の実戦演習)
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価を行います。
①考査点(中間考査・期末考査)
・・・・・・・・80%
②平常点(授業中の態度・提出物など)
・・・・・20%
- 14 -
実力テスト
中間考査
期末考査
近現代の日本
6コマ(7単位)
文型 私文コース選択
コマ数(単位数) 3.75コマ(5単位) 型・コース 文型 国文コース選択
3.25コマ(4単位)
文型 HSコース
副教材等
帝国書院「図説日本史通覧」
とうほう「新編史料日本史」
同 「Winning COM.-PASS 日本史の整理と演習」
山川出版社「日本史B用語集改訂版」
1 学習目標
歴史学とは、「過去」を学ぶ学問であることはいうまでもないことですが、それは単に、過去に起った出
来事を追うことに満足するにとどまるものではありません。「過去」を学ぶことは、常に「現在」との関わり
で考えられるべきなのです。「歴史に学ぶ」という言葉があります。これは、今私たちが直面している、あ
るいは近い将来直面するであろう諸課題に対し、状況・背景が似通った事例を過去から求め、当時の人々
の知恵にヒントを得、あるいは同じ轍を踏まないよう配慮することを意味します。皆さんも大なり小なり
同じような経験を、個人レベルでも日々積んでいるはずです。このように考えれば本科目の目標とは、「現
在」を考える、「現在」の諸問題を解決するための材料を手に入れることだといえるでしょう。
2 学習概要
【全体像をとらえる】
教科の学習にとどまらず、物事に着手する場合はこのことが先ず肝要です。このため些末な事項にはあ
まりこだわらず、授業を先へ進めるつもりです。しかしただ時間を追っていくだけではつまらないし、知
識も定着しにくいでしょう。そこで時間の流れに濃淡をつけ、それぞれの時代を理解する上で核となる出
来事・背景を重点的に取り上げていきます。たとえば明治~大正期は、日清→日露→第一次大戦と 10 年
ごとに経験する対外戦争を柱として先ず押さえます。1年間の授業を終えた皆さんの頭の中に、旧石器時
代から現在に向かって、重要な歴史的事象が時間軸に沿って並んでいる状態を作ることが目標です。
【視点を持つ】
次に大切なのが、ただ歴史的事象を羅列するのでなく、複数の出来事の因果関係を整理した上で、その
流れを統一的に見る視点を持つことです。アジア太平洋戦争において、日本がポツダム宣言を受諾して連
合国に無条件降伏したことは、これを読んでいる高々生なら誰でも知っていることでしょう。しかしその
発表から受諾までにはおよそ1ヶ月のタイムラグがあり、受諾を決断させた歴史的要因があるはずです。
それは、アメリカによる原爆投下でしょうか?いいえ、その決断にもっと重大な影響を及ぼしたといわれ
る歴史的事実があるのです。冷戦といえばそれは第二次大戦後の 20 世紀後半の国際秩序を指しますが、
すでにそれは戦争中から始まっていました。それが 1950 年の朝鮮戦争では「熱い戦争」となってしまった
ことからアメリカは日本の独立を急ぎ、「対米追随」を政治姿勢とする吉田長期政権は、「再軍備」を筆頭に
左派勢力から「逆コース」と批判される一連の政策を実行していったのです。このように中学までに学習し
たことを新たな視点から見ると、一気に物事が見通せることがしばしばあります。
3 授業の進め方
他教科と違い、どうしても地歴科の授業は講義・発問・板書中心になって皆さんに参加してもらう機会
が作りにくい、睡魔に襲われやすい教科です。教科担当としても、ペアやグループによる学習の機会をで
きる限り設けたいとは思いますが、皆さんも自発的に工夫をしてください。たとえばノートやプリントは
こちらが板書する通りに書くだけでなく、口頭で言ったこと、あるいは用語集等で自主的に調べたことを
メモする、などです。ノートの余白に授業内容に関する一コママンガを書いて、楽しいノート造りをして
いた先輩もいました。
また、私立大コースの生徒のみの授業が週に1~2コマあると思いますが、その時間は皆さんが比較的
受験する機会の多い私立大の過去問を使った演習を年度当初から行います。
- 15 -
4 学習方法
【定期考査・実力テストの対策】
① 教科書の読解
目・口・耳を総動員する音読をおすすめします。あわせて、ノートやプリントで授業内容を確認しま
しょう。確認した知識を元に、歴史的事象の流れをオリジナルの図で示せるようになればベストです。
② Winning Com.-pass に着手
はじめは何も見ないで自力で解答し、次に教科書などを総動員して調べましょう。これが2回できれ
ば、完璧です。調べる際の注意点として、用語集や電子辞書を使うのは構わないですが、調べた結果が
教科書ではどこに記載されているのかを必ず確認しましょう。用語集や電子辞書と違い、教科書は全て
見開きの「風景」が異なります。教科書のどのような「風景」のページのどのあたりに書いてあったかを思
い起こすことにより、情報はより取り出しやすくなるはずです。最終的には、皆さんの頭の中で教科書
の全頁がめくれる状態をつくってください。
【発展的学習】
将来日本史学を専攻しよう、あるいは東大・一橋など骨太の論述が課される大学を志望している人は、
岩波・中公・講談社・文春・筑摩などの新書や、中公・講談社などから文庫で出版されている「日本の歴
史」などの概説書の読破にチャレンジしてみましょう。
5 学習計画
学期
一
学
期
単
近・現代
第9章
第10章
夏季補習
二
学
期
名
定期考査等
校内模試
中間考査
近代への転換
近代国家の形成
期末考査
実施予定
第11章
両大戦間の日本と市民文化
第12章
十五年戦争と日本
第13章
現代の日本と新しい文化
センター試験向け演習
冬季補習
三
学
期
元
校内模試
中間考査
期末考査
実施予定
センター試験向け演習
国公立二次・私立大入試向け特別編成授業
6 評価方法
考査の得点を基準とし、そこに豆テスト・休業中の宿題などの提出物・ノート点・授業中の態度などを
平常点として加算して、総合的に評価します。考査点と平常点との割合は、概ね8:2とする予定です。
- 16 -
コマ数(単位数)
現代世界の地理
副教材等
2コマ(2単位)
型・コース
理型(普通クラス)
帝国書院「新詳地理資料 COMPLETE」
二宮書店「データブックオブザワールド」
fu
1 学習目標
2 年次での学習を踏まえて、
「地理的な見方・考え方」をさらに高めていくことが目標です。様々な事象
を地理的な視点から分析し考察できるようにしていきます。特に地誌学習を中心として現代世界での地理
的事象への理解を深めていき、大学受験への力を高めることを目標とします。
2 学習概要
2 年次の系統地理分野の学習を基礎に、地誌分野の学習を進めて両者を「統合」していきます。
地誌分野は、大陸規模や国家規模の特定の地域の特徴を見ていく分野です。これは、地域を特定して、
系統地理分野で学習した内容をその地域で「統合」していく作業です。
例えばアメリカ合衆国を例にすると以下のようになります。
1. 地形 アメリカ合衆国は大部分が安定陸塊であるが、西海岸は新期造山帯(ロッキー山脈)
、東海
岸には古期造山帯(アパラチア山脈)が見られる。
2. 気候 北部は Df 気候が卓越するが、東部は概ね Cfa 気候、西部は BS 気候となる。
3. 農業 北部 Df 気候の地域では寒さに強い春小麦が栽培され、土壌がやせている五大湖周辺では酪
農が行われている。また、東部ではトウモロコシなどの穀物や綿花が栽培される。西部の乾燥地域
ではセンターピボットによる灌漑が行われ、企業的牧畜が広く行われる。
4. 工業 古期造山帯のアパラチア山脈では石炭が産出され、また安定陸塊でもあることから鉄鉱石も
存在し、五大湖の水運と合わせて工業地帯を形成した。
5. 都市と村落 気候や工業立地、また歴史的経緯から東海岸に人口が集中し、
「メガロポリス」と呼
ばれる人口集中地域を形成している。また内陸部では開拓促進のためのホームステッド法に基づく
タウンシップ制が敷かれ、大規模農業が行われて散村が広がっている。
上記のように、地誌分野は基本的には系統地理分野での内容のくくり出しです。ただ、系統地理分野で
は分野ごとに世界を概観しているため、その地域における系統地理分野相互の連関(上の例ならば気候と
農業の関係や地形と工業の関係、農業と村落の関係など)については深く考察されていません。この、相
互の連関を考察することで、系統地理と地誌を「統合」することが地誌学習の目的です。これによって、
世界の地理的事象を網羅できるのです。
この「統合」された地理的事象を元に、センター試験で求められる地理的な見方・考え方を鍛えていき
ましょう。知識をもとにそれを「活用」する力、これが高校地理の学習で最も求められる力です。
3 授業の進め方
授業では、地図帳をはじめ資料集や統計集を多用します。図表を見ながらその意味や特徴を考えましょ
う。特に地図帳は頻繁に使用し、
「どこで」その事象が発生しているのかを確認していきます。何が「ど
こで」起きているのかが大事になるのが地理の学習です。
4 学習方法
①「何でもとにかく暗記」だけではダメ…「なぜそこで、どうしてそうなる」を考える
覚えるべき用語は確かにあります。ただし、それだけでは地理の勉強とは言えません。例えば都市
名を覚えたいなら「なぜこの場所に都市があるのか」
「なぜここが首都なのか」といった理由を考えて
ください。それが高校での地理学習です。センター試験でも、地名や山脈名、地理的事象の名前を直接
問う問題は一つも出題されません。覚えた地名や地理的特徴をもとにして図表から判断させる問題がほ
とんどです。
例えばこんな感じ↓(H22 センター本試)
- 17 -
②図表を見て「考える」癖をつける
地理の問題は図表を使用するものがほとんどです。そしてほとんどの図表が試験で初めて見るもの
です。問題のポイントは統計の数字などを覚えているかでなく、特徴を読み取ってそれが何を意味して
いるのかを考えさせるものです。図表を見てその特徴や意味を考える癖をつけていく必要があります。
例えばこんな感じ↓(H23 センター本試)
③何事も地図帳で場所を確認する
やはり地理は場所が大切です。地理的事象が「どこで」起こっているのか、実際に地図を見て確認
することは必須です。世界の国々が大まかにどこにあるのか、赤道はどこを通っているのか、大河川は
どこからどこに流れているのか…地図で確認できることはたくさんあります。地図帳をよく開くように
してください。
5 学習計画
学期
単
元
第Ⅲ部 現代世界の地誌的考察
一
2章 現代世界の諸地域
学
アジア~アフリカ~ヨーロッパ
期
名
定期考査等
中間考査
期末考査
夏季補習
地誌分野の先取りを中心とした演習
第Ⅲ部 現代世界の地誌的考察
2章 現代世界の諸地域
二
ヨーロッパ~ロシア~アメリカ~オセアニア
学
期
3章 現代世界と日本
・・・9 月下旬を目処とする
演習(図表の読み取りを中心とする全分野の演習)
冬季補習
地形図の読図・日本地理を中心とした演習
三
演習(実戦問題による全分野の演習)
学
期
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価を行う。
①
考査点(中間考査・期末考査)
・・・・・・・・・80%
③
普段点(授業中の態度・提出物・小テスト)
・・・20%
- 18 -
中間考査
期末考査
コマ数(単位数) 1.5コマ(2単位)
公民セミナー
副教材等
型・コース
文型 国文コース
第一学習社「最新現代社会資料集 2013」
実教出版「詳解倫理資料 新訂版」
とうほう「ニューコンパスノート政治・経済」
山川出版社「現代の倫理ノート」
1 学習目標
1年次の「現代社会」で学んだことを、さらに深く追求することにより、現代社会を客観的に分析でき
る能力を身に付け、自分が生きていく将来の日本、さらには全世界をより良い社会にしていこうと、主体
的に考え、行動していく人間に成長していくことを目的とします。また、倫理・政経分野の問題演習を進
め、センター試験に対応できる能力の養成を図ります。
2 学習概要
皆さんが、現在そして将来を生きて行くにあたって、日々の生活の中で様々な疑問が生まれてくると思
います。そして、それぞれの問題の成り行きが大きく生活に影響してくることでしょう。公民セミナーは
このような問題を考えていくための基礎的な力を養っていくための授業です。授業を受ける中で、時事問
題について、級友たちと中身の濃い討論を楽しんだり、哲学的な議論に花を咲かせたりできるようになれ
たら素晴らしいですね。
3 授業の進め方
【授業の中で興味を持って、思考する】
公民科の予習に時間を割けられる人は少ないと思います。でも、1年次の「現代社会」の学習内容が
わかってないと、1年間で倫理・政経分野の学習を終えることは不可能です。したがって、
「現代社会」
の教科書を読むなど、既習事項の確認をして授業に臨むようにしてください。そして、授業の導入部分
でその時間の学習内容に関連する時事的な問題や倫理的な問題を提示しますので、その問題に対して自
分なりに考えて、表現してみてください。その考え方で良いのか悪いのかを授業の中で検証していくの
です。
【補習とセットで1科目】
公民科「倫理・政経」の全範囲を授業時間のみで扱うのは不可能です。したがって、1年次の「現代
社会」で学習した倫理分野・政治分野を中心に、1・2学期平常補習と夏季補習で講義を行う。センタ
ー試験で「倫理・政経」を受験科目とするためには、補習に参加することが前提です。
4 学習方法
【日ごろから新聞を読む】
理論は現実に適用されてはじめて生きてきます。ところが皆さんは現実そのものをほとんど知りませ
ん。現実を知る一番手っ取り早い方法は新聞を読むことです。もし、理論と現実が食い違えば、正しい
のは現実です。理論は現実を一歩一歩あとから追いかけますが、決して現実に追いつくことは出来ませ
ん。現実こそが最良の教科書です。もちろん、現実と理論の間にはしばしば大きなギャップが存在しま
す。しかし、そのギャップを埋めようと「考える」ところに、本当の学問があるのです。
【定期考査・受験対策】
① 最初に「現代社会」の教科書と「倫理」の資料集を読み、大枠をしっかりとつかむ。
政治・経済は、100 年、500 年、1000 年の間にどのように変化してきたのか。このような大きな『う
ねり』みたいなものをつかむことができないと、細かな知識がバラバラのままで得点につながりません。
また、思想・哲学は原典に触れ、自ら思考することなしに理解することはできません。だから、まずは
「現代社会」の教科書の本文をしっかりと読むことと、
「倫理」の資料集で原典を読み込むことが大切
です。そして、わからない用語が出てきたら、用語集等を使って調べてください。
- 19 -
② 教科書を読んだら、問題集をやる。
最初はセンター方式の選択式正誤問題ではなく、
「ニューコンパスノート政治・経済」や「現代の倫
理ノート」などのような適語補充的な問題で基本的事項の確認と定着を図ります。長文中の穴埋め形式
の問題集も、前述のように大きな流れや因果関係を意識しながら知識を定着させていくためには有効で
す。定期考査であればこのレベルで 60 点位はとれるでしょう。その次の段階が、選択式正誤問題や記
述・論述問題です。センター方式の選択式正誤問題の解説を読んでいくと、物事の争点がはっきりと見
えてきます。センター試験を受験するならば、過去問や模試の問題を利用し、このタイプの問題の演習
量を増やしていきます。
③ 国公立大二次試験・私大入試対策
前述の①・②が8割5分以上できたところで、論述問題に取り組みます。ただし、教科書での学習内
容・範囲を遥かに超えるところからも出題されます。したがって、新聞・テレビ等のニュースを日ごろ
からチェックし自分なりの意見を持っておくことや、哲学書等の多くの書籍を読んでいくことが必須と
なるのです。もちろん、読書は受験勉強が忙しくなる前に、ある程度読み終えておかなければ間に合い
ません。
5 学習計画
学期
一
学
期
単
【 政経分野 】
・経済社会の変容
・日本経済の発展
元
名
・現代経済の仕組み
・労働と社会保障
定期考査等
中間考査
期末考査
・国際経済
夏季補習
「現代社会」倫理分野の復習とセンター試験向け問題演習
・国際政治
二
学
期
【 倫理・政経分野の総復習 】
・倫理分野の基本事項の確認
・政経分野の基本事項の確認
冬季補習
三
学
期
校内模試
中間考査
期末考査
センター試験向けの問題演習
全分野のまとめ
問題演習をとおして、各分野の学習内容の関連性を確認
【 平常補習 】 1学期の平常補習および夏季補習で、1年次の「現代社会」で学習した倫理分野を中心
に講義と演習を行い、
2学期の平常補習で政治分野の講義と演習を行う。2学期後半以降、
冬季補習にかけては「倫理・政経」の総合演習を行う。
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価を行う。
②
考査点(中間考査・期末考査)
・・・・・・・・・90%
② 普段点(授業中の態度・提出物・小テスト)
・・・10%
- 20 -
コマ数(単位数) 3.75コマ(5単位)
数学Ⅲ
副教材等
型・コース
理型 全クラス
数研出版「体系数学5」「体系問題集 数学5」
啓林館/河合塾「システム数学 数学Ⅲ」
1 学習目標
各自が,志望する国立大学理系レベルの入試問題に対応できるだけの実力養成を目指します。
2 学習概要
1学期で数Ⅲの基本を身につけ,2学期には入試標準レベルまで持ち上げていきます。この時点で,地
方国立大レベルの問題については確実に得点できる,というレベルを目指します。センター試験終了後は
更なるレベルアップを期して,各自が志望する大学レベルの問題を解けるように演習をしていきます。
3 授業の進め方
1学期は,2年次までの授業と同様のやり方で,体系数学および問題集を仕上げていきます。従前の通
りFocus Goldを課題とし,数Ⅲの基礎を学習していきます。
2学期からは,入試問題集「システム数学(数学Ⅲ)」を用いて,数Ⅲの入試問題に取り組んでいきます。
予習において,どこまで自力で解けるのかを確認した上で,授業に臨むようにしましょう。更に,その日
の内に予習では解けなかった問題を復習して,マスターしていきましょう。
4 学習方法
上記のように,
『予習→授業→復習』のサイクルを守り,日々学習していきましょう。とは言え,最も
重要視すべきは授業です。真剣に取り組み,不明な点は随時質問する姿勢を持ちましょう。
「聞くは一時
の恥~」と言いますが,質問することは恥でも何でもありません。また,出来なかった問題こそが自分を
伸ばす問題ですので,落ち込むことなくポジィテブな姿勢を保ちましょう。週末には,その1週間の演習
で解けなかった問題を再度解いて,積み残すことがないようにしていきましょう。
数Ⅲは,他の科目以上に「やればやるほど伸びる」感があります。しかしながら計算量は半端なく多く,
頭の中で解いているだけでは出来るようにはなりません。解いて,解いて,解きまくって,
「解法のマス
ター」と「計算力アップ」の二兎を一気に捕まえましょう。
5 学習計画
学期
一
学
期
夏季補習
二
学
期
冬季補習
三
学
期
単
元
名
数研出版「体系数学5」「体系問題集 数学5」
微分法の応用
積分法
積分法の応用
定期考査等
校内模試
中間考査
期末考査
入試問題演習(複素数平面・微分法とその応用・積分法とその応用など)
啓林館/河合塾「システム数学(数学Ⅲ)」他
数学Ⅲの分野の問題の演習
センター試験対策
校内模試
中間考査
期末考査
なし
センター試験対策
入試問題演習(オリジナルテキスト)
なし
6 評価方法
考査点70%,普段点(提出物,授業態度等)30%
- 21 -
コマ数(単位数)
応用数学セミナー
副教材等
3コマ(3単位)
型・コース
文型 国文コース
数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」」他
過去の入試問題等
1 学習目標
センター入試で高得点が取れるだけの実力養成を目指す。更に、発展コースでは、記述問題にも対応で
きる力を身につける。
2 学習概要
各自が志望する大学により2クラスを3つに分けて行う。1学期には入試基礎レベルの実力をつけ、2
学期には標準レベルまで持ち上げる。この時点で、センターレベルの問題については、確実に得点できる
ようにする。センター終了後の特編授業では、東北大レベルの問題が解けることを目指す。
3 授業の進め方
問題集「システム数学 錬磨 数学ⅠAⅡB」および数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」を中心に用
いて行う。指名された生徒は、解答を板書し、授業時間に説明と解説を行う。予習をして、どこまで自分
が解けるのかを確認した上で授業に臨むことが必須となる。更に、その日の内に、予習では解けなかった
問題を復習して、マスターする姿勢が重要となる。
4 学習方法
上記のように、
『予習→授業→復習』のサイクルを守り日々学習する。とは言え、最も重要視すべきは
授業なので、真剣に取り組み、不明な点は随時質問する姿勢を持つ。聞くことは重要。また、出来なかっ
た問題こそが自分を伸ばすと理解し、落ち込むことなくポジィテブな姿勢を保つこと。週末には、その1
週間の演習で解けなかった問題を再度解いて、出来るようになるまで書いて書いて書きまくる。頭の中で
解いているだけでは出来るようにはならない。解答をみて出来たつもりになるような学習では実力アップ
は望めない。
5 学習計画
学期
単
一
学
期
数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」」
夏季補習
名
定期考査等
中間考査
期末考査
センター対策の他に、必要と思われる弱点分野の問題演習
二
学
期
数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」
両コース共にセンター用問題集とプリント
冬季補習
三
学
期
元
中間考査
期末考査
なし
発展:過去の模試問題(東大実践、東大オープンなど)
標準:過去の入試問題(東大、東北大、千葉大など)
6 評価方法
考査点 80% 、普段点 20%
- 22 -
なし
コマ数(単位数) 4コマ(5 単位)
応用数学セミナー
副教材等
型・コース
文型 HSコース
数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」」
過去の模試問題(東大実践、東大オープンなど)と入試問題他
1 学習目標
東北大学レベル以上の入試問題に対応できるだけの実力養成を目指す。
2 学習概要
各自が志望する大学により1クラスを2つに分けて行う。1 学期には入試標準レベルの実力をつけ、2
学期には発展レベルまで持ち上げる。この時点で、東北レベルの問題については、確実に得点できること
を目指す。センター終了後の特編授業では、更にレベルアップし、東大、京大、一橋レベルの問題を解け
るようにする。
3 授業の進め方
入試問題集「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」および「システム数学 実戦 数学ⅠAⅡB」を中心に使用
する。指名された生徒は、解答を板書し、授業時間に説明と解説を行う。予習をして、どこまで自分が解
けるのかを確認した上で授業に臨むことが必須となる。更に、その日の内に、予習では解けなかった問題
を復習して、マスターする姿勢が重要となる。
4 学習方法
上記のように、
『予習→授業→復習』のサイクルを守り日々学習する。とは言え、最も重要視すべきは
授業なので、真剣に取り組み、不明な点は随時質問する姿勢を持つ。聞くことは重要。また、出来なかっ
た問題こそが自分を伸ばすと理解し、落ち込むことなくポジィテブな姿勢を保つこと。週末には、その1
週間の演習で解けなかった問題を再度解いて、出来るようになるまで書いて書いて書きまくる。頭の中で
解いているだけでは出来るようにはならない。解答をみて出来たつもりになるような学習をする者はこの
コースにはいないはず。
5 学習計画
学期
一
学
期
単
名
数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」
夏季補習
二
学
期
元
定期考査等
中間考査
期末考査
センター対策の他に、必要と思われる弱点分野の問題演習
数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」
中間考査
期末考査
両コース共にセンター用問題集とプリント
冬季補習
三
学
期
なし
発展:過去の模試問題(東大実践、東大オープンなど)
標準:過去の入試問題(東大、東北大、千葉大など)
6 評価方法
考査点 80% 、普段点 20%
- 23 -
なし
コマ数(単位数) 2.25コマ(3単位)
応用数学セミナー
副教材等
型・コース
理型 普通コース
数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」
過去の模試問題(東大実践など),入試問題(東北大など)他
1 学習目標
各自が志望する国立大学理系レベルの入試問題に対応できるだけの実力養成を目指す。
2 学習概要
理型普通コースの2クラスを本人の志望校に応じて3つに分け、習熟度別の授業を行う。1学期には入
試基本レベルの実力をつけ、2学期には標準レベルまで持ち上げる。この時点で、千葉大レベルの問題に
ついては、確実に得点できることを目指す。センター終了後の特編授業では、更にレベルアップし、各自
が志望する大学レベルの問題を解けるようにする。
3 授業の進め方
入試問題集数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」および「システム数学 実戦 数学ⅠAⅡB」を中心
に使用する。指名された生徒は、解答を板書し、授業時間に説明と解説を行う。予習をして、どこまで自
分が解けるのかを確認した上で授業に臨むことが必須となる。更に、その日の内に、予習では解けなかっ
た問題を復習して、マスターする姿勢が重要となる。
4 学習方法
上記のように、
『予習→授業→復習』のサイクルを守り日々学習する。とは言え、最も重要視すべきは
授業なので、真剣に取り組み、不明な点は随時質問する姿勢を持つ。聞くことは重要。また、出来なかっ
た問題こそが自分を伸ばすと理解し、落ち込むことなくポジィテブな姿勢を保つこと。週末には、その1
週間の演習で解けなかった問題を再度解いて、出来るようになるまで書いて書いて書きまくる。頭の中で
解いているだけでは出来るようにはならない。解答をみて出来たつもりになるような学習をしている限り
伸びることはない。
5 学習計画
学期
一
学
期
単
名
数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」
夏季補習
二
学
期
元
定期考査等
中間考査
期末考査
センター対策の他に、必要と思われる弱点分野の問題演習
数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」
中間考査
期末考査
各コース共にセンター用問題集とプリント
冬季補習
三
学
期
なし
発展:過去の模試問題(東大実践、東大オープンなど)
標準Ⅰ:過去の入試問題(東北大、千葉大、筑波大など)
標準Ⅱ:過去の入試問題(群大、埼玉大、学芸大など)
6 評価方法
考査点 80% 、普段点 20%
- 24 -
なし
コマ数(単位数) 2.5コマ(3単位)
応用数学セミナー
副教材等
型・コース
理型 SSクラス
数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」
過去の模試問題(東大実践など),入試問題(東北大など)他
1 学習目標
東北大学レベル以上の入試問題に対応できるだけの実力養成を目指す。
2 学習概要
各自が志望する大学により1クラスを2つに分けて行う。1学期には入試標準レベルの実力をつけ、2
学期には発展レベルまで持ち上げる。この時点で、東北レベルの問題については、確実に得点できること
を目指す。センター終了後の特編授業では、更にレベルアップし、東大、京大、東工大レベルの問題を解
けるようにする。
3 授業の進め方
入試問題集数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」および「システム数学 実戦 数学ⅠAⅡB」を中心
に使用する。指名された生徒は、解答を板書し、授業時間に説明と解説を行う。予習をして、どこまで自
分が解けるのかを確認した上で授業に臨むことが必須となる。更に、その日の内に、予習では解けなかっ
た問題を復習して、マスターする姿勢が重要となる。
4 学習方法
上記のように、
『予習→授業→復習』のサイクルを守り日々学習する。とは言え、最も重要視すべきは
授業なので、真剣に取り組み、不明な点は随時質問する姿勢を持つ。聞くことは重要。また、出来なかっ
た問題こそが自分を伸ばすと理解し、落ち込むことなくポジィテブな姿勢を保つこと。週末には、その1
週間の演習で解けなかった問題を再度解いて、出来るようになるまで書いて書いて書きまくる。頭の中で
解いているだけでは出来るようにはならない。解答をみて出来たつもりになるような学習をする者はこの
コースにはいないはず。
5 学習計画
学期
一
学
期
単
定期考査等
中間考査
期末考査
センター対策の他に、必要と思われる弱点分野の問題演習
数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」
両コース共にセンター用問題集とプリント
冬季補習
三
学
期
名
数研出版「スタンダード数学演習ⅠⅡA B」
夏季補習
二
学
期
元
中間考査
期末考査
なし
発展:過去の模試問題(東大実践、東大オープンなど)
標準:過去の入試問題(東大、東北大、千葉大など)
6 評価方法
考査点 80% 、普段点 20%
- 25 -
なし
コマ数(単位数)
物理
副教材等
3.75コマ(5単位) 型・コース
理型 全クラス選択
数研出版「物理重要問題集-物理基礎・物理」
第一学習社「セミナー物理基礎+物理」
数研出版「フォトサイエンス物理図録」
旺文社「物理公式101」
高崎高校物理演習(本校作成教材)
センター試験用問題集
1 学習目標
① 年次での学習事項の再確認・徹底をするとともに、さらに複雑な物理現象の理解に対応できるだけの思
考力を身につける。
② 物理の基本法則を理論・実験の両面から理解する。
③ 物理特有の考え方に慣れ親しむとともに、基本を踏まえての柔軟な思考力を養う。
④ 問題を解くことによって物理の内容をより深く理解する。
⑤ 物理的発想を楽しみながらできるようにする。
2 学習概要
物理での学習は 1 年間を3セクションに分けて進められる。1 学期では物理基礎で学習してきた基本事
項を総合して電磁気分野を学習する。2 学期前半では 3 学年 1 学期までの知識を総合して原子分野を演習
まで含めて学習し、大学への物理学への第一歩とする。2 学期後半からは大学入試 2 次試験及びセンター
試験対策を計画的に行い、受験に対応するめの実力を養成する。
各分野ともにその前までに学んだ分野を十分に理解していることが前提となり、新しい物理概念が形成
される。力学・熱力学・波動・電磁気・原子の分野で積み重ねたもの(物理的発想)が最後に1つの体系と
なる過程を味わえるのは物理特有の感動である。ぜひ、この感動を共有してほしい!
3 授業の進め方
授業前には教科書を眺めて、教科書の題材となる現象についての自分なりの解釈を持ってほしい。授業
では、その上で教科書を中心に扱い、自然現象を数学で表現する手法を身につけるとともに、物理現象に
対する柔軟な思考力を養う。
2 学期前半までの具体的な授業の流れは(ⅰ)題材となる現象に対する物理概念の形成 (ⅱ)例題・練習問
題等の演習 (ⅲ)総合問題演習 を 1 サイクルとして、教科書の章ごとに繰り返される。(ⅰ)においては理
論と実験の両面で物理現象に対する正しい理解や科学的な表現方法等を学ぶ。(ⅱ)(ⅲ)においては具体的な
数学の手法や物理法則の適用範囲などを詳しく学び、より細部にわたって物理現象に関する理解を深める。
2 学期後半以降では国公立大個別学力試験、私立大入学試験、及びセンター試験対策を演習形式で行い、
入試本番に対応できる知識・技術を習得する。
4 学習方法
物理は物理基礎+物理で一つの体系となっている。教科書の各章・各編は有機的につながっており、ど
れ一つ欠けても物理を理解することは難しい。ゆえに、ほとんどの大学入試では高校物理の「基礎・基本」
に重点を置いて作成される。(難関大学になればなるほど物理の本質的理解を問うものである)
以上のことを踏まえ、次の学習サイクルを実践してほしい。
(a) 事前に授業で扱う範囲の教科書の章に目を通し、物理現象に対する解釈を自分なりに立ててみる。
(b) 授業で得られた物理現象に対する科学的思考法・数学的表現方法を理解し、再現できるか、授業で
扱った問題やセミナー物理・重要問題集の問題を用いて確認する。以後、この(a)(b)を繰り返す。
(b)における演習は、セミナー物理と重要問題集のそれぞれ別々に提出用ノートを作り、番号順に
解答を書いておく。2学期中間後2周目に入ったときに使えて、入試直前に見直せることを前提に
作成する。1周目のときは、解答だけでなく、気が付いたこと、解けなかった理由等をペンの色を
変えて書き込んでおき、2周目にもう一度解くスペースや、新たな気づきを書き込めるよう、問題
に応じて必要な余白を作っておく。
- 26 -
(c)
教科書の「第○章」が終わったならば、その章で扱ったセミナー物・重要問題集の問題をもう一度
解き直す。このとき提出用ノートを利用する。
(d) 教科書の「第○編」が終了したら、受験予定大学の過去問における同分野の問題を解く。どこまで
対策をするべきかという目標を見極め、計画性をもって受験を迎える。過去問は、提出用とは別に
演習用ノートを作り入試答案を書く練習をする。自力で完答出来るまで繰り返す。
地道な作業であるが、物理がわからなくなる理由として「物理特有の表現方法を覚えていない」とこと
が挙げられる。解答では求められる正確な物理用語、その表記、および数学的記述法を覚えていないと物
理的に発想し正解にたどり着くことは不可能であるし、物理現象を解釈することすらできなくなる。学問
に王道なしということを心に刻んで、一日少しずつでもよいので毎日物理の問題に触れる習慣をつけてほ
しい。
また、章ごとにまとめて復習をすると異なるように見える物理現象が同じ観点で見ることができる時が
訪れる。この積み重ねの結果を大学入試では問われることを常に意識して努力を続けてほしい。
最後に、物理において過去問は入試直近の力試しとして使うのではなく、データベースとして使う必要
があることを強調したい。大学のレベルにおいて物理で求められる問題も変わってくる。やみくもに学習
をして、全員が全員必ずしも成果が出るとは言えない。志望大学が自分に求める問題を意識し、学習する
ことで学習成果があがると考えられる。本格的に物理の入試対策を始める夏休みまでに自分が目指すべき
像を明確にして、努力を積み重ねていって欲しい。健闘を祈る。
5 学習計画
学期
単
元
名
第4編 電気と磁気
第1章 電場
校内模試①
中間考査
第2章 電流
第3章 電流と磁場
一
学
期
定期考査等
月例テスト①
期末考査
第4章 電磁誘導と電磁波
夏季補習
二
学
期
第4章 電磁誘導と電磁波(続き)
第5編 原子
第1章 電子と光
校内模試②
月例テスト②
中間考査
第2章 原子核と素粒子
原子分野の演習
物理現象考察(高崎高校物理演習テキスト)
期末考査
冬季補習
三
学
期
※
力学・波動・熱分野の入試対策基本演習・難関大対策応用演習
センター試験向け問題演習
物理現象考察(高崎高校物理演習テキスト)
定期考査・月例テスト・校内模試の詳細範囲は試験日程一覧表参照のこと。
6 評価方法
中間考査・期末考査・月例テスト等の定期考査、課題提出、授業の取り組み状況から総合的に評価を行う。
なお、考査点を80点満点、課題提出、取り組み状況を普段点として20点満点として、総合点100点
満点で評価する。
- 27 -
コマ数(単位数)
化学
副教材等
4コマ(5単位)
型・コース
理型 SSクラス
第一学習社「セミナー化学」
数研出版「化学重要問題集」
浜島「ニューステージ 新化学図表」
1 学習目標
2年次に学習した物質の性質や状態、化学変化についての基本的な内容をもとに、自然に対する関心や
探究心を高め、化学的に探究する能力と態度を身につけます。さらに基本的な概念や原理・法則の理解を
深め、科学的な自然観を身につけます。また、大学入試に備えた問題演習に取り組み、応用力を育成する
ことを目的とします。
2 学習概要
化学的な事物や現象についての観察や実験などを通して、物質に関する原理や法則を理解します。具体
的には、物質の構造や状態について、物質を構成する基本粒子やエネルギーの立場から説明したり、化学
反応のしくみについて、反応の速さや平衡状態をもとに考えたりします。また、物質毎に、グループに分
け特徴などについて学習します。さらに、日常生活と関わりの深い高分子化合物や天然有機化合物の特徴
などについて学習します。
3 授業の進め方
教科書を中心に基礎的事項の確認と、新たに学習する原理や法則を理解することを基本に進めていきま
す。また、興味関心や探究心を高めるために授業の中で演示実験を行ったり、探究活動として仮説の設定
から実験、結果のまとめ、考察などを行います。さらに理解を深めるための問題演習や受験対策のための
入試問題演習なども行います。10 月以降の受験対策の時間を少しでも多く確保するために、比較的速い進
度で授業を進める予定です。夏休み前に教科書を終えることを目指します。
定期考査毎に、指定された範囲の問題集を自分で解き、できなかった問題をやり直したノートを提出し
てもらいます。
4 学習方法
<予習・復習>
授業の進度が速いため、必ず予習をしてください。あまり多くの時間を充てる必要はありませんが、
最低限教科書を読む程度の予習は必要です。復習は計画的に問題集を繰り返し解くことが重要です。毎
日少しずつ時間が確保できる人と、試験前に集中的にやる人がいると思いますが自分なりのスタイルを
早めに確立し、とにかく単元ごとに指定された範囲を 2 回はやるようにしてください。
<定期考査対策>
教科書は丁寧に 3 回以上繰り返して読んでください。その際、授業で使った資料集やプリントなども
有効に活用すること。後は問題演習になるべく時間を充てることです。問題集には良い問題が精選され
ていますので同じ問題を繰り返し解くことが効果的です。
<受験対策>
授業や定期考査の範囲は、校外模試の範囲と概ね同じになっています。校外模試を含め、各テスト範
囲に合わせて問題集を繰り返し解くことが最も効果的な受験対策となります。
- 28 -
5 学習計画
学期
単
元
名
定期考査等
第 1 回校内模試
一
学
期
化学 第Ⅲ章 無機物質
第1節 非金属元素の単体とその化合物
第2節 典型金属元素の単体とその化合物
第3節 遷移元素の単体と化合物
第4節 無機物質と人間生活
第Ⅳ章 有機化合物
第1節 有機化合物の特徴と構造
第2節 脂肪族炭化水素
第3節 酸素を含む脂肪族化合物
第4節 芳香族化合物
第5節 有機化合物と人間生活
夏季補習
二
学
期
中間考査
期末考査
無機物質(センター試験・国公立2次・私大対策)
第Ⅴ章 高分子化合物
第1節 合成高分子化合物
第2節 天然高分子化合物
第3節 高分子化合物と人間生活
中間考査
国公立2次・私大対策
物質の構成・気体・溶液・結晶格子
熱化学・酸と塩基の反応
酸化還元反応・電気化学
期末考査
センター試験対策
冬季補習
三
学
期
センター試験問題演習
センター試験対策
国公立2次・私大対策
6 評価方法
定期考査・校内模試の得点を中心に、課題およびレポートの提出・授業への取り組みを加味して、総合
的に評価する。
- 29 -
コマ数(単位数) 3.5コマ(4単位)
化学
副教材等
型・コース
理型 普通クラス
第一学習社「セミナー化学」
数研出版「化学重要問題集」
浜島「ニューステージ 新化学図表」
1 学習目標
2年次に学習した物質の性質や状態、化学変化についての基本的な内容をもとに、自然に対する関心や
探究心を高め、化学的に探究する能力と態度を身につけます。さらに基本的な概念や原理・法則の理解を
深め、科学的な自然観を身につけます。また、大学入試に備えた問題演習に取り組み、応用力を育成する
ことを目的とします。
2 学習概要
化学的な事物や現象についての観察や実験などを通して、物質に関する原理や法則を理解します。具体
的には、物質の構造や状態について、物質を構成する基本粒子やエネルギーの立場から説明したり、化学
反応のしくみについて、反応の速さや平衡状態をもとに考えたりします。また、物質毎に、グループに分
け特徴などについて学習します。さらに、日常生活と関わりの深い高分子化合物や天然有機化合物の特徴
などについて学習します。
3 授業の進め方
教科書を中心に基礎的事項の確認と、新たに学習する原理や法則を理解することを基本に進めていきま
す。また、興味関心や探究心を高めるために授業の中で演示実験を行ったり、探究活動として仮説の設定
から実験、結果のまとめ、考察などを行ったりします。さらに理解を深めるための問題演習や受験対策の
ための入試問題演習なども行います。10 月以降の受験対策の時間を少しでも多く確保するために、比較的
速い進度で授業を進める予定です。夏休み前に教科書を終えることを目指します。
定期考査毎に、指定された範囲の問題集を自分で解き、できなかった問題をやり直したノートを提出し
てもらいます。
4 学習方法
<予習・復習>
授業の進度が速いため、必ず予習をしてください。あまり多くの時間を充てる必要はありませんが、
最低限教科書を読む程度の予習は必要です。復習は計画的に問題集を繰り返し解くことが重要です。毎
日少しずつ時間が確保できる人と、試験前に集中的にやる人がいると思いますが自分なりのスタイルを
早めに確立し、とにかく単元ごとに指定された範囲を 2 回はやるようにしてください。
<定期考査対策>
教科書は丁寧に 3 回以上繰り返して読んでください。その際、授業で使った資料集やプリントなども
有効に活用すること。後は問題演習になるべく時間を充てることです。問題集には良い問題が精選され
ていますので同じ問題を繰り返し解くことが効果的です。
<受験対策>
授業や定期考査の範囲は、校外模試の範囲と概ね同じになっています。校外模試を含め、各テスト範
囲に合わせて問題集を繰り返し解くことが最も効果的な受験対策となります。
- 30 -
5 学習計画
学期
単
元
名
定期考査等
第 1 回校内模試
一
学
期
化学 第Ⅲ章 無機物質
第1節 非金属元素の単体とその化合物
第2節 典型金属元素の単体とその化合物
第3節 遷移元素の単体と化合物
第4節 無機物質と人間生活
第Ⅳ章 有機化合物
第1節 有機化合物の特徴と構造
第2節 脂肪族炭化水素
第3節 酸素を含む脂肪族化合物
第4節 芳香族化合物
第5節 有機化合物と人間生活
夏季補習
二
学
期
中間考査
期末考査
無機物質(センター試験・国公立2次・私大対策)
第Ⅴ章 高分子化合物
第1節 合成高分子化合物
第2節 天然高分子化合物
第3節 高分子化合物と人間生活
中間考査
国公立2次・私大対策
物質の構成・気体・溶液・結晶格子
熱化学・酸と塩基の反応
酸化還元反応・電気化学
期末考査
センター試験対策
冬季補習
三
学
期
センター試験問題演習
センター試験対策
国公立2次・私大対策
6 評価方法
定期考査・校内模試の得点を中心に、課題およびレポートの提出・授業への取り組みを加味して、総合
的に評価する。
- 31 -
コマ数(単位数) 3.75コマ(5 単位)
生物
副教材等
型・コース
理型 選択
数研出版「生物基礎」
秀文堂「生物図説」
啓林館「センサー総合生物」
数研出版「生物重要問題集 生物基礎・生物」
副読本:自校学習プリント
1 学習目標
(1) 1年時に学習した「生物基礎」の教科書を復習するとともに,関連する内容をさらに深く理解します。
(2)「生物」の教科書や副教材で「生命とは何か」を様々な角度から探求します。
2 学習概要(
「生物」について)
(1) 生命現象と物質
①生命と物質 ②代謝 ③遺伝現象と物質
⇒「分子生物学」
「遺伝学」という学問につながる内容を学習します。
(2) 生殖と発生
①有性生殖 ②動物の生殖と発生 ③植物の生殖と発生
⇒動物と植物それぞれの「発生学」という学問につながる内容を学習します。
(3) 生物の環境応答
①動物の反応と行動 ②植物の環境応答
⇒動物の「生理学」および「行動学」
、植物の「生理学」という学問につながる内容を学習します。
(4) 生態と環境
①生物の生活と環境 ②個体群と生物群集、②生態系
⇒「生態学」という学問につながる内容を学習します。
(5) 生物の進化と系統
①生物の進化 ②進化とその仕組み ③生物の系統
⇒「系統分類学」
「進化学」という学問につながる内容を学習します。
3 授業の進め方
(1) 基本は教科書・・・「生物基礎」
「生物」の教科書について、内容の理解を確認しながら通読します。
(2) 授業以外も大切・・・「生物」の教科書を見てもらえばわかりますが、
「生物基礎」に比べ、内容が多岐
にわたり厖大です。それは「生物学」が現在も爆発的に発展しつつある学問であり、学ぶべきことが
年々増加しているからです。教える立場の教師でさえ、2~3年学ぶことをやめれば時代の流れにつ
いていけなくなります。また、化学や物理学の知識を前提として発展した学問なので、数学・物理・
化学の基本がわかっていないと苦労します。受験科目としての難易度は高いと思ってよいでしょう(受
験する大学・学部によりますが・・・)。授業では、基本中の基本だけを学びますので発展的な内容は自分
で学習し補ってください。大変かもしれませんが、
「物理」
「化学」しか勉強せずに医学部や薬学部、
理学部生物学科等に進学する者に比べて、大学でやるべきことを先取りしているという自負と自信を
もって勉強してください。
(3) レベルに応じた副読本・・・理型生物選択者が少ないので、各自のレベルに応じたプリントを用意する
ことができます。それぞれの志望先や入試科目、将来の進路をふまえた指導をする予定です。
4 学習方法
(1) ひたすら暗記??
生物学を知らない人は「生物」を「暗記物」と思っているかもしれません。確かに覚えるべき用語
は多いですが、重要なのは応用のきく原理・原則です。根幹となる基本的な考え方を理解し、それぞ
れの用語の背景を知って「概念」を形成できれば覚えることは少ないのです。覚えるにしても、樹形
図にしてまとめる、映像として記憶する、ひたすら音読を繰り返す、語呂合わせを考えるなど、自分
にあった方法が見つかれば苦労は少ないと思います。いずれにせよ①楽しいと思うこと ②忘れない
うちに繰り返すこと ③すでに覚えている知識と関連させること を心がけてください。
(2) 副読本+論述
受験の場合、
簡単に言うと先生と同じレベルになれば高得点を狙える一流受験生といえます。
つまり、
授業ができるくらい知識が頭の中に整理できていて、それを表現できれば良いのです。何冊か副読本を
読み、内容を紙にまとめてみましょう(論述)。それができれば一流受験生の仲間入りです。
- 32 -
5 学習計画
学期
単
元
名
第1部 生命現象と物質
第1章 生命と物質
第2章 代謝
定期考査等
第1回校内模試
第3章 遺伝現象と物質
一
学
期
1学期中間考査
第2部 生殖と発生
第1章 有性生殖
第2章 動物の生殖と発生
第3章 植物の生殖と発生
第3部 生物の環境応答
第1章 動物の反応と行動
夏季補習
記述基礎講座
夏季課題
重要問題集
第2章 植物の環境応答
第5部 生態と環境
第1章 生物の生活と環境
第2章 個体群と生物群集
第3章 生態系
第4部 生物の進化と系統
第1章 生物の進化
二
第2章 進化とその仕組み
学
期
第3章 生物の系統
単元別記述演習(生物基礎・生物全範囲)
1学期期末考査
第2回校内模試
2学期中間考査
2学期期末考査
選択式問題演習(生物基礎・生物全範囲)
冬季補習
三
学
期
センター対策演習(生物基礎・生物全範囲)
特編授業
2次試験対策演習
6 評価方法
以下に示した割合で、総合的に評価する。
①考査点(90%)中間考査、期末考査、校内模試、月例テストの結果。
②普段点(10%)テストに向けての取り組み、普段の学習状況など。
- 33 -
コマ数(単位数) 1.5コマ(2単位)
化学セミナー
副教材等
型・コース
文型 国文・HSコース
選択
浜島出版「ニューステージ 新化学図表」
第一学習社「セミナー 化学基礎」
1 学習目標
2学年で学習した「化学基礎」の全範囲を復習し、基本問題からセンター試験過去問まで幅広い問題を
演習することにより、大学入試センター試験等において全国に通用する力を身に付けます。
2 学習概要
化学セミナーでは「化学基礎」の復習をします。これにより、化学基礎の学習内容をより確実に理解で
きます。具体的には、4月から10月中旬までは問題集の基本問題からやや応用問題まで幅広い問題を解
きます。10月下旬からは、センター試験の過去問やマーク形式の問題に取り組みます。
3 授業の進め方
4月から10月中旬までは問題集を使用しての問題演習です。授業時間内に、まず問題に取り組んでも
らいます。それをもとに皆さんが理解できていなかった内容、忘れてしまった内容は教科書を使用して丁
寧に解説します。さらに別の単元の学習内容との関連も説明します。10月下旬からはセンター試験の過
去問に取り組みます。分野別に演習を進めることによって、すべての分野で理解度を深めていきます。1
2月上旬からはセンター試験の予想問題を授業中に取り組み、正答率が低かった問題を中心に解説します。
4 学習方法
4月から10月中旬までは授業の進度に合わせて教科書を何度も読んでください。授業の中で解けなか
った問題をその日のうちに家でもう一度解いてください。この繰り返しで理解度は深まっていくと思いま
す。焦ることなく授業・教科書を中心に学習を進めていくことが最も近道であると断言します。よく調べ
ても、考えてもわからないことは必ず質問してください。よく質問する人ほど伸びていきます。
5 学習計画
学期
単
元
名
第Ⅰ章 物質の構成
第1節 物質の成分と構成元素
一
第2節 原子の構造と元素の周期表
学
第3節 物質と化学結合
期
第Ⅱ章 物質の変化
第1節 物質量と化学反応式
夏季補習 化学反応式と量的関係
第2節 酸と塩基の反応
二
第3節 酸化還元反応
学
センター試験過去問【分野別】
期
センター試験予想問題【総合】
冬季補習 センター試験予想問題【総合】
センター試験予想問題【総合】
三
学
期
定期考査等
校内模試
中間考査
期末考査
校内模試
中間考査
期末考査
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価します。
① 考査点(中間考査・期末考査・校内模試)
・・・・・約80%
② 普段点(授業態度・提出物・小テスト等)
・・・・・約20%
- 34 -
コマ数(単位数) 1.5コマ(2単位)
生物セミナー
副教材等
型・コース 文型 国文・HSコース
秀文堂「生物図説」
啓林館「センサー総合生物」
自校学習プリントなど
1 学習目標
1年時に履修した生物基礎の内容をさらに深く掘り下げて理解し、自然科学的な世界観を身につけます。
また、大学入試センターで問われることに対し、ゆとりをもって解答できる力をつけます。
2 学習概要
お帰り、生物の世界へ
1年間のブランクを経て、再び生物基礎を学ぶことになった諸君、まずはお帰りなさい。久しぶりの生
物に何を思いますか?「もうすっかり忘れちゃった・・・。
」安心してください。この 1 年の空白は決し
て無駄にはなっていません。なぜなら生物学が、化学の基礎の上に積み上げられた学問だからです。1 年
の時、
「何これ?」と思った内容が、化学の基礎を「かじった」ことで、易しく感じられるようになって
いるはずです。知らず知らずのうちにレベルアップした自分でもう一度生物基礎に挑戦してみましょう。
生物基礎の内容をまとめると次のようなものです。
約 40 億年前に誕生した生命は、地球に起こった様々な危機を乗り越え、現在の多様な生物となった。
一見異なる生物と思えるものも、起源が同じため多くの共通点をもっている。具体的には、①細胞でで
きていること、②有機物を分解してエネルギーを得ること、③自分と同じものを作ろうとすること、④か
らだを一定の状態に保とうとすること、などである。
(1) すべての生物は、細胞からできている。細胞の構造とはたらきを学ぶ。
(2) すべての生物は、有機物を分解しエネルギーを得る「呼吸」をしている。また、植物は、光のエネル
ギーを使って有機物を作る「光合成」のしくみをもっている。これらのしくみを学ぶ。
(3) すべての生物は、遺伝子の情報を使って自分と同じものを作る。またその生物特有の形や性質をあら
わす。生物がどのようにして DNA を遺伝子として利用しているのか、そのしくみを学ぶ。
(4) すべての生物は、変化を嫌い、からだを一定に保とうとする。医薬系に進む人たちが大学で履修する
「からだのしくみ」についてそのエッセンスを学ぶ。
(5) 生物が地球上でどのような集団をつくり、どのような生き方をしているかを学ぶ。さらに私たちの住
んでいる環境をどうしたら守れるかを考える。
3 授業の進め方
1 学期 「生物基礎」の教科書を全員で音読しながら内容を確認していきます。基本的に毎時間「確認
ワーク」を提出してもらいます。
2 学期 センター試験の過去問をプリントで解きます。パターンは①教科書参照可で時間をかけ、最高得
点をめざす ②標準時間より若干短い時間で解き、
答合わせの後、
納得がいくまで内容を検討 の
2パターンです。最後に「センター試験対策問題集」を解いて終了です。
*なお、通常の試験問題については、模試はマーク式、定期考査は論述式で行います。
4 学習方法
(1) 7月 7 割・・・先手必勝、効率の良い学習を!
夏まで部活動に専念し(秋までの人もいるでしょうが)、2 学期からエンジン全開にするパターンが多い
高高生ですが、学習の効率を考えるとあまり賢い方法とは言えません。1 学期のうちに、おおまかで良い
ので教科書の内容をまとめて覚えてしまいましょう(おそらく休日 2 日間位でできます)。センター試験の
問題は、知識さえあれば7割はとれます。覚える部分をすませておくと、2 学期からの模試が、
「記憶の
定着・欠点の確認」として使えます。同じ模試の 30 分でも、基礎知識のまとめをやっておくか否かで効
果が全く違うのです。ただでさえ時間が足りない 3 年生、学習の順番を少し変えるだけで時間を生み出す
ことが可能です。早めに詰め込む勉強を終え、余裕の 2 学期を送ってみませんか。
- 35 -
(2) 情報を圧縮し、整理する
たとえば、高高の創立は西暦 1897 年ですが,自分はただ「3 年前」とだけ覚えています。そう考える
と 1900 年の 3 年前と推測できるからです。4 つの数字を覚えるよりこの方が楽です。これは一種の情報
圧縮技術です。実は、生物で覚えるべきたくさんの知識もこうした情報圧縮技術を利用することでかなり
楽に覚えられるのです。
基本は、
「論理的に」導き出せるように「共通点・相似点」を見つけ、樹形図にして整理していくこと。
いくつもの用語をグループにし(圧縮)、それを最大5つの分岐で階層化し、樹形図にして関係を掌握する
のです。できればグループごとに代表(用語)を決め INDEX にしましょう。そう、用語はみな平等ではな
く、鍵になる用語があります。それを核として仲間の用語が引き出せるようにパッケージするのです。そ
れは、自分の部屋に新しく大きな棚を入れるようなものです。それまで床に散らかっていた数百冊の本を
分類し、ラベルをつけ棚に並べる作業をすることで目的(問題)に応じてすぐに取り出せるようになります。
(3) 手を動かす
問題を解く時は、
「アンダーラインをひく」
「連想した言葉をメモする」
「説明を図式化する」など、と
にかく手を動かしましょう。特に文章を図にして視覚化することは、脳の働きを高め、勘違いによるミス
を防ぎます。
(4) 生物の知識を生かす
生物の知識は、センター試験「生物基礎」の点数を稼ぐためだけにあるわけではありません。実は、生
物を学んでいない他の受験生に、
「英語」や「国語」で差をつける武器にもなるのです。大学入試の英語や
国語には、大学の先生方が現代の若者に読ませたい題材がよく使われます。作問者にとって、大学入試は
「情報発信」の場でもあるからです。その情報を読み解き、現代を考える上で欠かせないのが「遺伝子」
や「医療」
「環境」などについての理解と言えます。生物を学んで真の総合力をつけましょう。
5 学習計画
学期
単
第1編 生物と遺伝子
一
学
期
第2編 生物の体内環境の維持
第 3 編 生物の多様性と生態系
夏季補習
二
学
期
元
名
(1) 細胞
(2) 呼吸と光合成
(3)
(1)
(2)
(3)
(4)
(1)
(2)
DNA とタンパク質
体液
肝臓と腎臓
神経とホルモン
免疫
植生
生態系
定番問題の研究
問題演習(完全正解への思考法研究)
定期考査等
校内模試
中間考査
期末考査
校内模試
中間考査
問題演習(読解と判断の速度を養成)
期末考査
問題演習(仕上げ)
冬季補習
三
学
期
センター直前演習
問題演習(仕上げ)
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価を行います。
① 考査点(中間考査・期末考査・校内模試の点数)
・・・・・・・・・・・・・・・90%
② 普段点(確認ワーク・各テストに向けての準備)
・・・・・・・・・・・・・・・10%
- 36 -
コマ数(単位数) 1.5コマ(2 単位)
地学セミナー
副教材等
型・コース
文型 国文・HSコース
選択
啓林館
「地学基礎」(教科書)
浜島書店
「ニューステージ 新地学図表」(図表集)
第一学習社 「セミナー地学基礎」(問題集)
※すべて継続使用 その他に問題プリント等を使用予定
1 学習目標
2年次の地学基礎における地球や宇宙に関する自然現象についての知識・理解をもとに、身の回りの自
然や我々の環境に対する過去や未来を探る能力や防災に対する基本的な素養を確かなものにします。問題
演習を繰り返すことにより、体系的な理解を深め、地学に関する知識を実生活に有効に利用する能力(リ
テラシー)を身につけます。
2 学習概要
2年次の地学基礎の学習で、生徒の皆さんは、地球や宇宙の構造が巨視的にも微視的にもどんどん変
化・発達してきたこと、そしてそれらの変化が、人類を含んだ生物の活動とも密接に関連していることな
どを理解してきたと思います。
ただ、その理解はまだまだ深いものとはなっていないとも思われます。地球上の地学現象の理解には、
物理学的な知識、化学的な知識、生物学的な知識、さらには歴史学的な視点も必要で、さらにはそれらが
複雑に影響を与えあい関連しあっているからです。
一つ一つのことがらや知識をきちんと理解するとともに、それらの有機的な繋がりを把握するためには、
論理的かつ体系的な思索と理解が必要です。問題演習は、単にセンター試験への対策に留まらず、そうい
った全体的体系的な理解を深め定着させるために有効であると思われます。
3年次の地学セミナーを通して、センター試験で希望する得点能力を身につけるためにも、ぜひ我々の
周囲の自然に対する興味関心を高いレヴェルで維持し、より深い理解、より広い理解、より体系的で論理
的な理解を目指しましょう。地球や宇宙に起こる現象を論理的体系的に学習し深く理解することで、地球
環境の今後がどうあるべきなのか、自分自身の知識と論理でしっかりと考え主張できる人間になって欲し
いとも思っています。
3 授業の進め方
授業では、2年次の地学基礎の内容を復習しながら、問題演習を中心に理解の深まりと定着を目指しま
す。2年次には扱わなかった発展的な内容も、体系的な理解に必要なときは積極的に取り上げていきます。
問題演習においては、単なる暗記や表面的な理解に留まらず、自分の頭でしっかりとした科学的論理的な
深い思考をすることで正解に到達して欲しいと思います。そのような思考を重ねることで試験を突破する
力もつくし、将来に渡り地球環境の諸問題を考える基本的な素養が身に付くと思います。地学現象、我々
の周囲の自然に対する興味関心を高く持って思考し学習を続けましょう。
4 学習方法
① 日ごろから地学現象に興味を持ち論理的に考える
私たちの身の回りに起こるさまざまな地学現象が、なぜどのように起こるのか、つねに論理的に考え
る習慣を身に付けましょう。論理的に考えることで現象の本質が見えてきて理解が深まるとともに、記
憶も着実なものとなります。
② 授業中は各種の情報を統合し論理的・体系的に理解する
目の前の単元だけを考えるのではなく、関連する他の分野の知識も復習しつ理解しましょう。繰り返
し参照することで知識の定着が確実になります。効率の良い正確な理解のためには、図や写真のような
視覚情報も有効です。副教材の図表は授業中つねに参照して活用して下さい。
③ 復習と定期考査対策
授業では、プリントを用いた問題演習も行います。一つ一つの問題に真剣に取り組み力を付けましょ
う。セミナー問題集は、2年次にやった問題でも何回も繰り返し復習しましょう。定期考査前までに試
- 37 -
験範囲の問題の中で間違えた問題を中心に2周・3周できるようにしましょう。
④ 受験対策
2年次の地学基礎の理解がしっかりできている人は、地学セミナーでの問題演習と各種模擬試験の確認
と復習でセンター試験での高得点が狙えると思われますが、センター試験対策用の問題集を追加する予定
です(項目別のものとセンター演習形式のもの2種)
。それらが配布されたら、同様に繰り返し演習しま
しょう。長期休業中などに補習が設定されればそれに参加することも勧めます。
問題演習のときには、答を覚えるだけでなく、なぜそうなるのか論理的・体系的に思考し理解するよう
にしましょう。それにより初見の問題への対応力が身に付きます。
5 学習計画
学期
単
元
名
定期考査等
(ガイダンス)
○2年次地学基礎の確認および発展的な項目の解説と理解
(第4部 宇宙の構成 ・ 第5部 自然との共生 を中心に)
一
学
期
○2年次地学基礎の内容を中心とした発展的な内容と演習
第1部 固体地球とその変動
(講義と問題演習)
中間考査
第2部 移り変わる地球
(講義と問題演習)
夏季補習
期末考査
1学期の学習内容の復習
実力テスト
第3部 大気と海洋
(講義と問題演習)
二
学
期
第4部 宇宙の構成 ・ 第5部 自然との共生
(講義と問題演習)
中間考査
総合問題演習
期末考査
冬季補習
1・2学期の学習内容の復習
総合問題演習・英語文献研究
三
学
期
6 評価方法
次の評価基準の割合を基本として総合的に評価を行います。
① 考査点(中間考査・期末考査・実力テスト)
80%
③
平常点(授業中の態度・課題等の提出物・小テスト) 20%
- 38 -
2.25コマ(3単位)
コマ数(単位数)
1.5コマ(2単位)
私文・国文、普通理型
型・コース
HS・SS
体育
副教材等
1 学習目標
運動を楽しみながら自らの体力を高めていきます。また、自らの健康を将来にわたって維持していくた
めの知識や安全に運動を楽しむための実践的な方法を学びます。さらに、明るく豊かな活力のある生活を
準備する基礎的な態度を育成していきます。
2 学習概要
① 体育理論・体つくり運動
自分の体に関心をもちながら、体の調子を整えたり、体力を高める方法を具体的に学びます。
② 陸上競技(走・跳・投)
自分の記録を向上するための各種の技能を学び、記録の向上や競争の楽しさを学びます。
③ 水泳
自分の記録を向上するための各種の技能を学び、記録の向上や競争の楽しさを学びます。
④ 陸上競技(長距離走)
校内マラソン大会(約9km)を目標に、走りきる力や自分の限界に挑戦する態度を学びます。
⑤ 球技
多くの種目から自分の興味関心のある種目を選択し、継続的に学ぶことで選択した球技を深くより踏
み込んで学んでいきます。また、主体的に活動する態度も学びます。
3 授業の進め方
【授業の中で興味を持って、計画・実践・評価する。
】
みなさんは、運動することが私たちに人間にとって欠かすことのできない役割を持っていることは知っ
ていると思います。体育の授業の中では皆さんの将来につながるように、運動を楽しみながら、体力を高
めたり、主体的に活動する態度を身につけていきます。当然、予習や復習はありませんが、日々の健康管
理が重要になります。怪我や病気に注意しながら、体を思いっきり動かしましょう。
4 学習方法
【おこなうスポーツ】
授業で運動を楽しみましょう。
【みるスポーツ】
「野球やサッカーの観戦に見られる応援型」や「フィギアスケートや新体操の観戦に見られる鑑賞型」
にわけられますが、どちらにしてもレベルの高い、すばらしい競技や技を見ることによって感動を味わ
うことは、人々の感性を刺激する文化的な楽しみ方です。
【ささえるスポーツ】
ボランティアというかたちで障害者のスポーツや様々なスポーツ大会などに補助員として参加する
ことが増えてきました。
「ささえる」かかわり方はさまざまで、自分の考え方や視野を広げる楽しさが
あります。
【しらべるスポーツ】
スポーツには、興味や関心をいっそう高める要素が数多くあります。スポーツの成り立ちや発展の歴
史をしらべることは、ルールや制度の発展を知ることができ、同時にスポーツにまつわる数々のエピソ
ードを楽しんだりできます。
- 39 -
5 学習計画
学期
一
学
期
単
元
名
体育理論
体力つくり運動
陸上競技(短距離・跳躍・投てき)
水泳
定期考査等
記録測定
スキルテスト
夏季補習
二
学
期
水泳
陸上競技(長距離走)
球技
①テニス
②サッカー
③ソフトボール
④バドミントン
⑤バレーボール
⑥バスケットボール
記録測定
マラソン大会
スキルテスト
冬季補習
三
学
期
球技
①テニス
②サッカー
③ソフトボール
④バドミントン
⑤バレーボール
⑥バスケットボール
スキルテスト
6 評価方法
各学期の評価は、記録測定やスキルテストの成績、選択球技ノートの内容・提出状況、学習活動への参
加の仕方や態度などで評価します。次の計算方法を基本として総合的に評価を行います。
① 考査点(技能)
・・・・・・70%
② 普段点(意欲・態度・提出物)
・・・・・30%
- 40 -
3.25コマ(4単位)
コミュニケーショ
コマ数(単位数) 3.5コマ(4単位)
理型
型・コース
4コマ(5単位)
ン英語Ⅲ
副教材等
文型HS
文型
数研出版「POLESTAR English Communication Ⅲ ワークブック」
いいずな書店「英文法・語法Vintage」
旺文社「2度聴き精聴トレーニング」
その他、長文問題集、リスニング教材など(未定)
1 学習目標
・英語を正しく理解する能力を身につけ、的確な表現で伝える力を高める。
・思考力や想像力を伸ばし、欧米の言語や文化に対する関心を深める。
2 学習概要
・現代英語で書かれた文章を読み、その概要・要旨を正確に把握し、音読をする。
・表現に必要な文法・語法を理解し、それを用いて、実際に表現する。
3 授業の進め方
【授業の概要】
・英語学習の核となる文法・語法・構文の学習に関しては、週1回小テストを行う。
・教科書は授業3回につき、1レッスン程度の進度である。
・予習してきた内容を授業の説明を通して確認していく。
(和訳の添削、ポイントの確認)
・内容を理解した上で、音読の練習を複数回実施していく。
・章末の表現のまとめや Talk on the Topic を用いて、書いたり話したりする練習を行う。
【授業中の望ましい姿勢】
・予習をしてくることが授業に参加するための条件である。必ず予習してから授業に参加すること。
・授業を聞いたうえで、不明な点、納得のいかない点は調べたり、質問したりして必ず解決する。
・音読をすることで、英語特有のリズムや発音が身につく。積極的に行うこと。
4 学習方法
【授業の予習】
・ナビゲーションノートを用いて音読し、問題に答える。
・和訳を完成させ、本文を繰り返し音読する。
上にも書いたとおり、予習をしないで授業に臨むと、1・2年次に学んだ既習事項ですら分からなくな
ることもある。英語の予習は日々繰り返してこそ身につくものであると心得ること。
【授業の復習】
・とにかく繰り返し本文の音読をする。
・ワークブックを活用し、学習事項の確認をする。
【課題】
週末課題、長期休業中の課題として問題集等を配布する。まず自力で解答し、その後、解答例を見なが
ら自己採点して提出をするのが基本である。授業の理解を補完する内容のものを配布する予定である。語
学は反復学習が基本である。必ず期限を守って取り組むこと。
- 41 -
5 学習計画
学期
一
学
期
単
名
Lesson 1 Language and Communication
Lesson 2 Media and the Internet
Lesson 3 Modern Culture and Custom
Lesson 4 Technology and Society
Lesson 5 Cross-cultural Understanding
Lesson 6 Politics and Economics
Lesson 7 Medicine and Biotechnology
Lesson 8 Nature and the Environment
夏季補習
二
学
期
元
定期考査等
校内模試
中間考査
期末考査
長文読解演習 基礎文法演習 などを予定。
Lesson 9 How to Worry Well
Lesson 10 The Truth about Happiness May Surprise You
副読本
副読本
校内模試
中間考査
期末考査
冬季補習
三
学
期
長文読解演習 基礎文法演習 などを予定。
副読本
*この他に、平常補習を実施する。
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価を行う。
評価点=①×②(②は 100%換算)
① 考査点(中間考査・期末考査・月例試験)
② 普段点(提出物・小テスト・授業に取り組む姿勢)
- 42 -
1.5コマ(2 単位)
コマ数(単位数) 2コマ(2単位)
理型
型・コース
1.75コマ(2単位)
英語表現Ⅱ
副教材等
文型
HS
日英社「実践英作文」
旺文社「英熟語ターゲット1000」
センタートレーニング問題集
1 学習目標
・2年次までに身につけた語彙、文法力等を基本にして、パラグラフライティング、自由英作文等の高度
な英語を使った表現方法を学び、受験に対応する実力を養成する。
2 学習概要
・チャプターごとの「英作文のコツ」を読み要点を押さえる。
。
・エクササイズに取り組む。
・週 1 回英熟語テストを行う。合格点は 18 点。
3 授業の進め方
【授業の概要】
・進度は 1 回最大 1 レッスンである。
・
「英作文」のコツを読み、例文を音読し暗唱する。
・予習してきた Exercises の解答、解説を行う。
・本時で学んだ内容をもとに必要に応じてコミュニケーション活動を行う。
【授業中の望ましい姿勢】
・予習をしてくることが授業に参加するための条件である。ノートを用意し、必ず予習してから授業に参
加すること。毎時間予習チェックを行う。予習していなければ放課後居残り。
・授業を聞いたうえで、不明な点、納得のいかない点は調べたり、質問したりして必ず解決する。
・音読をすることで、英語特有のリズムや発音が身につく。積極的に行うこと。
4 学習方法
【授業の予習】
・左ページの英作文のポイントを読み、要点を押さえる。
・例文を何度も音読して暗唱し、重要表現を覚える。
・Exercies を解答し、答えをノートに記入する。
予習は自分がどこまで理解し、どこが理解できていないかを確認する作業である。Exercises は極力自
力で取り組み、わからないところは授業で確認する習慣を付けること。予習をしないで授業に参加しても
時間の浪費になってしまうことを忘れてはならない。
【授業の復習】
・正解の文を音読し、Exercise で間違えた問題を文法事項を確認しながらもう一度解く。
- 43 -
【課題】
週末課題、長期休業中の課題として問題集等を配布する。まず自力で解答し、その後、解答例を見なが
ら自己採点して提出をするのが基本である。授業の理解を補完する内容のものを配布する予定である。語
学は反復学習が基本である。必ず期限を守って取り組むこと。
5 学習計画
学期
単
元
名
定期考査等
Part 1 英作文のコツ
Chapter 1 ~ Chapter 6
校内模試
中間考査
一
学
期
Part2 文法項目別に攻める
Chapter 1 ~ Chapter 6
期末考査
Part2 文法項目別に攻める
Chapter 7 ~ Chapter 12
夏季補習
二
学
期
標準:文法演習
Part2 文法項目別に攻める
Chapter 13~ Chapter 16
Part3 頻出表現別に攻める
Chapter 1 ~ Chapter 4
Part3 頻出表現別に攻める
Chapter 5~ Chapter 12
校内模試
Part4 頻出トピック別に攻める
Chapter 1 ~Chapter 2
Part 4 頻出トピック別に攻める
Chapter 3~ Chapter8
期末考査
冬季補習
三
学
期
発展:長文読解演習
中間考査
センター演習
センター試験・2 次試験対策
*この他に、平常補習を発展、標準の2コースに分けて実施する。
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価を行う。
① 考査点(中間考査・期末考査・月例試験)
・・・・・・・・・
② 普段点(提出物・小テスト・授業に取り組む姿勢) ・・・・
- 44 -
90%
10%
コマ数(単位数) 3コマ(4 単位)
英語講読
型・コース
文型 私文コース
数研出版「POLESTAR English Communication Ⅲ」
(教科書)
副教材等
金星堂「Different Perspectives」
旺文社「英単語ターゲット1900」
その他、総合問題集など(未定)
1 学習目標
・話し手や書き手の意向を理解し、自分の考えを英語で表現する能力を伸ばすとともに、積極的にコミ
ュニケーションを図ろうとする態度を育てる。
・比較的長い英語の文章を速く読み、情報を正確につかむ能力を向上させる。
・高度な文章を解釈する力を養う。
・英語を通して異文化を理解するとともに、日本文化を積極的に発信する態度を養う。
2 学習概要
・論説文から小説・新聞記事に至るまで、幅広く対応できる読解力を身につける。
・語彙力強化を図る。
3 授業の進め方
・超長文に耐えうる読解力を身につけていく。そのためには、予習は欠かせない。
・演習を通して、総合的な英語力を身に付けていく。
4 学習方法
・未知の語句等も丹念に調べ、自分のものにしていく。
・徐々に未知語を減らし、速読力を養成していく。文脈で判断する力を付けるためには、まずは一定の
語彙力が必要であることは忘れない。
5 学習計画
学期
一
学
期
単
元
名
・長文読解力の養成
・構造上難解な英文の理解力の向上
・語彙力の向上
・文法・語法の能力の確立
定期考査等
校内模試
中間考査
期末考査
夏季補習
二
学
期
・高度な文章を読み解く読解力の向上
・構造上難解な英文の理解力の確立
・文法・語法の能力の完成
校内模試
中間考査
期末考査
冬季補習
- 45 -
三
学
期
・高度な文章を読み解く読解力の向上
・構造上難解な英文の理解力の確立
・文法・語法の能力の完成
6 評価方法
次の計算方法を基本として総合的に評価を行う。
評価点=①×②(②は 100%換算)
① 考査点(中間考査・期末考査・月例試験)
② 普段点(提出物・小テスト・授業に取り組む姿勢)
- 46 -