教学改革にも意欲的に取り組み

年 頭のご 挨 拶
(
外 部の眼 を積 極 的に採 り入れ、
教 学 改 革にも意欲 的に取り 組み、
学 園 の 発 展 を め ざ し てい き ま す
厳しくなっていくことでしょう。
も、少子 化の波を受けて、一層
増す中、学校教育をめぐる環境
すます社会が不確実性を
成についても、学園の規模にふ
考えています。同時に、予算編
説明責任を果たしていきたいと
公開することで、大学としての
し進め、その結果を広く社会に
生に高いモチベーションで文学
とになると危惧されます。受験
部はその存在意義が問われるこ
しかし、現状のままでは文学
な学部です。
文学部は大学の根幹をなす重要
有り様を指し示してくれるので
それがひいては次代の文学部の
養 教 育 プログラムを 確 立する。
活かし、新しい文理融合型の教
います。こうした学問的資源を
おり、教員スタッフも充実して
さまざまな学問分野が含まれて
学科中には
わが跡 見 学 園も次 代を見 据え、
さわしい身の丈に合った予算を
部をめざしてもらい、文学部で
幸い、文学部の
さらなる教育環境の整備・充実
組み、安定した学園経営につな
科大学だった本大学にとっても、
を図っていかなければなりません。
年 月からは、政策研究大学院
を招聘し始めました。また、昨
事・評議員に外部の学識経験者
していただくことを狙いに、理
の学問は、人間そのものの在り
や歴史学、文学など人文科学系
らされています。しかし、哲学
会で役に立たない﹂と逆風にさ
大学の人文科学系の学問が﹁社
枠 を 超えた幅 広い教 養こそが、
教育が必要です。文系・理系の
どを学ぶ﹁文理融合型﹂の教養
あっても、生命科学や都市論な
ぐわなくなっています。文系で
理系という区別自体が時代にそ
の進む現代では、もはや文 系・
構造が複雑化し、グローバル化
取り組むべきと考えます。社会
私は、まず教養教育の改革に
ってもらうにはどうすべきか⋮。
を賜りたく、今年もよろしくお
皆様の一層のご支援とご協力
たいと考えています。
ことなく改革を推し進めていき
生き抜いていくために、臆する
も変化の激しい社会環境の中で
はまだ先のことですが、今後と
います。改革の成果が表れるの
ともに順調な滑り出しを見せて
ートした新教育プロジェクトは、
コミュニティ学部、中高でスタ
昨年度に開設した大学の観光
学校教育法改正をはじめとす
大学で学長特別補佐を務められ
方や、人間としてどう生きるべ
グローバル社会を生き抜くため
る大学を取り巻く制度の変化に
ている今野雅裕先生に教学監事
きかを探究する非常に意義のあ
願い申し上げます。
して、客観的かつシビアに評価
営や本学の進める教学改革に対
第三者の立場で学園の組織・運
対応し、本学園では昨年度から、
をお願いしています。
の土台になるはずです。
文理融合型の
新しい教養教育の姿を
確立したい
はないかと期待しています。
れて公正な自己点検・評価を推
山崎 一穎
学ぶことにやりがいや誇りを持
しい年を迎えました。ま
跡見学園理事長
げていきます。
新
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る学問です。長らく文学部の単
こうして、外部の眼を採り入
4
)
G r e e t i n g
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