筑波学院大学紀要第10集 191 武田直樹・金久保紀子:筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム10年間のチャレンジ ~ 207 ページ 2015年 <活動報告> 筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム 10年間のチャレンジ 武田 直樹*・金久保紀子** The 10years Challenges of Tsukuba Gakuin University Off Campus Program TAKEDA Naoki * and KANAKUBO Noriko ** 抄 録 筑波学院大学が、平成17年度から学生の「社会力」育成のために取り組み始めた「つくば市を キャンパスにした社会力育成教育」~オフ・キャンパス・プログラム(Off Campus Program)~ は今年度で10年目を迎えた。 プログラムを開始してからこの10年間、プログラム充実のために、どのような工夫やチャレ ンジをしてきたのか、オフ・キャンパス・プログラムのこれまでの成果と今後の課題を整理し、 より良い教育プログラムとして推進していくための考察を行うことを本稿の目的とする。 キーワード:つくば市をキャンパスに、社会力、社会参加活動、市民活動団体、協働 1 .オ フ・キャンパス・プログラムの 概要 までの学生全員が授業の一環として、少なく とも 2 年間に亘り、「つくば市をキャンパス」 にしながら、一人の市民として様々な社会活 筑波学院大学が平成17年度から開始した 動に参加することで、社会の仕組みを実感で 「つくば市をキャンパスにした社会力育成教 きるとともに、幅広い人間関係を築くことが 育」~オフ・キャンパス・プログラム(Off できると考え、全学を挙げて取り組んでいる Campus Program)~は今年度で10年目を迎 実践プログラムである。 えた。 具体的には、 1 年生が 1 回の社会参加活動 「オフ・キャンパス・プログラム」(以下、 体験を行う実践科目 A、 2 年生が市民活動団 OCP と略す)は、 「つくば市をキャンパスに」 体のスタッフとして30時間以上の中長期的な するという構想を通して、 1 年生から 2 年生 活動を行う実践科目 B、 3 年生が社会との関 * 筑波学院大学社会力コーディネーター、Tsukuba Gakuin University ** 筑波学院大学経営情報学部、Tsukuba Gakuin University ─ 191 ─ 筑波学院大学紀要10 2015 わりの中で自主企画を立て60時間以上の活動 受入には、つくば市を中心とした民間企 を行う実践科目 C(平成23年度まで必修科目、 業、行政、市民活動団体、NPO 法人、財団 平成24年度から選択科目、平成28年度から選 法人、教育機関等の協力を得ている。また、 択必修科目)で構成されている。 学生自ら探してきた受入団体も少なくない。 また、平成23年度までは、実践科目 A、B 受入団体の活動分野は、医療・福祉・高齢 の担当をクラス担任が、実践科目 C は活動 者、環境、まちづくり、社会教育・子供、ス 分野ごとに担当教員が担ってきたが、平成24 ポーツ、国際、女性、文化、情報・科学・学 年度からは、固定の担当教員制としている。 術と、とても幅広い分野に活動が及んでい この OCP は、実践を開始してわずか 2 年 る。 目の平成18年度、文部科学省の「現代的教育 また、これまでの受入実績は参考データ: ニーズ取組支援プログラム(現代 GP)/ 地 表 4 のようになっており、170団体が受入団 域活性化への貢献」に採択され、平成20年度 体となった。 までの 3 年間は、同省の助成金を得ながら、 なお、OCP 運営に当たっては、毎年、100 プログラム運営を行ってきた。 近い団体から受入の承諾を得ており、特に、 助成金の終了後も、地域の受入団体の理解 30時間以上の中長期的な活動となる実践科 と協力の下、全学を挙げた本学独自の教育プ 目 B では、約70もの団体に受入承諾を得てい ログラムとして定着している。 る。 2 .OCP の受入団体と実践事例 2 . 2 .受入団体数の推移 表 1 にあるように、平成18年度から平成25 2 . 1 .OCP の受入団体 年度までの 8 年間に学生を受け入れた団体の OCP は、学生の社会参加活動の受入に協 数は170団体(延634団体)となる。 力して下さる受入団体なしには成り立たない 毎年、50 ~ 70近い団体が、短期・中長期 プログラムである。 で受入れていることがうかがえる。 表 1 年度別実践科目受入団体数 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 合計 実践科目 A 38 23 26 26 30 25 32 27 96(延227) 実践科目 B 49 47 31 37 39 38 42 44 115(延327) 実践科目 C 15 16 9 17 15 3 5 55(延80) 合計 69(延87) 60(延85) 53(延73) 53(延72) 62(延86) 61(延78) 59(延77) 61(延76) 170(延634) 表 2 年度別受講生数 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 合計 202名 108名 147名 112名 111名 139名 156名 100名 1,075名 実践科目 A (延230名)(延109名)(延152名) (延112名)(延142名)(延176名) (延1,133名) 187名 195名 111名 120名 113名 91名 128名 150名 1,095名 実践科目 B (延188名) (延112名) (延95名) (延1,101名) 実践科目 C 178名 176名 117名 145名 110名 10名 12名 748名 389名 481名 434名 349名 369名 340名 294名 262名 2,918名 合計 (延418名)(延482名)(延440名) (延370名)(延347名)(延314名) (延2,982名) ─ 192 ─ 武田直樹・金久保紀子:筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム10年間のチャレンジ 2 . 3 .受講生の推移 3 . 2 .学生からの評価 表 2 にあるように、平成18年度から平成25 毎年、OCP 学生スタッフが実施している 年度までの 8 年間の受講生の数は2,918名(延 学生向けのアンケートを以下のように、年度 2,982名)となる。 ごとにまとめてみた(詳細データは参考デー 平成24年度以降は、実践科目 C が選択科 タ:表 6 、表 7 、表 8 参照の事)。 目となったため、受講生が激減したことがう 学生アンケートに OCP での活動が「楽し かがえる。 かったし、プラスになった」、「楽しくなかっ また、年によっては、 1 つの団体だけでの たが、プラスになった」と「プラスになっ 活動だけでは物足りず、複数の団体で活動を た」と回答した学生と、「楽しかったが、プ 行なってくる学生も少なくない。 ラスにならなった」、「楽しくなったし、プラ スにならなかった」と「プラスにならなかっ 2 . 4 .学生の社会参加活動時間数 た」と回答した学生割合の経年変化を実践科 平成18年度から平成25年度までの 8 年間の 目 A、B、C の科目ごとに図 2 、図 3 、図 4 実践科目 A・B・C の活動時間数は、実践科 のように表してみた。 目 A を 8 時間/名、実践科目 B を30時間/ その結果、実践科目 C は回収率が50%を 名、実践科目 C を60時間/名として単純計 切る年があることが気になるものの、実践科 算すると、以下のように、約87,000時間近い 目 A、B、C ともに、評価は 8 年間で概ね上 活動を地域で行ってきたこととなる。 昇傾向にあることがうかがえる。 8 年間のア 合計:延86,974時間(実践科目 A:延9,064 ンケート平均で「プラスになった」と回答し 時間、実践科目 B:延33,030時間、実践科目 た学生が、実践科目 A、B、C ともに80%強 C:延44,880時間) となっており、「プラスにならなった」と回 答した15%強の学生の割合を70%近くも大き 3 .プログラム評価 く上回っていることがうかがえる。 3 . 1 .受入団体からの評価 4 .OCP 推進体制の変化 毎年、実践科目 B の学生受入団体には、 「団 体に役立ったか」、「社会力向上に役立った OCP を全学的に、かつ、地域とのより良 か」、「学生の活動状況」の 3 項目に対して、 い関係の中で推進するに当たり、開始当初か 5 点満点の 5 段階評価によるアンケートを実 ら多様な仕組みを創り上げ、それを進化させ 施している(詳細データは参考データ:表 5 ながら、現在に至っている。現在の体制は図 参照の事)。 図 1 は、実践科目 B を開始した平成18年 度から昨年度まで 8 年間のアンケート結果で ある。上述した 3 つの項目全てに対して、毎 年平均 4 点以上の高い評価を得ている。 過去 8 年間の平均は、「団体に役立ったか」 4.4点、 「社会力向上に役立ったか」4.4点、 「学 生の活動状況」4.3点と、いずれも高い評価 となっている。 図 1 年度別受入団体アンケート評価 ─ 193 ─ 筑波学院大学紀要10 2015 図 2 年度別学生アンケート(実践科目 A) 図 5 現在の OCP 推進体制 支援グループ職員で構成。 4 . 1 . 2 .「授業担当教員」の配置 実践科目 A: 6 名、実践科目 B: 6 名(実 践科目 A と共通)、実践科目 C: 4 名の担当 教員を配置。 図 3 年度別学生アンケート(実践科目 B) 4 . 1 . 3 .「社会力コーディネーター」の 配置 学生一人一人が興味や関心に応じた教育効 果の高い社会参加活動を行なうことができる よう、受入団体とのマッチング、フォロー アップ、学内外調整を専属で行う「社会力 コーディネーター」を配置。 4 . 1 . 4 .「OCP 学生スタッフ」の組織化 OCP のプログラム運営に、当事者である 図 4 年度別学生アンケート(実践科目 C) *平成 24年度以降は選択科目 5 の通りである。 学生が関わり、声が反映できるよう、「OCP 学生スタッフ」を組織化。OCP の授業協力、 学内広報、外部団体と連携した活動の企画・ 運営、OCP 学生アンケート実施、などを行っ ている。 4 . 1 .学内体制 4 . 1 . 1 .「OCP 推進委員会」の設置 4 . 2 .学外との連携 OCP を全学的な取組としてプログラム運 4 . 2 . 1 .「OCP アドバイザー会議」の 設置 営していくために、「OCP 推進委員会」を設 置。メンバーは、委員長、実践科目 A、B、 つくば市、受入団体、民間企業、教育機関、 C 担当教員、社会力コーディネーター、学生 地元新聞社、本学卒業生、等に OCP の外部 ─ 194 ─ 武田直樹・金久保紀子:筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム10年間のチャレンジ アドバイザーを依頼し、定期的に会議を実 いた時は、ほとんどの教員が科目担当者にな 施。平 成18年10月 か ら、こ れ まで に18回 実 るため、身を持っての OCP 理解には良かっ 施。 たが、毎年チーム編成を行うことは非常に難 しく、また、担任によりやり方も変わってく 4 . 2 . 2 .「つくば市との連携協定」の締結 るため、クラスによって濃淡が出てしまった OCP の活動を円滑に行うために、本学と ことは否めない。 つくば市は平成17年 5 月に「筑波学院大学と そこで、担当が固定制になってからは、 つくば市との連携に関する協定」を締結。こ チームとしての意思統一がじっくりとできる れを受け、つくば市の様々な部署と連携した ようになったため、実践科目 A・B の 2 年間 活動にも取組んでいる。 のみならず、実践科目 C までの 3 年間を通 したカリキュラム作りを、毎年の試行錯誤を 4 . 2 . 3 .「NPO 法人つくば市民活動推 進機構との連携協定」の締結 基に進めることができるようになった。ま た、担当教員との役割分担もしやすくなった NPO 法人つくば市民活動推進機構(通称: ため、合同説明会、活動開始前の受入団体と つくば EPO)は、つくば市を中心とした市 の三者面談、活動中のモニタリングや中間ふ 民活動団体を中間支援する目的で設立した りかえりなどのフォローアップ、最終ふりか 団体である。本学とつくば EPO は平成18年 えり、レポートの添削、学内報告会なども、 5 月に「筑波学院大学とつくば EPO との連 社会力コーディネーターのみならず、担当教 携に関する協定」を締結。これを受け、つく 員の強いイニシアチブの下、年間を通してス ば市内の様々な市民活動団体との連携が得や ムーズに行えるようになった。さらに、評価 すくなり、合同説明会への協力なども得てい 基準もかなり明確に設定したことで、担当教 る。 員による濃淡は随分となくなってきた。 二つ目の大きな変化は、平成22年度の改組 4 . 2 . 4 .「一般社団法人つくば青年会議 所との連携協定」の締結 に伴い、平成24年度から、OCP の集大成と も言える実践科目 C が選択科目になったこ 一般社団法人つくば青年会議所(通称:つ とである。これにより、当初 5 年間は、自ら くば JC)は、つくばの地域活性化や産業振 外部との関わりの中でプロジェクトの企画・ 興、また、地域リーダーの育成に取り組む団 立案を行い、実践する、PBL(Project Baced 体である。本学とつくば JC は平成26年 3 月 Learning)が全員に必須であったが、それを に「筑波学院大学とつくば青年会議所との連 受講したい学生だけが履修することとなり、 携に関する協定」を締結。これを受け、つく 履修生が一気に減少したことである。 ば JC の取り組む様々な地域貢献活動に学生 そのために、新たにカリキュラム改編を行 が参加している。 い、平成28年度の受講生からは、実践科目 C、インターンシップ、海外語学研修のいず OCP をより良い体制で行えるように、こ れかを必ず履修する選択必修科目として位置 の10年間での推進体制の変化について、表 3 付けたところである。 で比較して後述する。 三つ目の変化は、平成22年度の改組に伴 一つ目の大きな変化は、実践科目 A・B の い、学生や教員の専門性をより活かすための 科目担当者を、毎年変わる担任から固定制の 受入団体の開拓である。経営情報学部となっ 担当教員にしたことである。担任が担当して てからは、国際的な活動に興味を示す学生が ─ 195 ─ 筑波学院大学紀要10 2015 表 3 OCP 推進体制の変化 開始時 現在 OCP 推進委員会 (平成24年度から) 推進責任者 学部長が室長 担当教員の代表が委員長 (平成24年度から) 科目担当者 実践科目 A:担任 実践科目 A:担当教員 実践科目 B:担任 実践科目 B:担当教員(実践科目 A 実践科目 C:担当教員 9 名 と共通) (活動分野別) 実践科目 C:担当教員4名 (平成24年度から) プログラム内容 実践科目 A:1 年生必修科目 実践科目 A:1 年生必修科目 実践科目 B:2 年生必修科目 実践科目 B:2 年生必修科目 実践科目 C:3 年生必修科目 実践科目 C:3 年生選択科目 (平成24年度から)、3 年生選択必修 科目(平成28年度から) OCP アドバイザー 地域の企業・自治体・NPO・教育機 左記に加え、毎年2名ずつ卒業生に 関に依頼 依頼 社会力コーディネーターの人数 1 名 1 名(平成18年度:2 名、平成19年 度~ 20年度:3 名、現代 GP 取得に よる) 左記に加え、NPO 法人つくば市民活 連携協定の締結 つくば市(平成17年 5 月) 動推進機構(つくば EPO) (平成18 年 5 月、当時学長が代表理事を務め る)、一般社団法人つくば青年会議 所(平成26年 3 月) マスコミとの連携 特になし 常陽新聞に学生レポートを定期連載 開始(平成18年10月から) 地元 FM 局のラヂオつくばで、学生 がレギュラー番組を持ち、放送(平 成21年度から) OCP 学年報告会 地域の受入団体、OCP アドバイザー、左記に加え、保護者に案内 茨城県内及び近隣県の高校に案内 (平成25年度から) その他の連携 特になし 本学コミュニティカレッジ(公開講 座)の講師を受入団体の方にも依頼 学部・学科の改組 1 学部 2 学科(情報コミュニケ― 1 学部 1 学科(経営情報学部経営情 ション学部に情報メディア学科と国 報 学 科( ビ ジ ネ ス マ ネ ー ジ メ ン ト 際交流学科で構成) コース、ビジネスコミュニケーショ ンコース(平成27年度から)、メディ ア デ ザ イ ン コ ー ス、 情 報 シ ス テ ム コース)で構成)(平成22年度から) 推進名称 OCP 推進室 減り、一方で、情報や経営(マネジメント) 5 .マスメディアによる報道 に興味を示す学生がより増えたため、そのよ うな専門性を高められる団体を探したり、ふ 5 . 1 .地元マスメディアとの連携 りかえりの際には、それらの専門性との接続 5 . 1 . 1 .常陽新聞 について、より意識が高められるように工夫 OCP の活動を学内外に発信することを目 をしている。 的として、平成18年10月より、地元新聞社で ある常陽新聞と連携して、平成25年 8 月末ま でに毎月 2 回隔週で学生の活動レポートを ─ 196 ─ 武田直樹・金久保紀子:筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム10年間のチャレンジ 163回連載した。また、平成26年 2 月からの 電所事故の複合災害が発生した福島県いわき リニューアル後は、毎週の連載となり、平成 市、原子力発電所事故による多くの避難者を 26年10月13日現在で、37回連載し、開始から 受け入れた茨城県つくば市の 3 地域を拠点と 8 年に亘り、丁度200回の長期連載となった。 して、震災発生直後から、被災状況や被災者 これまでに、多数の学生の活動レポートが新 ニーズなどを見極め、現地のカウンターパー 聞に掲載されたのみならず、OCP 学生スタッ トと連携しながら、支援活動を行ってきた。 フの活動報告、OCP 学生スタッフと受入団 特に、大学の立地するつくば市への原発避 体との座談会、OCP に関する様々な情報な 難者の支援活動は、つくば市と連携を取りな ど、多様な視点から OCP についての報告や がら、長期的な視点で継続している。 発信を行うことができた。学生の活動が学内 外に広く報道されることで、学生のみなら 6 . 2 .つくば市北部竜巻災害 ず、受入団体、保護者のモチベーションアッ つくば市北部竜巻災害発生直後から、被災 プに大きな効果を挙げている。 状況や被災者ニーズなどを見極め、災害対策 本部や他の支援団体と連携しながら、がれき 5 . 1 . 2 .ラヂオつくば 撤去活動、チャリティーイベントの運営サ 地元 FM 局のラヂオつくばと連携し、平成 ポート、災害以降の商店街復興の変遷の映像 21年度より、 5 年間に亘り、学生が毎週のレ 記録制作などに関わることで、直接・間接的 ギュラー番組を持ち、番組制作・放送を行っ に支援活動を行ってきた。 ている。 7 .OCP に関する調査・研究活動 5 . 2 .他のマスメディアによる報道 朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新 OCP を実践するのみならず、OCP に関す 聞、東京新聞、日経新聞、茨城新聞、常陽新 る調査・研究活動を行い、それをまとめるこ 聞、常陽リビング、三陸新報、福島民友、福 とで、OCP のより良いプログラム作りや推 島民報、NHK、ACCS、茨城放送、ラヂオつ 進に寄与することを心掛けている。 くば、など、各種メディアが多数の OCP 活 こ れ ま で に、 以 下 の 6 本 の 論 文 と し て、 動を報道している。 様々な視点からまとめている。 6 .災害支援活動との連動 7 .1 .「筑波学院大学オフ・キャンパス・プ ログラムが災害支援に果たした成果と課題 平成23年 3 月11日に発生した東日本大震 ―東日本大震災とつくば市北部竜巻災害を事 災、 また、 平 成24年 5 月 6 日に 発 生 し た つ 例にして―」(武田直樹、筑波学院大学紀要 くば市北部竜巻災害に対して、緊急支援の 第 8 号、平成25年 3 月、pp.123 ~ pp.133) 初動時から、ボランティアのみならず、一部 7 .2 .「日本の大学教育におけるサービス OCP とも関連付けながら支援活動を行って ラーニングコーディネーターの現状と課題」 きた。 (武田直樹、筑波学院大学紀要第 6 号、平成 23年 3 月、pp.119 ~ pp.131) 6 . 1 .東日本大震災 7 .3 .「OCP 学生スタッフによる学生意識 東日本大震災以降、津波災害で甚大な被害 が発生した宮城県気仙沼市、津波と原子力発 調査報告―実践科目で学んだものとは―」 (金久保紀子・馬場裕・武田直樹、筑波学院 ─ 197 ─ 筑波学院大学紀要10 2015 大 学 紀 要 第 4 号、 平 成21年 3 月、pp.183 ~ 性本部)の目指す「地域コーディネーター」 pp.204) の養成のために、社会人インターンの受入先 7 .4 .「筑波学院大学オフ・キャンパス・プ となる。(平成26年度から) ログラムの成果と今後の課題―社会力コー http://shugyo.jp/coordinators ディネーターの視点から―」(武田直樹・西 8 .4 .内閣府「地域活性化システム論カリ 機真、筑波学院大学紀要第 3 号、平成20年 3 キュラム研究会」が社会力コーディネーター 月、pp.169 ~ pp.179) を講師として招聘(平成22年12月17日) 7 .5 .「筑波学院大学オフ・キャンパス・プ 8 .5 .「地域活性化システム論カリキュラム ログラムにおける社会力コーディネーターの 研究会報告書」(内閣府経済社会総合研究所、 試み」(西機真・武田直樹、筑波学院大学紀 平成24年 3 月)に参考事例として掲載(pp.117 要第 2 号、平成19年 3 月、pp.195 ~ pp.204) ~ pp.143) 7 .6 .「オフ・キャンパス・プログラム(Off www.esri.go.jp/jp/prj/hou/hou061/hou61.pdf Campus Program)のあらまし」(吉田眞澄・ 8 .6 .実践科目 C で内閣府「地域活性化シ 豊田一男・金久保紀子、筑波学院大学紀要第 ステム論」事業と連携して、内閣官房地域活 2 号、平成19年 3 月、pp.205 ~ pp.213) 性化統合室から講師を招聘(平成23年度、平 成24年度) 8 .各省庁の取組との連携 8 .7 .内閣府「地域活性化システム論の開 講成果事例」に参考事例として掲載 文部科学省では「学士力」育成、「地(知) http://www.chiiki-info.go.jp/local/system/ の拠点整備事業(大学 Center of Community localsystemH22jisseki.pdf 事業)」、経済産業省では「社会人基礎力」育 8 .8 .「人材力活性化プログラム」(総務省 成、「地域コーディネーター」養成、内閣府 「人材力活性化研究会」、平成23年 3 月)に参 や総務省では「地域活性化」、「地域人材の育 考事例として掲載(pp.6,11,54 ~ 55) 成」という視点から、大学と地域とが連携し h t t p : / / w w w. s o u m u . g o . j p / m a i n _ た人材育成に取り組んでいる。 content/000112143.pdf OCP の目標とする「社会力」育成、とい 8 .9 .「地域づくり人育成ハンドブック」 (総 う観点からも、これらの省庁の様々な施策とも 務省人材力活性化・連携交流室、平成25年 3 連携しながらプログラムの推進を図っている。 月)に参考事例として掲載(pp.118 ~ 119) h t t p : / / w w w. s o u m u . g o . j p / m a i n _ 8 .1 .文部科学省「平成18年度現代的教育 content/000249131.pdf ニーズ取組支援プログラム(現代 GP)/地 8 .10.総務省「域学連携」地域づくり人育 域活性化への貢献」に採択(平成18年度~平 成支援事業、当フォローアップ事業を 2 年連 成20年度) 続で受託 8 .2 .経済産業省「社会人基礎力育成グラ 8 .10.1 .地域人材を育成する研修事業を、 ンプリ(関東地区予選)」に学生が出場し 筑波学院大学、つくば市(担当:市民活動課)、 OCP での活動事例を発表、奨励賞受賞(平 NPO 法人つくば市民活動推進機構、つくば 成20、22、24、25年度) コミュニティ放送株式会社(ラヂオつくば) 8 .3 .経済産業省「小規模事業者等人材・ の産官学民とで実行委員会を作り応募し、全 支援人材育成事業」(中小サービス業中核人 国 5 グループの 1 つとして採択(平成24年10 材の育成支援事業)(事務局:(財)日本生産 月、助成額100万円)。首都圏では、筑波学院 ─ 198 ─ 武田直樹・金久保紀子:筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム10年間のチャレンジ 大学グループのみが採択。「つくば発!地域 ~ pp.143) 力コーディネーター養成講座」として、市民・ 学生向けに実施。本学 OCP 学生スタッフも 10 .OCP の成果 受講(平成25年 2 月)。 8 .10.2 .同フォローアップ講座を受託(助 10 . 1 .学内外ともに満足度の高いプログ ラム構築 成額50万円)。全国で、つくばグループと名 護グループのみが採択。市民・学生向けに実 3 .でデータ分析したように、毎年度実施 施し、本学学生も OCP での取組を発表(平 している受入団体アンケートと学生アンケー 成26年 2 月)。 トからは、受入団体、学生ともに、かなり 満足度の高い、大学と地域のお互いが Win- 9 .OCP に関する講演・執筆活動 Win のプログラム構築がなされていることが うかがえる。これは、学生が少しでも責任感 OCP の取り組みを少しでも知ってもらう を持ってより良い活動ができるように、多様 ために、講演や執筆活動などで、積極的に発 な選択肢から自ら団体選択ができること、ま 信することを心掛けている。 た、活動中の団体とのやり取りを含め、きめ 細かい受入団体と大学の「本気の」サポート 9 . 1 .講演 やフォローアップが上手くかみ合っているこ 日本学生支援機構「学生ボランティア活動 と、が大きな要因として考えられる。 支援・促進の集い」(平成20年12月)、筑波大 当初は、学生全員が 3 年間の必修科目とし 学「サービスラーニング研修会」(平成21年 て、地域との関係、学内合意を含めて、果た 3 月)、防災科学技術研究所「つくば市民レ して成り立つのか、という大きな懸念があっ ポーター編集会議設立記念シンポジウム」 (平 たが、地域と大学が一丸となって目標を共有 成21年 6 月)、関西国際大学「教育 GP 公開 することで、学生の満足度を高められるプロ フォーラム」 (平成21年 9 月)、松下政経塾「地 グラムとして創り上げることができたといえ 域活性化フォーラム in ひたちなか」(平成22 よう。 年 9 月)、内閣府「地域活性化システム論カ リキュラム研究会」(平成22年12月)、厚生労 10 . 2 .継続的なプロジェクト構築 働省・全国地域活動連絡協議会「指導者研修 「茨城県ドッジボール協会」で実践科目 B 会」(平成24年 9 月)、大学ボランティアセン として C 級公式審判員の資格を取り、全国 ター全国フォーラム実行委員会「第 7 回大学 の大会を同協会の主要スタッフとして飛び ボランティアセンター全国フォーラム2013」 回って活躍してきた一期生がいる。 3 年生に (平成25年 9 月)、他多数 なってからは、実践科目 C の自主企画とし て小学生向けのドッジボール大会を学園祭で 9 . 2 .執筆 開催するようになり、それが、今なお後輩た 「教育学術新聞」(私立大学協会、平成19年 ちに引き継がれ、毎年学園祭の主要イベント 9 月19日、26日、10月 3 日 )、「 ふ く し と 教 の一つとなるまでに至っている。 育(第11巻)」(日本福祉教育・ボランティア 学習学会、平成21年 9 月)、「地域活性化シス 10 . 3 .OCP 終了後も、受入団体で自主的 に活動を継続 テム論カリキュラム研究会報告書」(内閣府 経済社会総合研究所、平成24年 3 月、pp.117 OCP での活動で、団体との良好な関係づ ─ 199 ─ 筑波学院大学紀要10 2015 くりをきっかけにして、そのまま団体でボラ 浴びるようになったことは、大きな意味を ンティアスタッフやアルバイトスタッフとし 持っているといえよう。 て活動を継続する学生も毎年少なからず見受 けられる。また、中にはスポーツ、環境、ま 11 .今後に向けて ちづくり、障がい児支援、の受入団体に就職 した学生もおり、OCP がその後のキャリアの 11 . 1 .学生の社会力向上に関する評価 一環となるケースも出てくるようになった。 OCP は学生の社会力育成を目標としてい るため、その社会力が向上したかどうか、 「社 10 . 4 .災害時対応 会力診断テスト」を平成18年度から平成20年 OCP 開始後に発生した、東日本大震災と 度は行っていた。しかし、その後は行ってい つくば市北部竜巻災害の 2 つの大規模災害に ないため、評価項目の設定、実施体制などを決 対して、災害直後から一部を OCP の活動と め、行えるように検討していく必要があろう。 して、初動の緊急支援から動くことができ た。これは、日頃から OCP の活動を通して、 11 . 2 .プロジェクトの充実と卒業研究へ の発展 様々な組織と頻繁なやり取りがあったことが 大きいといえよう。 学生が自らの興味・関心に応じてプロジェ 特に原発事故による、福島県からつくば市 クトの立案・目標設定をし、目標に向かっ への避難者に対する支援活動では、本学が、 て一つのプロジェクトをやり遂げることで、 つくば市との強い連携の下、災害から 3 年半 様々なスキルを身に付け、大きな達成感を味 を経過した今でも、支援活動の拠点として機 わえるように、さらなるプロジェクトの充実 能し続けていることは、特筆すべき事である を図るためのフォローアップは不可欠となる。 と考えられる。 また、 1 年次から 3 年次までに取り組んで 大学が、日常的に社会関係資本(ソーシャ きた活動や社会課題をテーマとして、卒業研 ル キ ャ ピ タ ル ) の 一 員 と し て、 積 極 的 に 究としてより実践的・学問的に取り組み、纏 OCP を通して地域と良好な関係で関わり続 め上げることで、OCP での学びの積み重ね けていることが、緊急時のみならず、平常時 を学問として深められるように指導していく においても、常に地域課題に対して行動に移 ことも重要である。 せるフットワークの軽い体制にあることは、 11 . 3 .専門教育との連携 非常に重要なことであると考える。 学生の行った活動を通して、それがどのよ 10 . 5 .全国のモデルに うに自分の専門とする学問に結び付けていけ OCP は、全学生が必修科目として 3 年間 るのか、他の教員とも連携しながら、学びを (現在は最低 2 年間以上)地域で学ぶ、とい 深められるカリキュラムの連携はより重要と う先駆的でダイナミックな取組を全国に先駆 なってくる。 けて行ってきた。そのことから、 8 .と 9 . でも示したように、各省庁や大学の取組む、 11 . 4 .OCP を補完する学問の充実 大学と地域との連携を通した実践教育、地域 現在の OCP は、学生の社会参加活動を充 活性化の参考事例として取り上げられること 実させることに、重きを置かれがちである。 がある。一小規模大学の取組が、10年間で全 しかし、それだけではなく、社会貢献活動・ 国のモデルとして、少なからずフォーカスを 市民活動(NPO)組織やそのマネジメント ─ 200 ─ 武田直樹・金久保紀子:筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム10年間のチャレンジ などについての学問的な知識も、OCP 同様 11 . 8 .マナーの向上 に学生全員に並行して習得させることで、よ 受入団体からのアンケートを見ると、毎 り専門性を兼ね備えた次元での OCP として 年、学生のマナーに対する指摘が圧倒的な割 深化させていくことが重要であろう。 合を占めている。特に挨拶、報告・連絡・相 談、メールの書き方、など基本的なことが挙 11 . 5 .就職への接続 げられる。これまでも必要に応じて外部講師 OCP で徹底してプロジェクトの PDCA サ も招くなど、強化してきたことではあるが、 イクルの廻し方、また、企画立案能力、交渉 今後も粘り強く指導していく。 力、忍耐力、実践力、社会の在り方全般など また、受入団体とのやりとりも、メールの を身に付け、また、上述した学生の専門性な みならず、LINE などの SNS も使われるよう どともリンクさせていくことで、OCP によ になってきているため、情報リテラシーなど り身に付けた力を就職活動に活かせるように の科目とも連携しながら、指導していく必要 することは不可欠である。 があろう。 11 . 6 .卒業生との連携 11 . 9 .団体との活動の継続性 OCP を開始して、今年度で 7 回目の卒業 OCP では、学生が多様な受入団体の中か 生を社会に送り出すこととなる。その中で ら希望する団体を自ら選ぶことで、責任と動 も、OCP を肯定的に捉え、卒業していく学 機づけを高める工夫をしている。そのため、 生も少なくない。また、卒業後、国内外で政 その年の学生の意向によって、受入団体が少 府系組織・NPO 組織・教育機関・企業などで、 しずつ変わってくる。そのため、とても良い 社会貢献活動や人材育成に取り組む卒業生も 活動であっても、それが翌年必ずしも継続さ 増えてきている。 れるとは限らない。 そのような卒業生には、在校生のメンター その活動をより充実・発展させ、継続性を 的な存在として、OCP に取り組む学生の後 担保するために、教員が主導となった体制づ 押しをしてもらえるような役割を果たしても くりや協力してもらえる受入団体の絞り込み らえるように、連携していくことは、重要な も必要となってこよう。 ことである。 こ の よ う に、OCP は10年 が 経 過 し て も、 11 . 7 .動機づけの向上 さらなる進化のためにまだまだ解決すべき課 OCP は必修科目であるため、全学生が社 題は多い。一方で、本稿で述べてきたよう 会参加活動を行わなくてはならない。そのた に、全国に先駆けた取組として多くの成果を め、学生が学外に出る前に、社会参加活動を 出し、学内外では当たり前のプログラムに 行う意義やその楽しさを伝え、感じ取っても なってきている。 らうことで、活動に対する精神的なハードル 今後も、地道ではあるが、一つ一つ課題を を低くすることが非常に重要となる。その 1 解決しながら、この取り組みを地域の受入団 つとして、事前学習の充実が挙げられる。そ 体や卒業生、在学生と丁寧に相談・連携しな こで、上記のように、学外で活躍している がら、長期的に継続していくことが、OCP 様々な外部人材や卒業生に授業に関わっても のより良い発展に繋がるものと確信してやま らうことで、動機付けを図る工夫を行ってい ない。 くことは重要である。 ─ 201 ─ 筑波学院大学紀要10 2015 <参考データ> 表 4 実践科目受入団体リスト及び受入人数(平成 18年度~平成 25年度) 団体名 No. 1 2 3 4 活動地域 NPO 法人エイエスピー 古河 NPO 法人市民のための健康医療ネットワーク つくば NPO 法 人 ニ ッ ポ ン ・ ア ク テ ィ ブ ラ イ つくば フ ・ クラブ茨城 つくば自立生活センターほにゃら つくば (ほにゃらキッズ) NPO 法人にっこりの森 つくば NPO 法人来夢ハウス つくば つくばバリアフリー学習会 つくば やすらぎサロンつわ 土浦 NPO 法人生活支援ネットワークこもれび ひたちなか NPO 法人アニマルセラピー協会 阿見 つくば市社会福祉協議会 つくば おひさまサンサン生き生きまつり実行委員会 つくば NPO 法人自然生クラブ つくば 栃木つぼみの会 栃木 県南地域高齢者はつらつ百人委員会 つくば みもり園 つくば 筑波愛児園 つくば カフェ ミント つくば 平成18年度~ 25年度 受入実績 活動内容 1年生 2年生 3年生 0 2 0 デイサービスセンターでの障害者サポート 0 1 1 市民に健康・医療に関わる情報提供 1 0 0 お年寄りに対するイベント活動 0 2 2 障害児との遊び 11 0 21 17 0 0 11 4 17 0 0 3 0 0 8 1 7 7 1 2 1 0 14 1 6 0 6 0 0 0 0 2 0 0 1 0 2 0 6 0 3 2 つくば 19 0 0 20 茨城県立つくば特別支援学校 つくば 1 0 1 21 (有)泉町三丁目ヘルパーステーション 22 特別養護老人ホームヴィレッジかさま いわき 笠間 0 0 1 1 0 0 23 はっぴーデイサービスセンター つくば 9 0 0 石岡 水戸、他 0 2 0 0 1 0 障害児との遊び 自閉症を持つ青年との交流 障害者(児)との様々なイベント活動をサポート お年寄りとの交流 デイサービスセンターでの障害児(者)サポート 犬猫を利用したアニマルセラピー活動サポート 社会福祉活動全般 おひさまサンサン生き生きまつり運営サポート 障害者との芸術活動、農作業 糖尿病を持つ若者のキャンプサポート 高齢者へのパソコン指導、福祉施設訪問等 乗馬セラピー活動サポート 児童養護施設でのイベントサポート 障害者が運営しているカフェの運営サポート 第 8 回 WBUAP 盲人マッサージセミナー、障害者ス ポーツ運営のサポート 特別支援学校でのイベントサポート、養護教育での 視覚教材作成 デイサービスセンターでの高齢者サポート デイサービスセンターでの高齢者サポート デイサービスセンターでの高齢者サポート、ジャグ リングイベント デイサービスセンターでの高齢者サポート 盲導犬ユーザーや盲導犬との交流 第47回手をつなぐ育成会関東甲信越大会サイエンス ツアー運営サポート 障害児との遊び 5 6 7 8 9 10 11 医 療 12 13 14 ・ 15 福 祉 16 17 ・ 18 高齢者 19 筑波技術大学 24 特別養護老人ホームやさと 25 盲導犬ユーザーをサポートする会 26 茨城県手をつなぐ育成会 水戸 6 0 0 1 0 0 27 障害児親子サークルひまわり 下妻 NPO 法 人 動 物 愛 護 を 考 え る 茨 城 県 民 28 つくば ネットワーク(CAPIN) 29 NPO 法人つくば環境フォーラム つくば 土浦 30 NPO 法人宍塚の自然と歴史の会 31 株式会社里山建築研究所 つくば 32 NPO 法人アサザ基金 霞ヶ浦・北浦 33 つくばクリエイティブリサイクル つくば 34 リサイクルを推進する会 つくば 35 筑波山クリーンアップ大作戦実行委員会 つくば 環 境 36 つくば市環境都市推進課 つくば 37 つくば市シルバー人材センター つくば 38 株式会社つくばアイノ つくば 39 つくばスローマーケット実行委員会 つくば 40 つくば市きれいなまちづくり実行委員会 つくば 41 NPO 法人うしく里山の会 牛久 42 境町営・兎谷津へら鮒センター管理事務所 境町 43 わかもの NPO-Voice Of Tsukuba つくば 44 NPO 法人つくばアーバンガーデニング つくば 45 つくばセンター地区活性化協議会 つくば 46 株式会社カスミ つくば 47 NPO 法人茨城 NPO センター・コモンズ 水戸 48 NPO 法人つくば市民活動推進機構 つくば 49 NPO 法人“矢中の杜”の守り人 つくば 0 2 0 動物シェルターでの活動 34 83 0 0 0 8 77 5 0 0 1 8 1 1 0 90 15 17 1 0 0 21 31 5 4 11 26 43 2 0 0 0 0 0 0 2 50 21 15 0 2 0 3 11 0 0 0 13 0 0 1 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 5 1 ま ち 50 NPO 法人スマイル・ステーション づくり 51 市民ネットワークわくわくプロジェクト土浦 つくば 4 5 0 土浦 20 11 1 Tsukuba for 3.11 チームつくば 筑波大学フロンティアーズ 一般社団法人つくば青年会議所 つくば つくば つくば つくば 9 1 0 2 0 0 1 0 0 0 1 0 56 シャッターアート(潤徳女子高校) 北千住 0 1 0 森づくりボランティア 里山保全、農作業、外来魚の調査活動 茅葺屋根の古民家の土間、かまど作り、など 霞ヶ浦の環境保全活動 リサイクルショップ運営サポート リサイクルマーケットの運営サポート 筑波山の清掃登山 美化活動、及び環境フェスティバルの運営サポート 美化活動 有機農業に関する実践活動 つくばスローマーケットの運営サポート 不動峠きれいきれい大作戦運営サポート ジャパンバードフェスティバルの運営サポート ボランティア美化活動 社会活動に関わるイベント企画・実施 100本のクリスマスツリー、癒しの庭の運営サポート ランタンアートプロジェクトの運営サポート カスミの行う社会貢献活動のサポート 市民活動イベントのサポート、震災支援活動 市民活動に関するイベントのサポート 旧家「矢中邸」の再生活動 市民活動イベント(笑顔市、世界のつくばで盆踊り) のサポート 土浦活性化、キャンドル作りなどのイベント運営サ ポート 震災支援活動 震災支援活動 病院でのアート活動 ツール・ド・つくば、光の森等の地域貢献活動 商店街のシャッターに絵を描き地域活性を図るプロ ジェクト 52 53 54 55 ─ 202 ─ 武田直樹・金久保紀子:筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム10年間のチャレンジ No. 団体名 平成18年度~ 25年度 受入実績 活動内容 1年生 2年生 3年生 5 9 3 親子で楽しむイベントの運営サポート 活動地域 57 つくばこどもクラブ NPO 法人世界のこどもネット 子育てサークル「グローバルキッズ」 (財)ハーモニィセンター小貝川ポニー 59 牧場 60 NPO 法人青少年の自立を支える会シオン 61 つくほクラブ 62 NPO 法人茨城 YMCA 63 手代木乳幼児学級 64 茎崎乳乳幼児学級 65 大曽根児童館 66 つくば遊ぼう広場の会 67 自主保育コロボックル 68 おもちゃライブラリーさくらんぼ 69 こども工房バオバブ つくば 58 つくば 3 0 0 取手 0 29 2 阿見 つくば つくば つくば つくば つくば つくば つくば つくば つくば 5 0 23 1 1 2 16 14 13 33 4 2 10 0 0 0 43 0 13 12 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 70 常総100km 徒歩の旅運営協議会 取手 2 4 0 71 茨城県県南生涯学習センター 社 会 72 茨城県立中央青年の家 73 茨城県立児童センターこどもの城 教 育 つくば市教育委員会 74 (学校図書館運営サポート) ・ つくば市子育て支援室 75 (つくば市都市施設課との協働) 子 供 76 つくば市生涯学習課 77 かすみがうら市生涯学習課 78 取手市立ふじしろ図書館 79 茗渓学園高等学校 80 つくばボードゲーム愛好会 81 福島応援プロジェクト茨城 82 桜中学校創立50周年記念式典運営委員会 一中地区地域のふれあいを広める会青少 83 年部会 84 あしなが学生募金事務局 PTNA 下妻ステーション ピティナ・ピ 85 アノステップ下妻地区 86 はなのわ学童クラブ 87 田彦小学校区地域づくりの会青少年部会 88 NPO 法人笠間学童保育の会 89 とばのえっ子クラブ 「あっとおっともりもり夏休み」科学教 90 室ガラス細工! 91 NPO 法人リヴォルヴ学校教育研究所 92 NPO 法人つくばフットボールクラブ 93 NPO 法人 Dance Association Seeds 筑波大学ライフセービング部 94 (大竹サーフライフセービングクラブ) 95 NPO 法人アクティブつくば 96 セイラビリティ土浦 97 茨城ゴールデンゴールズ 98 株式会社デイトリック 99 茨城県ドッジボール協会 100 NPO 法人霞ヶ浦クラブ 101 NPO 法人ミラクルスポーツキングダム スポーツ ねんりんピック茨城2007 102 つくば市実行委員会 土浦 土浦 大洗 16 16 0 9 6 2 0 0 0 つくば 0 9 4 つくば 0 0 7 つくば かすみがうら 取手 つくば つくば つくば つくば 1 0 0 0 11 6 6 4 0 1 0 2 0 0 0 1 0 2 0 0 0 子ども・障害児との様々なイベント活動をサポート 子供や障害児とのリバーキャンプ、乗馬セラピーサ ポート フリースクールで子供との遊び、スポーツ、農作業 子供との遊び 子供や障害児との遊び、キャンプ活動 子供との遊び 子供との遊び 子供との遊び 子供との遊び わくわく祭りの運営サポート 子供とのおもちゃ遊び、修理 子供との遊び 子供たちが4泊5日で県南100km を歩くイベントの運 営サポート エンジョイサタデーの運営サポート 社会教育イベントの運営補助 社会教育イベントの運営補助 つくば市内中学校の図書室での本の整理、レイアウ ト等 つくば市内公園調査、及びつくば市子育て便利帳作 成サポート 子供の放課後の居場所づくり 国民文化祭運営サポート 本の貸し出しや返却のサポート レゴロボット製作授業のサポート ボードゲームを使った子供の放課後の居場所作り 福島の子ども達のキャンプサポート 桜中学校創立50周年記念式典の運営サポート ひたちなか 1 0 0 子供との遊び つくば 2 0 0 遺児学生らが企画したコースでのウォーキング活動 下妻 2 0 0 ピアノ教室での活動 ひたちなか ひたちなか 笠間 下妻 0 0 0 1 0 2 1 0 1 0 0 1 学童保育サポート 子ども達のサマーキャンプ運営サポート 学童保育サポート 子供の遠足サポート 流山 1 0 0 流山市生涯学習センターでの科学教室 つくば つくば つくば つくば (大竹海岸) つくば 土浦 つくば つくば 茨城県内 かすみがうら 牛久 0 5 3 5 12 22 0 0 0 フリースクールでの指導、視覚教材作成サポート サッカーの指導、サッカーイベントの運営補助 ダンスイベントの運営サポート 0 2 0 ライフセービング活動 0 12 2 0 3 0 11 41 30 29 1 11 7 5 8 0 0 0 1 0 0 様々なスポーツを楽しむ子供たちのサポート 障害者(児)のヨットクルーズサポート 茨城ゴールデンゴールズの運営サポート バスケットボール大会の運営サポート ドッジボール大会の運営サポート フットサルの運営サポート 子供へのスポーツ指導 つくば 3 20 0 103 ワールドフットサル実行委員会 104 つくば市スポーツ振興課 105 つちうらジュニアバトミントンクラブ 106 全日本女子選抜駅伝(日本学生陸上競技連合) 107 ツクバリアンズ 108 つくば市にプロサッカークラブをつくる会 109 久保田空手道場 110 茨城県サッカー協会女子委員会 111 守谷バスケットボールクラブ 112 (独)国際協力機構(JICA)筑波国際センター 113 アジア友情の会 国 際 114 希望の学校 115 タイ語勉強会 つくば 18 0 0 つくば 土浦 つくば つくば つくば 日立 水戸 守谷 つくば つくば つくば つくば 91 0 13 0 0 1 0 1 0 77 5 0 0 3 0 0 2 0 1 0 7 17 0 1 0 0 0 3 1 0 0 0 0 1 0 0 ─ 203 ─ ねんりんピック茨城2007の運営サポート つくばアクションワールドフットサル大会の運営サ ポート つくばマラソン運営サポート 子どもへのバトミントン指導 全日本女子選抜駅伝の運営サポート ラグビーイベントの運営補助 サッカーイベントの運営補助 子供への空手指導 全日本女子サッカー選手権大会の運営サポート バスケットボール大会の運営サポート 国際協力・国際交流イベントのサポート 東南アジアの子供に送る絵本作成 アフガニスタン女性のための学校支援活動 タイ語勉強会でのタイ語での話し相手 筑波学院大学紀要10 No. 国 際 女 性 文 化 情 報 ・ 科 学 ・ 学 術 学 内 2015 団体名 活動地域 116 日本語教授(つくば都市振興財団) つくば 117 日本語クラブ つくば 118 けやきの会 つくば 119 つくば市国際交流協会 つくば 120 コスモエコー つくば 121 国際交流センター in 龍ヶ崎 龍ヶ崎 122 会津若松市国際交流協会 会津若松 123 リバティーインターナショナルスクール つくば 124 NPO 法人ままとーん つくば 125 有限会社モーハウス つくば 水戸 126 水戸オセロプロジェクトいばらき推進委員会 127『桜田門外ノ変』映画化支援の会 水戸 128 つくば・まちかど音楽市場ネットワーク つくば 129 スマイルアップ推進委員会 つくば 130 吾妻まつり つくば 131 広浦にっぱち会(あんばまつり) 茨城町 132 北総太鼓 柏 133 梅ヶ香盆囃子保存会 いわき 134(社)土浦市観光協会 土浦 135 シネフォーラム土浦 土浦 136 祭英雄企画 つくば アートタウンつくば実行委員会 137 つくば (つくば市商工会議所) 138 まつりつくば(つくば市観光物産課) つくば 139 NPO 法人茨城県南生活者ネット 龍ヶ崎 140 つくばパソコンボランティアサークル つくば (財)つくば科学万博記念財団 141 つくば (つくばエキスポセンター) 142 つくばサイエンスツアーオフィス つくば つくば市産業振興課(ニューテクノロ 143 つくば ジー振興財団) 144(有)ウェルシステム つくば 145 roots つくば つくばコミュニティ放送株式会社 146 つくば (ラヂオつくば) 147 常陽新聞株式会社 つくば つくば 148 NPO 法人スマートコンジェルジュセンター つくばセグウェイプロジェクト 149 つくば (つくば市科学技術振興課) つくば市北条竜巻支援映像作成 150 つくば (つくば市 IT 戦略室) 151 株式会社クロノファクトリー つくば 152 牛久サイエンスフェスタ 牛久 153 テニス大会企画運営(テニス部有志) つくば 154 オープンキャンパス つくば 美術・デザイン・映像・アニメ・マンガ・ つくば 155 芸術学進学相談会 156 第30回日本国際観光学会 つくば 157 第二回全国高等学校情報教育研究大会 つくば つくば 158 ヴァーチャル・スタディ・マッププロジェクト 159 プログラム教育の講師 つくば 160 公開講座「コンピュータで絵手紙を作ろう」 つくば 161 パソコンボランティア つくば 162 日本科学教育学会 つくば 163 ロボカップ つくば 164 つくば科学フェスティバル(山野井先生) つくば 165 つくば科学フェスティバル(高藤先生) 166 高齢者施設のホームページ運営 計測自動制御学会 SI 部門 167 ロボット・セラピー部会 168 つくば短編映像コンペティション 169 福祉活動支援プロジェクト 170 KVA CUP 英語スピーチコンテスト 平成18年度~ 25年度 受入実績 1年生 2年生 3年生 0 2 0 10 2 0 2 0 1 11 9 0 1 0 0 1 0 0 2 0 0 4 13 0 26 7 0 0 8 1 2 2 0 11 18 7 5 18 11 0 6 2 0 29 16 0 2 2 0 1 1 1 0 0 0 0 2 0 0 13 1 0 0 活動内容 外国人への日本語教授サポート 外国人への日本語教授サポート 外国人への日本語教授サポート 国際協力・国際交流イベントのサポート 国際協力・国際交流イベントのサポート 国際協力・国際交流イベントのサポート 会津若松市国際交流協会版チョボラ運営サポート インターナショナルスクール運営サポート 育児サポート 授乳服イベントサポート 世界オセロ大会の運営サポート 東映映画「桜田門外ノ変」ロケ、イベントサポート つくばの街角で行う音楽イベントサポート ガマ娘・野口雨情を題材とした演劇・芸術活動 筑波学院大学のある吾妻地区のお祭り運営サポート 学生の住む地域の伝統的なお祭り運営サポート 学生の住む地域の伝統的なお祭り運営サポート 学生の住む地域の伝統的なお祭り運営サポート 土浦市観光協会ホームページ作成 地域活性化をテーマとした映画上映会 ソーランドラゴンショーの運営サポート 11 0 0 アートタウンつくばの運営サポート 9 24 0 3 14 8 7 2 0 まつりつくばの運営サポート インターネット TV 番組の製作サポート 高齢者へのパソコン指導サポート 0 24 0 科学教室運営サポート 0 6 0 サイエンスツアーバスの運営サポート 11 13 0 ロボット自立走行競技大会運営サポート 0 1 3 2 2 0 東京国際大野球部のホームページ作成サポート ラジオ番組作成 0 14 2 ラジオ番組作成 0 0 1 3 1 0 新聞取材、原稿作成 ブログでのつくばの地域情報発信 0 16 7 セグウェイでの実証実験 0 1 0 北条竜巻支援映像製作 0 1 0 6 1 0 13 31 0 0 0 1 動画販売システム、Web マーケティング 科学イベントサポート テニス大会の企画・運営 筑波学院大学のオープンキャンパス運営サポート 0 2 0 筑波学院大学が出展する進学相談会運営サポート 0 2 1 0 0 0 10 2 35 8 4 42 3 1 9 18 11 18 0 5 0 0 0 0 0 0 1 つくば 17 6 0 土浦 0 3 0 学会の運営サポート 学会の運営サポート つくば市と提携し、パソコン検索できる観光マップ作成 ゼミでの後輩へのプログラミング指導 公開講座「コンピュータで絵手紙を作ろう」の指導 お年寄りへのパソコン教室 学会の運営サポート 子供にレゴロボット作りを教える活動 つくば科学フェスティバルの運営サポート つくば科学フェスティバル、ものづくりフェアの運 営サポート 高齢者施設のホームページ運営サポート 東京 1 4 1 つくば つくば つくば 合 計 0 0 0 1,133 4 3 3 1,101 0 0 0 184 ─ 204 ─ 学会の運営サポート 市民応募による短編映像コンペコンペティション 様々な福祉施設での社会参加活動 市民向け英語スピーチコンテスト 総計 2,418 武田直樹・金久保紀子:筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム10年間のチャレンジ 表 5 年度別実践科目 B の受入団体からの評価 点 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平均 1 .今回の筑波学 5 16 32 22 29 25 13 29 26 院大生の社会活動 4.5 1 0 1 0 0 1 0 0 参加は貴団体に役 4 12 15 8 8 9 10 8 11 立ったと思います 3.5 0 0 0 0 0 0 0 1 か? 3 6 2 4 5 3 4 5 6 2.5 0 0 0 0 0 1 0 0 2 2 0 0 0 1 1 0 0 1.5 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 平均 4.2 4.6 4.5 4.6 4.5 4.1 4.6 4.4 4.4 2 .今回の筑波学 5 15 23 15 29 15 13 26 20 院大学生の社会活 4.5 0 0 0 0 0 0 0 0 動参加は学生の社 4 13 22 17 9 18 13 12 17 会力向上に役立っ 3.5 1 0 0 0 1 0 0 1 たと思いますか? 3 8 2 2 4 3 4 4 4 2.5 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 1 0 0 1 0 2 1.5 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 平均 4.2 4.4 4.3 4.6 4.3 4.2 4.5 4.3 4.4 28 19 24 19 13 26 22 3 .今回受入れた 5 13 1 0 0 1 0 0 0 学生の活動状況は 4.5 0 15 16 9 8 12 8 8 13 どうでしたか? 4 0 0 0 0 1 0 0 0 3.5 5 4 4 8 3 8 8 9 3 0 0 0 0 0 1 0 0 2.5 2 0 3 1 1 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 1.5 0 0 0 0 0 1 0 0 1 平均 4.1 4.5 4.3 4.3 4.4 4.0 4.4 4.3 4.3 表 6 学生アンケート結果(実践科目 A) 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 合計 楽しかったし、プラスにも 43.8% 61.0% 80.4% 58.1% 62.5% 52.1% 58.0% 58.2% なった (70名) (47名) (86名) (43人) (70人) (61名) (47名) (424名) 楽しくなかったが、プラス 21.9% 16.9% 5.6% 20.3% 25.0% 35.0% 30.9% 22.4% になった (35名) (13名) ( 6 名) (15人) (28人) (41名) (25名) (163名) 65.7% 77.9% 86.0% 78.4% 87.5% 85.1% 88.9% 80.6% 小計(プラスになった) (105名) (60名) (92名) (58人) (98人) (102名) (72名) (587名) 楽しかったが、プラスにな 14.4% 7.8% 8.4% 9.5% 7.1% 10.3% 6.2% 9.6% らなかった (23名) ( 6 名) ( 9 名) ( 7 人) ( 8 人) (12名) ( 5 名) (70名) 10.8% 5.4% 2.6% 3.7% 7.8% 楽しくなかったし、プラス 15.6% 9.1% 4.7% にもならなかった (25名) ( 7 名) ( 5 名) ( 8 人) ( 6 人) ( 3 名) ( 3 名) (57名) 30.0% 16.9% 13.1% 20.3% 12.5% 12.9% 9.9% 17.4% 小計(プラスにならなかった) (48名) (13名) (14名) (15人) (14人) (15名) ( 8 名) (127名) 4.4% 5.2% 0.9% 1.4% 1.8% 回答なし - - - ( 7 名) ( 4 名) ( 1 名) ( 1 名) (13名) 79.2% 71.3% 72.8% 66.7% 80.6% 75.0% 81.0% 75.6% 回収率 (160名) (77名) (107名) (74名) (112名) (117名) (81名) (728名) 202名 108名 147名 111名 139名 156名 100名 963名 活動学生数 (延230名)(延109名)(延152名)(延112名)(延142名)(延176名)(延100名)(延1,021名) なお、平成21年度は、質問項目を以下のように分類していたため、それに従い表記する。 とても楽しかった まあ楽しかった 小計(楽しかった) あまり楽しくなかった まったく楽しくなかった 小計(楽しくなかった) 回答なし 回収率 活動学生数 平成21年度(実践科目 A) 27.6%(24名)とてもプラスになった 43.7%(38名)まあプラスになった 71.3%(62名)小計(プラスになった) 18.4%(16名)あまりプラスにならなかった 6.9%( 6 名)まったくプラスにならなかった 25.3%(22名)小計(プラスにならなかった) 3.4%( 3 名)回答なし 77.7%(87名) 112名 ─ 205 ─ 29.9%(26名) 46.0%(40名) 75.9%(66名) 16.1%(14名) 6.9%( 6 名) 23.0%(20名) 1.1%( 1 名) 筑波学院大学紀要10 2015 表 7 学生アンケート結果(実践科目 B) 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 合計 楽しかったし、プラスにも 56.1% 71.2% 71.4% 74.2% 67.2% 67.4% 66.6% 67.5% なった (55名) (84名) (65名) (46人) (41人) (64名) (64名) (419名) 楽しくなかったが、プラス 13.3% 11.0% 13.2% 17.7% 13.1% 17.9% 15.6% 14.3% になった (13名) (13名) (12名) (11人) ( 8 人) (17名) (15名) (89名) 69.4% 82.2% 84.6% 91.9% 80.3% 85.3% 82.2% 81.8% 小計(プラスになった) (68名) (97名) (77名) (57人) (49人) (81名) (79名) (508名) 楽しかったが、プラスにな 9.2% 7.6% 7.7% 1.6% 9.8% 6.3% 13.5% 8.2% らなかった ( 9 名) ( 9 名) ( 7 名) ( 1 人) ( 6 人) ( 6 名) (13名) (51名) 4.8% 9.8% 4.2% 4.2% 7.7% 楽しくなかったし、プラス 18.4% 5.9% 6.6% にもならなかった (18名) ( 7 名) ( 6 名) ( 3 人) ( 6 人) ( 4 名) ( 4 名) (48名) 27.6% 13.5% 14.3% 6.4% 19.6% 10.7% 17.7% 15.9% 小計(プラスにならなかった) (27名) (16名) (13名) ( 4 人) (12人) (10名) (17名) (99名) 3.1% 4.2% 1.1% 1.6% 4.2% 2.3% 回答なし - - ( 3 名) ( 5 名) ( 1 名) ( 1 名) ( 4 名) (14名) 52.4% 60.5% 82.0% 54.9% 67.0% 74.2% 64.0% 63.7% 回収率 (98名) (118名) (91名) (62名) (61名) (95名) (96名) (621名) 187名 195名 111名 113名 91名 128名 150名 975名 活動学生数 (延188名) (延112名) (延95名) (延981名) なお、平成21年度は、質問項目を以下のように分類していたため、それに従い表記する。 とても楽しかった まあ楽しかった 小計(楽しかった) あまり楽しくなかった まったく楽しくなかった 小計(楽しくなかった) 回答なし 回収率 活動学生数 平成21年度(実践科目 B) 30.5%(32名)とてもプラスになった 41.9%(44名) 51.4%(54名)まあプラスになった 47.6%(50名) 81.9%(86名)小計(プラスになった) 89.5%(94名) 16.2%(17名)あまりプラスにならなかった 3.8%( 4 名) 1.0%( 1 名)まったくプラスにならなかった 3.8%( 4 名) 17.1%(18名)小計(プラスにならなかった) 7.6%( 8 名) 1.0%( 1 名)回答なし 2.9%( 3 名) 87.5%(105名) 120名 表 8 学生アンケート結果(実践科目 C) 平成19年度 平成20年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 56.3% 70.1% 64.1% 70.0% 50.0% 80.0% 楽しかったし、プラスにもなった (58名) (68名) (50人) (35人) ( 2 名) ( 8 名) 22.3% 8.2% 24.4% 16.0% 50.0% 20.0% 楽しくなかったが、プラスになった (23名) (8名) (19人) ( 8 人) ( 2 名) ( 2 名) 78.6% 78.3% 88.5% 86.0% 100.0% 100.0% 小計(プラスになった) (81名) (76名) (69人) (43人) ( 4 名) (10名) 13.6% 9.3% 5.1% 10.0% 楽しかったが、プラスにならなかった - - (14名) ( 9 名) ( 4 人) ( 5 人) 楽しくなかったし、プラスにもならな 5.8% 9.3% 3.8% 2.0% - - かった ( 6 名) ( 9 名) ( 3 人) ( 1 人) 19.4% 18.6% 8.9% 12.0% 小計(プラスにならなかった) - - (20名) (18名) ( 7 人) ( 6 人) 3.8% 2.0% 5.8% 9.3% - - 回答なし ( 6 名) ( 9 名) ( 3 人) ( 1 人) 57.9% 55.1% 53.8% 45.5% 40.0% 83.3% 回収率 (103名) (97名) (78名) (50名) ( 4 名) (10名) 活動学生数 178名 176名 145名 110名 10名 12名 合計 58.2% (221名) 22.4% (62名) 80.6% (283名) 9.6% (32名) 7.8% (19名) 17.4% (51名) 7.8% (19名) 54.2% (342名) 631名 なお、平成21年度は、質問項目を以下のように分類していたため、それに従い表記する。 とても楽しかった まあ楽しかった 小計(楽しかった) あまり楽しくなかった まったく楽しくなかった 小計(楽しくなかった) 回答なし 回収率 活動学生数 平成21年度(実践科目 C) 22.6%(19名)とてもプラスになった 58.3%(49名)まあプラスになった 81.0%(68名)小計(プラスになった) 8.3%( 7 名)あまりプラスにならなかった 10.7%( 9 名)まったくプラスにならなかった 19.0%(16名)小計(プラスにならなかった) - 回答なし 71.8%(84名) 117名 ─ 206 ─ 35.7%(30名) 48.8%(41名) 84.5%(71名) 13.1%(11名) 2.4%( 2 名) 15.5%(13名) - 武田直樹・金久保紀子:筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム10年間のチャレンジ 参考文献 3 )「筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラ 1 )「筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム ムの成果と今後の課題-社会力コーディネー が災害支援に果たした成果と課題-東日本大 ターの視点から-」(武田直樹・西機真、筑波 震災とつくば市北部竜巻災害を事例にして-」 学院大学紀要第 3 号、平成20年 3 月、pp.169 ~ pp.179) (武田直樹、筑波学院大学紀要第 8 号、平成25 4 )「筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム 年 3 月、pp.123 ~ pp.133) 2 )「OCP 学生スタッフによる学生意識調査報告 における社会力コーディネーターの試み」(西 -実践科目で学んだものとは-」 (金久保紀子・ 機真・武田直樹、筑波学院大学紀要第 2 号、 馬場裕・武田直樹、筑波学院大学紀要第 4 号、 平成19年 3 月、pp.195 ~ pp.204) 平成21年 3 月、pp.183 ~ pp.204) ─ 207 ─
© Copyright 2024 ExpyDoc