当日のセッション資料[PDF:10.3MB]

毎日使える新機能 - その1
ユーザインタフェースと環境設定
[スタート]タブ
• 常に表示されたままに
– STARTMODE変数でオン/オフ
レイアウトタブとステータスバー
• ドラッグ&ドロップでより簡単に操作
– 移動やコピーの際に自動スクロール
• ウィンドウ幅に合わせて自動的に折り返し
リボン
•
リボン プレビューの表示制御(システム変数 GALLERYVIEW)
– スタイル管理(寸法、文字、表、マルチ引出線)
オン (GALLERYVIEW = 1)
オフ (GALLERYVIEW = 0)
– ブロック挿入
オン (GALLERYVIEW = 1)
オフ (GALLERYVIEW = 0)
グラフィックスの強化
• プレビュー表示の高速化
– 多数のオブジェクト選択時のパフォーマンス向上
AutoCAD 2015
AutoCAD 2016
グラフィックスの強化
• 線の太さ(実線)と曲線(円、円弧、楕円、楕円弧)の外観
AutoCAD 2016
AutoCAD 2015
グラフィックスの強化
• [高品質ジオメトリ]
– 円や円弧など曲線を滑らかに
– 画面操作時のREGENが不要に
– DirectX 11 に対応したハードウェアが必要
システム変数モニタ
• システム変数の不用意な変更に
–
–
–
–
SYSVARMONITORコマンド
変数の状態をモニタ
簡単に値をリセット
設定値の変更時に通知
作図機能の改善、強化
閉じたポリラインへの中心スナップ
• 新しい[図芯]オブジェクトスナップ
プレビュー表示の拡張
• より多くのコマンドでより見やすいプレビューが表示さ
れるように
BLENDコマンド
STRETCHコマンド
ERASEコマンド
ROTATEコマンド
SCALEコマンド
選択オブジェクトのハイライト表示色
• 選択オブジェクトの表示色をカスタマイズ
新しい作成オプション
• 矩形状:対角2点を指示して作成
• ポリゴン状:頂点を支持して作成
雲マークの編集が容易に
• グリップによる編集
– 形状変更が簡単に
• [修正]オプションでセグメントを追加
寸法記入をより手早く、より簡単に
長さ
平行
直列
並列
角度
半径
弧長
直径
DIM[寸法記入]コマンドでは上記の寸法タイプすべてをオプションにより記入できます。
コマンド実行後、寸法記入のためのオブジェクトを選択するか、寸法の起点をOSNAPで指示します。
寸法記入をより手早く、より簡単に
• DIM[寸法記入]コマンドの大幅な改善・強化
寸法記入をより手早く、より簡単に
• DIMコマンドの大幅な改善・強化
– オプションによる寸法の配置調整
• 寸法値の折り返し
– 寸法値のマルチテキスト幅を調整
外部参照の画層の表示をコントロール
• 外部参照画層への優先プロパティ
– 外部参照図面内のByLayerではないオブジェクトを
ByLayerであるかのように処理
– 新しいXREFOVERRIDE変数
• 0が既定値ですが、1に設定すると上記の動作に
PDF出力
手軽にPDFを出力するためのプリセット
• 4つのプリセットから手軽に選択
PDF 作成と利便性の向上
• より速く、より小さく、よりスマートに
• ハイパーリンクの維持
• 文字の検索
イチから学ぶ Desktop Subscription
いままでの製品運用形態
アプリ
データ
ライセンス
クラウド サービスの形態 ~ データ
アプリ
データ
ライセンス
データ
クラウド サービスの形態
~ ライセンス & データ
アプリ
データ
データ
ライセンス
クラウド サービスの形態
~ 純粋クラウド サービス
データ
アプリ
ライセンス
アジェンダ - ご紹介する内容
• オートデスク製品の代表的なライセンス形態
• AutoCAD/LT Desktop Subscription 製品
• 運用開始までの流れ
• 運用開始後の流れ
スタンドアロン ライセンスの考え方
~ 永久ライセンス
• 販売店、または Autodesk ストアから製品を購入
• クライアント コンピュータに AutoCAD をインストール
• AutoCAD ライセンスをアクティベーション(スタンド
アロンの場合)
• クライアントコンピュータ上でAutoCADを恒久的に運用
従業員、およびオンサイトの
構内で働いている請負業者
ネットワーク ライセンスの考え方
~ 永久ライセンス
……
AutoCAD
AutoCAD
AutoCAD
AutoCAD
AutoCAD
AutoCAD
用語の整理 ~ 運用時の役割
従業員、およびオンサイトの
構内で働いている請負業者
個人ユーザ
指名ユーザ
企業ユーザ
契約管理者
契約管理者
指名ユーザ
A360 サービス共通アカウント
• http://accounts.autodesk.com
• Autodesk ID
– すべての A360 サービスの認証が利用可能
– 登録するメール アドレスで「個人」を識別
クレジット カード情報等の入力項目はありません
同じメールアドレスで異なる Autodesk ID 登録不可
Autodesk ID、パスワードはご自身で決定
AutoCAD/LT Desktop Subscription製品
• 期間限定のスタンドアロン ライセンス
– 選択可能な期間:1ヶ月、3ヶ月、1年、2年、3年
•
•
•
•
•
既存の永久スタンドアロン ライセンスと CAD 機能は同一
定期的なライセンス認証のためインターネット接続が必須
オートデスク認定リセラーか Autodesk ストアで購入可能
契約期間内はシート毎に 25GB の A360 ストレージを利用可
契約期間内は指名ユーザ毎に 100クラウド クレジットを提供
運用開始までの流れ
1. オートデスク認定リセラー、または Autodesk ストアから購入
– 契約管理者となる方の電子メール アドレスを入力
– 電子メール アドレスで登録された Autodesk ID の有無をチェック
2. オートデスク アカウントにサインイン
3. 指名ユーザ(利用者)を登録
– 製品使用権(アセス権)を付与
4. 製品インストーラをダウンロード
5. 製品をインストール
– メールで案内されたシリアル番号を利用
6. 製品を起動
– オンライン アクティベーションを実施
– 指名ユーザ情報を入力 >> 指名ユーザ認証をオンラインで実施
1.製品購入後にメール通知が届く
• メールアドレスに合致する Autodesk ID が …..
ない:Autodesk ID を作成して通知
ある:準備完了のメールを通知
契約管理者
2.Autodesk アカウントにサインイン
• https://accounts.autodesk.com/
契約管理者
3.指名ユーザ(利用者)を登録
契約管理者
• ユーザ毎、または、一括登録(メールアドレス)
入力されたメール アドレスを使った
Autodesk ID を用意することが前提
3.指名ユーザ(利用者)を登録
~製品使用権(アセス権)を付与
契約管理者
3.指名ユーザにメール通知が届く
入力されたメール アドレスを使った
Autodesk ID を用意することが前提
指名ユーザ
4.製品インストーラをダウンロード
指名ユーザ
5.製品をインストール
提供されたシリアル番号を入力
指名ユーザ
6.製品を初回起動
指名ユーザ
インターネット接続がないと未認証となり製品を起動することが出来ません
3.契約管理者にアクティベーションの
メール通知が届く
契約管理者
スタンドアロン ライセンスの考え方 ~
Desktop Subscription
30日経過
運用開始後の流れ
1. 有効期限切れ14日前に製品内でメッセージを表示
2. インターネットに接続してユーザ認証
3. 以後、30日毎に契約満了日まで1.~2. を繰り返す
3月27日以降14日毎から30日毎に変更されています
Desktop Subscription 利用時のご注意
• インターネット接続が必要なのは初回起動時と30日毎の
認証時
• 30日毎の認証時はキャッシュで自動認証
• 次回認証時までオフラインでの運用が可能
• オンライン ライセンス転送ユーティリティは未サポート
毎日使える新機能 - その2
スマート
リアリティ コンピューティング
•
継続した機能向上
– 平面での切断
点群毎の表示オン/オフも
– 2D 線分の展開
– コーナー検出/スナップ
– エッジ検出/スナップ
– 面の認識
– ダイナミック UCS
– 点群への透過性
– 64 ビットでハードウェア アクセラレーションが有効な場合のみサポート
スマート
新しいレンダリング エンジン
• NVIDIA mental ray®→オートデスク製 RapidRT へ
– レンダリング演算時間指定による品質指定
– よりシンプルなレンダリング設定
AutoCAD 2016
AutoCAD 2015
スマート
新しいレンダリング エンジン
• IBL(Image Based Lighting)の導入
– 光源を全周囲背景画像から取得
プラザ
乾いた湖底
雪の原野
スマート
新しいレンダリング エンジン
12時間00分00秒(オーバーナイト品質)
1時間17分28秒(プレゼンテーション品質)
AutoCAD 2015
10分00秒(コーヒーブレイク品質)
AutoCAD 2016
※ 計測:8 コア 2 CPU(HT 32 コア) WS
接続性
BIM アンダーレイ
• Navisworks モデル(.nwd、.nwc)の挿入
– 64 ビットでハードウェア アクセラレーションが有効な場合のみ
サポート
– コーディネーションモデルで新しいデザインを評価
– 不透明度と色フェードによる表示表現の変更
接続性
BIM 360 Glue アドイン(英語)
• BIM 360 Glue とのシームレスな連携を実現
AutoCAD: BIM のパワーを拡張
• 2D と 3D でコンセプト デザイン アイデアを探求
• より精緻な図面作成と BIM 化への考察を提供
• ほとんどのオートデスク建設系ソフトウェアとの統合を
実現
AutoCAD を使うことで Autodesk Revit ベース製品へアイ
デアを共有する前にさまざまな 3D コンセプト デザインを探求
する強力な機能を提供します。
AutoCAD を使うことで現在お持ちのスキルと 2D 製図チー
ムの専門知識をフルに活用することができます。
クライアントやパートナーなど、DWG データを利用する
サプライヤーと明確にコミュニケーションできます。
必見 – すぐに使える生産性アップのコツ
初歩的なスキルの向上で
作図時間は、1/3 になる
• 作業時間短縮の『BIG5』
–
–
–
–
–
図記号(ブロック登録、ブロックの共有)
注釈(テキスト、寸法のスタイル設定)
表の作成
印刷設定(レイアウトのページ設定)
図枠ブロック(テンプレート、図枠ブロックの属性定義)
ダイナミックブロックのメリット
• 複数のブロックを統合
• 分解せずに編集可能
• 挿入、配置のルール付け
ダイナミックブロックを作るには?
• ブロックエディタ環境で
– 拘束、もしくはパラメータ(情報)とアクション(振る舞い)を追加
ブロックエディタでの作成手順
1. オブジェクト、構築ジオメトリの追加
– 必要に応じてオブジェクトを追加したり、構築ジオメトリに変換で
きます。
2. 基点パラメータの配置
– 挿入基点は基点パラメータで設定しましょう。
– 点パラメータ、位置合わせパラメータも挿入基点として循環選択で
きます。
3. 拘束、もしくはパラメータとアクションの付加
– 拘束により形状に条件を与えます。
– 情報と振る舞いを与えます。
4. ブロックテスト環境
– ダイナミックブロックの動作をテストします。
ダイナミックブロックのライブラリ作成例
幾何拘束とは
• オブジェクト間、オブジェクト上のキー ポイント間、さ
らにはオブジェクトと座標系との間に幾何的な関係を確
立し維持
– 2 本の線を常に平行に
– 2 つの円を常に同心円に
– 長方形の一辺を常に水平に
幾何拘束とは
• オブジェクト間、オブジェクト上のキー ポイント間、さ
らにはオブジェクトと座標系との間に幾何的な関係を確
立し維持
– 2 本の線を常に平行に
– 2 つの円を常に同心円に
– 長方形の一辺を常に水平に
幾何拘束とは
• オブジェクト間、オブジェクト上のキー ポイント間、さ
らにはオブジェクトと座標系との間に幾何的な関係を確
立し維持
– 2 本の線を常に平行に
– 2 つの円を常に同心円に
– 長方形の一辺を常に水平に
AUTOCONSTRAIN(自動拘束)コマンド
• オブジェクトに対して自動的に幾何拘束を適用
– 8種類の幾何拘束を自動的に
– 拘束作業の始めに使用
• [拘束設定]ダイアログ>[自動拘束]タブ
– 自動適用する拘束の種類、および優先度
– 距離と角度に対する許容差の設定
– 正接、直交における交点の共有
幾何拘束の追加、削除
• GEOMCONSTRAINT(幾何拘束)コマンド
– 12種類の幾何拘束を手動で付加
• DELCONSTRAINT(拘束削除)コマンド
– 選択オブジェクトから幾何および寸法拘束をすべて削除
– 幾何拘束を個別に削除するには、拘束バーを右クリック
寸法拘束とは
• 距離、角度、径などの要素間の寸法的な相関関係を定義
– 寸法拘束の作成によりパラメータが作成
• 任意のユーザパラメータも作成可能
• 関連式によるコントロール
• 通常の寸法記入と同様の操作で拘束を作成
– 長さ寸法(水平、垂直)、平行寸法
– 半径寸法、直径寸法
– 角度寸法
• 寸法位置の指定後に値を入力
– オブジェクトを駆動する寸法
拘束パラメータ作業におけるヒント
•
最初に幾何拘束を適用して設計の形状を決め、次に寸法拘束を適用して、
設計内のオブジェクトのサイズを決めます。
•
複雑な形状に寸法拘束を追加する場合は、始めに細部の形状の寸法を追
加して、最後に全体のサイズの寸法を追加します。
•
[拘束の状態]の表示のほかに未拘束部分を確認するには、グリップを移
動させます。既存の拘束に適合した移動しか行なえないので、拘束がど
のように追加されているのか、また、どの部分が未拘束なのかを確認で
きます。
•
線分、円、円弧、ポリライン、スプライン、楕円、これらの図形タイプ
のほか、ブロック、外部参照、文字、マルチテキスト、属性、表の挿入
点、および点オブジェクトも拘束点として利用可能です。
寸法付きのダイナミックブロック
異尺度対応オブジェクト
• 異尺度対応のオブジェクト
– 文字、寸法、マルチ引出線、ハッチング
– ブロック定義、属性定義
• 異尺度対応スタイル
– テンプレートに各スタイルの[異尺度対応]をオンに設定
異尺度対応オブジェクト
• オブジェクトが異尺度対応の場合
– 現在の注釈尺度が、オブジェクトのモデル サイズを決定
• (用紙上のサイズ x 注釈尺度 = モデル上のサイズ)
• モデル空間でのオブジェクトの拡大を計算が不要に
• 三角スケールを模ったアイコン
• オブジェクトのプロパティ表示
– 異尺度対応尺度
– 用紙(レイアウト)上のサイズ
– モデル空間でのサイズ
異尺度対応注釈の設定
• 異尺度対応にすべきもの、すべきでないもの
– 記号として使用するものは異尺度対応に
• 尺度が変更されたときにサイズが変わってほしいもの
– 適切な階層でコントロール
• 上位の階層で異尺度対応に設定できる場合は、上位階層で設定
– 寸法スタイル内の矢印ブロック、文字スタイル
– ブロック内の属性定義
尺度リストのカスタマイズ
• 図面内の尺度リストを編集
– 尺度の追加、削除、並べ替え
– よく使う尺度リストはテンプレートに保存
• 注釈尺度だけでなく、尺度リストはさまざまな場所で使用
ツールのプロパティ
• ツールを右クリック→プロパティ
– 配置時に適用するルールを設定
– 画層、回転角度、etc.
– Design Centerとの違い
ツールパレットの書き出し/読み込み
• ツールパレットの書き出し/読み込み
– CUSTOMIZE[パレットをカスタマイズ]コマンド
– xtpファイルにより、タブを書き出し/読み込み
• パレットグループもxpgファイルとして書き出し/読み込みが可能
– 読み込み先のツールパレットは独立したパレットです。
• 書き出し元と同期しているわけではありません。
ツールパレットの共有
• [オプション]ダイアログの[ファイル]タブ
– [ツールパレットファイルの場所]
• atc(ツールカタログ)ファイルの格納場所
• 共有ネットワーク上に設定
– それぞれ異なるAutoCADでツールパレットを共有
– atcファイルを読み取り専用に設定することで、ツールパレット
の内容を保護
• 読み取り専用を示す鍵のアイコンが表示
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