PDF形式 - 東京都の統計

予 測 結 果 の 概 要
1
昼間人口の推移
(1) 東京都
東京都の昼間人口は、平成 22(2010)年の 1557 万6千人から増加し、平成 32(2020)
年に 1573 万7千人でピークに達する。その後減少に転じ、平成 47(2035)年には 1501 万
4千人になる見込みである。
(図1、統計表1)
(2) 区部
区部の昼間人口は、平成 22(2010)年の 1171 万2千人から増加し、平成 32(2020)年
に 1186 万5千人でピークに達する。その後減少に転じ、平成 47(2035)年には 1140 万5
千人になる見込みである。
(図1、統計表1)
(3) 多摩・島しょ
多摩・島しょの昼間人口は、平成 22(2010)年の 386 万5千人から増加し、平成 27(2015)
年に 389 万6千人でピークに達する。その後減少に転じ、平成 47(2035)年には 360 万8
千人になる見込みである。
(図1、統計表1)
図1 東京都、区部及び多摩・島しょの昼間人口の推移
1800
万人
予測値
東京都
区部
1600
1,557.6 1,573.5 1,573.7 1,560.1
1,537.7
多摩・島しょ
1400
1200
1000
800
1,020.0
1,266.9
1,336.0 1,349.4
1,399.8
1,175.2
1,004.0
897.1
1,095.8
1,044.7 1,072.5 1,061.3
1,501.4
1,466.7 1,497.8
1,448.3 1,457.2
1,183.9 1,186.5
1,178.7 1,164.8
1,140.5
1,171.2
1,128.8 1,119.1 1,112.5 1,128.5
600
400
200
0
122.9
昭和35*
171.2
40*
222.2
45*
263.4
50*
288.0
303.9
319.6
338.0
55*
60*
平成2*
7*
注)平成 22 年までの値は、国勢調査結果に基づく。
354.2 369.3
12*
17*
389.6
387.2
381.4
372.9
27
32
37
42
360.8
386.5
22*
47年
2
昼夜間人口比率の推移
(1) 東京都
東京都の昼夜間人口比率は、平成 22(2010)年の 118.4 から低下して、平成 47(2035)
年には 116.7 になる見込みである。
(図2、統計表2)
(2) 区部
区部の昼夜間人口比率は、
平成 22(2010)年の 130.9 から低下傾向で推移し、平成 47(2035)
年には 127.1 になる見込みである。
(図2、統計表2)
(3) 多摩・島しょ
多摩・島しょの昼夜間人口比率は、平成 22(2010)年の 91.7 から上昇傾向で推移し、平
成 47(2035)年には 92.6 になる見込みである。
(図2、統計表2)
図2 東京都、区部及び多摩・島しょの昼夜間人口比率の推移
予測値
150
東京都
区部
140
多摩・島しょ
139.4
130
141.0
137.5
135.1
131.3
129.2
128.6
128.0
127.8
127.1
117.4
117.2
116.9
116.9
116.7
91.9
92.0
92.2
92.4
92.6
27
32
37
42
47年
130.9
127.3
120
124.2
108.0
112.9
110
100
118.2
105.3
108.1
114.6
123.1
116.4
124.2
80
昭和35*
120.6
118.4
111.1
90
89.4
122.0
118.4
86.6
86.5
87.2
40*
45*
50*
88.3
87.5
87.2
55*
60*
平成2*
89.0
7*
90.2
90.9
91.7
12*
17*
22*
注)平成 22 年までの値は、国勢調査結果に基づく。
(4) 都心部
区部のうちセンター・コア・エリア※の昼夜間人口比率は、平成 22(2010)年の 228.0
から低下傾向で推移し、平成 47(2035)年には 203.9 になる見込みである。
センター・コア・エリアのうち都心3区の昼夜間人口比率についても、平成 22(2010)
年の 616.3 から低下傾向で推移し、平成 47(2035)年には 496.3 になる見込みである。
(表1)
※ センター・コア・エリアとは、おおむね首都高速中央環状線の内側の地域を指す。
ここでは、『10 年後の東京~東京が変わる~』(平成 18 年 12 月策定)本文 17 頁を参考に、千代田区、中央区、
港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区、荒川区の 11 区とした。
表1 都心部の昼夜間人口比率の推移
平成22年*
(2010)
地 域
区 部
センター・コア・エリア
都心3区
千代田区
中央区
港区
センター・コア・エリア以外
130.9
228.0
616.3
1,738.8
493.6
432.0
93.6
平成27年
(2015)
129.2
217.0
554.5
1,533.6
424.4
400.9
94.3
平成32年
(2020)
128.6
213.2
535.6
1,495.2
402.2
391.5
94.5
平成37年
(2025)
128.0
209.3
520.5
1,466.5
383.9
383.7
94.8
平成42年
(2030)
127.8
207.2
510.6
1,446.2
374.3
378.6
95.0
平成47年
(2035)
127.1
203.9
496.3
1,410.1
363.1
370.3
95.2
注)平成22年値は、国勢調査の結果に基づき算出した値である。
(5) 区市町村別(島部を除く)
東京都内の区部(23 区)及び多摩(26 市4町村)の区市町村別昼夜間人口比率をみると、
平成 22(2010)年に昼夜間人口比率が 100 を超えるのは 15 区市町で、そのうち区部は 12
区、多摩では2市1町となっている。一方、昼夜間人口比率が 100 を下回るのは 38 区市町
村となっている。
平成 47(2035)年に昼夜間人口比率が 100 を超えるのは 17 区市町となり、そのうち区部
は 12 区、多摩では3市2町となる見込みである。一方、昼夜間人口比率が 100 を下回るの
は 36 区市町村となる見込みである。
図3 区市町村別昼夜間人口比率の推移
-平成 22(2010)年*-
注)平成 22 年の内容は、国勢調査結果に基づく。なお、島部は除く。
(図3、統計表2)
-平成 47(2035)年-
3
昼間就業者及び昼間通学者の推移
(1) 昼間就業者数及び昼間通学者数
東京都の昼間就業者数は、平成 22(2010)年の 817 万4千人から平成 47(2035)年には
737 万8千人となり、減少傾向で推移する見込みである。
(表2)
表2 昼間就業者数の推移
地
域
東京都
区部
多摩・島しょ
平成22年*
(2010)
平成27年
(2015)
平成32年
(2020)
平成37年
(2025)
平成42年
(2030)
8,174,194
6,641,419
1,532,775
8,093,397
6,589,132
1,504,265
7,988,664
6,531,254
1,457,410
7,834,701
6,425,736
1,408,965
7,659,947
6,310,684
1,349,263
(単位 人)
平成47年
(2035)
7,378,257
6,109,224
1,269,033
注)平成22年値は、国勢調査結果に基づく。
東京都の昼間通学者数は、平成 22(2010)年の 177 万5千人から、平成 47(2035)年に
は 137 万9千人となり、減少傾向で推移する見込みである。
(表3)
表3 昼間通学者数の推移
地
域
東京都
区部
多摩・島しょ
平成22年*
(2010)
平成27年
(2015)
平成32年
(2020)
平成37年
(2025)
平成42年
(2030)
1,775,247
1,187,041
588,206
1,701,204
1,140,584
560,620
1,660,453
1,114,554
545,899
1,526,821
1,030,516
496,305
1,451,258
974,398
476,860
注)平成22年値は、国勢調査結果に基づく。
(単位 人)
平成47年
(2035)
1,378,853
925,630
453,223
(2) 通勤・通学による移動者数
都内に常住している通勤・通学による移動者数について、平成 22(2010)年から平成
32(2020)年までの推移をみると、各区市町村における自区市町村内で通勤・通学する者は、
平成 22(2010)年の 334 万4千人から増加して、平成 32(2020)年に 360 万9千人になる
見込みである。
各区市町村における都内の他区市町村に通勤・通学する者は、平成 22(2010)年の 321
万6千人から減少して、平成 32(2020)年に 295 万8千人になる見込みである。都外へ通
勤・通学する者は、平成 22(2010)年の 47 万4千人から減少して、平成 32(2020)年に
42 万6千人になる見込みである。
また、都外に常住していて都内へ通勤・通学する者は、平成 22(2010)年の 289 万1千
人から減少して、平成 32(2020)年に 273 万2千人になる見込みである。
(図4、表4~6)
図4 通勤・通学による移動者数の推移
-平成 22(2010)年*-
都外から流入する通勤・通
学者 2,891,112 人
-平成 32(2020)年-
都外へ流出する通勤・通
学者 474,387 人
都外から流入する通勤・通
学者 2,731,911 人
都内他区市町村へ通勤・通
学者 3,216,024 人
自区市町村内の通勤・通学者
(除自宅就業)3,343,827 人
都外へ流出する通勤・通
学者 426,128 人
都内他区市町村へ通勤・通
学者 2,957,596 人
自区市町村内の通勤・通学者
(除自宅就業)3,609,155 人
注1) 平成 22 年値は、国勢調査結果に基づく。なお、不詳分は「自区市町村内の通勤・通学者」に含めている。
注2) 平成 22 年値には、15 歳未満の通勤者は含まれていない。
注3) 地図上に島部の地図は掲載されていないが、地図上にある数値には島部の値が含まれている。
注4)島部は、町村ごとの地域を一括して一つの地域として取り扱っている。
表4 通勤・通学による移動者数(平成 22(2010)年*)
区分
総数
通勤者
通学者
総数
9,925,350
8,079,255
1,846,095
合計
7,034,238
5,514,127
1,520,111
(単位 人)
東京都に常住
都外に常住
都内他区市町
自区市町村内で
都外へ通勤・ 都外からの通
村へ通勤・通
通勤・通学
通学
勤・通学
学
3,343,827
2,303,310
1,040,517
3,216,024
2,807,278
408,746
474,387
403,539
70,848
2,891,112
2,565,128
325,984
注1)平成22年値は、国勢調査結果に基づく。不詳分は表中の「自区市町村内で通勤・通学」に含めている。
注2)15歳未満の通勤者は含まない。
注3)島部は、町村ごとの地域を一括して一つの地域として取り扱っている。
表5 通勤・通学による移動者数(平成 27(2015)年)
(単位 人)
区分
総数
総数
通勤者
通学者
東京都に常住
都外に常住
都内他区市町
自区市町村内で
都外へ通勤・ 都外からの通
村へ通勤・通
勤・通学
通勤・通学
通学
学
合計
9,837,228
8,070,123
1,767,105
7,050,789
5,586,859
1,463,930
3,555,949
2,538,139
1,017,810
3,042,811
2,662,592
380,219
452,029
386,128
65,901
2,786,439
2,483,264
303,175
注)島部は、町村ごとの地域を一括して一つの地域として取り扱っている。
表6 通勤・通学による移動者数(平成 32(2020)年)
(単位 人)
区分
総数
総数
通勤者
通学者
東京都に常住
都外に常住
自区市町村内で 都内他区市町
都外へ通勤・ 都外からの通
通勤・通学(自宅 村へ通勤・通
通学
勤・通学
就業者を除く)
学
合計
9,724,790
8,001,718
1,723,072
6,992,879
5,557,833
1,435,046
3,609,155
2,598,068
1,011,087
2,957,596
2,596,256
361,340
426,128
363,509
62,619
2,731,911
2,443,885
288,026
注)島部は、町村ごとの地域を一括して一つの地域として取り扱っている。
4
流入・流出人口の推移
(1) 東京都
東京都への流入人口は、平成 22(2010)年の 289 万1千人から減少傾向で推移し、平成
47(2035)年には 247 万5千人になる見込みである。
東京都への流入人口について、平成 32(2020)年までの通勤・通学別の動きをみると、東
京都へ流入する通勤者は、平成 22(2010)年の 256 万5千人から減少して、平成 32(2020)
年に 244 万4千人になる見込みである。また、東京都へ流入する通学者は、平成 22(2010)
年の 32 万6千人から減少して、平成 32(2020)年に 28 万8千人になる見込みである。
東京都からの流出人口は、平成 22(2010)年の 47 万 4 千人から減少傾向で推移し、平
成 47(2035)年には 33 万1千人になる見込みである。
東京都からの流出人口について、平成 32(2020)年までの通勤・通学別の動きをみると、
東京都から流出する通勤者は、
平成 22(2010)
年の 40 万4千人から減少して、
平成 32
(2020)
年に 36 万4千人になる見込みである。また、東京都から流出する通学者は、平成 22(2010)
年の7万1千人から減少して、平成 32(2020)年に6万3千人になる見込みである。
(表7、8)
表7 東京都への流入人口及び東京都からの流出人口の推移
(単位 人,%)
区分
平成22年*
(2010)
平成27年
(2015)
平成32年
(2020)
平成37年
(2025)
平成42年
(2030)
平成47年
(2035)
流入人口
流出人口
2,891,112
474,387
2,786,439
452,029
2,731,911
426,128
2,653,071
397,768
2,586,228
362,369
2,475,147
330,720
注)平成22年値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
平成22年~平成47年
までの増減率(%)
△ 14.4
△ 30.3
表8 通勤・通学別の東京都への流入人口及び東京都からの流出人口の推移
(単位 人,%)
平成22年*
(2010)
区分
流入人口
通勤者
通学者
流出人口
通勤者
通学者
平成27年
(2015)
平成32年
(2020)
2,786,439
2,483,264
303,175
452,029
386,128
65,901
2,891,112
2,565,128
325,984
474,387
403,539
70,848
平成22年~平成32年
までの増減率(%)
2,731,911
2,443,885
288,026
426,128
363,509
62,619
△ 5.5
△ 4.7
△ 11.6
△ 10.2
△ 9.9
△ 11.6
注)平成22年値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
東京都への流入人口における常住地別構成比をみると、平成 22(2010)年で周辺3県(埼
玉県、千葉県、神奈川県)からの流入人口が 94.6%を占めており、今後は平成 27(2015)
年に 94.7%、平成 32(2020)年も 94.7%と横ばいで推移する見込みである。
(表9)
表9 東京都への流入人口及び常住地別構成比の推移
(単位 人,%)
常住地
(流入元)
総 数
周辺3県
埼玉県
千葉県
神奈川県
その他道府県
平成22年*
(2010)
実数
平成27年
(2015)
構成比(%)
2,891,112
2,735,689
948,988
737,360
1,049,341
155,423
100.0
94.6
32.8
25.5
36.3
5.4
実数
平成32年
(2020)
構成比(%)
2,786,439
2,637,460
908,328
712,013
1,017,119
148,979
100.0
94.7
32.6
25.6
36.5
5.3
実数
構成比(%)
2,731,911
2,587,298
883,455
703,388
1,000,455
144,613
100.0
94.7
32.3
25.7
36.6
5.3
注)平成22年値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
東京都からの流出人口における従業地・通学地別構成比をみると、平成 22(2010)年で
周辺3県(埼玉県、千葉県、神奈川県)への流出人口が 94.4%を占めており、今後は平成
27(2015)年に 93.6%、平成 32(2020)年に 93.1%と減少傾向で推移する見込みである。
(表 10)
表 10
東京都からの流出人口及び従業地・通学地別構成比の推移
(単位 人,%)
従業地・通学地
(流出先)
総 数
周辺3県
埼玉県
千葉県
神奈川県
その他道府県
平成22年*
(2010)
実数
474,387
447,646
137,790
80,875
228,981
26,741
平成27年
(2015)
構成比(%)
100.0
94.4
29.0
17.0
48.3
5.6
実数
452,029
423,011
148,900
87,736
186,375
29,018
平成32年
(2020)
構成比(%)
100.0
93.6
32.9
19.4
41.2
6.4
実数
426,128
396,848
144,147
84,274
168,427
29,280
構成比(%)
100.0
93.1
33.8
19.8
39.5
6.9
注)平成22年値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
東京都の流入超過人口(流入人口から流出人口を差し引いた数)について、基準年であ
る平成 22(2010)年を境目に、過去 10 年と将来 10 年後までをみると、
総数では平成 12(2000)
年の 265 万人から今後平成 32(2020)年の 230 万6千人まで減少傾向で推移する見込みであ
る。そのうち通勤者は、平成 12(2000)年の 234 万9千人から平成 32(2020)年の 208 万人に
減少し、通学者は、平成 12(2000)年の 30 万1千人から平成 32(2020)年の 22 万5千人に減
少する見込みである。
(表 11、図5)
表 11 東京都の流入超過人口の推移
(単位 人)
区 分
総 数
通 勤 者
通 学 者
平成12年*
(2000)
平成17年*
(2005)
平成22年*
(2010)
平成27年
(2015)
平成32年
(2020)
2,649,646
2,348,818
300,828
2,561,794
2,289,767
272,027
2,416,725
2,161,589
255,136
2,334,410
2,097,136
237,274
2,305,783
2,080,376
225,407
注)平成22年までの値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
図5 東京都の流入人口及び流出人口の推移
350
万人
予測値
314.5
305.1
300
289.1
278.6
273.2
250
流入人口
流
入
超
過
人
口
200
150
流出人口
100
50
49.5
0
平成12*
48.9
47.4
45.2
17*
22*
27
42.6
32年
注)平成22年までの値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
(2) 区部及び多摩・島しょ
区部への流入人口は、平成 22(2010)年の 316 万9千人から減少傾向で推移し、平成 47
(2035)年には 272 万2千人になる見込みである。
区部への流入人口について、平成 32(2020)年までの通勤・通学別の動きをみると、区部
へ流入する通勤者は、平成 22(2010)年の 285 万3千人から減少して、平成 32(2020)年
に 272 万6千人になる見込みである。また、区部へ流入する通学者は、平成 22(2010)年
の 31 万6千人から減少し、平成 32(2020)年には 27 万9千人になる見込みである。
区部からの流出人口は、平成 22(2010)年の 40 万4千人から減少傾向で推移し、平成
47(2035)年には 28 万9千人になる見込みである。
区部からの流出人口について、平成 32(2020)年までの通勤・通学別の動きをみると、区
部から流出する通勤者は、平成 22(2010)年の 32 万4千人から減少して、平成 32(2020)年
には 29 万4千人になる見込みである。また、区部から流出する通学者は、平成 22(2010)
年の8万人から減少して、平成 32(2020)年には7万1千人になる見込みである。
(表 12、13)
表 12
区部への流入人口及び区部からの流出人口の推移
(単位 人,%)
区分
平成22年*
(2010)
平成27年
(2015)
平成32年
(2020)
平成37年
(2025)
平成42年
(2030)
平成47年
(2035)
流入人口
流出人口
3,169,416
403,594
3,061,116
385,322
3,005,539
364,601
2,918,711
341,974
2,844,102
313,374
2,722,336
289,290
平成22年~平成47年
までの増減率(%)
△ 14.1
△ 28.3
注)平成22年値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
表 13
通勤・通学別の区部への流入人口及び区部からの流出人口の推移
(単位 人,%)
平成22年*
(2010)
区分
流入人口
通勤者
通学者
流出人口
通勤者
通学者
3,169,416
2,853,224
316,192
403,594
323,843
79,751
平成27年
(2015)
平成32年
(2020)
3,061,116
2,767,009
294,107
385,322
311,127
74,195
平成22年~平成32年
までの増減率(%)
3,005,539
2,726,084
279,455
364,601
294,085
70,516
△ 5.2
△ 4.5
△ 11.6
△ 9.7
△ 9.2
△ 11.6
注)平成22年値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
多摩・島しょへの流入人口は、平成 22(2010)年の 36 万8千人から減少傾向で推移し、
平成 47(2035)年には 28 万9千人になる見込みである。
多摩・島しょへの流入人口について、平成 32(2020)年までの通勤・通学別の動きをみる
と、多摩・島しょへ流入する通勤者は、平成 22(2010)年の 26 万5千人から減少して、
平成 32(2020)年には 24 万2千人になる見込みである。また、多摩・島しょへ流入する
通学者は、平成 22(2010)年の 10 万3千人から減少して、平成 32(2020)年には9万1
千人になる見込みである。
多摩・島しょからの流出人口は、平成 22(2010)年の 71 万7千人から減少傾向で推移
し、平成 47(2035)年には 57 万8千人になる見込みである。
多摩・島しょからの流出人口について、平成 32(2020)年までの通勤・通学別の動きをみ
ると、多摩・島しょから流出する通勤者は、平成 22(2010)年の 63 万3千人から減少して、
平成 32(2020)年には 59 万3千人になる見込みである。また、多摩・島しょから流出する
通学者は、平成 22(2010)年の8万5千人から減少して、平成 32(2020)年には7万5千人に
なる見込みである。
表 14
(表 14、15)
多摩・島しょへの流入人口及び多摩・島しょからの流出人口の推移
(単位 人,%)
平成22年*
(2010)
区分
流入人口
流出人口
368,171
717,268
平成27年
(2015)
347,019
688,403
平成32年
(2020)
平成37年
(2025)
333,017
668,172
平成42年
(2030)
322,879
644,313
309,077
615,946
平成47年
(2035)
平成22年~平成47年
までの増減率(%)
289,266
577,885
△ 21.4
△ 19.4
注)平成22年値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
表 15
通勤・通学別の多摩・島しょへの流入人口及び多摩・島しょからの流出人口
(単位 人,%)
区分
流入人口
通勤者
通学者
流出人口
通勤者
通学者
平成22年*
(2010)
368,171
264,744
103,427
717,268
632,536
84,732
平成27年
(2015)
347,019
250,812
96,207
688,403
609,558
78,845
平成32年
(2020)
平成22年~平成32年
までの増減率(%)
333,017
241,589
91,428
668,172
593,212
74,960
注)平成22年値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
△ 9.5
△ 8.7
△ 11.6
△ 6.8
△ 6.2
△ 11.5
区部に対する都外(他道府県)及び都内のうち多摩・島しょからの流入人口についてみ
ると、平成 22(2010)年は、都外からの流入は 262 万6千人で、都内のうち多摩・島しょ
からの流入は 54 万3千人となっている。今後は、平成 32(2020)年にかけて、都外、都内
のうち多摩・島しょからも流入は減少する見込みである。
多摩・島しょに対する都外(他道府県)及び都内のうち区部からの流入人口についてみ
ると、平成 22(2010)年は、都外からの流入は 26 万5千人で、都内のうち区部からの流
入は 10 万4千人となっている。今後は、平成 32(2020)年にかけて、区部と同様に、都外、
都内のうち区部からも流入は減少する見込みである。
表 16
(表 16)
区部及び多摩・島しょへの流入人口における地域別の推移
(単位 人,%)
区部への流入
常住地
(流入元)
平成22年*
(2010)
総 数
東京都内
区部
多摩・島しょ
他道府県
周辺3県
その他道府県
平成27年
(2015)
多摩・島しょへの流入
平成32年
(2020)
平成22年~平成32年 平成22年*
までの増減率(%)
(2010)
3,169,416 3,061,116 3,005,539
542,974 525,292 514,262
-
-
-
542,974 525,292 514,262
2,626,442 2,535,824 2,491,277
2,487,884 2,402,734 2,361,828
138,558 133,090 129,449
△ 5.2
△ 5.3
-
△ 5.3
△ 5.1
△ 5.1
△ 6.6
368,171
103,501
103,501
-
264,670
247,805
16,865
平成27年
(2015)
347,019
96,404
96,404
-
250,615
234,726
15,889
平成32年
(2020)
平成22年~平成32年
までの増減率(%)
333,017
92,383
92,383
-
240,634
225,470
15,164
△ 9.5
△ 10.7
△ 10.7
-
△ 9.1
△ 9.0
△ 10.1
注)平成22年値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
区部から都外(他道府県)及び都内のうち多摩・島しょへの流出人口についてみると、
平成 22(2010)年は、都外への流出は 30 万人で、都内のうち多摩・島しょへの流出は 10
万4千人となっている。今後は、平成 32(2020)年にかけて、都外、都内のうち多摩・島し
ょへも流出は減少する見込みである。
多摩・島しょから都外(他道府県)及び都内のうち区部への流出人口についてみると、
平成 22(2010)年は、都外への流出は 17 万4千人で、都内のうち区部への流出は 54 万3
千人となっている。今後は、平成 32(2020)年にかけて、区部と同様に、都外、都内のうち
区部へも流出は減少する見込みである。
表 17
(表 17)
区部及び多摩・島しょからの流出人口における地域別の推移
(単位 人,%)
従業地・通学地
(流出先)
総 数
東京都内
区部
多摩・島しょ
他道府県
周辺3県
その他道府県
区部からの流出
平成22年*
(2010)
403,594
103,501
-
103,501
300,093
282,202
17,891
平成27年
(2015)
385,322
96,404
-
96,404
288,918
268,918
20,000
平成32年
(2020)
364,601
92,383
-
92,383
272,218
251,932
20,286
注)平成22年値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
多摩・島しょからの流出
平成22年~平成32年 平成22年*
までの増減率(%)
(2010)
△ 9.7
△ 10.7
-
△ 10.7
△ 9.3
△ 10.7
13.4
717,268
542,974
542,974
-
174,294
165,444
8,850
平成27年
(2015)
688,403
525,292
525,292
-
163,111
154,093
9,018
平成32年
(2020)
668,172
514,262
514,262
-
153,910
144,916
8,994
平成22年~平成32年
までの増減率(%)
△ 6.8
△ 5.3
△ 5.3
-
△ 11.7
△ 12.4
1.6
(3) 区市町村別(島部を除く)
区市町村別(島部を除く)の流入人口、流出人口、流入超過人口の多い順をそれぞれみ
ると、平成 22(2010)年の流入人口が多い区市町村は、区部では千代田区、港区、中央区、
新宿区、渋谷区の順で、多摩では八王子市、町田市、立川市、府中市、武蔵野市の順とな
り、平成 32(2020)年も順位は変わらない見込みである。
平成 22(2010)年の流出人口が多い区市町村は、区部では世田谷区、練馬区、大田区、
江戸川区、杉並区の順で、多摩では八王子市、町田市、府中市、調布市、西東京市の順と
なり、平成 32(2020)年も順位は変わらない見込みである。
平成 22(2010)年の流入超過人口が多い区市町村は、区部では流入人口と同じく千代田
区、港区、中央区、新宿区、渋谷区の順で、多摩では立川市、武蔵野市、瑞穂町、檜原村、
奥多摩町の順となる。平成 32(2020)年は、区部の順位は変わらないが、多摩では立川市、
武蔵野市、瑞穂町、多摩市、日の出町の順になる見込みである。
(表 18)
表 18 流入人口、流出人口及び流入超過人口の多い区市町村(島部を除く)
(単位 人)
流入人口
地域
区部
多摩
順位
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
平成22年*
(2010)
千代田区 782,559
港区
724,402
中央区
517,968
新宿区
494,842
渋谷区
366,773
八王子市 123,221
町田市
81,132
立川市
73,307
府中市
64,374
武蔵野市
61,104
平成32年
(2020)
千代田区 766,373
港区
700,125
中央区
490,312
新宿区
458,297
渋谷区
349,966
八王子市 107,528
町田市
75,109
立川市
67,396
府中市
61,755
武蔵野市
56,060
流出人口
平成22年*
(2010)
世田谷区 244,236
練馬区
204,330
大田区
179,827
江戸川区 178,896
杉並区
166,208
八王子市 125,233
町田市
119,544
府中市
73,501
調布市
72,215
西東京市
65,796
平成32年
(2020)
世田谷区 223,917
練馬区
192,581
大田区
169,221
江戸川区 162,727
杉並区
158,547
八王子市 112,865
町田市
110,027
府中市
70,828
調布市
68,956
西東京市
60,690
注1)平成22年値は、国勢調査結果に基づき、15歳未満の通勤者は含まない。
注2)流入超過人口は、流入人口から流出人口を差し引いた人口である。流入超過人口の順位にはマイナスになる場合も含まれる。
流入超過人口
平成22年*
平成32年
(2010)
(2020)
千代田区
772,131 千代田区 754,799
港区
681,031 港区
651,566
中央区
483,164 中央区
446,562
新宿区
423,808 新宿区
393,832
渋谷区
316,194 渋谷区
304,123
立川市
23,583 立川市
23,757
武蔵野市
14,533 武蔵野市
11,982
瑞穂町
2,775 瑞穂町
2,466
檜原村
△ 261 多摩市
916
奥多摩町
日の出町
△ 298
130
5
昼間人口増減の寄与度
昼間人口の増減について、常住(夜間)人口要因と流入超過人口要因に分解し、寄与度を計
算した。
東京都の変動要因別寄与度をみると、昭和 50 年から平成7年までは流入超過人口要因が昼
間人口の増加に大きく寄与しており、平成7年から平成 22 年までは常住(夜間)人口要因が
昼間人口の増加に大きく寄与している。
今後は、平成 32 年まで常住(夜間)人口要因が昼間人口の増加に寄与すると見込まれるが、
平成 32 年以降はどちらの要因も昼間人口の減少に寄与することが見込まれる。(図6、表 19)
図6 東京都の昼間人口の増減率と変動要因別寄与度
%
6
予測値
流入超過人口
5
常住(夜間)人口
4
昼間人口増減率
3
2
1
0
-1
-2
-3
昭和50-55*
55-60*
昭和60-平成2*
2-7*
12-17*
7-12*
17-22*
22-27
27-32
32-37
37-42
注)平成22年までの値は、国勢調査結果に基づく。
表 19 東京都の昼間人口の増減率と変動要因別寄与度
(単位 %)
年次
昭和50年-55年*
55年-60年*
昭和60年-平成2年*
2年-7年*
7年-12年*
12年-17年*
17年-22年*
22年-27年
27年-32年
32年-37年
37年-42年
42年-47年
昼間人口
増減率
1.01
3.73
3.47
0.61
0.65
2.12
4.00
1.02
0.01
△ 0.87
△ 1.43
△ 2.36
注)平成22年までの値は、国勢調査結果に基づく。
常住(夜間)
人口
寄与度
△ 0.57
1.65
△ 0.41
△ 0.19
1.94
2.72
4.96
1.55
0.20
△ 0.55
△ 1.23
△ 1.85
流入超過
人口
寄与度
△
△
△
△
△
△
△
△
1.58
2.09
3.88
0.80
1.28
0.60
0.97
0.53
0.18
0.32
0.20
0.52
42-47年
区部の変動要因別寄与度をみると、昭和 50-55 年は常住(夜間)人口要因が区部の昼間人
口の減少に大きく寄与しており、昭和 55 年から平成2年までは流入超過人口要因が区部の昼
間人口の増加に大きく寄与している。平成2-7年は常住(夜間)人口要因が区部の昼間人口
の減少に大きく寄与しており、平成7-12 年は流入超過人口要因が区部の昼間人口の減少に大
きく寄与している。平成 12 年から平成 22 年までは、東京都と同様に、常住(夜間)人口要因
が昼間人口の増加に大きく寄与している。
今後は、平成 32 年まで常住(夜間)人口要因が昼間人口の増加に寄与することが見込まれ
るが、平成 32 年以降はどちらの要因も昼間人口の減少に寄与することが見込まれる。
(図7、表 20)
図7 区部の昼間人口の増減率と変動要因別寄与度
%
6
予測値
流入超過人口
5
常住(夜間)人口
4
昼間人口増減率
3
2
1
0
-1
-2
-3
昭和50-55*
55-60*
昭和60-平成2*
2-7*
7-12*
12-17*
17-22*
22-27
27-32
32-37
37-42
注)平成22年までの値は、国勢調査結果に基づく。
表 20 区部の昼間人口の増減率と変動要因別寄与度
(単位 %)
年次
昭和50年-55年*
55年-60年*
昭和60年-平成2年*
2年-7年*
7年-12年*
12年-17年*
17年-22年*
22年-27年
27年-32年
32年-37年
37年-42年
42年-47年
昼間人口
増減率
△ 1.04
3.25
3.01
△ 0.86
△ 0.59
1.43
3.78
1.09
0.22
△ 0.66
△ 1.18
△ 2.08
注)平成22年までの値は、国勢調査結果に基づく。
常住(夜間)
人口
寄与度
△ 2.89
0.10
△ 2.26
△ 1.45
1.40
2.33
5.26
1.86
0.51
△ 0.12
△ 0.79
△ 1.24
流入超過
人口
寄与度
△
△
△
△
△
△
△
△
1.85
3.15
5.27
0.60
1.99
0.90
1.48
0.77
0.29
0.54
0.39
0.84
42-47年
多摩・島しょの変動要因別寄与度をみると、昭和 50 年から平成 22 年まで常住(夜間)人口要因
は昼間人口の増加に大きく寄与している。
今後は、常住(夜間)人口要因が昼間人口の増減率に対して、平成 27 年まで増加に寄与し、そ
(図8、表 21)
れ以降は減少に寄与することが見込まれる。
図8 多摩・島しょの昼間人口の増減率と変動要因別寄与度
%
10
流入超過人口
予測値
常住(夜間)人口
8
昼間人口増減率
6
4
2
0
-2
-4
昭和50-55*
55-60*
昭和60-平成2*
2-7*
7-12*
12-17*
17-22*
22-27
27-32
32-37
37-42
注)平成22年までの値は、国勢調査結果に基づく。
表 21
多摩・島しょの昼間人口の増減率と変動要因別寄与度
(単位 %)
年次
昼間人口
増減率
昭和50年-55年*
55年-60年*
昭和60年-平成2年*
2年-7年*
7年-12年*
12年-17年*
17年-22年*
22年-27年
27年-32年
32年-37年
37年-42年
42年-47年
△
△
△
△
常住(夜間)
人口
寄与度
9.35
5.52
5.13
5.79
4.77
4.27
4.65
0.81
0.61
1.51
2.22
3.25
注)平成22年までの値は、国勢調査結果に基づく。
△
△
△
△
8.88
7.36
6.25
4.28
3.71
3.92
4.06
0.61
0.77
1.86
2.60
3.74
流入超過
人口
寄与度
0.47
△ 1.83
△ 1.12
1.50
1.07
0.35
0.59
0.20
0.16
0.35
0.38
0.49
42-47年