長野原町役場新庁舎建設基本計画(概要版) 第1章 目的 現本庁舎は老朽化が著しく、建て替えが急務となっており、本計画は新庁舎建設のた めの基本的な事項を定めることを目的とします。 第5章 新庁舎の建設位置と規模等 1 新庁舎建設位置 基本方針を踏まえ、住民総合センターの建設予定地でもある、次の敷地に建設を行う こととします。 第2章 現在の役場庁舎 【位置図】 【敷地図】 現本庁舎は昭和4年に建設されて以来、行政需要の多様化に対応するために増築等を 【現況写真】 国土交通省 利根水系砂防 長野原出張所 県 長野原地区合同庁舎(約1km) 重ね、現在に至っていますが、以下の課題があります。 JR長野原草津口駅(約500m) (1)耐震性の不足による防災拠点機能への不安 建設地 (2)老朽化の進行による安全性の低下 (3)窓口の狭あい化・分散化による行政サービスの低下 (4)バリアフリー化の限界 (5)町民が交流できる公共空間の不足 アクセス動線 (予定) 久々戸交差点 建設地 敷地面積 約13,000㎡ (有効平場 約10,700㎡) 下水処理 センター 写真撮影方向 2 新庁舎の規模算定 平成27年度の職員数81名(臨時職員含む)、議員数10名をもとに、総務省の基準 (6)高度情報化への対応の限界 により算定した数値を目安とした延床面積2,200㎡程度で計画します。 また、分散している次の役場機能も新庁舎へ集約します。 3 付帯施設 ・第二庁舎(ダム対策課、消防詰所、倉庫) 駐車場:露天 220台程度(来庁者30台、公用車40台、住民総合センター150台) ・公民館(上下水道課) 庁舎付属棟:消防詰所、倉庫、車庫 ・山村開発センター(教育委員会) 住民総合センター:1,180㎡程度 第3章 新庁舎建設の必要性 現庁舎は多くの課題を抱えており、現在の狭あいな敷地における応急措置的な対応で は、根本的な解決は困難なため、新たな敷地に新庁舎を建設する必要性があります。 220㎡程度 第6章 新庁舎の配置計画(以下は、主な内容を抜粋) ・日照、道路との接続性を考慮して配置します。 ・庁舎と住民総合センターは別棟とし、連携を考慮して接続します。 ・建物、駐車場、各室は、各種動線を考慮して配置します。 第4章 新庁舎建設の基本方針 ・各室は、業務の特性と来庁者の利便性に配慮し、機能的に配置します。 新庁舎の基本方針として、基本的な視点と基本的な考え方は次のとおりです。 1 基本的な視点 第7章 事業費 (1)防災拠点となる安全な庁舎 庁舎概算事業費1,149百万円 (2)人にやさしい庁舎 (調査・設計・監理費82百万円、工事費(外構・解体含)917百万円、用地費150百万円) …試算であり事業費を確定するものではありません (3)環境にやさしい庁舎 (4)町民に開かれた庁舎 (5)将来の変化に対応できる庁舎 第8章 スケジュール(平成30年度完成を目標) 平成27年度 基本設計、平成28年度 実施設計、平成29~30年度 建設工事 2 基本的な考え方 (1)本庁舎は老朽化が進んでいることや借地であることから解体します。 (2)新庁舎の位置は、住民総合センターとの連携、公共交通機関の利便性、一定規 模の駐車場の確保を考慮した位置とします。 (3)第二庁舎及び公民館については、借地のため地権者と協議します。 また、山村開発センターについては、有効利用できるよう検討します。 第9章 事業の進め方 公募型プロポーザル方式(※)で設計者を選定し、基本設計段階で住民への周知を行い ながら設計を進めます。また、適宜、広報等で状況報告を行います。施工者の選定方法 は、透明性・客観性を確保し、事業費の圧縮が図れる方法を検討・採用します。 ※公募で参加者を募り、設計課題に対する提案を受け、実績と提案を審査して設計者を選ぶ方法
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