雑誌Vol.29 No.2より抜粋 PDF

学会からのお知らせ
2 月中旬
1.2013 年度 IVR 学会第 5 回理事会
日 時:2014 年 2 月 14 日
(金)
17:00 ∼ 19:00
会 場:ラフォーレ新大阪 19 階 リットン
出席者:栗林幸夫
(理事長)
,廣田省三
(副理事長),
石口恒男,大須賀慶悟,金澤 右,興梠征典,
齋藤博哉,中村健治,成松芳明,古井 滋,
村上卓道,吉岡哲也,淀野 啓(以上理事)
,
水沼仁孝
(監事)
,小笠原,大野
(以上事務局)
欠席者:荒井保明,吉川公彦,佐藤守男(以上理事),
中島康雄
(監事)
(敬称略・五十音順)
議 題:
1. 庶務報告
(成松理事)
次の通り報告があった。
日本 IVR 学会の会員動向について(2014 年 2 月 12 日
現在)
正会員 2,499 名 准会員 341 名 賛助会員 30 社
(2013 年 11 月 5 日より 正会員+21 名 准会員+20 名
賛助会員 マリンクロット社退会)
○名誉会員候補者を次の通り承認した。6 月代議員
会で報告する。
坂本 力先生
(公立甲賀病院)
中村仁信先生
(彩都友紘会病院)
松井 修先生
(金沢大学)
● 2013 年度物故者:梶原康正先生 高橋睦正先生
・6 月代議員会の際,黙祷を行う。
・追悼文を IVR 会誌に掲載する。
梶原先生追悼文:金澤理事から今井茂樹先生
に執筆依頼する。
高橋先生追悼文:興梠理事が執筆する。
2. 2014,2015,2016 年理事選挙について(成松選挙管
理委員長)
1)
新代議員 200 名が確定し,次号 IVR 会誌に会告と
して名簿が掲載される。新代議員には既に理事選
挙案内と併せて連絡済みである。
2)
理事選挙立候補者について
22 名の立候補があり,資格は事務局で確認し,
既に選挙管理委員会,理事会に報告されている。
また 1 名立候補を追加することが提案され,承認
された。最終の立候補者が理事会で承認されたこ
とを,選挙管理委員会に報告する。
3)
理事・監事選挙日程について
次の通り予定している。
2014 年
1 月 22 日 理事・監事立候補届け締め切り
112(228)
理事・監事立候補募集会告
(IVR 会誌 vol.29,No.1)
立候補者の意見,理事選挙投票用紙を
新代議員に発送
3 月 28 日 投票締め切り
4 月(日医放総会)
選挙管理委員による開票,当選者の確認
理事会にて当選者を報告する。
理事選挙の結果を受け,監事立候補者
が定員を超えた場合は監事選挙を行う。
【監事選挙日程】
4 月中旬 監事選挙案内,投票用紙発送
5 月中旬 投票締め切り 開票
5 月下旬 理事会に当選者報告
6月
(IVR 学会総会)
臨時代議員会にて新理事,新監事選任
新理事会を開催,新理事長を選出
7月
IVR 会誌 vol.29,No.3 新理事・新監事
名簿を会告に掲載
監事選挙の詳細と開票予定は 4 月理事会で決定し
てもらうことになった。
3. 第 42 回 IVR 学会総会決算報告(中島大会長)
利息の修正が入る場合があるが,ほぼ確定した決算
が報告され,承認された。余裕をもって見積もった
納税準備金を除いた結果,余剰金は 1,888,466 円を
予定している。技術セミナー抄録集売上が計上され
ているが,経費の支払はどうなっているのか,との
質問が出され,事務局で確認することになった。
→(報告)技術セミナー抄録集売上金は IVR 学会本会
計に入り,経費も本会計から支払うことが確認され,
学会総会決算の収入から技術セミナー売上金を削除
するよう申し入れた。
4. 第 43 回 IVR 学会総会報告(吉川大会長 代:栗林理
事長)
会 期:2014 年 6 月 5 日(木)∼ 7 日(土)
会 場:ホテル日航奈良,なら 100 年会館
テーマ:継承と新たな挑戦
準備状況について次の通り報告された。
一般演題 応募総数:380 題(医師 347,看護師 15,技師 18)
プログラム委員による査読が終了し,現在セッショ
ン編成中
口演発表:115 題(うち高得点演題 10 題はプレナリー
セッションで英語発表)
ポスター発表:265 題
JSIR 2014 今後のスケジュール
採択通知,座長決定,プログラム決定:
2014 年 3 月 10 日
プログラム発送:2014 年 5 月 7 日頃
参加費事前登録:2014 年 5 月 15 日まで
また,会期中の理事会,代議員会は次の通り予定さ
れている。
現理事会 6 月 4 日
(水)
19 ∼ 22 時
新理事会 6 月 7 日
(土)
午前中
代議員会 6 月 6 日
(金)
16 ∼ 17 時
5. 代議員会について
(成松理事)
1)
日程・開催方法について
①定時代議員会
会計年度終了から 3 ヵ月以内に開催する必要が
あるため,4 月の日医放総会で開催する理事会
で定時代議員会を兼ねることとし,2013 年度
事業報告と決算承認を行う。
理事会の日程を含め,次の通り決定した。
・定時代議員会開催までのスケジュール
2 月 28 日 IVR 学会 2013 年度終了
3 月 10 日 決算書類完成 財務担当理事と監
事に送付・確認依頼
→印刷し,現代議員へ資料,委任
状ハガキを郵送
4 月 2 日 委任状ハガキ返送締切
4 月 11 日
(金)日医放総会時
(横浜)
10:00 ∼ 12:00
理事会兼定時代議員会を開催
②臨時代議員会
6 月 6 日
(金)IVR 学会総会時に開催
その他の報告・承認を行う。
6. 症例登録委員会報告
(成松理事)
1)
常置委員会への移行について
学会の基盤になる活動なので常置委員会にする必
要があるとの意見が出され,承認された。
2)
仕様変更について
次の要望が出されていることが報告された。委員
会で使用の変更を検討し,必要に応じて予算を計
上する。
・過去の症例データがデフォルトで古いものから
表示されるが,最近のものからの表示にしてほ
しい
・プリセット「閲覧」の下に「コピー」ボタンがあ
るが,下までスクロールしなくても見られるよ
うにしてほしい
・iPad で閲覧できるようにしてほしい(仕様の追
加 見積もり 25 万円)
3)
外部からの要望を含めたデータ利用について運用
マニュアルを作る必要がある。委員会を開催して
検討し,たたき台を作成,理事会に提出する。承
認されたものを代議員会で報告する。
7. 各委員会報告ならびに審議について
1)
編集委員会
(吉川理事)
1. 現在の投稿数
・掲載決定 0 編
・査読中 3 編
(症例 1 編,コメディカル 2 編)
・再投稿待ち 3 編
(症例 2 編,テクニカル 1 編)
・AE 査読中 1 編(症例 1 編)
2. 今後の特集テーマ
2014 年
○ Vol.29, No.2「非外傷性出血の IVR」
担当:森下博之委員
1. 喀血の IVR
早川克己先生(京都市立病院 放射線科)
2. 消化管出血
矢田晋作先生(鳥取大学医学部 放射線科)
3. 非外傷性の肝胆膵の出血に対する IVR
森下博之先生(京都第一赤十字病院 放射
線診断科)
4. 非外傷性の後腹膜出血
祖父江慶太郎先生(神戸大学 放射線科)
5. 産褥出血
西尾美佐子先生(聖マリアンナ医科大学 放射線医学教室)
○ Vol.29, No.3
「NBCA 塞栓術の現状と病理組織学的影響」
担当:中田 学委員
1. 消化管
嶺 貴彦先生(日本医科大学 放射線医学
教室)
2. 膵臓
岡田卓也先生(神戸大学医学部附属病院 放射線科・血管内治療センター)
3. 子宮
園村哲郎先生(和歌山県立医科大学 放射
線科)
4. 気管支
生駒 顕先生(和歌山県立医科大学 放射
線科)
5. 頭蓋内腫瘍
長内俊也先生(北海道大学 脳神経外科)
○ Vol.29, No.4「未定」 担当:中村一彦委員
3. 優秀論文賞について
●掲載論文:該当なし
●応募論文
高木治行
(三重大学医学部附属病院 放射線科)
Renal Cell Car cinoma: Radiofr equency
Ablation with a Multiple-Electrode Switching
System −A Phase II Clinical Study.
Radiology 267: 285-292, 2013
4. 医中誌への収録について
会員から,抄録集に掲載されているデータが
ネット検索でヒットしないとの問い合わせが
あったので,今後抄録集を医中誌に送付し,検
索でヒットするようにする。
2)学術委員会(中村理事,大須賀理事)
①岐阜大学近藤先生より次の通り,全国規模調査
の依頼があった。
SAM(segmental arterial mediolysis:分節性動
脈中膜融解)の自然史の後方視的研究について
(229)113
の実施計画
研究代表者:石口恒男
(愛知医科大学 放射線科)
研究事務局:近藤浩史
(岐阜大学 放射線科)
学会員からの申し出は受け入れたいが,費用負
担等について詳細な決まりがないのが現状であ
り,今後も同様の申し出があることが予想され
るので,対応のルールを決める必要がある。
学会主導なのか,学会の学術的サポートのみを
求めているのかという質問や,詳細なルールを
定める必要があるのでは,といった意見が出さ
れ,検討した結果次の通り決定した。
・SAM については IVR 学会倫理委員会に申請
してもらい,審査を通した上で IVR 学会がサ
ポートしていく。
・今後も同様の申し出が予想されるので,2014
年より基金を作って対応することとし,2014
年予算に計上する。
・次の 2 種類を受け付けることとし,学術委員
会で振り分け・選定を行う。年間の件数につ
いては予算金額に応じて検討していく。
1)
学術的サポートのみで費用が少額で済むもの
IVR 学会倫理委員会を通し,進めてもらう
2)
学会主導で費用がかかるもの
② BRTO 後ろ向き試験について
現在参加希望の施設は IVR 学会 HP に掲載して
いる施設登録票を事務局(大分大学)に送ること
になっている。門亢症学会の対応が遅れている
ので,IVR 学会から理事長名で施設登録票の発
送依頼文書を出すことになった。文書発送の際
は大須賀理事より廣田副理事長,中村理事に報
告する。
3)ガイドライン委員会
(佐藤理事 中島監事 代:栗林理事長)
ゼラチンスポンジと NBCA ガイドラインについて,
英文投稿準備中であることが報告された
4)
教育委員会
(齋藤理事)
・技術教育セミナー,夏季セミナーのシラバスに
ついて広告趣意書案が提示され,承認された。
現在,各委員が掲載依頼する企業について検討
している。
・DIRECT 研究会との協力について
中島先生と DIRECT 研究会担当者を交えて打ち
合わせを行ったが,どのような協力体制を構築
するか最終決定には至らなかった。救急で IVR
を希望している先生が増えているので,何らか
の形で IVR 学会に取り込む必要があり,技術教
育セミナーでコラボしてはどうかといった案
が出されたが,まずは技術教育セミナー講師を
DIRECT 研究会から招くところから始め,今後
については教育委員会で検討していく。
5)
防護委員会
(石口理事)
・IVR 被ばく防護の e−Learning について
IAEA のティーチングマテリアルを防護委員で
114(230)
分担して和訳を行い,石口理事と中村仁信委員
が監訳したので,学会 HP から閲覧できるよう
にする予定である。閲覧したことを記録に残せ
るシステム整備について検討を行った。専門医
制度委員会からは,大事な事項なので受験・更
新でぜひ利用したいとの意見が出された。全て
を閲覧した記録が残るシステムにするためには
音声ガイドを付ける必要がある等,費用がかか
る。セクションごとに質問項目とチェックボッ
クスを設ける形式であればあまり費用がかから
ないのではないか,専門医試験問題をこの e−
Learning から出題してはどうか,といった意見
が出された。防護委員会で詳細を検討する。
6)健保委員会(古井理事 水沼監事)
IVR 診療報酬改定について中医協より次の通り報
告があった。
副腎静脈サンプリング 4,800 点(新設)
選択的 TACE 16,930 → 18,220 点
選択的 TACE については,TAE 研で山門先生が全
国調査を行った結果が論文になり,それを根拠に
外保連を通じて提出したところ,1 回で通った。
学会員が所属する施設の増収につながると考えら
れる。症例登録の数字を有効利用するといい結果
に繋がるので,症例登録を進めてほしい。血管造
影のみの手技が症例登録システムに反映できない
のが残念であるとの意見が出された。血管造影の
分類,病名を学術委員会から要望を出してもらい,
フォーマットを作り症例登録を追加することも可
能である。5 年後に症例登録システムの見直す可
能性があるので,その際に項目の追加を検討する。
その他,次の通り診断関係の情報提供があった。
CT 64 列以上
950 → 1,000
増点
16 列以下
780 → 760
減点
大腸 CT
64 列以上
増点
16 列以下
減点
MRI 3T
1,400 → 1,600 増点
1.5T 950 → 920
減点
PET MR
9,460 点
7)薬事委員会(荒井理事 代:栗林理事長)
既に HP に掲載されている報告について,資料を
確認した。
マイクロスフィア使用に関する安全対策ビデオを
作成し,画像のハンドアウト配布について許可し
たことが報告された。
8)専門医制度委員会(廣田副理事長 村上理事)
①日本専門医制評価・認定機構(以下機構)社員学
会による意見交換会報告(栗林理事長)
2 月 23 日に開催された機構社員学会による意見
交換会に栗林理事長が出席し,次の通り報告さ
れた。
機構が第三者機関に移行する大事な局面を迎
え,組織編制が明らかになりつつあり,2 月 28
日に開催される社員総会で報告されることに
なっている。第三者機関では日本医学会,日本
医師会,全国医学部長・病院長会議,4 病院団
体協議会の 4 団体が意思決定機関のメンバーで
ある社員となり,各学会はそこに入っていない。
これまで機構で行われた議論に参加していない
団体が突然意思決定機関に入ることに対する疑
惑,不信感が起こっている。機構社員学会によ
る意見交換会では,第三者機関の社員には全て
の学会,あるいは学会の代表が入るべきという
意見をまとめ,文書として機構に提出した。
②第 11 回 IVR 専門医試験報告
日 時:2013 年 11 月 10 日
(日)
実施
会 場:新宿ワシントンホテル,
サンメンバーズ東京新宿
受験者総数:90 名 合格者:76 名
2014 年第 12 回 IVR 専門医試験は 11 月 16 日(日)
に行う予定
③研修記録簿について
現在の記録簿案が提示された。6 月 6 日の臨時
代議員会に確定版を提出するので,修正箇所が
あれば村上理事にメールで伝える。2014 年より
試行期間として記録簿を配布し,改良を重ねた
上で 2017 年に正式な制度としてスタートする予
定である。
9)
メディカルスタッフ委員会
(吉岡理事)
① INE 講習会開催報告
第 3 回 2013 年 11 月 23 日 京都テルサ 477 名
第 4 回 2014 年 1 月 26 日
帝京大学 349 名
②第 2 回 INE 看護師試験について
3 月 15 日
(土)
東京会場
(帝京大学)
・関西会場(大
阪天満研修センター)
にて実施
※受験予定者 478 名(東京会場 237 名 関西会
場 241 名)
③ 2014 年看護師講習会の実施予定
第 5 回 関西会場 2014 年 10 月 11 日
(土)
京都テルサ
第 6 回 東京会場 2014 年 10 月 11 日
(土)
④第 7 回看護師ステップアップセミナー開催予定
2014 年 9 月 7 日
(日)
メルパルク京都
世話人:谷掛雅人
(京都市立病院)
古井理事より,これまで IVR 専門医試験,IME 試
験の採点を依頼していた担当者が辞職されるので,
今後はソフト・機材を購入して事務局で採点業務
を行えるようにする必要がある旨報告された。
10)国際委員会 APCCVIR:廣田副理事長
第 11 回 5 月 15 日∼ 18 日 シンガポールで開催
される。
APSCVIR:廣田副理事長
・ゴールドメダルが次の通り決定した。
パク先生(韓国) シャルマ先生(インド)
・中国の李先生から英文誌を作りたいという希望
が出され,機関誌としてではなく英文のジャー
ナルを発行することになった。
SIR:招待演者の旅費 1 名当たり 15 万円とする。
11)財務委員会(淀野理事)
海外派遣は今回の SIR を基準とすることとし,当
面は 15 万円の定額とする。
12)庶務/渉外担当(顕彰委員会兼務)
(成松理事)
定款細則規定の変更が必要になるので,次回理事
会までにたたき台を作成する。
理事の定数や 1 名 4 票の投票については 3 年後の
理事選挙までに変更を検討する必要がある。年会
費についても各委員会活動を支えるために値上げ
は必要ではないかという意見がだされ,現理事会
としては「学術研究活動を促進していくためには
ある程度のバジェットが必要であり,そのために
年会費の値上げも一つの選択肢である」とのコン
センサスを得た。年会費増額と理事定数の増数等
については,新理事会への引き継ぎ事項として文
書化し,4 月理事会で提示,6 月最終理事会で承
認する。担当は成松,淀野理事。
8. その他
1)第 44 回 IVR 学会総会 JSIR & ISIR 2015 について
(荒井大会長)
会 期:2015 年 5 月 28 日(木)∼ 30 日(土)
会 場:宮崎シーガイア
2)
2016年第45回IVR学会総会について(石口大会長)
会 期:2016 年 5 月 26 日
(木)
∼ 28 日(土)
会 場:ウェスティン名古屋キャッスル
9. 今後の理事会予定
・日医放総会時 4 月 11 日
(金)
10 ∼ 11 時
・6 月 IVR 学会総会時
現理事会 6 月 4 日
(水)
19:00 ∼ 22:00
新理事会 6 月 7 日
(土)
午前中
(231)115