デザインキューブ 樹脂パーツの設計ポイントを 「かたち」にしました 樹脂パーツの設計を行う際には、気をつけな ければいけないいくつかの重要なポイントが あります。 これらを踏まえた上で設計を行えば、起こり がちな設計ミスを防ぐことが可能です。 より良い成形品を、より迅速に製作するため に、このデザインキューブに盛り込まれたキ ーポイントをぜひチェックしてみてください。 また、表面加工に関し、当社の短納期射出成 形サービスProtomoldでご提供しているい くつかの表面処理についても説明をしていま す。そちらも併せてご確認ください。 樹脂パーツを設計する上でのポイントは 裏面をご覧ください。 樹脂成形品を、驚きの早さでお届けします 金型費 130,000円∼ 数 量 25∼10,000個 スピード 解析/見積り3時間 納期:最短1日、標準10日 キャパ いつでもたのめる!対応力、年間1,000 型超 材 料 樹脂約40種類(汎用・高機能) 応 用 自動車、家電、電子機器、建材、 医療機器、コンシューマ など Copyright © 2015 PROTO LABS Inc. All Rights Reserved. DC0215 ネットでたのめる! 射出成形 www.protomold.jp プロトラブズ合同会社 〒242-0008 神奈川県大和市中央林間西6-7-1 T EL :0120 - 2610 - 25 または0 4 6 - 259 - 9820 樹 脂 パ ー ツ 設 計 ポ イ ント 5 ボスが厚いと部品の裏側に 1 スライド構造は、製品形状の外 ヒケができる原因になります。 側 から金 型 部 品をスライドさ せることによって、アンダーカ ット形 状 を 製 作 する事 が でき ます。 6 樹脂の流れる方向に対して下流 1 2 一見アンダーカットに見える形 に貫通穴があると、 ウェルドライ ンができる場合があります。 2 状も押切りによる2方向抜き金 型で製作できます。 押切りの角度は3度以上を推奨 します。 7 外壁に隣接するボスは厚肉にな らないように注意しましょう。 2 3 7 10 11 5 4 12 6 8 13 9 7 3 ヒンジ形状は薄肉であるため、 樹脂が充填しきれないことがあ ります。樹脂はPPかPEが適し ています。 4 表面仕上げ SPI-A2 : 鏡面仕上げ(レンズや光沢面が 必要な外装品用途向け最上級仕上げ) SPI-B1: 外装品上級レベル仕上げ(600 番のグリットペーパ処理) 8 ボスやリブの厚みは壁に対して 4 約半分程度を推奨します。ボス を厚くするよりも、 リブ追加によ る補強が理想的です。 9 ボスと外壁は短いリブでつなげ ましょう。 10 厚いリブは成形品の裏側にヒケ ができる原因になります。 SPI-C1: 外観部品として必要な仕上げレ ベル(600番のグリッドストーン処理) PM-F1: 内装品レベル仕上げ(大部分のツ ールマークを除去する) PM-F0: 低コスト仕上げ(切削したままの 面、無処理) PM-T1: 標準〈細目〉のシボ加工(微細粒 11 厚肉形状はヒケ、ボイド(気泡)、 ソリを発生させます。 12 厚肉形状を肉抜きしたものです。 (キューブの裏側をご覧ください) のビーズブラストによる処理) PM-T2 : 粗目のシボ加工(中程度のビー ズブラストによる処理) 樹脂部品設計ガイドも併せてご活用ください。 http://go.protolabs.co.jp/d-guide 13 薄肉部は樹脂が充填しづらく、 表面に支障をきたします。 www.protomold.jp
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