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【開
催
日 】
第 1 回 4 月 4 日(土) / 第 2 回 5 月 9 日(土) / 第 3 回 5 月 10 日(日)
第 4 回 6 月 20 日(土) / 第 5 回 9 月 12 日(土) / 第 6 回 10 月 3 日(土)(全講座 6 日間/36 時
間)
【会
場 】
東医健保会館 (JR 信濃町駅・徒歩 10 分)
新宿区南元町 4
TEL: 03-3353-4311
【募 集 定 員 】
150 名 (希望者はお早めに申込みください。全講座受講生を優先します。)
【資 格 ・対 象 】
管理栄養士・栄養士・医療従事者
【全 受 講 料 】
65,000 円 全講座 6 回(税込) 昼食は各自持参
【 テ キ ス ト 】
4,000 円 (テキストをすでにお持ちの方は申込書欄にテキスト不要の○印をして下さい。)
【講座別受講料】
13,000 円 単科受講一回(税込、テキスト代は別途)
【受 講 者 割 引 】
※臨床生化学基礎医学講座 ※臨床病態学基礎医学講座 ※解剖・生理学基礎医学講座
※臨床栄養学基礎医学講座 ※臓器・疾患の生化学講座 ※臨床検査医学講座 ※腎疾患病態医学
講座
※栄養代謝生化学講座 ※臨床病理学講座 ※臨床病態栄養学講座 ※静脈・経腸栄養学講座
※栄養疫学講座 ※栄養代謝・疾患の生化学講座 ※運動・スポーツ栄養学講座 ※水と電解質
※腎臓病病態別食事療法のいずれかを受講の方は、
全講座 60,000 円(税込)、単科受講料 12,000 円(税込)となりますので、その旨をご指示ください。
【申 込 方 法 】
下片の受講申込書を必ず送付してください。FAX でも受付けます。
FAX:049-296-59
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【申
込
先 】
【受
講
証 】
日本栄養新報社 〒350-0313 埼玉県比企郡鳩山町松ヶ丘 4-11-7 TEL:049-296-59
97
受講申込書を受付後、受講証及びテキスト申込の方はテキストを送付します。
【受講料の送金】 受講証、テキストが着き次第ご送金願います。郵便振替、指定の振込用紙を送付します。
※講座申込みに際して全講座受講と単科講座受講を必ずご指定ください。ご不明の点はご連絡ください。
銀行振込・・・みずほ銀行 成増支店 普通 1561512
ゆうちょ銀行 店番038 普通 6212208
【取 消 し・欠 席 】 ご入金された受講料及びテキスト代は、ご返金できませんのでご了承ください。
フリガナ
勤務先名 所属及び役職
管理栄養士 ・栄養士 ・医療従事者 (○印) 勤務年数(
★全講座の受講を申し込みます
★単科講座を申し込みます
第(
)(
)(
)回講座
第(
)(
)(
)回講座
※テキスト 要 ・ 不要 (必ず○印して下さい)
※テキスト送付先 自宅 ・ 勤務先 (○印)
)年
開催日 平成 27 年 4 月 4 日(土)開講 会 場 東医健保会館 ( JR 信 濃 町 駅 ) ★ 本講座開催にあたって ★
本講座は、医療人としての栄養士育成と向上を目的にした専門講座です。解剖・
生理学は、医学の体系の中でも最も基礎となる領域であり、臨床栄養学を学ぶため
の基礎としても、「人体の構造と機能」をしっかり理解することは重要です。解剖学に
よって人体の形態と構造を学び、生理学によって役割と機能を学ぶことが最も大切
であります。解剖・生理学の正確な理解なしには、臨床栄養管理や栄養アセスメント
の適切な対応や、的確な栄養指導を行うことは出来ません。
近年の診療報酬改定では、管理栄養士に託された加算が多くなりました。食事療
法に於ける臨床的知識がなくては対応できないことが多くあります。病院や在宅で
の対応はチーム医療(NST)が重要となりコメディカルスタッフとしての管理栄養士の
存在が期待され大きな役割を持ちます。本講座で学ぶ基礎医学が、実際の臨床の
場で役立てられることを確信しています。本講座は「実力養成医学講座」シリーズ①
として過去に 4 回開催しており、受講生の皆様にも大変好評でした。担当講師もわか
りやすい講義で定評のある先生です。東京会場では 5 回目、7 年ぶりの開催になり
ます。管理栄養士国家試験受験者も必修の内容です。他の「実力養成医学講座」を
受講した方は、この機会にぜひ本講座での再履修をお薦めします。
人体は、さまざまな構造が集まってできており、約 60 兆個もの細胞で構成されているといわれています。人体の構造と
機能は、2 つの群に大別されます。血液循環、呼吸、消化、吸収、代謝、排泄、内分泌などのように生命を維持する働きと、
運動、感覚、神経などのように生命を活用する働きです。前者を植物機能、後者を動物機能と呼び、講義では人体を機能
システムに分けて学びます。下記のカリキュラムに沿って解説します。
また、人体の構造は肉眼で見える大きなものから、顕微鏡でしか見えない小さいものまでを、①個体②器官系③器官
④組織⑤細胞⑥細胞小器官⑦分子のように階層に分けて整理されます。本講座では、この器官や細胞の構造と機能に
ついて詳しく解説します。これらの知識は、病態や各疾患の理解を深めるためにも重要になります。臨床栄養管理の中で
栄養指導・栄養アセスメントを行うにあたっても最も大切な「基礎医学」を解かりやすく解説します。
★各講座のカリキュラムは、講座進行によって前後しますが、日程の内容は変わりません。
★本講座のテキストは、系統看護医学講座 専門基礎①「解剖生理学」坂井建雄・岡田隆夫著 医学書院刊
2014 年 1 月改訂第 9 版 4,100 円(税込)を使用します。
★過去に開催した各講座受講者は、割引受講料になります。募集要項をご覧下さい。
1984 年和歌山県立医科大学卒、1991 年大阪大学医学部講師、1994 年名古屋大学医学部助教授、2000 年
藤田保健衛生大学医学部教授、2011 年岐阜大学大学院医学系研究科解剖学分野教授 現在に至る。
【所属学会等】日本解剖学会学術評議員、日本臨床分子形態学会理事 【著書(共著)】プラクティカル解剖実
習 脳、医療系学生のための解剖実習、栄養科学シリーズNEXT解剖生理学 他 【翻訳書(共訳)】トートラ解
剖学、トートラ人体解剖生理学、人体解剖カラーリングブック、カラー人体解剖学、最新カラー組織学 等
序章
人体の構造と機能を学ぶために
第1章 解剖生理学を学ぶための基礎知識
【A】人体とはどのようなものか
・人体の階層性
・自然界における人類の位置
・社会の中の人体
【B】人体の素材としての細胞・組織
・細胞の構造 ・細胞を構成する物質とエネルギーの生成 ほか
【C】構造と機能からみた人体
・構造からみた人体 ・機能からみた人体
・体液とホメオスタシス
第3章 呼吸と血液のはたらき
【A】呼吸器の構造
・呼吸器の構成
・上気道 ・下気道と肺 ほか
【B】呼吸
・内呼吸と外呼吸
・呼吸器と呼吸運動 ほか
【C】血液
・血液の組成と機能
・赤血球 ・白血球 ・血小板 ほか
第2章 栄養の消化と吸収
【A】口・咽頭・食道の構造と機能
【B】腹部消化管の構造と機能
・胃の構造 ・胃の機能
・小腸の構造 ・小腸の機能
・栄養素の消化と吸収
・大腸の構造 ・大腸の機能
【C】膵臓・肝臓・胆嚢の構造と機能
・膵臓 ・肝臓と胆嚢の構造 ・肝臓の機能
【D】腹膜
・腹膜と腸間膜 ・腹膜と内臓の位置関係
・胃の周辺の間膜
第4章 血液の循環とその調節
【A】循環器系の構成
【B】心臓の構造
・心臓の位置と外形
・心臓の 4 つの部屋と 4 つの弁
・心臓壁 ・心臓の血管と神経
【C】心臓の拍出機能
・心臓の興奮とその伝達
・心電図
・心臓の収縮
【D】末梢循環系の構造
・血管の構造 ・肺循環の血管
・体循環の動脈 ・体循環の静脈
【E】血液の循環の調節
・血圧 ・血液の循環
・血圧・血液量の調節
・微小循環 ・循環器系の病態生理
【F】リンパとリンパ管
・リンパ管の構造
・リンパの循環
第5章 体液の調節と尿の生成
【A】腎臓
・腎臓/糸球体/尿細管の構造と機能
・傍糸球体装置
・クリアランスと糸球体濾過量
・腎臓から分泌される生理活性物質
【B】排尿路
・排尿路の構造 ・尿の貯蔵と排尿
【C】体液の調節
・水の出納 ・脱水
・電解質の異常 ・酸塩基平衡
第6章 内臓機能の調節
【A】自律神経による調節
・自律神経の機能
・自律神経の構造
・自律神経の神経伝達物質と受容体
【B】内分泌系による調節
・内分泌とホルモン
・ホルモンの化学構造と作用機序
【C】全身の内分泌腺と内分泌細胞
・視床下部―下垂体系
第7章 身体の支持と運動
【A】骨格とはどのようなものか
【B】骨の連結
【C】骨格筋
【D】体幹の骨格と筋
【E】上肢の骨格と筋
【F】下肢の骨格と筋
【G】頭頸部の骨格と筋
【H】筋の収縮
第11章 体表からみた人体の構
造
・体表から触知できる胸腹部内臓
・体表から触知できる骨格部分
・体表から触知できる大きな筋
・体表から触知できる動脈
・体表から到達できる静脈
第8章 情報の受容と処理
【A】神経系の構造と機能
・神経細胞と支持細胞 ほか
【B】脊髄と脳
・脊髄の構造と機能 ほか
【C】脊髄神経と脳神経
・脊髄神経の構造と機能 ほか
【D】脳の高次機能
・脳波と睡眠 ・記憶
・本能行動と情動行動 ほか
【E】運動機能と下行伝導路
・運動ニューロン ・下行(遠心)伝導路
【F】感覚機能と上行伝導路
・感覚の種類 ・感覚の性質 ほか
【G】眼の構造と視覚
・眼球の構造 ・眼球付属器 ・視覚
【H】耳の構造と聴覚・平衡覚
・耳の構造 ・聴覚 ・平衡覚
第9章
外部環境からの防御
【A】皮膚の構造と機能
・皮膚の組織構造 ・皮膚の付属器 ほか
【B】生体の防御機構
・非特異的防御機構 ・特異的防御機構-免疫 ほか
【C】体温とその調節
・熱の出納
・体温の分布と測定
・体温調節 ・発熱 ・高体温と低体温
・甲状腺と副甲状腺
・膵臓 ・副腎 ・性腺
・その他の内分泌腺
【D】ホルモン分泌の調節
【E】ホルモンによる調節の実際
・ホルモンによる糖代謝の調節
・ホルモンによる
カルシウム代謝の調節
・ストレスとホルモン
・乳房の発達と乳汁分泌
・高血圧をきたすホルモン
【I】味覚と嗅覚
・味覚器と味覚
・嗅覚器と嗅覚
【J】疼痛(痛み)
・痛みの分類
・疼痛の発生機序
第10章 生殖・発生と老化のしくみ
【A】男性生殖器
・精巣(睾丸) ・精路(生殖路)と付属生殖腺
・男性の外陰部 ・男性の生殖機能
【B】女性生殖器
・卵巣 ・卵管・子宮・膣 ・女性の外陰部と会陰
・乳腺 ・女性の生殖機能
【C】受精と胎児の発生
【D】成長と老化