人間理解A(生き方を考える) 講義 稲垣 惠一 2 全

[授業科目名]
[授業方法]
人間理解A(生き方を考える)
[単位数]
2
[開講コース]
講義
[開講期]
全コース(基礎・人間教育) 前・後期
[授業担当者名]
稲垣 惠一
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
人間の生き方について常識から距離をおき広い視野から考えるスタンスを身につけることを目標とする。人
生、自分、生活、環境、教育、社会、欲望、性、生命、道徳、宗教について哲学的かつ日常的に考えていく。
授業の概要
「大学での学び」
、
「欲望」
、
「愛と性」
、
「生老病死」について、テクストをネタにしながら、学生同士で話し
合う。その上で、話し合いの内容を受講者全体に向けて報告しながら、人間の生き方をめぐる問題点に気づき、
様々な考え方を考察する。
学生に対する評価の方法
毎講、提出してもらう学習シート(A4 用紙 1 枚)とグループワークシートの成果について以下のように評価
する。
予習の成果(20%)
、グループワークの成果(30%)
、学習の成果(50%)
受講者数や学生の学習態度に合わせて、評価基準を変える可能性もある。なお、再評価は実施しない。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 ガイダンス(講義内容、講義の進め方、単位認定ついての説明)
第 2 回 大学での学び1(自分を棚上げにしない思想)
第 3 回 大学での学び2(自分を棚上げにしない思想)
第 4 回 大学での学び3(学びの目的)
第 5 回 大学での学び4(欲望に振り回されない生き方)
第 6 回 欲望1(自由、幸福、欲望)
第 7 回 欲望2(愛情と欲望)
第 8 回 欲望3(コンピュータと欲望)
第 9 回 愛と性1(作られる身体)
第 10 回 愛と性2(恋、不安、優しさ)
第 11 回 愛と性3(HIV と同性愛者差別)
第 12 回 生老病死1(老いるということ、死の受容)
第 13 回 生老病死2(自殺と尊厳死)
第 14 回 生老病死3(輪廻転生、わたしとは何か)
第 15 回 おわりに
(受講者の習熟度に応じて内容を若干変更する可能性もある。
)
※この講義では、性・生殖をめぐる社会現象についても扱う。こうした現象に敏感な学生さんのことをできる
限り配慮はしますが、性・生殖をめぐる言葉や表現にどうしても嫌悪感をいだく者はこの講義をとらないこと。
使用教科書
教科書は使用しない。毎回、テクストを配布する。
参考図書 森岡正博『自分と向き合う「知」の方法』
(ちくま文庫) 本書は絶版のため購入はできません。
自己学習の内容等アドバイス
次の週に扱われるテクストを 2 回ほど読み、感想や疑問を持てるようにすること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
人間理解B(
「こころ」を学ぶ)
[単位数]
2
[開講コース]
メディカル秘書コース
(基礎・人間教育)
講義
[開講期]
前期
[授業担当者名]
永井 靖人
[必修・選択] 備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
人間は他者とのかかわりの中で生きている。豊かな人間関係の中で生きようと思えば、自分と他者の「ここ
ろ」を深く理解しなければならない。その方法として本講義では、人間の「こころ」を心理学の視点から理解
することをテーマとする。15 回の授業を通して、基本的な理論を知るだけでなく、現実にある自分と他者の「こ
ころ」を心理学的に説明できること、さらには人間の「こころ」を共通性、個人差の2つの観点からとらえら
れるようにすることを目標とする。
授業の概要
この講義では、人間の心理、行動を「発達」
「性格」
「認知(ものごとのとらえ方)
」
「臨床(心のケア)
」の4
つの領域にもとづいてとらえる。
「発達」の領域では、青年期の心理、乳幼児の発達、発達障害について学ぶ。
「性格」の領域では、性格のとらえ方、測定方法を学ぶ。
「認知」では、知覚、記憶、学習、知能のしくみを映
像や体験を通して学ぶ。
「臨床」では、ストレス、非行や犯罪、カウンセリング理論について,身近な実例を通
して学ぶ。
学生に対する評価の方法
学士力における「1.知識・理解」のうち「人類の文化,社会と自然に関する知識の理解」は、期末におけ
る試験(40%)によって評価する。
「2.汎用的技能」の「コミュニケーション・スキル」および「3.態度・志
向性」の「生涯学習力」
「論理的思考力」は、ノートや資料などをファイルしたポートフォリオ(30%)によ
って評価する。
「3.態度・志向性」の「自己管理力」
「倫理観」は受講時の態度(30%)によって評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
授業概要、受講上の注意点、予習復習の進め方、評価の方法の説明および資料配布
発達①:青年期に特有の悩みを心理学的に理解する
発達②:乳幼児の認知(ものごとのとらえ方)
、行動の変化の共通性、個人差を理解する
発達③:知能とは何か、その測定方法を知り、個人差、知的障害について理解する
発達④:発達障害児・者の特性を理解し、障害をどのように受け容れるかを考える
性格①:性格とは何か、代表的な基礎理論を知り、類型論によって自分の性格をとらえ、分析する
性格②:特性論にもとづいて自分の性格をとらえ、分析する
性格③:性格分析の問題点を考える
中間のまとめ、補足説明
認知①:学習(認知、行動の変化)のしくみをおもに動物実験の成果から理解する
認知②:記憶のしくみの基礎理論を体験により理解する
臨床①:ストレスとは何かを知り、自分の対処行動の特徴を心理テストにより理解する
臨床②:非行や犯罪などの不適応行動が発生するメカニズムを理解する
臨床③:カウンセリングとは何か、基礎理論を知り、心の問題への対処方法を理解する
知識・理解試験と解説
使用教科書
サトウタツヤ・渡邊 芳之『心理学・入門 ―心理学はこんなに面白い―』有斐閣アルマ
自己学習の内容等アドバイス
予習では、指定された用語の意味を次の講義までに調べてくる。復習では、理解が不十分であった事柄や興
味を持った事柄を教科書などで調べること。また、授業を受けて、どのように人間を理解できるようになった
か、疑問に思ったことを毎回、指定のシートに書く。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
人間理解C(文学にみる人間像)
[単位数]
2
[開講コース]
講義
[開講期]
全コース(基礎・人間教育) 前・後期
[授業担当者名]
田尻 紀子
[必修・選択] 備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
テーマ : 『源氏物語』における人間像
『源氏物語』の内容を辿りながら、作品に登場する人物の姿や生き方を通して、人間のありようについて考え
る力を養い、理解を深めることを目標とする。
授業の概要
優れた文学には人間の真実が描き出されており、そのような作品は、時代や国境を越えて人々に支持され、
伝えられてきた。すなわち、文学を学ぶことは人間の姿やそのありようを学ぶことであり、その意味において
文学は、人間について学び、理解する上で非常に有用な素材であるといえる。
本講義では、日本を代表する文学作品である『源氏物語』について、作品が成立した時代背景もふまえなが
ら概説し、その中に登場する人物の姿や生き方を通して、人間について考え、その在り方について理解を深め
ていく。
学生に対する評価の方法
期末試験やレポート(約 90%)・受講態度(約 10%)などによって総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
授業内容の説明と今後の計画(オリエンテーション)
日本文学の流れと時代区分
平安時代における文学の特色
① 仮名文字の発明
② 国風文化の流行
平安時代における文学の特色
③ 摂関政治の展開と女流文学の隆盛
『源氏物語』の成立と作者について
第一部 桐壺
第一部 帚木・空蝉
第一部 夕顔
第一部 若紫・紅葉賀
第一部 花宴・葵
第一部 須磨・明石
第一部 澪標~藤裏葉
第二部 若菜上・下
第二部 柏木・横笛・鈴虫
第二部 御法・幻
試験およびまとめ
使用教科書
『原色 シグマ新国語便覧』
(文英堂)
その他、必要に応じて資料を配付する。
自己学習の内容等アドバイス
『源氏物語』は登場人物が多く人間関係も複雑なため、授業後には、テキストやノート等を参照して、配付し
た系図を作成しながら講義内容を復習し、次回の授業範囲についても予習しておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
人間理解D(世界の中の日本文化)
[単位数]
2
[開講コース]
講義
[開講期]
全コース(基礎・人間教育) 前・後期
[授業担当者名]
秋元 悦子
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
この講義では、日本の文化・歴史について、基本的な流れについての知識を確認することから始める。
その上で、各時代の代表的「国宝」の理解をとおして、現代に受け継がれる日本の文化を知り、更に世界史
の視点で日本文化を再認識することを目的とする。
授業の概要
授業では、日本史の概要を復習しながら、それぞれの時代を代表する日本の「国宝」にスポットを当てて、
その内容や背景について、考察してゆく。また、とりあげる「国宝」については、学生自身もその内容や背景
を調査し、授業中に口頭発表を行う。その上で、日本の文化・歴史と、アジアはもちろんユーラシア大陸の歴
史がどのように関連しているか、検証していくものである。
学生に対する評価の方法
授業の受講態度(20%)と、数回の口頭発表およびレポート(20%)
、期末試験(文章記述式・60%)で評価
を行う。不合格者は別途レポートの提出により、再評価を行う。
初回講義・最終講義は、必ず出席すること。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
授業の目的と講義の方法、成績評価の方法について
日本における「文化財」の基礎知識
日本考古学の基礎知識(旧石器から縄文まで)
学生発表および補足解説
日本考古学の基礎知識(弥生と古墳)
学生発表および補足解説
ユーラシアの考古学における日本の位置付けと課題
日本古代史と文化史の基礎知識(飛鳥と奈良・平安)
学生発表および補足解説
学生発表および補足解説
ユーラシアの古代における日本の位置付けと課題
日本中世・近世史と文化史の基礎知識(鎌倉・室町と戦国・江戸)
学生発表および補足解説
学生発表および補足解説
ユーラシアにおける日本中世・近世の位置づけと歴史
試験とまとめ
使用教科書
特に使用しない。プリントを配布する。
授業中に参考資料、映像教材等を紹介する。
パソコン・ビデオ・OHC等の視聴覚教材を多用し、授業を行う。
自己学習の内容等アドバイス
日本史の基礎について、高校等の教科書・参考書で復習しておくこと。また、口頭発表・レポートは「書籍」
による情報を必ず利用すること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
現代社会理解A(社会と法)
[単位数]
2
[開講コース]
メディカル秘書コース
(基礎・人間教育)
講義
[開講期]
後期
[授業担当者名]
加藤 英明
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
社会生活において、法というものがきわめて重要な役割を果たしているにもかかわらず、高等学校までの学
校教育で教えられることはあまりに少ない。ほぼ初心者といってよい学生諸君に、法を一通り学んでいただく
のが本講義である。また法の解説を通じて、社会知識、教養の涵養にもつとめる。すなわちテーマは、法の概
説である。
授業の概要
民法を中心に、現代日本の実定法秩序を、ときに歴史的観点、国際的観点をも取り入れて、概説する。
受講者の希望に応じ、随時時事問題をとりあげる。新聞が苦労なく読めることを目標とするので、時事教養
を身に付けたい者で、意欲ある学生が受講せよ。
学生に対する評価の方法
学期末に行う筆記試験の成績を基本とし(パーセンテージでいえば 100%)
、これに平常の受講態度などを加
味して採点する。試験では、法というものの理解、
「権利」など法に関する基本的概念の理解を主に問う。再評
価は行わない。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
教養とは何か
法のかたち
法とは、条文の形になったものだけではない。様々な法の形を考える。
国家法と非国家法
法とは、国家の法だけではない。国家以外の法にはどんなものがあるだろうか。
法と道徳
法と道徳は、同じものか、違うのか、違うとすればどこが違うのか、考えてみよう。
法と道徳(続)
法のちから
法は、何のために存在するのか。法の存在意義に関わる問題である。
法による制裁
前回にひき続き、法のちからについて学ぶ。
刑罰について
刑罰はいかなるものか。その種類と役割を紹介する。
裁判とはいかなるものか
裁判は、どんな役割を担っているのか。その意味を考える。
司法の制度
司法制度を、具体的に理解しよう。
民法とはいかなる法か
近代社会における民法の意味を考える。
損害賠償の法
民法における損害賠償の理論と、その役割を学ぶ。
財産所有の法
近代社会における所有権の意義を考え、その他の財産権についても通観する。
契約の法
我々は、気付いていないが毎日契約を結び、それを履行して生活している。その意味と
法理を考察する。
第 15 回 筆記試験(90 分)
使用教科書
教科書というわけではないが、六法は必携(すでに六法をもっている者はどの出版社のものでも可)
。
自己学習の内容等アドバイス
講義内容理解のための復習・予習は勿論として、日頃、新聞・テレビなどのニュースに触れ、自分なりの感想、
意見をもつようにつとめることが、社会教養を深める結局の早道である。法や裁判に関する読書、映画・ドラマ
の鑑賞も大いに薦める。その書名・題名は講義中随時提示する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
現代社会理解B(くらしの経済学)
[単位数]
2
[開講コース]
講義
[開講期]
全コース(基礎・人間教育) 前・後期
[授業担当者名]
折笠 和文
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
日常生活において、経済の果たす役割は大変重要である。経済を知らないばかりに、生き方そのものにも大
きなマイナスとなることもある。私たちに直結する生活や暮らしなど、特に経済の動きを知ることが大切なこ
とである。常識的な範囲内で新聞の購読を始めとして、経済の知識を身につけ、日本の経済事情や国際的な経
済動向など習得することが目標である。
授業の概要
日本経済の現状(デフレーション、財政赤字、非正規社員などの雇用問題、景気問題、経済成長の鈍化、金
融問題、円高・円安、少子高齢化問題、年金問題、そして我々の暮らし・・・など)どうなるのか。そして、
世界の経済の動向は?こうした問題群を抱えた経済の世界に入って、世の中の経済の仕組みを学ぶ。
学生に対する評価の方法
学期末の結果が基本となるが、授業態度なども考慮し、総合的に判断する。
※病欠および就職試験等(やむを得ない場合)以外は、再評価を実施しない。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 ガイダンス、および日本を取り巻く経済の現状と国際経済の動向
第 2 回 経済の基本知識、①経済の語源、②経済を学ぶ意義、③経済学とは(経済行為、経済原則、経済学の
世界など)
第 3 回 経済の基本的な仕組み(1)―企業と家計(暮らし)
、GDP の概念、経済成長など
第 4 回 経済の基本的な仕組み(2)―NNW(純国民福祉)
、国内総福祉指標、グリーン GDP の考え方
第 5 回 景気と暮らしについて(1)―景気循環の捉え方、雇用と景気など
第 6 回 景気と暮らしについて(2)―景気指標(先行指数、一致指数、遅行指数)
第7回 物価と暮らしについて(1)―物価指数(消費者物価指数、卸売物価指数、簡単な物価指数の計算)
、金利
と物価
第 8 回 物価と暮らしについて(2)―インフレーション、②デフレーション、スタグフレーション、③円高・円
安等、内外価格差問題
第9回 政府による経済の役割(1)―財政の役割と機能
第 10 回 政府による経済の役割(2)―公共投資の概念、日本の財政問題(予算および歳入構造・歳出構造)
第 11 回 日銀の役割―その役割と機能、金融政策
第 12 回 グローバル化の中の日本経済と暮らし―為替相場と国際収支、②グローバル化と経済活動、③グロー
バル化と日本経済の中の暮らし
第 13 回 BRICsと世界経済の再編および日本経済
第 14 回 バブル崩壊と失われた 10 年問題(雇用問題、少子高齢化問題、年金問題、環境問題など)と今後の
方向性を探る
第 15 回 学期末試験および今後の学習指針
使用教科書
使用しない。
自己学習の内容等アドバイス
テキスト、プリント等は使用しない。講義中心となるため、板書と講義内容を集中して受講して欲しい。ま
た経済関係の新聞の切り取り作業で信じられないほどの知識が身につくので、実践して欲しいと思っている。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
現代社会理解C(情報社会と倫理)
[単位数]
2
[開講コース]
講義
[開講期]
全コース(基礎・人間教育) 前・後期
[授業担当者名]
伊藤 俊男
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
テーマ : 情報社会におけるマイナスの作用を小さくするための基礎知識の修得
到達目標 : 情報社会における情報セキュリティ技術、法制度、モラル・倫理についての受講者の基礎的理解
を目指す。もって基礎・人間教育の一環を担う。
授業の概要
6才以上の日本の総人口の約80%がPCや携帯電話またはゲーム機等でインターネットを利用している。
インターネットによってわれわれの生活の利便性がかなり向上したとともに、今までなかったコミュニケーシ
ョンの方法も増加してきた。一方でさまざまな社会問題も目立ってきている。それら社会問題を解消するには、
①情報セキュリティ技術の確立、②法律等の整備、③社会としての倫理観の醸成という3つの課題を解決しな
ければならない。情報社会の負の面についての基礎知識を解説するので、理解を深めてもらいたい。
学生に対する評価の方法
各回の項目の理解(目標)を定期試験、レポートによって判断する。
期末試験を中心(80%)に毎回のレポート(10%)
、受講状況(5%)
、態度(5%)を総合して評価したい。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
15 回の授業のガイダンス
インターネットの光と影 技術的対応と法的対策
教育と倫理の重要性 インターネットの特異性
インターネット上のトラブル PCの基礎知識
情報セキュリティ対策の要点 技術的対策の実際
法整備の必要性 法整備の例
不正アクセス禁止法 プロバイダ責任制限法
著作権保護の必要性と課題 個人情報の保護と共有
情報モラル教育 情報倫理もしくは批判的情報モラル
技術・法律・モラル・倫理 トピックス① 情報格差と情報弱者、永遠のビギナー問題
トピックス② パスワードの作り方・保管方法
トピックス③ OpenPGPで暗号メール、電子認証を実践
第 12 回 トピックス④ ACCS個人情報流出事件
トピックス⑤ 誹謗中傷、書込みをした者の立証責任について
第 13 回 トピックス⑥ オリジナリティはどう判断されるのか?
トピックス⑦ クリエイティブコモンズ
第 14 回 トピックス⑧ 「コミックマーケット」がアニメ文化を育てた
トピックス⑨ 宇治市住民基本台帳流出事件
第 15 回 予備 期末試験
* 最終回を除き各回とも授業内容についてのまとめをレポートとして提出してもらいます。
* 再評価は、該当者からの申し出があれば、必ず実施する。
使用教科書
会田和弘著『情報セキュリティ入門 情報倫理を学ぶ人のために』
(共立出版)
自己学習の内容等アドバイス
授業の各回について予習、復習をしておくこと。分からない専門用語については情報セキュリティの専門書
で調べておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
現代社会理解D(エコロジーを考える)
[単位数]
2
[開講コース]
全コース(基礎・人間教育)
講義
[開講期]
前・後期
[授業担当者名]
林 誉樹
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
エコロジー(Ecology)とは、元来は「生態学」を意味するが、近年では自然と人間生活の調和などを意味す
ることが多くなった。また、東日本大震災や福島原発事故から日本の環境問題やエネルギーに関する新たな問
題が発生している。この授業では、科学的なデータ及び知識をもとに、人間の生活とエコロジーの関わりを通
して現代社会を理解することを到達目標とする。
授業の概要
授業は講義形式を主に、授業内でのインタビューやグループワーク及び討論を取り入れて展開する。
導入としてDVD映像を見てから、多様な生物と環境からなる生態系を学び、様々な環境問題を取り上げて地
球規模の環境や身近な生活の中でのエコロジーについて理解する。
学生に対する評価の方法
授業での発表(20%)
、課題へのレポート(20%)
、論述の筆記試験(60%)を総合的に判断する。
再評価は実施しない。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
オリエンテーション、エコロジーという言葉について考える
地球環境の理解Ⅰ(地球環境とバイオーム)
地球環境の理解Ⅱ(風が吹けば桶屋が儲かる)
人類は地球環境にどのような影響を与えたか
日本人とエコロジーⅠ(自然環境における里山の存在意義)
日本人とエコロジーⅡ(東日本大震災と福島原発事故)
ドイツ人とエコロジー(エコロジー先進国から学ぶ)
生活の中のエコロジーⅠ(ゴミの3R「リサイクル、リデュース、リユース」
)
生活の中のエコロジーⅡ(温室効果ガスの実態と課題)
オーガニック食品とスローフード
デング熱とエボラ出血熱の恐怖とその実態
「生物多様性条約」と「京都議定書」の内容
これまでの講義のまとめと筆記試験(論述)
実践演習(エコロジーからの提言)
エコロジーのまとめ(地球と生命の共存)
使用教科書
「エコロジー」満田久義(アスペクト)
[参考図書] 「エコ論争の真贋」藤倉良(岩波新書)
自己学習の内容等アドバイス
「エコ」
、
「リサイクル」といった言葉をよく耳にするが、一方的な書物や報道に偏らず、身近な生活の中か
ら本当のエコとは何かを理解してほしい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
地域を学ぶ
[単位数]
2
講義
[開講コース]
[開講期]
全コース(基礎・人間教育) 前・後期
[授業担当者名]
田尻 紀子・仁田 紀生
小笠原 昭夫・釜賀 明子
[必修・選択] 備考
選択
<オムニバス>
授業の到達目標及びテーマ
テーマ : 東海地域を学ぶ
世界的なグローバル化の流れの中で、私たちが自らを知り、アイデンティティを確立することは非常に重要
な課題である。本講座の目的は、東海地域について、歴史や文化、経済、自然など、様々な角度から学ぶこと
によって、自らのよりどころである地域についての知識を深め、延いては世界における日本の特色について考
察することのできる力を身につけることである。
授業の概要
本講座では、文化、歴史、自然、経済など、テーマ毎に講師を変えて、東海地域について様々な角度から考
察し、知識を深める。
本講座の受講を希望する場合、講義の進め方やレポートの提出、評価の方法について詳しい説明を行うため、
第1回のオリエンテーションには必ず出席すること。第 1 回を無断で欠席した者は、受講を認めない。
学生に対する評価の方法
各担当者から与えられた課題でテーマ毎にレポートを提出し、これに受講態度を加えて評価する。
レポートをすべて提出しなければ単位は認定できない。また、オムニバス形式をとるため、再評価は行わ
ないので注意すること。
授業計画(回数ごとの内容等)
1.浄瑠璃と東海<田尻 紀子>
第 1 回 オリエンテーション(講義の進め方と概要説明) 芸能の起源
第 2 回 浄瑠璃の起源―語り物と『平家物語』―
第 3 回 平曲から早物語へ
第 4 回 『浄瑠璃物語』の流行
第 5 回 人形浄瑠璃の成立
2.東海の歴史―信長と秀吉と家康―<仁田 紀生>
第 6 回 織田信長
(1)信長の出自と尾張国内統一
(2)桶狭間の戦いから本能寺の変まで
第 7 回 豊臣秀吉
(1)秀吉の出自
(2)全国統一まで
信長の家臣として(武将時代)
・全国支配
(3)朝鮮出兵
出兵の理由・経過
第 8 回 徳川家康
(1)家康の出自・源平交替論
(2)関ヶ原の戦いまで
(3)大坂夏の陣まで
(4)信長・秀吉・家康の系図
3.東海の自然<小笠原 昭夫>
第 9 回 ラムサール条約登録地“藤前干潟”と、名古屋市のゴミ処理問題
第 10 回 愛地球博及び新住事業計画候補地であった“海上(かいしょ)の森”の現状と将来
第 11 回 中部国際空港建設と供用に伴う諸問題―おもに環境保全に関して―
4.中部地域(愛知)のくらしと経済<釜賀 明子>
第 12 回 映像で振り返る愛知の姿
第 13 回 世界のトヨタと中部出身のビジネスリーダー
第 14 回 愛知の女性のくらしと労働
第 15 回 まとめ・アンケート<田尻 紀子>
使用教科書
必要に応じ、各担当者から資料を配付する。
自己学習の内容等アドバイス
テーマが終了する毎にレポートの提出が課されるため、授業後はしっかり復習し、期限内に必ずレポートを
提出できるよう準備しておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
スポーツと健康A
[単位数]
1
[開講コース]
養護教諭コース
(基礎・人間教育)
実習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
正 美智子
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
Ⅰ. 自然に興味を持たせ、自然に上達させること。
Ⅱ. 各自の技能に応じてルールや審判法を高度なものにしていき、最終的に競技と呼べるところまでもって
いく。
Ⅲ. バトミントンを楽しむこと、そして、楽しみ方を知ること。
Ⅳ.ジョギングで 20 分間を走り抜く体力を身につける。
授業の概要
スポーツや身体運動は、生涯にわたって健康的な生活を送るために、全ての人間に必要不可欠なものである。
本授業では、バトミントンを中心に理論に基づいた運動実践法を講義し、その具体的方法について実習する。
学生に対する評価の方法
課題に対する取り組みと成果(40%)
、レポート(20%)
、授業への参画態度(40%)など総合的に評価する。
本授業は実習科目であるため、必ず毎回出席すること。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
実習 初歩的技能の習得
1.バトミントンの歴史 2.シャトルあそび 3.グリップ
第 2 回 実習 初歩的技能の習得 ○運動特性、技術、用具などに関する知識の習得
1.ハイサービス 2.ストローク 3.簡易ゲーム
第 3 回 実習 初歩的技能の習得 ○各種グリップの理解
1.ショット ・ドライブ ・スマッシュ ・ヘヤピン ・ドロップ ・クリヤ- ・ロブ
2.簡易ゲーム(ハーフコートダブルスゲーム)の実践
第 4 回 実習 初歩的技能の習得 ○ストロークの理解と競技規則に関する知識の習得
1.いろいろなサービス
・ショートサービス ・ドライブサービス ・クリックサービス
2.簡易ゲーム(オールコート3対3のゲーム)の実践
第 5 回 実習 基本的技能の習得
1.高度なストローク 2.フットワーク 3.基本フライトの組み合わせ練習
第 6 回 実習 基本的技能の習得 ○ダブルスゲームの進め方の理解
1.ダブルスゲーム ・ダブルスのルール ・フォーメーション ・審判法 ・ゲームの実践
第 7 回 講義 VTR(全日本バドミントン選手権大会ダブルスの部)を見る
1.トップアンドバック、サイドバイサイド 2.入れ替わり(攻守)のタイミング
3.VTRを見て動きや打球技術のポイントをまとめ、レポートを提出する
第 8 回 実習 基本的技能の習得 ダブルスゲームの実践 ○サービス中のフォルトの理解
第 9 回 実習 基本的技能の習得 ダブルスゲームの実践 ○ラリー中のフォルトの理解
第 10 回 実習 基本的技能の習得 ダブルスゲームの実践 ○セッティングの理解
○初歩的技能練習や基本的技
第 11 回 実習 応用技能の習得
公式試合形式でのチーム対抗リーグ戦Ⅰ 能練習で習得した技術や戦術
第 12 回 実習 応用技能の習得
公式試合形式でのチーム対抗リーグ戦Ⅱ をゲームに応用し実践する
第 13 回 実習 応用技能の習得
公式試合形式でのチーム対抗リーグ戦Ⅲ ○ゲームの内容を検討し、意
第 14 回 実習 応用技能の習得
公式試合形式でのチーム対抗リーグ戦Ⅳ 見交換を行いながら内容の向
上を図る
第 15 回 個人で取り組んだ課題の成果をまとめ、レポートを提出する
☆課題とは毎時間実施する 20 分間の有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、ランニング)のこと
使用教科書
(参考図書) 大体連研修部作成教材 バドミントン(平成 20 年度作成 DVD 教材シリーズ)
自己学習の内容等アドバイス
バドミントンに必要な基礎体力を身につける努力をすること。
毎日 20 分間程度(中強度レベル)の有酸素運動を実施すると。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
スポーツと健康A
[単位数]
[開講コース]
メディカル秘書コース
(基礎・人間教育)
1
実習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
土田 洋
[必修・選択] 備考
必修
コア
授業の到達目標及びテーマ
・運動の楽しさを理解し、実践できるようになる。
・バトミントン、バレーボール、バスケットボールの基礎技術を習得し、各種目のルールが理解できる。
・個人スポーツとチームスポーツの実践よりコミュニケーション能力の向上をはかる。
授業の概要
・生涯にわたって健康的な生活を送るために、スポーツや身体活動が必要であることを理解し、実践する。
・本授業ではバトミントン、バレーボール、バスケットボールの基礎練習およびゲームを通じて各種目のルー
ルを理解する。
・コミュニケーション能力の向上のためにグループワークを行う。
学生に対する評価の方法
授業に対する取り組みと成果(50%)、技術(30%)、受講態度(20%)など総合的に評価する。本授業
は実習科目であるため、必ず毎回出席すること。再評価は実施しない。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
ガイダンス バドミントン ラケットとシャトルのコントロール
バドミントン 各種打ち方の練習
バドミントン ルールの理解と実践
バドミントン ゲーム(シングルス)
バドミントン ゲーム(ダブルス)
バレーボール ソフトバレーボール
バレーボール アンダーハンドパスとオーバーハンドパス
バレーボール サーブとレシーブ
バレーボール ルールの理解と実践
バレーボール チーム編成 ゲーム
バスケットボール ボールに慣れる
バスケットボール パスとシュート
バスケットボール ルールの理解と実践
バスケットボール チーム編成 ゲーム
バスケットボール チーム編成 ゲーム
使用教科書
特になし
自己学習の内容等アドバイス
各種目が実践できる体力をつけるため、ウォーキングやジョギングなどを実施すること
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
スポーツと健康B
[単位数]
2
[開講コース]
講義
[開講期]
全コース(基礎・人間教育) 後期
[授業担当者名]
正 美智子
[必修・選択]
選択
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
「身体活動の必要性をいかに問うか?」をテーマに、ヒトの発育と身体活動について講義する。そして、授
業の成果として、生涯にわたる身体の健康にたいする意識と活動を期待する。
授業の概要
ヒトは、胎生期から加齢と共に老齢に至るまで生体として、構造的にも機能的にもさまざまな変化が生ずる。
発育過程での運動不足は正常な発達を阻害し、成人以降の運動不足は生活習慣病と呼ばれる多様な疾病を誘発
する。しかしながら逆に過激な運動は障害を生み出す。従って適度な身体活動が求められるわけである。発育・
発達の過程を踏まえて、適度な身体活動とはどういうものなのかを講義する。
学生に対する評価の方法
期末試験(50%)
、課題の提出(10%)
、授業への参画態度(40%)を総合して評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 Ⅰ-1.身体は細胞のすみか、そして主は私
1) 自分を見る目をつくる
第2回
2) 身体運動の意味
第3回
3) 地球誕生のスケールの中に人間をおいてみる
第4回
2.宇宙空間における生体変化
第5回
3.運動しているとき、身体の中で何がおこっているのか - ヒトは動くようにできている-
第 6 回 Ⅱ-1.生涯発達と健康
1) 発達と健康科学
第7回
2) 身体能力の年齢的変化(ライフステージ)に応じた健康スポーツ
第 8 回 Ⅲ-歩行の生涯健康
1.DNAの持つはるかな記憶
2.ヒトがサルと別れた日
第9回
3.歩行の定義
第 10 回
4.歩行の運動学的意義
1) 歩く(ウォーキング)速さと歩幅
2) 歩く速さとエネルギー消費量
第 11 回
3) 歩行 -健康に良い有酸素性運動-
第 12 回
4) 歩行と健康
5) 歩行と脳
第 13 回 Ⅳ-運動とからだの健康
1. 運動不足と健康障害
2. 肥満の予防・解消 -基礎代謝量・活動代謝量を高めるためのトレーニング
第 14 回
3.健康的に痩せるとはどういうことか
第 15 回
期末試験と解説
使用教科書
藤井勝紀編著『生涯発達の健康科学』
(杏林書院)
自己学習の内容等アドバイス
受講内容をノートに整理記入しておくこと。
次回の授業範囲を教科書で予習しておくこと。専門用語の意味等を事前に調べておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
日本語表現Ⅰ
[単位数]
[開講コース]
1
[授業担当者名]
演習
[開講期]
石川 稔子・掛布 景子
[必修・選択] 備考
全コース(基礎・人間教育) 前期
必修
[クラス分け]コア
メディカル秘書コース:上級秘書士
授業の到達目標及びテーマ
文章表現はコミュニケーションのための重要な手段の一つであり、社会に出ればさまざまなところで国語力や
文章力を問われる場面に遭遇する。本講座の目標は、社会人として活躍するために必要とされる、基礎的な日
本語の能力を身につけることである。
授業の概要
日本語の「読み書き」の能力を高めるとともに、話を聞き取る力(読解力)
、文章や話の内容をまとめる力(
要約力)
、自分の意見を述べる力(表現力)などを涵養するためのトレーニングを行う。授業は少人数のゼミナ
ール形式で行い、
「書く」ことを中心に、講義とトレーニングの組み合わせで進めていく。
Ⅰでは、基礎として日本語の語彙力を豊かにするために漢字や熟語の演習を行った後、文章表現の基本である
文のしくみや構成、要約について学ぶ。なお、実践的な文章作成は後期の「日本語表現Ⅱ」で行う。
学生に対する評価の方法
受講生は授業ごとにトレーニングペーパーを担当教員に提出するが、時間内にできなかった場合は宿題と
なる。評価は、提出物と、講義内容の把握レベルをチェックする試験、授業への参加態度などを加えて総
合的に行なう。従って授業を欠席したりしてトレーニングペーパーを提出していない学生は、単位が認定
されない場合があるので、注意すること。
授業計画(回数ごとの内容等)
授業は、以下に示した内容を適宜組み合わせながら進行する。
文字表現編
第 1 回 漢字習得の近道
第 2 回 同音異義語
第 3 回 同訓異義語
第 4 回 音訓と熟語
第 5 回 熟語の構造
第 6 回 四字熟語
第 7 回 仮名遣いと送り仮名
文章作成編
第 8~ 9 回 文のしくみ
第 10~11 回 文章構成
第 12~13 回 文章の要約
第 14 回 試験
第 15 回 まとめ
[養護教諭コース:石川 稔子、メディカル秘書コース:掛布 景子]
(全回)
使用教科書
丸山顕徳編『キャリア アップ 国語表現法』 嵯峨野書院
その他、参考書として国語辞典・漢和辞典など。
自己学習の内容等アドバイス
授業時間内に完成できなかったトレーニングペーパーは宿題となる。担当教員から課された宿題は、期限ま
でに必ず完成させておくこと。また、辞書は常に携帯し、わからないことはすぐに調べる習慣を身につけるよ
う心がけること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
日本語表現Ⅱ
[単位数]
[開講コース]
1
演習
[開講期]
全コース(基礎・人間教育) 後期
[授業担当者名]
石川 稔子・掛布 景子
[必修・選択] 備考
必修
[クラス分け]コア
授業の到達目標及びテーマ
文章表現はコミュニケーションのための重要な手段の一つであり、社会に出ればさまざまなところで国語力
や文章力を問われる場面に遭遇する。本講座の目標は、社会人として活躍するために必要とされる、基礎的な
日本語の能力を身につけることである。
授業の概要
日本語の「読み書き」の能力を高めるとともに、話を聞き取る力(読解力)
、文章や話の内容をまとめる力(
要約力)
、自分の意見を述べる力(表現力)などを涵養するためのトレーニングを行う。授業は少人数のゼミナ
ール形式で行い、
「書く」ことを中心に、講義とトレーニングの組み合わせで進めていく。
Ⅱでは、表現力を高めるために、エントリーシートや小論文、論説文など、目的に応じた文章の書き方を学
ぶとともに、日本語のコミュニケーションに必要不可欠な待遇表現についても演習を行う。
学生に対する評価の方法
受講生は授業ごとにトレーニングペーパーを担当教員に提出するが、時間内にできなかった場合は宿題とな
る。評価は、提出物と、講義内容の把握レベルをチェックする試験、授業への参加態度などを加えて総合的に
行なう。従って授業を欠席したりしてトレーニングペーパーを提出していない学生は、単位が認定されない場
合があるので、注意すること。
授業計画(回数ごとの内容等)
授業は、以下に示した内容を適宜組み合わせながら進行する。
文章作成編
第 1 回 慣用表現の誤用
第 2 回 用字法の基礎(句読点・記号の使い方)
第 3 回 原稿用紙の使い方
文章実践編
第 4~ 5 回 日誌の書き方
第 6~ 7 回 エントリーシートの書き方
第 8~10 回 レポート・小論文の書き方
第 11~13 回 待遇表現
第 14 回 試験
第 15 回 まとめ
[養護教諭コース:石川 稔子、メディカル秘書コース:掛布 景子]
(全回)
使用教科書
丸山顕徳編『キャリア アップ 国語表現法』 嵯峨野書院
その他、参考書として国語辞典・漢和辞典など。
自己学習の内容等アドバイス
授業時間内に完成できなかったトレーニングペーパーは宿題となる。担当教員から課された宿題は、期限ま
でに必ず完成させておくこと。また、辞書は常に携帯し、わからないことはすぐに調べる習慣を身につけるよ
う心がけること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
コミュニケーショントレーニング
[単位数]
1
[開講コース]
演習
[開講期]
全コース(基礎・人間教育) 前・後期
[授業担当者名]
杉山 郁子
[必修・選択]
必修
備考
メディカル秘書コース:上級秘書士
コア
授業の到達目標及びテーマ
コミュニケーションとはどのようなものであり、人間関係にどのような意味や役割を果たしているかを概念
的、体験的に理解する。また、自分の思いや考えを相手に伝えること、また相手の気持ちを言語及び非言語で
受け止めることなど、自分自身のコミュニケーションスキルの向上を図り、日常生活の中で活かせるようにな
ることを目標とする。
授業の概要
コミュニケーションとは、社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うことである。その方
法は、言語(ことば)によるものもあれば、非言語のものもある。また、人と人が集団や組織、及び個人で関
わることを人間関係というが、このような中で良好な人間関係を築くためには、コミュニケーション能力が必
要不可欠である。
本授業は、体験学習型の授業を通してそのプロセスやコミュニケーションの方法を学ぶ。
学生に対する評価の方法
① 授業への参加度(20%)
、② 授講態度(20%)
、③ 各回に提出するジャーナル(20%)
、
④ 論述式試験(40%)
以上を総合的に評価する。
体験学習で進めるため、授業に取り組む姿勢・態度を重視する。
(特別な場合を除いて、再試験は行わないので注意すること)
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
体験学習による授業のオリエンテーション、ねらいづくり
他人と話し合いをする時の自分の検討
コミュニケーション実習「たずね・こたえ・観察する」
実習「流れ星」
、小講義「コミュニケーションプロセス」
アサーティブな関わり方
実習「私 map」
実習「名画鑑賞」
実習「東京観光」
実習「ストップウォッチ」
、講義「コンテントとプロセス」
コンセンサス実習「月で遭難した時どうするかⅠ」
コンセンサス実習「月で遭難した時どうするかⅡ」
、講義「コンセンサスの意義」
「価値観」
課題解決実習「ブロックモデルⅠ」
課題解決実習「ブロックモデルⅡ」
、講義「シェアード・リーダーシップ」
「PM 理論」
フィードバック実習「おもしろ村」
論述式試験
* 前半(第 1~6 回)は、自分自身の理解を深めることや 1 対 1 のコミュニケーションについて中心に行い、
後半(第 7~14 回)は、グループで様々なグループワークを行うことにより、集団におけるコミュニケー
ションについて学びを進める方式で授業を行う。
* 授業の最終日(第 15 回)に、持ち込みによる論述式試験を行う(再試験なし)
。
使用教科書
グループファシリテーターの会 Seeds 杉山郁子編 「今ここ」に生きる人間関係(ナカニシヤ出版)
自己学習の内容等アドバイス
自ら学ぶ意欲を持ち、自分自身の課題や目標を明確にして、授業に臨む準備をする。
授業では様々なことに気づけるよう、自らの能力を十分に使い、積極的に試みをする。
毎回ふりかえり用紙に記述したことをもとに、学んだことを日常で実践することを意識し行動を選択する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
リーディング&ライティングⅠ
[単位数]
1
[開講コース]
養護教諭コース
(基礎・人間教育)
演習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
鈴木 薫
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
TOEIC 形式の教材を活用して、リーディングとライティングのスキルアップを目指す。TOEIC とは Test of
English for International Communication の略称で、英語でのコミュニケーション能力を評価するための世界
共通のテストであり、TOEIC で高得点を取得していることは、就職に有利な材料となることを意味する。この
授業では少なくとも 450 点以上取得できるレベルの総合的な英語力の獲得を目標とする。
授業の概要
TOEIC 形式の問題を解きながら、実用的な英語を学ぶ。リスニング・リーディング・スピーキング・ライテ
ィングの 4 技能を活用して、総合的なアプローチによる学習を行う。テキスト付属の CD-ROM 教材を利用し
て学習量の増加を図る。Unit ごとの復習テストとまとめのテストを実施する。
学生に対する評価の方法
①授業への参画態度(10%)
②CALL 教材の総合成績(10%)
③Unit ごとの復習テスト(40%)
④まとめのテスト(40%)
を総合して評価する。
本授業は再評価を実施しない。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
授業の目的・内容・日程・予習と復習の方法などについての説明
Unit 1 旅行・出張 [文の構成要素]
Unit 2 電話応対 [8 品詞]
Unit 3 銀行・金融 [5 文型]]
Unit 4 看板・標識 [自動詞と他動詞
Unit 5 健康・病気 [名詞]
Unit 6 料理・レストラン [代名詞]
Unit 7 天気 [形容詞]
Unit 1~7 の復習テスト
Unit 8 コンピュータ [副詞]
Unit 9 道案内・交通 [前置詞①]
Unit 10 広告 [前置詞②]
Unit 11 交渉・取引 [冠詞]
Unit 12 組織・人事 [助動詞①]
Unit 7~12 の復習テスト
まとめのテスト
使用教科書
The Next Stage to the TOEIC Test Basic
(金星堂)
小野博監修 鈴木薫・青谷法子・相川由美・Janet Myers 著
自己学習の内容等アドバイス
教科書や付属の CD 教材を利用して何度も反復学習すること。
CALL 教室の空き時間を利用して、自主学習を行うとよい。
教材で使用されている英語表現を暗唱するように心がけるとよい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
リーディング&ライティングⅠ
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
(基礎・人間教育)
演習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
鈴木 薫
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
英語圏での日常生活で身近に触れるレベルの英語を理解することができ、英語で自分の意志や意見を伝えら
れる基礎的な表現力を獲得する。英語でのコミュニケーション能力を評価するための世界共通のテストである
TOEIC(Test of English for International Communication)形式の教材を利用することで、TOEIC450 点以上
レベルの総合的な英語力の獲得を目標とする。TOEIC で高得点を取得していることは、就職に有利な材料とな
る。
授業の概要
CALL 教材を利用した総合的アプローチによる学習と同時に、随時、副教材を利用して語彙増強や英語表現力
の向上を促す学習を行う。TOEIC 形式の問題を解きながら、実用的な英語を学び、リスニング・リーディング・
スピーキング・ライティングの 4 技能を活用して、総合的なアプローチによる学習を行う。テキスト付属の
CD-ROM 教材を利用して学習量の増加を図る。
学生に対する評価の方法
①授業への参画態度(10%)
②CALL 教材の総合成績(10%)
③Unit ごとの復習テスト(40%)
④まとめのテスト(40%)
を総合して評価する。
本授業は再評価を実施しない。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
第 6回
第 7回
第 8回
第 9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
授業の目的・内容・日程・予習と復習の方法・テストなどについての説明
Unit 1 旅行・出張 [文の構成要素]
Unit 2 電話応対 [8 品詞]
Unit 3 銀行・金融 [5 文型]
Unit 4 看板・標識 [自動詞と他動詞]
Unit 5 健康・病気 [名詞]
Unit 1~5 の復習
Unit 1~5 の復習テスト
Unit 6 料理・レストラン [代名詞]
Unit 7 天気 [形容詞]
Unit 8 コンピュータ [副詞]
Unit 9 道案内・交通 [前置詞①]
Unit 10 広告 [前置詞②]
Unit 6~10 の復習
Unit 6~10 の復習テスト
まとめのテスト
使用教科書
The Next Stage to the TOEIC Test Basic
(金星堂)
小野博監修 鈴木薫・青谷法子・相川由美・Janet Myers 著
自己学習の内容等アドバイス
付属の CD 教材を利用して何度も反復学習すること。
CALL 教室の空き時間を利用して、自主学習を行うとよい。
教材で使用されている英語表現を暗唱するように心がけるとよい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
リーディング&ライティングⅡ
[単位数]
1
[開講コース]
養護教諭コース
(基礎・人間教育)
演習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
鈴木 薫
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
リーディング&ライティングⅠで培った英語力を応用し、英文の構造を理解し、英語の長文を正確に読む力
を養成することを目標とする。様々な分野から選ばれた興味深い内容の英語を読むことを通して教養を深め、
一般常識の知識力を高める。楽しく英語を読む経験を通して、世界の社会的・文化的背景に関する知識を深め
つつ、語彙力や文法力の向上を促すと同時に、表現力を修得する。
授業の概要
長文読解に取り組むことで、これまでに修得した英語力の実践への応用を試みる。英文読解・文法・語彙・
会話聞き取りの問題を、制限時間内で解答する練習を行う。各ユニットの課題を毎回提出する。各ユニットで
学習する基本英文法を活用し、表現力養成のためのライティング練習を行う。自然な英語表現に触れることに
より、標準的な構文を確実に身に付け、それを応用して情報発信する力を養成する。
学生に対する評価の方法
①授業への参画態度(10%)
②各ユニットの提出課題(30%)
③Unit 1~7 のテスト(15%)
④Unit 8~14 のテスト(15%)
⑤まとめのテスト(30%)
以上を総合して評価する。
本授業は再評価を実施しない。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 授業の目的・内容・日程・予習と復習の方法・課題・テストなどについての説明
Unit 1 Literacy and Education
第 2 回 Unit 2 Sustainable City Unit 3 Friendly Robots
第 3 回 Unit 4 Understanding Your Personality Unit 5 Amazing Hotels
第 4 回 Unit 6 Culture and Religion Unit 7 The Ideal Workplace
第 5 回 Unit 1~7 の復習①
第 6 回 Unit 1~7 の復習②
第 7 回 Unit 1~7 のテスト
第 8 回 Unit 8 Future Food Unit 9 The Ideal Wedding
第 9 回 Unit 10 How to Stay Young and Healthy Unit 11 Space Age
第 10 回 Unit 12 The Future of Medical Science Unit 13 Uncontacted Tribes
第 11 回 Unit 14 Future Computers
第 12 回 Unit 8~14 の復習①
第 13 回 Unit 8~14 の復習②
第 14 回 Unit 8~14 のテスト
第 15 回 まとめのテスト
使用教科書
English Challenger リーディングに役立つ基本英文法
岡本京子・Benedict Rowlett・木下綾・Sara Ellis 著
(成美堂)
自己学習の内容等アドバイス
授業で扱う教材以外にも、ニュース・新聞・雑誌などで日常的に英語に触れると、英語力が向上するのでぜひ
取り組んでほしい。
授業で扱う例文を、授業時間外にも暗唱するように心がけるとよい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
リーディング&ライティングⅡ
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
(基礎・人間教育)
演習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
鈴木 薫
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
リーディング&ライティングⅠに引き続き、TOEIC 形式の教材を活用して、リーディングとライティングの
スキルアップを促す。450 点以上取得できるレベルの総合的な英語力の獲得を目標とする。これまでに培った
英語力を応用し、英語表現学習を実施し、英語によるコミュニケーション能力のさらなる向上を目指す。
授業の概要
前半では、リーディング&ライティングⅠに引き続き、TOEIC 形式の問題を解きながら、実用的な英語を学
ぶ。リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの 4 技能を活用して、総合的なアプローチによ
る学習を行う。テキスト付属の CD-ROM 教材を利用して学習量の増加を図る。Unit ごとの復習テストを実施
する。後半の英語表現学習では、これまでに修得した英語力の実践への応用を試みる。
学生に対する評価の方法
①授業への参画態度(10%)
②CALL 教材の総合成績(10%)
③Unit ごとの復習テスト(40%)
④英語表現学習のテスト(40%)
を総合して評価する。
本授業は再評価を実施しない。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
第 6回
第 7回
第 8回
第 9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
授業の目的・内容・日程・予習と復習の方法・テストなどについての説明
Unit 11 交渉・取引 [冠詞]
Unit 12 組織・人事 [助動詞①]
Unit 13 オフィスワーク [助動詞②]
Unit 14 政治・社会 [接続詞]
Unit 15 環境 [疑問詞]
Unit 11~15 復習
Unit 11~15 の復習テスト
英語表現学習①
英語表現学習②
英語表現学習③
英語表現学習④
英語表現学習⑤
英語表現学習⑥
英語表現学習の復習
英語表現学習のテスト
使用教科書
The Next Stage to the TOEIC Test Basic
(金星堂)
小野博監修 鈴木薫・青谷法子・相川由美・Janet Myers 著
自己学習の内容等アドバイス
付属の CD 教材を利用して何度も反復学習すること。
CALL 教室の空き時間を利用して、自主学習を行うとよい。
英語表現学習で扱う構文を、授業時間外にも暗唱するように心がけるとよい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
オーラルコミュニケーションA
[単位数]
1
[開講コース]
養護教諭コース
(基礎・人間教育)
演習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
J.ロビソン
[必修・選択]
備考
必修
授業の到達目標及びテーマ
The overall objective of the course is to improve students' listening and speaking skills in general English with particular
focus on listening. The emphasis is to develop students’ basic skills that may help them outside the classroom. Therefore,
the non-verbal activities or the ones that make students silent (e.g. written grammatical exercises) need to be avoided or
minimized.
授業の概要
Below is a tentative study plan for 15 lessons. However, there will be some changes in the order and the contents according to
the students’ interests, and learning needs. During lessons, students will learn and practice the following contents and the
related speaking skills in pairs, groups and with the whole-class. The students also work from time to time with the teacher
individually to practice the real-life communication skills, specifically to understand natural speed listening.
学生に対する評価の方法
Participation in class activities(50%) Final Oral test(50%) There will be a ‘re-examination’. The students more than
one third class absents will not be offered grades.
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 Meeting and greeting people informally and formally.
第 2 回 Describing people
第 3 回 Talking about past events
第 4 回 Talking about Shopping
第 5 回 Talking about future events
第 6 回 Giving happy/sad news and advice
第 7 回 Talking about routine activities
第 8 回 Giving instructions and directions.
第 9 回 Stating preferences
第 10 回 Talking about food & drinks
第 11 回 Talking about traveling
第 12 回 Taking about health & fitness
第 13 回 Talking about cooking
第 14 回 Talking about going out.
第 15 回 Final Oral test in small groups.
使用教科書
No textbook is required for students to purchase. Occasionally handouts will be provided employing different types of
books. However, the students are expected to bring English-Japanese, and Japanese-English dictionaries.
自己学習の内容等アドバイス
As the course relates to the Spoken English, students are recommended to review conversations they have
studied in their high school English classes and / or listen to English conversation programs available on
radio, TV and the Internet before taking the Oral Communication A course.
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
オーラルコミュニケーションA
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
(基礎・人間教育)
演習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
J.ロビソン
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
The overall objective of the course is to improve students' listening and speaking skills in general English with particular
focus on listening. The emphasis is to develop students’ basic skills that may help them outside the classroom. Therefore,
the non-verbal activities or the ones that make students silent (e.g. written grammatical exercises) need to be avoided or
minimized.
授業の概要
Below is a tentative study plan for 15 lessons. However, there will be some changes in the order and the contents according to
the students’ interests, and learning needs. During lessons, students will learn and practice the following contents and the
related speaking skills in pairs, groups and with the whole-class. The students also work from time to time with the teacher
individually to practice the real-life communication skills, specifically to understand natural speed listening.
学生に対する評価の方法
Participation in class activities(50%) Final Oral test(50%) There will be a ‘re-examination’. The students more than
one third class absents will not be offered grades.
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 Meeting and greeting people informally and formally.
第 2 回 Describing people
第 3 回 Talking about past events
第 4 回 Talking about Shopping
第 5 回 Talking about future events
第 6 回 Giving happy/sad news and advice
第 7 回 Talking about routine activities
第 8 回 Giving instructions and directions.
第 9 回 Stating preferences
第 10 回 Talking about food & drinks
第 11 回 Talking about traveling
第 12 回 Taking about health & fitness
第 13 回 Talking about cooking
第 14 回 Talking about going out.
第 15 回 Final Oral test in small groups.
使用教科書
No textbook is required for students to purchase. Occasionally handouts will be provided employing different types of
books. However, the students are expected to bring English-Japanese, and Japanese-English dictionaries.
自己学習の内容等アドバイス
As the course relates to the Spoken English, students are recommended to review conversations they have
studied in their high school English classes and / or listen to English conversation programs available on
radio, TV and the Internet before taking the Oral Communication A course.
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
オーラルコミュニケーションB
[単位数]
1
[開講コース]
養護教諭コース
(基礎・人間教育)
演習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
J.ロビソン
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
The overall objective of the course is to improve students' listening and speaking abilities at a level above than the one in the
Oral Communication A in general English with particular focus on speaking. The emphasis is not to have students speak
100 % accurately but to be able to communicate effectively in English. Activities and the contents are assumed to be
practical, matching with the students’ spoken English abilities, and their interests.
授業の概要
Below is a tentative study plan for 15 lessons. However, there will be some changes in the order and the contents according to
the students’ interests, and learning needs. During lessons, students will learn and practice the following contents and the
related speaking skills in pairs, groups and with the whole-class. The students also work from time to time with the teacher
individually to practice the real-life communication skills, specifically to experience and participate in natural speed speaking.
学生に対する評価の方法
Participation in class activities(50%) Final Oral test(50%) There will be a ‘re-examination’. The students more than
one third class absents will not be offered grades.
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 New people
第 2 回 International life
第 3 回 Personal information
第 4 回 Impressions
第 5 回 Interests
第 6 回 Entertainments
第 7 回 Weekends
第 8 回 Hometowns
第 9 回 Abilities
第 10 回 Family
第 11 回 Places around town
第 12 回 Personal objects/describing
第 13 回 Customs
第 14 回 Jobs, Future plans
第 15 回 Final oral test in small groups
使用教科書
No textbook is required for students to purchase. Occasionally handouts will be provided employing different types of
books. However, the students are expected to bring English-Japanese, and Japanese-English dictionaries.
自己学習の内容等アドバイス
As the course relates to the Spoken English, students are recommended to review contents they have
studied in semester 1, and / or listen to English conversation programs available on radio, TV and the
Internet before taking the Oral Communication B course.
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
オーラルコミュニケーションB
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
(基礎・人間教育)
演習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
J.ロビソン
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
The overall objective of the course is to improve students' listening and speaking abilities at a level above than the one in the
Oral Communication A in general English with particular focus on speaking. The emphasis is not to have students speak
100 % accurately but to be able to communicate effectively in English. Activities and the contents are assumed to be
practical, matching with the students’ spoken English abilities, and their interests.
授業の概要
Below is a tentative study plan for 15 lessons. However, there will be some changes in the order and the contents according to
the students’ interests, and learning needs. During lessons, students will learn and practice the following contents and the
related speaking skills in pairs, groups and with the whole-class. The students also work from time to time with the teacher
individually to practice the real-life communication skills, specifically to experience and participate in natural speed speaking.
学生に対する評価の方法
Participation in class activities(50%) Final Oral test(50%) There will be a ‘re-examination’. The students more than
one third class absents will not be offered grades.
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 New people
第 2 回 International life
第 3 回 Personal information
第 4 回 Impressions
第 5 回 Interests
第 6 回 Entertainments
第 7 回 Weekends
第 8 回 Hometowns
第 9 回 Abilities
第 10 回 Family
第 11 回 Places around town
第 12 回 Personal objects/describing
第 13 回 Customs
第 14 回 Jobs, Future plans
第 15 回 Final oral test in small groups
使用教科書
No textbook is required for students to purchase. Occasionally handouts will be provided employing different types of
books. However, the students are expected to bring English-Japanese, and Japanese-English dictionaries.
自己学習の内容等アドバイス
As the course relates to the Spoken English, students are recommended to review contents they have
studied in semester 1, and / or listen to English conversation programs available on radio, TV and the
Internet before taking the Oral Communication B course.
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]<1 年生>
キャリアデザイン
[単位数]
2
[開講コース]
養護教諭コース
(基礎・人間教育)
[授業方法]
講義
[開講期]
集中
[授業担当者名]
伊藤 琴恵・葉山 栄子
[必修・選択] 備考
必須
コア <複数>
授業の到達目標及びテーマ
1年後期から2年前期・後期にかけて「養護教諭とその他の職業」を含んだ職業観をもてるように、また自
分の適性が何であるかを考えながら、教員採用試験および就職試験に合格することを目標とする。それに向け
ての試験対策、願書指導、マナー講座、教育現場の管理職や先輩養護教諭、一般企業からの具体的な講話など
を組んでいる。
授業の概要
本コースの学生は、将来の職業を「養護教諭」と決めてその目標達成に向け励んでいく。その準備としてこ
の講座では、
「養護教諭」になるためにはどのような心がまえや準備が必要であるかを明確にしながら、学内外
の教員や講師およびキャリアサポートセンターとの共同で運営を行う。
学生に対する評価の方法
① 授業態度(10%) ② レポート(10%) ③ 課題(10%) ④ 発表(10%)
⑤ 模擬試験成績(60%) 以上を総合して評価を行う
授業計画(回数ごとの内容等)
【卒業後の進路】
第1回
オリエンテーション 「各種の仕事と養護教諭について」
第 2・3 回 職業と生活
「就職活動実践ノート」の活用について
第4回
キャリアデザイン
職業選択の意味について
第5回
職業適性検査
【職業選択】
第6・7回 キャリアガイダンス① 「求められる養護教諭像」
第8・9回 キャリアガイダンス② 「一般企業、医療機関における職域の可能性」
外部講師 学校関係(管理職・養護教諭) ・医療関係・企業等
【就職活動の準備】
第 10 回
教員採用試験対策に備えて 採用試験合格者からのアドバイス
第 11~13 回 教員採用試験対策
願書指導・論作文・実技指導・面接指導・学内模擬テスト
第 14 回
教員採用試験対策
トライアル模試
第 15 回
まとめ・ふりかえり
使用教科書
必要に応じてプリント配布
自己学習の内容等アドバイス
養護教諭になるためにはどうあるべきかを常に考え行動して欲しい。また、実施される内容の事前事後学習
を行うこと。特に模擬試験に関しては、計画的な学習が必要である。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]<2 年生>
キャリアデザイン
[単位数]
2
[開講コース]
養護教諭コース
(基礎・人間教育)
[授業方法]
講義
[開講期]
集中
[授業担当者名]
黒澤 宣輝・大原 榮子・伊藤 琴恵
葉山 栄子・小栗 直子
[必修・選択]
必須
備考
コア <複数>
授業の到達目標及びテーマ
1年後期から2年前期・後期にかけて「養護教諭とその他の職業」を含んだ職業観をもてるように、また自
分の適性が何であるかを考えながら、教員採用試験および就職試験に合格することを目標とする。それに向け
ての試験対策、願書指導、マナー講座、教育現場の管理職や先輩養護教諭、一般企業からの具体的な講話など
を組んでいる。
授業の概要
本コースの学生は、将来の職業を「養護教諭」と決めてその目標達成に向け励んでいく。その準備としてこ
の講座では、
「養護教諭」になるためにはどのような心がまえや準備が必要であるかを明確にしながら、学内外
の教員や講師およびキャリアサポートセンターとの共同で運営を行う。
学生に対する評価の方法
① 授業態度(10%) ② レポート(10%) ③ 課題(10%) ④ 発表(10%)
⑤ 模擬試験成績(60%) 以上を総合して評価を行う
授業計画(回数ごとの内容等)
【卒業後の進路】
第1回
オリエンテーション 「各種の仕事と養護教諭について」
第 2・3 回 職業と生活
「就職活動実践ノート」の活用について
第4回
キャリアデザイン
職業選択の意味について
第5回
職業適性検査
【職業選択】
第6・7回 キャリアガイダンス① 「求められる養護教諭像」
第8・9回 キャリアガイダンス② 「一般企業、医療機関における職域の可能性」
外部講師 学校関係(管理職・養護教諭) ・医療関係・企業等
【就職活動の準備】
第 10 回
教員採用試験対策に備えて 採用試験合格者からのアドバイス
第 11~13 回 教員採用試験対策
願書指導・論作文・実技指導・面接指導・学内模擬テスト
第 14 回
教員採用試験対策
トライアル模試
第 15 回
まとめ・ふりかえり
使用教科書
必要に応じてプリント配布
自己学習の内容等アドバイス
養護教諭になるためにはどうあるべきかを常に考え行動して欲しい。また、実施される内容の事前事後学習
を行うこと。特に模擬試験に関しては、計画的な学習が必要である。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]<1 年生>
キャリアデザインⅠ
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
(基礎・人間教育)
[授業方法]
演習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
伊藤 俊男・垣内 シサエ
内田 君子・山本 恭子・中村 則子
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
「医療秘書、医療事務職、その他の職業」を含んだ職業観がもてるように、また、自分の適性は何であるか
考え就職活動の方向付けができる。
授業の概要
この講座では、医療秘書や医療事務職に対する期待が高まっている中で、医療チームの一員として職業をも
つことの意義や心がまえについて学ぶ。
学生に対する評価の方法
① 授業中の態度(30%) ②毎回のレポート(50%) ③グループワーク時等の発表(20%)
以上を総合的に判断して評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
オリエンテーション( 授業の概要)
)<全員>
女性とキャリア(外部講師)<垣内>
( キャリア発達 女性のキャリアの特徴 キャリア選択)
第3回 キャリアガイダンス①<中村>
医療秘書、医療事務職の活躍について)
第4回 就職活動について<伊藤>
第5回 グループディスカッション・グループワークオリエンテーション<内田>
第6回 グループワーク①<垣内>
第7回 キャリアガイダンス② 〈伊藤>
一般企業における職域の可能性)
第8回 グループワーク②<中村>
第9回 働く意義を考える<山本>
第 10 回 グループワーク③<伊藤>
第 11 回 事例検討(課題発見と解決)<垣内・山本>
第 12 回 あなたの人生設計は?< 内田>
第 13 回 情報収集のテクニック 進路登録 <山本>
第 14 回 就職活動の準備 ( 自己分析・履歴書)<内田>
第 15 回 就職活動のマナー 手紙の書き方・電話応対 、まとめ <全員>
使用教科書
配布資料を基礎とする。
『筆記試験問題集』 無料配布
自己学習の内容等アドバイス
第 1 回のオリエンテーション時の指示に基づいて各回とも授業に臨むこと。必ず復習をしておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]<2 年生>
キャリアデザイン
[単位数]
[開講コース]
メディカル秘書コース
(基礎・人間教育)
2
[授業方法]
講義
[開講期]
前・後期
[授業担当者名]
伊藤 俊男・垣内 シサエ
内田 君子・山本 恭子・中村 則子
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
1 年後期から引き続き自分の適性について考えながら、職業観の確立と、就職試験合格を目指す。
授業の概要
この講座では、医療秘書や医療事務職に対する期待が高まっている中で、医療チームの一員として職業をも
つことの意義や心がまえについて学ぶ。そのうえで、具体的に面接や筆記試験対策、実践的な就職活動を行う。
学生に対する評価の方法
② 授業中の態度(30%) ②毎回のレポート(50%) ③グループワーク時等の発表(20%)
以上を総合的に判断して評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
オリエンテーション、最近の医療事情 <垣内>
面接対策①(メイク・ボイストレーニング)<中村>
採用試験の準備(マナー、コミュニケーション)<垣内>
面接対策② <山本>
採用試験の準備(個人面接)<全員>
採用試験の準備(個人面接)<全員>
グループワーク① <伊藤>
グループワーク②
<内田>
グループワーク③
<垣内>
グループワーク④
<中村>
グループワーク振り返り、まとめ<山本>
進路確認 <垣内・中村>
いろいろな組織(組織で働く心構え)<伊藤>
職業と法 <伊藤>
まとめ、振り返り <全員>
使用教科書
配布資料を基礎とする。
『筆記試験問題集』 無料配布
自己学習の内容等アドバイス
第 1 回のオリエンテーション時の指示に基づいて各回とも授業に臨むこと。必ず復習をしておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
職場の人間関係
[単位数]
[開講コース]
2
講義
[開講期]
全コース(基礎・人間教育) 後期
[授業担当者名]
杉浦 優子
[必修・選択]
選択
備考
メディカル秘書コース:上級秘書士
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:
「人間関係」にかかわる様々な理論を学び、応用力を修得できる
テ ー マ:良い人間関係を維持し職場で成果をあげること
授業の概要
職場には多様な人々が働いている。個々人が担当している仕事は相互に関連しており、個人が職務を遂行し
成果をあげようとするならば、職場の様々な人々の協力が必要となる。したがって、職場で良好な人間関係を
構築しているか否かが、個人の仕事の成果に大きな影響を与えることになる。
本科目では、職場のストレスや対人葛藤を取り上げつつ、人々にやりがいを感じさせ、主体的に職務を遂行
する条件となる、仕事、グループ特性、リーダーシップのあり方などについて学ぶ。
学生に対する評価の方法
以下の各項目の得点を合計し、評価する。第 1 回講義にて、詳細を説明する。
① 受講態度(10%)
② 提出物(10%)
③ 期末試験(80%)
:第 15 回授業時に実施する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
第 6回
第 7回
第 8回
第 9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
オリエンテーション(授業の概要、進め方、評価などの説明)
社会化とは①(学生から社会人、職業人への転換)
社会化とは②(事例)
キャリアについて
モティベーション①(人の欲求とモティベーション)
モティベーション②(モティベーションの理論、動機づけのプロセス)
モティベーション③(内発的動機づけ)
職場のストレス①(ストレスのモデル)
職場のストレス②(ストレスの諸相)
仕事とモティベーション(人間的な労働)
職場の人間関係①(グループ・ダイナミックス)
職場の人間関係②(対人葛藤)
職場の人間関係③(事例)
リーダーシップとは
期末試験とまとめ
使用教科書
田尾雅夫 著 『組織の心理学』有斐閣
自己学習の内容等アドバイス
日頃から、
「働くこと」に関連した新聞記事や報道番組を見るようにすること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
秘書実務演習
[単位数]
2
[開講コース]
養護教諭コース
(基礎・人間教育)
演習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
藤戸 京子
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
有能な職業人になるために必要なビジネスマナーの基本を身に付け、それに基づいたコミュニケーション能
力を修得することを到達目標とする。
授業の概要
どのような職種に就こうが必ず問われる技能、資質がある。秘書として、必要な知識や技能を学ぶことによ
って秘書を目指す人は勿論のこと、職業人として求められる基本的な実務能力を養うのがこの講座の目的であ
る。
さまざまな状況を想定して、ロールプレイングを行ないながら、授業を進めて行く。
学生に対する評価の方法
授業への参画態度(30%)
、課題の提出(10%)
、期末テスト(60%)などで、総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
ガイダンス
授業の内容と進め方、評価の仕方などについて説明。
「敬語」の基本
人間関係を円滑にするために、敬語は不可欠。
「敬語」の基本を学ぶ。
適切な言葉遣い
状況に応じた正しい敬語の使い方について、実技を交え学習する。
文章作成の基本と実際
電話応対のマナー
来客応対の基本
来客応対の実際
ビジネス文書の種類
ビジネス文書の作成
郵便の知識
書留、速達、小包など、郵便物の扱いと知識を身に付ける。
慶弔の基本
慶弔の実際
贈答の心得
女性と就職
女性が働くというのはどういうことなのか、考えてみる。
まとめと期末テスト(筆記試験)
使用教科書
特に使用しない。適宜プリントを配布。
自己学習の内容等アドバイス
新聞やテレビなどにより、常に社会問題に目を向けると同時に、言葉遣いやマナーなどは、日常生活の中で
使い慣れること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
秘書実務演習
[単位数]
2
[開講コース]
メディカル秘書コース
(基礎・人間教育)
演習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
藤戸 京子
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
メディカル秘書をイメージしながら、その役割をよく理解し、秘書として的確なサポートができる能力を身
につけることを目標とする。
授業の概要
この科目は、秘書業務を遂行する上で必要な資質や知識、スキルなどの基本を学ぶ。
さまざまな状況を想定して、ロールプレイングを行いながら授業を進めて行く。
学生に対する評価の方法
授業への参画態度(40%)
、期末テスト(60%)などで、総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
ガイダンス
授業の内容と進め方、評価の仕方などについて説明した後、名刺交換の実習を行う。
身だしなみについて
服装・態度・言葉遣いなど、秘書にふさわしい身だしなみについて学ぶ。
職場の人間関係
職場での、より良い人間関係の築き方について学ぶ。
敬語の基本
適切な言葉遣い
ビジネスの場にふさわしい言葉遣いについて学ぶ。
来客応対の基本
来客応対の実際
電話応対の基本
ビジネス文書
ビジネス文書作成のポイントや注意点などを、実習をしながら学ぶ。
文章作成の基本と実際
郵便の知識
慶弔と贈答
女性と就職
女性が働くというのはどういうことなのか、考えてみる。
学習のまとめ
まとめと期末テスト(筆記試験)
使用教科書
特に使用しない。適宜プリントを配布する
自己学習の内容等アドバイス
新聞やテレビなどにより、常に社会問題に目を向けると同時に、言葉遣いやマナーなどは、日常生活の中で
使い慣れること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
ユニバーサルデザイン
[単位数]
1
[開講コース]
実習
[開講期]
全コース(基礎・人間教育) 後期
[授業担当者名]
森崎 康宣
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
ユニバーサルデザインを理解する4日間の体験と演習形式での授業。
高齢者、多様な身体状況をもつ人たち、子ども、そして文化のちがう人たちなどが共に暮らせる、豊かな社会
環境を考える上で大切な視点がユニバーサルデザインの考え方です。
だれもが利用しやすい施設、移動手段、情報、そしてコミュニケーションのあり方等を考えます。
授業の概要
分りやすく理解するため、フィールドに出て見ること、人に会う体験から具体的に学びます。
キャンパス内だけでなく、ユニバーサルデザインを取り入れて造られ、国からの表彰を受けた街、施設を訪れ
ます。そこを利用する人たち、そこでサービスを提供する人たちと話し合うことでユニバーサルデザインの可
能性と課題を考えます。
学生に対する評価の方法
課題作業の発表、最終レポートの提出。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 日目 模擬体験からみえるキャンパスの状況
簡単な手話学習。車いすに乗って学内を歩く。視覚障害を想定して学内を歩く。
キャンパス内のバリアからユニバーサルデザインへの視点を理解します。
第 2 日目 ユニバーサルデザインの街を見る(刈谷駅南口と大府市文化交流の杜を訪問)
ユニバーサルデザインで建てられた施設を見学取材します。
車いす利用の人または視覚障害のある人が利用するとして、その利便性や限界を想像し、快適に利用でき
る方策を考えます。
第 3 日目 ユニバーサルデザインの街を考える(刈谷駅南口または大府市文化交流の杜にて)
車いす利用の人または視覚障害のある人を協力講師としてお招きし、その障害状況からみえる“まち”や
“もの”
、そして“人”についてお伝えいただきます。
お話の内容と前回取材結果を検討し、訪問地でのユニバーサルデザインの到達点と課題を考えます。
具体的な課題解決に向けての準備を受講生個人またはグループで作業します。
第 4 日目 ユニバーサルデザインを進化させる(刈谷駅南口または大府市文化交流の杜にて)
訪問地でのユニバーサルデザインの課題解決の提案を協力講師と共に検討します。
提案をまとめ、できればそれらを訪問地に提供し、ユニバーサルデザインの進化に役立ててもらいます。
※ 学外へ移動のために交通費がかかります。
使用教科書
授業中に紹介します。
自己学習の内容等アドバイス
自分自身のふだんの生活環境、衣食住・移動・趣味・余暇といった当たり前の暮らしの中で、もし歩けなかっ
たら、見えなかったら、聞こえなかったら、どんな困り事があるだろうか。そしてどんな手助けや環境がある
と困り事が解消され、一緒に暮せ、楽しめるだろうか。折にふれイメージしてみてください。豊かにイメージ
できることが学びのスタートです。講義を通して、それらを確かめ、正しいものにできるはずです。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
海外地域体験(海外研修プログラム)
[単位数]
2
[開講コース]
全コース(基礎・人間教育)
実習
[開講期]
集中(年1回)
[授業担当者名]
留学アドバイザー
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
海外施設を訪問することを通して、さまざまな価値観や異なった文化に触れることによって、日本との違い
を体験し、視野を広げ、世界に対する理解を深める。さまざまな施設の見学や現地での交流活動を通して、問
題意識を喚起し、国際的に活躍する社会人としての素養を養うことを目標とする。文化遺産や自然遺産を見学
することにより、異文化理解をさらに深める。
授業の概要
異文化コミュニケーションプログラムに参加することを条件とする。事前授業では、訪問国の社会の現状に
ついての知識の獲得、英語によるコミュニケーション能力の育成、日本文化を伝えるための文化交流の準備な
どを行う。研修においては、医療施設の訪問・異文化理解のための観光活動・現地施設での交流活動などを体
験する。研修中は、課題として与えられる研修日誌に日々の活動についての記録を行うとともに、体験を通し
て学んだことや感じたことを記述することにより、主観的および客観的に分析し表現する力を養う。
学生に対する評価の方法
事前授業への参加態度(20%)
、
現地での活動についての評価(45%)
、
研修日誌による体験レポート(35%)
を評価する。
本授業は再評価を実施しない。
授業計画(回数ごとの内容等)
詳細については、募集説明会の際に担当者が説明する予定であるが、以下の活動を主に実施する予定である。
・事前準備のための授業
訪問国の社会と文化、および医療の現状についての講義
英語コミュニケーション能力育成のための演習
・医療施設の訪問
国際病院や小児病院など
・異文化理解のための観光活動
博物館・文化遺産・自然遺産・農村・伝統工芸施設などの見学
・現地施設での交流活動
小学校・日本語学校・孤児院・作業施設など
使用教科書
随時、プリントを配布
自己学習の内容等アドバイス
説明会や事前授業で配布する資料によく目を通すこと。普段から訪問国や訪問地域に関心を向け、情報を収
集するなどして研修に備えるとよい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
身体のしくみ
[単位数]
2
[開講コース]
養護教諭コース
講義
[開講期]
前期
[授業担当者名]
佐藤 有三
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
人体は外から見える体性系と、外から観察しにくい臓性系から成り立っている。それを便宜的に、11の系
に分類して、各々の名称と連携を理解する。背景にある進化上の優位性や弱点についても考察する。
本講義では、主に解剖学に基づいて個々の身体の部位の名称について学ぶ。機能については、生理学で詳し
く述べる。
授業の概要
ヒトの身体の各々の部品には名前があり、位置、方向、それぞれの関係があることを知る。構造の階層性(物
質・細胞・組織・器官・器官系)や発生、成長、老化についても折に触れて述べる。子どもは小型の大人ではな
いことも理解する。
学生に対する評価の方法
毎回小テスト及び期末試験による
① 前回の講義内容の確認テストを各講義の最初 10 分に行う(40%)
② 期末試験(60%)
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 生命とは何か(細胞の成り立ち、生体膜、細胞質、核)
第 2 回 解剖学とは何か(人体を構成する 11 の系、からだの部位の名称、方向、体腔)
第 3 回 外皮系、骨格系(人体をおおう皮膚と膜、骨の構造、骨格系、関節)
第 4 回 生体の防御機構(免疫とリンパ系) (第一次リンパ性器官、第二次リンパ性器官)
第 5 回 内分泌(内分泌器官、内分泌腺以外の内分泌細胞(胸腺、消化管、腎臓、心臓、脂肪組織、胎盤)
)
第6回 筋系(骨格筋、心筋、平滑筋)
第7回 神筋系(中枢神経系) (大脳、中脳、橋、小脳、延髄、脊髄)
第8回 神経系(末梢神経系) (脳神経、脊髄神経、自律神経)
第9回 感覚系(視覚、聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚)
第 10 回 心臓血管系(心臓:血管系、リンパ系)
第 11 回 呼吸器系 (鼻、咽喉、喉頭、気管・気管支、肺)
第 12 回 消化器系(消化管:口腔・咽頭・食道・胃・小腸・大腸)
第 13 回 栄養素の代謝を司る器官(消化管の付属器:歯・舌・消化腺(唾液腺・肝・胆嚢・膵)
)
第 14 回 泌尿器系(腎臓、尿管、膀胱、尿道)生殖器系(女性の生殖器、男性の生殖器)
第 15 回 試験とまとめ
使用教科書
みるみる解剖生理・人体の構造と機能_疾病の成り立ちと回復の促進 編著 松村譲児 医学評論社発売
自己学習の内容等アドバイス
次回の授業範囲を教科書で予習しておくこと。専門用語の意味等を事前に調べておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
身体のしくみ
[単位数]
[開講コース]
2
メディカル秘書コース
[授業担当者名]
講義
[開講期]
松本 伸子
[必修・選択] 備考
前期
必修
上級秘書士、コア
授業の到達目標及びテーマ
身体の名所としくみ(構造)や働き(生理)について理解し、概略を述べることができる。また、関連する
病気について理解する。
授業の概要
からだの名称としくみや働きを理解し、正常な状態でなくなった時に発症する病気についても関連づけて学
習する。
からだについて学ぶことは、医療分野において必須の基礎学問である。この学習の理解なくして医療は理解
できない。また、自分が健康に働くためにも有益なことであることを認識する。
学生に対する評価の方法
授業への取り組み状況(20%)
、授業後の小テスト(40%)
、期末テスト(40%)で総合評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
イントロダクション からだを構成するしくみ(細胞と組織)
酸素を取り入れて二酸化炭素を排出するしくみ(呼吸器系)
からだのすみずみまで血液を送るしくみ(循環器系)
尿をつくるしくみ(泌尿器系)
食物を摂取して消化・吸収し排泄するしくみ(消化器系)
からだの内部環境を整えるしくみ(内分泌系)
物質を運搬するしくみ(血液)
情報を収集して、判断し、伝達するしくみ(神経系)
からだを支えるしくみ(骨格系)
からだを動かすしくみ(筋系)
からだや臓器を守るしくみ(皮膚と膜)
外部から情報を取り入れるしくみ(感覚系)
異物を認識し、記憶として排除するしくみ(免疫系)
子孫を残すしくみ(生殖系)
まとめ、総合テスト
使用教科書
必要に応じ資料を配布する。
参考図書:境 章 「目でみるからだのメカニズム」 医学書院
自己学習の内容等アドバイス
臨床医学と関連づけて理解すること。
毎回、前回に学んだ内容の小テストを行う。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
疾病と薬の知識
[単位数]
2
[開講系]
メディカル秘書コース
講義
[開講期]
後期
[授業担当者名]
白井 直洋
[必修・選択] 備考
必修
上級秘書士、コア
授業の到達目標及びテーマ
患者さんが安全かつ有効な治療を安心して受けるには、医師・看護師・薬剤師のみでなく患者さんに接する医
療従事者全員のチームワークが必要である。学生は医療チームの一員として必要な基礎知識を習得し、メディ
カル秘書として円滑なコミュニケーションが出来るようにする。本科目のテーマは、疾病に関する基礎知識、
医薬品の基礎、薬と社会の関係を学ぶことである。
授業の概要
人類の知識財産である「薬」とは何かということを薬の歴史から現在の制度まで学んだ後に、
「人体と薬」から
新薬の開発、チーム医療までをわかりやすく講義する。
学生に対する評価の方法
期末試験 60%、レポート 30%(3回提出。1回 10 点)
、受講・授業への参加態度 10%(遅刻、私語等で
減点)により、総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回 授業概要、薬の歴史
第2回 どういうものを薬というのか
第3回 医薬分業(第1回レポート)
第4回 薬の形、人体のしくみ
第5回 薬の吸収代謝
第6回 薬はなぜ効くか?
第7回 最古の薬、アルコール
第8回 原因療法と対症療法(第2回レポート)
第9回 DNA って何? ガンと AIDS を知るために
第10回 薬の正しい飲み方
第11回 信じる者は救われる?
第12回 一般用医薬品
第13回 サプリメントと健康食品(第3回レポート)
第14回 薬の開発とジェネリック、チーム医療
第15回 学習のまとめ、期末試験
使用教科書
教科書:調剤薬局事務講座テキスト2「算定とレセプト」ソラスト著、株式会社ソラスト発行。
参考図書
「新クイックマスター 薬理学 改訂 3 版」鈴木正彦著、医学芸術新社、\2,500。
「最新医療秘書講座4 薬の知識、医療用語」日本医師会編、メヂカルフレンド社。
「図解雑学・薬のしくみ」赤羽悟美監修、2006、ナツメ社、¥1,300。
「超図解・薬はなぜ効くか」田中正敏、1998、講談社、¥2,600。
自己学習の内容等アドバイス
将来医療チームの一員となる自覚を持って講義に出席し、日頃、健康と医療・医薬品に関心を持ち生活する。
教科書に記載されてないことを多く講義するので、欠席した場合は、友人に講義ノートを見せてもらうこと。
講義後の復習を必ず行い、不明な点は調査あるいは質問すること。
レポートはインターネット情報に頼ることなく、積極的に調査し、各自の意見を記載すること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
生理学
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
前期
[授業担当者名]
佐藤 有三
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
【身体のしくみ】で人体を便宜的に11の系に分類したが、各系は独立して存在しない。属する臓器も機能
は一つではない。その重畳性が環境への適応や進化の原動力であり、生物の特徴でもあることを理解する。
授業の概要
からだの機能の科学であり、身体各部がどのように働いているかを知る。内部環境の恒常性(ホメオスターシ
ス)、フィードバック機構、エネルギー代謝、生体のリズム、刺激の受容器や調節中枢や効果器などについて知
ることで健康と病気についても理解を深める。
学生に対する評価の方法
毎回小テスト及び期末試験による
① 前回の講義内容の確認テストを各講義の最初 10 分に行う(40%)
② 期末試験(60%)
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 生命とは何か 細胞の構造、細胞内小器官の機能、染色体と遺伝子
第 2 回 細胞、組織、器官、器官系 内部環境の恒常性、
第 3 回 エネルギー代謝 生体のリズム、血液の成分と機能
第 4 回 生体の防御機構(非特異的生体防御機構、特異的生体防御機構)
第 5 回 ホルモンの作用(ホルモンの分類、ホルモン作用のメカニズム、受容体、ホルモン分泌の調節)
第 6 回 運動(筋の収縮、運動神経系、神経筋接合部)
第7回 中枢神経系(ニューロンの働き、知・情・意、大脳皮質の機能局在、記憶、睡眠)
第8回 末梢神経系(①体性神経系・姿勢反射、脊髄反射 ②自律神経系・交感神経、副交感神経)
第9回 感覚系(感覚受容器と伝導路、反射)
第 10 回 循環器系(心血管系、リンパ系、胎児循環、心臓の機能と調節、血圧)
第 11 回 呼吸器系(換気とガス交換、外呼吸と内呼吸、呼吸の調節機構、発声)
第 12 回 消化器系(消化器系の役割、食欲、咀嚼、嚥下、消化と吸収、排便)
第 13 回 代謝(栄養と代謝、同化と異化、三大栄養素、核酸、エネルギー所要量)
第 14 回 泌尿器系(腎臓の機能、尿量の調節、排尿)生殖器系(有性生殖と無性生殖、受精と妊娠、ES 細胞、
iPS 細胞)
第 15 回 期末試験とまとめ
使用教科書
みるみる解剖生理・人体の構造と機能_疾病の成り立ちと回復の促進 編著 松村譲児 医学評論社発売
自己学習の内容等アドバイス
次回の授業範囲を教科書で予習しておくこと。専門用語の意味等を事前に調べておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
公衆衛生学(含予防医学)
[単位数]
2
[開講コース]
養護教諭コース
[授業方法]
講義
[授業担当者名]
木島 秀雄
[開講期]
後期
[必修・選択]
備考
養護必修
授業の到達目標及びテーマ
学校保健の担い手である養護教諭として、質の高い知識の習得と応用力の涵養を目指すことをテーマとする。
これを基に真に社会から求められる養護教諭として、公衆衛生関係諸事象に対し、常に客観的に考え、積極的
に行動のできる姿勢を身につけることを到達の目標とする。
授業の概要
公衆衛生とは、組織社会の努力を通して、疾病を予防し、生命を延長し、肉体的、精神的機能の増進を図る
科学であり技術である。
公衆衛生学では、公衆衛生の課題、学校保健、感染症対策、生活習慣病対策 環境・食品衛生対策、衛生統
計、保健衛生行政等について、具体的事例も取り上げながら進める。
学生に対する評価の方法
日常の授業態度(20%程度)
、講義の進捗に伴う理解度を確認するため必要に応じレポートを提出させ、これ
も評価の一部(20%程度)とし、最終に実施する試験(60%程度)で総合的に評価を行う。
なお、試験の欠席は認めないので注意すること。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
公衆衛生の課題(地球環境、食糧、水資源、人口問題等)
第2回
第3回
衛生統計(1) 人口動態、日本および世界の人口
衛生統計(2) 出生、死亡
<レポート 提出>
第4回
第5回
感染症対策(1) 急性感染症(ウイルス、細菌)
感染症対策(2)予防接種
第6回
第7回
生活習慣病対策(1)動向、予防
生活習慣病対策(2)呼吸器、消化器、循環器の疾病
第8回
第9回
食品衛生対策(1)食品添加物、栄養機能食品、食品の規格
食品衛生対策(2)食中毒とその予防
第 10 回
第 11 回
環境衛生対策(1)空気・水と健康
環境衛生対策(2)環境汚染と公害
第 12 回
第 13 回
第 14 回
地域保健(1)保健行政、行政組織
地域保健(2)プライマリケア、救急医療 、健康日本21
学校保健
第 15 回
履修内容の確認(30 分)
、試験(60 分)
<レポート 提出>
<レポート 提出>
使用教科書
厚生統計協会「国民衛生の動向」
自己学習の内容等アドバイス
公衆衛生では普段聞きなれない専門用語も多いので、毎回ごとに授業終了後復習し、不明な点や疑問な点があ
れば次回授業で確認する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
健康相談Ⅰ
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
後期
[授業担当者名]
大原 榮子
[必修・選択]
養必
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
近年の子どもたちをとりまく社会や家庭環境の変化に伴い、学校保健に対するニーズも多様化している。その中で
も特に心身にかかわる問題は深刻化し、養護教諭が果たす役割も一層重要性を増している。
養護教諭が行っている健康相談の特徴は、応急処置をしながら身体的不調の背後に目を向け、子どもの発する様々
なサインに早くから気づくことである。更に養護教諭に求められる役割と資質は、カウンセリング機能の充実及び心
の健康問題と身体症状の理解である。また、問題解決のためには、地域の専門職との連携や校内の職員組織を活用す
ることも重要となる。
本授業では、子どもの心身に表現される問題の背景を理解するとともに、養護教諭の行う健康相談の基礎を身につ
けることを目標とする。
授業の概要
社会状況の変化に伴い子どもの健康問題が多様化し深刻化している現在、養護教諭がどのようにして子どもの健康
問題を日常の学校生活の中から見つけ、対応していくかについて学ぶ。また、養護教諭だからできる健康相談とは何
か、保健室で行う健康相談とは何かについて、相談活動の理論と具体的な方法を事例に沿って学ぶ。
学生に対する評価の方法
①
授業態度(10%) ②課題(10%) ③発表(10%) ④期末試験(70%) 以上の総合による。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 養護教諭と相談活動
・養護教諭のイメージ・捉え方、養護教諭の役割と活動、職務における健康相談活動及び変遷
第2回 健康相談活動の基礎と背景①
・社会の変化と子どもの健康問題の変遷(1868~1945)
・健康相談活動の基礎、対象理解、問題理解、相談支援の目標と方法と方法の理解
第3回 健康相談活動の基礎と背景②
・社会の変化と子どもの健康問題の変遷(1946~現在)
・健康相談活動の基礎、対象理解、問題理解、相談支援の目標と方法と方法の理解
第4回 健康相談活動の概念と特質①
・相談活動の定義、目的と意義、健康相談活動の基本型と継続相談・相談の対象
第5回 健康相談活動の概念と特質②
・保健室の特質による健康相談活動の内容と形態、近接領域の相談と健康相談活動、健康相談活動をすすめ
るための養護教諭の力量と資質
第6回 健康相談活動の実際① 相談活動のきっかけ
第7回 健康相談活動の実際② 相談の進め方 (1) 1 回の来室・頻回来室
第8回 健康相談活動の実際③ 相談の進め方 (2) 優先順位・長期欠席(不登校)
第9回 健康相談活動の実際④ 役割分担と連携・組織の活用
第 10 回 問題に応じた相談対応 ①
・諸問題の捉え方、心身症に対する対応、神経症・精神疾患に対する対応、
第 11 回 問題に応じた相談対応 ②
・いじめ・虐待への対応、生命の危険や犯罪につながる題への対応
第 12 回 相談活動における記録
・記録の目的と意義・日常の養護活動における記録・相談活動における記録、事例検討のための記録
第 13 回 健康相談活動と研究・研修 ・実践の中で研究いることの必要性・養護教諭の実験研究
第 14 回 相談活動の実際 ・ロールプレイ
第 15 回 期末試験とまとめ
課題: 養護実習中(4月~6月)に出会った健康相談活動の実際を事例としてまとめる。
使用教科書
大谷尚子・森田光子編著「養護教諭の行う健康相談」東山書房
清水将之「養護教諭の精神保健術」北王路書房
自己学習の内容等アドバイス
子どもの心身にかかわる問題は、社会状況との関係が深い。新聞等を良く読んで子どもの問題に関心をもってほしい。
新聞の切り抜き等も是非行って欲しい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
小児保健
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
前期
[授業担当者名]
五十里 明
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
養護教諭を目指すために必要な小児の発達や疾病に関する知識や、学校教育の現場で保健活動を実践するた
めに求められる知識を学習し、理解して修得する。
授業の概要
小児保健は、子どもを健やかに育てることを目的とする分野である。社会の変化は、子どもに多くの恩恵を
もたらしたが、その反面、不登校、いじめ、児童虐待、生活習慣病など新たな課題も生じている。本科目では、
できる限り、実際に即して分かりやすく解説する。
学生に対する評価の方法
授業への参画態度(20%)講義終了後の課題レポート(80%)で総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
第 6回
第 7回
第 8回
第 9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
オリエンテーション・小児保健総論
健康および安全の実施体制
子どもの健康と保健の意義
子どもの発育・発達と保健(1)
子どもの発育・発達と保健(2)
子どもの健康状態の把握と保育
先天異常
感染症
免疫とアレルギー
慢性疾患
小児期からの生活習慣病予防の重要性
子どもの疾病の予防と適切な対応
子どもの生活環境と精神保健
子どもの心の健康とその課題-発達障害を中心に-
保育環境と衛生・安全管理
使用教科書
①
②
「図表で学ぶ子どもの保健Ⅰ」 加藤忠明・岩田力 建帛社
配布資料
自己学習の内容等アドバイス
高校時代の保健体育の教科書に目を通しておくこと。次回の授業内容を予習し、講義の内容を復習する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
看護学Ⅰ
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
前期
[授業担当者名]
小栗 直子
[必修・選択]
養必
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
テーマ:看護学の立場から、人間・環境・健康について理解すると共に、保健医療福祉システムとその中で
の看護について理解する。そして、看護”や“養護”の本質である“ケア”について考えたい。
到達目標:①看護の概念、健康の概念について理解できる。②看護の対象である人間について理解できる。
③保健医療福祉システムとその中での看護の機能と役割について理解できる。④子どもの成長発達と健康増進
のための、子どもと家族への看護について理解できる。
授業の概要
養護教諭を目指す学生になぜ看護学の知識や技術が必要なのか、理解しやすいように、また、養護に関する
科目との関連が理解しやすいように事例や教材を使って授業を行う。
学生に対する評価の方法
①受講態度(10%) ②課題レポート(20%) ③小テスト(10%) ④期末試験(60%) 以上 4 点か
ら総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
看護学を学ぶにあたって
学習目標・学習内容の概要・授業のすすめ方の説明
看護とは
看護のとらえ方、定義、現代の動向と今後の展望
看護の対象①
心と身体、生活者としての人間、生涯発達し続ける人間
看護の対象②
健康のとらえ方、健康の水準と段階、健康を維持するシステム
現代の健康問題と保健医療福祉システム
データからみた国民の健康状態と健康問題、保健医療福祉政策と現状
保健医療福祉システムと看護の役割と機能
保健医療福祉サービス、チーム医療、看護の法的規定、看護業務
看護の提供
ケア、サービスとしての看護、看護過程、看護記録
看護管理と看護における倫理
看護管理の目的と実際、看護実践の倫理原則
医療安全
医療安全とは、リスクマネジメント
災害看護
災害医療と看護
小児看護とは
小児看護のとらえ方、小児看護の対象、小児看護の役割と責務
小児の成長・発達①
成長・発達の原則、影響する因子、成長の状態
小児の成長・発達②
形態・機能的発達、心理・社会的発達、成長・発達の評価
小児の成長・発達③
乳児期・幼児期・学童期・思春期の成長・発達
小児の生活
基本的生活習慣の獲得、食と栄養・排泄・睡眠・衣類・清潔・環境
小児をとりまく社会、試験 小児保健・福祉行政、母子保健・福祉対策
使用教科書
茂野香おる他著;系統看護学口座 基礎看護学[1]看護学概論、 医学書院
中野綾美編;ナーシング・グラフィカ 小児看護学① 小児の発達と看護,メディカ出版
【参考図書】
国民衛生の動向;厚生労働統計協会
自己学習の内容等アドバイス
前回までの学習の復習と、次回の授業範囲をテキストで予習をしておくこと。
保健医療福祉および小児の健康に関わるニュースに関心を持ち、新聞や文献を読んでほしい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
看護学Ⅱ
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
後期
[授業担当者名]
小栗 直子
[必修・選択]
備考
養必
授業の到達目標及びテーマ
テーマ:養護教諭として健康問題を持つ子どもに対応する上で必要な、子どもに多い健康障害とその看護に
ついて理解する。
到達目標:①健康障害が子どもと家族に及ぼす影響について理解できる。②子どもの各発達段階で起こりや
すい疾患について理解できる。③各健康段階、入院あるいは在宅における子どもと家族への看護が理解できる。
授業の概要
養護教諭として、学校生活の中で子どもの健康問題を早期に発見し対応ができるように、また、健康問題を
持つ子どもが医療の場から生活の場に移行した時子どもと家族への援助ができるように、事例も含めながら
授業を進める。
学生に対する評価の方法
①受講態度(10%) ②小テスト(40%) ③期末試験(50%) 以上3点から総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
看護学Ⅱを学ぶにあたって
学習目標・授業のすすめ方・学生の授業準備の説明
病気とは
病気の定義・分類、原因、身体の変化、診断、治療、予防
健康障害が子どもと家族に及ぼす影響と看護
子どもの病気の理解、病気に伴う子どもと家族のストレスと対処
循環器系疾患と看護
心房あるいは心室中隔欠損症、ファロー四徴症、川崎病、不整脈
呼吸器系疾患と看護
気管支炎、肺炎、気管支喘息、過換気症候群
消化器系疾患と看護
腸重積症、潰瘍性大腸炎、クローン病
腎・泌尿器系疾患と看護
急性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、尿道下裂、尿・排尿異常
運動器系疾患と看護
先天性股関節脱臼、先天性内反足、小児骨折
事故・外傷と看護
不慮の事故(頭部外傷、誤飲・誤嚥、溺水、熱中症)
脳神経系疾患と看護
水頭症、髄膜炎、もやもや病、脳性麻痺、二分脊椎症、てんかん、
インフルエンザ脳症、筋ジストロフィー
悪性新生物と看護
神経芽腫、ウィルムス腫瘍、脳腫瘍
血液・造血器系疾患と看護
白血病、特発性血小板減少性紫斑病、血友病
代謝・内分泌疾患と看護
糖尿病、成長ホルモン分泌不全性低身長症、甲状腺機能亢進症、
先天性甲状腺機能低下症、
自己免疫・アレルギー・リウマチ疾患と看護
アトピー性皮膚炎、アレルギー性紫斑病、リウマチ熱、若年性特発
性関節炎
感染症と看護
麻疹、風疹・先天性風疹症候群、水痘、流行性耳下腺炎、百日咳
感覚器系(眼・耳鼻咽喉・皮膚)疾患と看護
結膜炎、斜視・弱視・盲児、眼外傷、中耳炎、咽頭扁桃・口蓋扁桃
疾患、伝染性膿痂疹、熱傷
精神疾患と看護
自閉症、注意欠如・多動性障害、学習障害、摂食障害
急性期・慢性期にある子どもと家族への看護
在宅における子どもと家族への看護、災害を受けた子どもと家族への看護
試験とまとめ
使用教科書
奈良間美保他著;系統看護学講座 小児看護学[2]小児臨床看護各論、医学書院
中野綾美編;ナーシング・グラフィカ 小児看護学① 小児の発達と看護,メディカ出版
自己学習の内容等アドバイス
授業の進行に合わせ「身体のしくみ」
、
「生理学」
、
「小児保健」で学習した内容を復習し、授業に臨むように
する。また、授業毎に予習と復習を行い、着実に知識を身に付ける。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
看護学実習
[単位数]
2
実習
[開講コース]
[開講期]
養護教諭コース
前期
[授業担当者名]
小栗 直子
[必修・選択]
養必
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
テーマ:養護教諭活動に求められる対応ができるために、基礎となる看護技術を習得する。
到達目標:①養護教諭活動に必要な援助技術を実施できる。②援助を受ける児童生徒の心理を考えることが
できる。③自主的・主体的に援助技術の習得を行うことができる。
授業の概要
看護技術は人間関係を通して提供される技術(アート)であり、その一つ一つには必ず科学的根拠がある。
授業を進めるにあたり、根拠に基づいて技術の習得ができるようにする。また、技術は人間どうしの相互関係
の中で実施されることから、コミュニケーションを介して援助を受ける対象の気持ちを考え技術の習得ができ
るように模擬状況を設定して行う。
学生に対する評価の方法
①受講(実習)態度(30%)
②提出レポート(10%)
③期末試験(60%) 以上 3 点から総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第3回
看護学実習を学ぶにあたって
看護実践・技術とは
環境
ボディメカニクス
体位と体位変換
コミュニケーション
第4回
フィジカルアセスメント
第2回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
バイタルサイン測定①
バイタルサイン測定②
移動の援助
食生活の援助
排泄の援助
衣生活の援助
身体の清潔
第 11 回 感染予防①
第 12 回 感染予防②
第 13 回 包帯法
罨法
第 14 回 薬剤管理
呼吸を整える援助
第 15 回 試験とまとめ
学習目標・授業のすすめ方、 実習室・物品の使用方法の説明
人間関係を基盤とした技術
病床および寝床環境の調節、ベッドメーキング
ボディメカニクスの原則
基本的体位と体位変換
援助的人間関係、コミュニケーションの意義と要素
コミュニケーションの特性と効果的なコミュニケーション技法
ヘルスアセスメントの意義と目的
フィジカルアセスメントの方法と必要物品、5 つの基本技術
胸部・腹部のフィジカルアセスメントの意味と方法
バイタルサインとは、体温・呼吸・脈拍・血圧の意味と測定方法
バイタルサインの観察・測定の実際
車椅子での移動援助の実際、ストレッチャーでの移動援助の実際
健康と食事、病人の食事、医療における栄養管理、食事援助
排泄の意義と機序、自然排泄援助、便器・尿器、導尿、浣腸、摘便
衣服の意義、衣服の対象・環境に応じた選択
清潔の意義、清潔行動が身体に及ぼす影響、身体各部の清潔助方法
感染の成り立ち、感染経路と感染源対策、感染予防対策の基本
スタンダードプリコーション、感染防護用具の着用法
衛生学的手洗いの実施、滅菌・消毒・洗浄、滅菌物の取り扱い方法
包帯法の目的と種類、基本的な包帯法、ドレッシングと創傷管理
罨法の効果、罨法の方法と実施
薬剤とは、薬剤の吸収と分布、薬剤管理における役割
呼吸困難とは、体位ドレナージ、酸素吸入、薬液吸入、排痰法、吸引
使用教科書
深井喜代子他;新体系看護学全書 基礎看護学 基礎看護技術 1、基礎看護技術 2,メヂカルフレンド社
横山美樹著;はじめてのフィジカルアセスメント ,メヂカルフレンド社
【参考図書】
「養護教諭のための看護学」
(大修館書店)
自己学習の内容等アドバイス
技術が確実に行えるように、授業時間以外にも実習室と看護用具を活用し自己学習に努めてほしい。
臨床を想定して授業を行うので、ユニフォーム、シューズ、頭髪、化粧、爪、アクセサリーなど身だしなみ
を整えて授業に臨む。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
臨床実習指導
[単位数]
1
講義
[開講コース]
[開講期]
養護教諭コース
後期
[授業担当者名]
小栗 直子
[必修・選択]
備考
養必
授業の到達目標及びテーマ
テーマ:
「臨床実習」での学習効果が得られるように事前の準備と、実習で学習した内容の意味付けを行う事
後の学習
到達目標:①臨床実習の意義と目的を理解できる。②主体的な学習ができるように臨床実習の目標・内容・
方法を理解できる。③臨床実習で実施する看護技術が 1 人でできる。④実習での学びを既習学習内容や文献を
使い意味づけできる。⑤実習での学びを共有し、深めることができる。
授業の概要
学外実習要項に基づき実習の目的・目標、実習の内容、実習の方法、実習の評価、諸手続きについて学ぶ。
そして、スムーズに効果的に実習が行えるように、実習施設の指導者から「医療・看護・病院の現状」につい
て学ぶ。看護技術については、
「感染予防技術」
「バイタルサインの測定・観察術」
「生活援助技術」を自己・他
者で確認し、看護技術の実践力を高めて実習に備える。
実習後は、個人およびグループワークで振り返りを行い、発表会を通して他者の学びを共有し、学びを深め
る。
学生に対する評価の方法
①受講態度(10%) ②看護技術評価(30%) ③小テスト(20%) ④発表会の参加状況(20%)
⑤最終レポート(20%) 以上 5 点から総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
臨床実習の意義と目的、臨床実習を行う場(病院)の理解
臨床実習の目標と内容
臨床実習の具体的展開方法
実習記録の書き方、実習の評価方法と評価基準
各器官系統別の主要疾患・主要症状と看護の理解
臨床実習で実施する看護技術の確認①
臨床実習で実施する看護技術の確認②
今日の医療と看護、臨床実習を行うための心構え(外部講師)
実習病院との事前の打ち合わせ
実習場に携帯する書類・諸手続きについてのオリエンテーション(教務課)
実習記録の書き方
-事例を用いて-
実習病院との事前打ち合わせの確認、実習での諸手続きの確認
【臨床実習事後指導】
第 12 回
臨床実習の振り返り①
第 13 回
臨床実習の振り返り②
第 14・15 回 学習発表会
個人学習
グループワーク
使用教科書
養護教諭学外実習要項
名古屋学芸大学短期大学部養護教諭コース編
自己学習の内容等アドバイス
本授業および実習に向けての準備は、セルフマネジメントが求められる。他者との交渉および技術確認と自
己練習、グループワークなどがあるので、自己の計画立案、他者(教員、クラスメンバー、実習施設、
教務課)との連絡・報告・相談、時間管理、工程管理(結果評価と修正)を行ってください。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
臨床実習
[単位数]
3
実習
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
[授業担当者名]
小栗 直子
[必修・選択]
備考
後期(集中) 養必
授業の到達目標及びテーマ
テーマ:学内で習得した知識・技術を医療施設で観察あるいは実施し、養護教諭として必要な能力を養う。
到達目標:①養護活動に活用するために必要な医療・看護に関する知識・技術を習得することができる。
②医療施設と学校との連携のあり方とその方法について理解することができる。③健康障害を持ちながら学校
で学習する児童・生徒の支援のあり方を考えることができる。
授業の概要
実習病院は、学生の居住地を中心に選定し、1~4 名で実習を行う。臨床実習の目標と内容に沿って、病院
指導者の計画に則り、外来・病棟・各部門で実習を行う。学んだ内容は日々記録し、指導を受ける。
学生に対する評価の方法
①臨床実習評価票に基づく指導者の評価(50%)
、②実習記録(50%) 以上 2 点から総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
実習施設: 特定機能病院、地域医療支援病院
実習期間: 1 月下旬~2 月上旬の 3 週間(月曜日~金曜日、祝日を除く)
事前準備: 9 月までに実習施設が決定される。
実習 1 か月前に学生が実習施設を訪問し、指導者と事前打ち合わせを行う。
実習目標: 1)健康障害(課題)を持つ人の身体的・精神的・社会的特徴を理解する。
2)健康障害および医学的アプローチを理解する。
3)看護の役割と活動を理解する。
4) 病院と学校との連携のあり方とその方法について知り、養護教諭の果たす役割について
考えることができる。
5)養護教諭として必要な基本的技能を習得できる。
※詳細は実習要項を参照。
実習方法: 実習指導者が立案した実習計画に則り、学生は要項に沿って実習の計画を立て、毎日指導者に
提示する。指導者の指導のもとで実習を行う。観察、実施、臨床講義を通して学習する。
実習終了後、実習での学びを毎日記録し、翌日指導者に提出し、指導を受ける
実習期間中の指導:臨床での実施の指導は、実習施設の指導者が担当し、教員は巡回指導する。
使用教科書
養護教諭学外実習要項
名古屋学芸大学短期大学部養護教諭コース編
【参考図書】
茂野香おる他著; 系統看護学口座 基礎看護学[1] 看護学概論, 医学書院
深井喜代子編・他著;新体系看護学全書 基礎看護学 2・3 基礎看護技術Ⅰ・Ⅱ, メヂカルフレン社
横山美樹著; はじめてのフィジカルアセスメント, メヂカルフレン社
奈良間美保他著; 系統看護学口座 小児看護学[1] 小児看護学概論 小児臨床看護総論, 医学書院
奈良間美保他著; 系統看護学口座 小児看護学[2] 小児臨床看護各論, 医学書院
自己学習の内容等アドバイス
生活援助技術、バイタイルサイン測定および観察技術が実施できるよう各自で練習をしておく。
実習期間中は、翌日に実習する内容に関連する科目「看護学Ⅱ」
「看護学実習」
「身体のしくみ」
「生理学」等
の内容を読んで必ず予習する。
ユニフォーム、シューズ、頭髪、化粧、爪等の身だしなみを整え、言葉遣いや振る舞いなどに気を付けて実
習に臨む。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
教職パソコン基礎Ⅰ
[単位数]
1
[開講コース]
養護教諭コース
実習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
永井 靖人
[必修・選択] 備考
養護必修
コア
授業の到達目標及びテーマ
情報社会の進展の中、教育の現場では、職員室や教室にコンピュータなどが導入され、それら ICT (情報通
信技術)機器の有効活用が現職教員だけでなく、教員養成の段階でも求められるようになってきた。よって、
この授業では、文部科学省が提唱する教員の ICT 活用指導力のうち、
「A.教材研究・指導の準備・評価などに
ICT を活用する能力」
、
「B.授業中に ICT を活用して指導する能力」
、
「C.児童生徒の ICT 活用を指導する能
力」
、
「E.校務に ICT を活用する能力」の基礎的必要技能をワープロソフトの活用により身につける。そして、
「D.情報モラルなどを指導する能力」の基礎と「教育の情報化」に関する知識の獲得を目標とする。
授業の概要
この授業では、指定テキスト、配布資料に沿って、①情報の交換と共有、②情報技術、③情報モラル、④ワ
ープロソフトを活用した文書や資料の作成に関する活用技能と基礎知識を獲得する。
学生に対する評価の方法
学士力における「1.知識・理解」のうち情報学に関する知識の理解は、期末における試験(30%)によっ
て評価する。
「2.汎用的技能」のは、パフォーマンス・実技(40%)によって「情報リテラシー」を評価する。
「3.態度・志向性」の「自己管理力」
「倫理観」は受講時の態度(30%)によって評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
「教育の情報化」
,情報技術に関する基礎知識,情報を交換,共有するための能力を獲得する
第 1 回 授業概要の説明、
「教育の情報化」と教員に求められる ICT 活用能力を理解する
第 2 回 インターネットや校内ネットワークなどを活用して、必要な情報の交換・共有化を図れるようにする
第 3 回 学校に関係する情報技術の概要を理解する
情報モラルなどを指導する能力を獲得する
第 4 回 情報の保護や法律を理解し、反社会的行為に対して児童生徒が適切に判断、行動できるようにする
第 5 回 情報の信頼性やネットの危険性を理解し、児童生徒が情報を正しく安全に活用できるようにする
第 6 回 情報セキュリティの基本的な知識を身に付け、児童生徒が PC やネットを安全に使えるようにする
第 7 回 児童生徒から情報を収集する際の留意事項を理解する
第 8 回 児童生徒から情報を収集するための質問内容を検討する
ワープロソフトを活用した文書や資料を作成するための能力を獲得する
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
ワープロソフトの基本操作:日本語入力、文字、段落、ページの書式を設定できるようにする
校務に関する文書を作成、印刷、電子化、共有できるようにする
基礎的な図表を挿入した校務文書を作成できるようにする
学校、健康に関する情報を発信できるようにする①(基礎的なお知らせ文書の作成)
学校、健康に関する情報を発信できるようにする②(文字の加工、図表を利用した掲示物の作成)
自作教材、資料を作成する
第 15 回 知識・理解テスト、まとめ
使用教科書
使用教科書:実教出版『30 時間アカデミック 情報リテラシー Office2010』杉本くみ子、吉田栄子
配布資料:
「教員の ICT 指導力向上/研修テキスト」
「情報モラル指導実践キックオフガイドブック」の一部
自己学習の内容等アドバイス
「情報」に関して高校で学んだ内容、分野にバラつきがあることを担当教員は理解して授業を行うが、不安が
ある場合は相談すること。また、コンピュータ演習室が空いている時間を積極的に使い、課題、提出物の完成
度を高めること。パソコンに関する検定の受検を希望する者はぜひ相談してほしい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
教職パソコン基礎Ⅱ
[単位数]
1
[開講コース]
養護教諭コース
実習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
永井 靖人
[必修・選択] 備考
養護必修
コア
授業の到達目標及びテーマ
情報社会の進展の中、教育の現場では、職員室や教室にコンピュータなどが導入され、それら ICT (情報通
信技術)機器の有効活用が現職教員だけでなく、教員養成の段階でも求められるようになってきた。よって、
この授業では、文部科学省が提唱する教員の ICT 活用指導力のうち、
「A.教材研究・指導の準備・評価などに
ICT を活用する能力」
、
「B.授業中に ICT を活用して指導する能力」
、
「C.児童生徒の ICT 活用を指導する能
力」
、
「D.情報モラルなどを指導する能力」
、
「E.校務に ICT を活用する能力」の5分野について、表計算ソフト
とプレゼンテーションソフト、情報機器に関する基礎的必要技能および知識の獲得を目標とする。
授業の概要
この授業では、指定テキスト、配布資料に沿って、①表計算ソフトを利用した資料の整理、校務処理,②ICT
(情報通信機器やプレゼンテーションソフト)を活用した効果的な教材提示に関する活用技能と基礎知識を獲
得する。
学生に対する評価の方法
学士力における「1.知識・理解」のうち情報学に関する知識の理解は、期末における試験(30%)によっ
て評価する。
「2.汎用的技能」のは、パフォーマンス・実技(40%)によって「情報リテラシー」を評価する。
「3.態度・志向性」の「自己管理力」
「倫理観」は受講時の態度(30%)によって評価する
授業計画(回数ごとの内容等)
表計算ソフトを利用して,児童生徒に関する資料の整理能力,児童生徒が情報を表やグラフなどにまとめたり
することを指導するための基礎的能力を獲得する
第 1 回 表計算ソフトを活用するための基本的な操作能力を獲得する
第 2 回 表計算ソフトを活用するための編集技能を獲得する
第 3 回 数式や関数を用いて,校務を処理できるようにする
第 4 回 数式や関数を用いて,児童生徒に関する資料を整理できるようにする
第 5 回 データを表やグラフで適切に表現できるようにする
第 6 回 児童生徒の健康に関する状況を把握するために、データを効率よく整理できるようにする(平均値を
利用するデータ)
第 7 回 児童生徒の健康に関するデータ(特に平均値)を統計学的手法によって比較できるようにする
第 8 回 児童生徒の健康に関する状況を把握するために、データを効率よく整理できるようにする(人数を利
用するデータ)
第 9 回 児童生徒の健康に関するデータ(特に人数)を統計学的手法によって比較できるようにする
情報機器やプレゼンテーションソフトを利用して,教員自身または児童生徒が効果的に教材を提示するための
基礎的な能力と指導力を獲得する
第 10 回 デジカメ,スキャナなど,情報光学機器の特性を理解し,使用できるようにする
第 11 回 音響,投影機器の特性を理解し,使用できるようにする
第 12 回 プレゼンテーションソフトを活用するための編集技能を獲得する
第 13 回 児童生徒が思考や理解を深めるための教材を作成できるようにする
第 14 回 児童生徒が思考や理解を深めるための教材を効果的に提示できるようにする
第 15 回 知識・理解テスト、まとめ
使用教科書
使用教科書:実教出版『30 時間アカデミック 情報リテラシー Office2010』杉本くみ子、吉田栄子(教職
パソコン基礎Ⅰに引き続き使用する)
配布資料:
「教員の ICT 指導力向上/研修テキスト」の一部
自己学習の内容等アドバイス
「情報」に関して高校で学んだ内容、分野にバラつきがあることを担当教員は理解して授業を行うが、不安が
ある場合は相談すること。また、コンピュータ演習室が空いている時間を積極的に使い、課題、提出物の完成
度を高めること。パソコンに関する検定の受検を希望する者はぜひ相談してほしい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
学校保健
[単位数]
講義
[開講コース]
2
[授業担当者名]
養護教諭コース
[開講期]
大原 榮子
[必修・選択]
前期
養必
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
学校保健の意義と構造、ヘルスプロモーションの考え方、歴史的背景、行政における位置づけ及び領域構造
について理解することを目的とする。また国際的にみて、日本の学校保健の使命と目的を踏まえつつ、児童生
徒の健康問題の発見と解決のために、養護教諭が専門職として学校教職員組織の一員としてどのように対応す
るかを理解し学ぶ。さらに、今後の学校保健の展望について自分なりの考えをもつことを目標とする。
授業の概要
学校教育の中に大きく位置する学校保健には、児童生徒のこころと身の発達をつかさどる「保健管理」と「保
健指導」の 2 つの領域がある。また成長過程にある子どもたちを対象としているため、健康問題についての背
景や発見、対応等についても学校保健安全法及び関連する法を元に理解する。
学生に対する評価の方法
①
授業態度(10%) ②課題(20%) ③小テスト(20%) ④期末試験(50%) 以上の総合による。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
学校教育と学校保健
地域保健と学校保健
ヘルスプロモーションの概念・歴史
学校保健経営・保健室経営の実施と評価
学校保健安全計画の実施・評価
子どもの発育発達・子どもの発達段階と個人差の理解
健康観察の実施と活用
健康診断の実施と活用
健康相談の展開・組織の活用・地域連携
健康教育・健康課題をもつ子どもへの支援
感染予防・子どもの委員会活動への支援
学校安全・危機管理
学校環境衛生
食育・学校給食
試験とまとめ
使用教科書
東山書房
「学校保健」徳山美智子、中桐佐智子、岡田加奈子共著
第一法規新訂版「学校保健実務必携」学校保健・安全実務研究会編著
南山堂
「学校保健マニュアル」衛藤 隆 岡田加奈子 編集
文部科学省
「教職員のための子どもの健康観察の方法と問題への対応」
自己学習の内容等アドバイス
学校保健安全法に関する小テストを毎回実施するので、しっかり覚えること。
子どもや学校保健に関する新聞記事など、関心をもって読むこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
学校保健実習
[単位数]
2
[開講コース]
養護教諭コース
実習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
伊藤 琴恵
[必修・選択] 備考
選択
コア
授業の到達目標及びテーマ
学校保健実習では、学校保健全体を保健管理と保健指導の両面から捉える。児童生徒の健康課題について、
学校保健安全法並びに学校保健安全法施行規則、その他審議会答申等から学ぶ。特に、健康診断については、
法を踏まえての実務を学ぶ。また身体計測や視力・聴力検査などの健康診断の諸検査の方法や技術を習得する
ことと、健康課題の発見とその指導にあたることができるようになることを目標とする。
授業の概要
学校保健活動を推進していく際、その基本は、学校保健安全法及び施行規則である。本授業では、養護教諭
が児童生徒の健康を把握する健康診断を中心に取り上げ、計画立案、実施、評価、事後指導、健康教育に至る
までを理解する。その基本的な検診の技術的な方法や測定の仕方、準備・配慮事項等について実習を通して学
ぶ。併せて職員の健康診断についても学ぶ。また、健康な心身の育成には欠く事のできない「学校環境衛生」
については、学校環境衛生基準に基づき、日常検査の項目を中心に器具を用いて測定ができるようにする。
学生に対する評価の方法
授業態度(20%)
・小テスト(20%)
・レポート(20%)
・試験(40%)以上を総合して評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 オリエンテーション
授業の目的と内容、進め方、班作り等
第 2 回 健康診断と学校保健安全法・審議会答申等について
各班別課題、事前学習、発表資料作成、器具類の確認等
第 3 回 児童生徒・職員の健康診断の実際①
《身体計測の実際・成長過程の問題点の発見と保健指導》
第 4 回 児童生徒・職員の健康診断の実際②
《視力測定・色覚検査の実際・眼疾患と保健指導》
第 5 回 児童生徒・職員の健康診断の実際③
《聴力検査の実際・耳鼻咽喉疾患と保健指導》
第6回 児童生徒・職員の健康診断の実際④
《寄生虫検査・尿検査の実際・疾病と保健指導》
第7回 児童生徒・職員の健康診断の実際⑤
《心電図検査の実際・心疾患と保健指導》
第8回 児童生徒・職員の健康診断の実際⑥
《歯科検診の実際・口腔疾患と保健指導》
第 9 回 児童生徒・職員の健康診断の実際⑦
《内科検診・栄養指導・脊柱検査の実際と保健指導》
第 10 回 児童生徒・職員の健康診断の実際⑧
《肺活量・握力・背筋力・偏平足の測定と保健指導》
第 11 回 児童生徒・職員の健康診断の実際⑨
《保健調査、結核問診の仕方・学校検診の実際・会場準備の実際》
第 12 回 児童生徒・職員の健康診断の実際⑩
《健康診断票の記入について・事後指導と健康教育の実際》
第 13 回 学校環境衛生の実際①
《水質・空気・照度測定の実際/環境と健康生活について 》
第 14 回 学校環境衛生の実際②
《教室の空気測定》外部講師(本多先生)/検査結果の活用と事後措置
第 15 回 まとめ・試験
使用教科書
「学校保健実務必携」 学校保健・安全実務研究会 編著 第一法規
「学校保健マニュアル」衛藤 隆 岡田加奈子 編集 南山堂
「学校保健」 徳山美智子 中桐佐智子 岡田加奈子 編著 東山書房
自己学習の内容等アドバイス
毎回の授業の始めに、前回の授業内容が理解できているかを確認するための小テストを実施するので復習し
ておくこと。
「学校保健」等の関連教科および「学校保健マニュアル」に目を通し予習をしておくこと。
常に新聞等に目を通し、児童生徒の健康課題について関心をもつこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
学校保健演習
[単位数]
[開講コース]
2
養護教諭コース
演習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
鬼頭 敏代
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
学校保健演習では、学校保健安全法に則り学校保健実習で習得した知識や技能をもとに、保健教育に生かす資
質や能力を培うことをテーマとする。保健教育については、学習指導要領の改訂を踏まえ「生きる力」を基本
とし、小・中・高等学校の関連した内容に着目した指導ができる能力・技能を養うことを到達目標とする。
授業概要
保健教育に必要な教材教具の工夫と活用として、感染予防、疾病予防、望ましい生活習慣といった現代的な健
康課題について取り上げ、活用できる教材作成や実験等を行う。さらには掲示物・保健だよりを作成し、それ
を用いて保健指導および健康診断事前指導の実際について学ぶ。また、日本スポーツ振興センターについて理
解し、実践に結びつける力を養うことを目的とする。
学生に対する評価の方法
平常の授業態度(20%)
、提出物(25%)
、発表(25%)
、レポート(30%)で総合的に評価を行う。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
授業の目的と演習内容の概要および取組み方について
保健教育に必要な教材教具の工夫と活用①「手洗い」指導の実際
保健教育に必要な教材教具の工夫と活用②「喫煙・飲酒防止」指導の実際
保健教育に必要な教材教具の工夫と活用③「薬物乱用防止」指導の実際
保健教育に必要な教材教具の工夫と活用④「歯および口腔の衛生」指導の実際
保健教育に必要な教材教具の工夫と活用⑤「性に関する」指導の実際
保健教育に必要な教材教具の工夫と活用⑥「食事・運動・休養及び睡眠」指導の実際
「掲示物」の作成と発表① (月ごとの保健目標から掲示物を作成する)
「掲示物」の作成と発表② (作成した掲示物について発表する)
「保健だより」を使っての保健教育① 保健だよりの作成
目的、対象、留意点、活用方法について、月ごとの学校行事から考える
「保健だより」を使っての保健教育② 具体的指導の実際
「健康診断の事前指導」② 5分間指導の計画 (指導案及び教材教具の作成)
「健康診断の事前指導」③ 5分間指導の実際
学習のまとめ
日本スポーツ振興センターについて
学校管理下における災害給付制度の仕組みと給付金支払請求オンラインシステムの実際
使用教科書
「学校保健実務必携」 学校保健・安全実務研究会 編著 第一法規
小、中学校、高等学校学習指導要領 文部科学省 (東京書籍)
小、中学校、高等学校学習指導要領解説 (体育、保健体育)文部科学省 (東山書房)
小学校「あたらしいほけん」3.4 年生用「新しい保健」5.6 年生用(東京書籍)
中学校「新しい保健体育」
(東京書籍)
高等学校「現代保健体育」
(大修館書店)
自己学習の内容等アドバイス
「健康教育の理論と方法」において学ぶ学習指導案について復習および習得をしておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
養護概説Ⅰ
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
後期
[授業担当者名]
葉山 栄子
[必修・選択]
養必
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
養護教諭の理論と実践の両面を学ぶ中から、受講生自身が自己の望む養護教諭像をつかむことをテーマとす
る。さらに、
「養護とは何か」
、
「養護教諭はどうあればよいか」
「よい養護とは」等について、養護教諭の歴史
からアプローチすることにより、自分なりの養護教諭観や現代的健康課題について気づき、主体的に考える態
度を身につけることを到達目標とする。
授業の概要
養護教諭の沿革と執務内容の変遷、養護教諭に必要な資質能力、健康教育とヘルスプロモーション等につい
て、養護教諭の具体的な活動に焦点をあて、わかりやすく講義する。これらから「教育者」としての養護教諭、
「教育」としての養護実践活動全般について理解する。
学生に対する評価の方法
平常の授業態度(10%)、討議・発表(20%)、授業内で行なうレポートにより授業の理解度(20%)、試験(50%)、
をもとに総合的に評価を行なう。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
養護の概念・養護とは
養護教諭観・保健室観
歴史からみた養護教諭の専門性
養護教諭の養成制度の変遷
学校教育と養護教諭
「教育」の中での養護とは、
「養護活動を養護教諭が行うことの特性」
養護教諭に求められる力量と課題
養護教諭の活動過程①
養護活動の展開とプロセスの原理
養護教諭の活動過程②
保健室来室者への養護過程
養護活動と保健室の機能
保健室の特性と養護教諭の活動
保健室来室児童生徒の受け入れと対応
保健室経営計画の作成① 保健室経営計画の構造を理解する。
保健室経営計画の作成② 保健室経営計画を立案する。
保健室経営の評価
養護活動の評価とまとめ・試験
使用教科書
「新 養護学概論」 大谷尚子 他編
(東山書房)
「学校保健マニュアル改訂 8 版」 高石昌弘・出井美智子 編集 (南山堂)
「新訂版学校保健実務必携」 学校保健・安全実務研究会 編著
(第一法規)
「養護教諭の精神保健術」 清水將之編集(北大路書房)
自己学習の内容等アドバイス
自己の養護教諭像を確立するために、
「新 養護学概論」
「養護教諭の精神保健術」を必読し予習、復習をする。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
健康教育の理論と方法
[単位数]
[開講コース]
2
養護教諭コース
演習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
葉山 栄子
[必修・選択] 備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
健康教育は、生涯を通じて健康で安全な生活を送るための基礎を培うという観点から、各教科、特別活動、
道徳、関連教科の他、総合的な学習の時間や課外の指導を含めた教育活動全体を通して実践されることを理解
し、指導方法を習得することをテーマとする。また、教育活動場面に応じた学習指導案の立案・指導・評価等
が実施できることを到達目標とする。さらに、将来養護教諭として、組織の中核的役割を担っていくことがで
きるために、組織、役割、連携を理解し、その資質についても培う。
授業の概要
ヘルスプロモーションや健康教育の理論を学ぶ。また、学習指導要領の趣旨、内容についての知識・理解を深
め、実際に、学習指導要領に基づき保健学習・保健指導の学習指導案の作成および模擬授業の実施等により健
康教育を推進できる力を養う。
学生に対する評価の方法
平常の受講態度(10%)
、授業毎に実施するミニレポートによる授業内容の理解度(20%)
、保健学習・
保健指導の指導計画、学習指導案の作成、模擬授業発表(20%)
、最終に実施する試験(50%)をもとに総合
的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第
第
第
第
1
2
3
4
回
回
回
回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
健康教育の理論・根拠と意義
健康教育の内容とヘルスプロモーション
健康教育推進のための組織、役割、連携の必要性および問題点と対策
健康教育の実際 ①教科「保健」
(保健領域・保健分野・科目保健等)の理解と取り組み方
(学習指導要領に基づき、小学校、中学校、高等学校における系統的な保健学習について学ぶ)
健康教育の実際 ②「保健指導」の理解と取り組み方
(学習指導要領に基づき、特別活動の学級会活動における保健指導を中心に学ぶ)
健康教育の実際 ③総合的な学習・道徳および関連教科、他の教育活動の理解と取り組み方
(学校保健委員会・児童生徒委員会・学校行事等)
健康教育の実際 ④学習指導案の実際と作成 -その1-
(健康教育を実施するために必要な学習指導案の作成方法を学ぶ。)
健康教育の実際 ⑤学習指導案の作成 -その2-
「保健学習」学習指導案を作成する。(単元を指定し作成する)
・小学校 3.4 年生【毎日の生活と健康(食事、運動、休養・睡眠】 5.6 年生【心の健康】
・中学校【傷害の防止(応急手当)】
【健康な生活と疾病の予防(喫煙、飲酒、薬物乱用、医薬品)】
・高等学校【生涯を通じる健康(思春期と健康)】
健康教育の実際 ⑥学習指導案の推敲 -その3-
健康教育の実際 ⑦学習指導案の推敲 -その 4-
健康教育の実際 ⑧学習指導案の検討
(作成した学習指導案の発表・検討会をする。)
健康教育の実際 ⑨保健学習の実際 -その1-
(作成した学習指導案をもとに模擬授業・授業研究会をする。)
健康教育の実際 ⑩保健学習の実際 -その2-
健康教育の実際 ⑪保健学習の実際 -その3-
健康教育の評価とまとめ・試験
使用教科書
小、中学校、高等学校学習指導要領 文部科学省 (東京書籍)
小、中学校、高等学校学習指導要領解説 (体育、保健体育)文部科学省 (東山書房)
小学校「あたらしいほけん」3.4 年生用「新しい保健」5.6 年生用(東京書籍)
中学校「新しい保健体育」
(東京書籍)
高等学校「現代保健体育」
(大修館書店)
自己学習の内容等アドバイス
学習指導要領等は必ず目を通し理解しておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
ポートフォリオ指導Ⅰ
[単位数]
[開講コース]
1
養護教諭コース
[授業担当者名]
演習
[開講期]
葉山 栄子・伊藤 琴恵
[必修・選択] 備考
前期
必修
コア
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:①基本的・論理的文章構造を理解し、文章を読解・記述できること。②知育・徳育・体育の6軸からなる内容を理
解し、学習内容を6軸に照らして分析できること。③自己客観視(メタ認知、PDCA)ができること。④一般教養科目、教
職専門科目、学科専門科目を体系化・構造化する手立てを身につけること。
テーマ:①教員としてのキャリア形成の視点から、一般教養科目、教職専門科目、学科専門科目を体系化・構造化し、
「学士力
(生きる力)
」を身につける方法を知る。②自己客観視によって資質・能力の伸長を図る。
授業の概要
「ポートフォリオ指導」は一般教養科目、教職専門科目、学科専門科目を教員としてのキャリア形成の視点から、学生自らが
関連づけて消化し、体系化・構造化して身につけ「学士力(生きる力)
」を培うための支援科目として開講するものである。
「学
士力」の醸成は、教員・学生が随時 PDCA サイクルを連鎖させながら進めなければ実効を上げることが難しい。したがって、
教科・科目並びに教科以外の教育活動を周期的・横断的に連動させ、知識・技能、思考判断、実践力等を網の目のように織り
込む訓練をする。このことによって教員としての資質・能力、すなわち学士力、の総仕上げをする「教職実践演習」へ繋げる
力を養う。
学生に対する評価の方法
PISA型学力観(知識・理解、思考力・判断力・表現力、汎用的技能、意欲・態度)に照らして到達度を評価する。本
講座での評価内容は授業・討論等への参画態度と提出課題の内容(約 30%)
、定期考査(約 70%)で総合的に行う。教員養
成の趣旨からして授業態度・参画態度についての評価のウェートは高い。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回 ポートフォリオの目的。知・徳・体の 6 軸からなる自己評価の観点について解説。文章構成要素(5W1H+自己の
思考・判断・表現)を明示してない記述トレーニング(テーマ:他人への伝達を意識して「ここ数ヶ月で最も印象に残
っていること」を書く)
。
第2回 文章構成要素を解説→構成要素(5W1H+自己の思考・判断・表現)に照らして記述内容を自己評価し赤字で補充
第3回~5回 全員が交代で発表し、その都度質疑応答を実施→自己の記述に対する他人の評価をうけ改善へ。クラスに分か
れて発表する(3 回で実施)
第6回~7回 全員に同じ小論文を読ませ、文章構成要素(5W1H+自己の思考・判断・表現)に基づき分析し、内容を要
約→記述内容を発表。教員側が分析したものを提示し協議。
第8回 6月上旬に 1、2 年合同で大学祭実施の意義、昨年度の実施概要を確認し、本年度の基本計画を策定する。
第9回~10回
知・徳・体の 6 軸に関わる短文を読ませ、6 軸の意義を確認させる(クラスに別れ 2 回行う)
第11回~12回 ・最近の話題に対する自分の主張とその根拠を記述→発表。教員がこれまでの訓練成果を見る。
・教員がポートフォリオ指導の前段のまとめを実施。5W1H+自己の考えと主張法、及び自分の行動・思考方法を自
己評価する訓練(メタ認知能力の訓練)
、文章の構成と論証の正確化の訓練(帰納法、演繹法、論証の裏付けとして
のトゥールミンモデルの解説)
第13回 ・夏休み中に実施する幼稚園、小学校の低学年、高学年の授業参観結果を定型の5W1H+思考・判断・表現用紙
に整理できるように指導する。
・その後自己客観視のためポストイット実施。心を映し出し、わだかまりを見つけ、解決法を考える。
第14回 ・養護教諭コース1年次で学ぶ一般教養科目、教職専門科目、学科専門科目の全シラバスを参照し、キャリア形成
の視点からこれらを体系化・構造化するため「教職実践演習」で使用する「目標到達の確認事項」評価シートで自己
省察をさせる。
(第1回)
・考査前の勉強法について定型用紙を配布しアドバイス。
第15回 小論文を課し、知識・理解、思考力・判断力・表現力、汎用的技能を評価する。模範解答を示し解説する。
使用教科書
自作教材「ポートフォリオ指導」を使用。その他各種の論文を活用。
自己学習の内容等アドバイス
・常に知育・徳育・体育の6軸から物事を観察し、疑問を持ち、解決法を模索すること。
・自己客観視(メタ認知、PDCA)を怠らないこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
ポートフォリオ指導Ⅱ
[単位数]
1
[開講コース]
養護教諭コース
[授業担当者名]
演習
[開講期]
葉山 栄子・伊藤 琴恵
[必修・選択] 備考
後期
必修
コア、複数
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:①一般教養科目、教職専門科目、学科専門科目、並びにこれら教科以外の学習活動を自己の中で体系化・構造化す
る手立てを身につけること。②自己の属する全ての生活空間において主体的に PDCA を実践出来ること。③PISA 型「学士
力(生きる力)
」の意義を理解し、この力を身につけること。
テーマ:①教科及び教科以外の学習活動の内容を教員としてのキャリア形成の視点から体系化・構造化すること。②自己客観
視によって資質・能力の伸長を図る。
授業の概要
「ポートフォリオ指導Ⅰ」に続けて行う。
「ポートフォリオ指導」は一般教養科目、教職専門科目、学科専門科目を教員として
のキャリア形成の視点から、学生自らが関連づけて消化し、体系化・構造化して身につけ「学士力(生きる力)
」を培うための
支援科目として開講するものである。
「学士力」の醸成は、教員・学生が随時 PDCA サイクルを連鎖させながら進めなければ
実効を上げることが難しい。したがって、教科・科目並びに教科以外の教育活動を周期的・横断的に連動させ、知識・技能、
思考判断、実践力等を網の目のように織り込む訓練をする。このことによって教員としての資質・能力、すなわち学士力、の
総仕上げをする「教職実践演習」へ繋げる力を養う。
学生に対する評価の方法
PISA型学力観(知識・理解、思考力・判断力・表現力、汎用的技能、意欲・態度)に照らして到達度を評価する。本
講座での評価内容は授業・討論等への参画態度と提出課題の内容(約 30%)
、定期考査(約 70%)で総合的に行う。教員養
成の趣旨からして授業態度・参画態度についての評価のウェートは高い。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回 教員採用選考試験についての説明。これに向けての今後の学習計画等を作成する。
第2回 ・大学祭(合同祭)の準備運営について全体で協議。組織とは、報告とは、連絡とは、相談とは、を説明した上で、
合同祭の意義確認とプロジェクト完成のための協働体制を考えさせる(ピータ・センゲの組織論)
。
・大学祭(合同祭)の準備状況の評価(PDCA実施)
。
第3回~5回
夏休み中に実施した幼稚園、小学校の低学年、高学年の授業参観結果を定型の5W1H+思考・判断・表現用紙に整理
する。整理法は発達段階が比較検討できる項目別一覧表を作りグループ別に発表し研究協議する。
(3コマ)
第6回~8回
PERT(工程管理法)の説明。2回に扱ったテーマ、
「組織とは、報告とは、連絡とは、相談とは」で説明した必要
要件に照らして合同祭を振り返り文章化する。
これを代表者に発表させ研究協議する
(PDCA資料のまとめ、
3コマ)
。
第9回 PERT(工程管理法)の復習。2回に扱ったテーマ、
「組織とは、報告とは、連絡とは、相談とは」で説明した必要
要件に照らして合同祭を振り返り文章化する。これを代表者に発表させ研究協議する(PDCA資料のまとめ、3コマ)
。
第10回 夏休みに出した卒業研究のテーマ精選。興味・関心に基づく話し合いとグループ編成。
第11回~13回
・
「教職実践演習」で使用する「目標到達の確認事項」評価シートを活用し、これまでに一般教養科目、教職専門科目、
学科専門科目で学んだ内容で該当することを記述させる。これによって、キャリア形成の視点から学習内容を体系化・
構造化する手立てを学ばせる。
「教職実践演習」に繋げる第一回目(3コマ)
。ポートフォリオ指導の学習評価に使う。
第14回 前後期を通じて行ったポートフォリオ指導の項目一覧を配付し、資料を整理させる。何を行ってきたか振返り知識
を体系化する。
「学力(知育)
、人間性(徳育)
、健康・体力(体育)の 6 軸」からなる「学習者が意識している自己」の
調査アンケート実施(個人の変化を見る)
。
第15回 小論文を課し、知識・理解、思考力・判断力・表現力、汎用的技能を評価する。模範解答を示し解説する。
使用教科書
自作教材「ポートフォリオ指導」を使用。その他各種の論文を活用。
自己学習の内容等アドバイス
・常に知育・徳育・体育の6軸から物事を観察し、疑問を持ち、解決法を模索すること。
・自己客観視(メタ認知、PDCA)を怠らないこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
教師論
[単位数]
[授業担当者名]
講義
[開講コース]
2
[開講期]
養護教諭コース
重留 紘治
[必修・選択]
前期
備考
教職必修
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:教職の意義、教師の仕事、必要とされる資質・能力を理解し、教師としての資質・能力を身に付ける。一般社会生
活の中にあっても、リーダーとして尊敬される人材であること。
テーマ:①教員の使命・職務・責任・教育的愛情の理解、②社会人・教員としての対人間関係を理解、③生徒理解と学級経営
法理解、④自己の教員としての適性を知り、力量を磨く術を知る。
授業の概要
教職の意義は何か、教師とはどんな職業か、自分は教師としての適性や資質があるか、社会人としての教師の在り方は何か。
教師になるなら、何をどの時期にどのように身に付けたら良いか等を知る。これらを概念的に捉えたあと、子どもの実態把握
から学校の管理・運営にいたるまで、項目別に体系的に掘り下げて教職の意義を理解する。
学生に対する評価の方法
PISA型学力観(知識・理解、思考力・判断力・表現力、汎用的技能、意欲・態度)に照らして到達度を評価する。本
講座での評価内容は授業・討論等への参画態度と提出課題の内容(約 30%)
、定期考査(約 70%)で総合的に行う。教員養
成の趣旨からして授業態度・参画態度についての評価のウェートは高い。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回 子供の生活実態-1 :教職課程で学ぶ概要、最近の子供の一日の過ごし方、心と体の変化などを把握する。
第2回 子供の生活実態―2、教師の仕事―1 :学校での実態(授業、部活動、いじめ、など)
、学習指導と教育課程の意味
第3回 教師の仕事―2 : 教育課程の構成原理、新学習指導要領の特色、学習指導の考え方と方法(指導法と形態、レデイ
ネス、動機付け)
第4回 生徒指導・教育相談・進路指導 : 生徒理解、生徒指導(意義、組織、計画、運営、指導の実例)
、教育相談(意義、
基本原理)
、進路指導(意義と計画、進路相談)
第5回 学級経営―1 :学級と学級経営(経営の基本とあり方、学校経営との係わり)
、道徳教育(目標と内容、実践の仕方)
、
学級経営と特別活動(目標と内容)
、学級担任の心構え
第6回 教師に求められる資質と能力―1 :戦前・戦後における教師像、現在の教師に求められるもの(中教審答申・教育
職員養成審議会答申の求めるもの)
第7回 中間考査を実施する
第8回 教師に求められる資質と能力―2
教員の養成と採用―1 : 学ぶものの姿勢、教えるものの姿勢、 戦前・戦
後における教員養成制度の比較。
第9回 教員の養成と採用―2 :教職課程の仕組みと内容(教育職員免許法、教職課程で学ぶ科目と単位数、免許状の種類)
、
教員の選考と採用
第 10 回 教員の養成と採用―3
教員の地位と身分―1 :教員の採用(教職員定数、教職員の構成、教員採用選考の変遷、
私立学校での採用)
、教員の地位と身分(身分とは、国・公立学校教員の身分、私立学校教員の身分、教職の専門性)
第 11 回 教員の地位と身分―2 :待遇と勤務条件(給与、勤務、人事、福利厚生)
、研修(初任者研修、校内研修、長期・
短期研修)
第 12 回 学校の管理・運営-1 :学校制度(1 条校、専修および各種学校等、文部科学省所管外の学校、わが国の学校制度
の変遷)
第 13 回 学校の管理・運営―2 :管理・運営体制(教育課程、教職員、生徒、施設・設備)
、経営と組織(職員会議、学校
評議員)
、管理職の役割
第 14 回 期末考査を実施する。
第 15 回 これまでの纏めと振り返りをする。
使用教科書
教職入門(教師への道)
「2009年改訂版」
吉田 辰雄、大森 正 編著
図書文化
自己学習の内容等アドバイス
授業時に翌週のレポートを渡すので、それぞれの項目について教科書・提示された参考文献等で調べ、なぜそのような結論に
なるかを自分なりの見解を必ず書いてくること。理解のためにはインプットだけでなく、そのレポートを基にグループディス
カッションを行いアウトプットすることで幅広く深く理解することができるようにする。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
教育基礎論
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
後期
[授業担当者名]
滝 尚文
[必修・選択]
備考
教職必修
授業の到達目標及びテーマ
この授業は,教員志望者が教育の目的や意義,教育の果たす役割等について,教育学の基礎理論を基にして
学ぶことを目的とする。また,教育に関する歴史および思想について学ぶとともに,近年進められてきている
教育改革の動向についても理解を深める。さらには,現代社会の重要課題でもある教育に関する社会的,制度
的,経営的事項についても,その概要を学ぶこととする。
授業の概要
教職を志す上で必要な教育の本質と理念について,その基礎を学び理解を深める。受講生は授業の中で設定
された学習課題について考察を加え,意見や考えを発表するなど,積極的な学習活動を展開しながら教員とし
ての資質と素養を身に付ける。
学生に対する評価の方法
平常の受講態度・学習意欲(20%),課題の学習状況(20%),期末試験(60%),以上の総合とする。
課題については,授業中に取り上げる諸テーマについてのレポートやプレゼンテーションを主な評価の対
象とする。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回 教育基礎論について(オリエンテーション)
教育基礎論を学ぶ目的と目標の理解 ・ 授業概要の把握
第2回 教育の本質と目的 ・Ⅰ(教育の誕生)
教育とは何か
なぜ教育が営まれるようになったか
第3回 教育の本質と目的 ・Ⅱ(教育の概念と目的)
教育の字義について認識
教育目的と教育目標を理解
人間形成と教育について考察
第4回 教育の本質と目的 ・Ⅲ(子ども観と教育)
近代教育思想の子ども観と現代の子ども観について、それぞれの概容と特質について学ぶ
第5回 公教育制度 (教育制度の原理と構造,近代教育制度の成立の概要)
第6回 現代教育改革 (戦後新教育制度の誕生と現代教育改革の方向)
第7回 教育内容と教育課程の改善 (教育課程の編成と学習指導要領,教科書)
第8回 教育方法の改善 (教育方法の改善,学習指導と教授理論の基礎)
第9回 学習指導の創意工夫 (指導方法の創意工夫,
「生きる力」を培う教育)
第 10 回 生徒指導の原理と方法 (生徒指導の原理,内容・方法・課題)
第 11 回 学校経営 (学校経営の意義と特質,学校評価)
第 12 回 教育行政と教育法規 (教育行政の組織,教育関連法規とその内容)
第 13 回 生涯学習社会の学校と社会教育 (生涯学習と学校教育・社会教育)
第 14 回 学校教育をめぐる新しい課題と諸問題 (教育環境の変化への対応,情報化・国際化への対応)
第 15 回 期末考査 (授業で示した課題について,記述テストを実施 : 60 分)
(問題の解答と解説・まとめ : 30 分)
使用教科書
現代教育概論 佐藤春雄著 (学陽書房)
自己学習の内容等アドバイス
教育に関する専門用語,教育関係の法規・法令については,自主学習によって把握・理解に努めること。
毎時の提示テーマ(課題)について自主学習を行い,期末考査に備えること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
日本の憲法
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
前期
[授業担当者名]
加藤 英明
[必修・選択]
備考
教職必修
授業の到達目標及びテーマ
国の最高法規である憲法の原理を学ぶ。憲法の由ってきたる理念、および歴史的淵源に遡って考察すること
で、日本国憲法のより深い理解を身につける。また憲法の解説を通じて、社会知識、教養をも涵養する。すな
わちテーマは、憲法の概説である。
授業の概要
国の最高法規であり、国の基本体制を規律する憲法について概説する。国民主権、人権尊重、平和主義など
日本国憲法の原理を学び、あわせて社会的視野の拡大にもつとめる。
受講者の希望に応じ、随時時事問題をとりあげる。新聞が苦労なく読めることを目標とするので、時事教養
を身に付けたい者で、意欲ある学生が受講せよ。
学生に対する評価の方法
学期末に行う筆記試験の成績を基本とし(パーセンテージでいえば 100%)
、これに平常の受講態度などを
加味して採点する。試験では、憲法の意義や憲法の基本的概念の理解度を主に問う。原則として、再評価は
行わない。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 教養とは何か
第 2 回 憲法とは何か
憲法とはいかなる法か。
第 3 回 憲法とは何か(続)
第 4 回 社会契約説について
憲法の理論的根拠。
第 5 回 社会契約説について(続)
第6回 憲法の歴史 世界
成文憲法が生まれるまで。
第7回 憲法の歴史 世界(続)
第8回 憲法の歴史 日本
自由民権運動と大日本帝国憲法。
第9回 憲法の歴史 日本(続)
日本国憲法の制定。
第 10 回 天皇制と戦争の放棄
日本の伝統と、敗戦の刻印。
第 11 回 三権分立について
民主国家の統治機構。
第 12 回 自由と平等について
18 世紀に確立した人権。
第 13 回 論文の書き方
第 14 回 社会権について
20 世紀になって確立した人権。
第 15 回 筆記試験(90 分)
使用教科書
教科書というわけではないが、
『六法』は必携。
(すでに六法をもっている者はどの出版社のものでも可)
自己学習の内容等アドバイス
講義を理解するための復習・予習は勿論として、日頃、新聞・テレビなどのニュースに触れ、自分なりの感想、
意見をもつようにつとめることが、社会教養を深める結局の早道である。読書、映画・ドラマの鑑賞も大いに薦
める。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
発達と学習
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
後期
[授業担当者名]
永井 靖人
[必修・選択] 備考
教職必修
授業の到達目標及びテーマ
豊かな教育を実践するために,教員は子どもの「こころ」を深く知る必要がある。その方法として本講義で
は、子どもの心と行動を教育心理学の観点から理解することをテーマとする。15 回の授業を通して、代表的な
基礎理論を知るのはもちろんのこと、子どもの発達の過程や学習が成立する過程を心理学の概念を用いて説明
できること、さらには思考、行動の背景を個人差と共通性の両面からからとらえられるようになることを目標
とする。
授業の概要
この講義では、子どもの心理、行動を「発達」と「学習」に、
「学校生活」を加えた3領域にもとづいてとら
える。
「発達」の領域では、大きくは認知(ものごとのとらえ方)
、知能、人格(性格)の発達過程、発達障害
について学ぶ。
「学習」の領域では、記憶、学習のメカニズムについて学ぶ。
「学校生活」では、意欲、不適応
行動、学級、心のケアについて,身近な実例を通して学ぶ。また、小学校で観察した子どもの行動や教師の働
きかけを生きた教材として、学校教育と子どもを心理学的に理解する。
学生に対する評価の方法
学士力における「1.知識・理解」のうち「人類の文化,社会と自然に関する知識の理解」は、期末におけ
る試験(40%)によって評価する。
「2.汎用的技能」の「コミュニケーション・スキル」および「3.態度・志
向性」の「生涯学習力」
「論理的思考力」は、ノートや資料などをファイルしたポートフォリオ(30%)によ
って評価する。
「3.態度・志向性」の「自己管理力」
「倫理観」は受講時の態度(30%)によって評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
授業概要、受講上の注意点、予習復習の進め方、評価の方法の説明および資料配布、
心理学とはどのような学問かを知る
発達①(発達の基礎理論)
:遺伝と環境が子どもの発達に与える影響を理解する
発達②(認知の発達)
:子どもの認知(外界のとらえ方)がどのように発達していくのかを理解する
発達③(知能の発達)
:子どもの生活、学習を支える知能とは何かを理解し、その測定方法を知る
発達④(発達障害)
:発達障害を抱える子どもの特徴を理解し、どう支援すべきかを考える
発達⑥(人格の測定)
:子どもの性格を具体的に把握するための方法を実習により理解する
発達⑦(人格の発達)
:子どもの社会性や道徳性がどのように発達していくのかを理解する
中間のまとめ
学習①(学習の基礎理論)
:子どもの思考、行動が変化する過程を学習理論にもとづいて理解する
学習②(記憶のしくみ)
:子どもがものごとを記憶する過程を記憶の基礎理論にもとづいて理解する
学習③(学習の方法)
:子どもが知識・理解を定着させていく過程を理解する
学校生活①(意欲)
:子どもが抱くさまざまな意欲を動機づけ理論にもとづいて理解する
学校生活②(学級の役割)
:学級、集団と個人、教師と子どもの関係を集団心理の観点から理解する
学校生活③(児童生徒への支援)
:学校生活に困難を抱える子どもの心理と行動、支援方法を知る
知識・理解試験と解説
使用教科書
『教育支援の心理学』監修:鈴木眞雄(福村出版)
自己学習の内容等アドバイス
予習では、指定された用語の意味を次の講義までに調べてくる。復習では、理解が不十分であった事柄や興
味を持った事柄を書籍などで調べる。また、授業を受けて、どのように子どもを理解できるようになったか、
疑問に思ったことを毎回、指定のシートに書く。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
教育課程論
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
後期
[授業担当者名]
山田 敏子
[必修・選択]
備考
教職必修
授業の到達目標及びテーマ
教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、教育の内容や方法に関連する事項を生徒の心身
の発達に応じ、系統的・体系的に組織した学校の教育計画である。
学習指導要領の趣旨や特質について理解し、学校の特色と活力を生み出す教育課程の編成方法及び教育方
法について学び、教育課程の理念と教育実践の統合を図ることが到達目標である。
授業の概要
この講座では、教育課程の具体的な編成実践例を多く取り上げ授業を進める。教育課程編成の基準となる関
連法規の研究及び学習指導要領が定める学校の教育活動の構成内容(各教科・道徳・特別活動・総合的な学習
の時間等)についての研究を行う。
学生に対する評価の方法
受講態度・関心意欲(約20%)
、課題・レポート(約20%)
、試験の結果(60%)などで総合的に評
価を行う。特に、試験の欠席は原則として認めないので注意すること。この授業の再評価は実施しない。
授業計画(回数ごとの内容等)
1回 ガイダンス(授業の進め方、教育改革、教育基本法、教育課題)
2・3回 教育課程の基本原理
教育基本法・教育諸法規、教育課程の概念、カリキュラムの類型、カリキュラムと教育課程の関係
4回 学習指導要領
教育課程に関する法規、学習指導要領の性格、歴史的変遷、現行の学習指導要領の特質
5回 教育課程と学習内容
教材・教科書と教育内容、
「生きる力」と個性化にかかわるカリキュラムの課題
6回 学習指導要領が定める学校教育活動の構成領域
各教科・特別活動・総合的な学習の時間、道徳教育、進路指導とキャリア教育等との関わり方
7回 道徳教育の理念と実践 (学習指導要領の位置づけ①)
道徳教育の理念、道徳教育の指導実践
8回 教育課程論の授業の中間まとめと課題
9回 特別活動の理念と実践 (学習指導要領の位置づけ②)
学級活動・ホームルーム活動、児童会・生徒会活動、学校行事の指導実践
10 回 進路指導・キャリア教育の理念と実践 (学習指導要領の位置づけ③)
総合的な学習の時間(学習指導要領の位置づけ④)
11 回 教育方法論 ①
学習指導の原理、学習指導の形態と実践
12 回 教育方法論 ②
授業づくりの実際(教材、ワークシートづくり等)
13 回 教育実践論 ①
学校の教育計画及び実践活動の評価と公開
14 回 教育課程論のまとめと課題
15 回 ①教育課程論のまとめと解説 ② 総括的評価テスト
使用教科書
「実践に活かす 教育課程論・教育方法論」 樋口直宏 林尚示 牛尾直行編著 学事出版
自己学習の内容等アドバイス
各授業のまとめと課題ワークを提示するので、自主学習をしてテストに備えておくこと。特に、提出を指示
する課題ワークシートは、期日までに必ず提出すること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
養護実習指導
[単位数]
1
[開講コース]
養護教諭コース
講義
[開講期]
後期
[授業担当者名]
葉山 栄子・伊藤 琴恵
[必修・選択]
教職必修
備考
複数
授業の到達目標及びテーマ
教育職員免許法に、養護教諭 2 種免許状取得のためには「養護実習」が義務付けられており、事前・事後指
導を行うこととされている。臨地実習の効果をあげるために、実習校に行く前に各自が実践する目標とその内
容を明らかにできることを目的とする。
授業の概要
養護実習の事前と事後で指導を行う。事前指導では養護実習の意義と目標を明確にし、教育現場で実習生と
して必要な基礎知識および教育職員としての態度を養う。
事後指導は、2 年次の養護実習後に実施し、学生一人ひとりの臨地での学びを共有できるために、話し合い、
発表を多く取り入れた授業を展開する。
学生に対する評価の方法
平常の授業態度(50%)
、レポート(20%、
)個人研究(30%)で総合的に評価を行う。
授業計画(回数ごとの内容等)
【事前指導】
第 1 回 養護実習の意義と目標(個人研究課題について)
第 2 回 養護実習の内容と方法
第 3 回 実習前の準備と実習計画
第 4 回 学校組織と教職員の役割について
第 5 回 学校の生活と環境についての理解
第 6 回 健康管理体制の理解
第 7 回 保健室来室者への対応(保健室登校・発達障がい児を含む)
第 8 回 現職養護教諭から養護教諭の執務計画と保健室経営の実際を学び理解を深める。
外部講師(小・中・高等学校のいずれかから)
第 9 回 保健指導および健康教育の実践 (保健指導指導案の作成を含む)
第 10 回
養護実習経験者(2 年生先輩)から学ぶ
(校種・養護実習期間・規模等、異なる養護実習を経験した2年生先輩から学ぶ)
第 11 回
学校保健関係行事および学校保健関係諸帳簿・総合実習について
第 12 回
実習中の記録とまとめ・直前オリエンテーション
使用教科書
「養護教諭学外実習要項」 名古屋学芸大学短期大学部編
「養護実習ハンドブック」 大谷尚子 他
東山書房
自己学習の内容等アドバイス
自分の実習する校種あるいは同じ実習先の経験者(先輩)から体験談を聞いておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
[授業担当者名]
医療概論
講義
丸山 路代
[開講コース]
[開講期]
[必修・選択]
備考
メディカル秘書コース
前期
必修
コア
[単位数]
2
授業の到達目標及びテーマ
医学が医療を発展させ、人々の健康問題に貢献していることを理解する。
健康や病気についての理解を深め、健康の増進、病気の治療について理解する。
医療システム、医療を支えている人々のチームワークの大切さを自覚する。
授業の概要
人類の歴史と病気の変遷、現代医療の現状と健康課題について学ぶ。
課題のレポートをすることで、医療秘書としての役割の理解を促す。
学生に対する評価の方法
授業態度(20%)課題レポート・発表(20%)筆記試験(60%)で総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
医療がたどってきた道と未来への展望
第 1 回 授業のオリエンテーション、近代医学の誕生、日本の近代化と医療の発展、
第 2 回 人工環境と健康問題、医療機器の発達、臓器移植医療の現状と課題、
(医療に関する課題発表1:入学時提出課題)
第 3 回 ゲノム医学の登場、 補完代替医療から統合医療、医療の国際化
(医療に関する課題発表2:入学時提出課題)
健康とはなんだろう
第 4 回 老人として生きる、精神を病むということ
第 5 回 リハビリテーションを理解しよう、ノーマライゼーションへの道
第 6 回 健康の決定因子とヘルスプロモーション、ヘルスプロモーションの科学
課題1 健康とは
医療システムを理解しよう
第 7 回 医療を支える人々、保健医療サービスの提供体制
第 8 回 日本の医療保険制度、医療政策と医療計画、医療と経済
第 9 回 救急医療、災害医療、医療安全
(医療に関する課題発表3:入学時提出課題)
第 10 回 在宅ケアの推進、高齢者ケアシステム
(医療に関する課題発表4:入学時提出課題)
医療は誰のものか
第 11 回 現代医療が目指すもの、医療サービスと医学診断、
第 12 回 医療と診断記録、チーム医療の方法論
課題2.チーム医療の中での医療秘書の役割
第 13 回 医療従事者と生命倫理、患者の権利、個人情報保護、
第 14 回 ターミナルケアの課題
第 15 回 試験 まとめ
使用教科書
編集 千代豪昭・黒田研二 「学生のための医療概論」医学書院
〔参考図書〕 厚生労働統計協会編
厚生の指標 増刊「国民衛生の動向 Vol..60 2014/2015
厚生労働統計協会
自己学習の内容等アドバイス
自分を取り巻く人々の健康・病気の状態を意識的にとらえ、新聞、健康に関する記述等から今日の日本の
医療の現状と課題を知る。
「臨床医学」
、
「医療事務業務論」
、
「メディカル秘書概論」の教科と関連づけて理解する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
臨床医学Ⅰ
[単位数]
2
[授業方法]
[授業担当者名]
講義
五十里 明
[開講コース]
[開講期]
[必修・選択]
メディカル秘書コース
前期
選択
備考
授業の到達目標及びテーマ
医療施設ならびに医療福祉施設における医療事務および医療秘書の業務に従事する上で、理解しておかなけれ
ばならない内科系、感覚系臨床医学に関する基礎的・専門的知識を学習し、理解して修得する。
授業の概要
内科系疾患、感覚器疾患に関連する病態、検査診断法、治療法等の概要を解説する。
学生に対する評価の方法
授業への参画態度 (20%) 授業の後、期末テスト(80%)で総合評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
第 6回
第 7回
第 8回
第 9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
オリエンテーション・内科疾患の基礎知識
感染症
呼吸器疾患
循環器疾患
消化器疾患
腎・泌尿器疾患
内分泌・代謝疾患
血液疾患
アレルギー・膠原病
脳・脊髄疾患
心身症とストレス関連疾患
皮膚疾患
眼疾患
耳鼻咽喉疾患
まとめと期末テスト
使用教科書
① 日野原重明 監修 医療秘書教育全国協議会編「臨床医学Ⅰ」
「臨床医学Ⅱ」 建帛社
② 配布資料
自己学習の内容等アドバイス
身体のしくみについて、授業に関連する部位を予習し、講義の内容を復習する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
臨床医学Ⅱ
[単位数]
2
[授業方法]
講義
[開講コース]
メディカル秘書コース
[開講期]
後期
[授業担当者名]
五十里 明
[必修・選択] 備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
医療施設ならびに福祉施設における医療事務および医療秘書の業務に従事する上で、理解しておかなければ
ならない外科総論・各論、整形外科、小児科、産婦人科等の臨床医学に関する基礎的・専門的知識を学習し、
理解して修得する。
授業の概要
外科系疾患、小児、産婦人科疾患に関連する病態、検査診断法、治療法等の概要を解説する。
学生に対する評価の方法
授業への参画態度 (20%) 期末テスト(80%)で総合評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
第 6回
第 7回
第 8回
第 9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
オリエンテーション・外科総論(1)
(外科の歴史・外科系診療科)
外科総論(2)
(①創傷・外傷②腫瘍総論③先天異常)
外科総論(3)
(①麻酔②臓器移植③人工臓器)
外科領域疾患(1)中枢神経系(①水頭症②脳腫瘍②脳血管疾患③頭部外傷)
外科領域疾患(2)呼吸器系(①肺がん②胸膜疾患③縦隔疾患④気胸⑤過換気症候群)
外科領域疾患(3)循環器系(①心臓疾患②先天性心疾患③血管性疾患)
外科領域疾患(4)消化器系(1)
(①食道疾患②胃疾患③大腸疾患④肛門疾患)
外科領域疾患(5)消化器系(2)
(①胆嚢疾患②肝臓疾患③膵臓疾患)
外科領域疾患(6)乳腺・内分泌・泌尿器系
整形外科領域疾患(①骨・軟骨・筋②骨の疾患③リハビリテーション)
小児領域疾患(1)
(①消化器疾患②栄養障害)
小児領域疾患(2)
(①呼吸器疾患②腎疾患③アレルギー疾患④皮膚疾患)
産科・婦人科領域疾患(1)
(①女性の性周期②妊娠③分娩④産褥)
産科・婦人科領域疾患(2)
(出生前診断②新生児疾患③婦人科疾患)
まとめと試験
使用教科書
①
②
日野原重明 監修 医療秘書教育全国協議会編 「臨床医学Ⅱ」 建帛社
配布資料
自己学習の内容等アドバイス
身体のしくみや臨床医学Ⅰの関連部分を予習し、講義の内容を復習する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
秘書学概論
[単位数]
2
講義
[開講コース]
メディカル秘書コース
[開講期]
前期
[授業担当者名]
藤戸 京子
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
秘書についての基本的な心得を学んだ上で、企業や病院など組織の中で、その知識やスキルを応用していく
能力を身につけることを目標とする。
授業の概要
この科目は、秘書として必要な資質や知識・スキルなどの基本を学習する。
学生に対する評価の方法
授業への参画態度(40%)
、期末テスト(60%)などで、総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
ガイダンス
授業の内容と進め方、評価の仕方などについて説明。
第2・3回
必要とされる資質
人柄、判断力など秘書に必要な資質について学ぶ。
第4・5回
職務知識
上司の機能と、秘書的な仕事の機能の関連を学ぶ。
第6・7回
一般知識
社会常識や経営管理など、秘書に必要な知識を学ぶ。
第8~10 回
マナー・接遇
人間関係、接遇、慶弔・贈答のマナーなどについて学ぶ。
第 11~13 回
技 能
会議、文書の作成、スケジュール管理などについて学ぶ。
第 14 回
学習のまとめ
第 15 回
まとめと期末テスト(筆記試験)
使用教科書
『秘書検定 3級 クイックマスター』 早稲田教育出版
自己学習の内容等アドバイス
新聞やテレビなどにより、常に社会問題に目を向けるように心掛けること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
医療と法
[単位数]
2
[授業担当者名]
講義
[開講コース]
メディカル秘書コース
[開講期]
山口 昭則
[必修・選択] 備考
後期
選択
コア
授業の到達目標及びテーマ
医療機関において業務を遂行するうえで医療法などの医療に関する法律をマスターすることは必須条件で
す。また、医療機関で実務を行うためには医療の法的知識を身につけることが大切になります。
本講義はこうしたことを学び基礎を身につけることが最終目標となります。
授業の概要
医療機関において、勤務する場合は普段は耳にしない専門用語が使われます。そうした用語や医療に関する
法律の意味を学び専門家として自覚を持つことが重要なポイントとなります。
学生に対する評価の方法
授業への取り組み30%
テスト70%
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
ガイダンス
これから15回の講義を行ううえで必要な事項や講義の内容を説明する。
日本の医療制度・社会保障制度
国の医療行政の意義や法律とは何かなどを学ぶ。
医療施設関係法規① 医療施設関係法規は医療法など重要な項目のため2回に亘り講義する。①は
医療法の歴史や医療提供の理念などを講義する。
医療施設関係法規② 医療機関の定義など医療施設にはあらゆる制限があり、そうした法律的規制
などを学ぶ。
医療従事者関係各法① 医療従事者関係各法は医師法から救急救命士法まで19におよぶ医療従事
者の法律について講義する。
医療従事者関係各法② 歯科技工士から救命救急士法などについて講義する。
健康保険法①
①は日本の保険制度の根幹をなす保険制度であり、保険者などについて学ぶ。
健康保険法②
②では保険給付や診療費以外の保険給付について講義する。
健康保険以外の被用者保険法
健康保険法以外の船員保険法や共済組合法などを学ぶ。
国民健康保険法
国民健康保険は他の保険との違いあり、公的保険制度の概要について講義する。
後期高齢者医療制度
この制度は2008年度から始まった制度で背景や高齢者を対象にした制
度について講義する。
公費負担制度
公的保険以外について特に社会的弱者を対象とした制度があり、生活保護法など
について講義する。
労災保険制度と年金制度 この制度は業務上の疾病や負傷などが主な原因となり、事業主や国が担
う制度である。
現代医療の課題
医療事故や安楽死問題などの医療に関する社会的な背景から現在、問題となっ
ている事項にスポットを当てながら講義する。
テスト及び学習のまとめ
14 回に亘る講義の復習と最後の知識を活かしたテストを実施する。
使用教科書
医療関連法規 長谷川正志・福島吉郎・西方元邦 共著 (建帛社)
自己学習の内容等アドバイス
授業時間外に教科書の予習・復習を習慣付けることが大切です。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
メディカル秘書概論
[単位数]
2
[開講コース]
[授業担当者名]
講義
[開講期]
メディカル秘書コース
中村 則子
[必修・選択]
前期
選択
備考
上級秘書士、コア
授業の到達目標及びテーマ
メディカル秘書の業務は、医療機関の種類や規模、担当する上司によっても異なる。その特性をよく理解し、
高度・複雑化する現代の医療現場において、医療従事者が本来の業務に専念できるように補佐する能力や協働
できる能力を身につけることを目標とする。事務職としての業務を基本に上司の補佐業務ができるようになる。
授業の概要
医療機関の機能を理解し、メディカル秘書として医療従事者や患者を理解するために必要なコミュニケーシ
ョン力を養いながら、メディカル秘書の役割や業務内容を理論面から理解できるようになる。
学生に対する評価の方法
課題の提出(30%)、試験(60%)、受講態度など(10%)で総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
オリエンテーション(授業の進め方と評価方法)
医療機関利用者が医療機関に望むことなどを理解する
第2回
医療機関の定義、組織とチーム医療
第3回
医療機関の経営と管理、医事業務、診療情報管理
第4回
医療秘書の定義、特性、医療秘書の形態と役割
第5回
医療機関の環境整備
第6回
医学・看護の基礎知識、患者移動、療養環境、緊急時の対応
第7回
医療秘書のコミュニケーション、患者心理の理解
第8回
医療秘書の患者サービス、医療サービス
第9回
健康管理とストレスコントロール
第 10 回 医療秘書の情報管理
第 11 回 医療事故の実例と防止対策
第 12 回 医療情報の理解
第 13 回 研究の補助業務
第 14 回 まとめ
第 15 回 試験及び総括
使用教科書
「現代医療秘書 (役割と実務)」 西文社出版
※このテキストは、メディカル秘書実務でも使用します。
自己学習の内容等アドバイス
授業内容を自宅で必ず復習する。また、次回の授業範囲を教科書で予習し、自ら学ぼうとする姿勢を身につ
ける。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
メディカル秘書実務
[単位数]
2
[開講コース]
メディカル秘書コース
演習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
中村 則子・垣内 シサエ
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
メディカル秘書は、医療機関の中でさまざまな役割を担っている。メディカル秘書としての役割と職務の実
際をロールプレイを通して学び、患者、家族、医療従事者に信頼され、医療スタッフチームの一員として役立
つ人材の育成を目標とする。
授業の概要
医療機関で働くことをイメージしながら、メディカル秘書を必要とする医師等を補佐するための文章作成
や処理能力、医師や上司の応対やスケジュール管理、患者、来訪者の接遇、患者の行動支援、感染予防、非
常事態時の役割が果たせる能力を習得する。また、実際に診察時の事務補佐を行っている医療秘書の講義を
入れて臨場感を持たせる。
学生に対する評価の方法
授業態度 10%、課題レポート 20%、グループワークの活躍状況 20%、筆記試験 50%で総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 オリエンテーション(授業の進め方と評価方法)職場でのマナー、心構えと身だしなみ、言葉遣い
〈中村・垣内〉
<医師の秘書業務>
第2回 文章処理、院内・院外文章と受発信業務<中村>
第3回 スケジュール管理、スケジュール表作成、変更と調整 <中村>
第4回 出帳に関する業務、旅程表作成と調整<中村>
第5回 メディカルスッタッフの一員としての役割(医療従事者間のコミュニケーションの実際)<垣内>
<患者応対―外来業務>
第6回 医療接遇の基本知識<中村>
第 7 回 患者応対(受付・会計業務)<中村>
第8回 患者応対(患者の心理理解)<垣内>
第9回 電話応対の基本知識、受け方とかけ方<中村>
第 10 回 電話応対(院内電話、院外電話―患者、患者家族、業者など)<垣内>
第 11 回 診察時の記録や事務の補助業務 (外部講師)
〈中村・垣内〉
<患者応対―病棟業務>
第 12 回 患者観察<垣内>
第 13 回 患者介助、車椅子、患者とのコミュニケーションのとり方<垣内>
第 14 回 感染予防、緊急時・クレーム時の対応<垣内>
第 15 回 試験及びまとめ〈中村・垣内〉
使用教科書
「現代医療秘書(役割と実務)
」に西文社
*このテキストはメディカル秘書概論でも使用する
「患者接遇マナー ・基本テキスト」田中千惠子 日本能率協会マネジメントセンター
自己学習の内容等アドバイス
秘書学概論、メディカル秘書概論の実践演習と心得て授業に臨むこと。
患者応対などは繰り返し、自宅で復習すること。
メディカルクラーク技能認定試験の受験対策にもなる。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
ビジネス文書管理
[単位数]
2
[開講コース]
メディカル秘書コース
講義
[開講期]
後期
[授業担当者名]
山本 恭子
[必修・選択]
必修
備考
上級秘書士、コア
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:①ビジネス文書の基礎知識(形式と種類)が理解できる、②社内文書と社外文書の様式を理解し文
書作成ができる、③ビジネス文書に特化した慣用句を使って文書作成ができる、④文書管理につい
て理解し業務の効率化を図ることができる。
テ ー マ:ビジネスの分野で活用できる文書作成能力の向上
授業の概要
ビジネス文書は、ビジネスの場における情報伝達手段の一つとして必要不可欠なものである。本科目では、
ビジネス文書の書式や慣用句、定型の言い回しなどのルールを学び、ビジネスの場に対応できる文書作成なら
びに文書管理の技術を身に付ける。
学生に対する評価の方法
以下の各項目の得点を合計し、評価する。
・総合試験(40%)
:授業内に実施する。
・提出物(20%)
:授業中に出した課題の正確性を評価する。
・レポート(10%)
:第 15 回授業時に提出する。
・受講態度(30%)
:授業に対する意欲的な取り組みを評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 ガイダンス (授業の目的、進め方、評価方法を把握する)
ビジネス文書の基礎知識(1)文書の役割・種類
第 2 回 ビジネス文書の基礎知識(2)構成要素・書式
第 3 回 表記技能(1)句読点・改行・用字
第 4 回 表記技能(2)慣用句
第 5 回 表現技能(1)正確な文章・わかりやすい文章
第 6 回 表現技能(2)礼儀正しい文章・文章の要約
第 7 回 社外文書の作成(1)取引文書
第 8 回 社外文書の作成(2)社交文書
第 9 回 社外文書の作成(3)配慮の必要な文書(督促状・おわび状)
第 10 回 社内文書の作成(1)通知・案内文書
第 11 回 社内文書の作成(2)報告書・会議録
第 12 回 メール文書の作成(社内向け、社外向け)
第 13 回 文書管理(紙媒体・電子データ)
第 14 回 総合試験
第 15 回 まとめ、レポート提出、授業評価
※通常は講義室で授業を行うが、授業内容によって情報演習室を使用して授業を行う予定。
使用教科書
必要に応じて資料を配付する。
【参考図書】(財)実務技能検定協会編 『ビジネス文書検定 1・2 級/3 級受験ガイド』 (早稲田教育出版)
自己学習の内容等アドバイス
ビジネス文書に限らず、普段から身の回りにある多くの文(新聞、雑誌、DM など)に目を通し、参考にな
る言い回しや表現などを書き留めておくとよい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
医療事務業務論
[単位数]
[開講コース]
2
メディカル秘書コース
講義
[開講期]
前期
[授業担当者名]
山口 昭則
[必修・選択] 備考
必修
コア
授業の到達目標及びテーマ
医療事務業務の歴史は古く特に医療事務は2年に一度の診療費の改定があり、医療機関の業務は日進月歩で
ある。こうした業務を円滑に進めるために必要な医療保険制度の仕組みなどを学ぶ。また、医療機関などの事
務業務内容について理解することを目標とする。
授業の概要
日本における医療保険険制度は、1883年に疾病保険法として誕生したがその後、1961年(昭和36年)
に国民皆保険として創設されて以来、現在の公的医療保険制度になる。こうした中で医療事務業務は非常に重
要となってくる。なお、医療業務の流れや保険制度の仕組みなどの専門知識を熟知する。
学生に対する評価の方法
毎回の授業態度(30%)
。
テスト(70%)総合評価により行う。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
ガイダンス
医療業務の役割概要について説明する。
医療機関の分類
「医療法」や「診療報酬にかかる」分類などを解説する。
医療機関事務業務の役割
医療機関の事務には窓口業務をはじめ総務や財務などの業務があり、
その業務内容について講義する。
医療保険制度の概要
病気やケガなどで医療機関に診察や治療を受ける場合に医療保険を使用す
る保険制度について講義する。
保険制度の基本理念
国が定めた基本理念は健康保険法第2条に述べられているが3つの基本理
念を学ぶ。
保険診療の歴史
日本の診療報酬の歴史は古くは江戸時代から始まり明治・昭和から現在に至る
までの歴史を学ぶ。
保険制度の仕組み
保険制度の仕組みは①保険者②被保険者③医療機関の三者からなっている。
労災保険等の概要
正式には労働者災害補償保険とよぶ、労働者が業務上の病気やケガなどで被
災した場合の保険について学ぶ。
公費負担制度の概要
日本の公的医療保険制度は大きく分類すると「医療保険」と「公費負担医
療」の2つに分けることができる。
介護保険制度の概要
介護保険制度は特別会計であり、保険者と被保険者の区分が特殊であるこ
とを理解する。
保険医と保険医療機関
保険診療を行う医師および医療機関の必須事項として厚生労働大臣への
申請の手続きなどを講義する。
診療報酬支払基金との審査制度
診療報酬請求書(レセプト)の審査機関である診療報酬支払基
金の組織や業務について解説する。
病床管理業務
医療機関などの経営に直結する根源は病床の管理とも言われている。こうした
収入源でもある入院患者の基礎となる病床の管理を学ぶ。
病院経営と医療事務業務
医療事務業務が如何に病院経営の基礎であるかを学ぶ。
テスト及び学習のまとめ
第1回から第 14 回までの総括と最終テストを実施する。
使用教科書
教科書は使用しません。毎回の授業にプリントを配布します。参考書を必要とする学生は相談に応じます。
自己学習の内容等アドバイス
毎回の講義を真面目に受け、授業時間外に復習を習慣付けることが大事です。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
メディカル実習指導
[単位数]
[開講コース]
1
メディカル秘書コース
[授業担当者名]
演習
[開講期]
垣内 シサエ・中村 則子・山本 恭子
[必修・選択]
後期
選択
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
本授業では、メディカル実習Ⅰ,Ⅱの目的、意義を理解し、メディカル実習が効果的にできる。
実習前に病院の機能や組織を理解し、主体的な実習ができるように、実習内容、実習記録、実習時の態度に
ついて理解する。また、実習後の学びの共有と事後指導を2年前期に行う。
授業の概要
メディカル実習要項をもとに、病院の組織、機能を理解し、メディカル秘書は保健医療チームの一員であ
ることの自覚をうながす。実習場で使用されている専門用語の理解、患者や職員の応対、メディカル秘書実
務で学んだ技術が実際に活かせるようにする。また、病院での実習が、よりスムーズに適応できるように、
現実に実習病院で指導する事務職員の講義を入れて臨場感を持たせる。実習後の学びとその後の指導を2年
次に行う。
学生に対する評価の方法
授業態度 20%、発表・課題レポート 30%、筆記試験 50%で総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 メディカル実習の意義と目的について<垣内>
実習上の心得<山本> 予防接種について<中村>
第 2 回 病院の機能と組織について、事務部の役割<垣内>
実習方法、実習記録<中村>、実習の評価、実習態度<垣内>
第 3 回 診療補助作業時の患者応対と診療の記録補助<中村>
実習体験発表<中村・山本 >
第 4 回 専門用語の理解(調べ学習/新聞参照)発表<垣内・中村・山本 >
第 5 回 救急対応:心臓マッサージとAEDの使用について{外部講師}<垣内・山本 >
第 6 回 実習病院の概況調べ<垣内・中村・山本 >
第 7 回 実習実技指導<垣内>、実習目標の立て方<山本>、実習記録の書き方〈中村〉
第 8 回 実習実技指導<垣内>、実習目標の立て方<山本>、実習記録の書き方〈中村〉
第 9 回 パソコン利用による実習報告の仕方、年賀状・礼状の形式<山本・中村>
第 10 回 今日の医療施設におけるメディカル秘書に期待すること、 実習上の心得{外部講師}
<垣内・中村・山本 >
第 11 回 実習直前指導 誓約書の記入 <山本・中村>
第 12 回 実習直前指導 (実習資料の配布)
・実習確認事項の電話のかけ方 <垣内・中村・山本 >
第 13 回 試験とまとめ
第 14 回 実習報告と事後指導
2学年
第 15 回 実習報告と事後指導
2学年
使用教科書
名古屋学芸短期大学部メディカル秘書コース編「メディカル秘書学外実習要項」
[参考図書】
大友達也「医療事務実習の手引き」ヘルス・システム研究所
野中 博 監修「医療秘書」株式会社 メディカルエデュケーション
自己学習の内容等アドバイス
医学用語の理解、メディカル秘書の役割、診療報酬等は関連教科を参考にする。実際の患者対応等はメディ
カル秘書実務の実習を何度も練習する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
メディカル実習Ⅰ
[単位数]
2
実習
[開講コース]
メディカル秘書コース
[開講期]
[授業担当者名]
垣内 シサエ・山本 恭子・中村 則子
[必修・選択]
後期(集中) 選択
備考
上級秘書士、コア
授業の到達目標及びテーマ
本実習は実際の医療施設において、患者応対を通し健康障害を持った人の受診行動を支えながら(対象の相
手が変容していく存在である)
、メディカル秘書としての役割を理解、基礎知識を身につけることを目標とする。
また、チーム医療の中で医療スタッフ同士がどのように協働しているのか観察学習する。
現場体験をすることで、職業感を深めることもできる。
授業の概要
病院の指導者が立案したスケジュールにより、実習要項に記載している目標に沿って実習を行う。各自の達
成目標も提示、学んだ内容は記録し、最終的に指導者の評価を受ける。
学生に対する評価の方法
評価表に基づいた指導者の評価(50%)、実習態度(10%)、実習記録・レポート(40%)で総合的に評価
する。
授業計画(回数ごとの内容等)
実
習
機
関 :医療施設
実
習
期
間 :2月上旬~2月下旬の2週間(原則 月曜日~金曜日)
事
前
準
備 :学生の居住地を中心に実習病院の選定を5月までに行う。
教員が、7月までに病院へ実習依頼を行う。
教員が、8月~9月に実習施設へ訪問し、実習内容の打ち合わせを行う。
実習1ヶ月前に学生が実習施設を訪問し、事前打ち合わせを行う。
実
習
方
法 :毎日の実習目標を掲げ、スケジュールにより実習を行う。
実習内容を記録し、学びと振り返りを行い、今後の課題を立てる。
実習日誌は、翌日実習指導者に提出して、指導を受ける。
主 な 実 習 内 容 :医療施設の機能と役割を理解する。
医療機関で働く職種の理解と対人関係の基礎を身につける。
初診・再診受付を通して患者の受診行動を支援する。
保険請求事務の実際を理解する。
実習期間中の指導:現場での実施の指導は実習施設の指導者に依頼し、大学教員は巡回指導をする。
事
後
指
導 :実習記録・レポートなどの点検を行う。
実習体験の発表会や反省会を実施する。
使用教科書
名古屋学芸大学短期大学部 メディカル秘書コース「メディカル実習要項・実習記録」
林田正光監修「ホスピタリティの教科書」あさ出版
自己学習の内容等アドバイス
日頃からメディカル秘書の仕事に関心を持ち、関連科目の復習をする。
実習目標を達成できるように実習中の行動計画を立案しておく。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
メディカル実習Ⅱ
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
実習
[開講期]
後期(集中)
[授業担当者名]
垣内 シサエ・中村 則子・山本 恭子
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
本実習は、メディカル実習Ⅰにひきつづき、広範な役割を担う医療事務系業務の実際についての理解を深め
る。医師や看護師、その他の医療スッタッフがどのように対象者と関わっているか観察する。その中で、医療
事務系職員が医療保健チームの一員として求められている役割の理解を深める。病棟における医療事務業務の
理解、実施。診察時の事務補助業務の理解。状況によっては、患者の移動等の援助ができることを到達目標と
する。
授業の概要
実習病院は学生の居住地を中心に依頼する。病院の指導者が立案した配置場所で、実習要項に記載している
目標に沿った実習をする。学んだ内容は記録(レポート)し、指導を受ける。
学生に対する評価の方法
評価票に基づいた指導者の評価 50%、実習態度 10%、実習記録・レポート 40%
授業計画(回数ごとの内容等)
実習機関:医療施設
実習期間:3 月中の1週間(月曜日~金曜日(祝日を除く)
事前準備:学生の居住地を中心に、実習病院の選定を 5~7 月に行う。
コースの大学教員が 8~9 月に実習施設へ訪問し実習内容の説明。
実習 1 ヶ月前に学生が実習施設を訪問し、事前打ち合わせをする。
実習方法: 毎日実習目標と実習項目を実習指導者に提示する。
実習計画に基づき、実習指導者の指示の基で実習を行う。
毎日実習の内容を記録し、翌日実習指導者に提出して、指導を受ける。
主な実習内容
外来においての診察時の医療事務業務の観察、患者応対の観察,参加。
病棟においての医師、看護師、クラーク等の医療事務の観察、患者応対の観察,参加。
実習期間中の指導:現場で実施の指導は実習施設の指導者に依頼し、大学教員は巡回指導する。
事後指導:実習の反省会 実習記録・レポートなどの点検 実習体験発表
使用教科書
名古屋学芸大学短期大学部メディカルコース「メディカル学外実習要項」
〔参考図書〕
林田正光監修「ホスピタリティの教科書」 あさ出版
自己学習の内容等アドバイス
「メディカル実習指導」を踏まえて実習する。医療事務内容、身体のしくみ、疾患についての学習
接遇についての学習。患者、利用者の応対、援助技術の練習。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
経営学総論
[単位数]
講義
[開講コース]
2
メディカル秘書コース
[開講期]
前期
[授業担当者名]
折笠 和文
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
会社を経営する最大の目的は利潤追求ですが、病院や診療所など医療機関なども利益を創出することは大切
ですが、その他、医療機関で安定的な、しかも良質の医療サービスを提供することも重要です。それには顧客
満足の考え方、経営資源、人的資源管理、
(医療)経営の環境分析、会計学的な知識など、経営学的な考え方を
身に付けることが重要です。将来、医療や企業一般に携わる学生にとって、経営全般の知識を学ぶことが授業
の到達目標となります。
授業の概要
経営の基本的な理解を講義する。企業で行われている一般的な経営の知識や医療経営で行われている基本的
な知識を学ぶ。
学生に対する評価の方法
学期末試験、毎回配布する出席カードへの記入内容・問題意識、授業態度(主体性や積極性)などで総合
的に評価する。
※病欠などやむを得ない場合以外、再評価を実施しない。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
半期授業の概要(なぜ経営を学ぶのか、医療経営に携わる人材とは)
、ならびに受講の心得
企業経営の視点と医療経営の視点
経営学となにか。経済学との違い、医療経営の視点など。
経営理論とその範疇
経営管理の理論とその考え方(1)フォードシステム、人間関係、欲求段階説、X 理論・Y 理論。
経営管理の理論とその考え方(2)仕事の満足度、組織と個人の関係、リーダーシップ論など。
組織とは何か、その構造は。
組織の構造とその種類。
人事管理とは何か、その内容。
等級制度と人事評価および休暇と労働時間。
マーケティングの考え方(1)製品、価格、広告などのプロモーション戦略、流通チャネルなど。
マーケティングの考え方(2)最新のマーケティング戦略の考え方。
財務管理(1)利益の概念(営業利益と経常利益など)
財務管理(2)貸借対照表と損益計算書、キャッシュフロー計算書の見方。
学期末試験とまとめ
使用教科書
宮崎 哲也著 「社会人になったら読む『経営学のきょうか書』
」
、秀和システム、
自己学習の内容等アドバイス
毎回の予習復習は欠かせません。分からない言葉や専門用語などは事前に調べておくことが望ましい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
メディカル情報基礎Ⅰ
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
実習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
内田 君子
[必修・選択]
必修
備考
上級秘書士、コア
授業の到達目標及びテーマ
本科目のテーマは、インターネットやパソコンを活用して情報を迅速かつ的確に収集・整理し、体裁よく表
現できる能力の育成である。主にワープロソフト(Microsoft Word)を用いた文書処理について、医療に関す
る課題の作成を中心に学び、パソコンの基礎知識と基本操作をしっかり身につけることを目標とする。
授業の概要
医療や福祉の分野に限らずビジネスの現場では、パソコンやインターネットの活用能力が必要不可欠なもの
となっている。
そこで本科目は、パソコンやインターネットに関する知識の習得、ワープロソフトを効果的に利用する技術
の習得、医事業務における情報処理の役割に関する理解、という 3 つの側面から展開する。
特に、医療に関する課題を主体とした実習を通して、関連用語の理解や実務知識および技能の向上を図る。
学生に対する評価の方法
試験(40%)
、提出を義務付けた課題(30%)
、タイピング結果(10%)
、授業における取組状況(20%)に
より評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 ガイダンス(授業概要や受講上の諸注意、評価方法の説明、PC 経験やタイピングのチェックなど)
第 2 回 PC の基礎(パソコンについての概論、各種基本操作、タッチタイピング)
第 3 回 インターネットとメール(インターネットについての概論、情報の検索、パスワードの変更、メール
の送受信)
第 4 回 Word の基礎(文字入力と編集機能)
第 5 回 ビジネス文書の基礎(基本的な書式機能)
第 6 回 文書の作成と編集 1(定型文)
第 7 回 文書の作成と編集 2(非定型文)
第 8 回 図表の利用 1(表を含む資料)
第 9 回 図表の利用 2(画像やイラストを含む掲示物)
第 10 回 文書処理実務課題 1(特殊文字と縦書き対応)
第 11 回 文書処理実務課題 2(メモ書き原稿)
第 12 回 医療文書の基礎(文書の種類と構成、取り扱い等)
第 13 回 医療文書の作成 1(診療録と診断書)
第 14 回 医療文書の作成 2(診療録と診療情報提供書)
第 15 回 試験とまとめ
使用教科書
プリント教材
自己学習の内容等アドバイス
毎回の授業で復習課題を出すので、その内容を中心に復習しておくこと。解答は、翌週の授業で解説する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
メディカル情報基礎Ⅱ
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
実習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
内田 君子
[必修・選択]
選択
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
本科目のテーマは、表計算ソフトを活用して医療実務に関する課題解決ができる能力の育成である。
代表的な表計算ソフト Microsoft Excel を用いたデータの整理・分析、管理について、医療に関する課題の
作成を中心に学び、表計算の基礎をしっかり身につけることを目標とする。
授業の概要
医療や福祉の分野に限らずビジネスの現場では、事務処理を行う時に表計算ソフトが必要不可欠なものとな
っている。
そこで本科目は、統計データの利用に関する知識の習得、表計算ソフトを効果的に利用する技術の習得、医
事業務における情報処理の役割に関する理解、という 3 つの側面から展開する。
特に、医療に関する課題を主体とした演習を通して、関連用語の理解や実務知識および技能の向上を図る。
学生に対する評価の方法
試験(50%)
、提出を義務付けた課題(30%)
、授業における取組状況(20%)により評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 ガイダンス(授業概要や受講上の諸注意、評価方法の説明、パソコンリテラシーのチェックなど)
第 2 回 表計算ソフトの基礎(基本用語と操作の説明、セルコンテンツの入力・編集)
第 3 回 表計算の基礎 1(計算式と関数を用いた計算処理)
第 4 回 表計算の基礎 2(セル編集と論理関数を用いた計算処理)
第 5 回 グラフの作成 1(表データのグラフ化、グラフ書式の設定)
第 6 回 グラフの作成 2(グラフ装飾と画像挿入、関連情報の検索・選択・挿入、ワークシートの管理)
第 7 回 データの分析 1(インターネットデータの利用、データベースの基礎)
第 8 回 データの分析 2(関数やグラフを用いた統計解析)
第9回 データの分析 3(統計解析の応用)
第 10 回 表計算の応用 1(Excel によるビジネス文書の作成)
第 11 回 表計算の応用 2(診療報酬請求明細書の作成①)
第 12 回 表計算の応用 3(診療報酬請求明細書の作成②)
第 13 回 表計算の応用 4(診療報酬請求明細書の作成③)
第 14 回 全体の復習
第 15 回 試験とまとめ
使用教科書
プリント教材
自己学習の内容等アドバイス
毎回の授業で復習課題を出すので、その内容を中心に復習しておくこと。解答は、翌週の授業で解説する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
保険診療の基礎
[単位数]
[開講コース]
2
メディカル秘書コース
講義
[開講期]
前期
[授業担当者名]
中村 則子
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
医療保険制度の基本的なしくみや請求・支払いの流れなどの知識を習得することを目標とする。後期に学習
する診療報酬請求事務の授業やメディカル実習に必要な基本知識が定着し、活用できるようになる。
授業の概要
医療事務の流れ、医療保障制度、診療報酬のしくみ、点数表の見方など医療事務に関わる基礎知識を学ぶ。
各項目が終了するごとに問題を解きながら、理解度を確認する。また、小テストを2回実施する。
財団法人日本医療教育財団『メディカルクラーク技能認定試験』受験対策への導入をはかる。
学生に対する評価の方法
課題提出・小テスト(20%)、試験(60%)、受講態度など(20%)で総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
オリエンテーション(受講に関する諸注意と検定試験について)
医療保険制度のしくみ、医療事務職が行う診療報酬請求事務の仕事
第2回
保険診療のしくみ
第3回
医療保険制度の基礎知識1(保険給付/給付率/保険医療機関及び保険医療医療養担当規則)
第4回
医療保険制度の基礎知識2(施設基準/薬価基準/材料価格基準/食事療養等の費用額算定)
第5回
医療保険制度の基礎知識3(医療保険の種類)
第6回
公費負担制度、生活保護法、介護保険制度、小テスト
第7回
被保険者証の見方、窓口徴収について(受付事務の基礎知識)
第8回
診療録(カルテ)の上書き、診療報酬請求・審査・支払の流れ(レセプトオンライン化)
第9回
診療報酬等の算定方法1(点数表の見方・読み方①)
第 10 回
診療報酬等の算定方法2(点数表の見方・読み方②)
第 11 回
診療報酬等の算定方法3(診療報酬に関する専門用語①)
第 12 回
診療報酬等の算定方法4(診療報酬に関する専門用語②)
、小テスト
第 13 回
診療報酬等の算定方法5(カルテの見方・読み方①)
第 14 回
第 15 回
診療報酬等の算定方法6(カルテの見方・読み方②)
期末試験及び総括
使用教科書
医療事務講座 テキスト 1~4、スタディブック 1.2 ハンドブック、基礎問題集(全てニチイ学館)
自己学習の内容等アドバイス
毎回の授業内容が理解できないと次のステップに進めないので、必ず問題集などを使用しながら自宅学習を
行うこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
国際疾病分類概論
[単位数]
2
[開講コース]
メディカル秘書コース
講義
[開講期]
後期
[授業担当者名]
小栗 直子
[必修・選択] 備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
テーマ:疾病及び関連保健問題の国際分類[通称 ICD:国際疾病分類]が WHO(世界保健機関)から勧告された
疾病、障害及び死因の統計を国際比較するための統計分類であることを理解し、卒業後メディカル秘書として
業務に生かせることを目標とする。
到達目標:①ICD(国際疾病分類)の意義と活用について理解できる。②DPC(診断群分類)/PDPS(診
断群分類に基づく 1 日当たり定額支払い制度)の意義と活用について理解できる。
授業の概要
傷病名・医療行為の医療情報活用の標準手法としての分類技法の重要性、分類する意味を理解することが
できるように、国際疾病分類の概念を学ぶ。また、臨床医学との関連を理解し、疾病の理解もできるようにす
る。
学生に対する評価の方法
①受講態度(10%) ②小テスト(20%) ③グループワークの活動状況(10%) ④期末試験(60%)
以上4点から総合評価を行う。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
授業のオリエンテーション ICD(国際疾病分類)とは
第2回
我が国における ICD の利用
第3回
ICD-10(2003 年度版)の分類体系
第4回
ICD-10(2003 年度版)準拠コード
第5回
ICD と医学用語集との違い
第6回
コーディングの実例
第7回
死因コーディング
第8回
疾病コーディング
第9回
ICD 関連の HP アドレス(疾病、傷害および死因分類)
第 10 回 ICD 関連の HP アドレス(疾病、傷害および死因分類)
第 11 回 DPC(診断群分類)/PDPS(診断群分類に基づく 1 日当たり定額支払い制度)①
第 12 回 DPC(診断群分類)/PDPS(診断群分類に基づく 1 日当たり定額支払い制度)②
第 13 回 ICD をめぐる国際動向
第 14 回 疾患の ICD コード化
第 15 回 筆記試験とまとめ
使用教科書
厚生労働省大臣官房情報部編;ICD の ABC 平成 27 年度版 厚生労働統計協会
参考図書
厚生労働省大臣官房統計情報部編「疾病、障害および死因統計分類提要」第1巻~第3巻 厚生労働統計協
会
自己学習の内容等アドバイス
疾病、傷害および死因統計の調べ学習、臨床医学での学習を参考に疾患の理解と、疾患診断の検査法、治療
法についても理解できるように学習する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
診療報酬請求事務Ⅰ
[単位数]
2
[開講コース]
メディカル秘書コース
実習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
中嶋 凜
[必修・選択] 備考
選択
コア
授業の到達目標及びテーマ
医療現場で働くために必要な診療報酬請求に関する知識を基礎に、保険点数の算定方法、レセプトの記載・点
検要領(レセプトチェック)などの習得を目標とする。
カルテを見ながらスムーズにレセプトチェックが出来るようにする。
授業の概要
医療機関における重要な業務の一つである「診療報酬請求業務」について学び、財団法人日本医療教育財団「メ
ディカルクラーク技能認定試験」受験に必要な基礎知識をつける。
学生に対する評価の方法
課題の提出・小テスト(20%)
、試験(60%)
、受講態度などの日常点(20%)による総合評価
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第 4 回 ~5 回
第6回 ~7回
第8回 ~9 回
第 10 回~11 回
第 12 回
第 13 回~14 回
第 15 回
第 16 回~17 回
第 18 回
第 19 回
第 20 回~21 回
第 22 回~24 回
第 25 回~26 回
第 27 回~29 回
第 30 回
オリエンテーション(受講に関する諸注意と検定試験について)
点数の算定方法(初診・/再診)
点数の算定方法(在宅医療)
点数の算定方法(医学管理)
点数の算定方法(検体検査)
点数の算定方法(生体検査)
点数の算定方法(投薬)
、小テスト
点数の算定方法(注射)
点数の算定方法(処置)
点数の算定方法(病理診断)
点数の算定方法(画像診断)
点数の算定方法(リハビリテーション/精神科専門療法/放射線治療)
点数の算定方法(手術/麻酔)
カルテからレセプト(診療報酬明細書)への記載要領
レセプトの点検要領
点数の算定方法(入院)
検定試験対策
期末試験及び総括
使用教科書
医療事務講座テキスト1~4、スタディブック1~2、ハンドブック、基礎問題集、技能審査問題集
(全てニチイ学館)
自己学習の内容等アドバイス
授業で学んだ内容を基礎問題集や技能審査問題集を使用し、自宅学習を行う。
冬期休暇中に技能審査問題集を行うことを宿題とする。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
疾病と薬の知識
[単位数]
2
[開講コース]
養護教諭コース
講義
[開講期]
前期
[授業担当者名]
白井 直洋
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
養護教諭は、児童・生徒の健康管理とその養護に役立つ医薬品に関する基礎的な知識を身につける必要がある。
学生は、医薬品に関する知識を身につけ、疾病と薬の関係を理解し、安全かつ安心できる養護を行うことが出
来るようにする。また、養護教諭採用試験に合格する知識レベルに達するようにする。
授業の概要
この講義は、
「薬」とは何かということを現在の制度について学んだ後に、
「人体」
、
「薬物動態」
、
「薬理学」
、
「遺伝子」
、
「一般用医薬品」から新薬の開発までをわかりやすく講義する。まとめとして養護教諭
採用試験に出題された関連問題の解説を行う。
学生に対する評価の方法
期末試験 60%、レポート 30%(3回提出。1回 10 点)
、受講・授業への参加態度 10%(遅刻、私語等で
減点)により、総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回 授業概要、どういうものを薬というのか
第2回 医薬分業(第1回レポート)
第3回 薬の形、人体のしくみ
第4回 薬の吸収代謝
第5回 薬はなぜ効くか?
第6回 最古の薬、アルコール
第 7 回 薬物乱用、薬害
第8回 原因療法と対症療法(第2回レポート)
第9回 DNA って何? ガンと AIDS を知るために
第10回 薬の正しい飲み方
第11回 信じる者は救われる?
第12回 一般用医薬品
第13回 サプリメントと健康食品(第3回レポート)
第14回 薬の開発とジェネリック、学習のまとめ
第15回 学習のまとめ、期末試験
使用教科書
教科書:
「新クイックマスター 薬理学 改訂 3 版」鈴木正彦著、医学芸術新社、\2,500。
参考図書
「調剤薬局事務講座テキスト2 算定とレセプト」ソラスト著、株式会社ソラスト発行。
「最新医療秘書講座4 薬の知識、医療用語」日本医師会編、メヂカルフレンド社。
「図解雑学・薬のしくみ」赤羽悟美監修、2006、ナツメ社、¥1,300。
「超図解・薬はなぜ効くか」田中正敏、1998、講談社、¥2,600。
自己学習の内容等アドバイス
養護教諭となる自覚を持って講義に出席し、日頃、健康と医療・医薬品に関心を持ち生活する。
教科書に記載されてないことを多く講義するので、欠席した場合は、友人に講義ノートを見せてもらうこと。
講義後の復習を必ず行い、不明な点は調査あるいは質問すること。
レポートはインターネット情報に頼ることなく、積極的に調査し、各自の意見を記載すること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
働く人のメンタルヘルス
[単位数]
2
[開講コース]
全コース
講義
[開講期]
後期
[授業担当者名]
三宅 美樹
[必修・選択] 備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
近年,こころの病を発症して休業する働く人が増えている。不調や発症予防のためには「環境(働く場)
」と「個
人(働く人)
」の両面から,こころの健康(メンタルヘルス)管理に取り組むことが重要である。働く人のメン
タルヘルスに関して,基礎知識を習得するとともに実践につなぎ,健康で活き活きと職業生活が送れる働く人
になることを目標とする。
授業の概要
本授業では,テキストとパワーポイント資料を使い,メンタルヘルス・ストレスなど産業精神保健に関する知
識や情報の学習・習得,および,産業心理臨床学の視点による事例を提供しながら講義を行う。
学生に対する評価の方法
授業参加度(態度・発言内容) 30% ・
授業中のミニ・レポート 20%
試験 50%
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
授業全体の説明
メンタルヘルスとは
メンタルヘルスの現状①(働く場)
メンタルヘルスの現状②(働く人)
ストレスとは(ストレスの要因と反応)
ストレスの理論
ストレスをコントロールする(対処とソーシャルサポート)
働く場の人間関係
働く場のコミュニケーション①(コミュニケーションの種類)
働く場のコミュニケーション②(自分のコミュニケーションパターンを知ろう)
個人と組織①(働く場を知る)
個人と組織②(働くことについて)
事例を通して働く人のメンタルヘルスを考える
試験と解説
授業内容のまとめ
使用教科書
「わたしのキャリア・デザイン」加藤容子・小倉祥子・三宅美樹 (ナカニシヤ出版)
自己学習の内容等アドバイス
毎回自主的な復習を重ねること
日常的に新聞,TVニュースなどでメンタルヘルスに関する情報をキャッチすること
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
卒業研究Ⅰ・Ⅱ
[単位数]
各2
[開講コース]
養護教諭コース
演習
[開講期]
前・後期
[授業担当者名]
大原 榮子・伊藤 琴恵・
葉山 栄子小栗 直子・久保 田鶴子
[必修・選択]
必修
備考
コア、複数
授業の到達目標及びテーマ
児童生徒を取り巻く社会環境は大きく変化してきている。そのため、子ども自身および家庭、学校の抱える
問題は多岐にわたるとともに、そのひとつひとつが深刻且つ複雑になってきている。そんな中で養護教諭には、
専門的知識・技術はもちろんのこと、教職教養及び研究能力など幅広い知識や適切な対処が要求され、益々期
待は高まっている。
そこで、各種学校保健に関わる諸問題についてグル-プで研究を行い、卒業後の研究の基礎を身につけるこ
とを目的として授業を展開する。また、併せて卒業研究発表大会を開催し、口頭発表および研究集録 44 号を発
刊することを目的とする。
授業の概要
指導担当教員のもとで、同じ研究テーマをもった者 4~5 人が 1 グループとなり共同研究を進めていく。
前期に研究計画の検討会を開催し、今後の方向性の確認を行う。また、近隣の県や市町で開催される学校保健
関係学会に機会があれば参加し、実際の学会の様子を体験する。
学生に対する評価の方法
Ⅰ.授業態度(70%)
、研究計画書の作成(30%)により総合判定
Ⅱ.授業態度(50%)
、研究集録・要旨の作成(30%)
、研究大会発表(20%)により総合判定
授業計画(回数ごとの内容等)
各担当教員の指導のもとに、グループで研究を進めていく。
< Ⅰ 前期 >
卒業研究Ⅰ
第1回
研究・調査の意義・研究内容等の話し合い、文献情報収集整理、
第2回 ~4回 先行研究の熟読・テ-マの選定・研究計画書作成・調査対象の選定と予備調査を実施
第5回
仮説の構成と検証
第6回~7回
研究・調査の方法と調査票の作成
第8回
研究計画書の検討会
第9回~ 10 回 アンケート等の検討・協力機関への働きかけ
第 11 回~14 回 研究推進・アンケート実施
第 15 回
研究方向の確認・回収調査票の整理・集計
夏から秋にかけて東海地域で開催される学会に参加
< Ⅱ 後期
第1回 ~3回
第4回 ~6回
第7回 ~9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
>
卒業研究Ⅱ
調査等結果の集計・結果についての検討・統計学的検定
研究集録(論文)
、図表作成
研究集録原稿の作成
研究集録原稿の査読会
要旨原稿の査読会
卒業研究発表大会係の打ち合わせ・研究集録原稿の修正
研究集録原稿及び要旨原稿の作成・発表用原稿及びスライドの作成
要旨集の清書・発表原稿の作成・リハーサル
研究発表大会全体のリハ-サル
卒業研究発表大会および反省会、研究集録第 44 号を発刊
使用教科書
特になし
自己学習の内容等アドバイス
卒業研究の時間だけでは研究を進めていくことはできない。日頃より、文献、先行研究等をよく読み、自分な
りの意見をもち、グループ内での意見交換及び積極的な研究をすすめていくことを期待する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
卒業研究Ⅰ・Ⅱ
[単位数]
各2
[開講コース]
メディカル秘書コース
演習
[開講期]
前・後期
[授業担当者名]
垣内 シサエ・伊藤 俊男
内田 君子・中村 則子
山本 恭子
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
授業で学んだことや学外実習で体験したことなどを体系化し、さらにメディカル秘書としての知識・技術をよ
り深め、創造性豊かに新たな課題に対応する方法を修得する。
テーマ:メディカル秘書としての総仕上げと課題対応力を修得する。
授業の概要
メディカル秘書に関わる事項の近年における様態や課題を研究テーマとする。指導担当教員のもとで、同じ
課題を持ったもの4~6人が1グループとなり共同研究を行っていく。前期 14 回目に中間報告会を開催し、
進捗状況の確認をして今後の進め方を検討する。後期には、内容を精査し、研究内容の体系化・明確化を図り
研究論文を作成する。後期 14 回目に発表会を開催する。
学生に対する評価の方法
Ⅰ.授業態度 20%、グループワークの活動状況 30% 提出物 20%中間報告会 30% により総合判定
Ⅱ.授業態度 20%、グループワークの活動状況 10%全体発表 20% 論文 50%により総合判定
授業計画(回数ごとの内容等)
<Ⅰ 前期>
第 1回 研究・調査の意義、論文の書き方・集録等の記載形式を明示、班編成の確認(全体)
第 2~4回 関連情報の収集・文献検索し研究テーマの選定
第 5~7回 仮説や課題を設定し研究計画書作成
第 8・9回 情報の収集・文献検索の内容絞り込み。班員での分担。調査の方法確認。
第 10・11 回 情報の収集・検索した内容の仕分け。体系化
第 12・13 回 章立ての決定。班員分担での執筆。全体を通して整合化。
第 14 回
中間報告会(全体)
第 15 回
前期の評価と改善点抽出。後期の計画策定。
<Ⅱ 後期>
第1回~3回
第 4回
第 5~10 回
第 11 回
第 12.13 回
第 14 回
第 15 回
不足分関連データの収集。データの分析と精密化、全体を通して第 1 原稿作成。
研究レポートの概要説明と担当教員内でのグループ間、相互評価の概要説明
相互評価を受けての改善。仮設の検証。課題への対応策明示。
口頭プレゼンテーション作成法
研究全体のまとめ。全体発表会の準備
発表会(全体)
発表会でのコメントを受けて集録原稿作成
使用教科書
特になし
[参考図書]
・酒井聡樹「これから論文を書く若者のために」共立出版 ・白井利明・高橋一郎 「よくわかる論文の書き方」ミネヴァ書房
・青山記代子監修「医療事務のすべてがわかる本」日本文芸社
・野中 博監修「医療秘書」株式会社メディカルエデュケーション
自己学習の内容等アドバイス
グループの一員として、積極的に参加する。文献等をよく読み、自分なりの意見をもつことを望む。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
栄養学(含食品学)
[単位数]
2
[開講コース]
養護教諭コース
講義
[開講期]
前期
[授業担当者名]
平井 惠子
[必修・選択]
選択
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
ヒトは生きていくため、活動するために必要な栄養素を食物から得ている。摂取した食物が体内でどのよう
に変化し、どのように利用されているかを理解するとともに、生涯にわたり健康で質の高い生活を送るための
正しい食習慣や選食力についての知識を習得することを目的とする。
授業の概要
栄養の意義を理解し、栄養素の栄養的意味や消化吸収のメカニズムなどを学習する。また、習得した栄養学
の知識を実際の食生活でどのように活かし、実践できるかを考える。
学生に対する評価の方法
平常の授業態度(10%)
、毎回授業内で行う前回の授業内容の確認テスト(20%)
、期末試験(70%)
などで総合的に評価を行う。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 オリエンテーション
栄養と栄養素
第 2 回 栄養素の働き:炭水化物の栄養的意味
第 3 回 栄養素の働き:脂質の栄養的意味
第 4 回 栄養素の働き:たんぱく質の栄養的意味
第 5 回 栄養素の働き:ビタミンの栄養的意味
第6回 栄養素の働き:ミネラル(無機質)の栄養的意味
第7回 栄養素の働き:水・食物繊維の栄養的意味
第8回 栄養素の消化と吸収
第9回 エネルギー代謝、食事摂取基準
第 10 回 食品の基礎知識
第 11 回 食品の選び方
第 12 回 ライフステージ別の栄養
第 13 回 食育
第 14 回 期末試験
第 15 回 食習慣と健康
使用教科書
教科書は使用せず、各授業ごとに講義用資料を用意する。
自己学習の内容等アドバイス
日ごろから「食」に関心を持ち、得た知識や情報を自分自身の食生活にどう活かすかを考える。
毎回授業内で確認テストを実施するので、しっかり復習をすること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
衛生学
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
後期
[授業担当者名]
本多 忠善
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
人をとりまくさまざまな環境が、我々の健康生活とどのように関わっているかを追求する学問を衛生学とと
らえる。その視点に立って、生活環境に関連する事項を理解して、養護教諭が教育現場などにおいて要に臨ん
で適用できるようにすることを目標とする。
授業の概要
人の生活環境のうち、物理化学的環境・生物学的環境をさまざまな項目に分けてとりあげ、それらと人の健
康にかかわる関係ならびに影響を説明し、さらに、関連した養護教諭として必要と思われるさまざまな法令や
行政の施策を理解するための簡明な講義を進めたい。
学生に対する評価の方法
平常の授業態度 30%、期末試験(レポートの提出を含む)70%により総合評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 衛生学概論(1)
衛生学の歴史
第 2 回 衛生学概論(2)
衛生学の歴史、衛生・環境関連法令のあらまし
第 3 回 地球環境問題(1)
森林の減少、砂漠化、土壌流亡、地球温暖化、酸性雨
第 4 回 地球環境問題(2)
オゾン層破壊、紫外線
第 5 回 地球環境問題(3)
滅びゆく野生生物、外来生物
第 6 回 地球環境問題(4)
滅びゆく野生生物、外来生物
第 7 回 化学物質による環境破壊と人体影響(1)
重金属と生体必須性総論
第 8 回 化学物質による環境破壊と人体影響(2)
生体必須重金属と毒性
第 9 回 化学物質による環境破壊と人体影響(3)
水俣病、イタイイタイ病、その他の公害病
第 10 回 放射線による健康障害
原子力の平和利用、原子力発電と事故、健康被害と法的規制
第 11 回 動物と人とのかかわり(1)
人畜共通伝染病、BSE、炭疽など
第 12 回 動物と人とのかかわり(2)
鳥インフルエンザ、狂犬病など
第 13 回 食品衛生の問題点
食中毒のあらまし
第 14 回 総復習
これまでの授業内容の補足
第 15 回 試験
使用教科書
教科書は用いず、適宜資料プリントを配布し、OHCやパワーポイントを使用する。
≪参考書≫ 厚生統計協会編 『国民衛生の動向』 2014~2015 年 厚生統計協会発行
自己学習の内容等アドバイス
新聞、雑誌、テレビ報道などのマスコミがとりあげる衛生学・公衆衛生学上のニュースやトピックスに注目
し、そのスクラップを作ったり、メモ書きをする習慣を身につけるように心懸ける。
毎授業後には授業内容の概要、感想、疑問点を小レポートとして提出すること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
微生物学及免疫学
[単位数]
2
[開講コース]
養護教諭コース
講義
[開講期]
前期
[授業担当者名]
本多 忠善
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
人と微生物のかかわりを、疾病や感染症ばかりではなく、人に有用な応用微生物としての観点からもとらえ
て理解するとともに、日進月歩の学問としての微生物学をできるだけ簡明に紹介解説し、さらに養護教諭が教
育現場などにおいて実践的応用が可能な微生物学の基礎的知識の習得と理解を目標としている。
授業の概要
グローバル化したわが国にとって、思いもよらない新興感染症の出現に対しても、すばやく対応できるよう
な知見を講義の中で紹介したい。また、微生物学で用いられている調査研究、検査、実験の実情を写真や図表
を用いて説明解説したい。
教科書に従った進行が授業の中心であるが、時に応じてプリントも使用する。
学生に対する評価の方法
平常の授業態度 30%、期末試験(レポートの提出を含む)70%により総合評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回 微生物学の歴史(1)
ヒポクラテス、フラカストロ、レーウェンフック、ジェンナーなど
第2回 微生物学の歴史(2)
・・・微生物の発見と疾病との関連
パスツールやコッホなどと日本人学者の業績
第3回 微生物の種類
微生物の大きさ、分類と命名、種類
第4回 細菌の生理と代謝
細菌の生理、細菌の増殖と培養、生化学的性状と同定
第5回 真菌・ウイルス・原虫・寄生虫
主な種類とその性状、疾病との関連
第6回 細菌性食中毒(1)
総論、感染型食中毒
第7回 細菌性食中毒(2)
毒素型食中毒
第8回 食中毒(3)
ウイルス性、その他を原因とする食中毒
第9回 芽胞学(プリント)
芽胞の性質(耐熱性)
、疾病との関連、
第 10 回 食品衛生と細菌(プリント)
・・・食品衛生法を中心として
規格基準、大腸菌群や生菌数の測定について
第 11 回 滅菌と消毒
消毒と滅菌の意義と具体的な方法
第 12 回 食品と微生物
食品の腐敗と保存、微生物利用食品
第 13 回 免疫学のあらまし
アレルギーを中心として
第 14 回 総括
第 15 回 試験
使用教科書
小林秀光・白石 淳編 エキスパート管理栄養士養成シリーズ6『微生物学』 化学同人
プリント
自己学習の内容等アドバイス
微生物学で学ぶ微生物の個々の名称は、専門用語としての和名は言うまでもなく、学名を使用できるように
努力すること。
毎授業後には授業内容の概要、感想、疑問点を小レポートとして提出すること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
健康相談Ⅱ
[単位数]
2
演習
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
前期
[授業担当者名]
大原 榮子
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
本授業は、養護実習中に出会った健康相談の実際例をとりあげ、事例研究会形式で事例を検討したり、ロー
ルプレイを行ったりしながら問題点や支援援助の実際を学ぶことを目的としている。事例研究を通して、養護
教諭の対応及び連携のあり方を知り、養護教諭としての資質向上に繋げていく。
授業の概要
2年生の前期(4月から6月)に養護実習を経験する。その実習中に学生自身が出会った様々な問題をもつ
子どもたちの実態と、その問題に対応した健康相談事例の検討を行う。事例検討を通して、事例のもつ意味、
子どもの実態や背景、支援の方法、連携等について学ぶ。
学生に対する評価の方法
① 授業態度(10%) ②課題(10%) ③発表(30%) ④期末試験(50%)
特に①授業態度として、積極的な事例提供を期待する。
以上の総合による。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 オリエンテーション 授業の進め方と課題発表のグループ分け
実習中に出会った事例を、プライバシー保護に充分配慮しながら再現(ロールプレイ)し、支援の方
法や連携、問題点などを学ぶ。
第 2回 養護実習中に出会った事例(1)
第 3回 養護実習中に出会った事例(2)
第 4回 養護実習中に出会った事例(3)
第 5回 養護実習中に出会った事例(4)
第 6回 養護実習中に出会った事例(5)
校内の教職員や地域の関係者が集まり、児童生徒の諸問題について対応のあり方を協議する事例研究
会の実際(司会・提案者・記録者・参加者など)を、体験を通して学ぶ。
第 7回 事例研究会の進め方の実際(1)
第 8回 事例研究会の進め方の実際(2)
第 9回 事例研究会の進め方の実際(3)
第 10 回 事例研究会の進め方の実際(4)
第 11 回 問題に応じた支援(1)
第 12 回 問題に応じた支援(2)
第 13 回 養護教諭の健康相談活動の構造と必要な資質・能力について学ぶ。
第 14 回 養護教諭が行う健康相談活動の力量向上に向けて学ぶ。
第 15 回 試験とまとめ
使用教科書
大谷尚子・森田光子編著「養護教諭の行う健康相談」東山書房
清水将之「養護教諭の精神保健術」北王路書房
自己学習の内容等アドバイス
実習中に出会った事例を積極的にまとめ、自分なりに事例分析を試みる。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
精神保健
[単位数]
講義
[開講コース]
2
養護教諭コース
[開講期]
後期
[授業担当者名]
井上 敬章
[必修・選択]
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
精神障害に関する見方捉え方は、近年著しい変遷を続けている。元来、思春期は「統合失調症、躁うつ病、
不安障害」といった代表的な疾患の好発年齢であるが、これに加えて「心的外傷に関わる障害、発達障害概念
の拡大、引きこもり等の新しい行動障害」といった新しい概念が現れ、教育現場もこれらに対応を迫られてい
る。これらの概念を歴史的に概観し、精神障害について基本的な知識を理解し、現代的な問題を把握するため
の視点を得られるようにする。
授業の概要
精神障害は、実は罹病率の高いありふれた障害である。特に、教育現場においては、今まで以上に精神疾患
への理解を踏まえた対応が要請されるようになりつつある。これらの障害を見立て、対応するための着眼点を、
「疾患概念の理解」と「具体例」の両方を論じながら、講義を進める。
学生に対する評価の方法
授業への参画態度(30%)、期末試験(70%)
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
精神保健とは、精神症状のとらえ方(総論)
器質性・症状性精神障害
神経症性障害
気分障害
統合失調症(1)
統合失調症(2)
第1~6 回までのまとめ
成人の人格障害
発達障害
児童の情緒的な障害
心的外傷に関わる障害
アルコール依存症と周辺の問題。
治療について(薬物療法と精神療法)
精神保健の現状と問題点
試験とまとめ
使用教科書
根岸敬矩・土澤健一編著「保健・医療・福祉系学生のための臨床精神医学」 医学出版社
清水将之「養護教諭の精神保健術」北王路書房(副読本)
自己学習の内容等アドバイス
次回の授業内容について教科書で予習しておくこと。マスコミや書籍を通して、あるいは身近な経験から、
知っている疾患に関しては、疑問・問題意識をもって講義に臨んで下さい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
障害児の理解と支援
[単位数]
2
[開講コース]
養護教諭コース
講義
[開講期]
後期
[授業担当者名]
原山 弘己
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
障がい児教育は、特殊教育から特別支援教育へと転換し、さらに共生社会構築に寄与することが求められて
いる。その本質と背景を理解するとともに、特別支援学校の新たな取組の実際を学ぶ。その学びの中で、障が
い児への理解と支援の方法を幅広く身につけ、時代の求める養護教諭としての資質を高める。
授業の概要
一つの柱は、発達障がい児の特性の理解と支援を、一つの柱は、インクルーシブ教育システム構築を課題と
する特別支援学校での新たな取組を幅広く取り上げる。1年次の障がい児に接した体験等をふまえ、視覚情報、
事例研究・レポート等を講義の中で活用して、今日の障がい児教育への認識を深める。
学生に対する評価の方法
授業への参画態度(30%)
、授業内で行うレポートによる授業内容の理解度(20%)
、最終に実施する
試験(50%)
、以上の総合評価とする。合格点に達しない場合には再度試験を実施する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1~2回 障がいとは
・講義ガイダンス
・障がい児者にかかわる今日的な課題、母親の障がい受容のプロセスと兄弟問題、小レポート
・災害時における障がい児者と支援者の状況を考える。後日、レポート作成と発表
第3回 障がい児教育の歩みと特別支援教育への転換
・障がい児者への諸施策、特殊教育から特別支援教育への転換の実体と意義
第4~8回 発達障がい児の特性と支援のあり方
第4回 知的障がい児の特性と特別支援学校での支援の実際
第5回 広汎性発達障がい児の特性と支援
第6回 学習障がい児の特性と支援
第7回 注意欠陥・多動性障がいの特性と支援
第8回 発達障がいのまとめ、ビデオ視聴とレポートの作成
第9回 視覚障がい児の特性と支援のあり方
・視覚障がい児の特性と特別支援学校での支援の実際
・視覚障がい者サポートの基本
第 10 回 聴覚障がい児の特性と支援のあり方
・聴覚障がい児の特性と特別支援学校での支援の実際、
・発語発話とトータルコミュニケーション、ビデオ視聴
第 11 回 肢体不自由児、病弱・虚弱児(心身症含む)の特性と支援のあり方
・肢体不自由児の特性と特別支援学校での支援の実際
・病弱・虚弱児の特性と特別支援学校での支援の実際
第 12 回 特別支援教育のまとめ、今後の共生社会におけるインクルーシブ教育
第 13 回 個別の教育支援計画とコーディネーターの役割、発達障がい児の社会自立と支援(ビデオ視聴)
第 14 回 試験、発達障がい児が通う特別支援学級(通級学級)での支援(ビデオ視聴)
第 15 回 講義のまとめ、前回の事例をもとに個別の教育支援計画の私案を作成する。
使用教科書
使用しない。各回ごとに事前に講義ペーパーを用意する。
自己学習の内容等アドバイス
心理・医療に関する内容は、他講義や既習の内容とも関連が深いので、事前の講義ペーパーで確認しておく
こと。また、発達障がいや特別支援教育にかかわる内容については、新聞等でしばしば取り上げられるので、
日ごろから注目しておくとよい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
救急処置
[単位数]
2
実習
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
前期
[授業担当者名]
久保 田鶴子
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
学校現場における救急処置は、身体不調の訴えや心の健康問題をはじめ、授業や部活動におけるけが、事故、
感染症の流行、学校給食の衛生、その他学校管理下における全てを対象としている。また、事後措置が予防教
育、安全教育、保健教育等へと発展していくことから、専門的知識と技術を身につけた養護教諭に期待される
ところが大きい。しかし、養護教諭の多くは、救急処置に際して一人で判断・行動しなければならない。そこ
で、児童生徒が健康で安全な生活を送ることができるための基礎的知識・技術を獲得し、それをもとに判断・
行動できる能力、指導できる教育力を養うことを到達目標とし、学校現場における養護教諭が行う救急処置を
テーマとする。
授業の概要
本授業では、グループによる課題学習と実習の形態を基本とする。1 年次に学んだ身体のしくみ、生理学、看
護学等の学びを基礎として、臨床実習、養護実習での体験を授業に生かし進める。知識や技術だけでなく実際
の事例をもとに判断・行動、指導方法をロールプレイ等で体験しながら学ぶ。
学生に対する評価の方法
平常の授業態度(20%)、授業内で行う実技・レポート・ミニテストにより各授業項目の理解度(40%)、試験(40%)
で総合的に評価を行う。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 学校における救急処置の意義、救急処置の流れ(緊急を要するものと一般的なもの)
第 2 回 保健室での問診、フィジカル・アセスメント
救急処置対応の実際【手順、基本(バイタルサイン、意識レベル)、養護判断】
第 3 回 現場で遭遇する機会の多い傷病別対応① 創傷(切傷、擦り傷、とげ、刺し傷、咬傷)処置、止血法、
包帯法
第 4 回 学校現場で遭遇する機会の多い傷病別対応② 骨折、捻挫、突き指、打撲、脱臼、三角巾法
第 5 回 学校現場で遭遇する機会の多い傷病別対応③ 歯牙損傷(打撲、破切、脱臼)、眼科疾患、耳鼻科疾患、
鼻出血
第 6 回 学校現場で遭遇する機会の多い傷病別対応④ 熱傷、皮膚疾患、虫刺され、熱中症
第 7 回 学校現場で遭遇する機会の多い傷病別対応⑤ 発熱、頭痛、腹痛、嘔吐、かぜ症候群
第 8 回 学校現場で遭遇する機会の多い傷病別対応⑥ 脳貧血、けいれん性疾患(てんかん、過呼吸症候群、
ヒステリー発作)
、喘息
第 9 回 学校現場で遭遇する機会の多い傷病別対応⑦ アレルギー性疾患、ショック・アナフラキシー、心停
止、頭部打撲
第 10 回 事後指導・事後措置① 個別の保健指導、記録のとり方・保存、医療費等の申請
第 11 回 事後指導・事後措置② 健康相談、予防教育、安全教育の進め方
第 12 回 救急処置体制、組織づくりの実際(養護実習の体験を基に実際に作成する)
第 13 回 慢性疾患・特別な養護ニーズを抱える児童生徒の救急対応
第 14 回 災害、事件・事故発生時における救急対応と心のケア
第 15 回 まとめ・試験
使用教科書
「新 養護学概論」大谷尚子他編(東山書房) 「学校保健マニュアル改訂6版」高石昌弘・出井美智子編集
(南山堂) 「新訂版学校保健実務必携」学校保健・安全実務研究会編著(第一法規)
自己学習の内容等アドバイス
1年次の学びの復習をし、次回の授業の予習を必ず行う。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
学校安全
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
後期
[授業担当者名]
鬼頭 敏代
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
生活の営みの中での「安全」に目を向け、子ども達が心身共に健康に育つために必要な「安全観」をつかむ
ことをテーマとする。さらに、あってはならない事件、事故、自然災害等に対する適切な対応を学ぶ中から、
養護教諭としての安全に対する危機管理意識の向上と危機管理能力を培うことを到達目標とする。
授業概要
「安全」について、グローバルな視点から捉えるとともに、健康・安全に関する取組の変遷や事例から、現状
分析と対処のための基礎・基本や養護教諭として学校における危機管理の考え方を習得する。また、学校保健
や生徒指導との関連の中で安全教育、安全管理について理解し、事件、事故、自然災害が子どもの身の回りの
全ての場面において発生しうることから、危険の早期発見・早期対応・再発防止について学ぶ。
学生に対する評価の方法
平常の授業態度(10%)、討議・発表(20%)、授業内で行なうレポートにより授業の理解度(20%)、試験(50%)、
をもとに総合的に評価を行なう。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
「安全」とは(安全の概念)
子どもの安全を取り巻く状況と安全を守る体制の整備
健康・安全に関する取組の変遷
学校安全の概念
学校における安全教育・安全管理
養護教諭と学校安全
事前、発生時、事後における危機管理の進め方
危機管理における養護教諭の役割(健康危機管理)
事例に学ぶ危機対応の実際(事件・事故)
事例に学ぶ危機対応の実際(自然災害)
学校安全計画の作成・評価
養護教諭が行う安全指導
危険等発生時対処要領(危機管理マニュアル)の策定
子どもの安全を守るための学校、家庭、地域の役割と連携
総括・試験
使用教科書
「新 養護学概論」 大谷尚子 他編
(東山書房)
「学校保健マニュアル改訂6版」 高石昌弘・出井美智子 編集 (南山堂)
「新訂版学校保健実務必携」 学校保健・安全実務研究会 編著
(第一法規)
および、テーマ関連の資料・新聞記事などに従って授業を行う。
自己学習の内容等アドバイス
「安全」について身近な学習素材(新聞記事、ニュース、
)をもとに予習をする。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
養護概説Ⅱ
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
前期
[授業担当者名]
葉山 栄子
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
2年次の4月から6月にかけて3週間の養護実習が実施される。校種や規模、学校の立地条件、養護教諭の
経験年数等、様々な環境(条件)の異なる養護実践の体験をもとに、自分なりの健康問題や現代的健康課題を
つかむことをテーマとする。また、その問題や課題を大学の学びの中で共有し解決に向けて主体的に思考判断
することから、よりよい養護活動を実践しようとする態度を身につけることを到達目標とする。
授業の概要
1年次開講の「養護概説Ⅰ」を基礎・基本とした上で、養護活動の各論について具体的な事例を取り入れた講
義を行なう。また、養護実習体験から把握した健康問題を解決するために、自ら考えたことをまとめ、プレゼ
ンテーションし発表する。
学生に対する評価の方法
平常の受講態度(10%)、討議・発表(20%)、授業内で行なうレポートにより授業の理解度(20%)、試験(50%)、
をもとに総合的に評価を行なう。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
第 6回
第 7回
第 8回
第 9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
養護ニーズと養護活動
養護活動と健康調査・健康診断
健康課題の把握とその実際
健康問題の解決支援 (1)身体的支援・精神的支援
健康問題の解決支援 (2)社会的支援
健康問題に関する予防活動
健康生活のための能力育成の方法と工夫
健康問題に応じた養護活動 (1)慢性疾患を抱えた子ども
健康問題に応じた養護活動 (2)障害を抱えた子ども
健康問題に応じた養護活動 (3)心の問題を抱えた子ども
養護教諭と学校環境衛生活動
学校の特性と養護活動
養護教諭と組織活動・学校内外の連携
養護教諭と研究活動
養護活動の評価とまとめ・試験
使用教科書
「新 養護学概論」 大谷尚子 他編
(東山書房)
「学校保健マニュアル改訂8版」 高石昌弘・出井美智子 編集 (南山堂)
「新訂版学校保健実務必携」 学校保健・安全実務研究会 編著
(第一法規)
「養護教諭の精神保健術」清水將之編集 (北大路書房)
自己学習の内容等アドバイス
「養護概説Ⅰ」の他に「養護教諭の精神保健術」を熟読し復習をしておくこと。また、
「養護実習指導」で作成
したレポートを使用するので、復習しておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
ポートフォリオ指導Ⅲ
[単位数]
1
[開講コース]
養護教諭コース
[授業担当者名]
演習
[開講期]
大原 榮子・小栗 直子
[必修・選択]
前期
必修
備考
コア
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:①一般教養科目、教職専門科目、学科専門科目、並びにこれら教科以外の学習活動を自己の中で体系化・構造化す
る手立てを身につけること。②自己の属する全ての生活空間において主体的に PDCA を実践出来ること。③PISA 型「学士
力(生きる力)
」の意義を理解し、この力を身につけること。
テーマ:①教科及び教科以外の学習活動の内容を教員としてのキャリア形成の視点から体系化・構造化すること。②自己客観
視によって資質・能力の伸長を図る。
授業の概要
「ポートフォリオ指導Ⅱ」に続けて行う。
「ポートフォリオ指導」は一般教養科目、教職専門科目、学科専門科目を教員として
のキャリア形成の視点から、学生自らが関連づけて消化し、体系化・構造化して身につけ「学士力(生きる力)
」を培うための
支援科目として開講するものである。
「学士力」の醸成は、教員・学生が随時 PDCA サイクルを連鎖させながら進めなければ
実効を上げることが難しい。したがって、教科・科目並びに教科以外の教育活動を周期的・横断的に連動させ、知識・技能、
思考判断、実践力等を網の目のように織り込む訓練をする。このことによって教員としての資質・能力、すなわち学士力、の
総仕上げをする「教職実践演習」へ繋げる力を養う。
学生に対する評価の方法
PISA型学力観(知識・理解、思考力・判断力・表現力、汎用的技能、意欲・態度)に照らして到達度を評価する。本
講座での評価内容は授業・討論等への参画態度と提出課題の内容(約 30%)
、定期考査(約 70%)で総合的に行う。教員養
成の趣旨からして授業態度・参画態度についての評価のウェートは高い。
授業計画(回数ごとの内容等)
1年次の成績発表に基づき、これまでの修得単位数の確認と前期履修登録内容の確認。この結果を
見ながら、1年次で学んだ一般教養科目、教職専門科目、学科専門科目の全シラバスを参照し、キャリア
形成の視点からこれらを体系化・構造化するため「教職実践演習」で使用する「目標到達の確認事項」評
価シートで自己省察をさせる(1,2年を通じ第3回目)
。看護学実習、養護実習の省察を含む。
第3回 養護教諭モデル2年次で学習する一般教養科目、教職専門科目、学科専門科目の全シラバスを参照し、
キャリア形成の視点からこれらを体系化・構造化するため「教職実践演習」で使用する「目標到達の確認
事項」評価シートで今後何を学ぶかを考えさせ記述させる。ポートフォリオとして残す。
第4回~5回 全員に養護に関する研究論文を読ませ、基本的論文構成要素に照らして分析させる。その内容を
要約して記述→記述内容を発表させ、全員で討論し論文の書き方と読み方を再認識させる。
教員採用選考試験の願書作成の指導をする。
第6回 1、2 年合同で学園祭実施の意義、昨年度の実施概要を確認し、本年度の基本計画を策定する。
第7~8回 「教職実践演習」で使用する「目標到達の確認事項」評価シートと、教員採用選考試験対策ノート
をもとに面接対策文をまとめる。並行して面接指導を実施する(正規授業時間外も活用)
。
第9回 最近の話題に対する自分の主張とその根拠を記述→発表。教員がこれまでの訓練成果を見る。
(教員採用選考試験の自己主張訓練)
第 10 回 自己客観視のためポストイット実施。心を映し出し、わだかまりを見つけ、解決法を考える。
第 11~13 回 これまでに学んだ一般教養科目、教職専門科目、学科専門科目の全シラバスを参照し、キャリア形
成の視点からこれらを体系化・構造化するため「教職実践演習」で使用する「目標到達の確認事項」評価
シートで自己省察をさせる。
(1,2年を通じ第4回目)
。評価の資料とする。
第1~2回
第 14~15 回 教員採用選考試験受験後の自己評価の基づき、2 次試験または次年度に向けての対策を立てる。
使用教科書
自作教材「ポートフォリオ指導」を使用。その他各種の論文を活用。
自己学習の内容等アドバイス
・常に知育・徳育・体育の6軸から物事を観察し、疑問を持ち、解決法を模索すること。
・自己客観視(メタ認知、PDCA)を怠らないこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
生徒指導
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
後期
[授業担当者名]
加藤 純一
[必修・選択]
備考
教職必修
授業の到達目標及びテーマ
テーマ: 生徒指導の「心」と「構え」のあり方
授業の到達目標:自分の個性にふさわしい生徒指導の方法を構築するための基礎的知識を身につけるとと
もに、子どもを取り巻く状況を視野にいれながら子どもを理解することができるように
なる。
授業の概要
生徒指導の意義は、児童生徒が「社会的に自己実現できる資質・態度を形成する指導・援助である」ことを
認識するとともに、子どもたちの状況、心、社会的背景、家庭等について理解させ、教職につく者にとって必
須の条件である「子どものさまざまな問題行動」に対する対応方法の基礎・基本について学習する。
学生に対する評価の方法
授業への参加態度(20%)
、試験の結果(80%)等を総合的に判断して評価を行う。
教員養成を目的として開講されている科目であるので、教員としてふさわしくない授業への参加態度は減
点となる。やむを得ない理由以外、試験の欠席は認めない。再評価は実施しない。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
ガイダンス
生徒指導に関する法律等
生徒指導の原理・意義・定義
生徒指導と生徒理解Ⅰ(これからの生徒指導、生徒指導の充実に向けて)
生徒指導と生徒理解Ⅱ(進路指導、生きる力の育成)
徒指導と生徒理解Ⅲ(児童虐待、いじめ)
生徒指導の姿勢
生徒指導と教育相談
生徒指導の組織的実践
危機理論・性善説と性悪説
父性原理と母性原理・学校の役割と家庭の役割
子どもを取り巻く社会について考えるⅠ(高学歴社会・情報化社会)
子どもを取り巻く社会について考えるⅡ(都市化・核家族化・少子化)
子どものサインを受け止める(行間を読む、欠席、加点評価)
まとめと試験
使用教科書
なし
自己学習の内容等アドバイス
限られた授業回数では、生徒指導の基本に触れることしか出来ない。
文部科学省のホームページで、生徒指導に関する文部科学省の姿勢を、きちんと把握することが望ましい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
教育相談
[単位数]
2
講義
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
前期
[授業担当者名]
葉山 栄子
[必修・選択]
備考
教職必修
授業の到達目標及びテーマ
児童期、青年期という心身共に成長・発達の著しい時期に生きている児童生徒が、学校生活の中で出会う様々
な問題に適切に対応し、自立していくための援助として、教育相談やカウンセリングについての知識や方法の
理解をテーマとする。また、そのために必要な基礎的な知識、基本的な技法を習得できることが到達目標であ
る。
授業の概要
本講では、教育相談及び児童生徒理解の重要性と理解のための基礎基本、組織の一員として、教職員や保護
者、地域関係機関との連携を重視した援助・支援方法について講義する。また、教員に求められている「子ど
もの心の理解・支援」を身に付けるために、カウンセリングマインドが実践できる力や子どもの状態を観察す
る力、傾聴する態度を養う。
学生に対する評価の方法
平常の受講態度(20%)
、授業毎に実施するミニレポートによる授業内容の理解度(30%)
、試験(50%)
をもとに総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1回
第 2回
第 3回
第 4回
第 5回
第 6回
第 7回
第 8回
第 9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
学校における教育相談の意義と役割
教育相談の構造と基本
カウンセリングの理論
カウンセリングの技法
心理検査とその活用
カウンセリングマインドとその理解
場面に応じた教育相談の進め方(不登校の理解と対応)
場面に応じた教育相談の進め方(いじめ・虐待の理解と対応)
場面に応じた教育相談の進め方(非行の理解と対応)
場面に応じた教育相談の進め方(性に関する問題の理解と対応)
場面に応じた教育相談の進め方(障がい児の理解と対応)
場面に応じた教育相談の進め方(進路についての指導と援助)
保護者への支援・援助のあり方と具体的な進め方
学校内外の組織・関係機関との連携
養護教諭、スクールカウンセラー、心の教室相談員等との連携についても学ぶ。
教育相談の評価、まとめ・試験
使用教科書
特に指定しない。
(必要に応じて資料を配布する)
自己学習の内容等アドバイス
「健康相談」
「障害児の理解と支援」
、
「精神保健」その他、関連した科目の予習、復習をしておくこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
養護実習指導
[単位数]
1
[開講コース]
養護教諭コース
講義
[開講期]
前期
[授業担当者名]
葉山 栄子・伊藤 琴恵
[必修・選択] 備考
選択
複数
授業の到達目標及びテーマ
小・中・高等学校において行われた3週間の実習後の指導として、各校での課題報告および問題点、困った
事例に対して、その対応の在り方を振り返り、適切な対処について学ぶ授業である。この事後指導は、3週間
の実習や実習事前指導の総括とすると同時に、養護活動および学校保健についてより深く理解することを目的
とする。
授業の概要
養護実習後の指導を行う。
学生に対する評価の方法
平常の授業態度(20%)
、レポート(40%、
)個人研究(40%)で総合的に評価を行う。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 13 回 各実習校での実習内容および課題について振り返る
第 14 回 養護実習中での問題点についてまとめる
第 15 回 問題についての対応の在り方を学ぶ
使用教科書
「養護教諭学外実習要項」 名古屋学芸大学短期大学部編
「養護実習ハンドブック」 大谷尚子 他
東山書房
自己学習の内容等アドバイス
実習中の貴重な経験が記録として残されている「養護実習記録」を、振り返ることによって生かしてほしい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
養護実習
[単位数]
3
実習
[開講コース]
養護教諭コース
[開講期]
通年(集中)
[授業担当者名]
葉山 栄子・伊藤 琴恵
[必修・選択]
養必
備考
複数
授業の到達目標及びテーマ
教育現場における実習を通して、養護教諭になるための資質を養うことをねらいとする。今までに履修し
た一般教養、教職教養、養護に関する専門的教養を教育の現場において実践的展開をはかる。実際の学校とい
う場で、子どもと直接係わることができる実習を通して、養護教諭としての専門的知識の習得と技術の練磨に
資し、教職に関する実践的能力・研究能力と態度を養う。また、健全な教育観、児童・生徒観、教師観を養う。
さらには、実習生自らの養護教諭としての適性を測る機会とする。
授業の概要
養護教諭免許取得には、教育職員免許法第 5 条の規定に「養護実習」の単位取得が義務付けられており、実
習期間は 3 週間である。学校全体の概要、施設、教育活動全般について学ぶとともに、保健管理、保健指導の
実態、子どもの健康の保持増進および安全管理や安全指導の実態について知る。さらには養護教諭の具体的な
実務を体験し、養護教諭の専門的立場から、子どもに対しての適切な指導や助言のあり方を学ぶ。また、教育
職としての責任感や使命感を養う。
学生に対する評価の方法
養護実習の評価は、実習活動の各領域にわたって評価され、最終的には総合評価が行われる。
授業計画(回数ごとの内容等)
実習機関:県市町によって依頼方法が異なるが、基本的には、義務教育校へ教育委員会を通して依頼する。
実習期間:基本的には 4 月から 6 月までの 3 週間とするが、実習校の関係でこれ以外の機関もある。
本学としては、オリエンテーション終了後の 4 月初旬から 3 週間を希望するが、実習校の事情によ
り異なる。
実習内容:学校教育活動全般・学校生活と環境・養護教諭の執務計画と保健室経営・健康管理体制・
保健室来室者への対応・保健指導・健康教育(保健学習を中心に)等の養護活動全般
事前準備:①学生の実習先について確認する。愛知県・名古屋市以外の実習先については、5 月の連休明けか
ら、学生自身が実習校へアポイントメントを取り、実習依頼文書を持参する。
②実習依頼先から内諾が得られたら、大学長名で実習校へ正式文書を送付する。
(教務課)
③愛知県・名古屋市の実習希望について、大学から愛知県・名古屋市教育委員会へ実習依頼を行う。
④実習校が正式に決まったら、学生は事前訪問(指定日)し、打ち合わせを行う。
実習期間中の指導:実習校の指導者が行う。大学教員は巡回指導にあたる。
事後指導:①養護実習事後指導および養護実習情報交換会、実習記録を通して行う。
②学生が養護実習で学んだことをテーマごとにまとめ共有する。
③課題の整理と探求をすることで、実習後の大学での学びに役立たせる。
④養護教諭への志望度や教職適性を自分自身で問う。
使用教科書
「養護教諭学外実習要項」 名古屋学芸大学短期大学部編
「養護実習ハンドブック」 大谷尚子 他
東山書房
自己学習の内容等アドバイス
実習に対する心構えをしっかり身につけ、自分なりに課題をもって臨むこと。自分自身の健康管理に留意す
ること。実習校と大学への連絡等を怠らないこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
教職実践演習
[単位数]
2
[開講コース]
養護教諭コース
演習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
黒澤 宣輝・大原 榮子・葉山 栄子
[必修・選択] 備考
教職必修
クラス分け
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:一般、教職並びに養護に関する科目で学んだ知識・技能の整理・統合化・体系化を図る。教育現場の今日的諸課題
を既得の知識・技能等を用いて解決できること。当講座を通して不足している知識・技能等を知り補完する術を見いだす。
テーマ:養護教諭としての知識・技能、思考力・判断力・表現力の実践適用力を養うこと、並びに実践演習を通して知識・技
能、思考力・判断力・表現力を省察し補完するとともに、現職に就いてからの課題は何かを明らかにする。
授業の概要
教職と養護に関する科目の実践演習を半々に実施する。実践時は既得の知識・技能、思考力・判断力・表現力が今日的諸課題
とどう関わり、これをどう整理・統合化・体系化すれば課題解決に有効か、活用の方法・過程をどうすべきか考える。このた
めグループ討議、ロールプレイング、事例研究、模擬授業、現地見学・調査、養護教諭経験者や現職養護教諭をまじえたTT
などを多用する。こうして、教員としての使命感・責任感・教育愛、社会適応性・人間愛、指導力・組織運営能力を培う。
学生に対する評価の方法
PISA型学力観(知識・理解、思考力・判断力・表現力、汎用的技能、意欲・態度)に照らして到達度を評価する。授
業・討論等への参画態度と提出課題の内容(約 30%)
、定期考査(約 70%)で総合的に行う。授業態度・参画態度について
評価のウェートは高い。学生には各回にわたり到達目標に照らし自己評価させ、その程度も教員が評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回 ガイダンス及びリフレクション:授業の進め方、目的と授業方法の理解、1 年次から行ってきた関連資料の整理。
< 全員 >
<教職に関しては、黒澤> 後半は、クラスが変わる
第2回 学校組織と教師の職務について:学校経営、教師の役割、職務内容等、その内容は何であったかシラバスより明らか
にし、整理する。また 6 軸との関連も明らかにし評価シートに各自が記載し提出する。
第3回 児童生徒の理解と学級経営について:学校現場の課題を聴取し、児童生徒の理解法について討論。この際関連する科
目と内容は何か、養護教諭と学級担任との関わり方はどうあるべきか協議。
(講義・グループ討論・演習)
第4回 キャリア発達能力(社会性や人間関係能力等)について:職業観・勤労観、教員としての資質、社会人かつ教員とし
ての倫理観、服務規律等について。シラバスを基に関連する科目と内容を明らかにする。
(事例研究・ロールプレイング)
第5回 生徒指導について:第 3 回「児童生徒の理解」を基に生活指導、教育相談、進路指導を一般教員の立場から考察する。
該当する科目と内容をシラバスで調べ整理する。今日的課題につき実践的対応訓練をする。
(講義・事例研究・ディベート)
第6回 学習指導について:第 3 回「児童生徒の理解」を基に、学習指導を一般教員の立場から考察する。該当する科目と内
容をシラバスで調べ整理する。6 軸との関連も明らかにし評価シートに各自が記載し提出する。
(講義・演習・討議)
第7回 模擬授業と研究協議:一般教員が作成する学習指導案と評価の観点について作成を試み、一般教員の授業法理解に役
立てる。模擬授業を実施する。
(研究・協議)
第8回 試験日①:前半の実践に関する知識・技能、思考力・判断力・表現力の総仕上げを評価し指導する。
<養護専門については、大原・葉山 複数> 後半は、クラスが変わる
*9回〜14 回についてはテーマ校種、児童生徒の実態、学校規模、学校の立地条件、地域の実情等主体的に設定して進める。
第9回 保健室経営計画の作成:、養護実習・総合実習に基付く実習記録や感想文、ポートフォリオや実際の保健室経営計画
を参考にして作成を試みる。
(講義・演習・討論)
第 10 回 学校保健計画と養護教諭の職務:学校経営案作成要項を参考にして、学校保健計画作成に参画できる力を養う。関係
者等との連携上の配慮点を整理する。
(講義・演習・討論)
第 11 回 健康相談実施計画:校内事例研究会を計画立案し、児童生徒の健康問題をプレゼンできる力を養う。健康相談活動で
の指導力向上に役立てる。
(講義・討論)
第 12 回 保健学習の実践:学習指導要領を踏まえ、小、中、高等学校の繋がりに配慮した学習指導案を作成できる力を養う。
指導案は評価の観点を踏まえ、学生のメタ認知を改善させる工夫をする。
(講義・演習・検討)
第 13 回 危機管理における養護教諭の役割:学校における実際の危機管理マニュアルや新聞、ニュース、学校現場の体験談等
を参考に、養護教諭の役割について考察する。事件・事故の予防と発生時の対処能力を養う。
(講義・演習・検討)
第 14 回 学校安全計画作成の参画:養護実習・総合実習に基付く実習記録や感想文、ポートフォリオ、実際の学校安全計画を
参考に作成する。この際、学校内外の関係者との調整役としての職務を念頭に置かせる。
(講義・討論)
第 15 回 試験日②:後半の実践に関する評価
使用教科書・参考書・参考資料等
教職実践演習ノート(自作)
、教員研修の手引き・学校経営案作成要項(県教委)
、ポートフォリオ、各科目のシラバス、
自己学習の内容等アドバイス
学習を含めた生活全体の行動計画表を作成する。効率的な学習は、まず授業でメモを取ること、そしてなぜそのような結論に
なるかを理解することである。理解のためには予習 3 割・復習 7 割の時間配分が良い。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
社会保障論
[単位数]
2
講義
[開講コース]
メディカル秘書コース
[開講期]
前期
[授業担当者名]
岩田 純
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
社会保障制度は、
「複雑で難しいもの」
、
「自分にはあまり関係ないもの」と思っている人が多いかもしれない。
本講義は、現代における社会保障の諸問題について関心を持ってもらうこと、理解を深めてもらうことをテー
マとする。教科書にそって学習していくことにより、在学中はもちろん、就職や結婚した場合に日常生活で遭
遇するかもしれない諸問題について、社会人として必要な社会保障に関する基礎知識が自然に身につくことを
到達目標として講義を行う。
授業の概要
授業は、教科書の冒頭にある身近な「トピック」で具体的な事例をあげ、解説を通して制度の仕組み、現状
等基本的なことがらを理解していく。医療、介護、年金などの社会保険や児童・障害者・家庭福祉についても
学習していく。また、毎回、
「授業で発見したこと」
、
「疑問に思ったこと」などを記入する授業メモを配布する
ので提出すること。提出された内容を紹介しながら講義を進めていく。
学生に対する評価の方法
①受講態度・授業への参加態度30%※毎回の授業メモの提出も評価に含める。
②社会保障に関するレポート課題20%(2回提出 1回10点)
③期末試験50%
【①~③で総合的に評価する。
】
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
オリエンテーション
授業の進め方、受講の心得
医療保障1 窓口でもらった診療明細書(給付の種類・内容、保険診療の仕組み)
医療保障2 国民医療費と医療保険(保険関係、財源)
介護保障
突然介護が必要になった祖母(給付の手続・内容、保険関係、財源)
年金保険1 突然の事故による障害(障害年金、老齢年金)
年金保険2 遺族年金って必要なの?(遺族年金給付、保険者と被保険者)
【レポート課題1「医療保険と介護保険の違いについて」
】
第7回 労災補償
アルバイトの過労死(
「補償と保証」
、保険給付、使用者の安全配慮義務)
第8回 雇用保険
退職してはみたものの・・・
(基本手当、雇用継続給付、保険関係、適用と財源)
第9回 児童福祉
働きながら子育てをするためには(保育所への入所、利用関係、児童虐待への対応)
第 10 回 家庭福祉 先立つものがない(ひとり親家庭の経済的な生活保障、家庭を対象とする諸施策)
第 11 回 障害者福祉 交通事故で突然障害者になったら(障害と障害者、障害者総合支援法の概要)
第 12 回 社会福祉 会社によってサービス内容に違いがあるのだろうか?(社会福祉の担い手と役割)
【レポート課題2「介護保険の給付の手続きと内容及び保険関係と財源について」
】
第 13 回 生活保護 はじめて実感した「生活の困窮」
(保護の種類・内容、生活保護の目的と基本原理)
第 14 回 社会保障 個人の生活と社会保障(社会保障制度の成立と発展、目的と機能、これからの社会保障)
第 15 回 まとめと期末テスト
使用教科書
トピック社会保障法 編著 本沢巳代子、新田秀樹 (不磨書房)
自己学習の内容等アドバイス
事前にテキストを読んでくること。新聞やテレビで取り上げられている社会保障に関するニュース等につい
て日頃から情報を収集すること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
社会保険と介護
[単位数]
2
[開講コース]
メディカル秘書コース
講義
[開講期]
後期
[授業担当者名]
岩田 純
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
社会保障制度の中の社会保険について、その基本的な概念、これまで制度化されてきた5つの分野(医療、
介護、年金、雇用、労災)の特徴、保険事故(リスク)
・保険者・被保険者・保険料・保険給付などの構成要件
について学んでいく。社会保険の中でも、特に医療保険、介護保険に関して、今後、医療関連の職業に携わる
学生はもとより、キャリア教育という視点においても、ぜひ履修してほしい科目である。
社会保障制度の医療保険・介護保険について理解し、医療関連職として必要な知識が身に付くことを到達目
標とする。
授業の概要
授業は、社会保険の現代的課題を取扱い、社会保険に共通する概念や対象とするリスクなどについて、個別
の制度などを説明し、解説を通して制度の仕組み、現状等基本的なことがらを理解していく。特に医療、介護
の社会保険を中心に学習していく。また、毎回、
「授業で発見したこと」
、
「疑問に思ったこと」などを記入する
授業メモを配布するので提出すること。提出された内容を紹介しながら講義を進めていく。講義中に社会保険
に関する映像等も参考に視聴する予定である。
学生に対する評価の方法
①受講態度・授業への参加態度20%※毎回の授業メモの提出も評価に含める。
②社会保険に関するレポート課題30%(2回提出 1回15点)
③期末試験50%
【①~③で総合的に評価する。
】
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回 オリエンテーション
授業の進め方、受講の心得
第2回 社会保険という仕組み
第3回 医療保険1 基本的な仕組みと被保険者
第4回 医療保険2 保険料、医療保険の給付
第5回 医療保険3 高齢者医療制度、国民医療費、
第6回 医療保険4 医療保険制度の課題 【レポート課題1:課題は、講義中に発表します】
第7回 介護保険1 基本的な仕組みと被保険者
第8回 介護保険2 介護保険の給付と制度の課題
第9回 年金1
基本的な仕組みと構造、被保険者、保険料、保険者
第 10 回 年金2
老齢年金、障害年金と遺族年金
第 11 回 年金3
年金制度の課題
第 12 回 雇用保険 基本的な仕組みと制度の課題【レポート課題2:課題は、講義中に発表します】
第 13 回 労働者災害補償保険 基本的な仕組みと制度の課題
第 14 回 社会保険制度に共通の課題
第 15 回 まとめと期末テスト
使用教科書
【テキストは特に指定しません】
【参考図書】
「社会保険の現代的課題」田中耕太郎著 財団法人放送大学振興会
「トピック社会保障法」本沢巳代子、新田秀樹編著 不磨書房
「社会保障の手引き」中央法規出版株式会社
自己学習の内容等アドバイス
「社会保障論」と関連づけて理解する。特に医療、介護保険について日ごろから関心をもって、新聞やニュ
ースの情報収集をすること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
[授業担当者名]
メディカル秘書英語
演習
M.ファルク
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
[開講期]
後期
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
本科目の目的は、総合病院や歯科診療所などさまざまな医療機関における対面、あるいは電話で
患者対応や、医療スタッフとコミュニケーションに役に立つ医療秘書英語の基本的な「話す」力、簡単な「書
く」力を伸ばすことである。
授業の概要
At the beginning, each student will be given an oral placement test by meeting with the teacher in order to know
students’ individual level of spoken English and medical terms . In the subsequent lessons, first; students are taught
basic communication prompts, questioning skill, and their usage in real-life communication; and then use this
knowledge and skills in developing medical secretarial English skills.
学生に対する評価の方法
成績は(1)グループ・ワーク、(2) 少人数グループによる期末の口述試験の得点が基本となる。成績は(1) が
50%、(2)が 50%となる。口述試験の欠席者は「再試験」の対象となる。There will be a ‘re-examination’ The students
more than one third class absents will not be offered grades.
授業計画(回数ごとの内容等)
第 01 回 授業の目的、内容などについての説明。
第 02 回 少人数グループの面談による学生の英語技能のチェック。
第 03 回「ゆっくりした」
「速い」
「自然な」英語を話すスピードの紹介。
第 04 回 基本英語の復習。
第 05 回 患者との対面あるいは電話での丁寧な対応方法。
第 06 回 電話での予約の仕方、患者の健康保険書類のチェック方法。
第 07 回 患者の個人情報を取得する。
第 08 回 患者の病歴書類作成を手伝う。
第 09 回 電話で患者に駅から病院までの道案内する。
第 10 回 患者に病院内の案内をする。
第 11 回 医務室で患者に指示を与える。
第 12 回 看護士室で患者に指示を与える。
第 13 回 薬剤カウンターで患者に指示を与える。
第 14 回 患者に医療費とその支払い方法について説明する。
第 15 回 少人数グループによる医療秘書英語の口述試験。
使用教科書
・ Hutchinson, B, and Milano, C. 1991. Secretarial Practice Made Simple. New York. Doubleday
・ Glendinning, E, and Holmstrom, B. 1989. English in Medicine. New York. Cambridge University Press.
教科書は使用せず、授業内で配布するプリント教材を用いて授業を進める。
自己学習の内容等アドバイス
受講を希望する学生は、上記の書籍と以下のウェッブサイトから事前に授業に必要な情報を得てもらいたい。
URL: http://media.nuas.ac.jp/~farooq/default.html
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
ビジネス文書管理
[単位数]
2
[開講コース]
メディカル秘書コース
講義
[開講期]
前期
[授業担当者名]
山本 恭子
[必修・選択]
必修
備考
上級秘書士、コア
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:①ビジネス文書の基礎知識(形式と種類)が理解できる、②社内文書と社外文書の様式を理解し文
書作成ができる、③ビジネス文書に特化した慣用句を使って文書作成ができる、④文書管理につい
て理解し業務の効率化を図ることができる。
テ ー マ:ビジネスの分野で活用できる文書作成能力の向上
授業の概要
ビジネス文書は、ビジネスの場における情報伝達手段の一つとして必要不可欠なものである。本科目では、
ビジネス文書の書式や慣用句、定型の言い回しなどのルールを学び、ビジネスの場に対応できる文書作成なら
びに文書管理の技術を身に付ける。
学生に対する評価の方法
以下の各項目の得点を合計し、評価する。
・総合試験(40%)
:授業内に実施する。
・提出物(20%)
:授業中に出した課題の正確性を評価する。
・レポート(10%)
:第 15 回授業時に提出する。
・受講態度(30%)
:授業に対する意欲的な取り組みを評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 ガイダンス (授業の目的、進め方、評価方法を把握する)
ビジネス文書の基礎知識(1)文書の役割・種類
第 2 回 ビジネス文書の基礎知識(2)構成要素・書式
第 3 回 表記技能(1)句読点・改行・用字
第 4 回 表記技能(2)慣用句
第 5 回 表現技能(1)正確な文章・わかりやすい文章
第 6 回 表現技能(2)礼儀正しい文章・文章の要約
第 7 回 社外文書の作成(1)取引文書
第 8 回 社外文書の作成(2)社交文書
第 9 回 社外文書の作成(3)配慮の必要な文書(督促状・おわび状)
第 10 回 社内文書の作成(1)通知・案内文書
第 11 回 社内文書の作成(2)報告書・会議録
第 12 回 メール文書の作成(社内向け、社外向け)
第 13 回 文書管理(紙媒体・電子データ)
第 14 回 総合試験
第 15 回 まとめ、レポート提出、授業評価
※通常は講義室で授業を行うが、授業内容によって情報演習室を使用して授業を行う予定。
使用教科書
必要に応じて資料を配付する。
【参考図書】(財)実務技能検定協会編 『ビジネス文書検定 1・2 級/3 級受験ガイド』 (早稲田教育出版)
自己学習の内容等アドバイス
ビジネス文書に限らず、普段から身の回りにある多くの文(新聞、雑誌、DM など)に目を通し、参考にな
る言い回しや表現などを書き留めておくとよい。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
メディカル実習指導
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
演習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
垣内 シサエ・中村 則子・山本 恭子
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
本授業では、メディカル実習Ⅰ,Ⅱの目的、意義を理解し、メディカル実習が効果的に行われるように指導す
る。実習前に病院の機能や組織を理解し、主体的に実習ができるように、実習内容、実習記録、実習時の態度
について理解する。
授業の概要
1 年後期に引き続き実施する。
医療機関におけるメディカル実習Ⅰ、Ⅱの体験内容を各自が振り返りまとめ、実習報告会で発表することで、
学生相互の学びの共有を行う。
学生に対する評価の方法
授業態度(10%)課題レポート(10%)実習のまとめと発表(20%)筆記試験(60%)<1 年後期に終了>
で総合的に評価
授業計画(回数ごとの内容等)
第 13 回 実習のまとめ(実習報告発表会)
第 14 回 実習のまとめ(実習報告発表会)
第 15 回 実習のまとめ(実習報告発表会)
使用教科書
2014 年度メディカル実習Ⅰ・Ⅱ実習要項
自己学習の内容等アドバイス
実習記録を参考に実習の振り返りをする。実習中の疑問、理解できなかったことを調べて確認する。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
医療マネージメント論
[単位数]
[開講コース]
2
メディカル秘書コース
講義
[開講期]
前期
[授業担当者名]
山口 昭則
[必修・選択]
選択
備考
上級秘書士(メディカル秘書)
授業の到達目標及びテーマ
「マネジメント」とはよく経営用語として使われる。医療は本来非営利であることから経営あるいはマネジ
メントという用語を使用することは少ない。しかし、これからの医療機関で働く人にとって「マネジメント」
は必要不可欠である。こうしたことを踏まえた「医療の本質」を学び社会人として基礎を身につけることが本
講義の目標及びテーマである。
授業の概要
本講義は上記でも述べたとおり、医療の本質を学び、一般社会では馴染みのない「医療機関など」の経営に
関する事項をあらゆる方面から捉えて具体例を上げ、分かり易く「マネジメント」について解説しながら講義
をする。特に学生諸君がこの講義に参加して積極的な意見を述べることを期待する。
学生に対する評価の方法
・授業への取り組み態度(30%)
・授業内容の理解度をチェックするテスト(70%)
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
講義の課題と目的
授業の到達目標及びテーマで述べた事項の概要を説明する。
マネジメントとは何か
マネジメントについての解説を講義する。
医療制度改革
毎年と言っても過言ではない医療制度の改正などについて具体的に説明する。
医療サービスの効率化
日本のあらゆる企業において一番遅れていると言われている「サービスの
効率化」について学ぶ。
人的マネジメント 特に医療機関などでは人材を求めている「人的マネジメント」とは何かを学ぶ。
医療法人制度の概要 わが国の医療機関の設立で占める割合は医療法人である。この医療法人制を
学ぶことが大切である。
日本医療の質的評価
日本の医療制度は質的にも世界的にみても優れた制度である。
経営管理の概要
医療機関でも「ヒト」
「モノ」
「カネ」が経営の大原則であることを説明する。
今後の病院経営
従来の医療機関の経営から一歩前進した経営を皆さんと一緒に学ぶ。
医療制度の問題点 日本の借金は約1000兆円と言われ、国の予算で医療費の占める割合が高く、
今後は医療制度改革が必要と思われる。
医療マーケティング 「マーケティング」とは経済用語で一般にはサービスを消費者(患者)へ円滑
に移転することをいいます。
財務管理の概要
財務は「カネ」をはじめとして医療機関全体の運営の指標を講義します。
リスクマネジメント 医療は病を抱える人(患者)を対象に治療などを行う施設であり医療事故等
のリスクが伴う。
医療事故における対応の事例 上記の「リスク」を学んだうえで過去の事例を紹介する。
テスト及び学習のまとめ 第1回から第 14 回までの講義を総括して最終テストを実施する。
使用教科書
教科書は使用しません。
自己学習の内容等アドバイス
授業中は真剣に取り組み復習をしてください。
教科書は使用しないので復習が大切です。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
医療統計学
[単位数]
2
講義
[開講コース]
メディカル秘書コース
[開講期]
後期
[授業担当者名]
大矢 芳彦
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
授業到達目標は、統計の基本的考え方を理解するとともに、表計算ソフトを利用して統計処理の方法を適用す
るための知識を習得することと同時に、保健医療分野におけるさまざまな統計事例をとおして、医療現場で必
要な統計の基本的な考え方と手法について理解することである。
テーマは「統計の基礎とその医療現場への応用」
授業の概要
内容は、前半に基本統計量の理解、回帰と相関など統計学の基本と各種統計的検定方法について、講義と表計算
ソフトを使った演習によって学んでいく。後半は前半で学習した統計学の知識をもとに、実際に医療現場で使
われている統計学を体験する。毎回プリントを配布し、テーマについて概説した後、練習問題を行い、課題を
作成して提出するという授業形態である。
学生に対する評価の方法
①授業態度(評価ウェート 30%)
②提出課題(評価ウェート 40%)
③中間ドリルと確認ドリル(評価ウェート 30%)
以上3点から総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第 1 回 ガイダンス:医療分野における統計学の意義と授業の進め方
第 2 回 統計の基礎1:データの種類とその尺度
第 3 回 統計の基礎2:母集団と標本
第 4 回 統計の基礎3:集団の特性値
第 5 回 統計の基礎4:度数分布とヒストグラム
第6回 統計の基礎5:回帰と相関
第7回 統計による検定1:母集団と標本
第8回 統計による検定2:仮説検定の基礎
第9回 統計による検定3:平均値の差の仮説検定
第 10 回 統計による検定4:割合の差における推定と検定
第 11 回 中間ドリルとその概説
第 12 回 医療への応用1:患者数統計に関する事例とその応用
第 13 回 医療への応用2:診療費用に関する統計事例とその応用
第 14 回 医療への応用3:その他の医療統計事例とその応用
第 15 回 まとめと確認ドリル
使用教科書
教科書は使用せずプリント教材を用いる。
自己学習の内容等アドバイス
授業時に示される次回の授業で取り上げられるテーマ・話題について事前に検討しておくこと。
より深く学ぶために、授業時に紹介される資料・文献に取り組んでみること。
授業時の課題を毎回提出すること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
メディカル情報総合演習
[単位数]
[開講コース]
2
メディカル秘書コース
演習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
望月 達彦
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
1.窓口業務においてコンピュータで、
・患者登録、病名登録、入退院処理ができる。
・診療内容を入力し、請求業務ができる。
2.レセプト業務ができる。
授業の概要
医療事務の主要な業務には、窓口業務とレセプト業務がある。医療の現場において、これらの業務はコンピ
ュータで処理されているが、そのオペレーションには、診療報酬請求と医療事務システムに関する専門的な知
識と技能が必要であり、即戦力となるメディカル秘書には、それらを習得することは必須である。この授業で
は、実際に病院で導入されている医療事務システム(HOPE/SX-J)を使用して、病院と同じ環境の下で、
「診療
報酬請求事務」で習得した知識を基に、窓口業務とレセプト業務を中心とした電子会計実務を習得する。
学生に対する評価の方法
以下に述べる各項目の得点を合計し、評価する。
・課題提出(70%)
・授業参画態度(30%)
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
ガイダンス(授業の基本方針と期間の授業計画)
医療事務システム(HOPE/SX-J)の概要
患者登録、病名登録
外来会計(1)
、レセプト業務(1)
外来会計(2)
、レセプト業務(2)
入退院業務、入院会計
日報業務、月次業務、統計業務
患者管理、マスタ登録、支援業務
外来会計演習(1)
外来会計演習(2)
外来会計演習(3)
外来会計演習(4)
入院会計演習(1)
入院会計演習(2)
電子カルテ、まとめ
使用教科書
「診療報酬請求事務」で使用した教科書。
また、随時プリント等の補足資料を配布する。
自己学習の内容等アドバイス
1.各種検定試験・資格とのかかわり
本科目は、最も多くの病院で導入されている医療事務システム「富士通 HOPE/SX-J」を使用して、実際の医
療現場と同じ環境の下で、演習を行います。この時必要になるのは、
「診療報酬請求事務能力認定試験」等の知
識である。また、即戦力として就職活動を行うには、必須となる知識と技能である。
2.フォローアップ
授業やシラバスの内容についての問い合わせ、学習相談などは、下記へ連絡してください。
出校曜日:木 E-mail:[email protected]
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
診療報酬請求事務Ⅱ
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
実習
[開講期]
前期
[授業担当者名]
中村 則子
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
1年次に学んだ診療報酬請求に関する知識を基にカルテから患者さんの情報を読み取り、正確な点数算定が
できる応用技術を習得する。また、医療現場で働くために必要な知識を自主的に学ぶ姿勢を持つことを目標と
する。
授業の概要
診療報酬請求に必要な知識を習得し、財団法人日本医療教育財団『メディカルクラーク技能認定試験』や財
団法人日本医療保険事務協会『診療報酬請求事務能力認定試験』受験に必要な能力をつける。
理解度確認のための小テストを行う。
学生に対する評価の方法
課題の提出・小テスト(30%)、試験(50%)、受講態度など(20%)で総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
オリエンテーション(受講に関する諸注意と検定試験について)
診療報酬請求事務Ⅰの復習
第2回
レセプト点検-外来①
第3回
レセプト点検-外来②、小テスト
第4回
レセプト点検-入院①
第5回
レセプト作成-点数算定方法の確認(基本診療料/初再診)
第6回
レセプト作成-点数算定方法の確認(基本診療料/入院)
第7回
レセプト作成-施設基準における解釈(基本診療料)
第8回
レセプト作成-施設基準における解釈(特掲診療料)
第9回
レセプト作成-厚生労働大臣が定める基準等の解釈、小テスト
第 10 回 問題を読み解く解釈力を養う(学科試験対策①)
第 11 回 医科診療報酬点数早見表の活用技術を高める(学科試験対策②)
第 12 回 医療機関の概要や届出内容の把握(実技試験対策①)
第 13 回 レセプト作成の時間感覚を身につける(実技試験対策②)
第 14 回 検定模擬試験問題を通して実践力をつける、小テスト
第 15 回 期末試験及び総括
使用教科書
医療事務講座 テキスト 1~4、スタディブック 1.2、ハンドブック、基礎問題集、技能審査問題集
診療報酬請求事務Ⅰで使用したもの(全てニチイ学館)
最新問題と受験対策(医科)
(社会保険研究所)
、医科診療報酬点数早見表(医学通信社)
、レセプト用紙
自己学習の内容等アドバイス
授業で出された課題を自宅学習し、必ず期限までに提出する。課題を提出することで、知識の定着率を高め、
検定試験合格への近道とする。自己学習において問題集を繰り返し行う。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
調剤報酬請求事務
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
実習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
中村 則子
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
調剤薬局などにおいて即戦力として働けるよう、調剤報酬のしくみを知り、確実な点数算定とレセプト記載
の習得を目標とする。処方せんを見て、レセプト作成ができるようになる。
授業の概要
保険診療の基礎や薬の知識を基に、調剤薬局における調剤報酬のしくみ、点数算定の方法とレセプト作成要
領を実践的に学ぶ。
学生に対する評価の方法
期末試験(60%)、課題提出・小テスト(20%)、受講態度(20%)で総合的に評価する。
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
オリエンテーション(受講に関する諸注意と検定試験について)
第2回
保険調剤のしくみ(薬局と医薬品販売業、保険診療のながれ)
処方せんの知識(様式と記載事項、その他の留意点)
第3回
医療保障制度の体系
第4回
各種保険制度と調剤報酬との関連(医療保険、公費負担医療、労災保険、介護保険)
第5回
調剤報酬の算定方法1(調剤基本料)
第6回
調剤報酬の算定方法2(調剤料)
、小テスト
第7回
調剤報酬の算定方法3(薬学管理料)
第8回
調剤録とレセプトの記載要領
第9回
レセプト作成演習
第 10 回
レセプト点検演習
第 11 回
学科問題演習
第 12 回~13 回 レセプト作成演習(応用)
第 14 回
第 15 回
レセプト作成・点検演習
期末試験及び総括、調剤検定試験について
使用教科書
調剤薬局事務講座テキスト3、調剤試験問題集(ソラスト教育講座)
※テキスト2は「疾病と薬の知識」で使用したもの。
医療事務講座 テキスト 1(医療保険制度)は、1年次に使用したもの(ニチイ学館)
。
自己学習の内容等アドバイス
週 1 回の授業だけでは知識の定着は難しいので、課題の練習問題で必ず復習し、小テストに備えること。
冬季休暇中に数多くの練習問題を行うこと。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]
[授業科目名]
[授業方法]
介護報酬請求事務
[単位数]
1
[開講コース]
メディカル秘書コース
実習
[開講期]
後期
[授業担当者名]
阿部 真理
[必修・選択]
備考
選択
授業の到達目標及びテーマ
介護保険制度に基づいたサービスを行っている機関において、基本的な事務処理が行えるよう、介護保険の
しくみを知り、提供したサービス内容を単位数におきかえ請求書を作成するまでの知識の習得を目標とする。
授業の概要
介護保険制度や介護給付費・単位数の考え方、介護給付費請求の基本的な流れと明細書の記載方法を実践的
に学ぶ。
学生に対する評価の方法
期末試験(60%)
、確認テスト(20%)
、受講態度(20%)による総合評価
授業計画(回数ごとの内容等)
第1回
オリエンテーション、介護保険制度1(介護保険制度のしくみ)
第2回
介護保険制度2(要介護認定のしくみ)
第3回
介護保険制度3(介護サービス計画作成の目的)
第4回
介護給付費の基本的な考え方と単位数表1(訪問介護費 ~ 居宅療養管理指導費)
第5回
介護給付費の基本的な考え方と単位数表2(通所介護費 ~ 短期入所生活介護費)
第6回
介護給付費の基本的な考え方と単位数表3(福祉用具貸与費 ~ 住宅改修費)
第7回
確認テスト1(解答と解説)
第8回
介護給付費の基本的な考え方と単位数表4(指定施設サービス等介護給付費)
第9回
介護給付費の基本的な考え方と単位数表5(指定施設サービス等介護給付費)
第 10 回
確認テスト2(解答と解説)
第 11 回
介護給付費請求の実際1(請求の基本的な流れ)
第 12 回
介護給付費請求の実際2(請求明細記載方法)
第 13 回
明細書記載演習1
第 14 回
明細書記載演習2
第 15 回
期末試験(90 分間)
使用教科書
介護保険請求実務(テキスト1)
、介護保険請求実務(別冊)
、介護給付費明細書 (すべてニチイ学館)
自己学習の内容等アドバイス
授業のみの学習では知識の定着が難しいため、必ず復習として自宅学習をすること。
(2015.4 更新)
[2015 年度版]