平成 27 年 4 月 28 日 国立大学法人 島根大学長 服部泰直 殿 島根大学

平成 27 年 4 月 28 日
国立大学法人
島根大学長 服部泰直
殿
島根大学職員組合
中央執行委員長 初見真知子
島根大学職員組合からの要望書
1.良好な労使関係について
服部学長への公開質問状の回答にあるように,大学新執行部と組合の誠実な
交渉を求めます。また,重要な案件については最高責任者として学長自らの交渉
に臨まれることを求めます。
2.学部改組、大学院改組について
学長のガバナンスが強化されたこともあり、構成員との十分な意見交換と情
報公開を行うことを求めます。特に現在は,教育学部と法文学部,法務研究科の
改組が進んでいますが,構成員は情報不足で,他学部,他研究科の動向が互いに
理解が少なく共有ができていません。また,生物資源科学部,総合理工学部,医
学部の教職員への情報量はかなり少なく,改組問題への関心が低い状況です。島
根大学すべての構成員が,改組問題に関心を持ってほしいことから,改組に関わ
る情報共有の方策(全学説明会等)を至急示されることを求めます。
3.給与関係について(資料 1)
平成 26 年 11 月 26 日付の確認書に基づき下記の 3 項目について早期の解決を
求めます。
1)55 歳以上昇給停止問題の早期解決。
2)平成 30 年からの給与の不利益変更の対する代償措置。
3)給与等を経営判断により柔軟に対応すること。
4.センター所属教員の労働環境の改善について(資料 2)
平成 27 年 1 月 30 日に提出した要望した,センター所属教員の情報伝達,意
思決定,指揮命令系統等、職務内容,相談窓口に関する回答を求めます。
1)センター内の業務、職務の負担から生じているセンターの運営上の課題や
実態の把握。
2)センター所属教員に適格な情報伝達とセンター職員の意見聴取したり議論
を行うための場の形成についての具体案とその提案の時期。
3)センター所属教員への指揮命令系統の現状と改善点。
4)センター所属教員の職務内容を公募・採用時に十分な理解をはかるための
方策。
5)センター所属教員が労働環境の改善をもとめるための相談窓口について現
状と改善点。
5.再雇用に関わる要望について
任期制教員および契約職員については,これまでの経験を生かし任期満了者
の再雇用の促進することを求めます。
6.一般職員個人評価について(資料 3)
2007 年に導入された一般職員個人評価制度において,評価結果は給与処遇に
反映するとされています。その説明責任を果たす上で,評価活動における質の維
持・向上に継続的に取り組むことは必須条件であるといえます。導入時の習熟期
間の短さもあって特に評価者による公平な評価実施に懸念がもたれていました。
2012 年には組合と大学が「評価者研修は毎年行う」との確認書を取り交わして
います。制度導入以降の評価者研修の実施状況について回答を求めます。
以上
資料2
国立大学法人島根大学
小林祥泰学長
平成 27 年 1 月 30 日
島根大学教職員組合
委員長
初見真知子
センター所属教員の労働環境の改善に関わる要望書
貴職にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
センター所属教員から情報伝達,意思決定,指揮命令系統等、職務内容,相談窓口について
改善を求める声が出ております。今後の改善にむけての取り組みを下記の通り要望いたしま
す。
1)センター内の業務、職務の負担から生じている、センターの運営上の課題や実態について
把握がなされているか,お示し下さい。
2)センター所属教員に適格な情報伝達を行い,またセンター職員の意見を聴取したり議論を
行うための場の形成についての具体案とその提案の時期をお示し下さい。
3)センター所属教員への指揮命令系統がわかりにくいという声があります。現状と改善点を
お示し下さい。
4)センター所属教員は,前職で研究を行っていたが,現職では研究がほとんどできないこと
によるストレスを感じている場合があります。公募・採用時にセンター教員に対して職務内容
について十分な理解をはかるための方策をお示し下さい。
5)センター所属教員が労働環境の改善をもとめるための相談窓口について現状と改善点をお
示し下さい。
以上
資料3
一般職員個人評価についての質問書
2007 年に導入された一般職員個人評価制度において,評価結果は給与処遇に反映すると
されています。その説明責任を果たす上で,評価活動における質の維持・向上に継続的に取
り組むことは必須条件であるといえます。導入時の習熟期間の短さもあって特に評価者に
よる公平な評価実施に懸念がもたれており,当時の人事労務課長は「評価者研修を毎年行っ
て資質を上げていくしかない」と述べておられます。更に 2012 年には組合と大学が「評価
者研修は毎年行う」との確認書を取り交わしています。つきましては,制度導入以降の評価
者研修の実施状況について下表によりお答えください。
【一般職員個人評価における評価者研修の実施状況】
年度
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
評価者研修の
新たに評価者となった人数
継続して評価者である人数
実施日と時間数
(うち研修を受けた人数)
(うち当年度研修を受けた人数)
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注:2007 年度は制度導入初年のため,全て新規者欄に集計ください。