法学部 - 慶應義塾大学 学部入学案内

法学部
Faculty of Law
法律学科 政治学科
複雑な社会現象を考察する、2つのアプローチ ̶ 125年の伝統をさらに前へ
法律学科と政治学科からなる今日の法学部は、1890年に米国の法学者ウィグモアを迎えて
開講された大学部法律科と、1898年設立の政治科を源流として構成されました。
車の両輪としての両学科の協力関係を通じ、社会の潮流の変化に伴う国の内外で起きている
さまざまな状況を理解し、民主主義や人権という諸価値の実現に貢献することを理念としてきています。
法律学科では、法律家の育成だけでなく、社会現象を法律的にとらえる能力であるリーガルマインドの
育成を目標としています。政治学科では、組織の指導者に求められる、個別の行為や現象を
全体との関連で適切に位置づけるジェネラリストとしての資質の涵養を目標としています。
ホームページで、より深く法 学 部を知る
Pick Up Menu
法学部紹介ムービー / 法学部で学ぶこと / 研究会(ゼミ)紹介 / 教員紹介 / 留学 /
国際交流 ほか
http://www.law.keio.ac.jp/
*慶應義塾ホームページから 教育 ▶ 大学学部等一覧 ▶ 法学部 とアクセスすることもできます。
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多彩な専任教員を揃え、現代社会の変化に対応した多様な専門科目を用意しています。法律学科では、伝統的
な法律分野に加え、社会的に注目されている国際関係法、知的財産法、環境法、情報関連法などの法現象に対
応した科目を積極的に開講しています。政治学科では、行政・政策研究、国際政治・外交、現代社会・
(マス)
メディア
研究、諸外国の地域研究などに対応した科目を積極的に開講しています。幅広い分野を網羅する充実の環境の
学 部インデックス 文 学 部
充 実 多 彩 な 専 任 教 員と科 目
もと、多様な取り組みが可能です。
社会が発展し、複雑化するにつれ、より高度な専門教育を受けた人材に対するニーズが高まっています。そこで、
経済学部
より高 度 な 社 会 ニ ーズに 対 応
プロフェッショナル・スクールとして大学院を充実させることを目指しています。①成績優秀な 4 年生に入試の一
次試験を免除、② 3 年生に受験資格を与える、いわゆる飛び級制度、③成績優秀者は 1 年間で修士取得可能な
期卒業制度により学部を 3 年で卒業することも可能です。
法律学科 鈴木千佳子研究会
会社の利害関係を調整する、会社法にアプローチ
鈴木 千佳子 教授
商学部
研究会 Pick Up
法学部
どを実施し、最短 4 年間で修士課程まで修了することができます。
また、ロー・スクールに進学する場合には、早
テーマは会社法です。会社法は会社の設立や運営、資金調達などの側面で、
法を理解することで身近なものになるでしょう。研究会では「半学半教」
を実践
しています。班ごとに発表を行ってもらうのですが、事前に課題を検討し、疑問
医学部
さまざまな利害関係を調整する役割を担っています。合併や企業買収も、会社
を解消するために教え学び合う過程からは、新しい発見が生まれてくるはずで
す。一方で、教員と学生が一緒になって考えるというスタンスも、研究会の理想
とともに、仲間との共同研究の楽しさを感じてほしいと思います。
学生からのメッセージ
私は法 曹ではなく一 般 企 業 への就 職を希 望していたため、会 社 法を学びたいと考え
理工 学 部
だと思っています。学生には、主体的に学んで問題を解決する力を身につける
ていました。現 在は持 株 会 社について研 究しています。皆さんよく
「 ○ ○ホールディングス」
という社 名
は時代の変化に伴って改正される法律なので、改正の背 景も検 討するように心がけています。
法学部 法律学科 4 年(石川県・国立金沢大学人間社会学域学校教育学類付属高等学校 出身)
政治学科 西野純也研究会
西野 純也 准教授
私の専攻は、東アジアの国際政治、なかでも朝鮮半島を取り巻く国際関係と
現代韓国朝鮮政治です。朝鮮半島は歴史的に国際政治の主要な舞台のひと
つで、そこでは日本も主要なアクターでした。日本の安全保障や外交政策にお
環境情報学部
東アジアの国際政治を分析し、問題解決の処方箋を探る
総合政策学部
を耳にすると思います。これらは持株会社と呼ばれ、合 併 時に頻 繁に用いられる企 業 形 態です。会 社 法
いても、朝鮮半島情勢は極めて重要な課題であり続けています。研究会では、
法論に則った分析力を養うことが重要な目的の一つです。あわせて、東アジア
国際政治の諸問題や日本が直面する課題を検討し、それらに対する解決策や
政策などの処方箋を提示する能力も身につけてもらいたいと思っています。
現在、私たち研究会メンバーは、三田祭に向けた共同論文を執筆しています。テーマは
「日韓関係」です。今年、国交正常化 50 周年を迎える両国の関係性を、さまざまな側面から分析しています。
研究会に入ったばかりの頃は、課題文献の論点の洗い出しに苦労しましたが、最近は内容を深く理解し、
薬学部
学生からのメッセージ
看護医療学部
地域限定的ではない国際政治についての幅広い学びを通じて、社会科学の方
物事の本質を見極めることで論点がつかめるようになりました。分析力が身についたことを実感しています。
法学部 政治学科 3 年(青森県・県立八戸高等学校 出身)
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4 年 間のカリキュラム
学 科 別 科目と共通科目を履修
法学部は、法律学科、政治学科の 2 学科からなり、学生はそれぞれ所属する学科の法律学科目、政治学科目を履修する他、両学科
に共通する科目も学びます。共通科目の特色としては①語学力、異文化理解能力、異文化コミュニケーション能力の向上を目指
していること、②数学・統計・情報処理能力の向上を図り、4 年間を通して学べること、③基礎的、学際的な理解能力を向上させる
ために、人文科学、
自然科学、社会科学科目を充実させていること、の 3 つが挙げられます。
学びの中心となる研究会
研究会(ゼミナール)では、少人数の仲間の学生と共に、ひとりの教員から2 年間(3 ~ 4 年次)にわたって直接の指導を受けま
す。最終的には自分の問題・関心に基づいたテーマを選び、それに関する資料を集め、教員や仲間との議論を通して理解を深め、
構想を練って自分なりの結論を卒業論文にまとめるという作業を行います。なお、両学科とも研究会は全員加入ではなく、毎年、
希望者の中から選抜された者のみが会員になれます。
そのため、研究会の選択と準備には 1 年生の頃から情報収集が必要です。
思 考力・分 析力を高める少人数制授業
両学科とも少人数制授業の拡充に努めています。特に、演習や特殊研究、研究会授業を一層充実させ、学生一人ひとりの思考能
力、分析能力を高めていきます。
それぞれの分野に少人数制授業が開講されており、多様な取り組みが可能です。
そして、大学院への
進学を促進するため、3 年次に大学院を受験できる
「飛び級」制度や
「大学院推薦入学制度(学部 4 年生対象)」
を用意しています。
学年
1
2
キャンパス
カリキュラムの
流れ
3
日吉
外国語、人文科学、自然科学、社会
科学、そして法律学・政治学の科目を
学び、基礎知識を形作る。
4
三田
1 年次の対象領域に加え、法律学・
政治学の専門知識を固める。
さらに、法律学・政治学、それぞれの
分野を学ぶと同時に、研究会に所属
し、研究活動を進める。
研究会の集大成として、卒業論文を
作成。
共通科目
外国語科目
英、独、仏、
中国、
スペイン、
ロシア、朝鮮語の選択必修外国語は 2 年次までに履修。各語種インテンシブコースの選択もできる。
その他、
イタリア、
ラテン、
ギリシャ、
ポルトガル、
アラビア語を履修できる。
人文科学科目
言語学Ⅰ〜Ⅳ、地域文化論Ⅰ〜Ⅳ、文学Ⅰ・Ⅱ、歴史Ⅰ・Ⅱ、科学史Ⅰ〜Ⅳ、論理学Ⅰ・Ⅱ、倫理学Ⅰ・Ⅱ、宗教学Ⅰ・Ⅱ、哲学Ⅰ・Ⅱ、音楽Ⅰ・Ⅱ、漢文Ⅰ・Ⅱ、美術Ⅰ・Ⅱ、
人文科学特論Ⅰ・Ⅱ など
自然科学科目
物理学 Ⅰ・Ⅱ
(実験を含む)、化学 Ⅰ・Ⅱ
(実験を含む)、生物学 Ⅰ・Ⅱ
(実験を含む)、基礎数学 Ⅰ・Ⅱ、心理学 Ⅰ・Ⅱ、基礎統計学 Ⅰ・Ⅱ、
自然科学研究会 Ⅰ~Ⅳ、
自然科学特論 Ⅰ~Ⅳなどから1 ~ 4 年を通じて履修。
体育科目
体育実技 A、体育実技 B、体育学講義、体育学演習を履修できる。
(憲法を含む)
(必修)、経済学Ⅰ・Ⅱ、政治学Ⅰ・Ⅱ、社会学Ⅰ・Ⅱ、地理学Ⅰ・Ⅱ、近代思想史Ⅰ・Ⅱのうち2 科目選択必修
社会科学科目 法学Ⅰ・Ⅱ
必修
選択必修
●導入科目
憲法(総論・人権)
Ⅰ・Ⅱ
民法(総論)
Ⅰ・Ⅱ、刑法(総論)
Ⅰ・Ⅱ
法の基礎
法学情報処理、国際化と法
法制史概論 Ⅰ・Ⅱ
法律学科
●基幹科目
(30 単位を取得)
憲法(統治)
Ⅰ・Ⅱ、刑法(各論)
Ⅰ・Ⅱ、民法(物権法)
Ⅰ・Ⅱ、民法(債権各論)
Ⅰ・Ⅱ — 日吉
会社法、有価証券法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法総論、労働法、経済法、国際法、国際私法 など — 三田
法律学科目
●展開科目
(44 単位を取得)
(研究会または演習科目8 単位以上を取得)
法制史、ローマ法、法思想史、法社会学、法理学、法文化論、行政救済法、行政作用法各論、租税法総論、国際租税法、
比較競争法、国際経済法、社会保障法、刑事政策、被害者学、国際刑事法、法医学、民法(家族法)、担保法、団体法、企
業取引法、保険法、金融商品取引法、倒産法、民事執行法、裁判法、国際民事手続法、国際武力紛争法、国際海洋法、国
際宇宙法、国際取引法、知的財産法、外国法(英米、独、仏、EU、中、韓国、ラテンアメリカ)、環境法、医事法、政策と法、
法と経済、政治学、社会学、経済政策、経済原論、財政論、金融論、会計学、経営学、研究会(法律学科)、各法演習な
ど — 三田 法学演習、法律外国語演習など — 日吉
自主選択科目 他学部等設置の人文・自然・社会科学科目に相当する科目を履修した場合、卒業単位として算入できる。
社会科学科目
社会学、法学(憲法を含む)、
経済原論Ⅰ、憲法(必修)
経済原論 Ⅱ
(必修)
・民法 Ⅰ・行政法
・民法Ⅱ・国際法・刑法
・経済政策 Ⅰ・Ⅱ
・財政論 Ⅰ・Ⅱ
・国際経済論 Ⅰ・Ⅱ
社会心理学、文化人類学、民法Ⅲ、商法、労働法、経済法、犯罪学、計量経済学、経済史、金融論、労働経済論、社会保障論、経営学、会計学など1 〜 4 年を通じて履修。
必修
選択必修
●基礎科目
政治学科
政治学科目
政治学基礎
政治思想基礎
政治理論基礎
日本政治基礎
地域研究・比較政治基礎
国際政治基礎
●系列科目
(政治思想論、政治・社会論、
日本政治論、地域研究・比較政治論、国際政治論の各系列から4 単位以上を取得)
政治哲学、政治理論史、民主主義思想論、日本政治思想史、中世政治思想、近代政治思想史、政治文化論、東洋政治思
想史、政治権力論、行政学、政治過程論、現代行政論、
アメリカの司法と政治、公共経済論、地域社会論、社会調査論、現
代社会理論、社会変動論、マス・コミュニケーション論、国際コミュニケーション論、マス・コミュニケーション発達史、古
代日本政治史、中世日本政治史、近世日本政治史、近代日本政治史、戦後日本政治史、
日本外交史、
日本行政史、近代日
本政党史、現代日本行政論、日本政治運動史、現代アメリカ論、現代ロシア論、現代中国論、中国政治史、中国法制史、
現代韓国朝鮮論、現代オーストラリア論、現代ラテン・アメリカ論、現代アフリカ論、現代中東論、イスラーム社会論、現代
東南アジア論、現代台湾論、西洋法制史、開発援助政策論、現代国際政治、西洋外交史、現代ヨーロッパの国際関係、
国際政治理論、国際政治経済論、安全保障論など
演習Ⅰ・Ⅱ
(英書講読)
(1・2 年次)
と文献講読(3・4 年次)、研究会(政治学科)
(3・4 年次)
も履修できる。
自主選択科目 他学部等設置科目(専門科目を含む)を履修した場合、卒業単位として算入できる。
(2015 年 4月1日現在)
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個 性 派・国 際派学生の育成
現代の日本社会が求める人物像は、専門的知識を修得しながら、創造的な思考能力や個性を持ち、そして総合的な政策能力を
有する人です。ジェネラリストであっても高い専門的素養を持つ人、あるいはスペシャリストでありながら総合的知識を持つ人が
求められているのです。法学部のカリキュラムも、
そうした人材の養成を目指し、以下の3点を念頭において組まれています。第一に、
学 部インデックス 文 学 部
トピックス
第 2 の専門を持つ個性派学生を育てることです。法律学や政治学の専門的な知識だけでなく、他の分野についても深い知識を
持てるよう、自分の関心や将来の夢に合わせて幅広く学べるようになっています。第二に、外国語に強い国際派学生を養成する
そして第三に、知的訓練を受け、より研究や思考の能力の高い学生を育てることです。統計情報処理にもインテンシブコースを
設置し、数理・統計的研究での高度な利用を短期間に速習できるようにしています。
経済学部
ことです。外国語科目はレベル別・目的別クラス編成とし、第 3 外国語までインテンシブコース
(集中授業)で学ぶことができます。
総 合 的な能力を評価するFIT入試(AO入試)
夫が凝らされています。
「 一芸入試」
とは異なり、主体性、社会性、創造力、表現力、コミュニケーション能力など、積極的に社会で
法学部
FIT 入試は、
リーダーシップや協調性などペーパー試験では評価しにくい能力を見極めようとするもので、選考方法にも独自の工
活躍し、発信できる総合的な能力が評価されます。つまり、これまでしっかりと勉強し、充実した生活を送ってきた魅力ある学生を
全国から発掘するのが FIT 入試の目的なのです(詳細は別冊「入試資料」参照)。
法科大学院(2004 年開設、p.130 参照)や他の専門職大学院を視野に入れて、法学部では新しいカリキュラムを導入しました。
商学部
時 代の要 請に応える新カリキュラム
次のような特長があります。
◇他学部授業の履修
他学部に設置された授業も広く履修できるようになりました。
さらに、法学部に設置された授業では、関心ある分野の科目を1・2 年のみ
ならず、継続して段階的に深く学ぶことができます。
◇より深く学べる外国語
法学部では、外国語を4年間継続して学ぶことができます。
レギュラーコースのほか、少人数クラスで集中的に学ぶためのインテンシブコース
も用意されていて、
さらに第 3 外国語を追加することも可能です。
インテンシブコース修了者には修了証を授与し、成績優秀者は表彰します。
◇副専攻制度の導入
副専攻制度は、主専攻と並行して人文科学や自然科学の領域を副専攻として自主的に学べる制度です。
スペシャリストであると同時に、総合
的視野を身につけたジェネラリストでもある、
という人材育成を目指す法学部ならではのカリキュラムです。修了が認定されると、卒業時
に
「法学部副専攻認定証」
が授与されます。
◇セメスター制による留学促進
夏休み後からの留学を容易にするためにセメスター制(半期制)
を導入し、留学しやすい環境づくりを行っています。
また、留学中に取得し
た単位を卒業単位として認める制度もあり、1 年間留学し4 年間で卒業することも可能です。
◇進路別の演習形式授業
大学院進学をはじめ、国家公務員資格取得、国際企業や国際機関への就職など、
それぞれの進路に対応した授業を上級学年で充実させ
ています。
その成果はWeb 上で公開の予定です。
(http://www.law.keio.ac.jp/)
1 学 年から学べる科目・継続して学べる科目
総合政策学部
また、
ロー・スクール進学者を対象とした早期卒業制度(成績優秀者は 3 年で卒業可能)
を導入しています。
理工 学 部
様々な進路への希望や一人一人の興味に合わせて、科目履修を組み立てることができる自由度の高いカリキュラムが用意されています。
医学部
◇履修を自主的に構築
法学部のカリキュラムは、法律学科目・政治学科目を中心に多彩な科目を用意しています。
それらを選択履修することで、個性的な
に、外国語や人文・自然・社会科学科目を1・2 年生のみならず、3・4 年生まで継続的に学べる点です。
これにより、語学や情報処理
技術なども4 年間しっかり勉強できます。
法律学科と政治学科は、学問分野としては親戚同士の関係ですが、カリキュラムは別立てです。卒業必要単位数の 3 分の 2 近くを
占める専門科目については、設置科目が異なります。卒業後には、両学科とも国連に代表される国際機関、JICA(国際協力機構)、
非政府間の国際組織(NGO)
など国際関係の仕事に就く学生もいますが、狭き門なので数は多くありません。学科による有利不利
ではなく、人数は政治学科の方が多いようです。外交官についても同様で、国際法・国際政治どちらの素養を生かして仕事がしたい
しれません。
ただし法律学科の学生もそれらの科目を履修できますし、
マスコミ関係に就職する学生もいます。
薬学部
かによります。
また、マスコミ関係に進む学生は、マス・コミュニケーション関連の専門科目が設置されている政治学科の方が多いかも
看護医療学部
各 学 科の関 係と国際的な仕事
環境情報学部
履修計画を柔軟にたてられるようになっています。最大の特色は、1 学年から法律学・政治学科目が大幅に組み込まれると同時
国 際 化に対 応した英語による授業の拡充
グローバル化に応えるべく、法律学科、政治学科ともに、海外からの招聘教員が担当する英語による授業の拡充に努めています。
35
法 律 学 科 設置科目
3つの区 分を設け、法律学を体系的に修得
2007 年度入学者から適用されたカリキュラムは、法律学科目について、公法・私法・民事法・刑事法といった法律学の分野ごとの
区分ではなく、
「 導入科目」、
「 基幹科目」、
「 展開科目」
という習熟度別の 3 区分を設けています。
これによって履修の自由度が高まり、
法律学の基礎を効率よく学ぶと同時に、自分の関心のある分野について集中的に勉強、研究することにより、法律学の総合的な
素養に加えて専門的な知識を修得することが可能となっています。
また、それぞれをバランスよく学ぶことで、法律学を体系的に
修得できるようになっていますので、各自の関心や卒業後の進路に合わせて、履修科目を選択することができます。導入科目は、
法律学への導入的基礎科目である憲法(総論・人権)、民法(総論)、刑法(総論)、その他オムニバス科目など。基幹科目は、法律
学の基本的分野からなる科目。
そして、この基幹科目の履修を前提として、より幅広く、多様な方法で問題を追究する科目群が、
展開科目です。
また、現代社会において生じる問題に対応し、積極的に新しい科目を開講しています。特徴としては、1・2 学年に
公務員試験を受験する学生の準備に必要となる科目を用意しているほか、3・4 学年で研究会を重視していること。研究会では、
学問を通した教員と学生との人間関係を大切にしています。
分 野
科 目
法学Ⅰ・Ⅱ
(憲法を含む)
( 必修)
政治学Ⅰ・Ⅱ、社会学Ⅰ・Ⅱ、地理学Ⅰ・Ⅱ、経済学Ⅰ・Ⅱ、近代思想史Ⅰ・Ⅱのうち 2 科目選択必修
社会科学科目
必修
基幹科目
法律学科目
展開科目
研究会
または
演習科目
36
選択必修
導入科目
憲法(総論・人権)
Ⅰ・Ⅱ
民法(総論)
Ⅰ・Ⅱ
刑法(総論)
Ⅰ・Ⅱ
法の基礎
国際化と法
法学情報処理
法制史概論Ⅰ・Ⅱ
憲法(統治)
Ⅰ・Ⅱ
民法(債権各論)
Ⅰ・Ⅱ
民事訴訟法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
行政救済法Ⅰ
民法(債権総論)
Ⅰ・Ⅱ
刑法(各論)
Ⅰ・Ⅱ
会社法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
刑事訴訟法Ⅰ・Ⅱ
労働法Ⅰ
国際法Ⅰ
民法(物権法)
Ⅰ・Ⅱ
有価証券法Ⅰ・Ⅱ
行政法総論Ⅰ・Ⅱ
経済法Ⅰ
国際私法Ⅰ
法制史(日本)
ローマ法
法思想史
行政組織法Ⅰ・Ⅱ
企業税法
国際租税法Ⅰ・Ⅱ
比較競争法
刑事政策(犯罪者処遇論)
被害者学(犯罪被害者支援論)
民法(家族法)
Ⅰ・Ⅱ
企業法総論
金融商品取引法
裁判法
国際武力紛争法
国際私法Ⅱ
外国法(独)
Ⅰ・Ⅱ
外国法(アジア)
外国法(中)
医事法Ⅰ・Ⅱ
経済政策Ⅰ・Ⅱ
金融論Ⅰ・Ⅱ
法制史(東洋)
法社会学
法文化論
行政作用法各論Ⅰ・Ⅱ
資産税法
労働法Ⅱ
国際経済法
刑事政策(刑事制裁論)
国際刑事法
担保法Ⅰ・Ⅱ
企業取引法
倒産法Ⅰ・Ⅱ
国際民事手続法
国際海洋法
国際取引法
外国法(仏)
Ⅰ・Ⅱ
外国法(韓国)
知的財産法Ⅰ・Ⅱ
政治学Ⅰ・Ⅱ
経済原論Ⅰ・Ⅱ
会計学Ⅰ・Ⅱ
法制史(西洋)
法理学
行政救済法Ⅱ
所得税法
租税法総論
経済法Ⅱ
社会保障法Ⅰ・Ⅱ
被害者学(基礎理論)
法医学
団体法
保険法Ⅰ・Ⅱ
民事訴訟法Ⅳ
国際法Ⅱ
国際宇宙法
外国法(英米)
Ⅰ・Ⅱ
外国法(EU)
外国法(ラテンアメリカ)
環境法Ⅰ・Ⅱ
社会学Ⅰ・Ⅱ
財政論Ⅰ・Ⅱ 経営学Ⅰ・Ⅱ
他学科・他学部等の専門的授業科目
法律外国語演習
憲法演習
商法演習
刑事訴訟法演習
刑事政策演習
社会法演習
知的財産法演習
法学演習
民法演習
行政法演習
民事訴訟法演習
外国法演習
法制史演習
環境法演習
研究会(法律学科)
Ⅰ
研究会(法律学科)
Ⅱ
研究会(法律学科)
Ⅲ
研究会(法律学科)Ⅳ
刑法演習
国際私法演習
倒産法演習
国際法演習
法思想史演習
幅 広い領 域を5系列に分け、政治学を多角的に研究
カリキュラムは、政治学科目(基礎科目、系列科目)、社会科学科目から構成されています。現代の政治学が対象とする学問
領域は、きわめて広範かつ複雑です。そのため、政治学科目
(系列科目)は、大きく5 つの系列に分かれています。系列は、政治
思想研究、政治・社会研究(政治、行政、社会、情報・マスコミに関する理論的研究を含む)、日本政治研究、地域研究・比較政治
学 部インデックス 文 学 部
政 治 学 科 設置科目
研究(主要な地域や国々の政治・文化・社会などについて研究する)、国際政治研究に分かれ、多角的な研究が可能です。地球
規模での政治・社会の動きを、歴史、理論、実証、研究の各方面から把握できるカリキュラムです。公務員試験の準備科目は
単位の科目が中心です。春学期、秋学期ごとに講義が完結しますから、留学を検討している学生にも大変便利なシステムです。
政治学科目
社会心理学Ⅰ・Ⅱ
行政法
商法ⅡA・B
国際法
労働法Ⅰ・Ⅱ
経済学・商学系列
経済原論Ⅰ・Ⅱ
(必修)
経済史Ⅰ・Ⅱ
社会保障論Ⅰ・Ⅱ
経済政策Ⅰ・Ⅱ
経営学Ⅰ・Ⅱ
計量経済学Ⅰ・Ⅱ
財政論Ⅰ・Ⅱ
会計学Ⅰ・Ⅱ
国際経済論Ⅰ・Ⅱ
労働経済論Ⅰ・Ⅱ
金融論Ⅰ・Ⅱ
政治学基礎
地域研究・比較政治基礎
政治理論基礎
国際政治基礎
政治思想基礎
日本政治基礎
政治思想論
政治文化論
日本政治思想史Ⅰ・Ⅱ
政治哲学Ⅰ・Ⅱ
近代政治思想史Ⅰ・Ⅱ
政治理論史Ⅰ・Ⅱ
現代政治思想Ⅰ・Ⅱ
民主主義思想論Ⅰ
東洋政治思想史Ⅰ・Ⅱ など
政治・社会論
行政学Ⅰ・Ⅱ
地域社会論Ⅰ・Ⅱ
社会変動論Ⅰ・Ⅱ
国際コミュニケーション論Ⅰ・Ⅱ
政治過程論Ⅰ・Ⅱ
社会階層論Ⅰ・Ⅱ
公共経済論Ⅰ・Ⅱ
社会調査論Ⅰ・Ⅱ
現代政治理論Ⅰ・Ⅱ 現代社会理論Ⅰ・Ⅱ
メディア社会論Ⅰ・Ⅱ
マス・コミュニケーション論Ⅰ・Ⅱ
マス・コミュニケーション発達史Ⅰ・Ⅱ など
日本政治論
古代日本政治史Ⅰ・Ⅱ
戦後日本政治史Ⅰ・Ⅱ
現代日本行政論Ⅰ・Ⅱ
近世日本政治史Ⅰ・Ⅱ 近代日本政治史Ⅰ・Ⅱ
中世日本政治史Ⅰ・Ⅱ
日本行政史Ⅰ・Ⅱ
近代日本政党史Ⅰ・Ⅱ
日本外交史Ⅰ・Ⅱ
日本政治運動史Ⅰ・Ⅱ など
地域研究・
比較政治論
現代ロシア論Ⅰ・Ⅱ
現代アメリカ論Ⅰ・Ⅱ
現代韓国朝鮮論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 現代ラテン・アメリカ論Ⅰ・Ⅱ
アフリカ社会論Ⅰ・Ⅱ
開発援助政策論Ⅰ・Ⅱ
西洋法制史 など
国際政治論
西洋外交史Ⅰ・Ⅱ
現代ヨーロッパの国際関係Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
日本外交史Ⅰ・Ⅱ
現代国際政治Ⅰ・Ⅱ
現代韓国朝鮮論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 国際政治理論Ⅰ・Ⅱ
国際政治経済論Ⅰ・Ⅱ 国際コミュニケーション論Ⅰ・Ⅱ
開発援助政策論Ⅰ・Ⅱ
現代東南アジア論Ⅰ・Ⅱ など
研究会
政治学科専任教員によるセミナー形式の授業(選抜あり)
文献講読
文献講読Ⅰ・Ⅱ
特殊研究
系列科目の講義授業を基礎に、少人数による集中的な報告・討論形式の授業
演習
演習Ⅰ・Ⅱ
現代中国論Ⅰ・Ⅱ
現代中東論Ⅰ・Ⅱ
中国法制史
中国政治史Ⅰ・Ⅱ
現代東南アジア論Ⅰ・Ⅱ
現代台湾論
看護医療学部
民法Ⅰ・Ⅱ
商法ⅠA・B
環境情報学部
法学(憲法を含む)
(必修) 憲法(必修)
刑法
民法ⅢA・B
経済法Ⅰ・Ⅱ
犯罪学Ⅰ・Ⅱ
総合政策学部
法学系列
政治学科目
文化人類学Ⅰ・Ⅱ
理工 学 部
社会学(必修)
医学部
社会学系列
(基礎科目)
(系列科目)
科 目
商学部
社会科学科目
系 列
法学部
分 野
経済学部
1・2 学年に配置。また演習や研究会活動を重視して教員と学生の人間関係を大切にしています。授業は学期ごと
(春・秋)の 2
薬学部
37
専 任 教員一覧
氏名
教授
専門領域
中国語
教授
朝鮮語
安田 淳
林 秀光
准教授 磯 部 靖
専任講師 島 田 美 和
准教授
フランス近・現代詩、
シュルレアリスム
19 世紀フランス文化
19-20 世紀フランス文学(ステファヌ・マラルメ、ポール・クローデル)
20 世紀フランス文学
日本文学
16 世紀フランス文学
現代中国の安全保障
現代中国政治
現代中国政治
中国近現代史
礒 㟢 敦 仁 北朝鮮政治・社会、
日朝関係
スペイン語
准教授
熊 野 谷 葉 子 ロシア語、ロシア文化
物理学
教授
生物学
教授
秋山 豊子
准教授 金 谷 信 宏
専任講師 小 野 裕 剛
坪川 達也
日本政治
歴史
片 山 杜 秀 近代日本思想史
地 域 研 究・比 較 政 治
政治学科専任者
化学
教授
犬伏 由子
北澤 安紀
武川 幸嗣
田髙 寛貴
君嶋 祐子
水津 太郎
民法
国際私法、国際取引法
民法
民法、担保法
知的財産法
民法
太田 達也
亀井源太郎
オステン,フィリップ
佐藤 拓磨
刑事政策、犯罪学、被害者学、
アジア法
刑法、刑事訴訟法
刑法、国際刑法、司法制度論
刑法
宮島 司
山本爲三郎
鈴木千佳子
杉田 貴洋
商法
商事法、金融法
商法
商事法
准教授
教授
教授
教授
准教授
大 濱 し の ぶ 民事訴訟法、民事執行法
工 藤 敏 隆 民事訴訟法、民事執行法、倒産法、
司法制度論
准教授
青 木 淳 一 行政法、公益事業法
教授
吉 村 典 久 租税法、国際租税法
教授
田 村 次 朗 経済法、交渉学、国際経済法
内 藤 恵 労働法、社会保障法
大 森 正 仁 国際法
明 石 欽 司 国際法
専任講師 尹 仁 河 国際法
教授
教授
准教授
教授
准教授
教授
教授
細胞生物学、発生学、分子遺伝学、生化学
細胞遺伝学
発生生物学、遺伝学
社会神経科学、感情の神経生物学
教授
小 瀬 村 誠 治 化学生態学、天然物化学
専任講師 志 村 正 有機金属化学、高分子化学、電気化学
教授
准教授
下 村 裕 力学、流体物理学、乱流の統計理論
小 林 宏 充 プラズマ物理、流体力学、数値シミュレーション、
エネルギー変換
杉 本 憲 彦 地球物理学、
地球流体力学、
気象学、
流体力学、
計算科学
寺 山 千 賀 子 物理教育
専門領域
小 山 剛 憲法学
駒 村 圭 吾 憲法、言論法
政 治・社 会
准教授
助教
政治思想
ロシア語
准教授
大 久 保 教 宏 ラテンアメリカ史、キリスト教史、宗教学
本 谷 裕 子 ラテンアメリカ文化、文化人類学、民族服飾学
折 井 善 果 スペイン文献学、思想史
教授
行政法 租税法 社会法 国際法 外国法 法制史
朝吹 亮二
鵜㟢 明彦
大出 敦
准教授 笠 井 裕 之
楢橋・アンリ ナタリー
専任講師 岩 下 綾
民事訴訟法
フランス語
教授
氏名
教授
准教授
商法
岩下 眞好
許 光俊
三瓶 愼一
シャールト,ミヒャエル
刑事法
ドイツ語
外 国 語・共 通 科 目 専 任 者
ドイツ語圏の文学・芸術
芸術、文学
ドイツ語学
准教授
応用言語学、実証外国語教育研究、評価研究、アク
ションリサーチ、
カリキュラム研究、
外国語教授法
専任講師 新 谷 崇 ドイツ語学
教授
専攻 職位
法律学科専任者
19 世紀末の英米文学
認知科学、言語心理学、意味論、神経心理学
英文学、英文化
比較文学、比較文化
英仏(日)比較文学
アメリカ文学、アメリカ文化研究、現代アメリカ論
言語学(対照言語学)
19 世紀イギリス文学および文化
アメリカ研究、
アフリカ系アメリカ文学、南部史
認知言語学、
日本語学
言語学
アメリカ演劇
アメリカ文学、ポピュラー音楽研究
応用言語学
イギリス文学、イギリス映画研究
古代ローマ史、現代中央アメリカ政治
言語学
アフリカ系アメリカ文学
20 世紀から現代にかけての英文学と文化
応用言語学、英語教育学
民法(国際私法を含む)
英語
久我 俊二
辻 幸夫
武藤 浩史
太田 昭子
レイサイド,ジェイムス
鈴木 透
小屋 逸樹
横山 千晶
奥田 暁代
熊代 敏行
篠原 俊吾
常山菜穂子
大和田俊之
准教授 ギブソン,ロバート ブラウン
佐藤 元状
ヘンク,ニコラス
専任講師 古 賀 裕 章
有光 道生
近藤 康裕
大野 真澄
憲法
専攻 職位
准教授
西 川 理 恵 子 英米法、国際取引法
前 田 美 千 代 ラテンアメリカ法
霞 信 彦 日本法制史
岩 谷 十 郎 日本法制史
薮 本 将 典 西洋法制史
萩原 能久
堤林 剣
田上 雅徳
大久保健晴
政治哲学、現代政治理論
18・19 世紀フランス政治思想史
西欧政治思想史
東洋政治思想史、比較政治思想史
関根 政美
大沢 秀介
小林 良彰
有末 賢
大石 裕
大山 耕輔
麻生 良文
河野 武司
澤井 敦
片山 善博
塩原 良和
社会変動論、人種・エスニック集団関係、国際社会学
憲法、司法過程論、憲法政策論(日本)
政治学(公共選択論、政治過程論)、現代日本政治論
社会学(都市社会学・生活史研究)
マス・コミュニケーション論、政治社会学
行政学、政策研究、ガバナンス論
公共経済学、財政学
合理的選択の政治学、現代日本政治の計量分析、現代政治理論
社会理論、社会学史、死の社会学
地方自治、地方財政、地方税
社会学・社会変動論、多文化主義・移民研究、
オーストラリア社会研究
烏 谷 昌 幸 ジャーナリズム論、政治社会学
国際政治
教授
日本政治論、皇室制度
笠 原 英 彦 日本政治史、
玉 井 清 近代日本政治史
日本政治思想史
小 川 原 正 道 日本政治史、
教授
富田 広士
横手 慎二
井上 一明
高橋 伸夫
出岡 直也
岡山 裕
粕谷 祐子
小嶋華津子
大串 敦
中東地域研究
ロシア政治外交史
現代アフリカ政治論、
アフリカ現代史
現代中国政治史
ラテンアメリカ政治
アメリカ政治・政治史
比較政治学理論、政治制度、
フィリピン政治
現代中国政治
ロシアおよび旧ソ連諸国の政治
添谷 芳秀
赤木 完爾
田所 昌幸
山本 信人
細谷 雄一
宮岡 勲
西野 純也
国際政治学、アジア太平洋の国際関係、日本外交
国際政治、戦争史、安全保障研究
国際政治学、国際政治経済学
東南アジア研究、国際関係論
外交史、国際政治学
国際政治理論、安全保障研究
現代韓国朝鮮政治、東アジア国際政治、日韓関係
准教授
教授
准教授
(2015 年 4 月 1 日現在)
38
学 部インデックス 文 学 部
学 生パーソナルライフ
~法学部編~
自ら行 動すれば 、誰もが 親身になって協力してくれる
私は、政治学はもちろん、法律学、
社会学、経済学など、さまざまな
分野の学問を学べることに魅力を
感じ、法学部政治学科を選びまし
経済学部
た。慶應義塾にはとにかく特徴的
な人が多いです。それは、多様な
バックグラウンドを持った人が集まっているからこそだと思いま
す。大学では自主性が大切です。行動しない限り誰も気にかけて
くれませんが、自ら行動を起こせば、誰もが親身になって協力して
法学部
くれます。学業以外では、ハンドボールサークルに所属し、海外旅
行や東北でのボランティア活動など、視野を広げる経験も大切に
しています。アルバイトは、週に 2 ~ 3 回カフェで働いています。
試験前はシフトを入れないことを理解してくれるので、学業とも
商学部
両立できています。一人暮らしは自分の時間が自由に設定でき
て新鮮ですが、自分を律しなければなりません。私は、午前中に
予定が無くても8 時には起床するなどのルールを決めています。
法学部 政治学科 3 年
(和歌山県・県立桐蔭高等学校 出身)
医学部
●
法学部生の生活データ例
1カ月の収支 ①(実家暮らし)
1カ月の収支 ②(一人暮らし)
奨学金
5 0 , 0 00 円
支出
アルバイト
22,000 円
合計
42,000 円
交際費
20,000 円
合計
1 8 5 , 0 00 円
交通費
2,000 円
家賃
8 5 , 0 00 円
5,000 円
アルバイト
1 0 , 0 00 円
合計
42,000 円
交際費
3 0 , 0 00 円
(東京都出身・1 年生・女性)
電話代
5 , 0 00 円
交通費
1 0 , 0 00 円
書籍代
18:30 友人と夕食
(∼20:30)
5 , 0 00 円
貯金
1 0 , 0 00 円
合計
1 8 5 , 0 00 円
8:00 起床
8:30 朝食
10:00 登校
10:45 授業
13:00 授業
(∼18:00)
12:15 昼食
ある1日のスケジュール②(日吉キャンパス・1 年生・女性)
(和歌山県出身・3 年生・男性)
0:30 就寝
18:00 友人と夕食
時間割 ①(春学期・日吉キャンパス・法律学科・2 年生・女性)
火
スペイン語第Ⅳ
英語第Ⅳ
レベル2
2
美術Ⅰ
民法(物権法)
Ⅰ
刑法(各論)
Ⅰ
3
Legal Writing and
PresentationⅠ
民法
(債権各論)
Ⅰ
英語第Ⅳ
レベル2
4
5
水
木
生物学Ⅰ
(実験を含む)
生物学Ⅰ
(実験を含む)
国際化と法
憲法(統治)
Ⅰ
哲学Ⅰ
15:00 自習
13:00 授業
(∼14:30)
12:15 昼食/サークルのミーティング
参考:法学部入学に必要な費用
木
金
土
研究会
3
地域研究・比較
現代オーストラリア論Ⅰ 現代日本政治論Ⅰ
政治論特殊研究Ⅲ
近代政治思想史Ⅱ
安全保障論Ⅰ
社会調査論Ⅱ
現代中東論Ⅱ
戦後日本政治史Ⅱ
国際法演習
在籍基本料
60,000 円
授業料
830,000 円
施設設備費
190,000 円
その他の費用
合計
200,000 円
薬学部
水
学費
火
入学金
国際経済論Ⅱ
2
9:30 起床・朝食
10:20 登校
10:45 授業
(入学金を含む初年度納入金 : 2015年度参考例)
1
4
土
スペイン語第Ⅳ
時間割 ②(秋学期・三田キャンパス・政治学科・3 年生・男性)
月
金
看護医療学部
月
法学演習
1
16:30 サークルの部室へ
環境情報学部
20:30 帰宅∼家事・
語学・入浴
総合政策学部
3 0 , 0 00 円
光熱水費
支出
食費
15,000 円
※趣味
23:00 自由時間 0:00 就寝
22:00 勉強
21:00 帰宅∼入浴
4 0 , 0 00 円
その他 ※
書籍代
ある1日のスケジュール ①(三田キャンパス・3 年生・男性)
理工 学 部
9 5 , 0 00 円
20,000 円
収入
収入
家 族から
家 族から
13,350 円
1,293,350 円
5
39