JP 新規事業の最先端国際物流子会社 JPSGL

日本郵政グループに関連する会社の活動状況について紹介します。
JP 新規事業の最先端国際物流子会社 JPSGL
大規模国際ロジスティクス案件にも対応
JPSGLは国
際航空貨物輸送に
加え、大規模な輸
送プロジェクトも
行います。
JPグループ念願の国際物流事業へ進出
も、最先端に位置するものと思います。
法人のお客様の国際物流をサポート
JPSGLは、陸・海・空の輸送手段
を組合せ、お客様のニーズに合わせた最
JPサンキュウグローバルロジスティ
クス株式会社︵JPSGL︶は、新たな
収益源である国際ビジネス&物流ビジネ
適な国際貨物輸送を手配しております。
デン郵政・セルビア郵政・ブラジル郵政
なり、JPSGLのターゲット貨物です。
す。つまり、高付加価値の物品は空輸に
貿易金額ベースでは二四%が航空輸送で
重量ベースでは九九%が海上輸送ですが、
の貿易は、船と飛行機で国際輸送します。
主は、航空フォワーディングと呼ばれ
る国際航空貨物輸送手配です。島国日本
ス分野への進出の橋頭堡です。国際物流
事業について、日本郵便が総務大臣の新
規事業認可を得た二〇〇八年に設立され
ました。
このJPSGL設立は、ゆうパック分
野での提携を続けていた、山九株式会社
との連携によります。同社の航空貨物事
受注し、JP・山
関連の国際輸送を
貢献活動
︵PKO︶
貢献します。大型
国際郵便の向上に
郵政の品質向上は、
しています。海外
の搬入をお手伝い
− 16 −
業部署を別会社化していただき、その株
式の六割をJP側で取得しました。
設立直後のリーマンショックの影響で、
日本発着貨物量が半減する厳しい状況で
したが、営業活動等の地道な積み重ねが
実を結び、三期連続黒字継続中です。
山九株式会社の総合物流企業としての
経験・ノウハウと、JPグループの幅広
い顧客接点・ネットワークを活かし、郵
便輸送ではあり得なかった、大型・大量
の貨物輸送、グローバル輸送に果敢に挑
んでおります。
JPグループは、新規事業展開を進め、
事業多角化する中ですが、このJPSG
Lは、業務も客層も、これまでは関与で
きなかったものであり、新規事業の中で
航空機をチャーターしました。
へ納品する区分機についても、二十台近
今後機能強化に努め、JPグループと
して、お客様の輸送ニーズに広く対応し、
く国際輸送しております。
最近力を入れているのがJPとの連携
による郵便インフラ関連の輸出入です。
新規事業の最先端を走ってまいります。
郵便インフラ関連の輸出入をサポート
メーカーと連携し、JPが開発・活用
してきた郵便インフラ関連技術を海外郵
政に紹介、その輸
九・JPSGLの
送や現地郵便局へ
連携で約二十名の
機械など特殊輸送
二〇一二年に防
衛省から国際平和
チームを中米へ派
の経験・スキルが
なります。
との連携が強みと
高い山九株式会社
遣し、対応しまし
た。
国連ハイチ安定化ミッション
関連運送で頂いた記念の
楯
− 17 −
代表取締役副社長 石橋 守
二 〇 一 四 年 は、
アフリカ往復航空
会社概要
JP サンキュウグローバルロジスティクス株式会社
(JPSGL)
輸送で、大型貨物
JPでは、川崎
東郵便局・新大阪
郵便局・新東京郵
便局に導入した仏
製大型区分機三台
を国際輸送・搬入
また、スウェー
しました。
社 名:JPサンキュウグローバルロジスティクス株式会社
(英文名 Japan Post Sankyu Global Logistics Co., Ltd.)
本 社:東京都中央区勝どき
代 表 者:代表取締役社長 飯山 正[元・山九㈱執行役員]
代表取締役副社長 石橋 守[日本郵便㈱国際事業部担当部長 在籍出向中]
専務取締役 原 昇[元・郵便事業㈱国際事業部担当部長]
従業員数:147人(平成26年9月末現在)
資 本 金:3億円(平成26年3月末現在)
出資比率:日本郵便㈱ 60% 山九㈱ 40%
設立年月:平成20年(2008年)7月1日
国内拠点:東京・大阪の営業支店 及び 成田・羽田・中部・関西・福岡の空港支店
事業内容:法人のお客さまが貿易貨物の輸出入で御利用される次の国際物流サービス
①貨物利用運送事業 ②貨物航空運送代理店業 ③貨物自動車運送事業 ④通関業 等
そ の 他:一般社団法人 航空貨物運送協会(JAFA)理事会社
JPSGLの詳細は、こちら。 http://www.japanpost-sankyu.com
https://www.facebook.com/JapanPostSankyu
日本郵政・関連会社の紹介シリーズ