見 え る 現 実 、 知 ら れ ざ る 真 実 世界報道写真展 2 0 1 5 ◉自然の部 単写真2位 生まれて初めてサイに出会った、サンブル族の若者たち。ケニアの人々の ほとんどは、地元の野生動物を目にすることがない。組織犯罪網による密猟 が、アフリカの大平原の大型動物の数を激減させている。人々の関心は野生 動物の危機や、自然保護レンジャーと密猟者の闘いに集中し、密猟阻止の 前線に立つ先住民族への支援策にはほとんど向かわない。大型動物の生き 残りの鍵を握るのは先住民族だ。 6.27 8.9 SUN 東京芸術劇場 ギャラリー1[ 池袋 2 015 東京展 会 場 SAT アミ・ヴィタール(アメリカ、 ナショナルジオグラフィック誌)ケニア北部、 レワダウンズ自然保護区 5 階] 東 京 都 豊 島 区 西 池 袋 1 - 8 - 1 開館時間:10:00 ~17:00 (金・土は 20:00まで) 入館は閉館の30分前まで 休館日:7月6日、 27日 観覧料:一般 800(700)円/学生600(500)円/中高生・65歳以上 400(350)円 小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料。第 3 水曜日は65歳以上無料。 ※( )は前売り・20名以上の団体料金 ※前売り期間は 6月26日まで ◉ チケットはセブン-イレブン(店内マルチコピー機「セブン チケット」公演名: 【東京展】世界報道写真展2015)でお買い求めいただけます。東京芸術劇場でも前売り、当日券を販売します。 主催:世界報道写真財団、朝日新聞社 共催:東京芸術劇場、東京都写真美術館 (公益財団法人東京都歴史文化財団) 後援:オランダ王国大使館、公益社団法人日本写真協会、公益社団法人日本写真家協会、全日本写真連盟 協賛:キヤノンマーケティングジャパン株式会社 お問い合わせ:東京芸術劇場 TEL. 03-5391-2111 公式サイト 世界報道写真展 2015 検 索 世界報道写真財団のワールドスポンサーはキヤノン、 ワールドサポーターは「オランダ郵便番号宝くじ」 です。 世 界 報 道 写 真 展 見 え る 現 実 、 知 ら れ ざ る 真 実 オランダで毎年開かれる「世界報道写真コンテスト」。世界各地の10万点近 い応募作品の中から選ばれた大賞など、約150点の入賞作品を紹介する 「世界報道写真展2015」 を開催いたします。ケニアの自然保護区に生きる野 生のサイとサンブル族の若者。自由を求め命を懸けて海を渡る人々。性的少 数者の姿を美しい写真で表現した大賞作品など、同じ時代を生きる人たち の、普段目にすることが少ない現実を知ることのできる貴重な展覧会です。今 年は、例年開催している東京都写真美術館(恵比寿)が改修工事に伴う休 館中のため、池袋の東京芸術劇場ギャラリーで開催いたします。 ◉スポーツの部 単写真1位 W杯トロフィーを見つめる アルゼンチンのメッシ。決勝 後のマラカナン競技場での 表彰式で。延長戦でドイツの マリオ・ゲッツェがゴールを 決め、アルゼンチンは0-1で 敗れた。 鮑泰良 (中国、 成都商報) ブラジル、 リオデジャネイロ ◉ポートレートの部 単写真 1位 日曜学校へのバスを待つ ローリンダ。オーストラリア の恵まれない地域で、社会か ら切り離された若い女性の ひとり。健康と幸福への道に は、根強く残る貧困、人種差 別、数世代にわたるトラウマ の連鎖、暴力、依存症など幾 多の壁が立ちふさがる。 ラファエラ・ロゼッラ (オーストラリア、 Oculi) オーストラリア ニューサウスウェールズ州モーリー ◉一般ニュースの部 単写真2位 リビアから25キロ北の海で、イタリア海軍巡洋艦に救助された難民たち。2013年にシチリアとマルタの沖で子どもを 含む何百人もの難民が水死したことを受け、イタリア政府は海軍に “私たちの海”と名付けた救援活動を行わせている。 2014年だけでも15万人以上の難民が保護されイタリアに移送された。 マッシモ・セスティーニ (イタリア) 2014年6月7日、 リビア沖 ◉スポットニュースの部 単写真1位 機動隊と反政府デモ隊の衝突中に負傷した若い女性。前年のデ モに参加していた15歳の少年が亡くなり、葬儀後に抗議デモ が催された。首都アンカラでは警察がデモ隊に催涙ガスと放水 銃を使い、イスタンブールでは、少年の埋葬のため墓地へ向 かっていた群衆が反政府スローガンを叫び、路上に放火した。 ビュレント・クルチ (トルコ、 AFP通信) 2014年3月12日 トルコ、 イスタンブール ◉現代社会の問題の部 単写真1位【世界報道写真大賞】 同性愛のカップル、ジョンとアレックス。ロシアでは、レズビ アン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(LGBT)の 暮らしが、ますます困難になっている。性的少数者は、法的、社 会的差別や嫌がらせに加え、暴力的なヘイトクライム(憎悪犯 罪)の被害に遭っている。 マッズ・ニッセン (デンマーク、 Scanpix/Panos Pictures) ロシア、 サンクトペテルブルク ◉現代社会の問題の部 単写真2位 工場で働く19歳の魏さん。赤い塗料が漂う中、マスクとサンタ帽を身に付けて乾燥 中のクリスマス飾りのそばにたたずむ。勤務開始から数時間で全身が赤いすすで染 まるため、1日に6枚のマスクを使い、帽子で髪を守っている。 陳栄輝 (中国、 City Express) 中国、 浙江省金華市義烏 N E V E N T ▶ フォトドキュメンタリー・ワークショップ2015 (主催=東京都写真美術館/朝日新聞社) 講師:Q. サカマキ(写真家、WPP07受賞者、NY在住)、 外山俊樹(『アエラ』フォトエディター) 7月18日 (土)、 19日 (日)、 20日 (月・祝)※3日間通し 事前申込制 参加費:¥20,000 定員:20名 会場:東京芸術劇場ミーティングルーム7(池袋) 21世紀のフォトドキュメンタリー、フォトジャーナリズムについて実践的な方法を考えるワークショップを開催 いたします。フォトドキュメンタリーの最前線で活躍する講師を迎え、レクチャー、ポートフォリオ・レヴュー、ク イック・ヒット・エッセイ制作を3日間で行う集中セミナーです。国内では数少ないフォトジャーナリズム、フォト ドキュメンタリーの現場を学べるプログラムです。 (詳細は東京都写真美術館ホームページ www.syabi.com を ご確認ください) 西口 2016年はリニューアル・オープン後の東京都写真美術館で開催します。
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