NPO法人DSS 2015年度 夏期インターンシップ概要 ■DSSとは?■ DSSは、日本の大学生の就学意欲の向上を通した就業力の向上と、そのために、企業の採用時におい て大学時の履修履歴が積極的に活用され、就業力向上につながる大学の講義内容の充実、および評価 の厳正化が促進されるような社会の流れを創生することを目的に2011年に設立されたNPO法人です。 現状の日本では、主に文系学部における学業への期待感の低さ・成績への信頼感の欠如から、大学教 育と 就職活動における負のスパイラルが発生し、結果的に大学生が学業に力を入れても報われない社 会になっています。そして、この「負のスパイラル」が就職活動および大学教育の諸問題を発生させ 続けています。DSSは、企業による履修履歴の活用を促進することで、 大学成績に対する信頼度の向 上を図り、大学生が学業に力を入れることが報われる社会を実現することを目的としています。 企業 (採用担当者) 学生 課外活動には力を入れるが 学業においては楽に単位が取れる授業 を選択する傾向が強くなる 課外活動のみを評価 しがちになる (学業活動は参考にしにくい) 1 5 2 「負のスパイラル」 大学(教員) 教育へのモチベ―ションが下がり、 単位取得が楽な授業になりやすい (その方が学生が集まりやすい) 学生 授業に対する期待が減少し、 就活準備・課外活動に従事 しがちになる 3 4 法人概要 ●法人名:大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会(略称 DSS) ●役員一覧 代表:辻 太一朗(株式会社リンクアンドモチベーション 元取締役) 理事:漆崎 博之(株式会社フルキャストホールディングス 元代表取締役社長) 理事:高橋 俊介(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授) 理事:村井 満(RGF Hong Kong Limited会長 第5代日本プロサッカーリーグ理事長(Jリーグチェアマン)) 理事:野田 稔(明治大学大学院 グローバルビジネス研究科 教授) 監事:篠原 一彰 (篠原会計事務所所長) ●パートナーボード DSS活動の趣旨に賛同いただいた人事・採用の専門家の方々により、本活動の推進を促進させるためにご意 見をいただく機関として「パートナーボード」を設置しております。 伊藤 小宮 外村 曽和 常見 篤志(i4代表 ファシリテーター) 健実(株式会社採用と育成研究社 代表) 学(元リクルート人事部長) 利光(株式会社人材研究所 所長) 陽平(作家「大学生の学ぶ技術」「くたばれ!就職氷河期」 「最強(内定請負人就活の答え」他) 丸山 貴宏(株式会社クライスアンドカンパニー 代表取締役社長) 淡野 健 (学習院大学 キャリアセンター 主事) ●所在:〒102-0073 東京都千代田区九段北1-14-17 ●ホームページ:http://www.npo-dss.com/ ■実習内容■ 本インターンシップにご参加いただく学生の皆さんには、 DSSがサポートする学生団体「就活生と 企業の共生を考える学生調査ネットワーク(略称:就活生ネット)」の運営に関する以下の3種類の 業務をしていただきます。いずれについても、業務内容に明確な規定はありません。皆さんの自由 な発想を生かして、企画から実施までのすべてに携わっていただけます。 ①組織の拡大に関する業務 参加学生数を増やしていく為にどのようなことをすればよいのかをDSSスタッフや学生団体のメ ンバーと一緒に考えていただき、その企画と実施の両方に携わっていただきます。 ②学生団体メンバーへ提供する内容の考案と情報収集・配信 どんな情報が学生の皆にとって有益な情報となるのか、インターンシップ参加者の皆さんにアイデ アを出していただき、実際の配信コンテンツ(ホームページやTwitter、Facebookページ等)作成 もしていただきます。 ③学生団体メンバーからの情報収集に関する業務 日本の就職活動を変えるためには、まず学生の皆さんの「生の声」を集める必要があります。就活 生ネットでは、そのための調査を実施することを考えていますが、皆さんにはどのような調査を行 えばよいのかを考えるところから、実際の調査の実施、結果の集計・総括に至るまでのすべてに関 わっていただきたいと思います。 就活生と企業の共生を考える 学生調査ネットワーク この学生団体は、 ①「就活終われハラスメント(おわハラ)」の抑止 ②「履修履歴活用面接」の推進 という二つの施策の理解を広げることで、就職問題を解決し、日本の大学生は世界的にも優秀だ と言われるような社会を創ることを目的に活動しています。 この活動は、学生の皆さんの多くが身近なところで感じている就活での違和感や問題点を皆さん 自身の手で変えることが出来る活動です。国会議員や文科省の協力も得ており、学生のミーティ ングの様子が新聞等のマスコミでも取り上げられる等、社会的にも注目を集めています。 現在は、上記二つの施策や活動内容についての周知を行いながら、その実態調査に向けて準備を 進めています。 ホームページ:http://www.shukatsu-student.net/ 公式パンフレット:http://www.shukatsu-student.net/pamph.pdf/ ■DSSインターンシップ4つの特徴■ 1、実際の仕事を体験できる ・仕事のシミュレーションをするのでなく、実社会で実際に仕事を体験できる。 ・決められた業務をこなすだけではなく、自らがアイデアを出し、企画と運営の双方に携われる。 ・実習を通して、効率的な仕事の仕方、仕事のスケジューリングが学べる。 ・実体験したこと、仕事の進め方の構築法を学んだことが社会人となり仕事をする上で強みとなる。 2、「就職活動」そのものに詳しくなれる ・みなさんがこれから取り組む「日本の就職活動」のあり方そのものを変えるための活動ができる。 ・DSSは、代表の辻太一朗ほか、「採用の専門家」をパートナーとして迎えている(後述)。 ・実際に企業を訪問する等、社会人と接することで企業について詳しくなれる。 3、社会貢献できる ・NPO法人の仕事である。 ・「就活生と企業の共生を考える学生調査ネットワーク」の活動は、就活問題を解決し、日本の 大学教育のレベルアップに繋がるもので、国会議員や文部科学省の協力も得ている社会的な活動であ る。 4、厚いサポート体制がある ・DSS代表辻太一朗ほか、指導員の指導を下に実習できる。 代表の辻ほか、人事・採用の専門家の方々をパートナーに迎えています 辻 太一朗(NPO法人DSS代表。 京都大学工学部卒業。(株)リクルートで全国採用責任者として活躍後、その後、いくつかの経歴を経、採用 コンサルタントとして延べ数百社の企業を担当。数多くの大学で講演、面接トレーニングの実績をもつ。10 年、大学教育と企業採用の連携を支援することを目的に(株)グロウスアイを設立し、11年には、NPO法人 「大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会(略称DSS)」を設立。) < パートナー紹介 > 小宮 健実氏(株式会社採用と育成研究社 代表。 1993年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。人事にて採用チームリーダーを務めるかたわら、社外において も採用理論・採用手法について多くの講演を行う。さらに大学をはじめとした教育機関の講師としても活躍。 2005年首都大学東京チーフ学修カウンセラーに転身。大学生のキャリア形成を支援する一方で、企業人事担 当者向け採用戦略講座の講師を継続するなど多方面で活躍。2008年3月首都大学東京を退職し、同年4月「採 用と育成研究社」を設立、企業と大学双方に身を置いた経験を活かし、企業の採用活動・社員育成に関する コンサルティングを実施。現在も多数のプロジェクトを手掛けている。) 曽和 利光氏(株式会社人材研究所 所長。 京都大学教育学部教育心理学科卒業後、株式会社リクルート入社、人事部配属。 人事コンサルタント、人事部採用グループゼネラルマネジャー等を経験し、2009年 ライフネット生命保 険株式会社、株式会社オープンハウスで人事部門責任者。2011年 株式会社人材研究所(Talented People Laboratory Inc.)設立、代表取締役社長に就任し、現在に至る。) 常見 陽平氏(作家「大学生の学ぶ技術」「くたばれ!就職氷河期」「最強(内定請負人就活の答え」他。 一橋大学商学部卒業後、株式会社リクルート入社。2005年大手玩具メーカーに転職し、新卒採用担当者に。 2009年株式会社クオリティ・オブ・ライフに参加。新卒採用に強い人材コンサルタントである。著述家、実 践女子大学・武蔵野美術大学非常勤講師として活動しつつ、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。) 丸山 貴宏氏(株式会社クライスアンドカンパニー 代表取締役社長。 大手就職情報会社の人事採用担当を約7年経験後、クライス&カンパニーを設立。前職からの候補者面談者数 は10,000名を超え、その経験と実績に基づいたカウンセリングは業界でも注目されている。単に企業情報の 提供に留まらず、「候補者の根っこのエネルギーを発掘する作業が我々の使命」がモットー。) ■募集要項■ ■応募資格:学部、学科、学年不問 ■募集人数(予定):5~10名程度 ■開催時期・期間:2015年8~9月の夏休みの期間(7時間/日 を、計10~20日間) ■実習地:NPO法人DSS事務局 東京都千代田区九段北1-14-17 AMINAKA九段ビル1階 ■説明会・面談について: A.説明会【任意参加】 下記の通り、説明会を実施いたします。 <日時>7月14日(火)17時~18時 <場所>DSS事務局(上記実習地と同様) <内容(予定)>DSSの活動及び就活生ネットの活動について 業務内容について <参加方法>NPO法人DSS事務局アドレス([email protected])へ 大学、学部、学科、学年、氏名を記載の上、 「インターンシップ説明会参加希望」のタイトルでメールを送付してください。 ※1 説明会参加を希望される方で、日程が合わないという方はその旨を明記の上、 同アドレスにメールをください。相談の上、個別対応をいたします。 ※2 説明会当日はスーツ着用の必要はございません。 ※3 説明会参加の段階では、インターンシップエントリーにはなりません。 説明会後、エントリーを希望される方は、B.の面談についてご相談ください。 B.面談【必須】(面談申し込みをもってインターンシップエントリーとなります) DSSのインターンにご応募くださる方には、面談を受けて頂きます。 お越しいただいた際に簡単なエントリーシートにご記入いただくのみで、 事前準備やご持参いただくものはございません。 <日時>応相談 ※説明会にお越しくださった方で、面談を希望される方は、 説明会終了後にそのまま面談を受けて頂くか、面談日程を別途調整致します。 <場所>DSS事務局(上記実習地と同様) <申込方法(説明会に参加されない方)> NPO法人DSS事務局アドレス([email protected])へ 大学、学部、学科、学年、氏名、電話番号を記載の上、 「インターンシップ面談申込み」のタイトルでメールを送付してください。 ■受付締切:説明会参加/面談申込みともに2015年7月12日(日)まで ■待遇:実習手当:支給いたしません。※食費補助として1日当たり1000円を支給 交通費 :支給いたしません。 休日 :土日祭日 休み 保険加入:「学生教育研究災害傷害保険」の加入証明書のコピーが必要となります。 ■問合せ先:[email protected] (NPO法人DSS事務局) 小山 宛て インターンシップでの実習が単位として認められる大学・学部に所属し、 単位取得を希望される学生様へ 事前に当法人の概要、および、インターンシップ実習の詳細に関する資料や実習後の当指導員による 評価表の作成が必要な場合は、ご協力いたしますので、お申し込みの際にお申し出ください。 皆様のご応募をお待ち致しております。
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