XP, 7, 8 アルトリサーチ株式会社特許帳13 特許管理ソフトウェア by ULT Research Co., Ltd. 特許管理ソフトのベストセラー「特許帳」の最新バージョンです。前回のバージョンアップから３年の年月を経た大改訂版です。インストール時に作成されるアイコン特許帳13 データの自動更新期限通知メールインストールが済むと「特許帳13」「データの自動更新」「期限通知（お知らせ）メール」の３つのアイコンが作成されます。特許帳13のアイコンをクリック特許帳のプログラムの殆どの部分は凡そ10年前の言語のVB6で書かれていました。特許帳Ver.12はこの言語を最大限まで駆使して作られた特許管理ソフトウェアです。 IPDLのデータの取込み、期限お知らせメールなど、先進な機能を沢山搭載していましたが、 microsoft社のXP及びVB6のサポート終了を念頭に、特許帳12の発売の時から次のバージョンの準備を進めておりました。プログラムの開発言語はこの10年間に非常に進歩しました。例えばVB6で扱う整数に充てられたメモリのサイズは16ビットで、扱える数値は± 32768です。最新言語の .Netで扱う言語の整数のメモリサイズは32ビットです。扱える数値は実に±32億になります。特許帳13は、microsoftが長年蓄積してきたプログラム開発・実行環境( .NET 特許帳13、受任・住所録、契約管理（事務所版にはありません）、帳票・請求書(請求書は事務所版にのみ付属）、パス切換のメニューボタンが現れます。 Framework)を用いて開発を進めてきました。このため、micorsoft が製品開発に用いた多くのライブラリを用いた特許帳13 先進的な管理ソフトとなりました。データの自動更新期限お知らせメールこれまでご利用いただいた多くの方に新しい操作を強いるのではなく、「特許帳」の操作性の良い部分を踏襲した改良としました。このため新機能の部分を除いて殆どマニュアルを見なくて特許帳受任管理住所録契約管理も操作できるようになっています。特許帳はアルトリサーチ株式会社の登録商標です 1 帳票・請求書パス切換特許帳13 特許管理ソフトウェア by ULT Research Co., Ltd. 特許帳12の良さを継承特許帳V12は、長らくビジネスのモニターとして中心的に使われた1024×768ドットのモニターを基準にプログラムを作成しています。特許帳13は、最近のモニターの一般的な解像度の 1366ドットに合わせて横方向に長い画面を使用しています。このため、画面の見易さが改善されています。特許帳V12の起動時の期限管理画面例えば起動時の期限管理画面は、 V12の場合縦２段に法定期限と、工程（所内、企業内）期限を表示していましたが、特許帳13では横２段に表示して見易くなっています。スタートボタンをクリックすると、特許帳のメインの入力画面が表示されます。特許帳13の起動時の期限管理画面操作性を良くするためボタンサイズを調整しました。また、記録内容が増えましたので、メインの入力画面を２枚構成としました。管理上の重要部分は２枚の画面の下1/3に常時表示されますので操作性の低下はありません。 J-PlatPat 対応 IPDL取込みの機能も大幅に向上しています。 IPDL取込み後に、全情報のボタンをクリックしますと、文字通り全情報が表示されます。入力画面特許帳はアルトリサーチ株式会社の登録商標です 2 特許帳13 特許管理ソフトウェア by ULT Research Co., Ltd. 入力メニューにはこれまでの一括出願書類読込に加えて「一括HTML読込(中間書類)」が加わりました。１日に数多くの中間書類が行き交う事務所様でも１つのフォルダーに書類をまとめて入れて置いて一括して手続き（送達書類）を処理することができます。特許帳のプログラムは拒絶理由通知を解析して内外国人による期限の違いの判別、引例の抽出も行います。 HTML手続一括読込(庁送達) VB6から.NET(ドットネット)に変更したことによる優位点は、今後の大幅なバージョンアップがやり易くなることです。古い話ですが、DOS時代のプログラムはプログラムを書いているとメモリーが足りなくなってそれ以上、プログラムが書けなくなると言ったことがありました。大きくなった犬を小さな犬小屋に入れるようなもので、大変な努力が必要でした。大変な努力とは、同じ機能を小さなプログラムで達成するように工夫する必要があったのです。グラフ言語のライブラリが新しくなっただけですが、表現・デザインとも改良されています。音声再生商標も音声の再生に対応させました。音声ファイルのあるフォルダーを指定しておくだけでいつでも音声の再生ができます。音声は、ウィンドウズの「メディアプレーヤー」を起動しなくても専用プログラムで再生できるようになっています。特許帳はアルトリサーチ株式会社の登録商標です 3 特許帳13 特許管理ソフトウェア by ULT Research Co., Ltd. 事件袋事件袋企業の方が何かな？と思われるのが「事件袋」と思います。「事件袋」≒「包袋」のことで出願管理・年金管理に必須の所要事項を記載できるようにした袋のことですが、「特許帳13」では袋を出力できませんので、袋に貼り付け可能な「事件袋」の表紙をデータと共に出力できるようにしています。ＣＳＶ出力(任意選択出力) 特許帳13では、入力されている全てのデータから必要な項目を選択してＣＳＶ・帳票出力できる機能が付きました。特許帳12にもＣＳＶ出力は用意されていましたが、特許帳13ではThe Patent Office(外国出願管理)同様の使い易いインターフェイスを採用しました。特許帳のデータの活用の幅が広がります。ＣＳＶ出力(任意選択出力) なお、特許帳13では特許帳12に付属していた帳票発行機能のほぼ全てを残していますが、これは過去に作成した雛形等をそのまま利用できるようにしたものです。新しくひな形を作成する場合は、Wordの利用をお勧めします。理由は、Word文書として再利用可能な形で保存できるからです。管理ソフトの構成特許管理に充分な機能を備えた特許帳のランニングコストは、現在販売されている特許管理ソフトの中で最も経済的と言えます。特許帳Ver.12の頃から言われていたことですが、何百万円のソフトとどこが違うのですかとお客様に問われることが結構ありました。弊社調査結果： ①簡易言語のアクセスとワードを使用したシステム(早く作れるが細かい制御がやり難い) ②SQLなどの汎用データベース＋帳票作成ライブラリ＋プログラム言語 (ミドルウェアのライセンス料を含めて高額になる) ☆この２つの形式のソフトが圧倒的に多い ①アクセス等の簡易言語 ②ＶＢなどの言語 ①データーベース：自社製(ネットワーク版のインストール台数無制限) ②帳票発行：自社製及びWordの利用 ③ユーザーインターフェイス：.NET を利用特許帳はアルトリサーチ株式会社の登録商標です特許帳13 特許管理ソフトウェア by ULT Research Co., Ltd. 受任管理入力担当部署が出願案件の依頼を受けてから出願までの管理をするのが受任管理です。特許帳V12との相違は画面設計の違いによる操作性の向上です。検索機能も充実しました。住所録は特許帳V12の良さを継承したもので、階層構造の管理と新郵便番号辞書の搭載を行って受任管理検索います。帳票作成及び請求書作成機能は特許帳13で新しく設けられた機能です。請求書の発行機能は事務所版で機能します。特許帳Ver.12との違いは、特許帳が起動していなくても任意の出願データを呼び出して帳票を発行したり、請求書を発行できることです。データの入力を行う方と案内書・帳票を発行する方が異なっても事務を円滑に進められます。雛形ファイルを選択すると、プレビュー画面が表示されますので、確認しながらひな形を選択するのみで帳票のできあがりです。出願データの検索帳票発行、請求書発行共に出願の指定（検索）から行います。該当する出願を選択するのみで、予め用意した雛形に差込が行われますので、いとも簡単に帳票を作成できます。発行済み帳票は呼出・修正して再発行できます。外国出願管理(The Patent Officeのデータも利用できます）特許帳13で大きく変わったのはWordによる出力です。新言語とワードとの相性が良く高度な制御が可能なため、ひな形さえ準備しておけば、文章の作成が極めて効率的に行えます。特許帳の起動時のメニューにある「帳票・請求書」ボタンは、特許帳本体から帳票を出力するものではなく、「特許帳」のデータを使って出力する専用プログラムです。このため、特許帳が起動していなくても帳票を発行できます。メニューとしては、「料金表設定」「発行済み請求書の呼出」等の簡易なものですが、入金管理のできる請求書発行専用ソフトとして、特許帳と連動する「源泉debit」があります。帳票発行これまで特許帳本体からの帳票の発行は、一部を除いて専用のプログラムを用意して行っていました。これは、言語の関係でWordの起動が遅かったり、制御がうまく行かなかったりしたためです。 Wordで出力する古い特許管理ソフトの殆どは動作の問題で作業に多少なりとも支障を来していたものが殆どでした。特許帳13はWordによる高度な制御を行っているため、簡単に帳票を作成できます。請求書作成請求書の作成にはパスワードの入力が必要になりました。特許帳はアルトリサーチ株式会社の登録商標です 5 特許帳13 特許管理ソフトウェア by ULT Research Co., Ltd. 共同出願契約契約管理は特許帳13の企業・大学・ＴＬＯ版に搭載された機能です。弊社の過去の特注製品の中から汎用的に利用できる機能をまとめて製品に搭載したもので、契約件数が最大1000件程度を想定して作られたものです。契約管理には、共同出実施契約願契約、実施契約、実施料収入一覧などのメニューがあります。メールお知らせ機能特許帳Ver.12から搭載された機能ですが、新言語・新ライブラリにより安定した機能が得られるようになりました。設定した時刻に期限が到来している出願を抽出し、特許帳に入力されているメールアドレスに期限の到来メールを送信します。パスの切換機能は特許帳Ver.12までは別プログラムとして動作していましたが、他社管理或いは異議申立てした他社の出願の管理等が容易に行えるようにメニューに追加しました。メール期限確認パス切換メニューメール設定データの自動更新特許帳13の目玉機能の１つに特許帳データの自動更新機能があります。寝ている間に「特許庁」からデータを取得して「特許帳」のデータを更新します。更新データは、ステータスレポートによって更新部分の管理ができるようになっています。指定した曜日と時間帯に更新します特許帳はアルトリサーチ株式会社の登録商標です 6 特許帳13 特許管理ソフトウェア by ULT Research Co., Ltd. 特許帳13動作環境特許帳13主な機能対応法区分：特許、実用新案、旧法実用新案、意匠、商標、PCT（国際段階） OS:WindowsXP(SP3)以降 Windows Vista SP1 以降 Windows 7以降 32bit/64bit OS対応 .NET Framework 4.0 必須 (Windows8以上は不要：標準で機能が含まれます）ハードディスク容量：1GB以上社内（所内）期限「工程期限管理」：法定期限に基づく社内（所内）事前期限の他、任意の項目を設定して期限管理できます。 (.Net FrameWork分 500MB) .NET Framework 4.0 がシステムに無い場合 (Windows7以前のOSでインストールされていない場合）は、特許帳のインストール時にインターネット経由でマイクロソフト社のダウンロードサイトから自動的にダウンロードします。（システムにもよりますが30分程度かかります) 特許帳13は、データ入力の負担を少なくすること及び管理の容易さを目的として作られた国内特許・実用新案・意匠・商標の管理ソフトウェアです。また、外国出願管理 The Patent Office をお持ちでない方のためにPCT出願の国際段階の管理を行えるようになっています。 The Patent Office 及び外国商標出願管理は其々別のソフトとして販売しておりますが、それらをインストール頂くと連携して動作します。 ※特許帳13はサーバークライアントアプリケーションではありません。このため、技術者が出向いて設定を行わずにインストール及び稼働させることが可能です。(Web特許帳を併せてお使いの場合は、インターネット・インフォーメーション・サーバーの設定が必要です）期限管理法定期限：審査請求 (特)、年金 (特実意）、商標設定登録（30日：登録査定日）、更新出願 (商 10年）、分納期限 (商 5年）、受付日、依頼日、予定日、期限日、基準日 (発送日基準)、特例・例外出願期限 (６ヶ月)、優先出願期限 (12ヶ月：ﾊﾟﾘ､国内､PCT)、優先権証明提出 (特実:16､意商３ヶ月)、変更出願期限 (3年以内、実→特)、予備審査 (19ヶ月：PCT優先日基準)、 19 条補正 (16ヶ月：PCT優先日基準)、翻訳文提出 (30ヶ月：PCT優先日基準)、答弁書 (見解書発送日から２ヶ月：PCT)、USIDS提出期限(知った日から３ヶ月) 自動抽出期間種類：期限より1週間以内、2週間以内、1ヶ月以内、3ヶ月以内、6ヶ月以内、1年以内及び任意の期間並びに、追納６ヶ月含む期限及び徒過６ヶ月含む期限。 HTMLデータ取込み機能：パソコン出願時のプルーフ書類、中間手続HTML書類、庁からの送達 HTMLを指定することにより、書誌事項の抽出、期限管理、リンクによる包袋管理を自動的に行います。取込可能手続書類特許願、翻訳文提出書、手続補正書、意見書、出願審査請求書、指令書、ファイル訂正通知書、特許査定、登録査定、通知書、拒絶理由通知書、拒絶査定、引用非特許文献、審査前置移管通知、審査前置解除通知、審判官指定（変更）、通知、審判官及び審判書記官氏名通知、審尋（審判官）、審尋、却下処分前通知書、却下理由通知書（中間書類）、却下理由通知書、補正の却下の決定、却下決定、審理終結通知書、審決、手続補正指令書（中間書類）、手続補正指令書、手続補正指示書（審査官）、手続補正指令書（出願）、手続補正指令書（方式）、手続補正指令書（請求）、手続却下の処分、手続却下の処分（年金）、実用新案登録願、評価請求書、意匠登録願、商標登録願、団体商標登録願、防護標章登録願、国内書面、図面の提出書、国際出願翻訳文提出書他 IPDLデータ取込機能入力中のデータとIPDLに蓄積されたデータとの差分を取込み、データを最新状態に更新。図面・商標見本管理出願時の図面、商標見本の一覧表示機能、拡大表示などができます。検索機能：特許管理で通常用いる検索内容に特化していますので、単に検索項目を並べたものとは異なります。また、SQL文などの専門家用の入力手順を必要としないで十分な検索が行えます。帳票作成機能：特許管理ソフトを起動していなくても自由にWord帳票を発行できます。請求書作成機能：Wordベースによる請求書、計算書を作成・発行する機能です。The Patent Office のデータを呼出して請求書を発行することも可能です。自動メール機能：期限が到来した出願について担当者・管理者にメールを自動送信する機能です。自動更新機能：特許帳13のデータ項目の前回更新日により自動管理し、現在有効な出願につきIPDLのデータを参照して自動更新を行います。更新ログが作成されます。契約管理：事務所版を除く特許帳13には契約管理機能があります。共同出願契約、実施契約につき実施料一覧等の管理資料が作成されます。特許帳はアルトリサーチ株式会社の登録商標です