『福島市地域見守りネットワーク協定』を締結

福島県内 初!
2015 年 6 月 18 日
福島市とセブン‐イレブン・ジャパン
『福島市地域見守りネットワーク協定』を締結
~セブン‐イレブンがひとり暮らし高齢者等の見守りを実施~
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(東京都、代表取締役社長 最高執行責任者〈COO〉井阪
隆一)は、2015 年 6 月 18 日(木)、福島市(小林 香市長)と地域社会における安全・
安心の取り組みの一環として『福島市地域見守りネットワーク協定』 を締結いたします。
本取り組みは、高齢化社会の進行や単身世帯の増加、ならびに小売店舗をはじめとする様々な
地域拠点の減少といった社会環境の変化が進む中、福島市とセブン‐イレブンが連携・協力して、
地域の見守り活動を実施していくものです。
更に本協定に付随して、
「福島市の高齢者等の支援に関する覚書」を締結し、高齢者雇用、認知症
サポーターの養成についても連携して推進してまいります。
セブン‐イレブン・ジャパンとして、福島県内の市町村との見守りに関する協定の締結は、今回が
初となります。
セブン‐イレブンは、今後も地域社会と連携や「セブンミール」を中心としたお届けサービス等
の拡充により、お客様にとってより「近くて便利なお店」を目指してまいります。
記
1. 協定の名称
2. 協定締結日
『福島市地域見守りネットワーク協定』
2015 年 6 月 18 日(木)
3. 協定締結の目的
高齢化や人口および世帯人数の減少が進む中、福島市とセブン‐イレブンが連携し、
ひとり暮らしの高齢者等の見守り活動や、高齢者雇用、認知症サポーター養成の推進を
通じて、高齢者が安心して暮らせる街づくりに取り組んでまいります。
4. 概要
セブン‐イレブンが展開するお届けサービス「セブンミール」や店内商品のお届け等の
日常業務において、ひとり暮らし高齢者の異変を察知した際、福島市と連携し対応
します。また、高齢者雇用の推進や認知症サポーター養成への協力も行ってまいります。
・セブン‐イレブン店舗数
福島市内:58 店舗、福島県内:408 店舗、国内:17,772 店舗
(2015 年 5 月末現在)
以上
ご参考①
福島市地域見守りネットワーク協定書
福島市(以下「甲」という。)と株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(以下「乙」と
いう。)は、住み慣れた地域で安心、安全な暮らしと地域における見守り体制を推進するため、
次のとおり協定を締結する。
(目的)
第1条この協定は、甲及び乙の相互協力のもと、高齢者、障がい者、子ども等見守りを
必要とする者(以下「対象者」という。)の安否及び異変の早期発見及び早期対応に
向けた連絡体制を強化することにより、地域住民が安心して暮らせる地域社会を実現する
ことを目的とする。
(緊密な連携保持)
第2条甲及び乙は、協力を行うに当たり、平素から緊密な連携を保つよう努めるものとする。
(協力の内容)
第3条本協定に基づき、乙は甲に対し、配達、集金、修繕工事等、地域において行われる業務
において、対象者の事故又は異変を把握した場合における連絡等、必要となる協力を別記に従
い行うものとする。
2甲及び乙は、対象者の安全及び安心に係る情報交換を随時行うものとする。
(配慮事項)
第4条本協定の運用にあたっては、次の事項に留意するものとする。
(1)本協定の締結により、甲は乙に対し、特別な権限を与え、又は責任を負わせるものではな
いこと。
(2)本協定に定める活動は、乙に危険が及ばない範囲において行う活動であること。
(3)乙は、本協定を営業行為等で利用する際には、市民の信用失墜を招かないように充分
留意すること。
(4)乙は、本協定を利用しての政治的、宗教的な活動を行わないこと。
(守秘事項)
第5条乙は、本協定に定める活動を通じて知り得た個人情報に関する事項については、
これを他人に漏らしてはならない。
(有効期間等)
第6条本協定の有効期間は、本協定締結の日から起算して1年間とする。ただし、有効
期間満了の日の1月前までに、甲及び乙のいずれからも終了の意思表示がないときは、
本協定は同一条件により更新されるものとし、以後も同様とする。
2前項の規定にかかわらず、乙が市民の信用失墜を招いたと認められるときは、甲は本協定を
一方的に破棄することができる。
(協議)
第7条本協定に定めるもののほか、必要な事項については、甲乙協議して定めるものとする。
この協定の締結を証するため、協定書2通を作成し、甲乙記名押印のうえ、各自その1通を保
有する。
平成27年6月18日
甲 福島市五老内町3番1号
福島市長
小林 香
乙 東京都千代田区二番町8番地8
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
代表取締役社長COO 井阪 隆一
福島市の高齢者等の支援に関する覚書
福島市(以下「甲」という。
)と株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(以下「乙」という。
)と
は、福島市内(以下「対象地域」という。
)における高齢者等の支援について、[甲乙間で締結し
た「福島市地域見守りネットワーク協定書」に付随して、]次のとおり覚書を締結する。
なお、甲は、乙が直営店方式またはフランチャイズ方式によるコンビニエンスストア「セブン‐
イレブン」(以下、
「セブン‐イレブン店」という。)を展開しており、フランチャイズ方式にお
いては、乙と別途独立した経営主体(以下「オーナー」という。)がセブン‐イレブン店を経営
しており、第3条に基づく乙の推奨を応諾したオーナーが、対象となることを十分に理解する。
(目的)
第1条 本覚書は、対象地域の高齢者等地域社会で支援する必要があると思われる者の生活の見
守り活動や、認知症サポーターの養成、雇用の推進等(以下「高齢者等の支援活動」とい
う。
)について、甲及び乙が相互に協力することにより、高齢者等の孤立化防止や雇用促
進、地域福祉の向上に寄与することを目的とする。
(甲の役割)
第2条 甲は、関係機関等に対し、本覚書の趣旨を周知するとともに、高齢者等の支援活動の円
滑な実施について、乙(オーナーが経営するセブン‐イレブン店を含む)と各関係機関等
との協力関係を作るため、必要な支援を行うものとする。
(乙の役割)
第3条 乙は、対象地域内の乙の事業所に対して、本覚書の趣旨を周知するとともに、別紙の取
組について、誠実にこれを実行するものとする。なお、乙は、対象地域内のオーナーが経
営するセブン‐イレブン店に対しても本覚書の趣旨を周知させ、当該取組を実行すること
を推奨するものとする。
(免責)
第4条 乙及びオーナーが経営するセブン‐イレブン店は、別紙に定める連絡を行うことができ
なかった場合であっても、また、別紙に定める連絡を行ったことにより紛争が生じた場合
であっても、それらの責任を負わないものとする。
(有効期間)
第5条 本覚書の有効期間は、本覚書締結の日から起算して1年間とする。ただし、有効期間満
了の日の1月前までに、甲及び乙のいずれからも終了の意思表示が無いときは、本覚書は
同一条件により更新されるものとし、以後も同様とする。
(覚書の変更)
第6条 甲及び乙のいずれかが、本覚書の内容の変更を申し出たときは、その都度協議の上、必
要な変更を行うものとする。
(疑義等の決定)
第7条 本覚書に定めのない事項又は本覚書に関して疑義が生じたときは、甲及び乙で協議の上、
これを定めるものとする。
本覚書の締結を証するため、本書2通を作成し、甲及び乙それぞれ記名押印の上、各自その1通
を所持する。
平成27年6月18日
甲
福島市五老内町3番1号
福島市長
小林 香
乙
東京都千代田区二番町8番地8
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
代表取締役社長COO 井阪 隆一
別紙 取組内容
1 セブン‐イレブン店は、自らが行うお届けサービス、事業所での販売などの通常の業務全
般を通じて、地域における見守り活動に協力するよう努めること。
2 セブン‐イレブン店は、お届けサービスで個人宅等を訪問した際、訪問先で次に掲げる異
変等を発見したときは、その状況等を総合的に判断した上で、必要と思われる場合には、
甲が指定する部署へ連絡を行うこと。
(1) 配達時はいつも玄関に出てくるのに、玄関に施錠もなく、呼び出しても応答がない。
(2) 郵便受けに新聞や郵便物がたまっている。
(3) 日中にもかかわらず外灯が点灯されたままであったり、日没後でもカーテンが閉められて
おらず、人影も確認できない。
(4) 頻繁に罵声が聞こえたり、物を投げる音がするなど、虐待、暴行を受けているおそれがあ
ると思われたとき。
(5) その他、異変等が発生していると推測できる状況のとき。
3 倒れている人を発見した場合など、緊急性が高いと思われる場合には、セブン‐イレブン
店は、救急車の手配や警察への連絡を行うこと。
4 乙は、お届けサービス等を通じて、お買い物にお困りの高齢者等の買い物支援に取り組む
ものとする。
5 乙は、認知症高齢者やその家族が安心して暮らせる地域社会を目指し、認知症サポーター
養成に取り組むものとする。
6 乙は、高齢者等の雇用に努めるものとする。
7 乙は、本取組を通じて高齢者等の地域活動支援に取り組むものとする。
ご参考②
セブン‐イレブンのお食事お届けサービス「セブンミール」の概要
①サービスの内容
毎日のお食事の準備に不便を感じている方や、健康に配慮したいと思われている方へ、
事前にお届けするカタログまたは WEB カタログからご注文いただくことで、
味や品質にこだわった商品を提供するセブン‐イレブンのサービスです。
商品のお受取りは「ご自宅等へのお届け」もしくは「セブン‐イレブン店舗での受取り」を
お選びいただけます。ご注文税込 500 円以上からお届け無料。
※税込 500 円未満のご注文はお届け料税込 123 円でお届けいたします。
※全国の約 13,300 店舗で展開。一部店舗、エリアでは実施しておりません。
②サービスの特徴
高齢化社会の進行や単身世帯の増加、女性の就業率の向上等、社会環境が大きく変化して
いる中、日々のお買い物に不便を感じている方や健康管理に気をつけている方へ、
管理栄養士の監修により健康に配慮した商品を「1 日分より」
「年中無休で」
「ご注文の翌日に」ご提供しています。
③会社概要
□社
□代
名 株式会社セブン・ミールサービス
表
立 2000 年 8 月 7 日(同年 9 月 4 日営業開始)
□設
□資
者 代表取締役社長 青山 誠一
本
□事 業 内
金 3 億円
容 セブン‐イレブンのお食事お届けサービスの企画・運営等
□サービスエリア セブン‐イレブンの出店地域(店舗周辺)※高知県を除く
2015 年 5 月末現在で約 13,300 店舗で実施中
④商品の一例
□管理栄養士が監修し、野菜の使用量やカロリー、塩分に配慮した「日替り弁当」473 円
(税込 510 円)や「お惣菜セット」473 円(税込 510 円)が人気。
□上記商品以外にも、セブンプレミアムやカット野菜、お米やペットボトル飲料等
幅広く品揃え
○セブン・ミールサービスのホームページ http://www.7meal.jp/
以
上