有松 かわら版 4月号 平成27年4月1日 (第57号) 有松まちづくりの会 ○ 有松まちづくりの会 ①行事予定 ・5月20日(水) 有松まちづくりの会 総会(総会後の講演会開催について検討中です) ・5月30~31日 全国町並み保存連盟 総会・講演会(講師 苅谷勇雅氏) 足助・有松 ②HP「有松のまち」新期掲載項目 トップページの広告バナーに5店舗、「有松のお店」欄に商店会加盟以外の掲載希望19店を 掲載準備中です。 ○ 伝建・重伝建推進委員会 ①名古屋市「伝建保存地区」条例を設定(2月26日、歴まち室) 名古屋市は、地元から提出された「町並み保存地区の見直しに関する要望書」を受け、2月の 市議会で「伝統的建造物群保存地区保存条例」を可決しました。 <今後の予定> 27年3月:地権者へのアンケート回収(名古屋市による新制度導入同意確認) 27年秋以降:伝建審議会及び都市計画審議会における審議 28年2月頃:新制度確定(有松町並み保存地区に伝建制度と地区制度の適用) 28年4月頃:有松東海道沿いを重伝建保存地区に選定(文化庁) ○ 有松桶狭間観光振興協議会 ①「第7回 地蔵池・大池桜まつり」の開催について 開催日時:4月4日(土)10:00~17:00(少雨決行) 会 場:地蔵池・古戦場公園・大池 イベント:スタンプラリー、グルメ(地蔵池)、紙芝居(地蔵池) ②高根山の眺望整備(3月21日) 高根山周辺の樹木が成長し、鳴海の善照寺砦方面が 見にくくなっていたため、その樹木の伐採に地元の人 たち26名が出て行われました。伐採された枝木は軽 トラック5台分もあり、桶狭間神明社に運ばれました。 これにより「戦のみち」にある高根山を訪れた時は、 善照寺砦方面を見ながらの説明ができるようになりま した。砦や滝の水公園を示す看板や砦に大きなのぼり など立てたら良いな、などの意見が出ていました。 見通しがよくなった 善照寺砦方面を眺める参加者 ○ 絞開祖並びに物故功労者慰霊祭(3月7日) P-2 慰霊祭は例年通り、神事は絞会館で、法要は祇園寺 で行われました。神事祭では神主が『絞開祖竹田庄九 郎を始め功労者の御前に申す。慶長十五年この里に絞 りの技術を興し、四百年に亘り培い、磨き、考案し、 郷土の名産工芸品と広くその名を高めたゆえに関係者 が参集し、その勲功に慕い、弥栄にその恵みや幸を給 うよう恐れながら申す』と奏上されました。その後、 絞会館駐車場奥にある竹田庄九郎碑の前でお祓いを受 慰霊祭 け、祇園寺に移動し仏前での法要が行われました。 ○ 有松天満社春季大祭開催される(3月15日 文嶺講) 今年も穏やかな天候に恵まれ、多数の参拝者が訪れ ました。多くの方が昇殿し御祈祷を受け、お帰りにお 守りを求め、おみくじで運勢を占ったり、甘酒をいた だきながら一服をしていました。 また、天神さんのお使い牛「なで牛」の頭をなでて 頭がよくなるようお願いしている児童がいました。一 方、御神木に額を付けお祈りされている高齢な方もい ました。 参拝に来た児童・生徒 なお、菅原道真公を御祭神とする有松天満社は、児童・生徒の参拝者が多く、有松学区はもと より東丘学区・太子学区・そして平子学区からも来られており、広域から信仰される神社となっ ています。 ○ 棚橋家住宅「愛知まちなみ建築賞」を受賞(1月30日) この建物は有松町並み保存地区に建つ国登録有形文化財で、明治初期に建てられたものである。 今回の改修の発端は所有者が屋根の葺き替えについて名古屋市に相談したことから始まり、耐震 改修を含め建物全体の改修を進めるにあたり、大学・名古屋市など関係者で小委員会を設け、3 年間にわたる改修が成し遂げられた。 改修にあたっては建築当時の時代考証、この建物の歴史などについても充分に調査し出来る限 り原形に修復し、やむなく替える部分については、原形に戻せるよう配慮されている。瓦は替え るのでなく、不足する瓦については二度焼をし、従来の瓦に同化するよう配慮されている。 文化財であり、過去から後世に受け継がれる作品であるとともに有松の町並み保存に大いに貢 献していることが高く評価された。(浅岡一郎委員) <愛知まちなみ建築賞とは> 愛知県では、良好なまちなみ景観の形成で、潤いのあるまちづくりに寄与するなど、良好な地域 環境の形成に貢献していると認められる建築物、またはまちなみを、平成5年度より「愛知まち なみ建築賞」として表彰しています。今回で22回目です。 ○ 27年度名古屋市の有松関係予算 P-3 ①名鉄鎌研踏切に歩道設置 有松東海道の西端にある名鉄鎌研(有松4号)踏切 は車道しかなく、歩行者や自転車は車道を通るため、 横断に大変危険を感じながら渡っています。 昨年1月のタウンミーティングで地元有松学区と平 子学区から出された歩道設置要望に対して、その予算 が3月の市議会で可決され、来年の3月には西側に幅 2メートル弱の歩道が付き、踏切を安全に渡ることが 現在の鎌研踏切 できるようになります。 ②緑消防署有松出張所に救急隊配備施設の整備 現在有松出張所には、消防隊が常駐し、消防車1台が配備されていますが、救急隊は設置され ていません。有松・桶狭間両学区から、救急隊設置の強い要望が出され、今年度は救急車の駐車 場等の整備が行われます。救急隊設置は来年の4月に予定されています。 ○ 有松の「絞り教室」紹介 ①有松・鳴海絞会館「括り体験実習」 ・内容:ハンカチ・のれん・テーブルセンター・エプロン・Tシャツへの括り ・問い合わせ先:有松・鳴海絞会館 052-621-0111 詳細はホームページ「有松・鳴海絞会館」「お問合せ」欄でご確認ください。 ②早恒染色「絞り教室」 ・初級コース:基本の括りと染め実習 ・上級コース:括り伝統工芸士の指導による括り教室 と染め実習 ・問い合わせ先:早恒染色 052-621-3705 詳細はホームページ「有松のまち」→「有松のお店」 →「早恒染色」でご確認ください。 ③久野染工場「絞り染め教室」 早恒染色絞り教室風景 ・内容:実技主体に、デザイン・括り・染色・糸抜きの絞り工程全般を教えています。 ・コース:1時間、2時間、半日のコースが用意されています。 ・問い合わせ先:久野染工場 052-621-1041 詳細は、ホームページ「久野染工場」でご確認ください。 ④愛知県絞工業組合「絞り後継技術者育成講座」 ・目 的:伝統的工芸品「有松・鳴海絞」の技術の継承、発展、絞り産業に携わる人材の育成 ・コース:伝統工芸士の直接指導による本格的絞り技術の習得 ・教育期間:5か年 ・問い合わせ先:愛知県絞工業組合 事務局 052-621-1797 ○ 有松あないびとの会「旅まつり」で有松をPR(3月14日) P-4 国内外各地の観光情報・郷土芸能・特産品を一堂に 集め“旅の楽しさ・素晴らしさ”をPRする春の一大 キャンペーン「第27回 旅まつり名古屋 2015」が久屋 大通公園で開かれました。国内129ブース・海外28ブー スが設けられ、それぞれ観光・グルメ・特産品など盛 んにPRをしていました。 有松あないびとの会は、主催者である名古屋観光コ キラッ都なごやメイツも一緒に ンベンションビューローのブースで有松絞りのルーツ や味めぐり・会報「有松」などの資料を使って有松を PRしました。また、キラッ都なごやメイツ2名も応援に来てくれて華やかなブースとなり、多く の方が立ち寄られ有松を知ってもらいました。 なお、桶狭間古戦場保存会も別の時間に古戦場をPRしました。 ○ 服部良也家の塀改築なる 塀が一部破損しており、町並みの風情を損ねている と所有者は心を痛め、屋敷周りの塀を改築しました。 作業は市内の大学生が行い、学生にとってこの実習 が勉強になったと思います。 また、町並み保存地区内の工事ですので、名古屋市 の支援を受けて改築は行われました。 これにより、井桁屋から寿限無まで服部家3家がつ ほぼ完成間際の服部良也家の塀 ながった趣きになりました。 ○ 催事・行事の予定 ・4月04日(土) 10:00 地蔵池・大池桜まつり(少雨決行)有桶観光振・3区政協力委員会 ・4月05日(日) 09:00 有松東海道 青空市 有松商工会周り 有松商工会 ・4月16日(木) 07:20 まちなみ研修 千曲市稲荷山 有松まちづくりの会 ・4月19日(日) 09:00 有松東海道 青空市 有松商工会周り 有松商工会 〃 13:30 桶狭間古戦場保存会 総会 桶狭間公民館 〃 14:30 同上総会の記念講演会「桶狭間の戦い」 講師 梶野 渡 氏 ・4月25日(土) 午前中 27年度「ミス絞り」発表 絞会館 有松絞りまつり実行委員会 ・4月26日(日) 07:30 有松小学校北「かえで道」清掃 有松まちづくりの会 ・4月29日(水) 10:00 あいち都市緑化フェア 大高緑地 発 行 者:竹田嘉兵衛(有松まちづくりの会 広報担当副会長) 編 集 者:加藤 一成(有松まちづくりの会 広報部員) T・F 052-623-1676 090-4163-2671 E-mail [email protected] :有松まちづくりの会ホームページ 有松のまち 検索
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