資料分析「およげないりすさん」場面登場人物の心の動きりす - 11 - あひる・はくちょう・かめ池のほとりで，あひる，かめ，はくちょうが池の中の島で遊ぶ相談をしている。・ぼくも島に行きたいな。・ぼくも一緒につれていってね。・たのしみだなあ，島にそこに，りすが来て，「いっしょにつれていって」とたのむが，「およげないからだめ」と断られてしまう。・ぼくも島に行きたいな。・ひとりぼっちで，寂しいなあ。・泳げないから，悲しい。・りすさんは泳げないから，つれていけないよ。・りすさんは，だめだよ。島で遊んでいてももりすのことが気になって，あひる，かめ，はくちょうは，楽しくない。「ぼくのせなかにのっていいよ」と，かめがりすを背中に乗せ，囲んでみんなで島に行く。泳いでいこう。・りすさんがここにいれば，もっと楽しいのになあ。・りすさんをひとりにさせて，かわいそうだったなあ。・りすさんを，どうしたら島に連れてこられるだろう。みんなといっしょに島に行けるんだね。うれしいな。ありがとう。・りすさんとしっしょに島に遊びに行こう。・みんなで遊ぶほうが，楽しいな。発問発問の意図白鳥さんとあひるさんとかめさんは，どんな気持ちで「りすさんは，だめ」と言ったのでしょうか。りすのことを考えず，仲間外れにした３人の気持ちを考えさせる。りすさんは泳げないから，だめ。」と言われて，一人おいて行かれたりすさんはどんな気持ちだったでしょうか。「泳げないからだめ。」と言われ，仲間外れにされた，りすの寂しい気持ちを考えさせる。島であそんでいる３人（かめ，あひる，白鳥）は，どんなことを考えていたでしょうか。島で遊んでいる３人が，どうして楽しくないのかを考えさせ，りすに対するみんなの気持ちの変化をとらえさせる。思いやり・親切友情みんなで島にいくとき，りすさんやかめさんたちはどんな気持ちだったでしょうか。友達と仲よくするためには，どうすればいいですか。友達の気持ちを考え，仲よく助け合っていこうとする気持ちをもたせる。