高病原性鳥インフルエンザの発生状況と防疫対策について 平成28年12月16日 家 畜 防 疫 対 策 課 1 国内での発生状況等 (1)野鳥等でのH5N6亜型インフルエンザウイルス検出状況 (12月14日現在) 地 方 道 県 A型確認 確定日 件数* 北海道・東北地方 北海道、青森、岩手、 11/15∼ 11/21∼ 18件(5件) 宮城 、秋田、福島 関東地方 中部地方 近畿地方 茨城、栃木 新潟、愛知、三重 兵庫 中国地方 九州地方 鳥取 鹿児島 (2)養鶏場での発生状況 No. 発生地 飼養状況 1 青森県青森市 あひる(18,360羽) 2 新潟県関川村 採卵鶏(約31万羽) 3 新潟県上越市 採卵鶏(約23万羽) 4 青森県青森市 あひる( 4,720羽) 12/ 2∼ 12/ 7∼ 7件(4件) 12/ 1∼ 12/ 7∼ 17件(3件) 11/28 12/ 1 1件 − 11/21∼ 5件 − 11/18∼ 28件 *( )内は確定検査中の内数 通報 11/28 11/28 11/30 確定 11/28(H5N6亜型) 11/29(H5N6亜型) 11/30(H5N6亜型) 12/ 2 12/ 2(H5N6亜型) 2 本県の防疫対策 (1)防疫会議開催 期 日 参集範囲 内 容 10月26日 養鶏団体・企業、市町村、 冬季に向けた防疫対策の確認 県機関 11月21日 県本部幹事会(関係35課) 鹿児島県でのウイルス確認(11/18) を受けた庁内体制の再確認 11月29日 養鶏団体・企業 国内発生を受けた県域の緊急防疫 会議 11月30日 市町村、JA、県機関 国内発生を受けた家保単位の地域 緊急防疫会議 (2)発生防止対策 ①情報発信 ア 防疫情報メール ・国から提供される国内外の発生情報等を加入者に速やかに配信 イ 啓発文書の発出 ・関係機関、団体、市町村等に情報の提供及び防疫強化の呼びかけ ②農場防疫の強化 ア 巡回指導(11月上旬まで) ・家きん農場に立入り、防鳥ネットの点検や消毒等の指導(992農場) イ 強化対策(11月中旬から) ・過去に発生があった地域の農場等への立入り指導(約120農場) ・家きん農場全戸に緊急電話啓発(992農場) ・家きん農場への啓発チラシの配付(992農場) ③愛玩家きん飼養者への啓発 ア 市町村による広報 イ ホームセンター・JA等飼料販売店でのポスター掲示やチラシ配付等 ④監視体制の強化 ア 養鶏農場 ・家畜保健衛生所が抽出した農場の抗体検査等を実施 イ 死亡野鳥 ・自然環境課と連携して死亡野鳥の検査を実施 (3)万一の発生に備えた対策 ①防疫演習の実施:県域 1回(10/20:大型農場での発生を想定) 地域21回 ②動員予定者及び防疫備蓄資材等の確認 ③庁内緊急連絡会議の開催:11/21に庁内体制の確認 (参考) 国内での高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)の検出状況 (H28年11月以降) 【野鳥等】 都道府県 確定事例 検査中 北海道 3 1 4 2 2 1 2 青森県 計 岩手県 1 宮城県 2 秋田県 6 福島県 1 1 2 茨城県 3 3 6 1 1 栃木県 新潟県 7 愛知県 7 三重県 兵庫県 2 6 7 2 9 1 1 1 1 鳥取県 5 5 鹿児島県 28 28 計(14道県) 64 12 【農場発生】 青森:11/28 12/ 2 新潟:11/28 11/30 あひる あひる 採卵鶏 採卵鶏 18,360羽 4,720羽 31万羽 23万羽 76 農場発生 野鳥事例 12月14日 17時現在
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