事業案内 臨床検査機器事業 テラメックスの開発はあくまで顧客と歩調を合わせた パートナーシップが原則です。しかし、それは顧客か らの要求をそのまま受け止めた対応策を立案するだけ といった、受動態としての役割を果たすことではあり ません。 自らをひとつの能動態として位置づけ、自発的な企画 提案を通して、時代にマッチした製品開発は、お客様 との信頼関係で成り立っています。提示されるのは、 完成時のスペックだけ。それをもとに私たちは、蓄積 した技術情報、調査データを総動員し、独自の開発 テーマを探ります。 ときには、顧客の持つ基礎技術を活かしたまったく新 しい機器を提案するなど、この作業の中から隠された ニーズを掘り起こし、よりすぐれた処理能力や精度を もつ先進の製品開発に尽力します。 メカトロニクス技術 ― 幾通りもの可能性から実現性を探る ― お客様の求める性能を、コンセプト、デ ザイン、処理能力、コストなど、マルチ な視点で検討を加え、最終的な製品の形 を見通しつつ、一つ一つのスペックを素 材から検討。機械的、電気的な可能性を 探りながらデザインし、最適な製品構成 を提案します。昨今では、より早く、よ り大量に、より正確に、試薬の使用量を 最小にといった性能面はもちろん、操作 性やメンテナンス性能も重視して設計し ます。お客様の求める以上のセールスポ イントを付加すること、これが私たちの 誇りです。 要素技術 高精度検体サンプリング、試薬高速ハン ドリング、攪拌・希釈・洗浄機構、サン プル搬送機構、3次元CAD、光造形、各 種成型(樹脂、ダイカスト、プレス、板 金)、高精度温調 臨 床検 査 機 器 ライフサイエンス Life sc ien ce バイオテクノロ ジー Biotech nology 光学測定技術 Optic a l me a sure m- e nts te chnolog y + メカトロニクス技術 エレクトロニクス技術 ソフトウェア技術 エレクトロニクス技術 ソフトウェア技術 ― 最新情報、技術をいち早く導入 ― ― マン・マシン・インタ-フェィスを追求 ― 「いかに最新の技術をコストパフォーマ ンスの高い状態で取入れるか」テラメッ クスのエレクトロニクス技術は、この一 言に集約されるといっても過言ではあり ません。そのために採用する技術は原理 を確かめ、ユニットレベルではなく、部 品レベルでの採用を心がけています。ま た、近年重要性を増しているEMC対策で は、プリント配線板と電子回路を、全て 自社内で設計していることが、大きな効 果をあげています。 要素技術 プリント配線板設計、電子回路設計、 3次元ハーネス設計、液面・気泡検知、 32bit CPU、ペルチェ素子、EMC対策、 FPGA 光学測定技術 製品製造ライン ― 測定に最適な光学系を設計 ― ― 信頼されるものづくり ― 対象物からの反射・散乱光やサンプルか らの発光・蛍光及び透過光・散乱光などか ら測定値を求めます。例えば、尿自動分 析装置では、業界で初めてCCDカラーイ メージセンサーを採用することで、測定 信頼性の大幅な向上に寄与しました。 要素技術 極微弱光測定(フォトカウンティン グ)、イメージセンサ(CCD, CMOS)、半導体レーザ、ポジションセ ンサ(PSD)、フォトダイオード バイオ関 連 機 器 機器の動作制御や高精度な分析を司って いるのがソフトウェア技術です。テラ メックスでは、専用のリアルタイムOS を開発したり、導入品に手を加えること で、最速で高性能な分析ができるシステ ムを構築しています。 そのために、新しい検査手法の採用や最 新技術、最新機器を導入するごとに行う プログラムの変更も最小限ですみ、高い 操作性と信頼性を誇っています。 また、メンテナンスを容易にする自己診 断プログラムやUSBメモリーによるソフ トのバージョンアップ手法も好評です。 各種機器は、ユーザーの視点を知り尽く した製品として、数多くの医療現場で採 用されています。 要素技術 リアルタイムOS、C、C++、USBホス ト、メモリーカード、画像データ処理、 QRコード、バーコード 臨床検査機器の開発・試作機の製造評 価・製品量産・アフターサービスまで、 永年培ってまいりました高い技術と豊富 な経験を背景に、TMK QMS(テラメッ クス 品質管理システム)を効果的に運 用し、高品質・高信頼性の製品を提供し ます。 2015年4月 現在 会社案内 1986年の創業以来、臨床検査機器の開発を中心に、常に技術創造、事業創造をモットーとして、最新技術を活 用し新しいテーマ目標にチャレンジしてまいりました。 この臨床検査の分野は、予防医学が叫ばれる今日、最も基礎的で重要な位置づけを担っており、テラメックス は、ますます高度化するこの分野で、次世代の新製品、新事業の開発のための研究用試薬や機材、機器、あるい は情報をお客様とともに発掘し導入することを使命とし、その独創的な企画・提案で、広く社会に貢献すること をめざす技術集団です。 臨床検査機器の開発・設計から生産技術までトータルな技術開発、さらには理化学の分野も含めた「生命科学」と いう新しいフィールドで大きく進化し続けています。 会社概要 商 号 テラメックス株式会社(略称 TMK) 本社所在地 〒612-8412 京都市伏見区竹田中川原町354 電話 075-606-2800 (代表) FAX 075-606-2770 設 立 1986(昭和61)年2月 資 本 金 4000万円 役 員 代表取締役 岸本 進一 従 業 員 数 42名 主要取引先 栄研化学株式会社 富士レビオ株式会社 富士フイルム株式会社 シスメックス株式会社 関 連 企 業 寺崎電気産業株式会社 (上場:東京証券取引所 ジャスダック市場) ※テラメックス株式会社は100%出資連結子会社 事業内容 ‣臨床検査機器の開発・製造・販売・保守サービス ‣バイオテクノロジー関連機器の開発・製造・販売・保守サービス 主な開発製品 ‣自動化学発光酵素免疫測定システム ‣全自動ランダムアクセスEIAシステム ‣尿分析装置(半自動~全自動各種) ‣便潜血用自動分析装置 ‣血液型判定装置 ‣血液凝固能測定装置 ‣自己血糖測定装置 ‣遺伝子増幅検出装置(医療・食品・研究分野向け他) ‣小型臨床化学検査装置 ‣その他多数 沿 革 1986年2月 ・資本金2,000万円で京都市伏見区に設立 業務開始 1980年代 ・自己血糖測定装置開発 ・医療用具製造ラインを八尾市 (寺崎電気産業八尾工場)に設置 1990年代 ・資本金4,000万円に増資 ・米国ABAXIS社と全血生化学分析装置で提携 ・全自動ランダムアクセスEIAシステムの開発 ・便潜血用自動分析装置の開発 ・全自動尿分析装置の開発 2000年代 ・社屋移転 ・Loopampエンドポイント/リアルタイム濁度 測定装置の開発 ・血液型判定装置の開発 ・ISO9001:2000、ISO13485:2003認定取得 ・小型尿自動分析装置開発 ・自動化学発光酵素免疫 (CLEIA)測定装置の開発 ・全自動尿分析装置の開発(モデルチェンジ) ・小型生化学自動分析装置開発 2010年代 ・遺伝子増幅検出装置 (医療・食品・研究分野向け他)の開発 ・インフルエンザ検査装置の開発 ・自動化学発光酵素免疫測定装置の開発 ・全自動尿分析装置の開発(モデルチェンジ) ・現社屋に移転 2015年4月 現在
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