OrCAD Panel Editor インテリジェントなパネル設計と製造⽂書作成 OrCAD® Panel Editor は、パネル定義と⽂書作成の複雑なプロセスをインテリジェントに⾃動化し、設計プロセスを簡易化します。このソリューションは、パネルの設計仕様と製造、アセンブリ⼿順、およびデザインの検査を明確に説明する電⼦製造⽂書の素早い作成を設計者に提供します。概要 OrCAD Panel Editor は、パネル定義と⽂書作成プロセスをインテリジェントに⾃動化し、容易または複雑なプリント基板のアセンブリパネルを従来の⼿作業⼿法と⽐べて短時間に作成できるプリント基板アセンブリ（アレイ）パネル設計ツールです。OrCAD Panel Editor を使えば、簡単にパ要旨 • 直観的に使⽤できるユースモデルとインテリジェントな⾃動化により、パネル設計の作成を容易にし、⽣産性を向上し、プリント基板のパネル定義や⽂書作成に要する⼿間を数時間から数⽇削減 • OrCAD PCB CAD データから配列、基板図⾯、詳細、表を直接⾃動作成することで、⾯倒な⽂書化要素の⼿作業による作図を排除 • 元となるプリント基板のデータにリンクすることにより、データベース変更に伴うパネルのエンジニアリング・チェンジ・オーダー（ECO）の更新に要する時間をゼロに、または劇的に短縮ネルを設計し、加⼯やアセンブリに必要な製造図を作成できます。電⼦機器メーカーは、単⼀基板のデザインを既定のワークサイズに複数配列し、パネル化を⾏うことでプリント基板のアセンブリプロセスを簡易化することがよくあります。PCB CAD ツールは、単⼀基板設計や個⽚プリント基板の設計は得意ですが、パネルで必須の複雑で詳細な設計に必要な機能をサポートしていません。パネル設計には、デザインの単純なステップ化や繰り返しはもちろん、ピン⽌め⽳、ミリング、V カット溝、ミシン⽬など、パネルや製造向け機能の追加が必要ですが、現在の CAD ツールでは難しかったり、多⼤な時間が必要だったり、不可能だったりします。OrCAD PCB の設計者には、パネル設計の課題や要件に特化したパネル環境が必要です。 1 OrCAD Panel Editor OrCAD Panel Editor は、そのような課題への対応として、インテリジェントなパネル図⾯要素と⾃動機能を備え、パネル設計と⽂書作成プロセスを⼤幅に簡易化します。個⽚プリント基板のガーバーや、ほとんどの製造部⾨で必要とされるプリント基板のアセンブリパネル図⾯を含 • パネル図⾯詳細ウィザードで、既存のプリント基板と NC ミリングデータを使って、ミル・タブと V カット溝の詳細を⾃動的に表⽰データのインポートむ⽂書配布が可能になり、パネル製造⼯程を効率化しま OrCAD Panel Editor では、 IPC-2581 フォーマットのす。OrCAD Panel Editor は、プリント基板の⽂書作成に OrCAD PCB CAD データを使ってパネル定義や⽂書作成プついて熟知しています。OrCAD の PCB CAD データを利ロセスを⾏います。JPEG/BMP/GIF/TIFF などの外部コン⽤して、基板図⾯、詳細図、注意書き、ドリルチャート、テンツもインポートして図⾯に組み⼊れることができます。部品表など、⽂書の重要な詳細部分をインテリジェントまた、OLE オブジェクト、オーディオ/ビデオファイルをイにリンクして作成します。この結果、デザインの製造、ンポートして⽂書図⾯内からリンクし、⽂書のリリースパアセンブリ、検査に必要なパネルの仕様や指⽰をわかりッケージに格納できます。さらに、RS274X/DXF ファイルやすく記載し、最終成果物の構築、表⽰、アーカイブ化も⼊出⼒が可能です。に必要なすべてのデータを含んだ製造⽤電⼦⽂書を作成します。主なパネル設計機能 OrCAD Panel Editor は、プリント基板のアセンブリパネル設計と⽂書作成に必要な⾃動化やインテリジェントな機能を提供します。 • スプレッドシートでの⾃動配列作成機能や、OrCAD のインテリジェントなプリント基板設計データをインポートして使う⾃動計算モードにより、可能な限り多くのプリント基板を含む最適化されたパネルを作成 • ドリルチャート、注意書きブロック、ミルと V カット溝の詳細、表⾯/裏⾯、ドリルパターン、カスタムパネル配列を簡単に図⾯に配置 • パネルレベルのドリルチャート、配置座標⼀覧はパネル内のすべてのプリント基板を反映し、パネル全体のすべてのコンポーネント、ドリルサイズ、位置、シンボル、数量を定義 • エンジニアリングチェンジオーダー（ECO）パネル定義とすべての図⾯要素は OrCAD PCB CAD データが元となっており、その CAD データへのリンクが常に維持されています。これにより、単に元の CAD データを最新情報に更新するだけで、エンジニアリングチェンジオーダー（ECO）を⾼速にパネル図⾯に反映することが可能です。最新情報に更新すると、元の OrCAD PCB CAD データのすべてのインスタンス（配列インスタンス、基板図、テーブル、詳細、ドリルチャートなど）が更新され、新しい設計データの変更を表⽰します。更新しても、各インスタンスに対してユーザーが定義した固有の設定はすべて維持され⾃動 NC ミリング定義により、パネル内にプリント基るため、ECO ⽂書作成のやり直しも最低限で済みます。板のルートパスやミシン⽬の定義が可能で、単⼀の NC ミリングパスに対してマージしたルート情報や NC ミリングをパネル内のすべてのプリント基板に⾃動的に適⽤最新の製品やリリースの情報については、 www.cadence.co.jp/orcad サイトをご覧いただくか、こちら（[email protected]）にお問い合わせください。⽇本ケイデンス・デザイン・システムズ社本社／〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-100-45 営業本部 OrCAD グループ TEL.(045)475-7700 FAX.(045)475-8415 URL https://www.cadence.co.jp/orcad 2 ©2015 Cadence Design Systems, Inc. All rights reserved worldwide.Cadence、Cadenceロゴ、OrCADおよびOrCADロゴはCadence Design Systems, Inc.の⽶国またはその他の国における商標または登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。＊掲載の内容は、2015年4⽉現在のものです。