社会医療法人愛仁会千船病院産婦人科後期研修医募集【連絡先】〒555-0001 大阪市西淀川区佃2-2-45 社会医療法人愛仁会千船病院臨床研修事務担当までＴＥＬ 06-6471-9541 ＦＡＸ 06-6474-0069 E-mail [email protected] http://www.chibune.aijinkai.or.jp/ 千船病院産婦人科では、新病院完成を控え、スタッフの拡充を目的に、やる気のある後期研修医を募集いたします。当院は大阪市西淀川区にある292床の一般急性期病院です。母体胎児集中治療室（MFICU）6 床、新生児集中治療室（NICU、GCU）各15 床を備える地域周産母子センターとして、年間1500件をこえる分娩を取り扱い【図①】、大阪府の周産期医療システムにおける基幹病院の一つとして機能すると同時に、大阪府・中部産婦人科救急当番を担当し、大阪府下の半数を超える産婦人科救急患者を受け入れております。【図②】吉田茂樹産婦人科部長平成0７年03月神戸大学医学系研究科修了平成12年07月英国Oxford 大学産婦人科留学平成16年07月神戸大学医学部付属病院婦人科病棟医長平成17年01月神戸大学医学部付属病院・周産期母子センター講師平成21年10月神戸大学大学院医学研究科・産科婦人科学分野准教授平成23年04月日本がん治療認定機構・がん治療認定医平成24年04月社会医療法人愛仁会千船病院・産婦人科部長平成25年05月日本産科婦人科学会代議員平成25年08月日本がん治療認定医機構暫定教育医研究分野【遺伝子多型を用いた子宮内膜症・筋腫・子宮体癌原因遺伝子の解明】臨床分野【婦人科病棟における婦人科悪性腫瘍手術と腟式・腹腔鏡等非開腹手術】医学博士・日本産婦人科学会認定医・神戸大学客員准教授千船病院産婦人科後期研修プログラム近年、これら周産期医療・救急医療に加え、婦人科領域にも注力し、子宮癌、卵巣癌をはじめとする婦人科悪性疾患を広く取り扱うと同時に【図③】、子宮筋腫・子宮内膜症等良性疾患にも注力しております。特に、腹腔鏡手術を積極的に導入し、子宮筋腫に対する開腹手術率を下げることにより、婦人科腹腔鏡手術件数【図④】、産科ならびに婦人科総手術実績【図⑤】ともに、この数年でおよそ2倍を超える増加を認めております。これら産科・婦人科すべての症例に6名の指導医と6名の後期研修医で対応しております。 2年後に新病院の完成・全面移転とそれに伴う規模拡大を控え【図⑨】、産婦人科スタッフの拡充を目的に、後期研修医を募集いたします。これまで広く偏りのない多くの大学から後期【①】年間分娩取扱い数の推移【③】千船病院における婦人科がん症例数∼年次推移∼ 募集定員若干名研修医を採用しており、臨床力・人格ともすぐれた男性医師4 名女性医師2名、合計６名の指導医が懇切丁寧に指導に当たります。産科・婦人科すべての領域を網羅したバランスのよい研修内容を提供できるものと自負しており、さらに、千船病院産婦人科での後期研修中、希望されれば、他の愛仁会関連病院産婦人科（愛仁会高槻病院・明石医療センター）での交換研修が可能です。当院での産婦人科後期研修に興味のある方、一度でも見学してみたい、という一日見学希望の方も、随時連絡をお待ちしております。また当院では、同時に初期研修医も募集しております。マッチングで初期研修先を探し中の医学部学生の病院見学も大歓迎しております。とりあえずメールでご一報いただければ幸いです。【②】大阪府産婦人科一次救急医療件数【④】千船病院における産婦人科腹腔鏡(鏡視下)手術件数の推移【⑤】当院・産科並びに婦人科総手術実績の推移産科手術実績の年次推移【H21年度∼H26年度】【⑥】新病院完成予想図婦人科手術実績の年次推移千船病院産婦人科スタッフ紹介出身：神戸大学、神戸大学大学院専門等：医学博士兵庫医科大学臨床教育教授日本産科婦人科学会専門医出身：神戸大学、神戸大学大学院専門等：医学博士日本産科婦人科学会専門医、日本周産期・新生児医学会周産期母体・胎児暫定指導医、日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法インストラクター【ひとこと】周産期医療に興味がある、産婦人科救急医療を多数経験したい、腹腔鏡手術や子宮鏡手術を実践したい、さらには悪性腫瘍手術も経験したい、学会発表や論文作成もした岡田十三部長い、そんな贅沢な希望をもつ産婦人科医師を目指すあなたにぴったりの病院です。母体搬送受入数、腹腔鏡手術数は大阪府下でも有数で、産婦人科救急搬送受入数は全国トップクラスの数を誇ります。他科との連携やコメディカルとの協力体制もばっちりで、研修に最適の環境で産婦人科専門医資格を得ることができる魅力的な施設です。皆さんの応募をお待ちしています！！【ひとこと】産婦人科診療は女性の一生の健康管理です。当院では周産期・婦人科・救急医療な村越誉部長ど幅広く対応しています。また広い視野を持ち最先端の医療を導入するために、指導医・研修医にかかわらず学会参加や他施設との交流も積極的に行っております。病院内の雰囲気もよく、他科やコメディカルとの垣根が低いことも魅力で、希望があれば麻酔科・NICU・一般救急などの研修も可能です。やる気なら誰にも負けないようなガッツある仲間を待っています。出身：山梨医科大学、神戸大学大学院専門等：医学博士、日本産科婦人科学会専門医、検診マンモグラフィ読影医師出身：筑波大学、神戸大学大学院専門等：医学博士、日本産科婦人科学会専門医、日本頭痛学会専門医・指導医【ひとこと】当院における後期研修の利点は、自分の研修の時と比較すると、飛躍的に自己の技術を伸ばすことができる点にあると思います。診療の場において、診断や手術などに安田立子医長ファーストタッチができる機会が多く、しかも、産科および婦人科に偏りがありません。現時点で専門性を決めているような方以外には、最適と考えます。また、先生方のファーストタッチの後方支援をしっかり行っていると自負しております。私は、スーパーローテーションの経験がある先生方からの発想で、診療に対し違う目線を持つことができ、お互い切磋琢磨できると考えています。【ひとこと】専門科が決まった後の最初の研修は、その先 10年以上にわたっての医師としての在り方に大きな影響を及ぼす期間です。当院では産科、婦人科ともに豊富な症例に対し最前線稲垣美恵子医長の現場に立つことが出来ます。当院で後期研修していただければ、産婦人科一般臨床について必要な知識や経験をひととおり積めると思います。困ったときには指導医がバックアップし、気軽に相談できる体制を心掛けています。後期研修医の仲間も多く、これまで研修された先生方はお互い助け合い切磋琢磨して研修されていました。ワークライフバランスも整えてあり、ONOFFがはっきりしていることも当院の利点です。出身：神戸大学、神戸大学大学院専門等：医学博士、日本産科婦人科学会専門医日本癌治療認定医機構がん治療認定医【ひとこと】当科の手術症例数は非常に多く、後期研修で500例以上の手術を執刀することができます。帝王切開術などの基本的な手術の執刀から、婦人科がん手術の第一助手まで幅広い手術を経験することが可能です。手術基本手技の習得大木規義医長は、初期・後期研修の５年間において最重要項目の1つと考えており、開腹手術、腹腔鏡下手術、経腟手術のいずれの領域でも、きめ細やかな指導ができるよう、各領域に精通した優秀な指導医を揃えています。後期研修医の皆さんが飛躍的に成長できる環境が整った数少ない病院だと思います。。千船病院における後期研修医の出身大学別分布【過去5年間】神戸大学6名・兵庫医科大学3名・川崎医科大学2名他各1名大阪市立大学・岡山大学・金沢大学・滋賀医科大学・香川大学・和歌山県立医科大学・大阪医科大学・関西医科大学・埼玉医科大学・帝京大学兵庫県・大阪府下の大学を中心に様々な大学から研修医を受け入れております。後期研修医の感想伊東優出身大学：大阪医科大学感想：後期研修医として3年間過ごしました。「千船病院のここがいい！」と思うところを紹介したいと思います。【①産科症例：圧倒的な分娩件数！NICU併設で妊娠22週から受け入れ可能！】分娩件数が多く、またNICUも併設されているため、正常分娩からハイリスク症例まで様々な症例を経験できます。後期研修中に経験できる帝王切開の執刀数もかなりの数になります。無痛分娩も行っており、希望すれば麻酔科医師の指導の下で硬膜外無痛分娩の処置なども指導してもらえます。週１回、小児科医師と合同で周産期カンファレンスが開かれており、小児科医師とも話しやすい環境です。【②婦人科症例：圧倒的な症例数！悪性腫瘍手術・腹腔鏡手術も多数あり◎】良性疾患はもちろん、近年悪性腫瘍手術や腹腔鏡手術の症例数も劇的に増加しており婦人科においても様々な症例を多数経験できます。週１回、病理カンファレンスが開かれており、勉強になる症例について病理医の先生が丁寧に指導してくださいます。【③救急症例：圧倒的な搬送件数！受入れ件数は府内トップクラス！】当院の救急センターは大阪中部地域で発生した産婦人科救急の搬送症例を大部分受け入れており、件数としては大阪府内ではトップクラスです。夜間は忙しいときも多々ありますが、common diseaseから重症症例まで多種多様な疾患をみることができ、ここまでの経験は他の病院ではなかなか経験できないものだと思います。【④研修体制：圧倒的な指導医陣！雰囲気が良い！】当院は指導医の数が多く、常に指導医に相談しながら診療をすすめることができる体制が整っています。手術に関しては、積極的に執刀させていただき、技術面の指導もきめ細やかにしていただいています。産婦人科だけでなく、病院全体がアットホームで雰囲気が非常に良いです。他科との垣根も低いため、他科疾患合併の患者を診療する際にも相談しやすい環境です。松岡麻理出身大学：兵庫医科大学感想：私は、初期研修医二年目から専攻医の三年間を千船病院で研修させていただきました。産科ではlow riskから早産、合併症妊娠、婦人科では良性から悪性腫瘍と幅広い分野の症例を経験することができました。手術も開腹術から腹腔鏡下、子宮鏡下手術と様々経験することができ、診療はすべてチーム制であるため上級医師の指導のもと安心して行うことができました。また、自分が希望する分野についてはより専門的な経験を積むために院外での研修も可能であり、私は生殖医療の分野に興味があったため二施設で研修をさせていただきました。千船病院は、様々な分野を専門とする上級医師が揃っており多くのことを学べる施設であると思います。また個々の希望に沿った研修ができる数少ない施設の一つであると思います。幅広い分野に興味がある先生方はぜひ見学に来て下さい。高橋良輔出身大学：神戸大学感想：私は千船病院での２年間の初期研修を経て、現在後期研修医の３年目として千船病院産婦人科で研修しています。初期研修医の２年間では主に内科・外科・麻酔科・救急などを中心に医師としての基礎を学びました。２年目の途中から産婦人科での研修を開始し、３年目から本格的に産婦人科医としての研修が始まりました。当院の産婦人科は産科、婦人科ともに症例が豊富であり、正常分娩から手術も帝王切開、開腹手術、腹腔鏡手術、経腟手術など様々な症例を経験できます。また救急搬送や母体搬送も積極的に受け入れており、女性特有の救急疾患の診療を数多く行うことができます。病棟や医局内の雰囲気も良く、とても研修のしやすい環境が整っています。産婦人科医としての第一歩を踏み出すのには、これ以上ない病院であると思います。水野祐紀子出身大学：岡山大学感想：千船病院産婦人科の研修は、周産期医療、救急医療、悪性腫瘍、腹腔鏡手術、腟式手術など、幅広い分野の症例を通して学ぶことができます。経験豊富で頼れる指導医の先生方のアドバイスを受けながら、診療や手術は可能な限り専攻医がファーストタッチできるような体制が作られており、実践的な知識や手技が身に付き自信を持って診療にあたれるようになります。また、他科の医師やコメディカルのスタッフらも協力的で、非常に働きやすいです。バランスのとれた研修が受けられる魅力的な病院だと思います。出身大学：香川大学成田萌感想：千船病院後期研修の魅力は一言で言うと「充実した指導医のもと、豊富で幅広い症例に自分主体で取り組めること」です。千船病院には現在7名の指導医の先生が常勤しており、後期研修医数との比率はほぼ1:1です。指導医と後期研修医でチームを組んでおり、基本的には後期研修医が主体となって患者さんを診ていますが、治療方針で悩むことがあればすぐに相談できる環境が整っています。産科症例については、分娩件数が多いため、経腟分娩や帝王切開の経験を多く積むことができます。また、小児科医師やNICU設備が充実しており、妊娠22週からの母体搬送を受け入れています。婦人科では、執刀医として手術に臨む機会も多いですが、必ず指導医も手術に入り万全のフォロー体制となっています。後期研修先で悩まれているならば、是非見学にいらして下さい。百聞は一見にしかずです。後期研修医の仕事を見るのはもちろんですが、気さくな指導医の先生が多いことや、コメディカルと良好な関係が築けていて非常に働きやすい職場だということを肌で感じていただけたらと思います。宮地真帆出身大学：神戸大学感想：私は千船病院で2年間初期研修の後、1年後期研修を行い、4年目の後期研修医として勤務しております。千船病院の後期研修の魅力は、症例の豊富さにあると思います。救急搬送や母体搬送の数も多く、一般的な症例から地域特有のものまで、さまざまな症例を経験することができます。指導医と後期研修医のチーム制になっており、ささいなことも相談しやすく、細やかに指導していただけます。指導医の数も豊富で、さまざまな分野を専門とする医師が揃っています。また、産婦人科内の雰囲気がよく、和気藹々とした空気の中で仕事をすることができます。千船病院は、産婦人科の初めの数年間を経験するのに大変よい環境だと思います。