ドイツ・リヒャルト・フェーレンバッハ職業学校と次世代住宅普及に関する職

ドイツ・リヒャルト・フェーレンバッハ職業学校と次世代住宅普及に関する職
業教育強化のための覚書を締結しました
岐阜県立国際たくみアカデミーは、6月9日(火)に、ドイツのリヒャルト・
フェーレンバッハ職業学校(以下「RFG」という。)との間に覚書を締結しまし
た。
この覚書は、次世代住宅*の普及に対応できる知識と技術を兼ね備えた施工技
術者の育成に向けて、この分野で先進的なノウハウを有する RFG と連携するこ
とにより、
「実践に基づく導入教育と指導方法を理解し、協力関係を促進し、職
業教育の活性化を目指す」ことを目的としています。
覚書の締結式には、RFG から校長のロルフ・ディアドルフ氏と教員のデトレ
フ・ゾーンアベント先生が、当校から堀校長、田原管理部長、星野指導部長が、
さらに岐阜県庁から郷商工労働部長、堀部商工労働部次長、稲葉産業技術課長
が出席しました。
締結式では、星野指導部長より、覚書締結の経緯について説明の後、堀校長、
ロルフ・ディアドルフ校長の挨拶があり、引き続き、両校長による覚書への署
名が行われました。
左から、デトレフ・ゾーンアベント先生、通訳 前田 成子氏、ロルフ・ディアドルフ校長、
堀校長、郷商工労働部長
前列左から、デトレフ・ゾーンアベント先生、ロルフ・ディアドルフ校長、堀校長、郷商工労働部長、
後列左から、星野指導部長、通訳 前田 成子氏、堀部商工労働部次長、稲葉産業技術課長、田原管理部長
締結式後は、ロルフ・ディアドル校長とデトレフ・ゾーンアベント先生の記
念講演を実施し、大学等の教育機関や企業の関係者及び国際たくみアカデミー
学生合わせて約140名が参加しました。
今後は、指導用のカリキュラム構築やそのノウハウを学ぶために、国際たく
みアカデミーの住宅建築及び住宅設備に関わる指導員2名を RFG へ派遣する予
定です。
次世代住宅 ⇒
高気密・高断熱の性能が高く、太陽光発電システムなど再生可能エネルギーを利用した
発電設備を備える住宅のことをいう。岐阜県では、再生可能エネルギーで創りだしたエ
ネルギーで、建物で消費する一次エネルギー全てをまかなう「岐阜県版次世代住宅(ゼ
ロエネルギーハウス)」の普及に取り組んでいます。