マシュマロ断熱(フォームライトSL)熱伝導率の取り扱いについて 平成 11 年省エネ基準(通称:次世代省エネ基準)に於いてはフォームライトSLの熱伝導率 として 0.034(W/m・K)を用いております。これは JIS A1420(A 1412 含む)建築用構成材の断 熱材測定方法により測定したもので、フォームライトSLの熱伝導率としてご使用頂いております。 一方、昨今の断熱材を取り巻く環境の変化(優良断熱材認証制度、断熱材統一 JIS 化など)に 対応するため、優良断熱材認定制度実施規定および建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム 品質自主管理基準(ウレタンフォーム工業会)に盛り込まれております、JIS A1480 により統計処 理した宣言値 0.036(W/m・K)をフォームライトSLの熱伝導率としてご使用頂きます様お願い致 します。 【今後の運用について】 省エネ住宅ポイント及び H25 年省エネ基準仕様規定(熱貫流率及び熱抵抗値基準の規定)につい ては従来通り 0.034(W/m・K) をご使用頂けます。 H25 年省エネ基準対応と致しましては現在、弊社の方で一般社団法人住宅性能評価・表示協会 の“部位別仕様表 DB 付き外皮計算システム”に断面登録を申請中です。 https://www2.hyoukakyoukai.or.jp/gaihikeisan/calc/login/ この断面登録には 0.036(W/m・K) を使用して熱貫流率の算出をしております。 よって、上記部位別仕様表を使用する場合、フォームライトSLの熱伝導率は 0.036(W/m・K)と なります。 ※0.036(W/m・K)は宣言値で計算によって求められる値であり、試験成績書はありません。 何らかの理由で試験成績書の添付が必要な場合は HP 掲載の試験成績書(0.0343)をご使用 下さい。 平成 27 年 6 月 BASF INOAC ポリウレタン㈱ FS1 スプレー事業部
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