福岡の麦(VOL-06

★☆★FUKUOKA
no
MUGI★☆★Vol.6 2015.05.26.
日本一の麦をつくろう!>>全農ふくれん発>>
全国農業協同組合連合会福岡県本部
(担当:農産部農産課)
電話:092-762-4713
1. 平成27年産麦の収穫状況について
平成27年産麦は、5月20日(水)現在で、
収穫作業進度率は3.2%となりました。
本年産は、1月上旬頃の低温のため初期の生育
はやや遅れていましたが、1月中旬以降の高温傾
向で生育が早まり、出穂期は平年より3~4日早
く、前年より1~3日程度早くなりました。4月
下旬から5月上旬の高温で登熟が進み、大麦・は
だか麦の一部で5月14日(前年比▲3日)から、
本格的には5月21日から収穫が始まりました。
小麦の収穫は、5月26日頃より始まる見込みで
す。
収穫状況調査表(県本部調べ5/20現在)
麦 種
小 麦
大 麦
はだか麦
合 計
作付面積
14,087
5,649
361
20,098
(注)全集連を除く、作付面積(播種前契約面積)
福岡の向こう1週間の気象情報(気象庁発表)
↑収穫の様子(JAみい、5月22日撮影)
単位:
(面積:ha)(進度率:%)
収穫面積
進度率
545
90
635
9.7
24.9
3.2
2.福岡県米・麦・大豆づくり推進協議会
「27年産麦類現地検討会」
3.キリンビール㈱福岡工場
3.キリンビールマーケティング㈱九州統括本部
「
『一番搾り 福岡づくり』出荷式」
福岡県米・麦・大豆づくり推進協議会(会長:
野上真次 全農ふくれん)は、平成27年5月15
日(金)
、27年産麦類現地検討会を開催し、実需
者や生産者、関係機関、JA職員ら約70名が参
加しました。
望まれる「福岡の麦」づくり運動の一環で、毎
年実施しているもので、27年産麦類の生育状況
や品質等について、小麦班・大麦班の2班に分か
れ、現地ほ場に出向いて確認を行いました。小麦
班では、JA糸島、JAにじ、JAみいの3JA
にて、シロガネコムギ、チクゴイズミ、ミナミノ
カオリ、ちくしW2号の4品種を視察。大麦班で
は、JA筑紫、JAふくおか嘉穂、JA福岡京築
の3JAにて、ニシノホシ、はるしずく、はるみ
やび、イチバンボシの4品種を視察しました。
現地視察後は、西鉄イン天神にて報告会を開催。
福岡県農林水産部 経営技術支援課の専門技術指
導員より、視察を経ての27年産麦類の生育状
況・品質についての報告が行われました。
キリンビール株式会社 福岡工場(工場長:小髙
正寛)およびキリンビールマーケティング株式会
社 九州統括本部は、平成27年5月13日(水)、
「一番搾り 福岡づくり 福岡工場限定醸造」出
荷式を開催しました。
キリンビールが全国9工場でそれぞれオリジナ
ルの「一番搾り」を製造する試みで、福岡工場の
泉賢一郎醸造長は、福岡県産を始めとした北部九
州産のビール大麦だけを使い、地元の食に合うよ
うすっきりとした味わいに仕上げたとのこと。
出荷式では、朝倉市の森田俊介市長や、JA全
農ふくれんの村岡潤一県本部長らがテープカット
を行い、
「福岡づくり」を積んだトラック2台が出
発しました。出荷式の後には試飲会も催され、参
加者はその華やかな味に舌鼓を打っていました。
キリン 一番搾り「福岡づくり」は、350ml
缶と中瓶(500ml)が発売中。5月19日と
6月30日の2回、九州限定発売。
↑小麦班の様子。当日は少雨でした…。
↑福岡づくりを積み込んだトラックが出発。
↑大麦班の様子。JA担当者が概況説明中。
↑福岡づくり、絶賛発売中です!
4.福岡県ビール大麦協議会
「平成27年産ビール大麦作況調査」
福岡県ビール大麦協議会(会長:緒方義範 全農
ふくれん)は、平成27年5月21日(木)から
22日(金)の2日間、平成27年産ビール大麦
作況調査を開催しました。
キリンビール㈱福岡工場より、小髙正寛工場
長・荒川辰也副工場長・泉賢一郎醸造長・青柳憲
二氏の4名が参加。事務局であるJA全農ふくれ
んと共にJAを巡回し、27年産ビール大麦の生
育状況や品質について、確認を行いました。
今年度は、
「『福岡づくり』の発売を機に、日ご
ろの感謝を生産者・JAの皆様に伝えたい」との
泉醸造長の想いから、2日間かけて、県下でビー
ル大麦の作付がある全7JAを巡回。泉醸造長よ
り、生産者やJA職員に、一番搾り「福岡づくり」
が手渡され、日ごろの感謝が述べられました。
↑JAより概況説明後、圃場を視察します。
☆★☆あとがき☆★☆
いよいよ27年産福岡県産麦、収穫が始まりま
した。品質の向上に向け、全農ふくれん麦部会、
そして各JAの部会組織で取組みを行ってきた、
播種前から収穫までの約8ヵ月間。この想いが無
駄にならぬよう、最後の最後まで気を抜かずに、
邁進していきます。
JA全農ふくれん麦部会では、
「日本一の麦をつ
くろう!」をスローガンに、生産者、実需者、関
係機関一体となり、福岡県産麦の品質・収量の向
上に向け、精一杯取り組んでまいります。
全国農業協同組合連合会 福岡県本部
☆FUKUOKA no MUGI 編集局☆
YASUNAGA HIROFUMI
YAMASHITA NORIKO
NAKANO YUUTA
NISHIHARA YOSHIHIRO
TSURUTA ATSUKI
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