平成27年3月期決算について 平成27年5月13日(水) 目次 3. 本資料で用いる業績数値について(ご注意) 12. 平成28年3月期連結業績見通し 4. グループ事業領域 13. 平成28年3月期セグメント別業績見通し 5. 平成27年3月期決算総括 14. 栄光グループの成長戦略「4つのボーダーレス」 6. 平成27年3月期セグメント別総括 15. 教育事業の生徒数の状況 7. 平成27年3月期連結業績サマリー 16. 学習塾部門の次期計画 8. 教育事業の業績の推移 17. 語学教育部門の次期計画 9. 教育ソリューション事業の業績の推移 18. 教育ソリューション事業の次期計画 10. その他の事業の業績の推移 11. 株主還元の推移 19. Z会グループとの提携による成果と今後の方針 本資料で用いる業績数値について(ご注意) 当社(栄光ホールディングス㈱)は、㈱栄光の単独株式移転により平成23年10月3日に栄光 グループの持株会社として設立されました 本資料では、参考情報として当社グループの連続した業績の推移・傾向をお伝えするために 下記の業績数値を用いて比較しております 当期より会計方針の変更を行ったことに伴い、平成26年3月期(26/3)の連結業績について は、遡及適用後の数値を表示しております 企業結合に関する会計基準の改正を踏まえ、「当期純利益」については、平成28年3月期から 「親会社株主に帰属する当期純利益」に変更されます 【本資料における業績数値】 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 平成21年3月期 ㈱栄光 連結 平成22年3月期 ㈱栄光 連結 平成23年3月期 ㈱栄光 連結 平成24年3月期 当社が㈱栄光の業績を引き継いだものとして換算した 連結業績 平成25年3月期 栄光ホールディングス㈱ 連結 平成26年3月期 栄光ホールディングス㈱ 連結 平成27年3月期 栄光ホールディングス㈱ 連結 平成28年3月期 栄光ホールディングス㈱ 連結(予想) 〔21/3〕 〔22/3〕 〔23/3〕 〔24/3〕 〔25/3〕 〔26/3〕 〔27/3〕 〔28/3E〕 いずれも 4月1日から 3月31日まで 3 グループ事業領域 【学習塾の経営】 【専門教育の展開】 ●株式会社栄光 ⇒ 小中学生向け学習塾 「栄光ゼミナール」 ⇒ 大学受験指導 「ナビオ」 ⇒ 個別指導専門塾 「ビザビ」 ⇒ 最難関中学合格専門塾 「エクタス」 ⇒ 県立高校合格&定期テスト対策 「アシスト学院」 ⇒ 多彩で上質な学びの場 「栄光ゼミナール ワイズ」 ⇒ 科学実験専門教室 「栄光サイエンスラボ」 ⇒ 知育・カルチャー講座 「栄光キッズカレッジ」 ●株式会社栄光 ⇒ 高卒資格・アーティスト養成 「VAW栄光ハイスクール」 ●株式会社シェーンコーポレーション ⇒ 語学教室 「シェーン英会話」 ⇒ 語学資格・留学準備 「カプラン ジャパン」 ●株式会社エー・アンド・アイ ⇒ 少人数制民間学童保育 「アフタースクール[ワイズ]」 ⇒ 幼稚園・小学校受験対策塾 「アイ・シー・イー幼児教室」 ⇒ 私立生指導塾「アイ・シー・イー私立専門塾」 ●EIKOH SEMINAR AUSTRALIA PTY. LTD. ⇒ 保育園・幼稚園(オーストラリア) 教育事業 栄光 ホールディングス 株式会社 教育 ソリューション 事業 その他の 事業 【教育機関に対する総合支援】 ●株式会社エデュケーショナルネットワーク ⇒ 教材・教育コンテンツの製作・販売 ⇒ 生徒募集広告 「スクールネットワーク」 ⇒ 教職員派遣・紹介・研修 「イー・スタッフ」 ⇒ 事務用品・家具・OA機器販売 「オフィスサプライ」 ●株式会社ネリーズ ⇒ 外国語教材出版・輸入販売 ⇒ 語学教育関連商品の専門店 「Nellie’s English Bookstore」 ●株式会社エデュプレス ⇒ 教材印刷・総合印刷 ●株式会社栄光アース ⇒ 緑化・清掃、不動産の仲介・管理 4 平成27年3月期決算総括 1. 事業の成果 42,413百万円 売上高 営業利益 前期比+272百万円 +0.6% 〔プラス〕 語学教育部門(語学教室「シェーン英会話」等)が生徒数の増加等により順調に成長 〔プラス〕 ㈱アイ・シー・イー綜合教育研究所等の幼児教育等の事業を吸収分割により承継 〔プラス〕 教育ソリューション事業の学習サポート関連部門が好調 〔マイナス〕 学習塾部門(学習塾「栄光ゼミナール」等)の期中平均生徒数が前期の水準に達せず 3,715百万円 前期比△633百万円 △14.6% 学習塾部門において顧客サービスの一層の充実に向けた施策や、平成28年3月期スタート時の生徒数確保をも 見据えた販売促進・広告宣伝活動に注力したことなどにより、コストが先行して発生 経常利益 3,919百万円 前期比△531百万円 当期純利益 1,998百万円 前期比+14百万円 △11.9% +0.7% 前期と比較して特別損失が減少したことにより、当期純利益は約2,000百万円を確保 2. 財務面の安定 ① 負債の圧縮に継続して努め「実質無借金経営」を持続 ② 自己資本比率も安定(当期末時点で54.6%) ⇒既存事業の充実、新規事業の開発のほか、企業価値の向上に向けたM&Aへの投資も検討 5 平成27年3月期セグメント別総括 教育事業 売上高:34,062百万円 前期比△82百万円 セグメント利益:4,555百万円 前期比△798百万円 △0.2% △14.9% ○学習塾部門は、期中平均生徒数が前期比3.1%減となったが、平成28年3月期スタート時の生徒数確保をも見据えて 販売促進・広告宣伝活動、人材採用・育成等に取り組んだことにより改善傾向で推移 ○語学教育部門は、期中平均生徒数が前期比3.8%増となったことなどにより堅調に推移 教室展開・運営の見直しによる効率性の向上、留学関連ビジネスの成長も貢献し増収増益を達成 ○㈱エー・アンド・アイが、㈱アイ・シー・イー綜合教育研究所等の幼児教育等の事業を吸収分割により承継(平成26年6月) するなど、低年齢の顧客層へのサービスの拡充を図る 教育ソリューション事業 売上高:6,880百万円 前期比+235百万円 セグメント利益:822百万円 前期比+1百万円 +3.5% +0.1% ○教育コンテンツ部門において学習塾用教材・テストの販売で消費税増税前の駆け込み需要の反動があったが、 学習サポート関連部門が好調であったことなどから増収 その他の事業 売上高:1,470百万円 前期比+119百万円 +8.8% セグメント利益:186百万円 前期比+69百万円 +59.0% ○印刷部門において、配送等印刷の周辺業務の代行や提案などを行うビジネスサポート(印刷から発送までのワンストップ サービス等)が好評を得ると同時に、印刷受注の拡大にもつながり増収増益 6 平成27年3月期連結業績サマリー (百万円) 増減 増減率 28/3 増減 増減率 (予想) (27⇒28) (27⇒28) 24/3 25/3 26/3 27/3 高 41,480 42,000 42,141 42,413 272 0.6% 43,160 747 1.8% 益 4,027 4,080 4,348 3,715 △633 △14.6% 3,820 105 2.8% (営業利益率) 9.7% 9.7% 10.3% 8.8% - - 8.9% - - 益 3,869 3,974 4,450 3,919 △531 △11.9% 3,900 △19 △0.5% 当 期 純 利 益 1,295 1,534 1,984 1,998 14 0.7% 2,030 32 1.6% R O E 11.6% 12.3% 14.3% 13.2% - - - - - R O A 13.8% 15.2% 17.5% 14.5% - - - - - 売 営 経 上 業 利 常 利 ※ROE=当期純利益/自己資本 45,000 (26⇒27) (26⇒27) ROA=経常利益/総資産 (百万円) 売上高 営業利益 4,500 ( 売上高) 40,000 3,500 3,000 35,000 ( 営業利益) 4,000 2,500 30,000 2,000 24/3 25/3 26/3 27/3 28/3E 7 教育事業の業績の推移 37,000 (百万円) 売上高 セグメント利益 6,000 ( セグメント利益) 35,000 5,000 ( 売上高) 33,000 4,000 31,000 29,000 3,000 27,000 2,000 25,000 24/3 25/3 26/3 27/3 28/3E (百万円) 24/3 売上高 (外部) セグメント 利益 25/3 26/3 27/3 増減 増減率 28/3 増減 増減率 (26⇒27) (26⇒27) (予想) (27⇒28) (27⇒28) 33,743 34,085 34,144 34,062 △82 △0.2% 34,650 588 1.7% 5,195 5,299 5,353 4,555 △798 △14.9% 4,640 85 1.9% 8 教育ソリューション事業の業績の推移 7,500 (百万円) 売上高 セグメント利益 7,000 900 ( 売上高) ( セグメント利益) 800 6,500 6,000 700 5,500 600 5,000 500 4,500 4,000 400 24/3 25/3 26/3 27/3 28/3E (百万円) 24/3 売上高 (外部) セグメント 利益 25/3 26/3 27/3 増減 増減率 28/3 増減 増減率 (26⇒27) (26⇒27) (予想) (27⇒28) (27⇒28) 6,483 6,682 6,645 6,880 235 3.5% 6,940 60 8.7% 643 637 821 822 1 0.1% 840 18 2.2% 9 その他の事業の業績の推移 (百万円) 1,800 売上高 300 セグメント利益 ( 売上高) ( セグメント利益) 1,500 200 1,200 900 100 600 300 0 0 24/3 25/3 26/3 27/3 28/3E (百万円) 24/3 売上高 (外部) セグメント 利益 25/3 26/3 27/3 増減 増減率 28/3 増減 増減率 (26⇒27) (26⇒27) (予想) (27⇒28) (27⇒28) 1,253 1,232 1,351 1,470 119 8.8% 1,570 100 6.8% 191 148 117 186 69 59.0% 190 4 2.2% 10 株主還元の推移 1. 当期の中間配当は計画どおりに1株当たり13円で実施済 2. 期末配当についても当期純利益の確保を受けて1株当たり13円を予定 【1株当たりの配当金の推移】 30 (円) 中間配当 期末配当 25 20 12 10 15 10 13 13 12 10 6 5 6 6 21/3 22/3 10 10 23/3 24/3 12 12 25/3 26/3 13 0 ※平成24年3月期中間配当までは㈱栄光としての配当 27/3 11 平成28年3月期連結業績見通し (百万円) 26/3 27/3 28/3(予想) 増減(27⇒28) 増減率(27⇒28) 高 42,141 42,413 43,160 747 1.8% 益 4,348 3,715 3,820 105 2.8% ( 営 業 利 益 率 ) 10.3% 8.8% 8.9% — — 経 益 4,450 3,919 3,900 △19 △0.5% 当 期 純 利 益 1,984 1,998 2,030 32 1.6% 年間配当金(円) 25 26 26 — — 売 上 営 業 常 利 利 【セグメント別の売上高の推移】 45,000 (百万円) 【平成28年3月期のポイント】 ① 中核の学習塾部門で既存校のさ 40,000 35,000 らなる充実に注力するとともに、 30,000 引き続き語学教育部門や幼児・ 25,000 小学校低学年対象の新規ビジネ 20,000 スの拡大・普及を図る 15,000 ② 業績面は新規ビジネスへの投資 10,000 等も見込みつつ、安定的な成長 5,000 を目指す 0 25/3 教育事業 26/3 27/3 教育ソリューション事業 28/3E その他の事業 12 平成28年3月期セグメント別業績見通し 教育事業 売上高:34,650百万円 前期比+588百万円 +1.7% セグメント利益:4,640百万円 前期比+85百万円 +1.9% ○学習塾部門では、新校はマーケットの精密な分析を踏まえ厳選して出店。「地域密着」をより強めた教室運営・ サービスの提供に努め、生徒数の伸長を図る ○語学教育部門では、年間10校程度の新校開設を計画。法人営業・留学関連ビジネスも推進し、さらなる増収増益へ ○平成26年6月に、㈱アイ・シー・イー 綜合教育研究所等から承継した幼稚園・小学校受験指導サービス等の 運営体制強化にも注力 教育ソリューション事業 売上高:6,940百万円 前期比+60百万円 +8.7% セグメント利益:840百万円 前期比+18百万円 +2.2% ○教育コンテンツ部門では、顧客ニーズに対応・喚起する商品の拡充、平成28年度からの中学校における教科書改訂に 対応した改訂教材の販売促進等に注力 ○学習サポート関連部門は大学や公教育のサポート等への進出を加速するなど、顧客層の拡大にも注力 ○語学教材部門では、グループ各社とも連携して営業力・商品開発力を強化を図る その他の事業 売上高:1,570百万円 前期比+100百万円 +6.8% セグメント利益:190百万円 前期比+4百万円 +2.2% ○印刷部門でビジネスサポート(印刷から発送までのワンストップサービス等)に注力し、既存顧客との取引拡大と 新規顧客の開拓を図る 13 栄光グループの成長戦略「4つのボーダーレス」 【垂直展開】 幼児からシニアまで、生涯にわたる 教育サービスを提供 (=顧客層のボーダーレス) 低年齢層向けサービスを 提供する㈱エー・アンド・ア イの連結組入れ(平成25 年)と強化 科学実験教室 「栄光サイエンスラボ」 の開始(平成20年) 【水平展開】 学習塾の境界を超えて、広く多様な 学びのニーズに応える (=事業領域のボーダーレス) ㈱増進会出版社との資本業務提携 (平成21年)以降の通信教育併用 サービスの推進 ㈱アイ・シー・イー綜合教育研究所等 の幼稚園・小学校受験指導サービス 等を承継(平成26年) ベトナムでの学習塾の 開始(平成24年) 【グローバル展開】 海外において当社グループの 既存・新規の教育サービスを提供 (=事業エリアのボーダーレス) 既存事業 (学習塾を中心とする 教育サービス群) の一層の充実 ㈱シェーンコーポレーションの M&A(平成22年) 東京都葛飾区から「中学授業力向上 プロジェクト」を受託(平成24年) 東京都足立区から「学力向上講座事 業(あだち小学生基礎学習教室)」を 受託(平成26年) EIKOH SEMINAR AUSTRALIA PTY. LTD. の連結組入れ(平成25 年)と強化 グループ各社横断的な 公教育支援ビジネスの 推進体制の立上げ (平成26年) 【公教育展開】 民間教育のノウハウの提供により 公教育を支援 (=官民のボーダーレス) 既 存 事 業 の 充 実 に 注 力 し つ つ 、 教 育 に 特 化 し て 4つのボーダーレス(=新市場の開拓・創造)を目指す 14 教育事業の生徒数の状況 100,000 (名) ㈱栄光(学習塾「栄光ゼミ ナール」が主力)、㈱シェー 80,000 ンコーポレーション(語学教 室「シェーン英会話」が主 60,000 力)、㈱エー・アンド・アイ (低年齢層対象のサービス 40,000 を展開)を合計した生徒数 は約83,000人(平成27年3 20,000 月末時点)。 新たな教育サービスの開 0 24/3 ㈱栄光 25/3 26/3 ㈱シェーンコーポレーション 27/3 ㈱エー・アンド・アイ 発・普及により、中期的に は100,000名も視野に ㈱エー・アンド・アイによる低年齢層対象のサービスの開拓・充実 1.1. アフタースクール[ワイズ] 各種プログラム、送迎付き添いサービスを提供する少人数制 学童保育。 各種プログラム、送迎付き添いサービスを提供する少人数制学童保育 2.2. アイ・シー・イー幼児教室 アイ・シー・イー幼児教室 幼稚園受験・小学校受験指導で豊富な実績を有する幼児教室。 幼稚園受験・小学校受験指導で豊富な実績を有する幼児教室 受験対策のほかモンテッソーリ・メソッドを用いた知育プログラムにも定評 受験対策のほかモンテッソーリ・メソッドを用いた知育プログラムも定評 3.3. アイ・シー・イー私立専門塾 アイ・シー・イー私立専門塾 私立小学校・中学校・高校のカリキュラム・教科書・定期試験に完全対応した学習塾。 私立小学校・中学校・高校のカリキュラム・教科書・定期試験に完全対応した学習塾 小学生コース、中高生コース、私立小編入コースを設定 小学生コース、中高生コース、私立小編入コースを設定 低年齢層向けビジネス の開拓を目指して、平 成25年より展開 低年齢層向けビジネスのさらなる充実を図る ため、平成26年6月、㈱アイ・シー・イー綜合 教育研究所等の幼児教育等の事業を吸収分 割により承継 15 学習塾部門の次期計画 1.平成27年3月期の成果 平成28年3月期スタート時の生徒数確保をも見据えて、販売促進・広告宣伝活動、人材採用・育成等に取り 組んだことにより改善傾向で推移(平成27年4月の生徒数は堅調) 平成28年3月期は順調な滑り出しに 100% タブレット端末「 iPad mini※ 」 を使っ た学習サービスを平成26年4月より 小4・中1・高1のコースに導入 未来の栄光ファンの拡大を目指して、 出張イベント「まなびの森」を首都圏の 大型ショッピングモールで継続開催 4月 6月 8月 10月 12月 2月 4月 平成26年4月以降 生徒数の前年同期比の推移 2.平成28年3月期に推進する主要施策【地域密着・生徒満足度の向上】 ① より一層お客様のニーズ・地域特性に合わせてサービスを提供できる運営体制に再編 (「地域密着型学習塾」の追求) ② 新校はマーケットの詳細な分析を踏まえ厳選して出店する方針 ③ ニーズの増大を見込めるサービスにさらに注力 ⇒公立中高一貫校受験指導、英語指導(速読英語講座、REAL ENGLISHコース)、個別指導、 小学校低学年向けサービス(ジュニアコース)等の強化・拡大 ④ タブレット端末「iPad mini※」 を使った学習サービスを平成27年4月より小5・中2・高2のコースに拡大 ※「iPad mini」はApple Inc.の商標です。 16 語学教育部門の次期計画 1.平成27年3月期の成果 ① 語学教室「シェーン英会話」の運営 ⇒既存校が堅調に推移、前期中に新設した教室も軌道に乗る ⇒期中平均生徒数は前期比3.8%増の21,096人まで伸長 ② 留学関連サービス ⇒夏休み中に実施した短期留学や㈱Z会との共同企画「オックスフォード短期留学※ 」が好評 増収増益を達成し、売上高・利益の両面でグループの業績に貢献 2.平成28年3月期に推進する主要施策 ① 教室の新設は年間10校程度を目安に計画、関西地区の開拓も構想中 ⇒ゴールデンウィーク明けに北千住、茗荷谷(東京都)に開設済。さらに数校の新設を計画中 ② 留学関連サービスでは好評だった㈱Z会との共同企画をブラッシュアップするほか、新企画も投入 ③ 東京オリンピックも睨み企業等を対象とする英語研修ビジネスでも新サービスを企画 ④ さらなる持続成長を支えるため人材育成に注力 ※世界トップレベルの学生との共同生活 と、英語のアウトプット力を集中的に養成 するレッスンを提供し好評だった「オック スフォード短期留学」(写真左・中)。平成 27年夏はボストン コースも設定(右) 17 教育ソリューション事業の次期計画 1.㈱エデュケーショナルネットワークについて 〈1〉コンテンツ関連(学習塾用教材・テスト販売等) 【平成27年3月期総括】 消費税増税前の駆け込み需要の反動により売上は前期と同程度となった 【平成28年3月期計画】 ① 小学生対象の英語教材、自立学習用映像教材、教師用指導ツールの映像化等、顧客 のニーズに対応・喚起する商品開発・提供に注力 ② 平成28年度からの中学校における教科書改訂に対応した教材の販売促進 〈2〉ソリューション関連(募集広告、人材派遣・紹介、学習サポート等) 【平成27年3月期総括】 公教育のサポート(補習・教員研修の受託等)等で実績を出した学習サポート関連部門を 中心に堅調に推移 【平成28年3月期計画】 以前から販売網を構築している私立中学校・高校に対するサービスの充実に努めるととも に、大学や公教育のサポート等への進出にも注力 ≪自治体から受託した事業の例≫ 葛飾区(東京都) 中学校授業力向上プロジェクト⇒中学校教員(主要5教科)の授業力向上研修の実施 大阪市(大阪府) 中央区英語交流事業⇒未就学児から小学2年生を対象とする英語授業・課外活動の実施 足立区(東京都) あだち小学生基礎学習教室⇒小学校3、4年生を対象とする国語・算数の基礎学力定着のための講座の実施 2.㈱ネリーズについて ① ㈱シェーンコーポレーションと連携して制作した英会話テキスト 「Time to Talk」の 販売促進等、グループ各社とのシナジーを活かして営業力・商品開発力を強化 ② 海外での販路開拓・拡大にも引き続き注力 18 Z会グループとの提携による成果と今後の方針 1. 資本業務提携契約の強化 ㈱栄光と㈱増進会出版社(Z会グループ)の資本業務提携以来(平成21年12月)の協働による 成果、両社グループの企業価値の向上 栄光ホールディングス㈱と㈱増進会出版社が資本業務提携契約を締結(平成24年11月) ⇒ 従前進めてきた業務提携による協働を強化・推進 2. 業務提携による主要施策・協働事項 ① 教育事業 Z会の通信添削と栄光ゼミナールの対面指導を組み合わせた「通信教育コース」の展開 ⇒公立中高一貫校適性検査対策コースで効果を上げている作文講座を中心に5,000名以上の栄光ゼミナール在籍生が受講 Z会の「国語力基礎検定」を栄光ゼミナールで実施 ⇒受検者数は毎期順調に増加し、平成27年3月期中は栄光ゼミナール在籍の小学生のべ5,500名以上が受検 Z会の教材とシェーン英会話のネイティブ講師による指導を組み合わせたTOEIC®対策講座の実施 Z会受講者を対象とする「オックスフォード短期留学」の催行等、語学関連サービスでの協働 広告宣伝の相互活用・集客イベントでの協働 人事交流及び合同研修の推進・実施 ② 教育ソリューション事業 入試問題の共同収集及び入試傾向分析の共有 私学に対するZ会の教材等を用いた大学受験指導講座の提案・提供 ③ その他の事業(印刷部門) Z会グループからの印刷受注の促進 19 本資料のうち、業績見通し等は、現時点で入手可能な情報による判断・予測に基づいて作成されています。これらの数値は、 今後の経済状況や業界動向等の影響により、実際の業績と異なる結果となる可能性があることにご留意ください。 IRに関するお問い合わせ先 ⇒栄光ホールディングス株式会社 経営管理部 TEL:03-5275-9789 FAX:03-5275-1677 E-mail:[email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc