昭和堂 - 総合地球環境学研究所

地球環境問題を根源からとらえるシリーズ
五感/五環
監修
文化が生まれるとき
阿部 健一
五 感 は そ れ ぞ れ 自 然 か ら 何 を 感 じ、ど の よ う な
文 化 を 生 み 出 し て き た の か。遠 く で 瞬 く 星 を 眺
め、花 を 手 に 取 っ て 愛 で、森 の に お い を か ぐ。
人 と 自 然 の 接 点 と 言 え る 人 の 五 感 に﹁第 六 感﹂
も 加 え、人 と 自 然 の 関 係 性 を 描 き 出 す。定 期 刊
行物﹃人と自然﹄の総集編。
四六判 215頁 価格 2、500円 + 税
ISBN 978︲4︲8122︲1506︲7
人は火山 に 何 を 見 る の か
著
環境と記憶/歴史
寺田 匡宏
目次
目次
食と農の
サバイバル戦略
嘉田良平 著
︱︱リスク管理からの再生
シルクロードの水と緑は
日髙敏隆・中尾正義 編
︱︱地域の食料生産はどうなるのか? どこへ消えたか?
地球温暖化と農業
渡邉紹裕 編
生物多様性 どう生かすか
山村則男 編
︱︱親保全・利用・分配を考える
中国の環境政策生態移民
湯本貴和 編
︱︱食と農の持続可能性
総合地球環境学研究所 編
日髙敏隆 編
生物多様性は
なぜ大切か?
小長谷有紀・シンジルト・中尾正義 編
緑の大地、内モンゴルの砂漠化を防げるか?
――
食卓から地球環境がみえる
︱︱親潮・オホーツク海を育むアムール川
和田英太郎・神松幸弘 編
︱︱ 人と環境のつながりを診る ︱︱環境問題の根源に迫る
安定同位体というメガネ 地球の処方箋
白岩孝行 著
魚附林の地球環境学
︱︱日本と産油国の未来像を求めて
ポスト石油時代の
人づくり・モノづくり
石山俊・縄田浩志 編
食と農の未来
モノの越境と地球環境問題 黄河断流
水と人の未来可能性 森はだれのものか?
佐藤洋一郎 著
︱︱ユーラシア一万年の旅
日髙敏隆・秋道智彌 編
︱︱アジアの森と人の未来
福嶌義宏 著
︱︱グローバル化時代の︿知産知消﹀ ︱︱中国巨大河川をめぐる水と環境問題
生物多様性
総合地球環境学研究所 編
︱︱しのびよる水危機
窪田順平 編
阿部健一 編
子どもたちにどう伝えるか
〒606-8224 京都市左京区北白川京大農学部前
TEL 075-706-8838(営業) FAX 075-706-8878 http//www.kyoto-gakujutsu.co.jp/showado/
昭和堂
図書
出版
古代ローマ時代、プリニウスは噴火するヴェスビ
オス火山に向かって観測隊を進め、命を落とした。
私たちも答えの出ない何かを測定しようと過去の
災害に向かって問いを重ねている存在なのだろう
か。阪神・淡路大震災から20年のあいだ、災害
を契機に書かれた文章を読み解き、環境史の可能
性を提示する。
四六判 198頁 価格 2、500円 + 税
ISBN 978︲4︲8122︲1508︲1
*地球研は総合地球環境学研究所の略称で、
2001年、京都に創設されました。大学共
同利用機関法人・人間文化研究機構の一機関
として、地球環境問題を人と自然の関係とい
う根本からとらえて研究しています。この叢
書は地球研の研究成果をわかりやすく紹介す
るものです。
はじめに(阿部健一)
第Ⅰ部 視覚|人の目でとらえることのできる世界/環境はどこまで広がっているのだろうか
第Ⅱ部 聴覚|耳を澄ませば、聞こえてくる音。人の感情、時間や季節の変化、目の前のことだけでなく
第Ⅲ部 触覚|頬は通り過ぎる風を知り、足の裏は川底の石にくすぐられ、つないだ手は温かい
第Ⅳ部 味覚|ある研究者が言った「食べたものは忘れない」。これほど素直に自然環境や文化を記憶に刻むもの
第Ⅴ部 嗅覚|ふとした瞬間に嗅いだにおいで、人は季節を感じ、危険を感じ取り、また胸を焦がす
第Ⅵ部 第六感|感情、記憶、カミさま……。世界は不思議なことに、そこに「存在」するものと
あとがき(秋道智彌)
ユクスキュル、アガンベン、アンソロポシーン――少し長めのまえがき
第1章 地震のあとのドキュメント
第2章 homo narrans 人は語る
第3章 森のなかで、都市のなかで、夢のなかで、記憶する
第4章 まだ見ぬ環境の〈新しい学〉へ
読むことの共同体――あとがきにかえて
新刊
新刊
食と農のサバイバル戦略──リスク管理からの再生
嘉田良平 著
四六判 160頁 ISBN 978-4-81-221405-3 価格 2,100円 + 税
ポスト石油時代の人づくり・モノづくり──日本と産油国の未来像を求めて
石山俊・縄田浩志 編
四六判・上製 256 頁 ISBN978-4-8122-1258-5 本体2,300 円+税
食と農の未来──ユーラシア一万年の旅
目次
第1章 人類はいつも飢えていた──食とは何か
第2章 ユーラシアの人びとは何を食べてきたのか──食の枠組み
第3章 人類は環境を食いつぶすつもりなのか──食と地球環境問題
第4章 農業はいつ始まったのか──食の生産の歴史
第5章 農業が環境を破壊するとき──農業生産の持続性
第6章 食の倫理を問う──食と農の未来
四六判・上製 260 頁 ISBN978-4-8122-1176-2 本体2,300 円+税
阿部健一 編
目次
第1章 生物多様性の伝え方──科学と文化(阿部健一)
第2章 生物多様性とどう接していますか(辻野亮)
第3章 生物多様性を受け入れる生き方、考え方とは(神松幸弘)
第4章 生きものの個体を追跡してみると……(依田憲)
第5章 子どもたちの幸せのために、里山をとおして何を伝えるか(夏原由博)
【コラム】子どもたちから遠くなった自然(今西亜由美)
第6章 森の実践から学ぶ生物多様性の保全(横山智)
生物多様性 どう生かすか──保全・利用・分配を考える
山村則男 編
目次
はじめに(山村則男)
第1章 生物多様性とは何か──暮らしに生きる自然(岡安直比)
第2章 生物多様性条約とは何か──科学と政治のあいだ(香坂玲)
第3章 生物多様性は生かされているか──食卓から考える(佐藤洋一郎)
第4章 生物多様性は生かされてきたか──持続的利用と破綻の歴史(湯本貴和)
第5章 生物多様性を守るために──遺伝資源利用による利益の衡平で公正な配分(大沼あゆみ)
食卓から地球環境がみえる──食と農の持続可能性
湯本貴和 編
地球の処方箋──環境問題の根源に迫る
総合地球環境学研究所 編
黄河断流──中国巨大河川をめぐる水と環境問題
福嶌義宏 著
森はだれのものか?──アジアの森と人の未来
日髙敏隆・秋道智彌 編
目次
目次
目次
シルクロードの水と緑はどこへ消えたか?
日髙敏隆・中尾正義 編
中国の環境政策 生態移民 ―緑の大地、内モンゴルの砂漠化を防げるか?
小長谷有紀・シンジルト・中尾正義 編
四六判 上製 180 頁 ISBN978-4-8122-1017-8 本体2,200 円+税
モノの越境と地球環境問題──グローバル化時代の〈知産知消〉
窪田順平 編
四六判 上製 224 頁 ISBN978-4-8122-0933-2 本体2,300 円+税
図書
出版
昭和堂
〒606-8224 京都市左京区北白川京大農学部前
TEL 075-706-8838(営業) FAX 075-706-8878
http//www.kyoto-gakujutsu.co.jp/showado/
序 章 中国西部辺境と「生態移民」
第Ⅰ部 生態的側面を問う──「生態移民」は環境保全を果たせるか?
第Ⅱ部 経済的側面を問う──「生態移民」は貧困削減を果たせるか?
第Ⅲ部 文化的側面を問う──「生態移民」はいかなる文化変容をもたらすか?
終 章 地球環境問題と「生態移民」
四六判 上製 328 頁 ISBN978-4-8122-0523-5 本体2,800 円+税
生物多様性はなぜ大切か?
日髙敏隆 編
目次
目次
前口上──もうひとつの地球環境問題入門(立本成文)
序 章 モノがつなぐ地域と地球(窪田順平)
第1章 食料──エビの風景(村井吉敬)
第2章 木材──アムールトラの棲む森はいま(山根正伸)
第3章 水──日本に輸入される大量の「仮想水」(窪田順平)
第4章 廃棄物──ごみの行方を追う(寺園淳)
第5章 感染症──この不安をどう乗り越えるか?(門司和彦)
第6章 地産地消から知産知消へ──つながりという「関係価値」(阿部健一)
はじめに(日髙敏隆)
第1章 タクラマカン砂漠は緑だった……?(井上隆史)
第2章 来る水、行く水──オアシスをめぐる水の循環(中尾正義)
第3章 オアシスの盛衰と現代の水問題(中尾正義)
第4章 砂漠化は地球環境に何をもたらすのか?(中野孝教)
第5章 シルクロードから消えた水と世界水危機(鼎信次郎)
コラム 心の水を考える(小野浩)
四六判 上製 カラー4 頁+212 頁 ISBN978-4-8122-0625-6 本体2,400 円+税
目次
序 章 安定同位体って何?(神松幸弘)
第1章 生き物同士のつながりを診る──アミノ酸の窒素同位体比を用いて(大河内直彦他)
第2章 気候と社会の歴史を診る──樹木年輪の酸素同位体比からの解読(中塚武)
第3章 地球環境のトレーサビリティー(中野孝教)
第4章 環境診断学の誕生(和田英太郎)
はじめに(日髙敏隆)
序 章 森と人の生態史(秋道智彌)
第1章 森の一万年史から(湯本貴和)
第2章 ボルネオ・イバン人の「里山」利用の変化と日本とのかかわり(市川昌広)
第3章 ボルネオ熱帯雨林ランビルの林冠でみえたこと(酒井章子)
第4章 だれのための森か(阿部健一)
第5章 「協治」の思想で森とかかわる(井上真)
第6章 世界の森の現状からみた地球未来(山田勇)
四六判 上製 カラー4 頁+200 頁 ISBN978-4-8122-0708-6 本体2,300 円+税
目次
和田英太郎・神松幸弘 編
第Ⅰ部 黄河に何が起こったか?
第Ⅱ部 黄河断流はどのように起こったのか?
第Ⅲ部 「黄河断流」からみた地球環境問題
終 章 「黄河断流」の意味するもの
四六判 上製 カラー4 頁+202 頁 ISBN978-4-8122-0775-8 本体2,300 円+税
四六判 上製 カラー2 頁+240 頁 ISBN987-4-8122-1118-2 本体2,300 円+税
安定同位体というメガネ──人と環境のつながりを診る
第Ⅰ部 環境史・文明
第Ⅱ部 食・資源
第Ⅲ部 多様性
第Ⅳ部 循環
四六判 上製 224 頁 ISBN978-4-8122-0816-8 本体2,300 円+税
白岩孝行 著
1章 豊穣の海
2章 鉄不足にあえぐ海
3章 国際チームをつくる
4章 フィールドワークを取り巻くさまざまな問題
5章 ひとつの仮説
6章 大気から来る鉄は重要か
7章 アムールリマンの謎
8章 鉄を生み出す湿原
9章 アムール川流域の土地利用変化とその背景
10 章 数値モデルが語る鉄の未来
11 章 魚附林と巨大魚附林
12 章 アムール・オホーツクコンソーシアムの設立へ
13 章 平和環境圏構築と大学からの挑戦
第1章 人間にとってのおいしさ(伏木亨)
第2章 日本列島に住む人々は何を食べてきたか(湯本貴和・米田穣)
第3章 日本の食卓はいま(佐藤洋一郎)
第4章 「食」の現状──人類史上の位置(秋道智彌)
第5章 農業・漁業の持続可能性を問う(嘉田良平)
四六判 上製 168 頁 ISBN978-4-8122-0813-7 本体2,200 円+税
四六判 上製 192 頁 ISBN978-4-8122-1145-8 本体2,200 円+税
魚附林の地球環境学──親潮・オホーツク海を育むアムール川
はじめに(立本成文)
序 章 地球温暖化で農業はどうなるのか(渡邉紹裕)
第1章 地球温暖化で地域の気候はどうなるのか(木村富士男)
第2章 地球温暖化で水循環はどうなるのか(長野宇規)
第3章 地球温暖化で作物の生育はどうなるのか──コメとムギ(中川博視)
第4章 地球温暖化で穀物の需給はどうなるのか(辻井博)
第5章 地球温暖化と農業のこれから(渡邉紹裕)
四六判 上製 カラー4 頁+240 頁 ISBN978-4-8122-0829-8 本体2,300 円+税
目次
四六判 上製 216 頁 ISBN978-4-8122-1119-9 本体2,200 円+税
渡邉紹裕 編
目次
生物多様性 子どもたちにどう伝えるか
地球温暖化と農業──地域の食料生産はどうなるのか?
目次
佐藤洋一郎 著
はじめに(立本成文)
第1 章 人と水の関係史(佐藤洋一郎)
第2 章 水を利する──水をあやつる知恵(渡邉紹裕)
第3 章 生態系を巡回する水(湯本貴和)
第4 章 見えない水をはかる(谷口真人)
第5 章 水はだれのものか──水の協治と生態史の構築にむけて(秋道智彌)
四六判 上製 196 頁 ISBN978-4-8122-0922-6 本体2,300 円+税
目次
目次
序 章 地球環境問題の処方箋はできるのか(石山俊)
第1章 石油文明の頂点から考える──何を失ってきたのか、何を残していくのか(縄田浩志)
第2章 エネルギー危機を前に、現代人類の危機をどう考えるか(嶋田義仁)
第3章 オアシスの伝統的生活から学ぶ未来(鷹木恵子)
第4章 産油国での人づくり、日本での人づくり(大沼洋康)
第5章 田舎暮らしからエネルギー問題を考える(石山俊)
第6章 木質バイオマスの新時代(中西昭雄)
終 章 石油なしでも「未来可能性」のある生き方(縄田浩志)
総合地球環境学研究所 編
目次
目次
第1章 なぜ食のリスクが拡大してきたのか
第2章 地球環境問題と食料安全保障のゆくえ
第3章 東南アジアにおける生態リスクの拡大と食の安全・安心
第4章 震災復興と日本農業の進路
第5章 里山の再生と持続可能な地域づくり
第6章 食のリスクと環境のつながりを問う
終 章 食と農のサバイバル戦略とは
水と人の未来可能性──しのびよる水危機
第1章 生物多様性とはなんだろう?(中静透)
第2章 「雑食動物」人間(日髙敏隆)
第3章 遺伝子からみた多様性と人間の特徴(川本芳)
第4章 文化の多様性は必要か?(内山純蔵)
第5章 生活のなかの生物多様性(佐藤洋一郎)
四六判 上製 192 頁 ISBN978-4-8122-0506-8 本体2,300 円+税
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