《 第7号 》 造成工事の様子(2015 年 3 月 3 日撮影) 平成 27 年 3 月 発行: 南三陸町 復興市街地整備課 作成: UR 都市機構 南三陸復興支援事務所 2 月 13 日(金)、南三陸ポータルセンターで行われた「第 7 回 ちづくり検討会」について報告いたします。 第 7 回 中央団地検討会 実施報告 中央団地 中央団地ま ◎検討委員出席者:7 名 ◎傍聴者:6 名 ○宅地決定の前に「ブロック決定」を行います 前回の検討会では、宅地の決定方法として「一括宅地決定案」と「ブロック分割案」 の 2 案を提示し、 「ブロック分割案」を採用する方向でおおむね合意をいただくことが できました( 「一括宅地決定案」 「ブロック分割案」の詳細については、第 6 号の高台ま ちづくりニュースをご参照ください) 。 <ブロックの分け方について> 前回の検討会でブロック分割案について示した際に、 「ブロック申込み時に、選択肢 がA・Bブロックの 2 つの場合と、4 つくらいのブロックを設ける場合ではどちらが 良いのか(図 2) 。 」とのご意見をいただきました。検討会後に町で協議を行った結果、 ブロック決定の段階では大きなブロックにしておいた方が、その次の段階の「1 次宅地 決定」で希望の宅地に入れなかった場合に参加する「2 次宅地決定」において、選択肢 が多く存在する可能性があることなどから、図 1 のようにA・Bの 2 つでブロック分 けを行う旨を説明いたしました。 写真:中央団地の航空写真、造成工事の様子が確認できます ②ブロック Aブロック ③ブロック 今後のスケジュール 開催日 第8回 3 月 27 日(金) 時間・会場 18:30~ ポータルセンター <お問い合わせ・連絡先> 南三陸町復興市街地整備課 0226-46-1382 UR 都市機構 南三陸復興支援事務所 0226-46-3341 4 話し合いの内容 優先枠等について ①ブロック ④ブロック Bブロック <図 1>ブロックが 2 つの案(採用案) <図 2>ブロックが 4 つの案(例) 1 <宅地決定までの流れについて> 今後の宅地決定までの流れについて説明いたしました。 ① まず、ブロック決定のための申込みを行 ブロック決定手続き(申込み⇒調整期間) Aブロック希望者 い、調整期間(申込み変更可能)を経て ブロックを決定します。左の<例>のよ うに、いずれかのブロックが定員を超え た場合は抽選となります。 Bブロック希望者 抽選 ② 決定したブロックの中から希望の宅地へ 落選 当選 検討委員からの質問 (○:検討委員の発言、⇒:事務局の回答) Aブロックに決定 B ブロックに決定 1 次宅地決定 1 次宅地決定 6 7 8 9 一括宅地決定(共通) どうしても決まらない場合 個別相談 ○地権者に対する優先枠は、他の東団地・西団地でも同様に設定 する予定です。 個別相談 ○ただし、左図のように、協力いただいた土地の近傍にある宅地 を希望される場合のみの優先枠となります。 12 二次宅地決定 希望宅地 11 二次宅地決定 地権者配慮 事業に協力をいただいた地権者に対し、ブロック・宅地の決定を優先して行う。 例 10 一次宅地決定 B ブ ロッ ク ○優先枠や申込みの設定について説明いたしました 優先枠などについて、これまでにいただいた意見を総括し、次のように設定するこ とを提案いたしました。 5 ブロック決定 一括宅地決定(両ブロックの未決定宅地が対象) 4 ※時期調整中 ブロックに関わらず、中央団地全体の空 いている宅地を対象に一括宅地決定を実 施します。 3 一次宅地決定 ④ 個別相談を行っても決まらない場合は、 月 2 H28 年度 1 月~H28 年度 H28.3 引渡し目標 H27 年度 ブロック決定手続き 個別相談 H26 年 度 現場見学会(仮称) 個別相談 決定に参加し、個別相談の場も設けなが ら宅地を決定します。 また、①で抽選となり落選してしまった世 帯は、もう片方のブロックに決定し、2 次 宅地決定からの参加となります。 宅地引渡しの目標時期をふまえ、宅地決定までの流れについて具体的に提示い たしました。 第8回まちづくり検討会 2 次宅地決定 ③ ②の抽選で外れてしまった場合、2 次宅地 ○宅地決定のスケジュール(予定)について説明いたしました A ブ ロッ ク 2 次宅地決定 申込み、重複した場合は抽選を行います。 重複が無かった場合は、その時点で宅地 が決定します。 ○店舗優先枠を設けないのなら、店舗併用住宅を検討している世帯に対して早めに建築可能 な店舗の規模や設備について知らせた方がよいのでは? ⇒防災集団移転促進事業では、 「住宅」が基本なので大規模な店舗は難しいと考えていただ きたいと思います。建築許容可能な店舗についてはまたお知らせします。 H28.12 引渡し目標 ※ 上記スケジュールは現時点での予定であり、今後変更されることがあります。 ※ ブロック決定手続きの際(ブロック申込み時)には、下記の資料を提示させていただく予定です。 ○中央団地土地利用計画図 ○中央団地宅地完成予定図(ブロックの範囲/引渡し目標時期/宅地の計画高さ・面積・辺長/道路の計画高さ) ○中央団地の切盛図(切土と盛土の範囲を色分けした図) 事業協力範囲 ○参考分譲価格・借地料(平成 24 年時点における 1 坪あたりの分譲・借地の参考価格) ペア申込み 2 世帯の移転等を考慮し、2 組(ペア)でのブロック申込みを可能とする。 「福祉優先枠」 「店舗優先枠」については、主に下記の理由により実施しない方 向としたい旨を説明いたしました。店舗についてはもう一度議論いたします。 店舗優先 福祉優先 ○同業店舗が集積する可能性がある ○緊急時、助け合いが困難になる可能性がある ○店舗を経営するという確約を得ることが困難 ○福祉優先枠の対象者の定義づけが難しい 2 検討委員からの質問 (○:検討委員の発言、⇒:事務局の回答) ○AブロックとBブロックでは引渡しの時期に 9 カ月の差がありますが、Aブロックが引き 渡される時には、Bブロックはどのような状況ですか? ⇒想定では、B ブロックはまだ山の一部を削ったり、擁壁や道路の工事を行ったりしていると考えられ ます。 ○平成 28 年度には、復興拠点連絡道路はどのようになっていますか? ⇒道路の形はおおむね出来上がっている予定ですが、通ることはできないため、中央団地へは国道 45 号から入っていくことになると思われます。 3
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