地方議会にも高齢化の波 若年・中年層、国政よりも低い関心

鎌ケ谷市民かわら版
(1) 2015 年(平成 27 年)4月 13 日 月曜日
第7号(2版)
県議選は投票率低迷、市議選は 19 日告示 26 日投票
地方議会にも高齢化の波
若年・中年層、国政よりも低い関心
しのざきふみのり
28
20
24
鎌ケ谷市議選(定数 24)への立候補が予想される 29 名の方々
氏名
ふりがな
現新元 所属政党
月野 隆明
つきの たかあき
現
無所属
小泉 厳
こいずみ いわお
現
吉野 良一
よしの りょういち
現
無所属
原 八郎
はら はちろう
現
無所属
大野 幸一
おおの こういち
現
無所属
谷間 保彦
たにま やすひこ
現
無所属
津久井 清氏
つくい きよし
現
社会民主党
佐竹 知之
さたけ ともゆき
新
日本共産党
佐藤 誠
さとう まこと
現
公明党
宮城 登美子
みやぎ とみこ
現
日本共産党
池ヶ谷 富士夫
いけがや ふじお
現
公明党
三橋 一郎
みつはし いちろう
現
無所属
石神 市太郎 いしがみ いちたろう
元
川原 千加子
かわはら ちかこ
現
公明党
中村 潤一
なかむら じゅんいち
新
無所属
川上 輝
かわかみ あきら
新
無所属
森谷 宏
もりや ひろし
現
無所属
岩波 初美
いわなみ はつみ
元
芝田 裕美
しばた ひろみ
現
無所属
土屋 裕彦
つちや やすひこ
現
無所属
勝又 勝
かつまた まさる
現
無所属
泉川 洋二
いずみかわ ようじ
現
無所属
篠崎 史範
しのざき ふみのり
元
小易 和彦
こやす かずひこ
現
公明党
野上 陽子
のがみ ようこ
新
無所属
大内 一也
おおうち かずや
新
維新の党
矢崎 悟
やざき さとる
新
公明党
松澤 武人
まつざわ たけひと
現
無所属
針貝 和幸
はりかい かずゆき
現
民主党
市議選には 人が出馬へ
鎌ケ谷市新鎌ケ谷
1-10-6-403
tel/fax:047-446-0900
県 議 選 で は 、 市 議 年 の 届かなかった 。
実 績 を 訴 え た 石 井 一 美 氏 が 、 市 議 選( 定 数 )
ト ッ プ 当 選 を 果 た し た。 藤 に は、 現 職
名、
名が出馬
29
12
代 政 夫 氏 は、 清 水 聖 士 市 長 元 職 3 名、 新 人 6
の 全 面 的 な 支 援 を 受 け、 議 名 の 計
席 を 守 っ た。 民 主 党 の 伊 藤 予 定。 近 年 ま れ に
きらりかまがや市民会館中央公民館
11
仁 氏 は、「 働 き 盛 り の 県 議 見 る 激 戦 と な っ て
5 月 3日(日)15時
12
低い若年・中年層の投票者数
tel.047-442-1156
tel.047-446-0900
第4回タウンミーティング 無料
一 方、 衆 議 院 選
国 政 選 挙 と 比 べ、 地 方 選
挙 に お け る 若 年・ 中 年 層 の 挙( 年 月)での、
市民が主役
‥
60
才未満の投票者
変えよう鎌ケ谷!
投票率
(%)
34.26
34.54
34.40
55
投票者の数(※投票者数)は、
投票者数
(人)
14,901
15,365
30,266
実際に
男性
女性
合計
得票数 現新元 所属政党 年齢
11,827
新
自民党
70
10,003
現
無所属
67
7,851
新
民主党
55
※投票者数
氏名
石井 一美
藤代 政夫
伊藤 仁
85
%(全
千葉県議選の結果(鎌ケ谷市選挙区)
35
より一層少ない傾向にある 。 数の割合は
投票者
実際に投票し
た投票者の年
齢別の割合
例 え ば、 昨 年 7 月 の 鎌 ケ 国 の 標 準 的 数 値 )。
谷 市 長 選 挙( 投 票 率 ・
地方選挙では国政
有権者
有権者の年
齢別の割合
%)。投票者数を年齢別に見 選挙以上に、若年・
20 代
0
て み る と 、 現 役 世 代 と も 言 中 年 層 の 投 票 率 ア ッ プ が 課 にある 。
30 代
す る と、 年 齢 層 が 高 い 傾 向
40 代
0%
60
才 未 満 の 割 合 は 全 投 題と言える 。
50 代
25%25
える
60 代
50%50
%( 有 権 者 に 占 め ま た 、 市 議 会 議 員 の 年 齢 選 挙 で 投 票 を し た 有
才 未 満 の 割 合 構 成 も 、 衆 議 院 議 員 と 比 較 権者の数 。
70 代
75%75
る
%)。
(%)
46
61 60
80 代
100%
100
は
昨年市長選挙時の投票者の年齢別構成
19
立候補予定者の演説に耳を傾ける市民
が 必 要 」と 若 さ を 訴 え た が 、 いる 。
候補
市議選立候補
予定の方の
年齢別の割合
票者の
衆議院
市議
現在の
衆議院議員の
年齢別の割合 鎌ケ谷市議の
年齢別の割合
今月 日、千葉県議会議員選挙(鎌
ケ 谷 市 選 挙 区 は 定 数 2) が 行 わ れ、
0%
0
70
)( 自 民 党 ) と 藤 代
30 代
40
%。
25%
25
34
・
%だった 。
40 代
石 井 一 美 氏(
15
50%
50
67
)( 無 所 属 ) が 当 選 し た。
・
45
50 代
26
政 夫 氏(
60 代
75%
75
投 票 率 は 、史 上 最 低 の
70 代
ま た、 鎌 ケ 谷 市 議 会 議 員 選 挙 は
日 告 示、 日 投 票 予 定。 前 回 4 年 前
100%
100
(%)
の投票率は 、
鎌ケ谷市議会議員の年齢別構成
自宅/事務所
西道野辺
鎌ケ谷
中央
道野辺本町
西佐津間
丸山
佐津間
初富
北初富
東道野辺
富岡
道野辺中央
南鎌ケ谷
東初富
軽井沢
東初富
東道野辺
中央
初富本町
くぬぎ山
東道野辺
鎌ケ谷
新鎌ケ谷
東初富
東中沢
右京塚
南鎌ケ谷
東中沢
北中沢
年齢
77
73
73
72
70
70
70
69
66
64
63
63
63
60
60
58
56
55
53
53
53
52
49
48
43
41
40
39
35
29
今年度一般会計予算 338 億2千万円
年 度 )) や、 全 て の 中
49
市民の声
鎌ケ谷
Voice
道 路 交 通 ア ク セ ス の 弱 い、 新 鎌 ケ 谷 西 側
エ リ ア に は、 新 規 道 路 の 整 備 の た め の 用 地
買収費(1億円)が予算化された(地図①)。
こ れ は、 現 在、 鎌 ケ 谷 総 合 病 院 付 近 で 止 ま
っ て い る 市 役 所 と イ オ ン の 間 の 道 路 を、 北
初富駅付近まで延伸するもの 。
ま た、 新 鎌 ケ 谷 駅 の 改 札 口 か ら、 新 京 成
線南側への通り抜けを可能にする自由通路
②
①
新鎌ケ谷エリア
に 伴 い、 将 来 ど の よ う な 街
め て い る。 今 後 の 活 用 方 法 用 地 と 周 辺 地 域 と の、 一 体
置 な ど、 様 々 な 可 能 性 を 秘 ら な い と 思 う。 こ の 旧 鉄 道
こ の 旧 鉄 道 用 地 は、 新 鎌 に し て い く の か、 市 と し て
ケ谷駅南側の交通広場の設 真剣に取り組まなければな
げる方針を示した 。
図③)、市は、県から買い上 4 6 4 号 線 の 西 側 へ の 延 伸
線 南 側 の 用 地 に つ い て( 地 の 市 街 化 調 整 区 域 は 、 国 道
新 鎌 ケ 谷 ~ 北 初 富 の 新 京 成 す る こ と。 新 鎌 ケ 谷 駅 西 側
に 借 地 す る こ と で、 広 い 面
題 と な っ て い る。 そ の う ち の 街 づ く り と の 連 携 を 検 討 を 模 索 す る こ と。 例 え ば、 を 集 約 し、 一 括 し て イ オ ン
細長いショッピングモール
北 千 葉 鉄 道( 本 八 幡 ~ 新 て み た い こ と が 2 点 あ る 。 だ ろ う か 。
鎌 ケ 谷 ) 計 画 が と ん 挫 し、 ひ と つ め は、 土 地 を 単 独
ふ た つ め は 、 土 地 を 切 り の建設を検討してみる 。
新 鎌 ケ 谷 の イ オ ン は、 複
千 葉 県 が 所 有 す る 買 収 済 み の も の と し て と ら え ず、 南 刻 む こ と な く、 民 間 デ ィ ベ
の、 旧 鉄 道 用 地 の 処 分 が 課 北 に 広 が る 市 街 化 調 整 区 域 ロ ッ パ ー に よ る 一 括 の 開 発 数 の 地 権 者 が 集 ま っ て 土 地
周辺との一体的な整備による土地活用を
旧北千葉鉄道用地(新鎌ケ谷~北初富)
予算計上された 。
(地図②)の整備負担金(2360万円)も、
新鎌ケ谷西側から北初富方面へ
新規道路を整備
を 検 討 す る に あ た り、 考 え 的 な 整 備 を 検 討 し て は ど う
積の土地を確保することが
で き た。 旧 鉄 道 用 地 は、 形
状 こ そ 細 長 い も の の、 鎌 ケ
谷市内の中心部に残された
数 少 な い「 ま と ま っ た 土 地 」
と 言 え る。 そ の 利 点 を 有 効
活用して欲しい 。
( しのざきふみのり )
元千葉県議会議員 / 元鎌ケ谷市議会議員
〒 273-0107 鎌ケ谷市新鎌ケ谷 1-10-6-403
Tel/Fax.047-446-0900 E-mail:[email protected]
しのざきふみのり(49 才)
先月 日に閉会した市議会の3月定例会
で、 年度一般会計予算338億2千万円
億 5 千 万 円(
(郷土資料館)より
http://www.fshinozaki.com/
(
学 校 へ の エ ア コ ン の 設 置( 6 億 9 9 2 8 万
円 )、 き ら り ホ ー ル 等 用 の 駐 車 場 用 地 の 購
入(3億2868万円)などが実施される。
歳入のうち、市民税や固定資産税など市
の 独 自 の 財 源( 自 主 財 源 ) の 比 率 は 、 ・
%を割り込んだ 。
『鎌ケ谷・昭和の日々』
年度 自主財源 依存財源
06
60.4
39.6
07
63.4
36.6
08
64.9
35.1
09
61.9
38.1
10
57.7
42.3
11
55.1
44.9
12
54.9
45.1
13
49.6
50.4
14
51.7
48.3
15
49.0
51.0
現在は住宅が建ち並ぶ、東
中 沢 3 丁 目 の 低 地。45 年
前 は 水 田 と し て 利 用 さ れ、
春先には芹を摘むことがで
きた。背後の自動車が写っ
ている道路は、精工舎通り。
は必須になってきます。建物が古くなればなるほどメンテナンスに
もお金がかかりますが、そのコストがどれだけ見積もられているの
かは、不明です。■市議会の機能が弱まり、議会の活力が弱まれば、
市民の市政への関心も弱まってしまい、市の予算の有効的な活用も
なされないのではないでしょうか。「眠った市議会をたたき起こす」
ために、市議会改革に取り組む決意です。
しののつぶやき ■地方選挙の低投票率が続いています。ひんぱん
に報道される国政と違い、市や県の役割は見えづらいかもしれませ
んが、小中高等学校の運営、市道・県道の整備、上下水道の運営など、
暮らしている街のソフト・ハードのインフラのほとんどは、地方行
政が担っています。■「眠った市議会をたたき起こす」
。今年度の
予算を見て、その思いを更に強くしました。一昨年きらりホールの
建設を市議会で審議した際、
「建設コストが安い」という行政の説
明に対し、駐車場不足など更なるコスト負担を指摘したのは、ごく
一部の議員でした。結果的には今年度、3億3千万円の駐車場購入
費が予算化されています。■市庁舎の免震工事についても、
「建物
の寿命を 50 年延命できるため安く上がる」とのことですが、天井
床壁などの張り替えや給排水設備の更新など、いわゆるリフォーム
15
0%。年々低落傾向が続き、一昨年度と今
年度は
(1970 年 4 月)
③
現在、旧北千葉鉄道用地は、新
京成線高架事業のための仮線用
地として利用されている。
16
15
市の当初予算の歳入に
占 め る、 自 主 的 な 財 源
の比率の推移(単位:%) 50
中部小学校西側の
谷津での芹摘み
鎌ケ谷総合病院付近で止
ま っ て い る 道 路 を、 北 初
富駅方面へ延伸する。
14
が、可決成立した。市庁舎の免震改修工事
市の自主財源は、低落傾向続く
かまがや
今昔物語
第7号(2版)
鎌ケ谷市民かわら版
(2) 2015 年(平成 27 年)4月 13 日 月曜日